JP2000255916A - エレベータの運行管理装置 - Google Patents

エレベータの運行管理装置

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JP2000255916A
JP2000255916A JP11062711A JP6271199A JP2000255916A JP 2000255916 A JP2000255916 A JP 2000255916A JP 11062711 A JP11062711 A JP 11062711A JP 6271199 A JP6271199 A JP 6271199A JP 2000255916 A JP2000255916 A JP 2000255916A
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elevator
unit
control device
service
main unit
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JP11062711A
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Toshimitsu Hida
敏光 飛田
Atsuya Fujino
篤哉 藤野
Akira Onuki
朗 大貫
Koji Ishikawa
浩二 石川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運行制御専用の装置をなしに高度な運行制御を
実現できる。また、号機制御装置の増減に容易に対応可
能で、故障等にも強いシステムを提供できる。 【解決手段】乗り場呼びボタン11〜1nの情報を各号
機制御装置21〜2nのボタン情報受信部201で受
け、評価値算出部202で評価値を計算し、主号機に号
機間伝送部203と号機間伝送線3を介して伝送する。
主号機の比較判定部204は、各号機制御装置21〜2
nの計算した評価値を比較し、サービス号機決定信号を
送り、各号機制御装置21〜2nのサービス判定部20
5でサービス号機が自号機であるかどうかを判定し、発
生ホール呼びをサービスさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータの制御装
置に係わり、特にエレベータの運行制御装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来この種の運行制御装置は、例えば特
開昭63−242873号公報に示されるように運行制御専用の
コンピュータを用い、発生したホール呼びの発生階及び
方向と各乗りかごの状況から発生したホール呼びをサー
ビスするエレベータを決定することにより、運行制御を
行っていた。また、特開昭61−295979号公報には、運行
制御専用のコンピュータを用いず、各エレベータを制御
する号機制御装置である制御ユニットに運行制御を行う
プロセスの実行を割り振り、各号機制御間でプロセス間
通信を行うことにより、運行制御を実行するものが開示
されている。
【0003】また、本従来例では、もっとも早く制御動
作を行った制御ユニットがメイン局となり、メイン局が
一定時間以上ダウンしたとき、残りの局の中でもっとも
早く制御動作を行った局がメイン局となるという技術も
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例例えば特開
昭63−242873号公報等のように運行制御専用にコンピュ
ータを用意したものでは、学習制御や知識処理,ファジ
ー制御等といった高度な制御技術を活用でき、種々の要
求や環境変化に適応した運行制御が可能になる。しか
し、運行制御専用のコンピュータを用意できない場合も
あり、この場合は、号機制御装置の一方が乗りかごが反
対方向へ移動するように制御するといったことが行われ
ている。このような制御方式では、運行制御専用のコン
ピュータを用意した場合に比べて性能低下が著しくなる
場合が出てくる。
【0005】また、特開昭61−295979号公報のように各
号機制御装置である制御ユニットに運行制御のプロセス
を分け、高速伝送ラインを用いたプロセス間通信により
運行制御を行うものでは、運行制御専用のコンピュータ
を用意する必要はないが、個々の号機制御装置に要求さ
れる性能が高度なものになる上に、各プロセスをどのよ
うに各号機制御装置に割り振るかを決定することは困難
であり、これを容易に実行するためには各号機制御装置
に必要とされる能力が運行制御専用コンピュータの処理
も代行できるほど高度なものとなる。また、前記従来例
ではメイン局がこの同期処理を行うこととしているが、
