JP2000257933A - 脱臭機能付き排気用ダクト - Google Patents

脱臭機能付き排気用ダクト

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JP2000257933A
JP2000257933A JP11062507A JP6250799A JP2000257933A JP 2000257933 A JP2000257933 A JP 2000257933A JP 11062507 A JP11062507 A JP 11062507A JP 6250799 A JP6250799 A JP 6250799A JP 2000257933 A JP2000257933 A JP 2000257933A
Authority
JP
Japan
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exhaust duct
deodorizing
exhaust
deodorant
deodorizing agent
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Pending
Application number
JP11062507A
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English (en)
Inventor
Noritoshi Sasaki
文紀 佐々木
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Giken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Giken Kogyo Co Ltd
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Application filed by Giken Kogyo Co Ltd filed Critical Giken Kogyo Co Ltd
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  • Ventilation (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は塗装ブース、あるいは食品加工工場
などのように臭気を発生する場合に排気と同時に脱臭を
行う機能を備えた排気用ダクトを提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明は、排気ファン2が連設される排
気用ダクト1と、該排気用ダクト1内に突設される所要
数の脱臭剤噴射ノズル3と、該脱臭剤噴射ノズル3に脱
臭剤を供給し噴霧させる脱臭剤供給部4とから構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は塗装ブース、あるい
は食品加工工場などのように臭気を発生する場合に排気
と同時に脱臭を行う機能を備えた排気用ダクトに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より塗装ブース設備とは図14に示
すように、給気ファンaおよび熱風発生機bによって温
風をブースc内に送風され、同ブースcの床下より排気
ファンdによって強制的に排気ダクトfを通して屋外に
排気される構成とするものである。
【0003】この場合ブースc内での作業時に発生する
ミストは排気フィルターeによって吸着除去されるが塗
料特有の臭気は排気ダクトfを通してそのまま大気に放
出されているのが現状であった。
【0004】又食品加工工場や犬・猫などの餌を生産す
る食品工場では工場内に特有の臭気を発生するために、
排気ダクトを通して大気に放出しているのが現状であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら風向きに
よっては住宅地に臭気が流れることがあり、又環境汚染
の基準が厳しくなってきたことから脱臭をした後に排気
する必要が生じてきた。
【0006】そこで脱臭する方法として活性炭を使用し
た脱臭装置があるが、この場合処理する排気量によって
大容量の脱臭装置と同脱臭装置内に強制的に排気を通す
ために大容量の排気ファンが必要となる問題がある。
【0007】又使用後の活性炭は使用者では再処理する
ことができず、その都度廃棄して新たに取り付けなけれ
ばならず、新たなメンテナンスが生じかつ、コスト高と
なる問題がある。
【0008】そこで本発明では上記問題点を解消するた
めに、排気ダクト内に脱臭剤を噴霧して強制的に脱臭さ
せる機能を備えた排気用ダクトを提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
如き構成のダクトによって達成できる。即ちその要旨は
排気ファンが連設される排気用ダクトと、該排気用ダク
ト内に突設される所要数の脱臭剤噴射ノズルと、該脱臭
剤噴射ノズルに脱臭剤を供給し噴霧させる脱臭剤供給部
とから構成される脱臭機能付き排気用ダクトである。
【0010】更に上記脱臭剤噴射ノズルから噴霧される
脱臭剤と排気用ダクト内の空気流とを効率良く混合させ
るための機構として、脱臭剤噴射ノズルの排気ファン側
に、該脱臭剤噴射ノズル以上の高さとした変流板を突設
する。又は上記脱臭剤噴射ノズルの先端を排気用ダクト
の中央付近に位置させる。若しくは上記排気用ダクト内
に、脱臭剤噴射ノズルが直列状に設けられた脱臭剤噴射
管を横架せしめた機構とするものである。
【0011】なお上記脱臭剤は人体に悪影響を及ぼさな
い液状の植物性精油を使用し、臭気の状況に応じて約1
0〜50倍に水希釈して噴霧させる構成とするものであ
る。
【0012】
【作用】本発明によれば例えば図9に示すように、単に
脱臭剤噴射ノズル3を排気ダクト1の内周に突設した場
合には上記脱臭剤噴射ノズル3より噴霧される脱臭剤A
は排気ダクト1の内周近傍を通過する空気流Bによって
強制的に排気ダクト1外へ放出されることとなり、排気
ダクト1内全体の空気流Cとの混合が行われず十分な脱
臭効果を得られないことになる。
【0013】それに対して実施例1で示す構成では図1
