JP2000255408A - 物理量推定装置及びabs制御装置 - Google Patents

物理量推定装置及びabs制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤ−サスペンションの前後共振運動が発生
する場合にも精度よく路面と車輪との間の滑り易さに関
する物理量を推定する。 【解決手段】車輪速度センサ10から出力された車輪速
度信号は、バンドパスフィルタ12を通過しバネ下前後
共振と関連する周波数帯域の信号のみが出力される。バ
ネ下前後共振と関連する周波数帯域の車輪速度信号、及
び圧力センサ22で検出されたホイール圧の信号は、μ
勾配推定装置14に入力されて各々ドリフト成分が除去
され、ドリフト成分が除去された車輪速度信号及びホイ
ール圧信号に基づいて、車体速度をパラメータを含むバ
ネ下前後共振特性を表す物理モデルのパラメータが同定
され、同定されたパラメータから路面と車輪との間の滑
り易さに関する物理量が推定され、推定された物理量に
基づいてABS制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面と車輪との間
の滑り易さに関する物理量を推定する物理量推定装置に
係り、特に、バネ下前後共振現象が発生する場合におい
ても精度よく路面と車輪との間の滑り易さに関する物理
量を推定することができる物理量推定装置、及びこの物
理量推定装置を用いてブレーキ圧を制御するABS制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特開平
10−114263号公報には、車輪減速度運動モデル
に基づいて、車輪速度信号の時系列データからトルク勾
配、すなわち路面μ勾配(すべり速度に対する路面μの
比)を推定演算し、路面μ勾配が0になるようにブレー
キ力の操作量を制御するアンチロックブレーキ(AB
S)制御装置が記載されている。
【0003】上記ABS制御装置によって制動力が最大
になるように制御された状態で、車両が氷上路からドラ
イ路へ乗り移る時に、図1(A)に示すように車輪速度
の振動現象が発生する。このため、この車輪速度の振動
によって路面μ勾配推定の精度が低下し、図1(B)に
示すように、ABS制御の応答遅れが発生する場合があ
る。
【0004】本発明者等は、このような車輪速度の振動
現象はタイヤ−サスペンションの前後共振運動によるも
のである、との知見を得た。
【0005】本発明は上記知見に基づいてなされたもの
で、タイヤ−サスペンションの前後共振運動が発生する
場合においても精度よく路面と車輪との間の滑り易さに
関する物理量を推定することができる物理量推定装置、
及びこの物理量推定装置を用いてブレーキ圧を制御する
ABS制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車輪速度を検出する車輪速度検出手段
と、ブレーキ圧が振動しているときの振動ブレーキトル
クを取得する振動ブレーキトルク取得手段と、前記車輪
速度及び振動ブレーキトルクから車体速度をパラメータ
に含むバネ下前後共振特性を表す物理モデルのパラメー
タを同定し、同定したパラメータから路面と車輪との間
の滑り易さに関する物理量を推定する物理量推定手段
と、を含んで構成したものである。
【0007】前記物理量推定手段は、同定したパラメー
タを直接的に路面と車輪との間の滑り易さに関する物理
量とすることもできる。
【0008】本発明によれば、車輪速度検出手段によっ
て車輪速度が検出され、振動ブレーキトルク取得手段に
よって振動ブレーキトルクが取得される。車輪速度は車
輪速度センサによって検出することができ、ブレーキト
ルクは、マスター圧やホイール圧に比例するので、マス
ター圧やホイール圧を半導体圧力センサ等のセンサで直
接検出してブレーキトルクを取得したり、センサを用い
ることなくブレーキ圧を増圧する増圧バルブとブレーキ
圧を減圧する減圧バルブの制御状態等に基づいて推定し
て取得することができる。また、振動ブレーキトルク
は、ブレーキ圧を強制的にインパルス励振させたり、平
滑路面以外の路面を走行したり、μの低い路面から高い
路面への乗り移りによって入力される外乱を利用して励
振させることができる。
【0009】物理量推定手段は、車輪速度及び振動ブレ
ーキトルクから車体速度をパラメータに含むバネ下前後
共振特性を表す物理モデルのパラメータを同定し、同定
したパラメータから路面と車輪との間の滑り易さに関す
る物理量を推定する。物理量推定手段で同定するパラメ
ータは、車輪速度の時系列データ及び振動ブレーキトル
クの時系列データに基づき路面と車輪との間の滑り易さ
に関する物理量として推定された路面μ勾配とすること
もできる。
【0010】本発明では、バネ下前後共振特性を表す物
理モデルのパラメータに基づき路面と車輪との間の滑り
易さに関する物理量を推定するため、バネ下前後共振現