号機制御装置の性能に余裕があったとしても各プロセス
間の同期制御等が複雑になる。
【0006】さらに、号機制御装置の内1台が故障や休
止した場合の対応が困難なものになる。これは、メイン
局の故障に対して最も早く制御動作を行う局が複数あっ
た場合には、どの局がメイン局となるか決定できず、制
御が不安定になる。また、メイン局以外の故障や運行管
理からの切り離し時にも故障したり切り離された制御ユ
ニットが受け持っていたプロセスも再配置しなければな
らず、そのたびに困難なプロセスの割り振りが必要にな
る。
【0007】本発明の目的は、かかる不具合を解決し、
運行制御専用のコンピュータが用意できないような場合
でも所定の制御性能を確保できる運行制御装置を提供す
ることにある。
【0008】本発明の目的の一つには、号機制御装置1
台の故障や休止時にも速やかに対応でき、途中からエレ
ベータを追加したり、サービス階床が異なるバンクに投
入するエレベータ台数を時間帯や日によって変えること
により一括で運行制御される台数が変化するような場合
でも柔軟に対応できる運行制御装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、各号機制御装置のボタン情報受信手段は、各階
の発生ホール呼びの発生を受け取り、各号機制御装置の
評価値算出手段は、受け取ったホール呼びの情報から各
号機が該発生ホール呼びをサービスするとした場合の評
価値を計算し、号機制御装置中の1台が主号機となり、
実行する比較判定手段に号機間伝送手段により伝送する
ようにしたものである。
【0010】また、比較判定手段は、各号機制御装置の
計算した評価値を比較し、評価値が最大または最小値あ
らかじめ決められた基準値に近いもの等、所定の条件を
満たす評価値の号機制御装置を選択し、該号機制御装置
が前記発生ホール呼びをサービスする号機であることを
各号機に通信するようにしたものである。
【0011】各号機制御装置の号機間伝送手段は、前記
サービス号機決定信号を受け取る。サービス判定手段
は、該サービス号機決定信号の示すサービス号機が自号
機であるかどうかを判定する。サービス実行手段は、前
記サービス判定手段の判定結果に基づき、前記発生ホー
ル呼びのサービス号機が自号機である場合には前記発生
ホール呼びをサービスするようにしたものである。
【0012】本発明の他の目的を達成するために、各号
機制御装置の号機間伝送手段に備えられた号機間通信監
視手段は、評価値を通信した後前記主号機からのサービ
ス号機決定信号が所定期間たっても送信されないことを
検出し、主号機宣言手段は、号機間通信監視手段の検出
結果に基づき、号機ごとに定められた所定時間経過後自
号機が主号機となることを号機間通信監視手段を介して
宣言するようにしたものである。
【0013】本発明の他の目的を達成するために、切り
替え手段は、監視盤などからの号機切り離し信号を受け
取り、主号機の変更を行う。
【0014】本発明の他の目的を達成するために号機間
伝送手段は各号機のかご位置情報も伝送し、評価値算出
手段は、送られてきた他の号機のかご位置も考慮して評
価値を計算する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図に従って発明の実施の形
態を説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態を示す全体構
成図である。乗り場呼びボタン11〜1nが押されたと
いう情報を、各号機制御装置21〜2nのボタン情報受
信部201で受け取ると、各号機制御装置の評価値算出
部202は、受け取ったホール呼びの情報から各号機が
該発生ホール呼びをサービスするとした場合の評価値を
計算し、号機制御装置21〜2n中の1台の主号機に号
機間伝送部203と号機間伝送線3を介して前記評価値
を伝送する。以下では、号機制御装置21を主号機とし
て説明する。また、号機制御装置22〜2nの内部構成
は省略したが号機制御装置22と同様である。
【0017】主号機である号機制御装置21の比較判定
部204は、各号機制御装置21〜2nの計算した評価
値を比較し、評価値が最大または最小値あらかじめ決め
られた基準値に近いもの等、所定の条件を満たす評価値
の号機制御装置21〜2nを選択し、該号機制御装置2
1〜2nが前記発生ホール呼びをサービスする号機であ
ることを示すサービス号機決定信号を号機間伝送203
から号機間伝送線3を介して各号機制御装置21〜2n
に通信する。
【0018】各号機制御装置21〜2nの号機間伝送部
203は、前記サービス号機決定信号を受け取り、それ
をサービス判定部205に送る。サービス判定部205
は、該サービス号機決定信号の示すサービス号機が自号
