JP2000253020A - アドレス演算処理装置およびそれを用いた通信方法 - Google Patents
アドレス演算処理装置およびそれを用いた通信方法Info
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- JP2000253020A JP2000253020A JP5394899A JP5394899A JP2000253020A JP 2000253020 A JP2000253020 A JP 2000253020A JP 5394899 A JP5394899 A JP 5394899A JP 5394899 A JP5394899 A JP 5394899A JP 2000253020 A JP2000253020 A JP 2000253020A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】LANE(LANエミュレーション)やMPO
A(マルチプロトコル・オーバATM)で用いていた各
種のアドレス解決サーバ類を削減し、ネットワーク上の
トラヒックの削減を可能にする。 【解決手段】ATM−SVCコネクションを設定する際
に、ネットワーク内にアドレス変換サーバを不要にし、
アドレス変換サーバを介すことなく通信を行う。端末1
1a,19aからのIPパケットを受信した場合には、
IPアドレスをIP互換ATMアドレスに変換して、A
TMセルをATM網15に送出する。ATM網15から
ATMセルを受信した場合には、ATMアドレスをIP
アドレスに変換し、端末11a,19a宛にIPパケッ
トを送信する。
A(マルチプロトコル・オーバATM)で用いていた各
種のアドレス解決サーバ類を削減し、ネットワーク上の
トラヒックの削減を可能にする。 【解決手段】ATM−SVCコネクションを設定する際
に、ネットワーク内にアドレス変換サーバを不要にし、
アドレス変換サーバを介すことなく通信を行う。端末1
1a,19aからのIPパケットを受信した場合には、
IPアドレスをIP互換ATMアドレスに変換して、A
TMセルをATM網15に送出する。ATM網15から
ATMセルを受信した場合には、ATMアドレスをIP
アドレスに変換し、端末11a,19a宛にIPパケッ
トを送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IP(Inter
net Protocol)通信をアドレス体系の異な
るATM(Asynchronous Transfe
r Mode)ネットワーク上で行う場合、演算により
IPアドレスとATMアドレスとの間で相互アドレス変
換を行うアドレス演算処理装置およびそれを用いた通信
方法に関する。
net Protocol)通信をアドレス体系の異な
るATM(Asynchronous Transfe
r Mode)ネットワーク上で行う場合、演算により
IPアドレスとATMアドレスとの間で相互アドレス変
換を行うアドレス演算処理装置およびそれを用いた通信
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】IPパケットを用いた複数のLAN相互
をATMネットワークを介して通信する場合、LANエ
ミュレーション(以下、LANE)とMPOA(Mul
tiprotocol over ATM)でネットワ
ーク構築を行うことが考えられる。LANEは、ATM
LANで既存のLANアプリケーションを動かすため
の手法である。ATMでは、コネクション型通信が基本
であるため、同報等のコネクションレス型の既存のLA
NはそのままではATM網上で動かない。そこで、通信
を実行するLANエミュレーションクライアントとそれ
を維持するLANエミュレーションサーバの構成によっ
て既存のLANをエミュレートし、バーチャルLANを
構成する。プロトコルで見ると、ATMと既存のLAN
上位プロトコルの間に、MAC(Media Acce
ss Control)層のプロトコルを挟み、上位プ
ロトコルをそのまま使えるようにしている。このよう
に、既存のLAN上の端末とATM端末が同一論理サブ
ネットワークに属する場合にはLANEの手法を利用す
る。一方、MPOAは、複数のプロトコルに対してルー
タを介さないエンド・ツー・エンドの通信を実現する手
法として提供される。ATM網内の通信のみならず、A
TM網と接続する既存のLAN上の端末とATM網内部
の端末との通信手法もここで規定されている。
をATMネットワークを介して通信する場合、LANエ
ミュレーション(以下、LANE)とMPOA(Mul
tiprotocol over ATM)でネットワ
ーク構築を行うことが考えられる。LANEは、ATM
LANで既存のLANアプリケーションを動かすため
の手法である。ATMでは、コネクション型通信が基本
であるため、同報等のコネクションレス型の既存のLA
NはそのままではATM網上で動かない。そこで、通信
を実行するLANエミュレーションクライアントとそれ
を維持するLANエミュレーションサーバの構成によっ
て既存のLANをエミュレートし、バーチャルLANを
構成する。プロトコルで見ると、ATMと既存のLAN
上位プロトコルの間に、MAC(Media Acce
ss Control)層のプロトコルを挟み、上位プ
ロトコルをそのまま使えるようにしている。このよう
に、既存のLAN上の端末とATM端末が同一論理サブ
ネットワークに属する場合にはLANEの手法を利用す
る。一方、MPOAは、複数のプロトコルに対してルー
タを介さないエンド・ツー・エンドの通信を実現する手
法として提供される。ATM網内の通信のみならず、A
TM網と接続する既存のLAN上の端末とATM網内部
の端末との通信手法もここで規定されている。
【0003】MPOAを利用するブリッジあるいはホス
ト(MPC)(Multimedia Persona
l Computer)は、通信が発生したMPC間に
ATMのSVCコネクションを設定する。SVC(Sw
itched Virtual Circuit)は、
ATM交換網で用いられる通信方式の1つであって、通
信開始時にその都度相手を指定して接続する。具体的に
は、通信開始時点で、ATM網のVP(Virtual
Path)とVC(Virtual Channl)
にそれぞれ対応した番号であるVPI(VP iden
tifier)、VCI(VC identifie
r)を選択・指定する。これは、事前に接続相手を設定
しておく方式(主に専用サービス)のPVCに対応する
ものである。MPOAを利用するブリッジは、LAN同
志を相互接続するための装置であって、LANの同一支
線に接続されているコンピュータ(ホスト)宛のパケッ
トを通過させず、同一支線に接続されていないコンピュ
ータ(ホスト)宛のパケットのみを相手のLANに通過
させる(透過処理)。上位プロトコルに対応して、IP
アドレスに基づきパケットのルーティングを行うルータ
に対して、ブリッジは上位プロトコルに関係なく、利用
できる。なお、MPCは、MPOAにおいて端末となり
得る機能を保有する装置のことである。
ト(MPC)(Multimedia Persona
l Computer)は、通信が発生したMPC間に
ATMのSVCコネクションを設定する。SVC(Sw
itched Virtual Circuit)は、
