JP2002290473A - ルータ - Google Patents
ルータInfo
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- JP2002290473A JP2002290473A JP2001093116A JP2001093116A JP2002290473A JP 2002290473 A JP2002290473 A JP 2002290473A JP 2001093116 A JP2001093116 A JP 2001093116A JP 2001093116 A JP2001093116 A JP 2001093116A JP 2002290473 A JP2002290473 A JP 2002290473A
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- vlan
- atm
- packet
- network
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ATMネットワークメディアにおいて、複数
のインターフェースを必要とせず、VLAN−VCの組
合せ毎に独立したネットワークを構成する。 【解決手段】 ルータは、個々に独立した複数のVLA
NとATM網との間に設けられ、ATMモジュール3を
備えている。ATMモジュール3は、各VLANとAT
M網の各VCとを1対1に対応付けするVID−VCテ
ーブル7を有し、IPoA方式によるルーティングを行
い、VID−VCテーブル7に基づいてVLAN毎にフ
ォワードするATM網のVCを決定する。
のインターフェースを必要とせず、VLAN−VCの組
合せ毎に独立したネットワークを構成する。 【解決手段】 ルータは、個々に独立した複数のVLA
NとATM網との間に設けられ、ATMモジュール3を
備えている。ATMモジュール3は、各VLANとAT
M網の各VCとを1対1に対応付けするVID−VCテ
ーブル7を有し、IPoA方式によるルーティングを行
い、VID−VCテーブル7に基づいてVLAN毎にフ
ォワードするATM網のVCを決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク(L
AN(Local Area Network、企業情報通信網)とLA
N、LANとWAN(Wide Area Network 、広域網))
間の接続を行うネットワークデバイスの一つであるルー
タに関し、特に、複数のインターフェースを必要とせず
に、VLAN(Virtual LAN 、仮想LAN)−VC(Vi
rtual Channel 、仮想チャネル)の組合せ毎に独立した
ネットワークを構成することができるルータに関する。
AN(Local Area Network、企業情報通信網)とLA
N、LANとWAN(Wide Area Network 、広域網))
間の接続を行うネットワークデバイスの一つであるルー
タに関し、特に、複数のインターフェースを必要とせず
に、VLAN(Virtual LAN 、仮想LAN)−VC(Vi
rtual Channel 、仮想チャネル)の組合せ毎に独立した
ネットワークを構成することができるルータに関する。
【0002】
【従来の技術】音声、映像、データのすべてを同じネッ
トワークで送ることができるマルチメディア通信ネット
ワークを実現する技術として、ATM(Asynchronous T
ransfer Mode、非同期転送モード)が知られている。
トワークで送ることができるマルチメディア通信ネット
ワークを実現する技術として、ATM(Asynchronous T
ransfer Mode、非同期転送モード)が知られている。
【0003】ATMでは、同じ宛先ラベル情報をもった
セルの送信個数を変化させることにより、通信チャネル
(コネクション)の帯域容量を時間的に変えることがで
きるようになっている。そして、帯域容量を可変できる
という意味で、ATMでは従来のパス(チャネルを複数
本束ねたもの)をバーチャル・パス(VP:VirtualPat
h、仮想パス)、従来のチャネル(データを実際に運ぶ
回線のこと)をバーチャル・チャネル(VC:Virtual
Channel 、仮想チャネル)と称している。
セルの送信個数を変化させることにより、通信チャネル
(コネクション)の帯域容量を時間的に変えることがで
きるようになっている。そして、帯域容量を可変できる
という意味で、ATMでは従来のパス(チャネルを複数
本束ねたもの)をバーチャル・パス(VP:VirtualPat
h、仮想パス)、従来のチャネル(データを実際に運ぶ
回線のこと)をバーチャル・チャネル(VC:Virtual
Channel 、仮想チャネル)と称している。
【0004】ATMでは、送信側の端末から受信側の端
末へ送る情報を48バイトに区切り、宛先ラベル情報と
して5バイトのヘッダを付加し、合計53バイトの固定
長の「セル」と呼ばれる単位で情報を送信している。
末へ送る情報を48バイトに区切り、宛先ラベル情報と
して5バイトのヘッダを付加し、合計53バイトの固定
長の「セル」と呼ばれる単位で情報を送信している。
【0005】更に説明すると、送信側の端末から送信さ
れるパケット・データは、まずAAL(ATM Adaptat
ion Layer 、ATMアダプテーション・レイヤ)という
レイヤで48バイトに分割され、ATMレイヤで相手先
の宛先情報などを含む5バイトのヘッダを付加し、AT
Mの基本データ単位である53バイトのセルを形成す
る。このセルは、さらに物理レイヤで空きセルが付加さ
れ、SDH(Synchronous Digital Hierarchy 、同期デ