機であるかどうかを判定し、自号機であれば、運転制御
部206によって、乗りかごを運行させ、発生ホール呼
びをサービスさせる。
【0019】サービス号機が主号機であれば、主号機は
自らのサービス判定部205に信号を送り、以下同様に
発生ホール呼びのサービスを行う。
【0020】図2は、主号機の動作を示すフローチャー
トである。主号機は例えば1号機というようにあらかじ
め決めておくので以下の説明では、1号機を主号機とし
て説明する。主号機21は、まずホール呼びの発生をボ
タン情報受信部201で受け取り(2−1)、評価値算
出部202で自号機が該発生ホール呼びにサービスを行
う場合の評価値を計算する(2−2)。次に、号機間伝
送部203で他号機の計算した評価値を受け取る(2−
3)。次に、比較判定部204で自号機および号機間伝
送部203で受け取った他号機制御装置の評価値を比較
し、その値の一番良い号機制御装置を選択し、割当号機
として決定する(2−4)。次に、決定した号機をサー
ビス号機決定信号として号機間伝送部203及び自号機
のサービス判定部205に送る(2−5)。サービス判
定部205は、サービス号機決定信号が自号機を示して
いるかどうかを判定し(2−6)、自号機でなければ割
当処理を終了し、自号機であれば、運転制御部206に
よって該発生ホール呼びをサービスし(2−7)、その
後割当処理を終了する。
【0021】図3は、主号機以外の号機制御装置22〜
2nの動作を示すフローチャートである。主号機以外の
号機制御装置22〜2nは、まずホール呼びの発生をボ
タン情報受信部201で受け取り(3−1)、評価値算
出部202で自号機が該発生ホール呼びにサービスを行
う場合の評価値を計算する(3−2)。次に、号機間伝
送部203で計算した評価値を号機間伝送線3を介して
主号機21に送る(3−3)。次に、主号機21から号
機間伝送線3を介して号機間伝送部203でサービス号
機決定信号を受け取り(3−4)、サービス判定部20
5に送る(3−5)。サービス判定部205は、サービ
ス号機決定信号が自号機を示しているかどうかを判定し
(3−6)、自号機でなければ割当処理を終了し、自号
機であれば、運転制御部206によって該発生ホール呼
びをサービスし(3−7)、その後割当処理を終了す
る。
【0022】図4は、本発明の説明図である。図中三角
形はホール呼び丸はかご呼びを表す。図のように各号機
制御装置21〜2nは、ホール呼びが発生するとおのお
のに備えられた評価値算出部202で該発生ホール呼び
をサービスする際の評価値を計算する。たとえば、図の
ように6階で下向きにホール呼びが発生したとして、号
機制御装置21の乗りかご41が8階下向き、号機制御
装置22の乗りかご42が10階下向き、号機制御装置
23の乗りかご43が5階上向きであり、号機制御装置
21は7階のホール呼びをサービスすることが決まって
いるとする。評価値として待ち時間を最小にするものを
考えるとして、各乗りかごがホール呼び発生階まで到着
する到着予測時間を採用すると、号機制御装置21の6
階下向きへの到着予測時間は、7階で止まるので14
秒、号機制御装置22の到着予測時間は8秒、号機制御
装置23の到着予測時間は最上階である12階まで行っ
てから戻るので28秒になり、これらを評価値として主
号機である号機制御装置21に送る。主号機である号機
制御装置21ではこの評価値の比較のみを行う。このよ
うに到着予測時間など各号機制御装置21〜2nが持っ
ている情報だけで、個別に評価値を計算でき、主号機の
処理も信号の授受と評価値の比較だけで運行制御が可能
になる。このため、主号機の計算負荷は軽微であり、か
つ号機制御装置21〜2nの数にほとんど影響されずに
運行制御を実現できるという効果もある。また、運行制
御は、評価値の比較だけなので、途中で号機制御装置2
1〜2nの増減があってもプログラムの変更等を行う必
要がない。
【0023】また、主号機が、評価値の比較とサービス
号機決定信号の発信を行う以外は、各号機制御装置21
〜2nは評価値の計算を行うだけなので、特に高級なコ
ンピュータを必要とせずに運行制御を実現できる。
【0024】図5は、主号機の故障や主号機が運行制御
から切り離される場合の実施例である。各号機制御装置
21〜2nの号機間伝送部203に付属する第1のタイ
マ207を備え、評価値を通信した後第1のタイマ20
7のカウントを開始し、主号機からのサービス号機決定
信号が第1のタイマ207にセットされた所定期間たっ
ても送信されないことを検出し、主号機宣言部208を
起動する。
【0025】主号機宣言部208は、第1のタイマ20
7から起動されると、号機ごとに定められた所定値がセ
ットされた第2のタイマ209のカウントを始め、第2
