JP2000256104A - 動物忌避塗布剤 - Google Patents
動物忌避塗布剤Info
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- JP2000256104A JP2000256104A JP11067907A JP6790799A JP2000256104A JP 2000256104 A JP2000256104 A JP 2000256104A JP 11067907 A JP11067907 A JP 11067907A JP 6790799 A JP6790799 A JP 6790799A JP 2000256104 A JP2000256104 A JP 2000256104A
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- repellent
- animal
- solvent
- spice
- animal repellent
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 反射光や爆発音を用いず、動物忌避効果を持
続させ、使用が簡便な動物忌避塗布剤を提供する。 【解決手段】 含硫テルペンまたはS及びOを環員とす
る6〜8員ヘテロ環化合物を有効成分とする揮発性動物
忌避剤、香辛物資忌避剤、溶剤、及び該溶剤に溶解する
樹脂成分、からなる動物忌避塗布剤。
続させ、使用が簡便な動物忌避塗布剤を提供する。 【解決手段】 含硫テルペンまたはS及びOを環員とす
る6〜8員ヘテロ環化合物を有効成分とする揮発性動物
忌避剤、香辛物資忌避剤、溶剤、及び該溶剤に溶解する
樹脂成分、からなる動物忌避塗布剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動物忌避剤、香辛
物資忌避剤、溶剤及び溶解樹脂からなる動物忌避塗布剤
に関するものである。
物資忌避剤、溶剤及び溶解樹脂からなる動物忌避塗布剤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭ゴミ集積場のゴミ収集時にゴ
ミ袋を食い破る犬猫及び鳥などの被害が問題となってい
る。更には、近隣の飼い犬飼い猫や野性化した動物の
害、鳩などの鳥などによる糞害も重大な公害問題となっ
ている。従来より動物忌避の方法としては、反射光や爆
発音によるものがあるが、使用方法及び効果の持続性の
点で制約が多い。動物忌避剤の散布という方法も有効で
あるが、揮発性の低い溶剤を添加するだけでは、持続
性、使用方法の簡便さという点で十分ではない。
ミ袋を食い破る犬猫及び鳥などの被害が問題となってい
る。更には、近隣の飼い犬飼い猫や野性化した動物の
害、鳩などの鳥などによる糞害も重大な公害問題となっ
ている。従来より動物忌避の方法としては、反射光や爆
発音によるものがあるが、使用方法及び効果の持続性の
点で制約が多い。動物忌避剤の散布という方法も有効で
あるが、揮発性の低い溶剤を添加するだけでは、持続
性、使用方法の簡便さという点で十分ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、反
射光や爆発音を用いず、動物忌避効果を持続させ、使用
が簡便な動物忌避塗布剤を提供することを目的とする。
射光や爆発音を用いず、動物忌避効果を持続させ、使用
が簡便な動物忌避塗布剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討を行った結果、揮発性動物忌避
剤と香辛物資忌避剤と溶剤と樹脂を有効成分として含ん
でなる動物忌避塗布剤が、有効な動物忌避作用を示し、
簡便な使用方法で使用でき、持続性を維持することを見
出し、本発明に到達したものである。
を達成するため鋭意検討を行った結果、揮発性動物忌避
剤と香辛物資忌避剤と溶剤と樹脂を有効成分として含ん
でなる動物忌避塗布剤が、有効な動物忌避作用を示し、
簡便な使用方法で使用でき、持続性を維持することを見
出し、本発明に到達したものである。
【0005】
【発明の実施の形懸】以下、本発明について更に詳細に
説明する。
説明する。
【0006】本発明の動物忌避塗布剤は、含硫テルペン
またはS及びOを環員とする6〜8員ヘテロ環化合物を
有効成分とする揮発性動物忌避剤、香辛物資忌避剤溶
剤、及び該溶剤に溶解する樹脂成分からなる。
またはS及びOを環員とする6〜8員ヘテロ環化合物を
有効成分とする揮発性動物忌避剤、香辛物資忌避剤溶
剤、及び該溶剤に溶解する樹脂成分からなる。
【0007】本発明で用いられる含硫テルペンとは、S
(硫黄原子)を含むテルペンであり、テルペンとは、植
物精油の主成分をなす芳香のある化合物の総称であり、
一般に5n個の炭素原子からなる骨格をもち、n=2、
3、4及び6のものを、モノテルペン、セスキテルペ
ン、ジテルペン及びトリテルペンといい、鎖式構造のも
のと、環式構造のものがある。また炭化水素のほかに、
OH、−CO−、COOH、−O−などの官能基を持
つ。
(硫黄原子)を含むテルペンであり、テルペンとは、植
