JP2000255371A - 膨張流体を提供する装置 - Google Patents

膨張流体を提供する装置

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JP2000255371A JP2000038947A JP2000038947A JP2000255371A JP 2000255371 A JP2000255371 A JP 2000255371A JP 2000038947 A JP2000038947 A JP 2000038947A JP 2000038947 A JP2000038947 A JP 2000038947A JP 2000255371 A JP2000255371 A JP 2000255371A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員保護器のための膨張流体を発生させる新
規な装置を提供する。 【解決手段】 膨張可能な車両乗員保護器(14)を膨
張させる膨張流体を提供するための装置(10)はハウ
ジング(20)と、ハウジング内に位置し、加圧膨張流
体を提供するように作動できる膨張流体源(140)と
を有する。ハウジングはハウジングからの膨張流体の流
れを膨張可能な保護器へ導く流体通路(130)を有す
る。ハウジングは膨張流体源の作動時にハウジング内の
膨張流体の圧力により変形する。流体通路の流れ面積は
ハウジングの変形により増大し、膨張流体源の作動時に
ハウジング内の膨張流体の圧力に従って変化する。装置
はまた膨張流体源と流体通路との間に位置する制御通路
(210)を画定する流れ制御部材(180)を有す
る。制御通路は流体通路よりも小さな流れ面積を有す
る。制御通路の流れ面積はハウジングの変形により増大
し、膨張流体源の作動時にハウジング内の膨張流体の圧
力に従って変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は膨張可能な車両乗員
保護器を膨張させるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグの如き膨張可能な車両乗員保
護器は車両の衝突発生時に展開(膨張)される。エアバ
ッグは車両乗員保護装置の一部であり、この装置は更に
衝突センサ及び膨張器を有する。膨張器はハウジング
と、ハウジング内の固体推進剤の如き膨張流体源とを有
する。衝突センサが少なくとも所定のしきいレベルの衝
突表示状態を感知したとき、膨張器が作動し、膨張器の
ハウジング内に加圧膨張流体を発生させる。加圧された
膨張流体は膨張器のハウジングから出るように導かれ、
エアバッグを車両の乗員コンパートメント内へと膨張さ
せる。エアバッグがこのように展開されたとき、エアバ
ッグは、衝突の結果として車両の乗員が車両の部分と強
烈に衝突しないように保護する補助を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】膨張器が上昇した周囲
温度で作動されたとき、膨張器のハウジング内の膨張流
体の圧力が増大する。膨張器はこのような上昇した圧力
を収容するのに十分な構造上の強度を有しなければなら
ない。膨張器のハウジング内の圧力がこのように増大し
た場合、エアバッグ内へ流れる膨張流体の質量流量が所
望の流量以上に増大することがある。また、このような
増大した圧力の可能性が高い燃焼率指数即ち圧力変動に
対する高感度を有する固体推進剤の使用を不可能にして
しまうことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は膨張可能な車両
乗員保護器を膨張させるための装置に関する。この装置
はハウジングと、ハウジング内に位置し、加圧膨張流体
を提供するように作動できる膨張流体源とを有する。ハ
ウジングはハウジングから出た膨張流体の流れを膨張可
能な保護器へ導くための流体通路を有する。ハウジング
は膨張流体源の作動時にハウジング内の膨張流体の圧力
により変形する。流体通路の流れ面積はハウジングの変
形により増大し、膨張流体源の作動時にハウジング内の
膨張流体の圧力に従って変化する。装置はまた、膨張流
体源と流体通路との間に位置する制御通路を画定する流
れ制御部材を有する。制御通路は流体通路よりも小さな