ATM交換網で用いられる通信方式の1つであって、通
信開始時にその都度相手を指定して接続する。具体的に
は、通信開始時点で、ATM網のVP(Virtual
Path)とVC(Virtual Channl)
にそれぞれ対応した番号であるVPI(VP iden
tifier)、VCI(VC identifie
r)を選択・指定する。これは、事前に接続相手を設定
しておく方式(主に専用サービス)のPVCに対応する
ものである。MPOAを利用するブリッジは、LAN同
志を相互接続するための装置であって、LANの同一支
線に接続されているコンピュータ(ホスト)宛のパケッ
トを通過させず、同一支線に接続されていないコンピュ
ータ(ホスト)宛のパケットのみを相手のLANに通過
させる(透過処理)。上位プロトコルに対応して、IP
アドレスに基づきパケットのルーティングを行うルータ
に対して、ブリッジは上位プロトコルに関係なく、利用
できる。なお、MPCは、MPOAにおいて端末となり
得る機能を保有する装置のことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、MPOA
を利用するブリッジまたはMPCは、通信が生じたMP
C間にATMのSVCコネクションを設定し、さらにM
PC間でSVCコネクションを設定する時、MPCから
MPOAサーバ(MPS)に対して、SVCを設定して
から宛先IPアドレスに対応するATMアドレスの解決
を依頼し、MPSが保有するアドレスデータベースを検
索することにより、ATMアドレスを求めている。その
ために、下記のような問題が生じる。 (1)ネットワーク規模が増加するほど、ATM交換機
や通信機器には、直接通信に関係しないアドレス解決に
係わる負荷とトラヒックが発生するため、大規模なネッ
トワークを構築し難いという問題点がある。 (2)LANEやMPOAでは、上述したように、IP
アドレスとATMアドレスという体系の異なる2種類の
アドレスが存在するが、保守者は各システムのIPアド
レス設計、ATMアドレス設計、さらにIPアドレスと
ATMアドレス間の設計を行う必要があるため、ネット
ワークの設計、運用、管理が複雑であるという問題点が
ある。
を利用するブリッジまたはMPCは、通信が生じたMP
C間にATMのSVCコネクションを設定し、さらにM
PC間でSVCコネクションを設定する時、MPCから
MPOAサーバ(MPS)に対して、SVCを設定して
から宛先IPアドレスに対応するATMアドレスの解決
を依頼し、MPSが保有するアドレスデータベースを検
索することにより、ATMアドレスを求めている。その
ために、下記のような問題が生じる。 (1)ネットワーク規模が増加するほど、ATM交換機
や通信機器には、直接通信に関係しないアドレス解決に
係わる負荷とトラヒックが発生するため、大規模なネッ
トワークを構築し難いという問題点がある。 (2)LANEやMPOAでは、上述したように、IP
アドレスとATMアドレスという体系の異なる2種類の
アドレスが存在するが、保守者は各システムのIPアド
レス設計、ATMアドレス設計、さらにIPアドレスと
ATMアドレス間の設計を行う必要があるため、ネット
ワークの設計、運用、管理が複雑であるという問題点が
ある。
【0005】そこで、本発明の目的は、このような従来
の課題を解決し、通信に直接関係の無いネットワークの
トラヒックを低減し、通信機器にかかる負荷を削減し
て、通信効率が良く、設計、運用、管理が容易なネット
ワークを構築することが可能なアドレス演算処理装置お
よびそれを用いた通信方法を提供することにある。
の課題を解決し、通信に直接関係の無いネットワークの
トラヒックを低減し、通信機器にかかる負荷を削減し
て、通信効率が良く、設計、運用、管理が容易なネット
ワークを構築することが可能なアドレス演算処理装置お
よびそれを用いた通信方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の通信方法は、IP通信を行う複数のLAN
をATM網で結ぶ際に、前記LANとATM網の関門に
おいてIPアドレスとATMアドレスとを相互に変換す
ることにより、ATM網を介したLAN間通信を可能に
する。また、本発明のアドレス演算処理装置は、通信ネ
ットワーク内のルータとATM伝送路とを接続する各関
門に、IPパケットを送受信し、アドレス情報に対して
既にコネクションが設定されているかを判断するパケッ
ト処理部と、IPパケットから発、着のIPアドレスを
抽出するIPアドレス抽出部と、SVCコネクションが
設定されるまで、IPパケットを保持するバッファと、
IPアドレスとSVC設定のシグナリングに用いるIP
互換ATMアドレスとの変換を演算により行うアドレス
演算処理部と、アドレス情報とSVCのコネクション情
報を保持するテーブルと、SVC設定を行うシグナリン
グ部と、IPパケットをセル化、デセル化するCLAD
部と、ATMセルを送受信するATM処理部とを備え
る。上記構成を持つことにより、ATM−SVCコネク
ションを設定する際に、ネットワーク内にアドレス変換
サーバが不要になるため、LANEやMPOAで用いて
いた各種のアドレス解決サーバ類を削減することができ
る。また、アドレス変換サーバを介すことなく通信を行
うことにより、端末からアドレス変換サーバに対してア
ドレス解決のためのSVCを設定する必要がなくなるた
め、ネットワーク上のトラヒック削減が可能になる。そ
れに伴い、SVCを設定するためにかかるATM交換機
や通信機器に対する負荷を削減することができ、高速で
大容量の通信を円滑に行うことができる。さらに、ネッ
トワークの設計をIPのみで行うことができるため、設
計、運用、管理が容易なネットワークを構築することが
できる。
め、本発明の通信方法は、IP通信を行う複数のLAN
をATM網で結ぶ際に、前記LANとATM網の関門に
おいてIPアドレスとATMアドレスとを相互に変換す
ることにより、ATM網を介したLAN間通信を可能に
する。また、本発明のアドレス演算処理装置は、通信ネ
ットワーク内のルータとATM伝送路とを接続する各関
門に、IPパケットを送受信し、アドレス情報に対して
既にコネクションが設定されているかを判断するパケッ
ト処理部と、IPパケットから発、着のIPアドレスを
抽出するIPアドレス抽出部と、SVCコネクションが
設定されるまで、IPパケットを保持するバッファと、
IPアドレスとSVC設定のシグナリングに用いるIP
互換ATMアドレスとの変換を演算により行うアドレス
演算処理部と、アドレス情報とSVCのコネクション情
報を保持するテーブルと、SVC設定を行うシグナリン
グ部と、IPパケットをセル化、デセル化するCLAD
部と、ATMセルを送受信するATM処理部とを備え
る。上記構成を持つことにより、ATM−SVCコネク
ションを設定する際に、ネットワーク内にアドレス変換
サーバが不要になるため、LANEやMPOAで用いて
いた各種のアドレス解決サーバ類を削減することができ
る。また、アドレス変換サーバを介すことなく通信を行
うことにより、端末からアドレス変換サーバに対してア
ドレス解決のためのSVCを設定する必要がなくなるた
め、ネットワーク上のトラヒック削減が可能になる。そ
れに伴い、SVCを設定するためにかかるATM交換機
や通信機器に対する負荷を削減することができ、高速で
