JP2000257510A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JP2000257510A
JP2000257510A JP11057966A JP5796699A JP2000257510A JP 2000257510 A JP2000257510 A JP 2000257510A JP 11057966 A JP11057966 A JP 11057966A JP 5796699 A JP5796699 A JP 5796699A JP 2000257510 A JP2000257510 A JP 2000257510A
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Japan
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combustion engine
air
internal combustion
turbine
intake
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JP11057966A
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Nobuaki Tsukita
田 宣 朗 槻
Tatsuo Sakonji
樹 生 左近司
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

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  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気ガスタービン過給機を使用したストイキ
燃焼エンジンの負荷投入性を向上して、高効率及び高出
力と、良好な負荷投入性とを同時に達成することが出来
る様な内燃機関の提供。 【解決手段】 発電機(24)と組み合わされ且つ常用
時及び非常時に兼用される内燃機関(10)において、
内燃機関(10)に対する混合気投入量を増大するため
の混合気投入量増大機構(30、60)を設けたことを
特徴としている。ここで前記内燃機関(10)は、例え
ば排気ガスタービン過給機(20)を備えたストイキ燃
焼エンジンである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関、特に発電装
置と組み合わされて、しかも常用発電装置と非常用発電
装置とを兼用する内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関、例えば都市ガスを燃料として
用いており且つ発電機と組み合わされてコージェネレー
ションシステムに利用される定置式のガスエンジンにお
いて、常用発電装置と非常用発電装置とを兼用する場合
には、負荷投入性が防災に関連した電気設備全体のシス
テム性能を左右する。ここで負荷投入性とは、内燃機関
(エンジン)が、無負荷のアイドリング状態から、一定
の回転数(周波数)を保ったまま、瞬時に出力できる軸
出力(発電出力)の大きさを示し、或いは、アイドリン
グ状態から瞬時に作用させる事が出来る負荷の大きさを
示している。そして、負荷投入性が良好であれば、大容
量の電気負荷に対しても、安定した電力供給が可能であ
る。
【0003】一般的に、常用時における高効率、高出力
を得るために、排気ガスタービン過給機により、排気ガ
スが保有するエネルギを回収して高い圧力でエンジン燃
焼室内に混合気を押し込む事が行われる。しかし、排気
ガスタービン過給機を使用した場合には、アイドリング
時には排気ガスが保有するエネルギが小さいため、その
エネルギを回収したとしても過給圧力は低く、過給圧力
が所定値まで上昇する(立ち上がる)のに時間がかかっ
てしまう。そのため、停電時その他の緊急時(非常時)
の様に、負荷が急激に増大する場合には、排気ガスター
ビン過給機を使用したエンジンでは対応が困難であっ
た。
【0004】発電装置に用いられるガスエンジンとして
は、理論混合比(空気比λ=1)で燃焼させるストイキ
燃焼エンジンと、空気が過剰な状態(空気比λ=1.4
−2.1程度)で燃焼させる希薄燃焼エンジンとが存在
する。そして、排気ガスタービン過給機を用いた場合に
おいて、ストイキ燃焼エンジンと希薄燃焼エンジンとを
比較すると、希薄燃焼エンジンの方が過給圧力は高く、
負荷投入性が悪い。しかしながら、希薄燃焼エンジンの
場合には元々空気が過剰であるため、停電時その他の緊
急時(非常時)における対応手段として、燃料ガスのバ
イパス系統を設け、非常時にタイミング良く混合気の空
気比λを1近傍にシフトする事が可能である。そして、
非常時に混合気の空気比λを1近傍にシフトする事によ
り、運転状態を安定させて、負荷投入性を向上させる事
が可能である。換言すれば、排気ガスタービン過給機を
