JP2000257777A - 結束・締め付け帯及び締め付け工具 - Google Patents
結束・締め付け帯及び締め付け工具Info
- Publication number
- JP2000257777A JP2000257777A JP11107014A JP10701499A JP2000257777A JP 2000257777 A JP2000257777 A JP 2000257777A JP 11107014 A JP11107014 A JP 11107014A JP 10701499 A JP10701499 A JP 10701499A JP 2000257777 A JP2000257777 A JP 2000257777A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- fastening
- arrow
- pin
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マンホール及び管路の接続に使用されるゴム
製のスリーブジョイントの締め付けがワンタッチで行え
かつ充分な締め付けが行える結束・締め付け帯及び締め
付け工具を安価に提供することを課題とする。 【解決手段】傾斜付の天井を有する空間に球を囲い天
井,球,帯の間の摩擦力によって帯の後戻りを防止する
ロック機構を採用し、帯の引っ張り強さに合わせて球の
数を調整する。帯の先端に孔を設けピンに孔を固定し挺
子の原理で帯を締め付ける工具を使用する。
製のスリーブジョイントの締め付けがワンタッチで行え
かつ充分な締め付けが行える結束・締め付け帯及び締め
付け工具を安価に提供することを課題とする。 【解決手段】傾斜付の天井を有する空間に球を囲い天
井,球,帯の間の摩擦力によって帯の後戻りを防止する
ロック機構を採用し、帯の引っ張り強さに合わせて球の
数を調整する。帯の先端に孔を設けピンに孔を固定し挺
子の原理で帯を締め付ける工具を使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として上下水
道,情報電力共同溝等の管路システム使用されるマンホ
ール及び管等の接続に使用されるゴム製スリーブジョイ
ントの締め付けに用いる結束・締め付け帯に関する。
道,情報電力共同溝等の管路システム使用されるマンホ
ール及び管等の接続に使用されるゴム製スリーブジョイ
ントの締め付けに用いる結束・締め付け帯に関する。
【0002】
【従来の技術】マンホール及び管等の接続に使用される
ゴム製スリーブジョイントの締め付けには帯をネジによ
って締め付ける方法が採用されており工事現場では締め
付けに時間がかかり工事期間が長引くという問題があっ
た。
ゴム製スリーブジョイントの締め付けには帯をネジによ
って締め付ける方法が採用されており工事現場では締め
付けに時間がかかり工事期間が長引くという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の問題点
に鑑みてなされたものでゴム製スリーブジョイントの締
め付けがワンタッチで行え、かつ充分な強度で締め付け
が行える結束・締め付け帯及び締め付け工具を提供し、
締め付け工数の削減を課題とする。
に鑑みてなされたものでゴム製スリーブジョイントの締
め付けがワンタッチで行え、かつ充分な強度で締め付け
が行える結束・締め付け帯及び締め付け工具を提供し、
締め付け工数の削減を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来のネジ締方式に替え
て、傾斜する天井をもった空間に球を囲い、天井,球,
帯の間の摩擦力で帯の後戻りを防止する方式で挺子の原
理に基づいた工具で、ワンタッチで充分な強度で締め付
けが完了する方式とする。
て、傾斜する天井をもった空間に球を囲い、天井,球,
帯の間の摩擦力で帯の後戻りを防止する方式で挺子の原
理に基づいた工具で、ワンタッチで充分な強度で締め付
けが完了する方式とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の結束・締め付け帯及び締
め付け工具、締め付け方法について図面を参照して説明
する。図1は、傾斜付の天井を有する空間1に囲われた
球2と帯3との間の摩擦力によって帯が矢印方向に後戻
りしないロック機構を示す拡大断面図である。帯3を矢
印方向に引っ張ると球2が矢印方向に移動して天井に当