ィジタル・ハイアラーキ)のフレームの中に必要な数だ
けつめ込まれる。その際、経路と各中継区間で使うヘッ
ダ内の番号、VCI(Virtual Channel Identifier)を
コネクション(接続回線)毎に決めておく。
れるパケット・データは、まずAAL(ATM Adaptat
ion Layer 、ATMアダプテーション・レイヤ)という
レイヤで48バイトに分割され、ATMレイヤで相手先
の宛先情報などを含む5バイトのヘッダを付加し、AT
Mの基本データ単位である53バイトのセルを形成す
る。このセルは、さらに物理レイヤで空きセルが付加さ
れ、SDH(Synchronous Digital Hierarchy 、同期デ
ィジタル・ハイアラーキ)のフレームの中に必要な数だ
けつめ込まれる。その際、経路と各中継区間で使うヘッ
ダ内の番号、VCI(Virtual Channel Identifier)を
コネクション(接続回線)毎に決めておく。
【0006】上記のようにセル化された各データは、仮
想パス(VP)の中に多重化されている仮想チャネル
(VC)を利用して伝送される。ATMネットワークの
中には、いくつかの仮想パス(VP)が設定され、さら
にその各仮想パス毎に実際にデータを送る仮想チャネル
(VC)がいくつか設定される。
想パス(VP)の中に多重化されている仮想チャネル
(VC)を利用して伝送される。ATMネットワークの
中には、いくつかの仮想パス(VP)が設定され、さら
にその各仮想パス毎に実際にデータを送る仮想チャネル
(VC)がいくつか設定される。
【0007】このため、セルは、まずどのVPを使用す
るかを識別するためにセルのヘッダ部分にVPIを設け
ている。さらに、VPの中のどの仮想チャネル(VC)
を使用して相手にデータを送ればよいかを識別するため
に、セルのヘッダ部分にVCIを設けている。このVP
IとVCIは、どのVPと、どのVCを選択して相手と
通信するかを決めるルーティング・ビット(通信経路を
選択するためのビット)であり、ATMセルがどのよう
な通信経路を選択するかを決めるルーティング・フィー
ルドである。
るかを識別するためにセルのヘッダ部分にVPIを設け
ている。さらに、VPの中のどの仮想チャネル(VC)
を使用して相手にデータを送ればよいかを識別するため
に、セルのヘッダ部分にVCIを設けている。このVP
IとVCIは、どのVPと、どのVCを選択して相手と
通信するかを決めるルーティング・ビット(通信経路を
選択するためのビット)であり、ATMセルがどのよう
な通信経路を選択するかを決めるルーティング・フィー
ルドである。
【0008】このようにしてセル化されたデータは、A
TMのネットワークの中に送り込まれると、宛先ラベル
情報に基づきハードウェアで高速にスイッチング(交
換)される。すなわち、セルがラベル情報に従って、自
分で行先の通信経路を選択する自己ルーティングが実行
される。そして、目的の受信側の端末に到着したセル
は、ラベルの確認が行われ、元の情報に組み立てられ
る。
TMのネットワークの中に送り込まれると、宛先ラベル
情報に基づきハードウェアで高速にスイッチング(交
換)される。すなわち、セルがラベル情報に従って、自
分で行先の通信経路を選択する自己ルーティングが実行
される。そして、目的の受信側の端末に到着したセル
は、ラベルの確認が行われ、元の情報に組み立てられ
る。
【0009】このように、ATMは、低速度の通信や情
報量が少ない通信から高速広帯域の通信において、通信
中であっても帯域(情報を送る伝送速度の幅)を自由に
変えることができるものである。
報量が少ない通信から高速広帯域の通信において、通信
中であっても帯域(情報を送る伝送速度の幅)を自由に
変えることができるものである。
【0010】ところで、近年ではインターネットの普及
に伴い、企業(組織内)トラフィックをインターネット
を介して流す方法として、VPN(Virtual Private Net
work:仮想閉域網)) と呼ばれる仮想のプライベート網
が利用されている。このVPNでは、企業がサービスプ
ロバイダのサービスを利用することにより、自社で構築
したプライベート網と同じ使い勝手で利用することがで
きる。
に伴い、企業(組織内)トラフィックをインターネット
を介して流す方法として、VPN(Virtual Private Net
work:仮想閉域網)) と呼ばれる仮想のプライベート網
が利用されている。このVPNでは、企業がサービスプ
ロバイダのサービスを利用することにより、自社で構築
したプライベート網と同じ使い勝手で利用することがで
きる。
【0011】従来、VPNでは、ホストがNIC(Netw
ork Information Center)などの公的機関が割り当てる
グローバル・アドレスを用いてインターネットへの接続
を行っていた。
ork Information Center)などの公的機関が割り当てる
グローバル・アドレスを用いてインターネットへの接続
を行っていた。
【0012】しかしながら、このグローバル・アドレス
の数が有限(例えば256個/1会社)であるため、ア
ドレス不足が生じ、ホストの数が増加すると対応するこ
とができなかった。
の数が有限(例えば256個/1会社)であるため、ア
ドレス不足が生じ、ホストの数が増加すると対応するこ
とができなかった。
【0013】このため、グローバル・アドレスに代わる
ものとして、プライベート・アドレスがあるが、このプ
ライベート・アドレスは、1つのネットワーク上で使用
する分には問題ないが、そのネットワークからインター
ネットを介して他のネットワークに送信されると、イン
ターネット上に同じアドレスが複数存在することにな
り、本来送信されてはならないネットワークに対しても