使用したエンジンであっても、希薄燃焼エンジンであれ
ば、常用時、非常時兼用のエンジンとして、停電時その
他の緊急時(非常時)の様に、負荷が急激に増大する場
合にも対応する事が出来る。
【0005】これに対して、ストイキ燃焼エンジンにお
いては、常用時において既に空気比λを1にて運転を行
っているので、希薄燃焼エンジン等の場合のように、非
常時に空気比λを1近傍にシフトして、負荷投入量の増
大を図る事が出来ない。
【0006】従来技術において、排気ガスタービン過給
機を使用したストイキ燃焼エンジンの負荷投入性を向上
して、高効率及び高出力と、良好な負荷投入性とを同時
に達成しようとする試みが為されてきた。しかし、高効
率、高出力、良好な負荷投入性を同時に成立させたもの
は、未だに提案されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、排気ガス
タービン過給機を使用したストイキ燃焼エンジンの負荷
投入性を向上して、高効率及び高出力と、良好な負荷投
入性とを同時に達成することが出来る様な内燃機関の提
供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の内燃機関は、発
電機と組み合わされ且つ常用時及び非常時に兼用される
内燃機関において、内燃機関に対する混合気投入量を増
大するための混合気投入量増大機構を設けたことを特徴
としている。ここで前記内燃機関は、例えば排気ガスタ
ービン過給機を備えたストイキ燃焼エンジン(理論空燃
比λ=1で燃焼するガスエンジン)である。
【0009】かかる構成を具備する本発明の内燃機関に
よれば、停電時その他の緊急時或いは非常時において、
前記混合気投入量増大機構を作動せしめ、燃料ガス濃度
が変化すること無く、吸気系を流れる混合気の流量を増
大し、吸気系内の圧力(吸気管圧力)を増大させる事が
出来る。そして、混合気投入量増大機構により吸気管圧
力が増加すれば、例えば図2から明らかな様に、エンジ
ン出力も増加する。ここで、増加したエンジン出力は、
大気圧で押し込めるだけの負荷投入可能なエンジン出力
に対する増加分であり、混合気投入量増大機構の作用に
より増加した投入可能な負荷である。すなわち、混合気
投入量増大機構により吸気管圧力を増加すれば、増加し
たエンジン出力に対応する分だけ、負荷投入性も向上す
るのである。
【0010】その結果、高出力、高効率の排気ガスター
ビン過給機を備えたストイキ燃焼エンジンの負荷投入性
を向上する事が出来る。換言すれば、高出力、高効率、
良好な負荷投入性を同時に充足する内燃機関が提供され
るのである。
【0011】本発明の実施に際して、前記混合気投入量
増大機構は、ベンチュリミキサと、該ベンチュリミキサ
に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、コンプレッ
サと、コンプレッサで圧縮された圧縮エアを貯蔵する圧
縮エアタンクと、圧縮エアを噴射する噴射ノズルと、圧
縮エアタンクから噴射ノズルに至る配管系に介装された
開閉手段、とを備えているのが好ましい。そして、この
混合気投入量増大機構は、排気ガスタービン過給機の吸
気コンプレッサよりも上流側に設けられているのが好ま
しく、或いは、吸気系において、排気ガスタービン過給
機の吸気コンプレッサと、スロットルとの間の領域に設
けられているのが好ましい。
【0012】また、前記混合気投入量増大機構は、スロ
ットルよりも下流側における吸気系に設けられており、
吸気系に合流する給気管と、該給気管に介装されたミキ
サと、吸気機構に連通して比較的高圧のエアを供給する
給気用配管と、燃料ガス供給機構に連通する燃料ガス用
配管とを備えており、前記ミキサは、給気用配管で供給
される高圧エアと燃料ガス用配管で供給される燃料ガス
とを混合して比較的高圧の混合気として前記吸気管へ供
給する様に構成されているのが好ましい。
【0013】或いは、前記混合気投入量増大機構は、排
気ガスタービン過給機の吸気コンプレッサ或いは排気タ
ービンに結合され且つ該タービンを強制的に回転する様
に構成されたタービン回転機構から構成されているのが
好ましい。
【0014】ここで、前記タービン回転機構は、吸気コ
ンプレッサ或いは排気タービンと結合している第3のタ
ービンと、該第3のタービンに圧縮エアを吹き付けて回
転させるための圧縮エア供給管路及び圧縮エア源とを有
するのが好ましい。そして、吸気コンプレッサ或いは排
気タービンと第3のタービンとを結合している軸を分離
・接続するカップリングを有するのが好ましい。
【0015】これに加えて、本発明の実施に際しては、
前記混合気投入量増大機構は、ガスエンジンに接続され
た発電機の出力電流の周波数を計測する周波数計測手段
からの信号により作動する様に構成されているのが好ま
しい。或いは、前記混合気投入量増大機構は、ガスエン
ジンに接続された発電機に設けた発電機盤から発生する