り、帯3を矢印方向に引っ張れば引っ張るほど球2と帯
3の摩擦力は大きくなりロックがかかる構造となってい
る。図2は、球を囲う空間1を2個並列に設けた状態を
示す上面図であり帯3の先端には孔11が設けられてい
る。ステンレス鋼SUS304で板厚0.25mm.帯
巾10mmで直径4mmのステンレス鋼の球1個の場合
の実施例では、帯の引っ張り強度及びロック機構の強度
は略々100KgFであり両者のバランスが取れてい
る。板厚0.25mm.帯巾20mmのSUS304の
帯を使用すれば帯の引っ張り強度は2倍の200KgF
となり、これに見合うロック強度を得るにはロック機構
を2個併用するか又は大小2個の球を同一空間に囲う必
要がある。第3図には大小2個の球を囲った状態を示
す。同様に、30mm巾の帯を使用する場合はロック機
構に球を3個使用すれば両者の強度が略々等しくなる。
図4は、帯を締め付ける工具を示す図で、駒部6には永
久磁石5.ピン8が設けられており、ピン8には帯3の
先端部に設けられた孔が固定され磁性体制の帯を吸着
し、帯が外れにくい構造になっている。支点部7を支点
として腕部4を矢印の方向へ人力で引っ張ることにより
挺子の原理で帯3を締め付ける。駒部6はピン8,永久
磁石5と共に移動可能な構造となっており帯3を締め付
ける張力を自由に変えることができる。図5は管9に接
続用のゴム製のジョイントスリーブ10被せ本発明の結
束・締め付け帯及び締め付け工具をつかって締め付けて
いる状態を示す図である。図3はジョイントスリーブの
外周を一廻りしてロック機構の空間を通り抜け帯の先端
の孔は、締め付け工具のピン8に固定されている。締め
付け工具の支点部7は帯の一部に固定され腕部4を矢印
の方向に人力で引っ張って帯を締め付ける。ゴム製のジ
ョイントスリーブを全周にわたってamm締め付けるに
は、ピン8を理論的には2πaだけ移動させれば良い。
即ち、ジョイントスリーブをぜんしょうにわたって1m
mだけ締め付けるには6.28mmだけピン8を移動さ
せれば良い。
め付け工具、締め付け方法について図面を参照して説明
する。図1は、傾斜付の天井を有する空間1に囲われた
球2と帯3との間の摩擦力によって帯が矢印方向に後戻
りしないロック機構を示す拡大断面図である。帯3を矢
印方向に引っ張ると球2が矢印方向に移動して天井に当
り、帯3を矢印方向に引っ張れば引っ張るほど球2と帯
3の摩擦力は大きくなりロックがかかる構造となってい
る。図2は、球を囲う空間1を2個並列に設けた状態を
示す上面図であり帯3の先端には孔11が設けられてい
る。ステンレス鋼SUS304で板厚0.25mm.帯
巾10mmで直径4mmのステンレス鋼の球1個の場合
の実施例では、帯の引っ張り強度及びロック機構の強度
は略々100KgFであり両者のバランスが取れてい
る。板厚0.25mm.帯巾20mmのSUS304の
帯を使用すれば帯の引っ張り強度は2倍の200KgF
となり、これに見合うロック強度を得るにはロック機構
を2個併用するか又は大小2個の球を同一空間に囲う必
要がある。第3図には大小2個の球を囲った状態を示
す。同様に、30mm巾の帯を使用する場合はロック機
構に球を3個使用すれば両者の強度が略々等しくなる。
図4は、帯を締め付ける工具を示す図で、駒部6には永
久磁石5.ピン8が設けられており、ピン8には帯3の
先端部に設けられた孔が固定され磁性体制の帯を吸着
し、帯が外れにくい構造になっている。支点部7を支点
として腕部4を矢印の方向へ人力で引っ張ることにより
挺子の原理で帯3を締め付ける。駒部6はピン8,永久
磁石5と共に移動可能な構造となっており帯3を締め付
ける張力を自由に変えることができる。図5は管9に接
続用のゴム製のジョイントスリーブ10被せ本発明の結
束・締め付け帯及び締め付け工具をつかって締め付けて
いる状態を示す図である。図3はジョイントスリーブの
外周を一廻りしてロック機構の空間を通り抜け帯の先端
の孔は、締め付け工具のピン8に固定されている。締め
付け工具の支点部7は帯の一部に固定され腕部4を矢印
の方向に人力で引っ張って帯を締め付ける。ゴム製のジ
ョイントスリーブを全周にわたってamm締め付けるに
は、ピン8を理論的には2πaだけ移動させれば良い。
即ち、ジョイントスリーブをぜんしょうにわたって1m
mだけ締め付けるには6.28mmだけピン8を移動さ
せれば良い。
【0006】
【発明の効果】本発明の結束・締め付け帯及び締め付け
工具を使用して上下水道,共同溝等の管路をゴム製ジョ