象が発生する場合においても精度よくこの物理量を推定
することができる。
【0011】また、バネ下前後共振特性を表す物理モデ
ルは車体速度を陽に含むモデルとなっており、車体速度
に応じて物理モデルを適用させることにより、車体速度
が変化する状況においても精度よくこの物理量を推定す
ることができる。本発明は、推定した物理量に基づい
て、ブレーキ圧を制御するABS制御装置に適用するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の物
理量推定装置をABS制御装置に適用した実施の形態に
ついて詳細に説明する。
【0013】本実施の形態は、図3に示すように、車輪
に固定された回転歯車の歯に対向するように取り付けら
れ、車輪速度を検出し、車輪速度に相当する電気信号ま
たは数値信号等を車輪速度信号として出力する車輪速度
センサ10を備えている。この車輪速度センサ10は、
車両の4輪の各々に取り付けられているが、代表して1
つのみ図示した。
【0014】車輪速度センサ10の出力端には、車輪速
度信号からバネ下前後共振とは無関係な周波数帯域の信
号を除去し、バネ下前後共振と関連する周波数帯域の信
号のみを通過させるバンドパスフィルタ12が接続され
ている。
【0015】バンドパスフィルタ12の出力端には、オ
ンライン同定手法によって、バンドパスフィルタ12よ
り出力された信号からバネ下前後共振特性を表す物理モ
デルであるサスペンション−タイヤ共振モデルのパラメ
ータを同定し、同定したパラメータから路面と車輪との
間の滑り易さに関する物理量の1つである路面μ勾配
(以下、単にμ勾配という)として推定するμ勾配推定
装置14が接続されている。
【0016】μ勾配推定装置14の出力端には、μ勾配
が0または0付近の正の小さな値に一致するように各車
輪に作用するブレーキ力の操作量を演算するABS制御
装置16が接続され、ABS制御装置16の出力端に
は、この操作量に基づいてマスタ圧を制御することによ
ってホイール圧を増圧する増圧バルブ、及びホイール圧
を減圧する減圧バルブからなるABS制御弁を備えた油
圧ユニット18が接続されている。
【0017】油圧ユニット18からの油圧に応じてブレ
ーキディスクにパッドを押付けて制動力を発生するホイ
ールシリンダ20には、半導体圧力センサで構成されて
ホイール圧を検出する圧力センサ22が取り付けられて
いる。圧力センサ22の出力端は、μ勾配推定装置14
に接続されている。
【0018】なお、24はブレーキベダル、26はマス
タシリンダである。
【0019】本実施の形態によれば、車輪速度センサ1
0から出力された車輪速度信号は、バンドパスフィルタ
12に入力され、バンドパスフィルタ12からバネ下前
後共振と関連する周波数帯域の信号のみが出力される。
バネ下前後共振と関連する周波数帯域の車輪速度信号、
及び圧力センサ22で検出されたホイール圧の信号は、
μ勾配推定装置14に入力されて各々ドリフト成分が除
去され、ドリフト成分が除去された車輪速度信号及びホ
イール圧信号に基づいて、以下で説明するようにμ勾配
が推定される。そして、ABS制御装置16によって、
推定されたμ勾配が0または0付近の正の小さな値に一
致するように各車輪に作用するブレーキ力の操作量が演
算され、この操作量に応じてABS制御弁が制御されブ
レーキマスタ圧が制御される。
【0020】次に、本実施の形態のμ勾配推定の原理に
ついて説明する。まず、車輪速度の振動特性を表現する
ための物理モデルとして、図2に示すように、車体Bに
サスペンションSを介してタイヤTを連結することによ
って、バネ下特性を考慮したサスペンション−タイヤ共
振モデルを仮定し、このモデルを用いたときの共振特性
とμ勾配との関連について説明する。
【0021】図2の平行点回りの擾乱を表す運動方程式
は、ドリフト成分を除去した車輪角速度及び振動ブレー
キトルクを用いると、次の(1)、(2)式で与えられ
る。
【0022】
【数1】 ただし、Iは車輪慣性モーメント(例えば、1.44k
gm2 )、mは車輪質量(例えば、30kg)、rはタ
イヤ有効半径(例えば、0.3m)、kはバネ定数(例
えば、3.4×105 N/m)、cはダンパ定数(例え
ば、200Ns/m)、Fはタイヤ摩擦力、uはサスペ
ンション−タイヤ共振モデルへの制御入力であるブレー
キトルク、ωは車輪角速度、xはバネ下前後変位であ
る。
【0023】また、タイヤ摩擦力Fが次の(3)式で与
えられるとすると、状態方程式は次の(4)式で与えら
れる。
【0024】
【数2】
【0025】
【数3】 ただし、kt はμ勾配、Nは輪荷重(例えば、5600
N)、v0 は車体速度である。
【0026】また、車体速度をパラメータに含むバネ下
前後共振特性を表す物理モデルであるブレーキトルクu
から車輪角速度ωまでの伝達関数 Gwu (s)は、次の
(5)式で表される。
【0027】
【数4】
【0028】図4は、μ勾配が2、5、10、20のと