大容量の通信を円滑に行うことができる。さらに、ネッ
トワークの設計をIPのみで行うことができるため、設
計、運用、管理が容易なネットワークを構築することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明のアドレス演算処
理装置を用いた通信システム例を示す図である。図1に
示すように、アドレス演算処理装置14,16は、LA
Nを収容するIPパケット処理部(図2参照)にLAN
11,19をそれぞれ接続し、ATM処理部(図2参
照)にATM網15を接続している。そして、アドレス
演算処理装置14,16は、それぞれLAN11,19
とATM網15との間の関門に位置している。ここで
は、アドレス演算処理装置14からLAN11に至るま
で、およびアドレス演算処理装置16からLAN19に
至るまでは、いずれもイーサネット(Ether)に接
続されている。イーサネットでは、ルータ12,17を
介してLAN11,19と通信網13,18とアドレス
演算処理装置14,16が接続されており、ルータ1
2,17により接続経路が選択され、選択された経路に
パケットが転送される。イーサネットの上位プロトコル
TCP/IPでは、ルータ12,17はIPアドレスを
見てパケットのルーティングを行う。LAN11,19
は、サーバ、ワークステーションあるいはパソコン等の
各種コンピュータ、端末を結ぶ構内ネットワークシステ
ムである。
より詳細に説明する。図1は、本発明のアドレス演算処
理装置を用いた通信システム例を示す図である。図1に
示すように、アドレス演算処理装置14,16は、LA
Nを収容するIPパケット処理部(図2参照)にLAN
11,19をそれぞれ接続し、ATM処理部(図2参
照)にATM網15を接続している。そして、アドレス
演算処理装置14,16は、それぞれLAN11,19
とATM網15との間の関門に位置している。ここで
は、アドレス演算処理装置14からLAN11に至るま
で、およびアドレス演算処理装置16からLAN19に
至るまでは、いずれもイーサネット(Ether)に接
続されている。イーサネットでは、ルータ12,17を
介してLAN11,19と通信網13,18とアドレス
演算処理装置14,16が接続されており、ルータ1
2,17により接続経路が選択され、選択された経路に
パケットが転送される。イーサネットの上位プロトコル
TCP/IPでは、ルータ12,17はIPアドレスを
見てパケットのルーティングを行う。LAN11,19
は、サーバ、ワークステーションあるいはパソコン等の
各種コンピュータ、端末を結ぶ構内ネットワークシステ
ムである。
【0008】図2は、本発明の一実施例を示すアドレス
演算処理装置の構成図である。図2のIPパケット処理
部21は、LANを接続しており、LANとの間でIP
パケットを送受信する機能を持つ。IPアドレス抽出部
22は、宛先IPアドレスを抽出する機能を持ち、IP
パケット処理部21で受信したパケットから宛先IPア
ドレスを抽出し、アドレス演算処理装置24に渡す。ま
た、バッファ25は、IPパケットを保持するものであ
って、IPパケット処理部21またはCLAD部27か
ら受信したIPパケットを蓄積する。アドレス演算処理
装置24は、IPパケットの宛先アドレスとIP互換A
TMアドレスとの変換を行う。テーブル23は、アドレ
ス情報とSVC情報を保持するものである(後述の図1
2参照)。シグナリング部26は、IP互換ATMアド
レスをSVC設定時の呼設定メッセージに挿入してシグ
ナリングを行う。また、CLAD部27は、IPパケッ
トをセル化、デセル化する。ATM処理部28は、AT
M網に接続されており、ATM処理部28は送信に際し
てバッファ25からパケットを取り出し、ATM網に対
してATMセルを送受信する。
演算処理装置の構成図である。図2のIPパケット処理
部21は、LANを接続しており、LANとの間でIP
パケットを送受信する機能を持つ。IPアドレス抽出部
22は、宛先IPアドレスを抽出する機能を持ち、IP
パケット処理部21で受信したパケットから宛先IPア
ドレスを抽出し、アドレス演算処理装置24に渡す。ま
た、バッファ25は、IPパケットを保持するものであ
って、IPパケット処理部21またはCLAD部27か
ら受信したIPパケットを蓄積する。アドレス演算処理
装置24は、IPパケットの宛先アドレスとIP互換A
TMアドレスとの変換を行う。テーブル23は、アドレ
ス情報とSVC情報を保持するものである(後述の図1
2参照)。シグナリング部26は、IP互換ATMアド
レスをSVC設定時の呼設定メッセージに挿入してシグ
ナリングを行う。また、CLAD部27は、IPパケッ
トをセル化、デセル化する。ATM処理部28は、AT
M網に接続されており、ATM処理部28は送信に際し
てバッファ25からパケットを取り出し、ATM網に対
してATMセルを送受信する。
【0009】次に、アドレスを決定して、アドレス変換
を行った場合について述べる。図3は、本発明のアドレ
ス演算処理装置を利用する通信システムの例を示す図で
ある。通信システムは、本発明のアドレス演算処理装置
14,16と端末11a,19aとから構成され、両ア
ドレス演算処理装置14,16にATM網15が接続さ
れる。ATM網15は、ATM交換機とATM伝送装置
(図示省略)で構成されている。また、端末11aとア
ドレス演算処理装置14間はイーサネット(Ethe
r)で接続されており、アドレス演算処理装置14とA
TM網15はSVCの設定のためにVPI/VCI=x
/5のコネクションが存在するものとする。LANにお
けるアドレスは、IPv6アドレスが用いられ、ATM
網で用いられるアドレスは、IP互換ATMアドレスが
用いられるものとする。なお、IPv6アドレスは、1
28ビットのアドレス空間を持つ次世代のIPとして標
準化されたものである。アドレス演算処理装置14,1
6は、それぞれアドレス変換装置A,Bとしての機能を
有しており、端末11a(端末A)および19a(端末
B)からのIPアドレスをIP互換ATMアドレスに変
換するとともに、ATM網15からのIP互換ATMア
ドレスをIPアドレスに変換する。本実施例におけるア
ドレス変換装置A,B、すなわちアドレス演算処理装置
14,16は、それぞれ1234::12A/60、12
34::12B/60のIPv6プレフィクスを持ち、端
末A,Bは、それぞれ1234::12A:1234:5
6FF:FE78:9ABC、および1234::12
B:1234:56FF:FE78:9XYZのIPv
6アドレスを持っているものとする。なお、図3に示す
ように、端末AからのIPパケットのIPアドレスは、
ATM網15のシグナリング(ATMセル)のIP互換
ATMアドレスに変換された後、端末BのIPパケット
のIPアドレスに変換される。
を行った場合について述べる。図3は、本発明のアドレ
ス演算処理装置を利用する通信システムの例を示す図で
ある。通信システムは、本発明のアドレス演算処理装置
14,16と端末11a,19aとから構成され、両ア
ドレス演算処理装置14,16にATM網15が接続さ
れる。ATM網15は、ATM交換機とATM伝送装置
(図示省略)で構成されている。また、端末11aとア
ドレス演算処理装置14間はイーサネット(Ethe
r)で接続されており、アドレス演算処理装置14とA