流れ面積を有する。制御通路の流れ面積はハウジングの
変形により増大し、膨張流体源の作動時にハウジング内
の膨張流体の圧力に従って変化する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は膨張可能な車両乗員保護
器を膨張させる膨張流体を提供するための装置に関す
る。本発明の代表例として、図1は車両乗員保護装置1
2の一部を構成する膨張器10を概略的に示す。
【0006】装置12は膨張可能な車両乗員保護器14
を有する。本発明の好ましい実施の形態においては、保
護器14はエアバッグである。本発明に従って使用でき
る他の膨張可能な車両乗員保護器は、例えば、膨張可能
なシートベルト、膨張可能な膝ボルスタ、膨張可能な頭
ライナー又は側カーテン、及び膨張可能なエアバッグに
より作動される膝ボルスタを含む。
【0007】膨張器10はエアバッグ14を膨張させる
ための膨張流体を提供するために電気的に作動できる。
エアバッグ14が膨張したとき、エアバッグは車両の乗
員コンパートメント(図示せず)内へ延び、衝突の結果
として車両の乗員が車両の部分と強烈に衝突しないよう
に保護する補助を行う。
【0008】装置12はまた衝突センサ16を有する。
衝突センサ16は既知の装置であって、衝突の発生を表
示する車両の状態を感知する。衝突センサ16により感
知された車両の状態が所定のしきいレベル又はそれ以上
である場合、センサは激しさの少なくとも所定のしきい
レベルの衝突の発生を表示する。衝突の激しさのしきい
レベルは、エアバッグ14の膨張が車両の乗員の保護を
行うことが望まれるレベルである。
【0009】衝突センサ16により感知される車両の状
態は、好ましくは、衝突により生じる車両の急激な減速
である。減速の大きさ及び期間は衝突センサ16により
測定される。減速の大きさ及び期間が所定のしきいレベ
ルであるか又はそれを越えた場合、衝突の激しさの所定
のしきいレベルであるか又はそれを越えた衝突の発生を
表示する。次いで、展開信号がコントローラ18に伝達
され、そのような衝突の発生を表示する。コントローラ
18は作動信号を膨張器10へ送り、膨張器を作動させ
る。
【0010】膨張器10(図2−4)はほぼ円筒状のハ
ウジング即ちシェル20を有する。膨張器10は図2、
3において上から見て円形の形状を有する。ハウジング
20は第1の即ち上方(図において)のハウジング部分
30(ディフューザと呼ぶ)と、第2の即ち下方(図に
おいて)のハウジング部分40(覆い呼ぶ)とを有す
る。
【0011】ディフューザ30は逆カップ状の形状を有
し、半径方向に延びる端壁42と、軸方向に延びる側壁
44とを有する。ディフューザ30の端壁42はドーム
状を呈する;すなわち、覆い40から離れるように突出
する湾曲形状を有する。端壁42は内側表面46を有す
る。
【0012】上方のハウジング部分30の側壁44は膨
張器10の軸線50上に中心を持つ円筒形状を有する。
複数の膨張流体出口52が側壁44上で円形の配列のな
って位置する。膨張流体出口52の各々は側壁44を通
って半径方向に延びる。出口52は膨張器10からの膨
張流体がエアバッグ14を膨張させるのを可能にする。
グループとしての出口52は所定の一定の流れ面積を有
する。環状の膨張器装着フランジ54は膨張流体出口5
2の(図2で見て)下方の位置で側壁44から半径方向
外方へ延びる。
【0013】覆い40はカップ状の形状を有し、半径方
向に延びる端壁62と、軸方向に延びる側壁64とを含
む。覆い40の端壁62はドーム状を呈する;すなわ
ち、上方のハウジング部分30から離れるように突出す
る湾曲形状を有する。端壁62は上方のハウジング部分
30の端壁42の方に向いた内側表面66を有する。端
壁62に設けた円形開口68は軸線50上に中心を持
つ。
【0014】覆い40の側壁64は軸線50上に中心を
持つ円筒形形状を有する。覆い40の側壁64の外径は
ディフューザ30の側壁44の内径にほぼ等しい。図2
に示すように、覆い40は上方のハウジング部分30の
内側に位置する。覆い40の側壁64は単一の連続的な
溶接部72により上方のハウジング部分30の側壁44
に溶着される。
【0015】膨張器10は点火組立体80を有する。点
火組立体80は点火ハウジング82を有する。点火ハウ