データが送信され、ネットワークが機能しなくなるとい
う問題が生じる。
ものとして、プライベート・アドレスがあるが、このプ
ライベート・アドレスは、1つのネットワーク上で使用
する分には問題ないが、そのネットワークからインター
ネットを介して他のネットワークに送信されると、イン
ターネット上に同じアドレスが複数存在することにな
り、本来送信されてはならないネットワークに対しても
データが送信され、ネットワークが機能しなくなるとい
う問題が生じる。
【0014】そこで、この問題を解消するため、RFC
(request for comments)1631で規定するアドレス
変換方式であるNAT(Network Address Translation
)を利用し、プライベート・アドレスとグローバル・
アドレスを変換することで、インターネットを利用でき
る端末の数を増やすという手法が採られている。
(request for comments)1631で規定するアドレス
変換方式であるNAT(Network Address Translation
)を利用し、プライベート・アドレスとグローバル・
アドレスを変換することで、インターネットを利用でき
る端末の数を増やすという手法が採られている。
【0015】しかしながら、ユーザ側では、例えばある
会社の本社と支社でデータのやりとりを行う場合、NA
Tを利用して別のアドレスに変換するといった手間を避
けたいという要望があった。しかも、NATを利用した
場合でも、端末の数が増加したときには、その対応が困
難であるという問題があった。
会社の本社と支社でデータのやりとりを行う場合、NA
Tを利用して別のアドレスに変換するといった手間を避
けたいという要望があった。しかも、NATを利用した
場合でも、端末の数が増加したときには、その対応が困
難であるという問題があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】そして、宛先IPアド
レスに応じてVCを振り分ける従来のIPoAでは、前
述したATMネットワークメディアにおいて、VLAN
−VCの組合せ毎に独立したネットワークを構成してV
PNを実現するためには、独立させたいVLANの数分
だけルータが必要となり、ハード構成が複雑になり、実
装規模も大きくなるという問題があった。
レスに応じてVCを振り分ける従来のIPoAでは、前
述したATMネットワークメディアにおいて、VLAN
−VCの組合せ毎に独立したネットワークを構成してV
PNを実現するためには、独立させたいVLANの数分
だけルータが必要となり、ハード構成が複雑になり、実
装規模も大きくなるという問題があった。
【0017】このため、ATMネットワークメディアに
おいて、複数のインターフェース(ルータ)を必要とせ
ず、簡単なハード構成、かつ実装規模も小さくして、V
LAN−VCの組合せ毎に独立したネットワークを構成
することができるルータの提供が望まれていた。
おいて、複数のインターフェース(ルータ)を必要とせ
ず、簡単なハード構成、かつ実装規模も小さくして、V
LAN−VCの組合せ毎に独立したネットワークを構成
することができるルータの提供が望まれていた。
【0018】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであり、ATMネットワークメディアにおい
て、複数のインターフェースを必要とせず、VLAN−
VCの組合せ毎に独立したネットワークを構成すること
ができるルータを提供することを目的としている。
されたものであり、ATMネットワークメディアにおい
て、複数のインターフェースを必要とせず、VLAN−
VCの組合せ毎に独立したネットワークを構成すること
ができるルータを提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係るルータは、個々に独立した複
数のVLANとATM網2との間に設けられるルータ1
において、前記各VLANと前記ATM網の各VCとを
対応付けするVID−VCテーブル7を有し、IPoA
方式によるルーティングを行い、前記VID−VCテー
ブルに基づいて前記VLAN毎にフォワードする前記A
TM網のVCを決定するATMモジュール3を備えたこ
とを特徴とする。
め、請求項1の発明に係るルータは、個々に独立した複
数のVLANとATM網2との間に設けられるルータ1
において、前記各VLANと前記ATM網の各VCとを
対応付けするVID−VCテーブル7を有し、IPoA
方式によるルーティングを行い、前記VID−VCテー
ブルに基づいて前記VLAN毎にフォワードする前記A
TM網のVCを決定するATMモジュール3を備えたこ
とを特徴とする。
【0020】請求項2の発明に係るルータは、請求項1
のルータにおいて、前記ATMモジュール3は、前記V
LANから前記ATM網2へのパケットフォワーディン
グ時に、前記VLANからARP−Requestが出
力されると、そのARP−RequestのVIDに対
応したルータMACアドレスを前記VLANに返し、前
記VLANからVIDがTaggedされたパケットを
受けると、パケットフォーマットをIPoAに変更し、
前記VID−VCテーブル7から求められたVCにAA
L5パケットを出力することを特徴とする。
のルータにおいて、前記ATMモジュール3は、前記V
LANから前記ATM網2へのパケットフォワーディン
グ時に、前記VLANからARP−Requestが出
力されると、そのARP−RequestのVIDに対
応したルータMACアドレスを前記VLANに返し、前
記VLANからVIDがTaggedされたパケットを
受けると、パケットフォーマットをIPoAに変更し、
前記VID−VCテーブル7から求められたVCにAA
