JP2000253553A - 避雷針装置 - Google Patents

避雷針装置

Info

Publication number
JP2000253553A
JP2000253553A JP11100475A JP10047599A JP2000253553A JP 2000253553 A JP2000253553 A JP 2000253553A JP 11100475 A JP11100475 A JP 11100475A JP 10047599 A JP10047599 A JP 10047599A JP 2000253553 A JP2000253553 A JP 2000253553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lightning
lightning rod
insulation
rod device
support tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11100475A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Fujii
正視 藤井
Yasuo Yoshimine
安夫 吉峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11100475A priority Critical patent/JP2000253553A/ja
Publication of JP2000253553A publication Critical patent/JP2000253553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】フランクリン型避雷針設備により、建造物内や
周辺近地に波及する落雷事故の発生を防止する。 【解決手段】従来型避雷針装置の突針と、支持管の間に
絶縁支持管を設け、絶縁支持管内に低インピーダンス高
耐電圧絶縁電線を収納し、その下部付近から引き出しす
る。従来型避雷針装置の支持管上部と突針間に絶縁支持
管を取り付け、雷導線を低インピーダンス高耐電圧絶縁
電線とした避雷針装置。その絶縁電線の支持には、支持
金具の支持面形状を6乃至多角形状な形の物として支持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本避雷針装置と、
在来から使用されてきた避雷針装置に、避雷針の支持管
に絶縁支持管と、その下に金属支持管を取り付け、管相
互の結合部に生ずる微震動防止と、絶縁支線及び、雷電
流導線の絶縁電線の支持方法とその支持金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、避雷針(フランクリンロッド)の
取り付けポール部分を、高耐電圧に絶縁する発想が無か
った。又、無線中継所の鉄塔上のような高さに設けた避
雷針設備には、フランクリンロッドの突針は取付け支持
管に、図−4の様に直接取り付ける方法が多かった。
又、強風地帯は支線で管の強度を補強し、その支線材に
は金属材線やメッセンジャーワイヤ形式の合成樹脂等被
覆の金属線を使用するのが通例であった。雷電流は、直
接金属で構成する鉄筋や塔体等の構造体等を流れるよう
にして、受雷部の下部支持管以降を絶縁する事や、支線
の高耐電圧化を考慮し、絶縁する事は無かった。又、支
持管に高耐電圧絶縁管を使用する事も無かった。その
為、落雷時の雷電流は、避雷針取り付け構造体にも流
れ、その雷電流の通路は一定せず、その結果電気系統等
の落雷事故が多く発生した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、フラ
ンクリンロッド型避雷針設備により、建造物内や周辺近
地に迄波及する落雷事故の発生を防止する必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、フランクリンロッド下部の支持管を絶縁
管とし、又、雷電流を通電する電線を裸鬼撚り電線から
低インピーダンス高耐電圧絶縁電線として、雷電流通路
を接地系に直接接続、絶縁支持管長さの絶縁耐力に協調
させた絶縁支線を設け、電流通路を低インピーダンスに
する為絶縁電線には低インピーダンスでも加はらない支
持方法とする事を特徴とした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明の第1と第2の実施形態を
示す側面図であり、この図は説明のためのものである。
図では、フランクリンロッド(避雷突針)1を絶縁管2
に取り付け、支持管4にて支持する。この状態を簡略に
説明すると図3のようになる。雷電流の導電路となる絶
縁電線3は、低インピーダンスにして高耐電圧のもの
(270KV耐電圧程度)を使用し、避雷突針1とは1
1の接続端子で接続し、その絶縁電線3部分は絶縁管内
部を通し管内配線して、継ぎ金具5近くより管外へ3の
様に引き出しする。引き出された絶縁電線は、絶縁電線
支持金具13で構造体外側17に支持され、地下に埋設
された接地極12(図示せず)に接続する。即ち、雷電
圧の絶縁耐圧に見合う、低インピーダンス高耐電圧ケー
ブルで地下埋設の接地電極迄、雷電路を形成させる。図
2は避雷針装置を鉄塔頂部に取り付ける場合の例を示
す。
【0006】避雷針設備を、強風地域や鉄塔等高構造物
に設置する場合は、高耐電圧支線6(グラスファイバー
ロープ等)を絶縁支持管2の上端側に取り付けて、強風