ジング82はほぼ環状の形状を有し、先細り(テーパ)
した軸方向に延びる側壁84と、端部分86と、フラン
ジ88とを含む。
【0016】点火ハウジング82は側壁の半径方向内側
の点火室90を有する。円形の列となったポート即ち通
路87が側壁84に形成される。通路87は点火室90
と点火ハウジング82の外部との間を延びる。通路87
の半径方向外端は接着フォイル89により覆われる。点
火ハウジング82の端部分86は側壁84の一端に位置
し、覆い40の端壁62の中央開口68内へ延びる。
【0017】点火組立体80はイニシエータ(起動器)
92を有する。イニシエータ92は燃焼生成物を発生さ
せるために端子94を介して供給される電流により電気
的に作動できる既知の装置である。スリーブ96がイニ
シエータ92と点火ハウジング82の側壁84との間に
圧入され、イニシエータをハウジング内で適所に固定す
る。
【0018】点火物質98は、イニシエータ92に隣接
しこれと接触した状態で、点火ハウジング82の点火室
90内に位置する。点火物質98はイニシエータ92に
より点火可能で、点火されたときに燃焼生成物を発生さ
せる既知の物質である。1つの適当な物質は窒化ホウ素
カリウム即ちBKNO3 である。
【0019】点火組立体80は点火ハウジング82の上
端上の金属点火キャップ100を有する。点火キャップ
100は点火室90内の点火物質98を収容する。点火
キャップ100は軸方向に延びる円筒状部分102を有
し、この円筒状部分は点火ハウジング82の側壁84内
に圧入される。点火キャップ100の半径方向に延びる
端壁104は点火ハウジング82内の点火室90を横切
って延び、この室を閉じる。
【0020】点火ハウジング82のフランジ88は点火
ハウジングの側壁84から半径方向外方に延びる。フラ
ンジ88は覆い40の端壁62の半径方向内側部分と重
なる。必要なら、ガスケット又はシーラント材料の層の
如きシール(図示せず)を点火ハウジング82のフラン
ジ88と覆い40の端壁62との間に設けることができ
る。
【0021】膨張器10は燃焼器又は燃焼カップ110
の形をした第1の流れ制御部材110を有する。燃焼カ
ップ110は環状の形状を有し、半径方向に延びる下方
の端壁112と、軸方向に延びる側壁114とを含む。
側壁114は内側表面115を有する。リング状の推進
剤室即ち燃焼室116が燃焼カップの内部に画定され
る。推進剤室116の半径方向外境界は燃焼カップ11
0の側壁114である。推進剤室116の半径方向内境
界は点火ハウジング82の側壁84である。
【0022】燃焼カップ110の側壁114はディフュ
ーザ30及び覆い40のそれぞれの側壁44、64の半
径方向内方に位置する。燃焼カップの側壁114はリン
グ状の上端表面120を有する。上端表面120は上方
のハウジング部分30の端壁42の内側表面46に対し
てシールを行うほぼ切頭円錐形の形状を有する。
【0023】燃焼カップ110の下方の端壁112は燃
焼カップの側壁114の下方部分から半径方向内方へ延
びる。下方の端壁112は上方のハウジング部分30の
方に向いた内側表面122を有する。下方の端壁112
は覆い40の端壁62の内側表面66と当接係合する外
側表面124を有する。燃焼カップ110の軸方向長さ
は、燃焼カップが上方のハウジング部分30と覆い40
との間で軸方向において捕捉即ち捕獲されるように、選
定される。
【0024】燃焼カップの側壁114の上端表面120
及び上方のハウジング部分30の内側表面46は膨張器
10内に流体通路130(図2−4)を画定する。燃焼
カップの側壁114が円筒状を呈するので、流体通路1
30は、軸線50のまわりを延びこの軸線上に中心を持
つ環状の形状を有する。流体通路130は燃焼室116
と流体出口52との間に位置する。通常閉じている流体
通路130は、後述するように、膨張器10の作動時に
開く。
【0025】燃焼カップ110の下方の端壁112はリ
ング状の端表面126を有する。燃焼カップ110の下
方の端壁112の端表面126は点火ハウジング82の
フランジ88に隣接して位置する。点火ハウジング82
は膨張器10内で燃焼カップ110を半径方向に位置決
めする補助を行う。
【0026】膨張器10は固体推進剤の形をした作動可
能な膨張流体源140を含む。推進剤140は燃焼カッ