L5パケットを出力することを特徴とする。
【0021】請求項3の発明に係るルータは、請求項1
のルータにおいて、前記ATMモジュール3は、前記A
TM網2から前記VLANへのパケットフォワーディン
グ時に、前記ATM網からIPoAパケットを受ける
と、前記ATM網の前記VLAN側のIPアドレスとパ
ケットの宛先IPアドレスが同一サブネット内であれ
ば、宛先MACアドレスをキーとしてARPテーブル8
を参照し、前記ATM網のVLAN側のIPアドレスと
パケットの宛先IPアドレスが同一サブネット内でなけ
れば、デフォルトゲートウェイのIPアドレスをキーと
して前記ARPテーブルを参照し、参照したARPテー
ブルにエントリがなければ、ARP−Requestを
前記VLANに出力し、参照した前記ARPテーブルに
エントリがあれば、Taggedされたパケットにして
前記VLANに出力することを特徴とする
のルータにおいて、前記ATMモジュール3は、前記A
TM網2から前記VLANへのパケットフォワーディン
グ時に、前記ATM網からIPoAパケットを受ける
と、前記ATM網の前記VLAN側のIPアドレスとパ
ケットの宛先IPアドレスが同一サブネット内であれ
ば、宛先MACアドレスをキーとしてARPテーブル8
を参照し、前記ATM網のVLAN側のIPアドレスと
パケットの宛先IPアドレスが同一サブネット内でなけ
れば、デフォルトゲートウェイのIPアドレスをキーと
して前記ARPテーブルを参照し、参照したARPテー
ブルにエントリがなければ、ARP−Requestを
前記VLANに出力し、参照した前記ARPテーブルに
エントリがあれば、Taggedされたパケットにして
前記VLANに出力することを特徴とする
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるルータを用い
たネットワーク構成の一例を示す概略図、図2は同ルー
タが装備するVP−IPoA対応ATMモジュール(以
下、ATMモジュールと略称する)のブロック図であ
る。
たネットワーク構成の一例を示す概略図、図2は同ルー
タが装備するVP−IPoA対応ATMモジュール(以
下、ATMモジュールと略称する)のブロック図であ
る。
【0023】本例のルータは、ATMネットワークメデ
ィアに対して、Classical IP overATM モデル(以下、
IPoAと略称する)方式でルーティングを行い、各V
LANとATM網の各VCとを1対1にマッピング(対
応付け)してVPNの機能を実現するものである。
ィアに対して、Classical IP overATM モデル(以下、
IPoAと略称する)方式でルーティングを行い、各V
LANとATM網の各VCとを1対1にマッピング(対
応付け)してVPNの機能を実現するものである。
【0024】以下、図1及び図2に基づき、本例のルー
タの構成および入出力処理について説明する。
タの構成および入出力処理について説明する。
【0025】本例のルータ1は、個々に独立した複数の
VLAN(Virtual LAN、仮想LAN)とATM網2
との間に設けられる。図1の例において、ルータ1は、
図中左側4つのVLAN(VLANa,VLANb,V
LANc,VLANd)とATM網2との間、および図
中右側4つのVLAN(VLANe,VLANf,VL
ANg,VLANh)とATM網2との間に設けられて
対向接続される。
VLAN(Virtual LAN、仮想LAN)とATM網2
との間に設けられる。図1の例において、ルータ1は、
図中左側4つのVLAN(VLANa,VLANb,V
LANc,VLANd)とATM網2との間、および図
中右側4つのVLAN(VLANe,VLANf,VL
ANg,VLANh)とATM網2との間に設けられて
対向接続される。
【0026】各VLANは、スイッチングHUBを利用
し、物理的な位置(ネットワークの構成)に無関係の論
理的なLANであり、物理的な形態(例えば、Ethernet
やATM−LAN)や通信プロトコル(例えば、TCP
/IPやNetWare )などを混合してセグメント分けでき
るものである。
し、物理的な位置(ネットワークの構成)に無関係の論
理的なLANであり、物理的な形態(例えば、Ethernet
やATM−LAN)や通信プロトコル(例えば、TCP
/IPやNetWare )などを混合してセグメント分けでき
るものである。
【0027】また、本例のルータ1では、ATMネット
ワーク上で可変長のIP通信を行うため、IPoAとい
うデータ交換方式が採用される。
ワーク上で可変長のIP通信を行うため、IPoAとい
うデータ交換方式が採用される。
【0028】このIPoA方式は、ATMネットワーク
上でIPパケットをやり取りするプロトコルであり、I
ETF(Internet Engineering Task Force )がRFC
1577(Classical IP and ARP over ATM )として規
定したものである。IPoA方式において、ATMネッ
トワーク上で相手選択接続(SVC)を使う場合は、宛
先のIPアドレスからATMアドレスを解決するために
ATM−ARP(address resolution protocol )サー
バーが置かれる。これに対し、相手固定接続(PVC)
の場合は、コネクション識別子(VPI/VCI)から
宛先のIPアドレスを獲得する。また、IPパケットを
ATMセルに変換するときには、RFC1483(mult
iprotocol encapsulation over ATM adaptation layer
5、AALタイプ5)に従ってカプセル化される。
上でIPパケットをやり取りするプロトコルであり、I
ETF(Internet Engineering Task Force )がRFC