のタイマ209のカウントが終了した後、自号機が主号
機となることを号機間伝送部203を介して宣言する。
第2のタイマ209のカウント中に他の号機制御装置2
1〜2nからの主号機宣言信号を受け取った場合は、第
2のタイマ209のカウントを中止し、以後通常の処理
に戻る。
【0026】本実施例によれば、主号機が故障したり切
り離された場合にも速やかに他の号機制御装置が主号機
となり、運行制御を続行することができるので、故障や
切り離しによる悪影響を最小限にくい止めることがで
き、各号機の臨機応変なサービスバンク切り替え等を実
現できる。
【0027】図6は、主号機の切り離しを監視盤等から
送るようにした例である。
【0028】故障時などは切り離し信号など発信できな
いので、図5のようにして所定時間の応答があったかど
うかでの号機の切り離しを認識することとなるが、監視
盤5は各号機制御装置21〜2nに主号機21の切り離
し信号及び次の主号機指示信号を各号機制御装置21〜
2nに号機間伝送線3を介して送る。主号機21は、監
視盤5からの切り離し信号を受け取ると、現在の号機間
伝送線3のバンクから切り離され、単独または他のバン
クの号機として運行する。
【0029】その他の号機制御装置22〜2nは、切り
離し信号の後の主号機指示信号を受け取り、指示された
主号機が自号機であれば、以後主号機の変更を行う。こ
れにより、第1のタイマ207および号機ごとに定めら
れた所定値がセットされた第2のタイマ209のカウン
トが終了するまで待たずに速やかに主号機の切り替えを
行うことができる。
【0030】監視盤5により新たに号機制御装置2が編
入される場合も同様であり、新たに編入される号機制御
装置2を主号機としたい場合は、現在の主号機を一旦切
り離し、新たに編入した号機制御装置21を主号機指示
信号により主号機として指示した後に編入するようにす
れば良い。監視盤の他に、保守装置,外部入力装置等か
ら切り離し信号を出すようにしても良い。
【0031】本実施例によれば、第1のタイマ207
や、第2のタイマ209のカウントが終了するまで待た
ずに速やかに主号機を変更できるので、切り替え時にホ
ール呼びが発生したときにサービス号機が決定するまで
の時間を短くでき、切り替え時に待ち時間が長くなると
いったことを避けることができる。
【0032】図7は、各号機のかご位置も通信する場合
の例である。図のように各乗りかごのかご位置が図示し
たように1号機が8階下向き、2号機が10階下向き3
号機が5階上向きとし、6階下向きにホール呼びがす
る。号機間伝送部203は各号機のかご位置情報も伝送
し、評価値算出部202は、送られてきた他の号機のか
ご位置も考慮して評価値を計算する。1号機は7階に停
止することが決まっているので、一番早く到着するのは
2号機であるが、2号機が6階到着時には1号機が7階
にいることになりいわゆるだんご運転となるので、現在
の乗りかご位置から発生ホール呼びサービス時のかご位
置を予測して、他の乗りかごとの間隔も評価値に取り入
れてサービスするようにする。
【0033】例えば、図7では乗りかごが上下一周する
ものと考えると各乗りかごの間隔が均等になるのは端階
では、上下の区別がないので(10+8)/3=6階床
となる。この等間隔となる6階床より近づくのを1階床
あたり2秒の待ち時間に相当するとすれば、一番近い乗
りかごだけを考慮するとすると2号機をサービスしたと
きの評価値は(6−1)×3+8=23、これに対し1
号機をサービスした場合は(6−4)×3+14=20
となる。3号機は、待ち時間だけで評価値が28となる
ことから、これにより評価値が最小となるのは1号機が
サービスした場合となり、だんご運転を防ぐことが可能
になる。
【0034】本実施例によれば、各号機制御装置21〜
2nと号機間伝送に必要とされる能力がやや高くなる
が、各乗りかごのかご位置まで考慮し、だんご運転等を
予防できるより高度な運行制御を実現できる。
【0035】図8は、サービスバンクが切り替わり、一
バンクあたりの乗りかごが増減する場合の例である。こ
の例では、乗りかご41〜49のうち41〜44が低層
のサービスを受け持ち、乗りかご45が高層と低層をサ
ービス可能とし、乗りかご46〜49が高層をサービス
するものとする。出勤時間帯等で高層のサービスが不足
する場合は、乗りかご45は、乗りかご46〜49とと
もに高層バンクに所属し、平常時間帯は乗りかご41〜
44とともに低層のサービスを受け持つ。本実施例によ
れば、サービス階床の切り替えによる輸送能力の増強と
いったことが容易に実現できる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、運行制御専用の装置を
設けることなく、また、各号機制御装置の性能を上げる