物精油の主成分をなす芳香のある化合物の総称であり、
一般に5n個の炭素原子からなる骨格をもち、n=2、
3、4及び6のものを、モノテルペン、セスキテルペ
ン、ジテルペン及びトリテルペンといい、鎖式構造のも
のと、環式構造のものがある。また炭化水素のほかに、
OH、−CO−、COOH、−O−などの官能基を持
つ。
【0008】本発明の含硫テルペンのSは、テルペンの
もつ官能基に含まれ、好ましくはSH基として、または
環の構成原子として存在している。より好ましくは、モ
ノテルペンチオール化合物である。
もつ官能基に含まれ、好ましくはSH基として、または
環の構成原子として存在している。より好ましくは、モ
ノテルペンチオール化合物である。
【0009】本発明に使用し得る含硫テルペン化合物と
して、具体的には、チオゲラニオール(I)(3,7−
ジメチル−2,6−オクタジエン−1−チオール)、8
−メルカブトメントン(II)(2−(1−メルカプト−
1−メチル)−エチル−5−メチル−シクロヘキサノ
ン)、リモネンチオール(III) (α,α,4−トリメチ
ル−3−シクロヘキセン−1−メタンチオール)及びミ
ントスルフイド(IV)(1R)−シス−2,6−エビチ
オ−シス−8−イソプロピル−1−メチル−5−メチレ
ン−シス−ビシクロ[5,3,0]デカン)、またこれ
らの混合物を挙げることができる。好ましくは、チオゲ
ラニオール、8−メルカプトメントン及びリモネンチオ
ールであり、より好ましくはチオゲラニオールである。
して、具体的には、チオゲラニオール(I)(3,7−
ジメチル−2,6−オクタジエン−1−チオール)、8
−メルカブトメントン(II)(2−(1−メルカプト−
1−メチル)−エチル−5−メチル−シクロヘキサノ
ン)、リモネンチオール(III) (α,α,4−トリメチ
ル−3−シクロヘキセン−1−メタンチオール)及びミ
ントスルフイド(IV)(1R)−シス−2,6−エビチ
オ−シス−8−イソプロピル−1−メチル−5−メチレ
ン−シス−ビシクロ[5,3,0]デカン)、またこれ
らの混合物を挙げることができる。好ましくは、チオゲ
ラニオール、8−メルカプトメントン及びリモネンチオ
ールであり、より好ましくはチオゲラニオールである。
【0010】本発明のS及びOを環員とする6〜8員ヘ
テロ環化合物とは、炭素数6〜12個を有し、少なくと
も1個のS及びO(酸素原子)を環の構成原子とする6
〜8員環化合物であり、置換基を有していてもよい。好
ましくは、炭素数6〜12個を有するS及びOを含む6
員環化合物である。
テロ環化合物とは、炭素数6〜12個を有し、少なくと
も1個のS及びO(酸素原子)を環の構成原子とする6
〜8員環化合物であり、置換基を有していてもよい。好
ましくは、炭素数6〜12個を有するS及びOを含む6
員環化合物である。
【0011】具体的には、2−メチル−4−プロピル−
1,3−オキサチアン(V)(シス型及びトランス型)
を挙げることができる。
1,3−オキサチアン(V)(シス型及びトランス型)
を挙げることができる。
【0012】
【化1】
【0013】
【化2】
【0014】これらの含硫テルペンまたはS及びOを環
員とする6〜8員ヘテロ環化合物は天然香料中に微量な
がら含まれており、毒性がないか、あっても非常に低い
ために忌避剤中に所望の量を含有させることができる。
員とする6〜8員ヘテロ環化合物は天然香料中に微量な
がら含まれており、毒性がないか、あっても非常に低い
ために忌避剤中に所望の量を含有させることができる。
【0015】本発明で用いられる香辛物資忌避剤として
は、3−メチル−6−メトキシ−8−ヒドロキシ−3,
4−ジヒドロイソクマリン、イポメアマロン、アランラ
クトン、ラクツシン、テヌリン、ヘレナリン、カルノソ
ール、ピクロトキシニン、コリアミルチン、マルビイ
ン、α−カエサルピン、チャパリン、フィサリンA等の
植物苦味テルペン;ネオヘスペリジン、ナリンギン、ポ
ンシリン、ネオエリオシトシン等の柑橘類のフラボノイ
ド;ピペリン、シャビシン、カプサイシン、α−サンシ
ョオール、β−サンショオール、スピラントール等のア
ミド類;ジアリルジスフィド、プロピルアリルジスフィ
ド、ジアリルスルフィド、ジプロピルジスルフィド、ジ
アリルトリスルフィド等のスルフィド類;ジンゲロン、
ショーガオール、ジンゲロール、パラドール等のバリル
ケトン類;タデオナール等のセスキテルペン類などの植
物辛味成分;ゲンチアナ、センブリ、龍胆、苦木、黄
柏、黄連、苦参等の生薬系苦味剤;ホップ、フェヌダリ
ーク等のハーブ系苦味剤;ノニルサンバニリルアミド、
バニリルブチルエーテル、アリルイソチオシアネート等
の合成品苦味剤などが挙げられる。これらの香辛物資忌
避剤は、これら単独でも、2種以上を混合して使用して
も良い。
は、3−メチル−6−メトキシ−8−ヒドロキシ−3,
4−ジヒドロイソクマリン、イポメアマロン、アランラ
クトン、ラクツシン、テヌリン、ヘレナリン、カルノソ
ール、ピクロトキシニン、コリアミルチン、マルビイ
ン、α−カエサルピン、チャパリン、フィサリンA等の
植物苦味テルペン;ネオヘスペリジン、ナリンギン、ポ