1577(Classical IP and ARP over ATM )として規
定したものである。IPoA方式において、ATMネッ
トワーク上で相手選択接続(SVC)を使う場合は、宛
先のIPアドレスからATMアドレスを解決するために
ATM−ARP(address resolution protocol )サー
バーが置かれる。これに対し、相手固定接続(PVC)
の場合は、コネクション識別子(VPI/VCI)から
宛先のIPアドレスを獲得する。また、IPパケットを
ATMセルに変換するときには、RFC1483(mult
iprotocol encapsulation over ATM adaptation layer
5、AALタイプ5)に従ってカプセル化される。
【0029】本例のルータ1は、VLAN機能を持った
マルチレイヤースイッチにATMインタフェースとし
て、ATMモジュール3を有している。このATMモジ
ュール3は、VLANから受信したパケット(IPパケ
ット)をATM−VCに、ATM−VCから受信したパ
ケット(ATMセル)をVLANにフォワードする機能
を持っている。
マルチレイヤースイッチにATMインタフェースとし
て、ATMモジュール3を有している。このATMモジ
ュール3は、VLANから受信したパケット(IPパケ
ット)をATM−VCに、ATM−VCから受信したパ
ケット(ATMセル)をVLANにフォワードする機能
を持っている。
【0030】図2に示すように、ATMモジュール3
は、ETHERNET(登録商標)用LSI(IPパケ
ット処理回路)4、パケットメモリ5、CPU(制御手
段)6、VID−VCテーブル7、ARPテーブル8、
ルーティングテーブル9、ATM用LSI(ATMセル
処理回路)10を内部に備えている。
は、ETHERNET(登録商標)用LSI(IPパケ
ット処理回路)4、パケットメモリ5、CPU(制御手
段)6、VID−VCテーブル7、ARPテーブル8、
ルーティングテーブル9、ATM用LSI(ATMセル
処理回路)10を内部に備えている。
【0031】ETHERNET用LSI4は、VLAN
からのIPパケットの送信時に、VLANからのIPパ
ケットを受信してパケットメモリ5に蓄積している。そ
の際、予め設定されたVCとの対応付けのないVLAN
から送信されたIPパケットについては受信せず、排除
される。また、ETHERNET用LSI4は、VCか
らのATMセルの受信時に、VID−VCテーブル7に
基づいて組み立てられたIPパケットを対応するVLA
Nに送信している。
からのIPパケットの送信時に、VLANからのIPパ
ケットを受信してパケットメモリ5に蓄積している。そ
の際、予め設定されたVCとの対応付けのないVLAN
から送信されたIPパケットについては受信せず、排除
される。また、ETHERNET用LSI4は、VCか
らのATMセルの受信時に、VID−VCテーブル7に
基づいて組み立てられたIPパケットを対応するVLA
Nに送信している。
【0032】マイクロプロセッサ等からなるCPU6
は、後述するVLANから受信したパケットをATM−
VCに、ATM−VCから受信したパケットをVLAN
にフォワードする際に、ETHERNET用LSI4、
パケットメモリ5、VID−VCテーブル7、ARPテ
ーブル8、ルーティングテーブル9、ATM用LSI1
0の制御を統括している。
は、後述するVLANから受信したパケットをATM−
VCに、ATM−VCから受信したパケットをVLAN
にフォワードする際に、ETHERNET用LSI4、
パケットメモリ5、VID−VCテーブル7、ARPテ
ーブル8、ルーティングテーブル9、ATM用LSI1
0の制御を統括している。
【0033】VID−VCテーブル7は、VLANとV
Cを1対1に対応付けしたテーブルで、フォワーディン
グ時に参照されるものであり、VLAN−VCの送信時
に用いられるVID→VCテーブル7aと、VLAN−
VCの受信時に用いられるVC→VIDテーブル7bと
を有している。
Cを1対1に対応付けしたテーブルで、フォワーディン
グ時に参照されるものであり、VLAN−VCの送信時
に用いられるVID→VCテーブル7aと、VLAN−
VCの受信時に用いられるVC→VIDテーブル7bと
を有している。
【0034】このVID−VCテーブル7は、受信した
VLAN(ATM−VC)から送信するATM−VC
(VLAN)を決定するために用いる。なお、このVI
D−VCテーブル7の設定は、OSのコマンドラインを
外部インタフェースとして使用できるようにしたCLI
(command line interface)から行われる。
VLAN(ATM−VC)から送信するATM−VC
(VLAN)を決定するために用いる。なお、このVI
D−VCテーブル7の設定は、OSのコマンドラインを
外部インタフェースとして使用できるようにしたCLI
(command line interface)から行われる。
【0035】ARPテーブル8は、VLANにデータを
送信するときに付加されるEthernet−Herd
erのDestination−MAC−Adress
に使用するものである。ATMモジュール3がARP−
Requestパケットを出力したときに、VLANの
対応ホストからARP−Responseを受信するこ
とにより生成する。また、このARPテーブル8はCL
Iからの設定も可能である。
送信するときに付加されるEthernet−Herd
erのDestination−MAC−Adress
に使用するものである。ATMモジュール3がARP−
Requestパケットを出力したときに、VLANの
対応ホストからARP−Responseを受信するこ