TM網15はSVCの設定のためにVPI/VCI=x
/5のコネクションが存在するものとする。LANにお
けるアドレスは、IPv6アドレスが用いられ、ATM
網で用いられるアドレスは、IP互換ATMアドレスが
用いられるものとする。なお、IPv6アドレスは、1
28ビットのアドレス空間を持つ次世代のIPとして標
準化されたものである。アドレス演算処理装置14,1
6は、それぞれアドレス変換装置A,Bとしての機能を
有しており、端末11a(端末A)および19a(端末
B)からのIPアドレスをIP互換ATMアドレスに変
換するとともに、ATM網15からのIP互換ATMア
ドレスをIPアドレスに変換する。本実施例におけるア
ドレス変換装置A,B、すなわちアドレス演算処理装置
14,16は、それぞれ1234::12A/60、12
34::12B/60のIPv6プレフィクスを持ち、端
末A,Bは、それぞれ1234::12A:1234:5
6FF:FE78:9ABC、および1234::12
B:1234:56FF:FE78:9XYZのIPv
6アドレスを持っているものとする。なお、図3に示す
ように、端末AからのIPパケットのIPアドレスは、
ATM網15のシグナリング(ATMセル)のIP互換
ATMアドレスに変換された後、端末BのIPパケット
のIPアドレスに変換される。
【0010】図4は、ATMフォーラムUNI3.1で
規定されたSetupメッセージとIP互換ATMアド
レスとの関係を示す図である。図4では、ATMフォー
ラムで規定されているUNI3.1の呼設定メッセージ
で、IPアドレスを使用する様子を、Setupメッセ
ージを例として示している。すなわち、プロトコル識別
子、呼番号長、呼番号値、メッセージ種別(ここではS
etupメッセージ)、メッセージ長、発番号(IP互
換ATMアドレス)および着番号(IP互換ATMアド
レス)の順番で、メッセージとIP互換アドレスとの関
係を示している。ここでは、Setupアドレスの発ア
ドレス、着アドレスにはIPv6アドレスが使用され
る。
規定されたSetupメッセージとIP互換ATMアド
レスとの関係を示す図である。図4では、ATMフォー
ラムで規定されているUNI3.1の呼設定メッセージ
で、IPアドレスを使用する様子を、Setupメッセ
ージを例として示している。すなわち、プロトコル識別
子、呼番号長、呼番号値、メッセージ種別(ここではS
etupメッセージ)、メッセージ長、発番号(IP互
換ATMアドレス)および着番号(IP互換ATMアド
レス)の順番で、メッセージとIP互換アドレスとの関
係を示している。ここでは、Setupアドレスの発ア
ドレス、着アドレスにはIPv6アドレスが使用され
る。
【0011】図5は、IPアドレスのATMアドレスへ
の適用方式(例1)を示すフォーマット図である。図5
には、ATMフォーラムのUNI3.1で規定されてい
る20バイトのATMアドレスにIP互換ATMアドレ
スを使用する様子が示されている。ATMアドレスは、
13バイトのプレフィクスと7バイトのユーザパートで
構成されている。図5の例1のように変換する場合、I
Pv6アドレスのアドレス部をATMアドレスのAFI
に続く16バイトにそのままマッピングする。つまり、
例1の変換方式では、IPv6アドレスの全アドレス部
の前にAFIを付加し、全アドレス部の後に16ビット
のオール0とSELを付加すればよい。なお、AFIの
1バイトとSELの1バイトには、予め定められた値
(任意の値)が挿入される。
の適用方式(例1)を示すフォーマット図である。図5
には、ATMフォーラムのUNI3.1で規定されてい
る20バイトのATMアドレスにIP互換ATMアドレ
スを使用する様子が示されている。ATMアドレスは、
13バイトのプレフィクスと7バイトのユーザパートで
構成されている。図5の例1のように変換する場合、I
Pv6アドレスのアドレス部をATMアドレスのAFI
に続く16バイトにそのままマッピングする。つまり、
例1の変換方式では、IPv6アドレスの全アドレス部
の前にAFIを付加し、全アドレス部の後に16ビット
のオール0とSELを付加すればよい。なお、AFIの
1バイトとSELの1バイトには、予め定められた値
(任意の値)が挿入される。
【0012】図6〜図10は、IPアドレスのATMア
ドレスへの適用方式(例2〜例6)を示すフォーマット
図である。図6の例2および図7の例3では、IPv6
のプレフィクスとインターフェイスIDをそれぞれAT
Mアドレスのプレフィクスとユーザバイトに分割してマ
ッピングする。この場合、図6では、インターフェイス
IDの64ビットを48ビットに削減して、プレフィク
スに続けてマッピングするとともに、プレフィクスの前
に32ビットのオール0を付加し、さらにその前にAF
I(任意の値)を付加し、ユーザパートの後にSEL
(任意の値)を付加する。また、図7では、インターフ
ェイスIDの64ビットを48ビットに削減して、プレ
フィクスの間に32ビットのオール0を挿入するととも
に、プレフィクスの前にAFI(任意の値)を付加し、
ユーザパートの後にSEL(任意の値)を付加する。図
8の例4では、IPv4アドレス、すなわち32ビット
(4バイト)の場合であって、IPv4アドレスをAT
MアドレスのAFIに続く4バイトにマッピングし、そ
の後に64ビットのオール0を付加してプレフィクスと
し、その後に48ビットのオール0とSELを付加して
ユーザパートとする。図9の例5も、IPv4アドレ
ス、すなわち32ビット(4バイト)の場合であって、
ATMアドレスのプレフィクスの最後尾4バイトにIP
v6アドレスの4バイトをマッピングし、その後に48
ビットのオール0とSELを付加して、これをユーザパ
ートとする。図10の例6も、IPv4アドレス、すな
わち32ビット(4バイト)の場合であって、IPv4
のネットワーク部(nビット)はATMアドレスプレフ
ィクスの最後尾に、またIPv6のユーザパート(32
−nビット)は、ATMアドレスユーザパートの先頭に
マッピングした後、16+nビットのオール0とSEL
を付加してATMアドレスユーザパートとする。
ドレスへの適用方式(例2〜例6)を示すフォーマット
図である。図6の例2および図7の例3では、IPv6
のプレフィクスとインターフェイスIDをそれぞれAT
Mアドレスのプレフィクスとユーザバイトに分割してマ
ッピングする。この場合、図6では、インターフェイス
IDの64ビットを48ビットに削減して、プレフィク
スに続けてマッピングするとともに、プレフィクスの前
に32ビットのオール0を付加し、さらにその前にAF
I(任意の値)を付加し、ユーザパートの後にSEL
(任意の値)を付加する。また、図7では、インターフ
ェイスIDの64ビットを48ビットに削減して、プレ
フィクスの間に32ビットのオール0を挿入するととも
に、プレフィクスの前にAFI(任意の値)を付加し、
ユーザパートの後にSEL(任意の値)を付加する。図
8の例4では、IPv4アドレス、すなわち32ビット
(4バイト)の場合であって、IPv4アドレスをAT
MアドレスのAFIに続く4バイトにマッピングし、そ
の後に64ビットのオール0を付加してプレフィクスと
し、その後に48ビットのオール0とSELを付加して
ユーザパートとする。図9の例5も、IPv4アドレ
ス、すなわち32ビット(4バイト)の場合であって、
