JP2000257234A - 回転手摺 - Google Patents

回転手摺

Info

Publication number
JP2000257234A
JP2000257234A JP6471899A JP6471899A JP2000257234A JP 2000257234 A JP2000257234 A JP 2000257234A JP 6471899 A JP6471899 A JP 6471899A JP 6471899 A JP6471899 A JP 6471899A JP 2000257234 A JP2000257234 A JP 2000257234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
support pipe
rotating
horizontal
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6471899A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazushige Takei
計重 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toda Corp filed Critical Toda Corp
Priority to JP6471899A priority Critical patent/JP2000257234A/ja
Publication of JP2000257234A publication Critical patent/JP2000257234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築現場の足場の通路部分などに取り付けら
れ、通行時には押して又は引いて開くことができると共
に自動的に閉鎖状態に戻る回転手摺を提供する。 【解決手段】 先端が所定角度に傾斜して開口する支持
パイプ12と、該支持パイプ12内に回転自在に挿入さ
れ且つ横手摺部16を有する手摺部材13とからなる回
転手摺11である。また、所定の傾斜角度は、25度か
ら45度の範囲であることが望ましい。開いた横手摺部
16の基部18は、周縁14aの傾斜を自重によって低
位置14bまで滑り下りるので、横手摺部16が自動的
に閉まって通路を閉鎖する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転手摺に関する
ものであり、更に詳しくは、例えば建築現場の足場の通
路部分などに取り付けられ、通行時には押して又は引い
て開くことができると共に、自動的に閉鎖状態に戻る回
転手摺に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図4に示すように、鉄筋足
場1に設けられた手摺2では、階段3などの通路部分に
チェーン4などを取り外し自在に掛け渡しておき、作業
者の転落事故を防いで安全確保を図っている。
【0003】そして、通路を通行するときには、チェー
ン4の一端を取り外してから通り、通行後にチェーン4
を元のように取り付けている。尚、図中符号5は、鉄筋
足場1に設けられている作業床を示し、符号6は、柱材
である建地パイプを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来例の場合にお
いては、通行時に一旦取り外したチェーン4を付け忘れ
ることがしばしば見受けられ、この場合には、通路が手
摺なしの状態になってしまい、作業者の安全確保が図れ
ないという問題点を有している。
【0005】また、通路を通行するたびにチェーン4を
取り外したり、通行後に再びチェーン4を取り付けたり
する作業は、いちいち煩わしくて面倒であるという欠点
も有している。
【0006】従って、従来例における場合においては、
通路に手摺なしの状態をなくして作業者の安全確保を徹
底することと、通路を通行するたびにチェーンを取り外
したり取り付けたりする煩わしさを解消することとに解
決しなければならない課題を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、通路を閉鎖し、通行時
には押して又は引いて開くことができると共に、自動的
に閉鎖状態に戻る回転手摺であって、該回転手摺は、先
端が所定角度に傾斜して開口する支持パイプと、該支持
パイプ内に回転自在に挿入され且つ横手摺部を有する手
摺部材とからなることを特徴とする回転手摺を提供する
ものである。
【0008】また、前記所定角度は、25度から45度
の範囲である構成としたものであり、そして、前記支持
パイプ及び/又は手摺部材は、金属製又は合成樹脂製で
ある構成としたものであり、更に、前記支持パイプ及び
/又は横手摺部には、注意を喚起するための着色が施し
てある構成としたものであり、更にまた、前記横手摺部
の先端には、保護キャップを取り付けた構成としたもの
である。
【0009】本発明に係る回転手摺においては、通行後
に横手摺部を閉めなくとも自動的に閉まるので便利であ
ると共に、閉め忘れることがなく作業現場での安全性が
向上する。また、横手摺部が自動的に閉まる仕組みは、
電源やモータなどを必要としないものであり、構成が簡
単で安価に製造できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、理解容易のた
め、従来の技術の項目で説明した部分には、それと同一
の符号を付けて説明する。
【0011】まず、図1及び図2において、符号11は
回転手摺を示し、この回転手摺11は、支持パイプ12
と、この支持パイプ12内に回転自在に挿入される手摺
部材13とから構成されている。
【0012】支持パイプ12は、金属製の鋼管又は合成
樹脂管などの比較的強度の高い材料で形成されており、
先端に開口部14を有して管状を呈し、その長さは一例
として約500mm程度であり、外径が約48.6mm
程度である。尚、支持パイプ12の外径が約48.6m
m程度である理由は、後述する建地パイプ6に取り付け
る場合に一般に用いられている市販のクランプ19を使
用できるからである。
【0013】開口部14の周縁14aは、約25度から
45度程度の角度Aに傾斜して形成されており、望まし
くは、約35度程度の角度Aに傾斜している。また、周
縁14aは、バリなどを除去して滑らかに形成してい
る。
【0014】手摺部材13は、金属製の丸鋼又は合成樹
脂材などの比較的強度の高い材料で形成されており、断
面円形の2本の棒状部材を溶接などの手段で接合して略
L字状に形成している。そして、このL字状に形成され