ンシリン、ネオエリオシトシン等の柑橘類のフラボノイ
ド;ピペリン、シャビシン、カプサイシン、α−サンシ
ョオール、β−サンショオール、スピラントール等のア
ミド類;ジアリルジスフィド、プロピルアリルジスフィ
ド、ジアリルスルフィド、ジプロピルジスルフィド、ジ
アリルトリスルフィド等のスルフィド類;ジンゲロン、
ショーガオール、ジンゲロール、パラドール等のバリル
ケトン類;タデオナール等のセスキテルペン類などの植
物辛味成分;ゲンチアナ、センブリ、龍胆、苦木、黄
柏、黄連、苦参等の生薬系苦味剤;ホップ、フェヌダリ
ーク等のハーブ系苦味剤;ノニルサンバニリルアミド、
バニリルブチルエーテル、アリルイソチオシアネート等
の合成品苦味剤などが挙げられる。これらの香辛物資忌
避剤は、これら単独でも、2種以上を混合して使用して
も良い。
【0016】本発明で用いられる溶剤としては、メタノ
ール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパ
ノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、n−オ
クタノール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ジアセトンアルコール、ベンジルアルコールなどの
アルコール系溶剤、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブなどのセロソルブ系溶剤、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジ
イソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロンなど
のケトン系溶剤、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプ
ロピル、酢酸−n−ブチルなどのエステル系溶剤、エチ
ルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエ
ーテル系溶剤、トルエン、キシレンなどの芳香族系溶
剤、水などが挙げられる。
ール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパ
ノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、n−オ
クタノール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ジアセトンアルコール、ベンジルアルコールなどの
アルコール系溶剤、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブなどのセロソルブ系溶剤、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジ
イソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロンなど
のケトン系溶剤、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプ
ロピル、酢酸−n−ブチルなどのエステル系溶剤、エチ
ルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエ
ーテル系溶剤、トルエン、キシレンなどの芳香族系溶
剤、水などが挙げられる。
【0017】本発明で用いられる樹脂成分としては、前
記溶剤に溶解する樹脂であれば、特に制限なく使用する
ことができる。
記溶剤に溶解する樹脂であれば、特に制限なく使用する
ことができる。
【0018】例えば、エスレックBL−1、3、S、B
X−L、BM−1、2、5、S、BH−3、BX−1、
7(以上積水化学社製商品名)のポリビニルアルコール
にブチルアルデヒドを反応させた樹脂;デンカブチラー
ル#2000−L、#3000−1、#3000−2、
#3000−4、#3000−K、#4000−1、#
4000−2、#5000−A、#5000−C、#6
000−EP(以上電気化学工業社製商品名)のポリビ
ニルアセタール樹脂;YP−90L(ヤスハラケミカル
社製商品名)のテルペンフェノール共重合体;ニカノー
ル(三菱瓦斯化学社製商品名)のキシレンホルムアルデ
ヒド樹脂、メシチレンホルムアルデヒド樹脂及びフェノ
ールのような第三成分により変性した変性キシレンホル
ムアルデヒド樹脂;NeoCryl B−814(ゼネ
カ社製商品名)のEA/MMA/EMAコポリマーなど
が代表的なものとして挙げられる。その他一般に塗料と
して使用されるアクリル樹脂、フッ素樹脂、アルキド樹
脂等、さらに上記のような樹脂に加え、ソルゲン30、
40、50、90、S−39−H、S−49−H、TW
20、TW60、TW80(以上花王社製商品名)のソ
ルゲン系、ソルゲンTW系の界面活性剤、ラミゲンET
20、ET70、ET90、ET180、ES30、E
S60、ESlOO(以上花王社製商品名)のラミゲン