プ110の燃焼室116内に位置する。推進剤140
は、点火組立体80により点火可能で、点火されたとき
にエアバッグ14を膨張させるための加圧ガスの形をし
た膨張流体を発生させる既知の物質である。推進剤14
0はディスクの形に形成されたものとして示されている
(図2を明瞭にするために、推進剤ディスク140は燃
焼室116のある領域内では示されていない)。代わり
に、推進剤140は小さなペレット又はタブレットの形
として、或いは点火ハウジング82を囲む大きなディス
クとして形成することができる。
【0027】膨張器10は燃焼室116内の推進剤リテ
ーナ150を有する。推進剤リテーナ150は複数の孔
152を有するリング状の金属板である。推進剤リテー
ナ150は燃焼室116内に位置し、点火ハウジング8
2の側壁84と燃焼カップ110の側壁114との間を
半径方向に延びる。推進剤リテーナ150は燃焼室11
6を、推進剤リテーナと覆い40との間に位置する環状
の第1部分158、及び、推進剤リテーナとディフュー
ザ30との間に位置する環状の第2部分159に分割す
る。
【0028】膨張器10はまた燃焼室116内の燃焼器
吸熱源160を有する。吸熱源160は点火ハウジング
82の側壁84の上端部分のまわりを延びる環状の形状
を有する。吸熱源160は図面に示す切頭円錐形状に圧
縮された編んだステンレス鋼のワイヤチューブとして形
成される。
【0029】膨張器10はしきいキャップ180の形を
した第2の流体流れ制御部材を有する。しきいキャップ
180は燃焼室116内に位置し、点火キャップ100
とディフューザ30との間で軸方向に位置する。しきい
キャップ180はハウジング部分30、40よりもかな
り薄いスタンピング加工された金属(好ましくは、アル
ミニウム)シートで形成される。
【0030】しきいキャップ180(図5、6)はスロ
ーイング(throwing)ディスクにほぼ似た形をしており、
軸線50上に中心を持つドーム状の主本体部分即ち中央
壁182を有する。中央壁182は円形の形状を呈し、
環状の外縁部分184を含む。中央壁182は平行な内
側及び外側表面186、188を有する。
【0031】しきいキャップ180の環状側壁190は
中央壁182からほぼ軸方向に延びる。しきいキャップ
180の側壁190は第1部分192を有し、この部分
はしきいキャップの中央壁182の外縁部分184に接
続され、そこから延びる。第1部分192は僅かに切頭
円錐となった形状を有し、中央壁182から離れるよう
に軸方向に延びるときに中央壁182から半径方向外方
へ延びる。図示の実施の形態においては、側壁190の
第1部分192は軸線50に対して小さな角度(約5
°)をなして延びる。しきいキャップ180の側壁19
0の第2部分194は第1部分192から軸方向下方及
び半径方向内方へ延びる。
【0032】しきいキャップ180は溝穴200の形を
した複数の開口を有する。溝穴200はしきいキャップ
180の側壁190の内側及び外側表面196、198
間を延びる。溝穴200は軸線50上に中心を持つ円形
の列となって側壁190に沿って等間隔で位置する。溝
穴200の各々はそれぞれの上方縁部202を有する。
【0033】しきいキャップ180の溝穴200は一緒
になってしきいキャップ内に流体流れ制御通路210を
形成する。図示の実施の形態においては、しきいキャッ
プ180は6つの溝穴200を有する。膨張器10の所
望の流れ制御特性を得るために一層多数又は一層少数の
溝穴200を設けることができる。
【0034】しきいキャップ180(図2)は軸線50
上に中心を持つ位置で膨張器10の燃焼室116内に位
置する。しきいキャップ180の中央壁182の内側表
面186は点火キャップ100の端壁104と当接係合
する。しきいキャップ180の中央壁182の外側表面
188の中央部分はディフューザ30の中央壁32の内
側表面46と当接係合する。
【0035】しきいキャップ180は膨張器10の全体
の燃焼室116を横切って延びる。しきいキャップ18
0の側壁190の外側表面198は流体通路130の近
くで燃焼カップ110の側壁114の内側表面115と
当接係合する。
【0036】燃焼器吸熱源160はしきいキャップ18
0と推進剤リテーナ150との間で軸方向に圧縮され
る。燃焼器吸熱源160は推進剤140に対して推進剤