発電負荷急増信号により作動する様に構成されているの
が好ましい。さらに、前記混合気投入量増大機構は、吸
気系に設けた圧力センサからの信号により作動する様に
構成されているのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1−図8を参照して、本
発明の実施の形態について説明する。なお、図におい
て、同様な部材は同様な符号を付してある。
【0017】図1において、全体を符号10で示す所謂
「ストイキ燃焼エンジン」であるガスエンジン(内燃機
関)は、その吸気系12及び排気系14にそれぞれ吸気
側タービン16、排気タービン18がそれぞれ介装され
ており、タービン16、18は排気ガスタービン過給機
(ターボチャージャ)20を構成している。そして、吸
気系12の吸気コンプレッサ16の下流側(ガスエンジ
ン10側)には、スロットル22が介装されている。さ
らに、ガスエンジン10には発電機24が結合されてお
り、発電機24には出力電流の周波数を計測する周波数
計測手段26が設けられている。
【0018】吸気系12の吸気コンプレッサ16の上流
側(吸気側)には、混合気投入量を増大するための機構
(混合気投入量増大機構)が設けられており、図1にお
いて、混合気投入量増大機構は全体を符号30で示され
ている。
【0019】混合気投入量増大機構30は、ベンチュリ
ミキサ32と、ベンチュリミキサ32に燃料ガスを供給
する燃料ガス供給手段34と、コンプレッサ36と、コ
ンプレッサ36で圧縮された圧縮エアを貯蔵する圧縮エ
アタンク38と、ベンチュリミキサ32に圧縮エアを噴
射する噴射ノズル40、とを備えている。ここで、燃料
ガス供給手段34は、図示しない燃料ガス供給源とベン
チュリミキサ32とを連通しており、ベンチュリミキサ
32内を流れる空気流の流速或いは流量が増大すると、
それに対応して燃料ガス供給量が増大する様に構成され
ている。
【0020】また明確には図示されていないが、圧縮エ
アタンク38には電磁弁(圧縮エアタンクから噴射ノズ
ルに至る配管系に介装された開閉手段)が内蔵されてお
り、該電磁弁は、信号伝達ラインCLを介して発電機2
4の周波数計測手段26からの信号を受信して開閉する
様に構成されている。この場合、周波数計測手段26に
代えて、発電機24に発電機盤(図示せず)を設け、該
発電機盤は停電時その他の緊急時に発電負荷急増信号を
発生し、該信号が信号伝達ラインCLを介して送出され
るように構成しても良い。或いは、吸気系12に圧力セ
ンサ(図示せず)を設け、停電時その他の緊急時におい
て吸気系12内の圧力が低下したならば、その旨を示す
出力信号が信号伝達ラインCLを介して送られるように
構成しても良い。
【0021】次に、この実施形態の作用を説明する。
【0022】通常時、換言すれば図1の実施形態が常用
発電装置として用いられている場合には、前記混合気投
入量増大機構30は格別の作動は行わない。
【0023】これに対して、非常時、すなわち停電時そ
の他の緊急時においては、商用電力系統と分離された単
独運転状態で防災負荷等の大きな負荷が瞬時にかかる
と、発電機24の出力電流の周波数が減少するので、周
波数計測手段26は発電機24の出力電流周波数が大幅
に減少した旨の信号を出力する。その信号は信号伝達ラ
インCLを介して圧縮エアタンク38に設けられた電磁
弁(図示せず)を開放状態とする。その結果、コンプレ
ッサ36によりタンク38内に貯蔵された圧縮エアが噴
射ノズル40から噴出し、吸気系12内のベンチュリミ
キサ32を通過する。
【0024】その際に、ノズル40から噴射された圧縮
エア噴流の分だけベンチュリミキサ32を通過する空気
流量(或いはその流速)が増大するため、燃料ガス供給
手段34から吸気系12内へ供給される燃料ガスの供給
量も増大し、燃料ガス濃度が変化すること無く、吸気系
12内を流れる混合気の流量が増大し、吸気系12内の
圧力(吸気管圧力)も増大する事となる。
【0025】図2を参照すれば明らかなように、上述し
た混合気投入量増大機構30により吸気管圧力(図2に
おける縦軸)が図2において符号vだけ増加すれば、エ
ンジン出力(図2における横軸)も図2において符号u
で示すだけ増加する。ここで、増加したエンジン出力u
は、大気圧で押し込めるだけの負荷投入可能なエンジン
出力に対する増加分であり、混合気投入量増大機構30
の作用により増加した投入可能な負荷である。換言すれ
ば、混合気投入量増大機構30により吸気管圧力を符号
vだけ増加すれば、図2において符号uで示すエンジン
出力に対応する量だけ、負荷投入性も向上するのであ
る。
【0026】図3は本発明の第2実施形態を示してい
る。図1で示す第1実施形態では、混合気投入量増大機
構30は、吸気コンプレッサ16よりも上流側(吸気
側)に配置されている。これに対して、図3の第2実施
形態では、混合気投入量増大機構30は、吸気コンプレ