きの(5)式のボード線図を示したものである。図4か
ら、μ勾配が大きくなり、タイヤ特性に余裕が生じると
振動的な特性になることが理解できる。
【0029】次に、μ勾配の推定について説明する。μ
勾配は、サスペンション−タイヤ共振現象を利用し、ホ
イール圧と車輪速との時系列データから(5)式の車体
速度をパラメータに含むバネ下前後共振モデル(Tus
tin変換で離散化)に補助変数を適用して推定するこ
とができる。なお、サスペンション−タイヤ共振現象
は、平滑路を走行中にはABS制御弁を制御してブレー
キのホイール圧にパルス的に加えることで得ることがで
きる。また、平滑路以外の路面を走行中には、入力され
る外乱を利用してサスペンション−タイヤ共振現象を得
るようにしてもよい。
【0030】以下、μ勾配の推定について詳細に説明す
る。
【0031】上記(5)式をμ勾配kt について整理す
ると、次式が得られる。
【0032】
【数5】 次に(7)式のTustin変換を(6)式に代入して
(6)式を離散化する。
【0033】 Tustin変換の結果(6)式は、時間領域で表現す
ると、次の(8)式のように整理することができる。
【0034】
【数6】 ただし、 a0 =(8mI+4τcI+2τ2kI)v0 b0=(4τm +2τ2k)v0 a1 =(-24mI-4τcI+2τ2kI)v0 b1=( -4τm +2τ2c+3τ3k)v0 a2 =(24mI -4τcI-2τ2kI)v0 b2=( -4τm -2τ2c+3τ3k)v0 a3 =(-8mI +4τcI-2τ2kI)v0 b3=(4τm -2τ2c +τ3k)v0 c1 =-N{ 4τ(I+mr2) +2τ2cr22kr2} d0 =-2τ2N c2 =-N{-4τ(I+mr2) +2τ2cr2+3τ3kr2} d1 =-2τ2N c3 =-N{-4τ(I+mr2) -2τ2cr2+3τ3kr2} d2 = 2τ2N c4 =-N{ 4τ(I+mr2) -2τ2cr23kr2} d3 = 2τ2N である。
【0035】次に、(8)式にオンライン同定手法を適
用する。ここでは、補助変数法を用いてμ勾配kt の推
定値kt [i] を同定した。補助変数法を用いたアルゴリ
ズムは、次の(9)式のように表される。
【0036】
【数7】 ただし、λは忘却係数である。
【0037】なお、上記のμ勾配の推定において、車輪
慣性モーメントI、車輪質量m、タイヤ有効半径r、バ
ネ定数k、ダンパ定数c等は定数で予め与えられ、車体
速度v0 は車輪速度から推定することができる。
【0038】図5(A)に、高μ路において緩制動時に
ホイール圧が高くなるようにステップ励振した後元のホ
イール圧に戻すことを周期的に繰り返した場合におけ
る、車輪速とホイール圧との時間変化を示し、図5
(B)にこれらのデータから推定したμ勾配を示す。
【0039】また、図6(A)に、低μ路において緩制
動時にホイール圧を高くした後低くなるように変化させ
て元のホイール圧に戻すことを周期的に繰り返した場合
における、車輪速とホイール圧との時間変化を示し、図
6(B)にこれらのデータから推定したμ勾配を示す。
なお、図6の場合は、図5の場合より初期ホイール圧が
高くなっている。
【0040】μ勾配の推定結果から高μ路に比較して低
μ路ではμ勾配が小さく推定され、μの相違が推定値に
現れており、適切な同定ができていることが理解でき
る。
【0041】以上説明したように、本実施の形態では、
ステップ励振を行い強制的にサスペンション前後共振現
象を励起しているため、車輪速振動が発生し難い平滑路
面においても制度良くμ勾配を推定することができる。
【0042】また、タイヤ回転を40Hz付近で共振さ
せてμ勾配を推定する場合と比較して、本実施の形態で
はブレーキ圧を振動させるときの共振周波数を6〜15
Hz付近と低くすることができるので、共振周波数成分
を励起する励振が容易であり、ステップ励振によって励
振が可能である。このため、振動騒音を少なくすること
ができる。
【0043】ステップ励振時の収束波形から減衰係数を
測定し、μ勾配を推定する方法では、外乱の影響を考慮
していないため、外乱印加時に推定誤差が増大する。ま
た、操作入力(ブレーキトルク)を考慮ぜずにオンライ
ン同定法によってμ勾配を推定する方法では、操作入力
も未知外乱とみなし、この外乱を補償するμ勾配推定が
行われる。これに対し、本実施の形態では、操作入力を
既知入力として扱っているため、相対的に未知外乱は減
少し、より精度の高いμ勾配推定が可能となる。
【0044】また、推定したμ勾配がピークになる時の
ブレーキトルクに基づいて、路面と車輪との間の滑り易
さに関する物理量の1つである路面μを推定することが
できる。
【0045】本実施の形態では、車体速度をパラメータ
に含むモデルから直接μ勾配を推定しており、モデルの
中に車体速度の項が含まれているので、車体速度の変化
に対しても容易に対応するとができる。