ATMアドレスのプレフィクスの最後尾4バイトにIP
v6アドレスの4バイトをマッピングし、その後に48
ビットのオール0とSELを付加して、これをユーザパ
ートとする。図10の例6も、IPv4アドレス、すな
わち32ビット(4バイト)の場合であって、IPv4
のネットワーク部(nビット)はATMアドレスプレフ
ィクスの最後尾に、またIPv6のユーザパート(32
−nビット)は、ATMアドレスユーザパートの先頭に
マッピングした後、16+nビットのオール0とSEL
を付加してATMアドレスユーザパートとする。
【0013】図13は、IPアドレスのATMアドレス
への適用方式例を示す図である。図13の例では、LA
NにおいてIPv6とIPv4アドレスとが混在して用
いられている場合、IPアドレスのバージョン情報やア
ドレス形式、インターフェイスID等を識別する識別子
をIP互換ATMアドレスに挿入する際の例である。 (a)IPv6アドレスの場合には、IPアドレスの前
にバージョン情報やアドレス形式、インターフェイスI
Dおよび残りのビットに0を挿入した2バイトの情報を
付加し、さらにその前にAFI(任意の値)、アドレス
の後にSEL(任意の値)を付加する。 (b)IPv4アドレスの場合には、IPアドレスの前
にバージョン情報および残りのビットに0を挿入した2
バイトの情報を付加し、さらにその前にAFI(任意の
値)、アドレスの後に96ビットの0とSEL(任意の
値)を付加する。システム中では、これらのうち、いず
れか1つの例を用いてアドレス変換を行う。例2、例3
および例4、例5の方法では、既存のプロトコルに変更
を加えることなく使用できるので、便利である。
への適用方式例を示す図である。図13の例では、LA
NにおいてIPv6とIPv4アドレスとが混在して用
いられている場合、IPアドレスのバージョン情報やア
ドレス形式、インターフェイスID等を識別する識別子
をIP互換ATMアドレスに挿入する際の例である。 (a)IPv6アドレスの場合には、IPアドレスの前
にバージョン情報やアドレス形式、インターフェイスI
Dおよび残りのビットに0を挿入した2バイトの情報を
付加し、さらにその前にAFI(任意の値)、アドレス
の後にSEL(任意の値)を付加する。 (b)IPv4アドレスの場合には、IPアドレスの前
にバージョン情報および残りのビットに0を挿入した2
バイトの情報を付加し、さらにその前にAFI(任意の
値)、アドレスの後に96ビットの0とSEL(任意の
値)を付加する。システム中では、これらのうち、いず
れか1つの例を用いてアドレス変換を行う。例2、例3
および例4、例5の方法では、既存のプロトコルに変更
を加えることなく使用できるので、便利である。
【0014】図11は、IPv6アドレスインターフェ
イスIDのIP互換ATMアドレスの適用方式を示す図
である。図11では、図5〜図10に示したIPv6ア
ドレスのインターフェイスID64バイトを、IP互換
ATMアドレスのユーザパートにマッピングする場合の
様子を示している。IPv6のインターフェイスIDは
64バイトであるが、IPv6のインターフェイスID
としてMACアドレス48バイトを適用している場合、
MACをインターフェイスIDとして適用する際に挿入
しているFFFEを削除し、48バイトのユーザパート
にマッピングする。すなわち、図6の例2および図7の
例3ではマッピングする際に、64ビットから48ビッ
トに削減されているが、これは図11に示すように、I
Pv6アドレスの‘1234:56FF:FE78:9
XYZ’のうち、FF:FEを削除しMACアドレスに
戻した後に、そのMACアドレス‘1234:567
8:9XYZ’をIP互換ATMアドレスユーザパート
としてマッピングする。
イスIDのIP互換ATMアドレスの適用方式を示す図
である。図11では、図5〜図10に示したIPv6ア
ドレスのインターフェイスID64バイトを、IP互換
ATMアドレスのユーザパートにマッピングする場合の
様子を示している。IPv6のインターフェイスIDは
64バイトであるが、IPv6のインターフェイスID
としてMACアドレス48バイトを適用している場合、
MACをインターフェイスIDとして適用する際に挿入
しているFFFEを削除し、48バイトのユーザパート
にマッピングする。すなわち、図6の例2および図7の
例3ではマッピングする際に、64ビットから48ビッ
トに削減されているが、これは図11に示すように、I
Pv6アドレスの‘1234:56FF:FE78:9
XYZ’のうち、FF:FEを削除しMACアドレスに
戻した後に、そのMACアドレス‘1234:567
8:9XYZ’をIP互換ATMアドレスユーザパート
としてマッピングする。
【0015】図12は、アドレスとコネクションの対応
を示すテーブルの例を示す図である。このテーブル例で
は、IPアドレス、SVCコネクションで構成される。
アドレス情報として、端末のアドレスだけでなく、TC
PやUDPのポート番号や、宛先ノードのアドレスが掲
載されることも可能である。なお、図12のテーブルで
は、上側に発呼側装置AのIPアドレスとVPI/VC
Iの値を、下側に着呼側装置BのIPアドレスとVPI
/VCIの値を、それぞれ対応させて示している。発呼
側装置(A)11aのIPアドレスには、端末(B)1
9aの宛先IPアドレスと、VPI/VCIの値1/3
6が格納され、着呼側装置(B)19aのIPアドレス
には、端末(A)11aの宛先IPアドレスとVPI/
VCIの値2/36が格納されている。シグナリング部
26は、このテーブルのアドレス情報とSVCコネクシ
ョン情報を参照することによりSVCコネクションの設
定を行う。
を示すテーブルの例を示す図である。このテーブル例で
は、IPアドレス、SVCコネクションで構成される。
アドレス情報として、端末のアドレスだけでなく、TC
PやUDPのポート番号や、宛先ノードのアドレスが掲
載されることも可能である。なお、図12のテーブルで
は、上側に発呼側装置AのIPアドレスとVPI/VC
Iの値を、下側に着呼側装置BのIPアドレスとVPI
/VCIの値を、それぞれ対応させて示している。発呼
側装置(A)11aのIPアドレスには、端末(B)1
9aの宛先IPアドレスと、VPI/VCIの値1/3
6が格納され、着呼側装置(B)19aのIPアドレス
には、端末(A)11aの宛先IPアドレスとVPI/
VCIの値2/36が格納されている。シグナリング部
26は、このテーブルのアドレス情報とSVCコネクシ
ョン情報を参照することによりSVCコネクションの設
定を行う。
【0016】次に、端末A,B間でATM網を介して通
信を行う場合のアドレス処理の動作を説明する。この例
では、図5の例1〜図10の例6の変換例のうち、図7
の例3を用いた場合を述べる。端末から受信したIPv
6アドレスをIP互換ATMアドレスに変換する場合に
は、下記のように動作する。先ず、図3(すなわち、図
2)のアドレス演算処理装置14,16がIPアドレス
を受信した場合の動作を説明する。端末(A)11aの
1234::12A:1234:56FF:FE78:9
ABCから、端末(B)の1234::12B:123
4:56FF:FE78:9XYZに対して通信が発生
したものと仮定する。IPパケット処理部21でIPパ
ケットを受信すると、IPアドレス抽出部22でIPv