ッサ16とスロットル22との間の領域に配置されてい
る。
【0027】その他の構成及び作用については、図3の
第2実施形態は図1の第1実施形態と同様である。
【0028】図4は本発明の第3実施形態を示してい
る。図4において、吸気系12のスロットル22よりも
下流側(エンジン10側)の領域には、給気管50が合
流しており、該給気管50はミキサ56を介装してい
る。このミキサ56は、図示しない吸気機構に連通して
比較的高圧のエアを供給する吸気用配管52と、図示し
ない燃料ガス供給機構に連通する燃料ガス用配管54
と、配管52で供給される高圧エアと配管54で供給さ
れる燃料ガスとを混合して比較的高圧の混合気として給
気管50へ供給する様に構成されている。
【0029】図4の第3実施形態は、常用時にはミキサ
56は作動せず、給気管50から吸気系12へ混合気が
供給されることは無い。一方、停電時その他の緊急時に
おいては、ミキサ56が作動して、配管52から供給さ
れる高圧エアと配管54から供給される燃料ガスとを混
合し、給気管50を介して比較的高圧の混合気を吸気系
12へ供給する。その結果、図1の第1実施形態と同様
に、給気管圧力が増加し、それに対応して負荷投入性も
向上するのである。
【0030】図4で示す実施形態における他の構成及び
作用は、図1の実施形態と同様である。
【0031】図5は本発明の第4実施形態を示してい
る。図1で示す実施形態におけるベンチュリミキサ32
を有する混合気投入量増大機構30に代えて、この実施
形態における混合気投入量増大機構は、吸気コンプレッ
サ16に結合され且つ吸気コンプレッサ16を強制的に
回転する様に構成されたタービン回転機構60から構成
されている。
【0032】停電時その他の緊急時においては、タービ
ン回転機構60により吸気タービン16を強制的に回転
する。その結果、吸気系12内の圧力(吸気管圧力)が
上昇し、負荷投入性が向上するのである。その他の構成
及び作用については、図1の実施形態と同様である。
【0033】図6で示す第5実施形態は、タービン回転
機構60を排気タービン18と結合している。そして、
停電時その他の緊急時においては、排気タービン18を
強制的に回転し、以って、吸気系12を介してエンジン
10に投入される混合気供給量を増加せしめ、吸気管圧
力を上昇して、負荷投入性を向上せしめている。
【0034】その他の構成及び作用は、上述した実施形
態と同様である。
【0035】図7で示す第6実施形態は、図6において
符号60で総括的に示したタービン回転機構を、より具
体的に示している。図7において、排気タービン18は
軸61を介して第3のタービン62と結合している。こ
の第3のタービン62は、圧縮エア源64から圧縮エア
供給管路66を介して圧縮エアが吹き付けられて回転す
る様に構成されている。
【0036】停電時その他の緊急時においては、圧縮エ
ア源64から圧縮エア供給管路66を介して第3のター
ビン62に対して圧縮エアが吹き付けられる。その結
果、第3のタービン62が回転し、以って排気タービン
18が強制的に回転する事となり、エンジン10に投入
される混合気供給量が増加し、負荷投入性が向上する。
その他の構成及び作用は、上述した実施形態と同様であ
る。なお、軸61、第3のタービン62、圧縮エア源6
4、圧縮エア供給管路66を、排気タービン18ではな
く、吸気コンプレッサ16に設ける事も可能である。
【0037】図8で示す第7実施形態は、図7で示す第
6実施形態と概略同様である。しかし、図8で示す第7
実施形態では、排気タービン16と第3のタービン62
とを連結する軸61は、カップリング70により、排気
タービン16側の部分61Aと、第3のタービン62側
の部分61Bとに分割されている。
【0038】図8において、常用時にはカップリング7
0は部分61Aと部分61Bとを完全に分離して、第3
のタービン62が排気タービン18の回転に際して損失
として作用してしまう事を防止している。一方、停電時
その他の緊急時(非常時)においては、カップリング7
0は部分61Aと部分61Bとを接続し、以って、第3
のタービン62の回転を確実に排気タービン18に伝達
するのである。
【0039】その他の構成及び作用は、上述した実施形
態と同様である。なお、軸61、カップリング70、第
3のタービン62、圧縮エア源64、圧縮エア供給管路
66は、吸気コンプレッサ16に設ける事も出来る。
【0040】
【発明の作用】以上説明したように、本発明によれば、
停電時その他の緊急時(非常時)において、混合気の燃
料ガス含有率を所謂理論空燃比に保ちつつ、吸気系を流
れる混合気の流量を増加する事が出来るので、吸気系内
の圧力(吸気管圧力)を向上して、それに対応して負荷
投入性を向上させる事が出来る。
【0041】換言すれば、常用時における高効率及び高
出力と、高い負荷投入性とを同時に成立させる事が出来
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック図。
【図2】図1の実施形態の作用を説明する特性図。
【図3】本発明の第2実施形態を示すブロック図。
【図4】本発明の第3実施形態を示すブロック図。
【図5】本発明の第4実施形態を示すブロック図。
【図6】本発明の第5実施形態を示すブロック図。
【図7】本発明の第6実施形態を示すブロック図。
【図8】本発明の第7実施形態を示すブロック図。
【符号の説明】
10…ガスエンジン 12…吸気系 14…排気系 16…吸気コンプレッサ 18…排気タービン 20…排気ガスタービン過給機 22…スロットル 24…発電機 26…周波数計測手段 30…混合気投入量増大機構 32…ベンチュリミキサ 34…燃料ガス供給手段 36…コンプレッサ 38…圧縮エアタンク 40…噴射ノズル 50…給気管 52…吸気用配管 54…燃料ガス用配管 56…ミキサ 60…タービン回転機構 61…軸 61A…排気タービン側の部分 61B…第3のタービン62側の部分 62…第3のタービン 64…圧縮エア源 66…圧縮エア供給管路 70…カップリング70

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機と組み合わされ且つ常用時及び非
    常時に兼用される内燃機関において、内燃機関に対する
    混合気投入量を増大するための混合気投入量増大機構を
    設けたことを特徴とする内燃機関。
  2. 【請求項2】 前記内燃機関は、排気ガスタービン過給
    機を備えたストイキ燃焼エンジンである請求項1の内燃
    機関。
  3. 【請求項3】 前記混合気投入量増大機構は、ベンチュ
    リミキサと、該ベンチュリミキサに燃料ガスを供給する
    燃料ガス供給手段と、コンプレッサと、コンプレッサで
    圧縮された圧縮エアを貯蔵する圧縮エアタンクと、圧縮
    エアを噴射する噴射ノズルと、圧縮エアタンクから噴射
    ノズルに至る配管系に介装された開閉手段、とを備えて
    いる請求項2の内燃機関。
  4. 【請求項4】 前記混合気投入量増大機構は、排気ガス
    タービン過給機の吸気コンプレッサよりも上流側に設け
    られている請求項2、3のいずれかの内燃機関。
  5. 【請求項5】 前記混合気投入量増大機構は、吸気系に
    おいて、排気ガスタービン過給機の吸気コンプレッサ
    と、スロットルとの間の領域に設けられている請求項
    2、3のいずれかの内燃機関。
  6. 【請求項6】 前記混合気投入量増大機構は、スロット
    ルよりも下流側における吸気系に設けられており、吸気
    系に合流する給気管と、該給気管に介装されたミキサ
    と、吸気機構に連通して比較的高圧のエアを供給する給
    気用配管と、燃料ガス供給機構に連通する燃料ガス用配
    管とを備えており、前記ミキサは、給気用配管で供給さ
    れる高圧エアと燃料ガス用配管で供給される燃料ガスと
    を混合して比較的高圧の混合気として前記吸気管へ供給
    する様に構成されている請求項2の内燃機関。
  7. 【請求項7】 前記混合気投入量増大機構は、排気ガス
    タービン過給機の吸気コンプレッサ或いは排気タービン
    に結合され且つ該タービンを強制的に回転する様に構成
    されたタービン回転機構から構成されている請求項2の
    内燃機関。
  8. 【請求項8】 前記タービン回転機構は、吸気コンプレ
    ッサ或いは排気タービンと結合している第3のタービン
    と、該第3のタービンに圧縮エアを吹き付けて回転させ
    るための圧縮エア供給管路及び圧縮エア源とを有する請
    求項7の内燃機関。
  9. 【請求項9】 吸気コンプレッサ或いは排気タービンと
    第3のタービンとを結合している軸を分離・接続するカ
    ップリングを有する請求項8の内燃機関。
  10. 【請求項10】 前記混合気投入量増大機構は、ガスエ
    ンジンに接続された発電機の出力電流の周波数を計測す
    る周波数計測手段、およびエンジン回転数計測手段から
    の信号により作動する様に構成されている請求項3−9
    のいずれか1項の内燃機関。
  11. 【請求項11】 前記混合気投入量増大機構は、ガスエ
    ンジンに接続された発電機に設けた発電機盤から発生す
    る発電負荷急増信号により作動する様に構成されている
    請求項3−9のいずれか1項の内燃機関。
  12. 【請求項12】 前記混合気投入量増大機構は、吸気系
    に設けた圧力センサからの信号により作動する様に構成
    されている請求項3−9のいずれか1項の内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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