【0046】また、バネ下前後共振特性を表す物理モデ
ルは車体速度を陽に含むモデルとなっており、車体速度
に応じて物理モデルを適用させることにより、車体速度
が変化する状況においても精度よくこの物理量を推定す
ることができる。
【0047】また、本発明の物理量推定装置は、路面状
態の判定や車両状態の判定にも利用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、車体速
度をパラメータに含むバネ下前後共振特性を表す物理モ
デルのパラメータを路面と車輪との間の滑り易さに関連
する物理量として直接推定しているため、精度よくこの
物理量を推定することができる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のABS制御装置の氷上路からドライ路へ
の乗り移り実験結果を示し、(A)は車輪速度と時間と
の関係を示す線図、(B)はブレーキマスタ圧と時間と
の関係を示す線図である。
【図2】サスペンション−タイヤ共振モデルを示す概略
図である。
【図3】本発明の実施の形態の物理量推定装置をABS
制御装置に適用したブロック図である。
【図4】路面μ勾配とサスペンション−タイヤ共振特性
との関係を示し、(A)は周波数とゲインとの関係を示
す線図、(B)は周波数と位相との関係を示す線図であ
る。
【図5】(A)は、高μ路において緩制動時にホイール
圧をステップ励振した場合における車輪速とホイール圧
との時間変化、(B)は車輪速とホイール圧とから推定
したμ勾配を示す。
【図6】(A)は、低μ路において緩制動時にホイール
圧をステップ励振した場合における車輪速とホイール圧
との時間変化、(B)は車輪速とホイール圧とから推定
したμ勾配を示す。
【符号の説明】
10 車輪速度センサ 12 バンドパスフィルタ 14 μ勾配推定装置 16 ABS制御装置 18 油圧ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000004260 株式会社デンソー 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 (72)発明者 小野 英一 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 菅井 賢 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 浅野 勝宏 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 梅野 孝治 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 宮下 政則 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 山本 真規 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 伊藤 祥司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 安井 由行 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 小野沢 智 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 藤本 周策 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3D046 BB28 HH16 HH22 HH36 HH46 KK06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、 ブレーキ圧が振動しているときの振動ブレーキトルクを
    取得する振動ブレーキトルク取得手段と、 前記車輪速度及び振動ブレーキトルクから車体速度をパ
    ラメータに含むバネ下前後共振特性を表す物理モデルの
    パラメータを同定し、同定したパラメータから路面と車
    輪との間の滑り易さに関する物理量を推定する物理量推
    定手段と、 を含む物理量推定装置。
  2. 【請求項2】前記物理量推定手段は、前記車輪速度の時
    系列データ及び前記振動ブレーキトルクの時系列データ
    から車体速度をパラメータに含むバネ下前後共振特性を
    表す物理モデルのパラメータを同定し、同定したパラメ
    ータから路面μ勾配を推定する請求項1の物理量推定装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2の物理量推定装置によっ
    て推定した物理量に基づいて、ブレーキ圧を制御するこ
    とを特徴とするABS制御装置。
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