6アドレスの発アドレスと着アドレスを抽出する。IP
パケットは、SVCを設定した後、該当するコネクショ
ンに送出するため、コネクション設定までバッファ25
に保存する。抽出した各IPアドレスは、アドレス演算
処理部24に入力された後、シグナリング部26に出力
される。演算により求められたIP互換ATMアドレス
は、図4に示すSetupメッセージに挿入されて、C
LAD部27によりATMセル化が行われ、次にATM
処理部28によりATMセルの送出を行い、その際に呼
設定が行われる。呼設定中にパケット処理部21が受信
したIPパケットは、バッファ25に貯えられ、呼設定
が完了してコネクション設定の後に、図7に示すフォー
マットに従ってIPv6アドレスからIP互換ATMア
ドレスに変換され、該当するコネクションにATMセル
として送出される。
信を行う場合のアドレス処理の動作を説明する。この例
では、図5の例1〜図10の例6の変換例のうち、図7
の例3を用いた場合を述べる。端末から受信したIPv
6アドレスをIP互換ATMアドレスに変換する場合に
は、下記のように動作する。先ず、図3(すなわち、図
2)のアドレス演算処理装置14,16がIPアドレス
を受信した場合の動作を説明する。端末(A)11aの
1234::12A:1234:56FF:FE78:9
ABCから、端末(B)の1234::12B:123
4:56FF:FE78:9XYZに対して通信が発生
したものと仮定する。IPパケット処理部21でIPパ
ケットを受信すると、IPアドレス抽出部22でIPv
6アドレスの発アドレスと着アドレスを抽出する。IP
パケットは、SVCを設定した後、該当するコネクショ
ンに送出するため、コネクション設定までバッファ25
に保存する。抽出した各IPアドレスは、アドレス演算
処理部24に入力された後、シグナリング部26に出力
される。演算により求められたIP互換ATMアドレス
は、図4に示すSetupメッセージに挿入されて、C
LAD部27によりATMセル化が行われ、次にATM
処理部28によりATMセルの送出を行い、その際に呼
設定が行われる。呼設定中にパケット処理部21が受信
したIPパケットは、バッファ25に貯えられ、呼設定
が完了してコネクション設定の後に、図7に示すフォー
マットに従ってIPv6アドレスからIP互換ATMア
ドレスに変換され、該当するコネクションにATMセル
として送出される。
【0017】次に、受信側の動作、すなわちATM網1
5からアドレス演算処理装置14,または16に着信し
た場合の動作を説明する。ATMのシグナリングを受信
したシグナリング部26は、SVC設定を行い、シグナ
リングに書かれた発および着のIP互換ATMアドレス
を抽出した後、アドレス演算処理部24に入力し、図7
に示すフォーマットに従ってIP互換ATMアドレスフ
ォーマットからIPv6アドレスフォーマットに変換す
る。変換されたIPアドレスは、図12のテーブルにコ
ネクションとともに書き込まれ、通信開始の後、各IP
アドレス、IP互換ATMアドレスに従ってIPパケッ
トおよびATMセルを転送する。すなわち、既にアドレ
ス情報がテーブルに掲載され、コネクションが設定され
ているIPパケットである場合には、テーブルに示され
ている該当のコネクションにIPパケット処理部21か
ら送信する。また、コネクションが設定されていない場
合には、アドレス情報を基に宛先TCP(Transm
ission Control Protocol)、
UDP(User Datagram Protoco
l)セッション、または宛先端末、宛先ネットワーク、
あるいは宛先アドレス演算処理装置間に、SVCコネク
ションを設定することにより、ATMセルを送出する。
また、図12のテーブルに記載されたアドレスとコネク
ションは、SVCの切断と同時に削除される。
5からアドレス演算処理装置14,または16に着信し
た場合の動作を説明する。ATMのシグナリングを受信
したシグナリング部26は、SVC設定を行い、シグナ
リングに書かれた発および着のIP互換ATMアドレス
を抽出した後、アドレス演算処理部24に入力し、図7
に示すフォーマットに従ってIP互換ATMアドレスフ
ォーマットからIPv6アドレスフォーマットに変換す
る。変換されたIPアドレスは、図12のテーブルにコ
ネクションとともに書き込まれ、通信開始の後、各IP
アドレス、IP互換ATMアドレスに従ってIPパケッ
トおよびATMセルを転送する。すなわち、既にアドレ
ス情報がテーブルに掲載され、コネクションが設定され
ているIPパケットである場合には、テーブルに示され
ている該当のコネクションにIPパケット処理部21か
ら送信する。また、コネクションが設定されていない場
合には、アドレス情報を基に宛先TCP(Transm
ission Control Protocol)、
UDP(User Datagram Protoco
l)セッション、または宛先端末、宛先ネットワーク、
あるいは宛先アドレス演算処理装置間に、SVCコネク
ションを設定することにより、ATMセルを送出する。
また、図12のテーブルに記載されたアドレスとコネク
ションは、SVCの切断と同時に削除される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ATM−SVCコネクションを設定する際に、ネットワ
ーク内にアドレス変換サーバが不要になるため、LAN
EやMPOAで用いていた各種のアドレス解決サーバ類
を削減することができる。また、アドレス変換サーバを
介すことなく通信を行うので、端末からアドレス変換サ
ーバに対してアドレス解決のためのSVCを設定する必
要がなくり、ネットワーク上のトラヒック削減が可能に
なる。その結果、SVCを設定するためにかかるATM
交換機や通信機器の負荷を削減することができるので、
より高速かつ大容量の通信を円滑に行える。さらに、ネ
ットワークの設定をIPv6のみで行うことができるの
で、設計、運用、管理が簡単なネットワークを構築する
ことができるという効果がある。
ATM−SVCコネクションを設定する際に、ネットワ
ーク内にアドレス変換サーバが不要になるため、LAN
EやMPOAで用いていた各種のアドレス解決サーバ類
を削減することができる。また、アドレス変換サーバを
介すことなく通信を行うので、端末からアドレス変換サ
ーバに対してアドレス解決のためのSVCを設定する必
要がなくり、ネットワーク上のトラヒック削減が可能に
なる。その結果、SVCを設定するためにかかるATM
交換機や通信機器の負荷を削減することができるので、
より高速かつ大容量の通信を円滑に行える。さらに、ネ
ットワークの設定をIPv6のみで行うことができるの
で、設計、運用、管理が簡単なネットワークを構築する
ことができるという効果がある。
【図1】本発明のアドレス演算処理装置を適用した通信
システム全体の構成図である。
システム全体の構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示すアドレス演算処理装置
の構成図である。
の構成図である。
【図3】本発明の一実施例を示すアドレス演算処理装置
を用いた通信システムの構成図である。
を用いた通信システムの構成図である。
【図4】本発明のアドレス演算処理装置により変換した
IP互換ATMアドレスをSetupメッセージとして