リテーナ150を押し付けるバネとして作用する。燃焼
器吸熱源160は振動しないように推進剤リテーナ15
0を保持する。吸熱源160の円錐形状が吸熱源を弾力
的にする。吸熱源160の弾力性が組立て中の膨張器1
0の部品の変形及び推進剤140の押し潰しを排除す
る。
【0037】点火組立体80はしきいキャップ180と
覆い40との間で軸方向において捕捉即ち捕獲される。
特に、点火キャップ100と点火ハウジング82のフラ
ンジ88との間の距離は、ハウジング部分30、40が
点火組立体80の内部で一緒に溶着されたときに、点火
キャップの端壁104がしきいキャップの中央壁182
の内側表面186と係合するように、選定される。点火
ハウジング82は覆い40と係合するように軸方向に押
圧される。点火ハウジング82のフランジ88は覆い4
0の端壁62に接するように即ち端壁の方へ軸方向外方
に押圧される。
【0038】膨張器10の作動前には、燃焼カップの側
壁114の端表面120はディフューザの端壁42の内
側表面46に対してシールを行い、流体通路130を閉
じ、流れ面積をゼロにする。閉じた流体通路130は、
膨張器10の作動前には、燃焼室116と流体出口52
との間で流体の流れを遮断する。膨張流体源140と流
体出口52との間で実質的な量の流体を流す他の経路は
存在しない。後述するが、膨張器10の作動時に、流体
通路130が開き、膨張流体は膨張流体源140と流体
出口52との間を流れることができる。開いたとき、流
体通路130はディフューザ30の流体出口52よりも
小さな流れ面積を有する。
【0039】膨張器10の作動前には、しきいキャップ
180の制御通路210もまた閉じ状態にある。燃焼カ
ップ110の側壁114としきいキャップ180の側壁
190の第1部分192との間の僅かな角度は、しきい
キャップの溝穴200が燃焼カップの側壁によりほぼ完
全に覆われることを保証する。最初は、しきいキャップ
180の側壁190と燃焼カップ110の側壁114と
の間に実質的なギャップは存在しない。しきいキャップ
180は燃焼室116と流体通路130との間での流体
の流れを実質的に遮断する。後述するが、膨張器10の
作動時に、しきいキャップ180が移動して変形し、膨
張流体が溝穴200を通って流れることができるように
する。
【0040】衝突の激しさの所定のしきいレベルでの又
はそれ以上のレベルでの車両の衝突時に、膨張器10は
イニシエータ92の端子94へ供給される電気信号によ
り作動される。イニシエータ92が作動し、点火物質9
8を点火する。点火物質98は燃焼生成物を発生させ、
この燃焼生成物はフォイル89を破裂させ、図3に矢印
で示すように、通路87を通って燃焼室116内へ流入
する。この期間中、点火キャップ100は点火ハウジン
グ82の上端から出る燃焼生成物の流れを阻止するシー
ルを提供する。
【0041】燃焼室116内へ流入する燃焼生成物は推
進剤140を点火する。推進剤140は燃焼し、燃焼室
116内に加圧膨張流体を発生させる。燃焼室116内
の圧力は約6.89×106Pa(1000psi)な
いし約13.8×106Pa(2000psi)又はそ
れ以上の範囲の圧力まで急激に上昇する。
【0042】ハウジング20の材料の厚さは、膨張流体
源140の作動時にハウジング内の膨張流体の圧力によ
り端壁42、62が変形するように、選定される。特
に、ディフューザ30の端壁42は図2に示す状態から
軸方向外方(図3の上方向)へ変形する。同時に、覆い
40の端壁62は、図2に示す状態から、反対方向へ、
軸方向外方に変形し、図3に示す状態となる。端壁4
2、62の変形即ち偏向の量はハウジング20内の圧力
に依存する。すなわち、ハウジング内の圧力が高いほ
ど、端壁42、62は外方へ一層大きく偏向する。
【0043】ディフューザ30及び覆い40が相対的に
離れるように移動すると、しきいキャップ180の内側
表面186上の流体圧力が、覆いから離れるようにディ
フューザと一緒にしきいキャップを移動させる。同時
に、吸熱源160及び推進剤リテーナ150がまた、覆
い40から離れるようにディフューザ30と一緒に移動
する。後に詳述するが、しきいキャップ180のこの運
動が制御通路210を開き、流体が燃焼室116から出
て流体通路130を通るのを可能にする。
【0044】点火ハウジングのフランジ88に作用する