とにより生成する。また、このARPテーブル8はCL
Iからの設定も可能である。
【0036】ルーティングテーブル9は、VLANにパ
ケットを出力するときに使用するデフォルトゲートウェ
イのアドレスを格納する。デフォルトゲートウェイは、
VLAN毎に異なるゲートウェイが設定可能である。V
LANに出力するパケットの宛先IPアドレスが自イン
タフェースと同じサブネットの場合は、ARPによるア
ドレスの解決を行う。これに対し、VLANに出力する
パケットの宛先IPアドレスが自インタフェースと異な
るサブネットの場合は、デフォルトゲートウェイにパケ
ットを送信する。
ケットを出力するときに使用するデフォルトゲートウェ
イのアドレスを格納する。デフォルトゲートウェイは、
VLAN毎に異なるゲートウェイが設定可能である。V
LANに出力するパケットの宛先IPアドレスが自イン
タフェースと同じサブネットの場合は、ARPによるア
ドレスの解決を行う。これに対し、VLANに出力する
パケットの宛先IPアドレスが自インタフェースと異な
るサブネットの場合は、デフォルトゲートウェイにパケ
ットを送信する。
【0037】ATM用LSI10は、VLANからのI
Pパケットの送信時に、パケットメモリ5に蓄積された
IPパケットをIPoA方式によりセル化し、このセル
化されたATMセルを対応するVCに送信している。ま
た、ATM用LSIは、VCからのATMセルの受信時
に、受信したATMセルをパケットメモリ5上にIPパ
ケットにフォーマットして組み立てている。その際、予
め設定されたVPI/VCIにより、VLANとの対応
付けのないVCから送信されたATMセルについては受
信せず、排除される。
Pパケットの送信時に、パケットメモリ5に蓄積された
IPパケットをIPoA方式によりセル化し、このセル
化されたATMセルを対応するVCに送信している。ま
た、ATM用LSIは、VCからのATMセルの受信時
に、受信したATMセルをパケットメモリ5上にIPパ
ケットにフォーマットして組み立てている。その際、予
め設定されたVPI/VCIにより、VLANとの対応
付けのないVCから送信されたATMセルについては受
信せず、排除される。
【0038】VLANとATM−VCは、ATMモジュ
ール3上にあるVID−VCテーブル7に基づいて1対
1に対応付けされている。
ール3上にあるVID−VCテーブル7に基づいて1対
1に対応付けされている。
【0039】本例のルータ1によるフォワーディング処
理として、VLANからATM網2へのパケットフォワ
ーディングを実行する場合、まず、VLANからARP
−Requestを出力されると、このARP−Req
uestには、VIDがついているので、ルータ1から
はそのVIDに対応したルータMACアドレスをVLA
Nに返す。
理として、VLANからATM網2へのパケットフォワ
ーディングを実行する場合、まず、VLANからARP
−Requestを出力されると、このARP−Req
uestには、VIDがついているので、ルータ1から
はそのVIDに対応したルータMACアドレスをVLA
Nに返す。
【0040】次に、VLANからVIDがTagged
されたパケットを受けると、パケットフォーマットをI
PoAに変更し、VID−VCテーブルから求められた
VCにAAL5パケットを出力する。
されたパケットを受けると、パケットフォーマットをI
PoAに変更し、VID−VCテーブルから求められた
VCにAAL5パケットを出力する。
【0041】このように、VLANからATM網2への
パケットフォワーディング時には、VLANから受信し
たパケットにより、VID−VCテーブル7からフォワ
ーディングするATM−VCを求める。
パケットフォワーディング時には、VLANから受信し
たパケットにより、VID−VCテーブル7からフォワ
ーディングするATM−VCを求める。
【0042】ここで、VLANから受信するパケットに
はユニキャストパケット、ブロードキャストパケット、
マルチキャストパケットがあり、ブロードキャストパケ
ットでETHERNET用LSI4が受信、処理するの
はホストからのARP−Requestのみである。こ
のとき、ダイレクテッドブロードキャスト及びマルチキ
ャストパケットはフォワードしない。そして、受信した
ユニキャストパケットはすべて所定のATM−VCにフ
ォワードする。
はユニキャストパケット、ブロードキャストパケット、
マルチキャストパケットがあり、ブロードキャストパケ
ットでETHERNET用LSI4が受信、処理するの
はホストからのARP−Requestのみである。こ
のとき、ダイレクテッドブロードキャスト及びマルチキ
ャストパケットはフォワードしない。そして、受信した
ユニキャストパケットはすべて所定のATM−VCにフ
ォワードする。
【0043】次に、ATM網2からVLANへのパケッ
トフォワーディングを実行する場合には、ATM網2か
らIPoAパケットを受け入れると、ATM網2のVL
AN側のIPアドレスとパケットの宛先IPアドレスが
同一サブネット内であれば、宛先MACアドレスをキー
としてARPテーブルを参照する。
トフォワーディングを実行する場合には、ATM網2か
らIPoAパケットを受け入れると、ATM網2のVL
AN側のIPアドレスとパケットの宛先IPアドレスが
同一サブネット内であれば、宛先MACアドレスをキー
としてARPテーブルを参照する。
【0044】また、ATM網2のVLAN側のIPアド
レスとパケットの宛先IPアドレスが同一サブネットで
なければ、デフォルトゲートウェイのIPアドレスをキ
ーとしてARPテーブルを参照する。
レスとパケットの宛先IPアドレスが同一サブネットで
なければ、デフォルトゲートウェイのIPアドレスをキ