圧対策とする。支線6,10は、支線引き留め部保護環
7で折り返し部が破断するのを防止保護する。支線の張
力は、緊線具8で台付き支線9との間で適度な張力に調
節する。管間相互を接続する異種管接属金具5に、微震
動防止緩衝材(ゴム材又はバネ材)を組み込み、微震動
による材料疲労に依って発生する破断等を防止保護す
る。
【0007】フランクリンロッド(避雷突針)1に、図
1、図2,図9に示すようなダイナ球体14を取り付け
る事もできる。ダイナ球体は、雷雲電圧で誘起される電
圧により発生するイオン化空気を排除するアーク放電を
発生させ、雷の先駆放電を突針えの進展を促進させるよ
うにした球体構造のものである。
【0008】第2の発明は、図2の様な避雷針装置にす
るものであり、図4に示す突針1付きの避雷針支持管4
に、接続金具5を介して絶縁支持管2を取り付けし、そ
の絶縁支持管上端に突針1と雷導線を前項に準じて取り
付けると、容易に第1の発明と同様な方式の避雷針設備
にすることができる。
【0009】第3の発明は、避雷針突針1、即ち、図1
の電線3の支持は図5から図8に示すような、絶縁電線
4の挟み込み部分を六角形又は多角形にした、支持金具
13により支持する。支持金具13は、雷電流の誘導電
圧誘起を避けるためと、電線にインピーダンスが加わら
ないようにする必要から、非磁性材、例えばステンレス
鋼材等で作成して使用する。このように配線すること
で、雷電流を絶縁電線に安全に通電する事が出来る。電
線挟み込み部分14,15に接触して支持される電線部
の電線外周に、保護材(テープ等)を巻き付け保護をす
ると、電線自体の損傷防止となる。
【0010】図4のような従来型の避雷針設備の避雷針
突針1を、図3の様に取り付けると図1の本発明の実施
形態になる。即ち、避雷針突針1と金属支持管の間に絶
縁支持管を取り付け、更に雷電流の導電路となる絶縁電
線3を取り付けると、本発明の避雷針設備とすることが
出来る。
【0011】なお、図5〜図8は絶縁電線の支持金具1
3を示し、図8は図7のA−A線断面図であり、電線保
護面を取り付けたものである。
【0012】図9は、図4の下部支持管4に、図1に示
すような絶縁管2と絶縁支線6を追加した場合は第1の
発明となる。
【発明の効果】以上述べたように本発明による事で、避
雷針設備を落雷事故から電気設備等を効果的に、且つ安
全に保護する事が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す縦面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す縦面図である。
【図3】図4の様な支持管に、絶縁管を取り付け、避雷
針高さを嵩上げした説明図である。
【図4】従来の避雷針装置の一般的な説明図である。
【図5】絶縁電線の支持金具本体示す図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5の拡大図である。
【図8】図5の部分断面図である。
【図9】図4の様な支持管に、絶縁管を取り付け、避雷
針高さを嵩上げした説明図である。
【符号の説明】
1 避雷突針 2 絶縁管 3 雷導電用低インピーダンス絶縁電線 4 下部支持管 5 異種管接続金具 6 絶縁支線 7 支線取り付け環 8 支線張線調整金具 9 台付き支線 10下部支線 11突針と雷導電様絶縁電線の接続部 12接地極(矢印方向の地下に埋設、図示せず) 13雷導電用絶縁電線支持金具 14,15雷導電用絶縁電線支持金具の挟み込み部 16避雷針取り付け構造体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 避雷針装置の避雷突針を取り付ける、絶
    縁支持管長さの絶縁耐力を、雷導線に使用の絶縁電線絶
    縁耐圧に協調させ、更に絶縁支持管と同程度の絶縁耐力
    を持たせた絶縁支線を設け、その上部支持管と下部支持
    管の間に微震動吸収機能を設けると共に雷導線を低イン
    ピーダンス高耐電圧絶縁電線としたことを特徴とする避
    雷針装置。
  2. 【請求項2】 従来型避雷針装置の避雷突針を、絶縁支
    持管に取り付け、その絶縁支持管内に低インピーダンス
    な高耐電圧絶縁電線を収納し、その下部付近から引き出
    しすることを特徴とする避雷針装置。
  3. 【請求項3】 従来型避雷針装置のと避雷突針に、絶縁
    支持管を取り付け、雷導線を低インピーダンス高耐電圧
    絶縁電線とし、その配線の支持には支持面の形状を6乃
    至多角形状とし、その支持金具に依って配線した避雷針
    装置。
JP11100475A 1999-03-03 1999-03-03 避雷針装置 Pending JP2000253553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11100475A JP2000253553A (ja) 1999-03-03 1999-03-03 避雷針装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11100475A JP2000253553A (ja) 1999-03-03 1999-03-03 避雷針装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000253553A true JP2000253553A (ja) 2000-09-14