用いた場合の呼設定メッセージとの関係を示す図であ
る。
IP互換ATMアドレスをSetupメッセージとして
用いた場合の呼設定メッセージとの関係を示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例を示すアドレス演算処理装置
によるアドレス変換例(例1)のフォーマット図であ
る。
によるアドレス変換例(例1)のフォーマット図であ
る。
【図6】同じく、アドレス演算処理装置によるアドレス
変換例(例2)のフォーマット図である。
変換例(例2)のフォーマット図である。
【図7】同じく、アドレス演算処理装置によるアドレス
変換例(例3)のフォーマット図である。
変換例(例3)のフォーマット図である。
【図8】同じく、アドレス演算処理装置によるアドレス
変換例(例4)のフォーマット図である。
変換例(例4)のフォーマット図である。
【図9】同じく、アドレス演算処理装置によるアドレス
変換例(例5)のフォーマット図である。
変換例(例5)のフォーマット図である。
【図10】同じく、アドレス演算処理装置によるアドレ
ス変換例(例6)のフォーマット図である。
ス変換例(例6)のフォーマット図である。
【図11】図5〜図10における具体的構成を示すフォ
ーマット変換の適用方式の図である。
ーマット変換の適用方式の図である。
【図12】本発明のアドレス演算処理装置で変換された
アドレスの対応関係を保持するテーブルを示す図であ
る。
アドレスの対応関係を保持するテーブルを示す図であ
る。
【図13】IPアドレスのATMアドレスへの適用方式
を示す図である。
を示す図である。
11,19…LAN、12,17…ルータ、13,18
…その他のネットワーク、14,16…アドレス演算処
理装置、15…ATM網、21…IPパケット処理部、
22…アドレス抽出部、23…テーブル、24…アドレ
ス演算処理部、25…バッファ、26…シグナリング
部、27…CLAD部、28…ATM処理部、11a,
19a…端末A,B。
…その他のネットワーク、14,16…アドレス演算処
理装置、15…ATM網、21…IPパケット処理部、
22…アドレス抽出部、23…テーブル、24…アドレ
ス演算処理部、25…バッファ、26…シグナリング
部、27…CLAD部、28…ATM処理部、11a,
19a…端末A,B。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 執行 祐輔 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 小野 大泰 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 石川 忠宏 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA01 GA04 GA13 GA16 HA10 HB14 HB28 HB29 HC14 HD03 HD06 HD09 JA06 KA15 KX11 LB02 LB05 LB18 LB19 5K033 AA03 AA04 CB01 CB09 CC01 DA02 DA05 DB18 9A001 CC03 CC06 CC08 EE02 FF03 JJ12 KK56 LL09
Claims (10)
- 【請求項1】 IP通信を行う複数のLANをATM網
を介して接続した通信方法であって、 前記LANと前記ATM網とが結合する関門位置に配置
されたアドレス変換部により、IP通信用のIPアドレ
スとATM網上通信用のATMアドレスとを相互に変換
し、該ATM網を介してLAN間通信を行うことを特徴
とする通信方法。 - 【請求項2】 IP通信を行う複数のLANと、それら
の間を結ぶATM伝送装置と、ATM交換機とからなる
通信システムにおいて、LAN間はATMコネクション
を用いて通信を行い、ATMコネクションの設定方式と
してSVCを用い、IP通信網とATM網との関門位置
に設置されて、IPアドレスとATMアドレスを解決す
るアドレス演算処理装置であって、 IPパケットを送受信するパケット処理部と、 宛先IPアドレスを抽出するIPアドレス抽出部と、 コネクション設定時まで、受信したIPパケットを保持
するバッファと、 IPパケットのIPアドレスとSVC設定のシグナリン
グに用いるIP互換ATMアドレスとの変換を演算によ
り行うアドレス演算処理部と、 SVC設定を行うシグナリング部と、 アドレス情報とSVCのコネクション情報とを保持する
テーブルと、 IPパケットをセル化、デセル化するCLAD部と、 ATMセルを送受信するATM処理部とを具備し、 前記パケット処理部でIPパケットを受信した場合に
は、IPパケットの発、着アドレスを前記IPアドレス
抽出部で抽出し、抽出したIPアドレスを前記アドレス
演算処理部に入力し、該アドレス演算処理部でIPアド
レスを演算してIP互換ATMアドレスとして出力し、
該IP互換ATMアドレスを前記シグナリング部でAT
Mアドレスとして用いてSVCコネクションの設定を行
い、コネクションとアドレス情報を前記テーブルに保持
し、コネクション設定時まではIPパケットを前記バッ
ファに貯え、コネクション設定後に、該IPパケットを
該バッファから取り出してATMセルとして送出し、 前記ATM処理部でシグナリングのATMセルを受信し
た場合には、前記シグナリング部でコネクション設定を
行い、IP互換ATMアドレスを抽出し、該IP互換A
TMアドレスを前記アドレス演算処理部に入力し、該演
算処理部からIPアドレスとして出力し、前記テーブル
にアドレス情報とコネクション情報とを書き込み、前記
パケット受信部からIPパケットとして宛先アドレスに
送信することを特徴とするアドレス演算処理装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のアドレス演算処理装置
において、 前記アドレス演算処理部では、16バイトのIPv6ア
ドレスが入力された場合には、20バイトのIP互換A
TMアドレスとして出力し、 変換の際には、IP互換ATMアドレスの上位2バイト
目から17バイト目までにIPv6アドレスをそのまま
マッピングし、18、19バイト目には全て0を挿入
し、1バイト目と20バイト目には任意の値を挿入し
て、変換することを特徴とするアドレス演算処理装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載のアドレス演算処理装置
において、 前記アドレス演算処理部では、16バイトのIPv6ア
ドレスが入力された場合、20バイトのIP互換ATM
アドレスとして出力し、 変換の際には、IP互換ATMアドレスのプレフィクス
部のうち上部2バイト目から5バイト目までに全て0を
マッピングし、続く6バイト目から13バイト目までの
8バイトにはIPv6プレフィクス部をそのままマッピ
ングし、14バイト目から19バイト目までの6バイト
のユーザパートには、IPv6アドレスのインターフェ
イスID8バイトのうち、4バイト目と5バイト目のビ
ットを全て削除し、6バイトとしたアドレスをマッピン
グし、1バイト目と20バイト目には任意の値を挿入し
て、変換することを特徴とするアドレス演算処理装置。 - 【請求項5】 請求項2に記載のアドレス演算処理装置
において、 前記アドレス演算処理部では、16バイトのIPv6ア