イントスリーブで接続すると従来のネジ締め付け方式に
比べて締め付け工数が削減され、かつ構造がシンプルで
あるためネジ締方式の帯より安価に製造することができ
る。
工具を使用して上下水道,共同溝等の管路をゴム製ジョ
イントスリーブで接続すると従来のネジ締め付け方式に
比べて締め付け工数が削減され、かつ構造がシンプルで
あるためネジ締方式の帯より安価に製造することができ
る。
【図1】は傾斜付の天井を有する空間内に球を囲ったロ
ック機構をしめす断面図である。
ック機構をしめす断面図である。
【図2】はロック機構を2個並列に設けた状態を示す上
面図である。
面図である。
【図3】は傾斜付の天井を有する空間内に大小2個の球
を囲った状態を示す断面図である。
を囲った状態を示す断面図である。
【図4】は本発明の締め付け工具を示す側面図である。
【図5】は、管にジョイントスリーブを締め付けている
状態を示す図である。
状態を示す図である。
1, 傾斜付天井を有する空間 2, 球 3, 帯 4, 腕部 5, 永久磁石 6, 駒部 7, 支点部 8, ピン 9, 管 10, ジョイントスリーブ 11, 孔
Claims (5)
- 【請求項1】傾斜付の天井を有する空間内に球を囲い、
天井と球と帯の間の摩擦力によって帯が後戻りしないロ
ック機構をもつ結束・締め付け帯において、帯の張力に
見合った数の球を使用することを特徴とする結束・締め
付け帯。 - 【請求項2】帯の先端部に1個、又は複数個の孔を設
け、該孔を締め付け工具のピンに固定して締め付けるこ
とを特徴とする請求項1記載の結束・締め付け帯。 - 【請求項3】支点部,帯孔固定ピン部,腕部の三部分か
らなる道具で、挺子の原理で締め付けを行うことを特徴
とする請求項1及び2記載の結束・締め付け帯用の工
具。 - 【請求項4】帯の孔を固定するピンを設けた駒を移動さ
せて、支点部とピン部の寸法を変えることによって締め
付け張力を調節することを特徴とする請求項3記載の工
具。 - 【請求項5】ピンを設けた駒部に永久磁石を設け、磁性
体からなる帯を引き付けて帯の孔がピンから容易に離れ
ないようにした事を特徴とする請求項3,及び4記載の
工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11107014A JP2000257777A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 結束・締め付け帯及び締め付け工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11107014A JP2000257777A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 結束・締め付け帯及び締め付け工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000257777A true JP2000257777A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=14448328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11107014A Pending JP2000257777A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 結束・締め付け帯及び締め付け工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000257777A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100984499B1 (ko) | 2002-05-02 | 2010-10-01 | 팬듀트 코포레이션 | 급경사면을 갖는 볼잠금 케이블 타이 |
-
1999
- 1999-03-10 JP JP11107014A patent/JP2000257777A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100984499B1 (ko) | 2002-05-02 | 2010-10-01 | 팬듀트 코포레이션 | 급경사면을 갖는 볼잠금 케이블 타이 |
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