ーとしてARPテーブルを参照する。
【0045】そして、参照したARPテーブル8にエン
トリがなければ、ARP−RequestをVLANに
出力する。その後、ARP−Requestを受信した
VLANは、ARP−Responseを返す。
トリがなければ、ARP−RequestをVLANに
出力する。その後、ARP−Requestを受信した
VLANは、ARP−Responseを返す。
【0046】これに対し、参照したARPテーブル8に
エントリがあれば、Taggedされたパケットにして
VLANに出力する。
エントリがあれば、Taggedされたパケットにして
VLANに出力する。
【0047】このように、ATM網2からVLANへの
パケットフォワーディング時には、ATM網2から受信
したパケットがVID−VCテーブルに基づき、フォワ
ードするVLANを求める。
パケットフォワーディング時には、ATM網2から受信
したパケットがVID−VCテーブルに基づき、フォワ
ードするVLANを求める。
【0048】そして、パケットの宛先IPアドレスをチ
ェックし、自IPアドレスと同じサブネットが宛先であ
れば、ARPテーブルを検索し、宛先MACアドレスを
求める。IPアドレスがARPテーブルに未登録の場合
はARP−Requestによるアドレスの解決を行
う。そして、求められたVLAN−IDとMACアドレ
スからEthernet−VLAN−Tagged−F
rameを作成し、出力する。
ェックし、自IPアドレスと同じサブネットが宛先であ
れば、ARPテーブルを検索し、宛先MACアドレスを
求める。IPアドレスがARPテーブルに未登録の場合
はARP−Requestによるアドレスの解決を行
う。そして、求められたVLAN−IDとMACアドレ
スからEthernet−VLAN−Tagged−F
rameを作成し、出力する。
【0049】なお、宛先IPアドレスが自IPアドレス
と異なるサブネットの場合は、予め設定されているデフ
ォルトゲートウェイにパケットをフォワードする。
と異なるサブネットの場合は、予め設定されているデフ
ォルトゲートウェイにパケットをフォワードする。
【0050】このように、本例のルータ1によれば、V
ID−VCテーブル7により、各VLANをATM網2
の各VCに対して1対1に対応付けでき、複数のインタ
ーフェースを必要とせず、VLAN−VCの組合せ毎に
独立したネットワークを構成してVPNを実現すること
ができる。
ID−VCテーブル7により、各VLANをATM網2
の各VCに対して1対1に対応付けでき、複数のインタ
ーフェースを必要とせず、VLAN−VCの組合せ毎に
独立したネットワークを構成してVPNを実現すること
ができる。
【0051】また、ラベルをもとにパケットを転送する
MPLS(マルチプロトコル・ラベルスイッチング)で
VPNを実現した場合、VPN毎にラベルを割り当てる
ためのプロトコルとVPN毎の経路を決めるルーティン
グプロトコルを動作させる必要があるのに対し、本例の
ルータによれば、これらのプロトコルを動作させる必要
がなく、プロトコルにかかる負荷が少なく、ハード構成
が簡単で実装規模を小さくでき、CPUにかかる負担も
軽減することができる。
MPLS(マルチプロトコル・ラベルスイッチング)で
VPNを実現した場合、VPN毎にラベルを割り当てる
ためのプロトコルとVPN毎の経路を決めるルーティン
グプロトコルを動作させる必要があるのに対し、本例の
ルータによれば、これらのプロトコルを動作させる必要
がなく、プロトコルにかかる負荷が少なく、ハード構成
が簡単で実装規模を小さくでき、CPUにかかる負担も
軽減することができる。
【0052】ところで、上記実施の形態において、フォ
ワーディング時に参照されるVID−VCテーブル7
は、VLANとVCを1対1に対応付けしたテーブルと
して説明したが、VLANとVCをn対n(nは整数)
に対応付けしたテーブルをVID−VCテーブル7とし
て用いてもよい。この場合、VID−VCテーブル7に
より、各VLANをATM網2の各VCに対してn対n
に対応付けでき、複数のインターフェースを必要とせ
ず、VLAN−VCの組合せ毎に独立したネットワーク
を構成してVPNを実現することができる。
ワーディング時に参照されるVID−VCテーブル7
は、VLANとVCを1対1に対応付けしたテーブルと
して説明したが、VLANとVCをn対n(nは整数)
に対応付けしたテーブルをVID−VCテーブル7とし
て用いてもよい。この場合、VID−VCテーブル7に
より、各VLANをATM網2の各VCに対してn対n
に対応付けでき、複数のインターフェースを必要とせ
ず、VLAN−VCの組合せ毎に独立したネットワーク
を構成してVPNを実現することができる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、複数のインターフェースを必要とせず、プロト
コルにかかる負担が少なく、ハード構成が簡単で実装規
模を小さくしてVLAN−VCの組合せ毎に独立したネ
ットワークを構成することができる。
よれば、複数のインターフェースを必要とせず、プロト
コルにかかる負担が少なく、ハード構成が簡単で実装規
模を小さくしてVLAN−VCの組合せ毎に独立したネ
ットワークを構成することができる。
【図1】本発明によるルータを用いたネットワーク構成
の一例を示す概略図
の一例を示す概略図
【図2】本発明によるルータが装備するATMモジュー
ルのブロック図
ルのブロック図
1…ルータ、2…ATM網、3…ATMモジュール、4
…ETHERNET用LSI(IPパケット処理回
路)、5…パケットメモリ、6…CPU(制御手段)、
7…VID−VCテーブル、8…ARPテーブル、9…
ルーティングテーブル、10…ATM用LSI(ATM