膨張流体の圧力が覆い40の端壁62に対してフランジ
を押し付ける。フランジ88上の膨張流体により与えら
れる力は点火ハウジング82と覆い40との間の流体密
シールを行う。
【0045】ハウジング部分30、40の端壁42、6
2の変形の結果、ディフューザの端壁と覆いの端壁との
間の距離が増大する。点火物質98の燃焼生成物の力に
より、点火キャップ100が、しきいキャップ180及
びディフューザと一緒に、覆い40から離れる方向へ、
点火ハウジング82の側壁84に沿って軸方向に摺動す
る。
【0046】点火ハウジング20が変形したとき、燃焼
カップ110はディフューザ30と覆い40との間で軸
方向においてもはや捕捉されない。燃焼カップ110の
下方部分112上で下向き方向(図3)に作用する燃焼
室116内の膨張流体の圧力が覆い40の端壁62との
係合状態に燃焼カップを保持する。燃焼カップ110
は、ディフューザ30の端壁42から離れるように、覆
い40の端壁62と一緒に移動する。
【0047】燃焼カップ110の上端表面120はディ
ーザ30の端壁42の内側表面46から離れるように移
動する。ハウジング20の変形のため、流体通路130
が開き、その流れ面積が増大する。点火ハウジング82
の側壁84、点火ハウジングのフランジ88、燃焼カッ
プ110及びしきいキャップ180は共働し、燃焼室1
16から流出するすべて又は実質上すべての膨張流体を
流体通路130を通って流れるように導く。膨張流体源
140と流体出口52との間で実質的な量の流体を流す
他の経路は存在しない。
【0048】吸熱源160は燃焼室116から流出する
膨張流体を冷却し、濾過する。吸熱源160はまた膨張
流体から粒状物質を濾過する。推進剤リテーナ150は
推進剤140の完全燃焼度を増大させることにより燃焼
プロセスの有毒放出物を減少させる。推進剤の燃焼にお
ける液体中間物が吸熱源160に吸収されること及び吸
熱源により抑制又は消滅されることが阻止されるため、
これが生じるものと思われる。
【0049】膨張流体は燃焼室116から出て、しきい
キャップ180の溝穴200を通り、流体通路130の
方へ流れる。膨張流体は流体通路130を通り、最終フ
ィルタ220を通って、膨張流体出口52の方へ流れ
る。膨張流体は燃焼室116から出て、流体通路130
の360°の全角度範囲に沿って流れる。流体出口52
は、ハウジング20から出て膨張可能な保護器14へ流
入するように膨張流体を導く。
【0050】ハウジング20内の流体通路130の流れ
面積はハウジング20内の膨張流体の圧力に応じて変化
する。特に、ハウジング20内の圧力が高いほど、端壁
42、62は外方へ一層大きく偏向即ち変形する。端壁
42、62が外方へ一層大きく偏向するほど、燃焼カッ
プ110の端表面120はディフューザ30の端壁から
一層離れるように移動し、流体通路130は一層大きく
なる。1つの実施の形態においては、膨張器10が作動
したとき、流体通路130は典型的には約1/2mmの
軸方向の長さを有する。極限圧力状態の下では、流体通
路130は2ないし3mmほどの大きさの軸方向長さを
有することができる。
【0051】ハウジング20が変形すると、しきいキャ
ップ180の溝穴200は徐々に開くが、ディフューザ
30と燃焼カップ110との間の流体通路130は一層
速く開く。従って、しきいキャップ180の溝穴200
を通る流体流れ面積は殆ど瞬時に燃焼カップ110とデ
ィフューザ30との間のギャップ即ち流体通路130を
通る流体流れ面積よりも小さくなる。従って、しきいキ
ャップ180は膨張器10から出る流体の流量のための
絞り又は制御子として作用する。
【0052】制御通路210を構成するしきいキャップ
180の溝穴200の流れ面積も、ハウジング20内の
膨張流体の圧力に応じて変化する。特に、ハウジング2
0内の圧力が高いほど、しきいキャップ180は覆い4
0から一層離れるように移動する。更に、しきいキャッ
プ180の中央壁182の外縁部分184はディフュー
ザ30の端壁32に接して平坦化される。その結果、し
きいキャップ180の各溝穴200の一層大きな部分が
露出し、制御通路210が一層大きくなる。
【0053】制御通路210の流れ面積がハウジング2
0内の膨張流体の圧力に応じて変化するので、膨張器1