た一方を前記支持パイプ12内に挿入する挿入部15と
し、他方を横手摺部16としている。
【0015】挿入部15の長さは一例として約500m
m程度であるが、支持パイプ12の長さよりも短く形成
されている。また、挿入部15の外径は約30mm程度
である。横手摺部16の長さは一例として約700mm
程度であり、外径が約28mm程度である。また、横手
摺部16の先端側には、保護キャップ17が取り付けら
れている。更に、横手摺部16の基部18側における下
面は、開口部14の周縁14aと常に接触しており、こ
の接触している部分はバリなどを除去して滑らかに形成
している。尚、横手摺部16の外径が約28mm程度で
ある理由は、手摺材としての最低限の強度を得るために
は、その程度の太さが必要だからである。
【0016】次に、以上のような回転手摺11の取付状
態及び動作について説明する。まず、図2及び図3に示
すように、通路の一方の建地パイプ6に支持パイプ12
をクランプ19で取り付ける。このとき、周縁14aの
低位置14bを横手摺部16の閉まり方向に向けて取り
付ける必要がある。
【0017】通路を人が通るときには、横手摺部16を
押して回転させることにより通路を開く。開いた横手摺
部16の基部18は、周縁14aの傾斜を自重によって
低位置14bまで滑り下りることにより、横手摺部16
が自動的に閉まって通路を閉鎖するのである。尚、通路
の他方の建地パイプ6が、閉まった横手摺部16のスト
ッパーとしての役目をする。
【0018】尚、周縁14aの傾斜角度Aが25度より
も緩やかであると、横手摺部16の基部18が周縁14
aを滑り下りず横手摺部16が閉まらない。また、周縁
14aの傾斜角度が45度よりも急であると、横手摺部
16を開くときに基部18が周縁14aをスムーズに上
り難くなり、挿入部15が支持パイプ12内の内壁面に
押し付けられてしまい横手摺部16が開き難くなる。出
願人は、様々な傾斜角度Aで実験した結果、25度から
45度の範囲であることが望ましく特に35度にした場
合に横手摺部16の開閉が一番スムーズであることを確
認している。更に、手摺部材13が重すぎると、横手摺
部16の基部18と周縁14aとの接触する摩擦力が強
くなりすぎて、周縁14aを滑り下りずに横手摺部16
が閉まらない。また、手摺部材13が軽すぎると、横手
摺部16が周縁14aを滑り下りる力が弱くなり、横手
摺部16が閉まり難くなる。
【0019】尚、支持パイプ12及び横手摺部16に
は、注意を喚起するための黄色塗装などを施しておけ
ば、通路部分の回転手摺11であることが一目で認識で
きるので、安全である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る回転手
摺は、通路を閉鎖し、通行時には押して又は引いて開く
ことができると共に、自動的に閉鎖状態に戻る回転手摺
であって、該回転手摺は、先端が所定角度に傾斜して開
口する支持パイプと、該支持パイプ内に回転自在に挿入
され且つ横手摺部を有する手摺部材とからなることによ
って、通行後に横手摺部を閉めなくとも自動的に閉まる
ので便利であると共に、閉め忘れることがなく作業現場
での安全性が向上するという優れた効果を奏する。ま
た、横手摺部が自動的に閉まる仕組みは、電源やモータ
などを必要としないものであり、構成が簡単であって安
価に製造できるという種々の優れた効果を奏する。
【0021】また、所定角度は、25度から45度の範
囲であることによって、特に35度程度に形成すること
により、支持パイプ内での手摺部材の回転、即ち横手摺
部の開閉が滑らかに且つスムーズにできるという優れた
効果を奏する。
【0022】そして、支持パイプ及び/又は手摺部材
は、金属製又は合成樹脂製であることによって、強度が
高く頑丈で、安価に且つ簡単に製造できるという優れた
効果を奏する。
【0023】更に、支持パイプ及び/又は横手摺部に
は、注意を喚起するための着色が施してあることによっ
て、通路部分の回転手摺であることが一目で認識できる
ので、安全性が一層向上するという優れた効果を奏す
る。
【0024】更にまた、横手摺部の先端には、保護キャ
ップを取り付けたことによって、安全であるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転手摺を支持パイプと手摺部材
とに分離した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る回転手摺を鉄筋足場の通路に取り
付けた状態を示す正面図である。
【図3】本発明に係る回転手摺を取り付けた鉄筋足場の
斜視図である。
【図4】従来例に係る鉄筋足場の斜視図である。
【符号の説明】
1 鉄筋足場 2 手摺 3 階段 4 チェーン 5 作業床 6 建地パイプ 11 回転手摺 12 支持パイプ 13 手摺部材 14 開口部 14a周縁 14b低位置 15 挿入部 16 横手摺部 17 保護キャップ 18 基部 19 クランプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路を閉鎖し、通行時には押して又は引
    いて開くことができると共に、自動的に閉鎖状態に戻る
    回転手摺であって、該回転手摺は、先端が所定角度に傾
    斜して開口する支持パイプと、該支持パイプ内に回転自
    在に挿入され且つ横手摺部を有する手摺部材とからなる
    ことを特徴とする回転手摺。
  2. 【請求項2】 所定角度は、25度から45度の範囲で
    あることを特徴とする請求項1に記載の回転手摺。
  3. 【請求項3】 支持パイプ及び/又は手摺部材は、金属
    製又は合成樹脂製であることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の回転手摺。
  4. 【請求項4】 支持パイプ及び/又は横手摺部には、注
    意を喚起するための着色が施してあることを特徴とする
    請求項1、2又は3に記載の回転手摺。
  5. 【請求項5】 横手摺部の先端には、保護キャップを取
    り付けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記
    載の回転手摺。
JP6471899A 1999-03-11 1999-03-11 回転手摺 Pending JP2000257234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6471899A JP2000257234A (ja) 1999-03-11 1999-03-11 回転手摺