Family

ID=14274951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11100475A Pending JP2000253553A (ja) 1999-03-03 1999-03-03 避雷針装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000253553A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101346470B1 (ko) * 2012-03-02 2014-01-06 오성하이텍(주) 낙뢰보호 피뢰침 접속장치
CN103956655A (zh) * 2014-04-16 2014-07-30 宁海县雁苍山电力设备厂 避雷接闪器及其制造工艺
CN106877270A (zh) * 2017-03-08 2017-06-20 长葛市恒瑞电瓷电器有限公司 一种避雷针的基座

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101346470B1 (ko) * 2012-03-02 2014-01-06 오성하이텍(주) 낙뢰보호 피뢰침 접속장치
CN103956655A (zh) * 2014-04-16 2014-07-30 宁海县雁苍山电力设备厂 避雷接闪器及其制造工艺
CN106877270A (zh) * 2017-03-08 2017-06-20 长葛市恒瑞电瓷电器有限公司 一种避雷针的基座

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101557466B1 (ko) 가공 송전 철탑의 낙뢰 방지 구조
KR101053514B1 (ko) 가공송전 선로용 점퍼선 연결고정장치
KR101900865B1 (ko) 가공 송전철탑의 낙뢰 방지장치
KR101166307B1 (ko) 전주용 피뢰기 설치구조
KR101470567B1 (ko) 송전 철탑의 낙뢰 방지 구조
KR20090019946A (ko) 송전선 구조물의 낙뢰 처리장치
CN109347042B (zh) 一种直线杆上保护地线的安装结构及安装方法
JP2000253553A (ja) 避雷針装置
JP2007209173A (ja) 架空電線路の雷被害防護設備及びその施工方法
JP4253510B2 (ja) 避雷針装置
CN112186700B (zh) 一种输电线路防雷方法
US1891736A (en) Metal pole for electric power systems
CN111630741B (zh) 传输线导体桥接装置和在架空线塔架的改造或制造方法中的应用
JP3424994B2 (ja) ガス絶縁機器及びガス絶縁開閉装置及びガス絶縁母線及びケーブル直結ガス絶縁開閉装置
JPH10112397A (ja) 避雷装置
CN213025619U (zh) 一种雷击闪络保护器
JP3389557B2 (ja) 高圧架空配電線の引留部及び引き通し部における続流防止方法
JPH0515130B2 (ja)
JP3210386B2 (ja) 送電線路における避雷碍子装置の適用構造
JP2834357B2 (ja) 配電線における防雷装置
JP3443619B2 (ja) 電気施設の防雷システム
JPH10189284A (ja) 傾斜型避雷針
JPH0614441A (ja) 架空地線切断による地絡事故防止方法
CN216016396U (zh) 一种配电线路防雷装置及其防腐蚀机构
JP2004278118A (ja) 建物における雷障害の低減装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060301

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071204