セル処理回路)。
…ETHERNET用LSI(IPパケット処理回
路)、5…パケットメモリ、6…CPU(制御手段)、
7…VID−VCテーブル、8…ARPテーブル、9…
ルーティングテーブル、10…ATM用LSI(ATM
セル処理回路)。
Claims (3)
- 【請求項1】 個々に独立した複数のVLANとATM
網(2)との間に設けられるルータ(1)において、 前記各VLANと前記ATM網の各VCとを対応付けす
るVID−VCテーブル(7)を有し、IPoA方式に
よるルーティングを行い、前記VID−VCテーブルに
基づいて前記VLAN毎にフォワードする前記ATM網
のVCを決定するATMモジュール(3)を備えたこと
を特徴とするルータ。 - 【請求項2】 前記ATMモジュール(3)は、前記V
LANから前記ATM網(2)へのパケットフォワーデ
ィング時に、前記VLANからARP−Request
が出力されると、そのARP−RequestのVID
に対応したルータMACアドレスを前記VLANに返
し、前記VLANからVIDがTaggedされたパケ
ットを受けると、パケットフォーマットをIPoAに変
更し、前記VID−VCテーブル(7)から求められた
VCにAAL5パケットを出力することを特徴とする請
求項1記載のルータ。 - 【請求項3】 前記ATMモジュール(3)は、前記A
TM網(2)から前記VLANへのパケットフォワーデ
ィング時に、前記ATM網からIPoAパケットを受け
ると、前記ATM網の前記VLAN側のIPアドレスと
パケットの宛先IPアドレスが同一サブネット内であれ
ば、宛先MACアドレスをキーとしてARPテーブル
(8)を参照し、前記ATM網のVLAN側のIPアド
レスとパケットの宛先IPアドレスが同一サブネット内
でなければ、デフォルトゲートウェイのIPアドレスを
キーとして前記ARPテーブルを参照し、参照したAR
Pテーブルにエントリがなければ、ARP−Reque
stを前記VLANに出力し、参照した前記ARPテー
ブルにエントリがあれば、Taggedされたパケット
にして前記VLANに出力することを特徴とする請求項
1記載のルータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001093116A JP2002290473A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ルータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001093116A JP2002290473A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ルータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002290473A true JP2002290473A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18947488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001093116A Pending JP2002290473A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ルータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002290473A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005136589A (ja) * | 2003-10-29 | 2005-05-26 | Hitachi Cable Ltd | アグリゲーション機能付き中継装置 |
KR100560756B1 (ko) | 2004-02-10 | 2006-03-13 | 삼성전자주식회사 | 분산 구조 라우터의 가상 랜 지원 방법 및 그 장치 |
US7978727B2 (en) | 2002-12-12 | 2011-07-12 | Fujitsu Limited | Ethernet frame and synchronous optical network (SONET) frame convertible interface device and frame transmission method |
-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001093116A patent/JP2002290473A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7978727B2 (en) | 2002-12-12 | 2011-07-12 | Fujitsu Limited | Ethernet frame and synchronous optical network (SONET) frame convertible interface device and frame transmission method |
JP2005136589A (ja) * | 2003-10-29 | 2005-05-26 | Hitachi Cable Ltd | アグリゲーション機能付き中継装置 |
KR100560756B1 (ko) | 2004-02-10 | 2006-03-13 | 삼성전자주식회사 | 분산 구조 라우터의 가상 랜 지원 방법 및 그 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |