JP2000257323A - 開き戸の閉止装置 - Google Patents

開き戸の閉止装置

Info

Publication number
JP2000257323A
JP2000257323A JP11061267A JP6126799A JP2000257323A JP 2000257323 A JP2000257323 A JP 2000257323A JP 11061267 A JP11061267 A JP 11061267A JP 6126799 A JP6126799 A JP 6126799A JP 2000257323 A JP2000257323 A JP 2000257323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
rotating body
earthquake
hinged door
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11061267A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3048358B1 (ja
Inventor
Tomoyoshi Kato
智淑 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11061267A priority Critical patent/JP3048358B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3048358B1 publication Critical patent/JP3048358B1/ja
Publication of JP2000257323A publication Critical patent/JP2000257323A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】地震終了後の解除動作を不要にし、地震中の開
き戸の開放を確実に阻止できる小型、薄型の開き戸の閉
止装置を提供する。 【解決手段】収納装置本体1にケース3を取り付け、ケ
ース3内に複数の収容スペース4a、4bを形成し、各
収容スペース4a、4b内にそれぞれ移動可能に球体7
を収容し、ケース3に回転可能に回転体8を設けると共
に、この回転体8の下端に作動体8の右端を連接して一
体形成し、地震の揺れの力により、球体7が回転体8の
上半部8a、下半部8bに当接してこれらを押すことで
回転体8を回転させ、回転体8の回転により作動体11
の左端を自重に抗して上向きに回動させ、作動体11の
左端部に形成したフック12を開き戸2の係合体13に
係合させ、開き戸2の開放を規制して閉塞状態に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家具、吊り戸棚
等の開き戸付き収納装置に設けられ、地震時に開き戸の
開放を規制する開き戸の閉止装置に関し、特に地震時に
開き戸の開放を規制する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家具、吊り戸棚等の開き戸付き収納装置
では、地震の揺れにより開き戸が開いて収納物が落下す
るのを防止するために、通常地震時に開き戸の開放を規
制する閉止装置が設けられる。この種の閉止装置は、収
納装置本体に設けられた係止手段が平常時にはケース内
に没入状態にあり、地震の揺れによりこの係止手段がケ
ース下方に突出し、この突出した係止手段が開き戸に設
けられた係止具に係止して開き戸の開放が規制され、収
納物の落下が防止されるようになっている。
【0003】具体的には、特開平8−322663号公
報や特開平10−165249号公報等に記載のものが
あり、例えば平常時には、球体が係止手段のストッパの
下側に入り込むことによって、係止手段の下動を阻止し
て係止手段をケース内に没入状態に保持しておき、地震
時には、球体が転動することで係止手段のストッパの下
側から外れ、これにより係止手段の下動を可能にするこ
とが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の閉止装置では、開き戸をわずかに隙間を有した半開き
の状態にロックするため、地震終了後に、このロック状
態を解除するのに特別な解除動作が必ず必要となり、非
常に面倒である。
【0005】また、係止手段の上下動の移動量が非常に
大きくなるため、装置全体の大型化、厚型化を招き、開
き戸にガラスをはめ込んだ場合のように、開き戸を構成
する枠の幅がせいぜい4〜5cmしかないようなときに
は、閉じた開き戸のガラス越しに係止手段を含む閉止装
置の一部が見えてしまい、非常に見栄えが悪いものとな
る。
【0006】この発明が解決しようとする課題は、地震
終了後の解除動作を不要にし、地震中の開き戸の開放を
確実に阻止できる小型、薄型の開き戸の閉止装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、家具、吊り戸棚等の開き戸付き収納
装置に設けられ、地震時に開き戸の開放を規制する開き
戸の閉止装置において、前記収納装置本体に回転自在に
設けられた回転体と、地震の揺れによって動作し前記回
転体を回転させる回転駆動手段と、前記回転体の回転に
連動して回動可能に設けられ前記回転体の回転により回
動してその開き戸側端部が前記開き戸に係合し前記開き
戸をほぼ閉塞状態に保持する係合手段とを備えているこ
とを特徴としている。
【0008】このように構成すれば、地震時に回転駆動
手段により回転体が回転され、回転体の回転により係合
手段が回動してその開き戸側端部ががほぼ閉塞状態の開
き戸に係合し、開き戸の開放が規制され、開き戸がほぼ
閉じた状態に保持される。
【0009】このとき、係合手段は、回動時に開き戸側
端部が開き戸に係合するだけの変位量を確保できればよ
いため、回動による係合手段の上下方向の変位量はわず
かでもよく、装置の小型化、薄型化が可能になる。
【0010】更に、回転駆動手段は地震の揺れによって
動作することから、地震の最中は回転駆動手段が継続的
に動作して回転体が回転駆動され、地震が終了すれば回
転駆動手段による回転体の回転駆動は解除されるため、
地震終了後における従来のような特別な解除動作が不要
で、しかも地震中の開き戸の開放を確実に阻止すること
ができる。
【0011】また、本発明は、家具、吊り戸棚等の開き
戸付き収納装置に設けられ、地震時に開き戸の開放を規
制する開き戸の閉止装置において、前記収納装置本体に
設けられたケースと、水平方向の支軸により前記ケース
内側にほぼ中央部が回転自在に支持された回転体と、前
記ケース内に上下に位置ずれした状態で移動可能に収容
され揺れの力により前記回転体の上部及び下部にそれぞ
れ当接して前記回転体を回転させる複数個の転動体と、
前記回転体の回転に連動すべくその開き戸側端部と反対
側端部が前記回転体の下端に連設され前記開き戸側端部
が自重により下向きに付勢された作動体と、前記作動体
の前記開き戸側端部に形成された係合部と、前記開き戸
に設けられ前記作動体の前記開き戸側端部の上向きへの
回動時に前記係合部が係合する係合体とを備え、地震時
に、前記各転動体のうち少なくとも1個の転動体が前記
回転体に当接して前記回転体が回転し、前記回転体の回
転により、前記作動体の前記開き戸側端部が自重に抗し
て上向きに回動して前記係合部が前記係合体に係合して
前記開き戸をほぼ閉塞状態に保持することを特徴として
いる。
【0012】この場合、ケース内に収容された複数個の
転動体は上記した回転駆動手段として機能し、地震の揺
れによりいずれかの転動体が回転体に当接することで回
転体が回転する。ここで、転動体を複数個設けることに
よって、地震の様々な揺れに対してもいずれかの転動体
が反応して回転体の上部或いは下部に当接し、確実に回
転体を回転させることが可能になる。
【0013】更に、回転体に連設された作動体及びこの
作動体に形成された係合部が係合手段として機能し、地
震時に開き戸側の係合体に係合部が係合して開き戸をほ
ぼ閉塞状態に保持する。
【0014】ところで、作動体はその開き戸側端部が自
重により下向きに付勢されているため、平常時には、作
動体の開き戸側端部は下っていて係合部が係合体に係合
することはなく、地震時には、転動体の当接により回転
体が押されて回転し、これにより作動体の開き戸側端部
が自重に抗して上向きに回動して係合部が係合体に係合
し、地震が終われば、転動体が転動して回転体が押され
なくなり、特別な解除動作を行わなくても平常時と同じ
状態に復帰する。
【0015】このとき、揺れのないときに、転動体の当
接による回転体の回転状態を解除し易くするために、転
動体が転動するケースの底面をわずかに傾斜させること
が望ましい。
【0016】また、本発明は、前記作動体が、前記回転
体に一体的に形成されていることを特徴としている。こ
のようにすれば、作動体及び回転体を、例えば樹脂の一
体成形により、簡単な工程で形成することができる。
【0017】また、本発明は、前記転動体が、球体であ
ることを特徴としている。こうすると、地震の様々な揺
れに対応することが可能になると共に、取り扱いが容易
でケース内への収容作業も簡単に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態について図
1ないし図4を参照して説明する。但し、図1はある状
態の切断正面図、図2は異なる状態の切断正面図、図3
は切断右側面図、図4は底面図である。
【0019】これらの図において、1は家具、吊り戸棚
等の開き戸付き収納装置本体、2は開き戸、3は樹脂か
ら成るケースであり、深さの異なる有底の四角筒状を各
々半分に切断して合体させた形状を有し、開き戸2に近
い左側に深さの浅い方が配置され、前後の上端に一体形
成されたフランジがねじ等により収納装置本体1に取り
付けられる。
【0020】このとき、図1、図2に示すように、ケー
ス3内には、左側に深さの浅い第1収容スペース4a
と、右側の深さの深い第2の収容スペース4bとが形成
され、両収容スペース4a、4bに2個の球体(後述す
る)が上下に位置ずれした状態で収容されている。
【0021】6はケース3の下部であって両収容スペー
ス4a、4bの境界に形成された矩形の開口、7は両各
収容スペース4a、4b内にそれぞれ移動可能に収容さ
れた転動体である2個の球体、8は樹脂等から成る回転
体であり、ケース3の内側において前後方向の支軸9に
よりほぼ中央部が回転自在に支持され、後述する作動体
との重量バランスをとるためのバランサとして機能する
上半部8aがケース3内の上部に位置し、下半部8bが
開口6から外部に露出している。
【0022】ここで、図1、図2からわかるように、揺
れのない状態で、球体7の当接による回転体8の回転状
態を解除し易くするために、球体7が転動するケース3
の底面をわずかに傾斜させている。詳細には、ケース3
の深さの浅い左側の底面が若干左下がり、ケース3の深
さの深い右側の底面が若干右下がりの傾斜となってい
る。
【0023】ところで、ケース3の両収容スペース4
a、4b内に収容された球体7は回転駆動手段として機
能し、地震の揺れにより、上側に位置する球体7が回転
体8の上半部8aに当接して後方に押すか、或いは下側
に位置する球体7が回転体8の下半部8bに当接して前
方に押すことで、回転体8が回転する。
【0024】また、開き戸2は開放時には図1、図2に
おける右方向にのみ移動し、前後方向に移動することは
ため、地震による開き戸2の開放を阻止するには左右方
向への開き戸2の動きを規制すればよい。そこで、ケー
ス3内を左右方向に移動する球体7を2個設けることに
よって、地震の左右方向への揺れに対していずれかの球
体7が反応して確実に回転体8を回転させることが可能
になる。
【0025】11は長尺の作動体であり、開き戸2側と
反対側の右端が回転体8の下端に連接して一体的に形成
され、回転体8の回転により開き戸2側である左端部が
回動するように取り付けられている。12は作動体11
の左端部に形成された係合部としての上向きのフック、
13は係合体であり、開き戸2に取り付けられ、この係
合体13は作動体11及びフック12と共に係合手段と
して機能し、地震時における作動体11の左端部の上向
きへの回動により、フック12が係合体13に係合し、
開き戸2の開放が規制されて開き戸2が閉塞状態に保持
される。但し、14は収納装置本体1に設けられた緩衝
用パッキンである。
【0026】尚、作動体11は実質的に回転体8の支軸
9により回動可能に支持されており、揺れのない平常時
において、作動体11の左端部が自重により下向きに付
勢された状態になり、地震の揺れにより球体7が回転体
8に当接することで回転体8が回転するように、作動体
11の重量及び回転体8の上半部8a、下半部8bの重
量のバランスを調整しておく。
【0027】また、作動体11の右端が回転体8の下端
に連接して一体形成され、しかも作動体11が長尺であ
るため、回転体8の下半部がわずかに回転しても、作動
体11の左端は上下に大きく変位する。そして、作動体
11の左端の上下への変位量は、回動によってフック1
2が係合体13に係合、脱離する程度でよく、せいぜい
5〜10mmの変位量を確保できればよい。
【0028】次に動作について説明すると、平常時に
は、図1に示すように、作動体11の左端部は下ってい
てフック12が係合体13に係合することはなく、開き
戸11は自由に開閉することができる。この平常時にお
いて、図1に示すように、作動体11の重量により回転
体8は反時計方向に回転するため、回転体8が球体7に
接触することもあるが、このように平常時に回転体8が
球体7に接触しても何ら支障はなく、むしろ球体7の接
触によって回転体8の反時計方向へのそれ以上の回転が
阻止去れ、作動体11の左端がむやみに下がることを防
止できるという効果が得られる。
【0029】一方、地震時には、図2に示すように、各
球体7が揺れによって各々の収容スペース4a、4b内
を自由に移動し、各球体7のうち少なくとも1個でも回
転体8の上半部8a或いは下半部8bに当接して押すよ
うになると、回転体8が球体7により回転駆動されて回
転体8が時計方向に回転し、この回転体8の回転により
作動体11の左端が自重に抗して上向きに回動する。こ
れにより、フック12が係合体13に係合し、開き戸2
の開放が規制されて開き戸2が閉塞状態に保持される。
【0030】そして、地震が終われば、球体7による回
転体8の回転駆動が解除されるため、作動体11の左端
部が自重により下方に回動し、これによって回転体8の
下端が右方に付勢されて回転体8が反時計方向に回転
し、特別な解除動作を行わなくても平常時と同じ状態
(図1参照)に復帰する。
【0031】従って、上記した実施形態によれば、作動
体11の右端を回転体8の下端に連接して一体形成して
いるので、回転体8がわずかに回転しても作動体11の
左端は上下に大きく変位し(例えば5〜10mm)、フ
ック12を係合体13に係合させることができ、従来の
ように係止手段の上下動の移動量を大きくするような必
要もなく、装置の小型化、薄型化が可能になる。
【0032】その結果、開き戸2にガラスをはめ込んだ
場合のように、開き戸2を構成する枠の幅がせいぜい4
〜5cmしかなくても、ケース3及び作動体11を含む
主要部分の寸法は、この開き戸2の枠の幅を超えること
を防止でき、閉じた開き戸2のガラス越しに作動体11
の左端部が見えることもなく、見栄えが非常に良好にな
る。
【0033】また、2個の球体7を各々異なる収容スペ
ース4a、4b内に移動自在に収容しているので、地震
の左右方向への揺れに対しいずれかの球体7が反応して
確実に回転体8を回転駆動することができる。そして、
地震の最中は球体7により継続的に回転体8を時計方向
に回転した状態に保持でき、地震が終了すれば球体7に
よる回転体8の回転駆動は直ぐに解除されるため、地震
終了後における従来のような解除動作が不要で、しかも
地震中の開き戸2の開放を確実に阻止することができ
る。
【0034】なお、球体7の個数は2個に限定されるも
のではく、3個以上であってもよく、要するに地震の揺
れによって動作して回転体8を回転駆動して作動体11
の左端を上向きに回動させ得るだけの個数でよい。
【0035】また、回転駆動手段として、上記した球体
7以外に円柱状その他の形状を有する転動体であっても
よく、地震の揺れによって動作し得るものであればよ
い。
【0036】更に、係合手段は、上記したように作動体
11、フック12及び係合体13により構成されるもの
に限定されず、要するに、図1、図2のような配置でい
えば、回転体8の回転に連動して回動可能に設けられ回
転体8の回転により左端が上向きに回動して開き戸2に
係合し開き戸2をほぼ閉塞状態に保持し得るような構成
であればよい。
【0037】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、係合手段は、回動時に開き戸側端部が開き戸に
係合するだけの変位量を確保できればよいため、回動に
よる係合手段の上下方向の変位量はわずかでもよく、装
置の小型化、薄型化が可能になり、開き戸にガラスが嵌
め込まれた場合でもガラス越しに閉止装置が見えにくく
なり、見栄えの非常に良好な収納装置を提供することが
できる。
【0039】更に、回転駆動手段は地震の揺れによって
動作することから、地震の最中は回転駆動手段が継続的
に動作して回転体が回転駆動され、地震が終了すれば回
転駆動手段による回転体の回転駆動は解除されるため、
地震終了後における従来のような特別な解除動作が不要
で、しかも地震中の開き戸の開放を確実に阻止すること
ができ、信頼性の優れた使いやすい収納装置を得ること
ができる。
【0040】また、請求項2に記載の発明によれば、転
動体を複数個設けることによって、地震の様々な揺れに
対してもいずれかの転動体が反応して回転体の上部或い
は下部に当接し、確実に回転体に回転させることが可能
になる。
【0041】更に、作動体はその開き戸側端部が自重に
より下向きに付勢されているため、地震時には、転動体
の当接により回転体が押されて回転し、これにより作動
体の開き戸側端部が自重に抗して上向きに回動し、係合
部を係合体に係合させて開き戸をほぼ幣束状態の保持す
ることができ、地震が終われば、転動体が転動して回転
体が押されなくなり、特別な解除動作を行わなくても平
常時と同じ状態に復帰させることができる。
【0042】また、請求項3に記載の発明によれば、作
動体及び回転体を、例えば樹脂の一体成形により、簡単
な工程で形成することができる。
【0043】また、請求項4に記載の発明によれば、地
震の様々な揺れに対応することが可能になると共に、取
り扱いが容易でケース内への収容作業も簡単に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のある状態における切断
正面図である。
【図2】この発明の一実施形態の異なる状態における切
断正面図である。
【図3】この発明の一実施形態の切断右側面図である。
【図4】この発明の一実施形態の底面図である。
【符号の説明】
1 収納装置本体 2 開き戸 3 ケース 4a、4b 収容スペース 6 開口 7 球体(転動体) 8 回転体 9 支軸 11 作動体 12 フック(係合部) 13 係合体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月13日(1999.4.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 また、開き戸2は開放時には図1、図2
における右方向にのみ移動し、前後方向に移動すること
ないため、地震による開き戸2の開放を阻止するには
左右方向への開き戸2の動きを規制すればよい。そこ
で、ケース3内を左右方向に移動する球体7を2個設け
ることによって、地震の左右方向への揺れに対していず
れかの球体7が反応して確実に回転体8を回転させるこ
とが可能になる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 次に動作について説明すると、平常時に
は、図1に示すように、作動体11の左端部は下ってい
てフック12が係合体13に係合することはなく、開き
戸11は自由に開閉することができる。この平常時にお
いて、図1に示すように、作動体11の重量により回転
体8は反時計方向に回転するため、回転体8が球体7に
接触することもあるが、このように平常時に回転体8が
球体7に接触しても何ら支障はなく、むしろ球体7の接
触によって回転体8の反時計方向へのそれ以上の回転が
阻止れ、作動体11の左端がむやみに下がることを防
止できるという効果が得られる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】 また、請求項2及び3に記載の発明によ
れば、転動体を複数個設けることによって、地震の様々
な揺れに対してもいずれかの転動体が反応して回転体の
上部或いは下部に当接し、確実に回転体に回転させるこ
とが可能になる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】 更に、作動体はその開き戸側端部が自重
により下向きに付勢されているため、地震時には、転動
体の当接により回転体が押されて回転し、これにより作
動体の開き戸側端部が自重に抗して上向きに回動し、係
合部を係合体に係合させて開き戸をほぼ閉塞状態の保持
することができる。そして、請求項3に記載のように
地震が終われば、転動体が転動して回転体が押されなく
なり、特別な解除動作を行わなくても平常時と同じ状態
に復帰させることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】 また、請求項に記載の発明によれば、
作動体及び回転体を、例えば樹脂の一体成形により、簡
単な工程で形成することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】 また、請求項に記載の発明によれば、
地震の様々な揺れに対応することが可能になると共に、
取り扱いが容易でケース内への収容作業も簡単に行うこ
とができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月20日(1999.12.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】また、請求項1に記載の発明によれば、転
動体を複数個設けることによって、地震の様々な揺れに
対してもいずれかの転動体が反応して回転体の上部或い
は下部に当接し、確実に回転体に回転させることが可能
になる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】更に、作動体はその開き戸側端部が自重に
より下向きに付勢されているため、地震時には、転動体
の当接により回転体が押されて回転し、これにより作動
体の開き戸側端部が自重に抗して上向きに回動し、係合
部を係合体に係合させて開き戸をほぼ閉塞状態の保持す
ることができる。そして、請求項2に記載のように、地
震が終われば、転動体が転動して回転体が押されなくな
り、特別な解除動作を行わなくても平常時と同じ状態に
復帰させることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】また、請求項3に記載の発明によれば、作
動体及び回転体を、例えば樹脂の一体成形により、簡単
な工程で形成することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】また、請求項4に記載の発明によれば、地
震の様々な揺れに対応することが可能になると共に、取
り扱いが容易でケース内への収容作業も簡単に行うこと
ができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具、吊り戸棚等の開き戸付き収納装置
    に設けられ、地震時に開き戸の開放を規制する開き戸の
    閉止装置において、 前記収納装置本体に回転自在に設けられた回転体と、 地震の揺れによって動作し前記回転体を回転させる回転
    駆動手段と、 前記回転体の回転に連動して回動可能に設けられ前記回
    転体の回転により回動してその開き戸側端部が前記開き
    戸に係合し前記開き戸をほぼ閉塞状態に保持する係合手
    段とを備えていることを特徴とする開き戸の閉止装置。
  2. 【請求項2】 家具、吊り戸棚等の開き戸付き収納装置
    に設けられ、地震時に開き戸の開放を規制する開き戸の
    閉止装置において、 前記収納装置本体に設けられたケースと、 水平方向の支軸により前記ケース内側にほぼ中央部が回
    転自在に支持された回転体と、 前記ケース内に上下に位置ずれした状態で移動可能に収
    容され揺れの力により前記回転体の上部及び下部にそれ
    ぞれ当接して前記回転体を回転させる複数個の転動体
    と、 前記回転体の回転に連動すべくその開き戸側端部と反対
    側端部が前記回転体の下端に連設され前記開き戸側端部
    が自重により下向きに付勢された作動体と、 前記作動体の前記開き戸側端部に形成された係合部と、 前記開き戸に設けられ前記作動体の前記開き戸側端部の
    上向きへの回動時に前記係合部が係合する係合体とを備
    え、 地震時に、前記各転動体のうち少なくとも1個の転動体
    が前記回転体に当接して前記回転体が回転し、前記回転
    体の回転により、前記作動体の前記開き戸側端部が自重
    に抗して上向きに回動して前記係合部が前記係合体に係
    合して前記開き戸をほぼ閉塞状態に保持することを特徴
    とする開き戸の閉止装置。
  3. 【請求項3】 前記作動体が、前記回転体に一体的に形
    成されていることを特徴とする請求項2に記載の開き戸
    の閉止装置。
  4. 【請求項4】 前記転動体が、球体であることを特徴と
    する請求項2または3に記載の開き戸の閉止装置。
JP11061267A 1999-03-09 1999-03-09 開き戸の閉止装置 Expired - Lifetime JP3048358B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11061267A JP3048358B1 (ja) 1999-03-09 1999-03-09 開き戸の閉止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11061267A JP3048358B1 (ja) 1999-03-09 1999-03-09 開き戸の閉止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3048358B1 JP3048358B1 (ja) 2000-06-05
JP2000257323A true JP2000257323A (ja) 2000-09-19

Family

ID=13166292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11061267A Expired - Lifetime JP3048358B1 (ja) 1999-03-09 1999-03-09 開き戸の閉止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3048358B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102943598A (zh) * 2012-11-18 2013-02-27 苏州蓝王机床工具科技有限公司 房门定位装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102943598A (zh) * 2012-11-18 2013-02-27 苏州蓝王机床工具科技有限公司 房门定位装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3048358B1 (ja) 2000-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6062164B2 (ja) ヒンジ装置
JPH04237783A (ja) 自動車のコンソールボックス用等の両開き開閉装置
JP4939666B1 (ja) 飛び出し防止装置
JP3048358B1 (ja) 開き戸の閉止装置
WO1996001935A1 (en) Earthquake activated safety latch
JPH0933162A (ja) 貯蔵庫
JP2011001811A (ja) スイング扉
JP3195775B2 (ja) 開き戸の閉止装置
JP2015021220A (ja) 耐震ラッチ装置
JPH09224765A (ja) 引き出し飛び出し防止構造
CN220338794U (zh) 冰箱
JP2006320361A (ja) 扉開閉機構
JP2000291312A (ja) 地震用開き防止錠具付開き戸家具
JP5271152B2 (ja) 振動感知ロック装置
JP2020007804A (ja) 耐震ラッチ
JP3682445B2 (ja) 物品取出容器
JPH10317772A (ja) 自動解施錠具
JP6407656B2 (ja) 蝶番装置
JP2022085132A (ja) 郵便受け
KR101197791B1 (ko) 김치냉장고의 디스플레이 장치
JP2006125078A (ja) ドアガード
JP4224014B2 (ja) 錠装置および建具
KR200272181Y1 (ko) 회전식 우유투입구 개폐장치
JP2000145253A (ja) 地震作動形安全ラッチ
JPH08284513A (ja) 扉用係止装置及びそれを使用した収容家具

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000228