ドレスが入力された場合、20バイトのIP互換ATM
アドレスとして出力し、 変換の際には、IP互換ATMアドレスのプレフィクス
部のうち上位2バイト目から9バイト目までにIPv6
アドレスのプレフィクス8バイトをそのままマッピング
し、続く10バイト目から13バイト目までの4バイト
のプレフィクス部には全て0を挿入し、14バイト目か
ら19バイト目までの6バイトのユーザパートには、I
Pv6アドレスのインターフェイスID8バイトのう
ち、4バイト目と5バイト目のビットを全て削除し、6
バイトとしたアドレスをマッピングし、1バイト目と2
0バイト目には任意の値を挿入し、変換することを特徴
とするアドレス演算処理装置。 - 【請求項6】 請求項2に記載のアドレス演算処理装置
において、 前記アドレス演算処理部では、4バイトのIPv4アド
レスが入力された場合、20バイトのIP互換ATMア
ドレスとして出力し、 変換の際には、IP互換ATMアドレスの上位2バイト
目から5バイト目までに前記IPv4アドレスをそのま
まマッピングし、6バイト目から19バイト目までには
全て0を挿入し、1バイト目と20バイト目には任意の
値を挿入し、変換することを特徴とするアドレス演算処
理装置。 - 【請求項7】 請求項2に記載のアドレス演算処理装置
において、 前記アドレス演算処理部では、4バイトのIPv4アド
レスが入力された場合、20バイトのIP互換ATMア
ドレスとして出力し、 変換の際には、IP互換ATMアドレスのプレフィクス
部のうち上位2バイト目から9バイト目までに全て0を
マッピングし、続く10バイト目から13バイト目まで
の4バイトのプレフィクス部にIPv4アドレスをその
ままマッピングし、14バイト目から19バイト目まで
の6バイトのユーザパートには、全て0を挿入し、1バ
イト目と20バイト目には任意の値を挿入し、変換する
ことを特徴とするアドレス演算処理装置。 - 【請求項8】 請求項2に記載のアドレス演算処理装置
において、 前記アドレス演算処理部では、4バイトのIPv4アド
レスが入力された場合、20バイトのIP互換ATMア
ドレスとして出力し、 変換の際には、IP互換ATMアドレスのプレフィクス
部の最後尾にIPv4アドレスのネットワークアドレス
をマッピングし、IP互換ATMアドレスのユーザパー
トの先頭にIPv4アドレスのユーザパートをマッピン
グし、1バイト目と20バイト目には任意の値を挿入
し、その他の領域には全て0を挿入し、変換することを
特徴とするアドレス演算処理装置。 - 【請求項9】 請求項2に記載のアドレス演算処理装置
において、 前記アドレス演算処理部では、IPアドレスが入力され
た場合、変換の際には、IP互換ATMアドレスの上位
2バイト目から3バイト目には入力されたIPアドレス
のバージョン情報と、IPアドレスがバージョン6であ
った場合には、IPv6アドレスのアドレス形式がIP
v4互換アドレス形式であるか、あるいはIPv4写像
アドレス形式であるか、あるいはその他の形式であるか
を示す情報と、インターフェイスIDがMACアドレス
形式であるか、またはその他の形式であるかを示す情報
とを保持し、 残りのビットには全て0を付加し、 続く4バイト目から19バイト目には、16バイトのI
Pv6アドレスをそのままマッピングし、1バイト目と
20バイト目には任意の値を挿入して変換を行い、 IPアドレスがバージョン4であった場合には、2バイ
トのうち残りのビットには全て0を付加し、続く4バイ
トから8バイト目にはIPv4アドレスをそのまま挿入
し、9バイトから19バイト目には全て0を挿入し、1
バイト目と20バイト目には任意の値を挿入して、変換
することを特徴とするアドレス演算処理装置。 - 【請求項10】 請求項2〜9のいずれか1つに記載の
アドレス演算処理装置において、 前記パケット処理部では、受信したIPパケットのアド
レス情報を確認し、 アドレス情報とコネクション情報のテーブルを参照し、
既にアドレス情報が該テーブルに掲載され、コネクショ
ンが設定されているIPパケットであった場合には、該
テーブルに示された該当のコネクションにIPパケット
を送信し、 該テーブルに掲載され、コネクションが設定されていな
いIPパケットであった場合には、アドレス情報を基に
宛先TCP、UDPセッション、または宛先端末、宛先
ネットワーク、あるいは宛先アドレス演算処理装置間に
SVCコネクションを設定することを特徴とするアドレ
ス演算処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5394899A JP2000253020A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | アドレス演算処理装置およびそれを用いた通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5394899A JP2000253020A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | アドレス演算処理装置およびそれを用いた通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000253020A true JP2000253020A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12956955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5394899A Pending JP2000253020A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | アドレス演算処理装置およびそれを用いた通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000253020A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020052799A (ko) * | 2000-12-26 | 2002-07-04 | 오길록 | 패킷기반 중계망에서의 패킷 변환 장치 및 그 방법과 그를이용한 망간 서비스 연동 시스템 |
JP2005318121A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Ntt Docomo Inc | セッション管理装置 |
US7483962B2 (en) | 2002-07-05 | 2009-01-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for automatically allocating virtual addresses to nodes having same address |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP5394899A patent/JP2000253020A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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