0の内部作動圧力は自己規制的なものとなる。燃焼室1
16内の圧力が増大すると、制御通路210が更に開
き、圧力を逃して低下させる。それ故、膨張器10内の
ピーク作動圧力の範囲が一層狭くなり、これに応じて膨
張器のハウジング20の構造上の要求を減少させる。
【0054】このような方法での(即ち、溝穴付きしき
いキャップ180の運動を介しての)流体流れの制御は
2つの変形するハウジング部分30、110間のギャッ
プ130を利用しての流体流れの制御よりも一層正確で
ある。更に、異なる開口寸法又は形状を有する異なるし
きいキャップ180を提供することにより、異なる膨張
器のための流体流れ特性を変更することは比較的容易で
ある。
【0055】可変の制御通路210の開度を増大させる
ことにより燃焼室116内のピーク圧力が減少するの
で、燃焼室116内の圧力に対する温度変化の効果が最
小化される。これは、圧力に一層敏感な(即ち、一層高
い燃焼率指数を有する)推進剤140の使用を可能にす
る。
【0056】本発明の上述の説明から、当業者なら、本
発明における改良、変更及び修正を理解できよう。例え
ば、溝穴200は図示の矩形の形状とは異なる形状を有
することができる。特に、各溝穴200は、しきいキャ
ップ180の中央壁182の近くの頂点と、しきいキャ
ップの側壁部分194の縁部での大きな底辺とを含む三
角形の形状を有することができる。この溝穴の形状は、
しきいキャップ180が燃焼カップ110に関して移動
するときに、溝穴を通る流体流れを非線形的に増大させ
る。この非線形的な流れは膨張器10の出力に対する周
囲温度の効果を中和する補助を行うことができる。より
詳しく述べると、膨張器10が冷えている場合は、推進
剤140は一層ゆっくり燃焼し、膨張器内の圧力は一層
ゆっくり増大する。この場合、膨張器10の流体出口面
積は最初は比較的小さい方が望ましい。三角形の溝穴が
部分的にのみ開いたときに提供される比較的小さな流れ
面積は、この結果を提供する補助をなすことができる。
一方、膨張器10が高温の場合は、推進剤140は一層
迅速に燃焼し、膨張器内の圧力は一層迅速に増大する。
この場合、膨張器10の流体出口面積は比較的大きい方
が望ましい。三角形の溝穴が一層完全に開いたときに提
供される比較的大きな流れ面積は、この結果を提供する
補助をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に従って構成された
膨張器を含む車両乗員保護装置の概略図である。
【図2】作動していない状態での図1の膨張器を示す断
面図である。
【図3】作動状態での膨張器を示す、図2と同様の図で
ある。
【図4】図3の一部の拡大図である。
【図5】図1の膨張器の一部を構成するしきいキャップ
の底面図である。
【図6】図5の5−5線におけるしきいキャップの断面
図である。
【符号の説明】
10 膨張器 14 車両乗員保護器 20 ハウジング 30 ディフューザ 40 覆い 80 点火組立体 110 燃焼カップ 112 端壁 114 側壁 116 燃焼室 130 流体通路 140 膨張流体源(推進剤) 180 制御部材(しきいキャップ) 200 溝穴 210 制御通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロイド・ジー・グリーン アメリカ合衆国アリゾナ州85206,メサ, イースト・ファームデイル・アベニュー 5523

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張可能な車両乗員保護器を膨張させる
    膨張流体を提供するための装置において、 ハウジングと;上記ハウジング内に位置し、加圧膨張流
    体を提供するように作動できる膨張流体源と;を有し、 上記ハウジングが同ハウジングからの膨張流体の流れを
    上記膨張可能な保護器へ導く流体通路を有し;さらに、
    上記膨張流体源と上記流体通路との間に位置する制御通
    路を画定する流れ制御部材が設けられ;上記ハウジング
    が上記膨張流体源の作動時に当該ハウジング内の膨張流
    体の圧力により変形するようになっており;上記流体通
    路の流れ面積が上記ハウジングの変形により増大し、上
    記膨張流体源の作動時に当該ハウジング内の膨張流体の
    圧力に従って変化するようになっており;上記制御通路
    が上記流体通路よりも小さな流れ面積を有し、当該制御
    通路の流れ面積が上記ハウジングの変形により増大し、
    上記膨張流体源の作動時に当該ハウジング内の膨張流体
    の圧力に従って変化するようになっている;ことを特徴
    とする装置。
  2. 【請求項2】 上記制御通路が上記ハウジングの変形時
    に流れ面積を増大させるために当該ハウジングに関して
    移動する複数の流体流れ制御開口を有することを特徴と
    する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記流体流れ制御開口が上記膨張流体源
    のまわりで列となって延びることを特徴とする請求項2
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記膨張流体源が上記膨張器の燃焼室内
    に位置し、上記流れ制御部材が全体の上記燃焼室を横切
    って延びることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記ハウジングが上記流体通路の流れ面
    積を変化させるように相対的に移動する第1及び第2の
    ハウジング部分を有し、上記流れ制御部材が、上記膨張
    流体源の作動時に、上記制御通路を閉状態から開状態へ
    移動させるように、上記第1のハウジング部分と一緒に
    上記第2のハウジング部分に関して移動できることを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記第2のハウジング部分が上記膨張流
    体源を少なくとも部分的に囲う燃焼カップを有し、上記
    燃焼カップは、装置が作動していない状態のときに、上
    記第1及び第2のハウジング部分にそれぞれ係合する第
    1及び第2の端部分を有し、当該燃焼カップの上記第1
    の端部分が装置の作動時に当該第1のハウジング部分と
    一緒に移動し、該燃焼カップの上記第2の端部分が上記
    制御通路を上記閉状態から上記開状態へ移動させるため
    に当該第2のハウジング部分から離れるように移動する
    ことを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記制御通路が上記ハウジングの変形時
    に流れ面積を増大させるために当該ハウジングに関して
    移動する複数の流体流れ制御開口を有することを特徴と
    する請求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記流体流れ制御開口が上記膨張流体源
    のまわりで列となって延びることを特徴とする請求項7
    に記載の装置。
  9. 【請求項9】 上記流れ制御部材が上記第1及び第2の
    ハウジング部分の厚さよりも実質的に小さな厚さを有す
    るディスク状の金属シート部材を有することを特徴とす
    る請求項5に記載の装置。
  10. 【請求項10】 上記ハウジングの端壁間で軸方向にお
    いて捕獲される燃焼カップ及び点火組立体を備え、上記
    燃焼カップ及び点火組立体が上記膨張流体源の作動時に
    当該ハウジングに関して移動し、当該燃焼カップの運動
    が上記制御通路の流れ面積を増大させることを特徴とす
    る請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 上記流れ制御部材がスローイングディ
    スクにほぼ似た形状を有することを特徴とする請求項1
    に記載の装置。
  12. 【請求項12】 上記制御通路が上記ハウジングの変形
    時に流れ面積を増大させるために当該ハウジングに関し
    て移動する複数の流体流れ制御開口を有することを特徴
    とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 上記流体流れ制御開口が上記膨張流体
    源のまわりで列となって延びることを特徴とする請求項
    12に記載の装置。
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