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6471899A JP2000257234A (ja) 1999-03-11 1999-03-11 回転手摺

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000257234A true JP2000257234A (ja) 2000-09-19

Family

ID=13266221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6471899A Pending JP2000257234A (ja) 1999-03-11 1999-03-11 回転手摺

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000257234A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196126A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Yoshinori Fukada 仮設構造物の組上げ方法
JP2014009562A (ja) * 2012-07-03 2014-01-20 Nikko Co Ltd 仮設足場用の開閉式手摺
JP2017043458A (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 コベルコ建機株式会社 移動式クレーンに備えられたスタンション

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196126A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Yoshinori Fukada 仮設構造物の組上げ方法
JP2014009562A (ja) * 2012-07-03 2014-01-20 Nikko Co Ltd 仮設足場用の開閉式手摺
JP2017043458A (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 コベルコ建機株式会社 移動式クレーンに備えられたスタンション

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1921226B1 (en) Support device
HU227390B1 (en) Catch device for a climbing protection system
KR102270400B1 (ko) 다기능 맨홀 출입용 안전 디바이스
JP2000257234A (ja) 回転手摺
JP2001017558A (ja) 墜落防止用安全器
FR2392172A1 (fr) Poteau de barrage escamotable pour vehicules automobiles
WO2007128956A1 (en) A window opening and closing device
JP2005200905A (ja) 地下構造物用蓋
JP3797271B2 (ja) マンホール用収納式タラップ
US6276490B1 (en) Ladder having movable ladder support
JPH11107570A (ja) 無断駐車防止装置
JP3415917B2 (ja) 搬器の貨物搭載部と搭乗席部との遮断装置
SE468321B (sv) Anordning vid foenster
JP3616497B2 (ja) 自動車の乗降用アシストグリップ
JPH0439849Y2 (ja)
JP2006075345A (ja) 安全帯用フック
JP2010203123A (ja) 小旋回型掘削機の運転室
JP2017210814A (ja) マンホールの出入補助装置
KR950004834B1 (ko) 벽면 개구부 추락방지용 방호장치
JPH0439848Y2 (ja)
JP2832549B2 (ja) マンホール等昇降ステップ構造
KR200226707Y1 (ko) 건축 및 외벽단열마감용 작업대
KR20230158791A (ko) 작업장의 안전도어
JPH05116876A (ja) エレベータ乗場戸の開放装置
KR200263690Y1 (ko) 절첩식 구조용 사다리