系界面活性剤も樹脂成分として使用することができる。
X−L、BM−1、2、5、S、BH−3、BX−1、
7(以上積水化学社製商品名)のポリビニルアルコール
にブチルアルデヒドを反応させた樹脂;デンカブチラー
ル#2000−L、#3000−1、#3000−2、
#3000−4、#3000−K、#4000−1、#
4000−2、#5000−A、#5000−C、#6
000−EP(以上電気化学工業社製商品名)のポリビ
ニルアセタール樹脂;YP−90L(ヤスハラケミカル
社製商品名)のテルペンフェノール共重合体;ニカノー
ル(三菱瓦斯化学社製商品名)のキシレンホルムアルデ
ヒド樹脂、メシチレンホルムアルデヒド樹脂及びフェノ
ールのような第三成分により変性した変性キシレンホル
ムアルデヒド樹脂;NeoCryl B−814(ゼネ
カ社製商品名)のEA/MMA/EMAコポリマーなど
が代表的なものとして挙げられる。その他一般に塗料と
して使用されるアクリル樹脂、フッ素樹脂、アルキド樹
脂等、さらに上記のような樹脂に加え、ソルゲン30、
40、50、90、S−39−H、S−49−H、TW
20、TW60、TW80(以上花王社製商品名)のソ
ルゲン系、ソルゲンTW系の界面活性剤、ラミゲンET
20、ET70、ET90、ET180、ES30、E
S60、ESlOO(以上花王社製商品名)のラミゲン
系界面活性剤も樹脂成分として使用することができる。
【0019】本発明の動物忌避塗布剤には、上記の成分
の他に各種塗布剤に使用される通常の添加剤などを必要
に応じて添加することもできる。
の他に各種塗布剤に使用される通常の添加剤などを必要
に応じて添加することもできる。
【0020】例えば、エアゾール型にするための噴射剤
などが好適に用いられる。噴射剤としては、フロン1
1、フロン12、フロン112、フロン113、フロン
114、フロン22、フロン123のフロンガスあるい
はエタン、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ノ
ルマルペンタン、イソペンタンなどの液化石油ガス、エ
チルクロライド、メチレンクロライドなどの塩化炭化水
素類、窒素、炭酸ガス、ジメチルエーテル、アルゴン、
ヘリウムなどを使用することが可能である。
などが好適に用いられる。噴射剤としては、フロン1
1、フロン12、フロン112、フロン113、フロン
114、フロン22、フロン123のフロンガスあるい
はエタン、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ノ
ルマルペンタン、イソペンタンなどの液化石油ガス、エ
チルクロライド、メチレンクロライドなどの塩化炭化水
素類、窒素、炭酸ガス、ジメチルエーテル、アルゴン、
ヘリウムなどを使用することが可能である。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。なお、実施例中「部」、「%」は重量基準で示
す。
する。なお、実施例中「部」、「%」は重量基準で示
す。
【0022】<実施例1>溶剤としてエチルアルコール
100部に樹脂成分としてテルペンフェノール共重合体
YP−90L(ヤスハラケミカル社製商品名)10部を
溶解させ、動物忌避剤としてチオゲラニオール1部、香
辛物資忌避剤としてナリンギン1部を加え忌避塗布剤A
を作製した。耐圧密閉容器に忌避塗布剤Aを60部入
れ、エアゾール用ガスのジメチルエーテル40部を加
え、吐出ノズルを取り付けスプレー塗布剤を得た。
100部に樹脂成分としてテルペンフェノール共重合体
YP−90L(ヤスハラケミカル社製商品名)10部を
溶解させ、動物忌避剤としてチオゲラニオール1部、香
辛物資忌避剤としてナリンギン1部を加え忌避塗布剤A
を作製した。耐圧密閉容器に忌避塗布剤Aを60部入
れ、エアゾール用ガスのジメチルエーテル40部を加
え、吐出ノズルを取り付けスプレー塗布剤を得た。
【0023】このスプレー塗料を家庭ゴミを入れたゴミ
袋に10秒間吹き付け、休耕畑中に放置した。24時間
後までに犬猫及び鳥などの食い荒らしの害無く動物忌避
効果は良好であった。
袋に10秒間吹き付け、休耕畑中に放置した。24時間
後までに犬猫及び鳥などの食い荒らしの害無く動物忌避
効果は良好であった。
【0024】<実施例2>実施例1の動物忌避剤チオゲ
ラニオールの代わりに8−メルカプトメントンを使用
し、実施例1と同様の効果を得た。
ラニオールの代わりに8−メルカプトメントンを使用
し、実施例1と同様の効果を得た。
【0025】<実施例3>実施例1の樹脂成分YP−9
0Lの代わりにノイゲンET170(ポリオキシエチレ
ン化合物、花王社製商品名)を使用し、実施例1と同様
の効果を得た。
0Lの代わりにノイゲンET170(ポリオキシエチレ
ン化合物、花王社製商品名)を使用し、実施例1と同様
の効果を得た。
【0026】<比較例1>動物忌避剤及び香辛物質忌避
剤を添加しない他は実施例1と同様に試験を行ったが、
動物忌避効果はみられなかった。
剤を添加しない他は実施例1と同様に試験を行ったが、
動物忌避効果はみられなかった。