0に示すように、変流板14によって脱臭剤噴射ノズル
3より噴霧される脱臭剤Aを排気ダクト1の内周近傍を
通過する空気流Bから保護すると共に、上記変流板14
上を通過する空気流Bによって排気ダクト1内全体の空
気流Cとの混合を行われるものである。
【0014】又実施例2で示す構成では図11および図
12に示すように、排気ダクト1の中央付近の脱臭剤噴
射ノズル3から脱臭剤Aを噴霧することにより排気ダク
ト1内全体の空気流Cとの混合を行われるものである。
【0015】更に実施例3で示す構成では図13に示す
ように、排気ダクト1に横架した脱臭剤噴射管15の脱
臭剤噴射ノズル3、3、・・から脱臭剤Aを噴霧するこ
とにより排気ダクト1内全体の空気流Cとの混合が行わ
れるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、その
実施例を示す図面を参酌しながら詳述する。図1に示す
ように排気ダクト1は、排気ファン2に連通状に接続さ
れており、排気ファン2によって臭気を含んだ空気を吸
引して排気ダクト1内にて脱臭を行い外気に放出する構
成とするものである。
【0017】そこで上記排気ダクト1内に脱臭剤噴射ノ
ズル3を配置し、脱臭剤供給部4より脱臭剤の噴射を行
う機構とするものである。
【0018】この脱臭剤供給部4は、タンク5内に脱臭
剤が投入され、同タンク5に連通される水道水によって
約10〜50倍程度に水希釈される。そしてポンプ6に
よって脱臭剤噴射ノズル3より噴射させるものであり、
別途配管されたエアー配管7による圧縮空気との混合に
より噴霧状に噴出させる機構とするものである。
【0019】なお8は給水用電磁弁、9は水位計、10
はフィルター、11は流量計、12はエアーオペレーテ
ッドバルブおよび13は操作盤を示す。
【0020】次に脱臭剤噴射ノズル3の排気ダクト1へ
の取り付け形態を以下の実施例においてそれぞれ示す。 実施例1 図2に示すように、排気ダクト1内に突設される脱臭剤
噴射ノズル3の後部、即ち排気ファン2側に変流板14
をそれぞれ設けた構成とするものである。
【0021】実施例2 図3および図4にそれぞれ示すように、排気ダクト1内
の中央付近にその先端が位置するように、脱臭剤噴射ノ
ズル3を突設した構成とするものである。又図5および
図6は他の例を示すものであり、排気ダクト1内に横架
された脱臭噴射管15に対して、その中央にて直交状に
連通した脱臭噴射管15を設け、同脱臭噴射管15の四
方にそれぞれ脱臭剤噴射ノズル3を設けた機構とするも
のである。
【0022】実施例3 図7および図8にそれぞれ示すように、排気ダクト1内
に脱臭噴射管15を同排気ダクト1の径方向に横架し、
上記脱臭剤噴射管15の排気ダクト1の出口側に脱臭剤
噴射ノズル3、3、・・を設けた構成とするものであ
る。
【0023】
【発明の効果】以上述べて来た如く本発明によれば、排
気ダクト内において噴霧する脱臭剤と臭気を含んだ空気
流とを混合させることにより確実な脱臭を行うことが可
能となる。又従来のような取り替え作業が不要となり、
通常のメンテナンスは脱臭剤の補給のみでよく、更に既
存の排気ダクトに容易に取り付けができるなどの効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例1における断面側面図である。
【図3】本発明の実施例2における断面側面図である。
【図4】本発明の実施例2における断面正面図である。
【図5】本発明の実施例2の他の例を示す断面側面図で
ある。
【図6】本発明の実施例2の他の例を示す断面正面図で
ある。
【図7】本発明の実施例3における断面側面図である。
【図8】本発明の実施例3における断面正面図である。
【図9】本発明の作用を比較するための説明図である。
【図10】本発明の実施例1における作用説明図であ
る。
【図11】本発明の実施例2における作用説明図であ
る。
【図12】本発明の実施例2の他の例における作用説明
図である。
【図13】本発明の実施例3における作用説明図であ
る。
【図14】塗装用ブースの排気機構を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 排気ダクト 2 排気ファン 3 脱臭剤噴射ノズル 4 脱臭剤供給部 14 変流板 15 脱臭剤噴射管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ファンが連設される排気用ダクト
    と、該排気用ダクト内に突設される所要数の脱臭剤噴射
    ノズルと、該脱臭剤噴射ノズルに脱臭剤を供給し噴霧さ
    せる脱臭剤供給部とから構成される脱臭機能付き排気用
    ダクト。
  2. 【請求項2】 上記脱臭剤噴射ノズルの排気ファン側
    に、該脱臭剤噴射ノズル以上の高さとした変流板を突設
    したことを特徴とする請求項1記載の脱臭機能付き排気
    用ダクト。
  3. 【請求項3】 上記脱臭剤噴射ノズルの先端を排気用ダ
    クトの中央付近に位置させたことを特徴とする請求項1
    記載の脱臭機能付き排気用ダクト。
  4. 【請求項4】 上記排気用ダクト内に、脱臭剤噴射ノズ
    ルが直列状に設けられた脱臭剤噴射管を横架せしめたこ
    とを特徴とする請求項1記載の脱臭機能付き排気用ダク
    ト。
JP11062507A 1999-03-10 1999-03-10 脱臭機能付き排気用ダクト Pending JP2000257933A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085164A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Mitsubishi Electric Corp 画像レーダ装置
JP2013540008A (ja) * 2010-09-27 2013-10-31 スザンネ、コッヘル‐クンツ 空気ダクト内の空気を殺菌する方法
CN112577105A (zh) * 2020-12-09 2021-03-30 李文江 一种基于智能制造的空调管道自动换气装置

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