ことなく高度な運行制御を実現できる。また、各号機制
御装置の負荷はほぼ同一なので、負荷による変更はほと
んど必要なく、さらに、故障や切り離し、担当バンクの
切り替え等で号機制御装置の増減があっても容易に対応
可能となる。加えて、各号機制御装置が同様の機能を持
ち、判定を行う主号機の機能を持つことができ、主号機
の故障,切り離し等があっても、他の号機制御装置がこ
れに代わることができるので故障等にも強いシステムを
提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すエレベータの全体
構成図である。
【図2】主号機の動作を示すフローチャートである。
【図3】主号機以外の号機制御装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の各エレベータの説明図である。
【図5】主号機の故障や主号機が運行制御から切り離さ
れる場合の実施例を示すエレベータの構成図である。
【図6】主号機の切り離しを監視盤等から送るようにし
た例を示すエレベータの構成図である。
【図7】各号機のかご位置も通信する場合の各エレベー
タの説明図である。
【図8】一バンクあたりの乗りかごが増減する場合の例
を示す図である。
【符号の説明】
3…号機間伝送線、11〜1n…乗場呼びボタン、21
〜2n…号機制御装置、41〜49…乗りかご、201
…ボタン情報受信部、202…評価値算出部、203…
号機間伝送部、204…比較判定部、205…サービス
判定部、206…運転制御部、207…第1のタイマ、
208…主号機宣言部、209…第2のタイマ。
フロントページの続き (72)発明者 大貫 朗 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 石川 浩二 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立システムプラザ勝田 日立水戸エンジニ アリング株式会社内 Fターム(参考) 3F002 BA01 BA08 CA08 GA00 GA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータの運行を管理するエレベータの
    運行管理装置において、各ホールに設置されたホール呼
    びボタン、複数の乗りかごを制御する複数のエレベータ
    制御装置を備え、各エレベータ制御装置に該ホール呼び
    に各エレベータ制御装置に制御される乗りかごが発生し
    たホール呼びに対して応答した場合の評価値を算出する
    手段、該評価値を他のエレベータ制御装置に伝送する手
    段、所定の条件で該評価値を比較しサービスエレベータ
    を決定する比較手段、該比較手段の決定に基づきホール
    呼びをサービスする手段を備えたエレベータの運行管理
    装置。
  2. 【請求項2】前記エレベータ制御装置の内1台を主号機
    とし、該主号機が前記伝送手段により各エレベータ制御
    装置から伝送された該各エレベータ制御装置の評価値を
    比較し、該比較結果に基づきサービスエレベータを決定
    し、サービスエレベータの決定結果を前記伝送手段によ
    り各エレベータ制御装置に伝送することを特徴とする請
    求項1記載のエレベータの運行制御装置。
  3. 【請求項3】各エレベータ制御装置は、前記伝送手段に
    信号を発したときに起動され、主号機からの応答受信に
    よりリセットされる第1のタイマを備え、該第1のタイ
    マが予定の値を超えたときに、自らが主号機となること
    を特徴とする請求項1記載のエレベータの運行制御装
    置。
  4. 【請求項4】各エレベータ制御装置は、前記第1のタイ
    マが予定の値を超えたときに起動され、伝送手段からの
    他号機が主号機となる信号応答受信によりリセットされ
    る第2のタイマを備え、該第2のタイマが予定の値を超
    えたときに自らが主号機となることを特徴とする請求項
    1又は3記載のエレベータの運行制御装置。
  5. 【請求項5】前記主号機を含めた各エレベータ制御装置
    の切り離しは、監視盤,保守装置,外部入力装置のいず
    れかで行うことを特徴とする請求項1記載のエレベータ
    の運行制御装置。
  6. 【請求項6】前記伝送手段により、前記評価値に加え、
    各エレベータ制御装置間で各エレベータ制御装置が制御
    する乗りかご位置も伝送することを特徴とする請求項1
    記載のエレベータの制御装置。
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