【0027】<比較例2>樹脂成分を加えない他は実施
例1と同様に試験を行ったが、動物忌避効果はみられな
かった。
例1と同様に試験を行ったが、動物忌避効果はみられな
かった。
【0028】
【発明の効果】本願発明の動物忌避塗布剤は、ゴミ集積
場の、獣害防止の他、駅舎、住宅地、ビル、農業用地、
山林部などの鳥獣の糞害防止、宅地内へのペットの侵入
などにも有効である。
場の、獣害防止の他、駅舎、住宅地、ビル、農業用地、
山林部などの鳥獣の糞害防止、宅地内へのペットの侵入
などにも有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 43/32 A01N 43/32 65/00 65/00 (72)発明者 藤井 聡 大阪府吹田市垂水町3丁目22−20 (72)発明者 奥山 正之 東京都文京区大塚4−46−26 Fターム(参考) 4H011 AE02 BA01 BA06 BB03 BB05 BB08 BB22 BC03 BC19 DA21 DB05 DE16 DE17 DF03 DH08 DH19
Claims (2)
- 【請求項1】 含硫テルペンまたはS及びOを環員とす
る6〜8員ヘテロ環化合物を有効成分とする揮発性動物
忌避剤、香辛物資忌避剤、溶剤、及び該溶剤に溶解する
樹脂成分、からなる動物忌避塗布剤。 - 【請求項2】 含硫テルペン化合物が、チオゲラニオー
ル、8−メルカプトメントン、リモネンチオールまたは
ミントスルフィドであり、S及び0を環員とする6〜8
員ヘテロ環化合物が2−メチルー4−プロピルー1,3
−オキサチアンである請求項1に記載の動物忌避塗布
剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11067907A JP2000256104A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 動物忌避塗布剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11067907A JP2000256104A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 動物忌避塗布剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000256104A true JP2000256104A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13358455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11067907A Pending JP2000256104A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 動物忌避塗布剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000256104A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005336096A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Bayer Cropscience Kk | 鳥類忌避剤 |
JP2014152161A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 害虫防除用通気構造体及びその製造方法 |
JP2018100388A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | 大阪ウイントン株式会社 | 鳥類忌避塗料 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11067907A patent/JP2000256104A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005336096A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Bayer Cropscience Kk | 鳥類忌避剤 |
JP2014152161A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 害虫防除用通気構造体及びその製造方法 |
JP2018100388A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | 大阪ウイントン株式会社 | 鳥類忌避塗料 |
US10501658B2 (en) | 2016-12-21 | 2019-12-10 | Winton Osaka Co., Ltd. | Bird-repellent coating material |
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