JP2000252721A - 自動車用アンテナ - Google Patents

自動車用アンテナ

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JP2000252721A
JP2000252721A JP11050685A JP5068599A JP2000252721A JP 2000252721 A JP2000252721 A JP 2000252721A JP 11050685 A JP11050685 A JP 11050685A JP 5068599 A JP5068599 A JP 5068599A JP 2000252721 A JP2000252721 A JP 2000252721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
head
antenna
rib
recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP11050685A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Ebara
義登 江原
Yukinobu Yaoya
幸悦 八百屋
Tomio Abe
富夫 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yokowo Co Ltd, Yokowo Mfg Co Ltd filed Critical Yokowo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体取り付け部品として用いられるボルトの
抜け止めを行う際にコスト上昇を抑えることが可能な構
成を備えた自動車用アンテナを提供する。 【解決手段】 車体パネルに締結されるベース部材によ
り電装基板が支持される構成を備えた自動車用アンテナ
において、ベース部材1には、車体パネルPとの締結部
として用いられるボルト2の頭部を挿入可能な凹部1A
が形成され、該凹部1Aはボルト頭部の頂面から上方に
突出する縁部が上記凹部1Aにおけるボルト頭部側面と
対向する部分よりも薄いリブ部1A1として形成され、
該リブ部1A1が外側から挟持されて上記ボルト2の中
心に向けて倒されることで上記ボルト2の頭部を係止す
る構成とされていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用アンテナ
に関し、さらに詳しくは、車体パネル表面に取り付けら
れるケース内に装備されている電装基板の支持構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車のAピラーやルーフパネルあるい
はトランクリッドなどに取り付けられるアンテナは車体
パネルに取り付けられるケース内に送受信機を備え、ア
ンテナエレメントに設けられている給電部を介して送受
信を行うようになっている。ケース内部には、電装基板
が設けられ、その電装基板に変調・復調部や増幅部など
を構成する電装部品が取り付けられている。電装基板は
ケース内において固定されるようになっているが、その
構造の一例として図3に示す構造がある。図3におい
て、電装基板Aは、金属製のベース部材Bに形成されて
いる支柱部B1に締結されて支持されるようになってい
る。ベース部材Bには、車体パネル(便宜上、符号Pで
示す)の内側に向け突出するボルトCが複数箇所に挿通
されており、車体パネルPの内側からボルトCを締結す
ることでケースDとともにベース部材Bを車体パネルP
に一体化できるようになっている。ボルトCの頭部は回
り止め機能を持たせるために平行する長辺を有する楕円
形状とされている。ボルトCは、図4に示すように、ベ
ース部材Bに形成されている凹部B2内に頭部を入れた
状態で凹部B2の周壁B3を上から押圧してかしめるこ
とで抜けないように保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したボル
トの抜け止め構造には次のような問題があった。図4に
示すように、ボルトCの頭部が差し込まれる凹部B2
は、その上縁部を上方からプレス機により加圧し(図4
(B)において符号Fで示す力の作用)、上縁部を押し
つぶすことでボルトCの頭部が抜け出るのを防止してい
るが、上縁部全域を押しつぶすためには周壁に発生する
圧縮応力に勝るプレス機の押圧力が必要となり、プレス
機での加圧能力の高いものが要求される。このため、大
型のプレス機を用いなければならず、加工のための設備
が大がかりとなりコスト上昇を招く。
【0004】本発明の目的は、上記従来の自動車用アン
テナにおける問題に鑑み、特に、自動車用アンテナに装
備されている電装基板の取り付け構造における問題に鑑
み、車体取り付け部品として用いられるボルトの抜け止
めを行う際にコスト上昇を抑えることが可能な構成を備
えた自動車用アンテナを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、車体パネルに締結されるベ
ース部材により電装基板が支持される構成を備えた自動
車用アンテナにおいて、上記ベース部材には、車体パネ
ルとの締結部として用いられるボルトの頭部を挿入可能
な凹部が形成され、該凹部はボルト頭部の頂面から上方
に突出する縁部が上記凹部におけるボルト頭部側面と対
向する部分よりも薄いリブ部として形成され、該リブ部
が外側から挟持されて上記ボルトの中心に向けて倒され
ることで上記ボルトの頭部を係止する構成とされている
ことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
動車用アンテナにおいて、上記リブ部は上記凹部の周縁
に沿って複数箇所もしくは連続して形成されていること
を特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1及び2記載の発明では、ボルト頭部が
差し込まれる凹部の縁部にリブ部が設けられ、そのリブ
部がボルト頭部を差し込まれる凹部周壁の他の部分より
も薄く形成されているので、その部分に曲げ変形が生じ
やすくなっている。このため、リブ部を挟持して圧力を
加えるとボルト中心に向けて倒すことができ、この倒れ
た部分でボルト頭部の頂面を押さえることができる。こ
れにより、凹部上面を押圧する場合に比べて比較的小さ
な力で凹部をボルト頭部の頂面に押しつけることができ
るので、大がかりな押圧用プレス機による作業が必要な
くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例により本発明の
実施の形態を説明する。図1は、図3に示したケース内
に装備されているベース部材1を示しており、ベース部
材1には、図3に示した構造と同様に、ボルト2を挿通
して頭部を挿入可能な凹部1Aが複数箇所に形成されて
いる。なお、図1中、符号A、B1で示す部材は図3に
示したものと同様に電装基板および支柱を意味してい
る。凹部1Aは、図2に示すように、ベース部材1の表
面側に相当する基部から上方に立ち上がる周壁の一部、
本実施例では上縁部が他の部分よりも薄くされてリブ部
1A1を構成している。リブ部1A1は周壁の全域もし
くは凹部中心を挟んで対向する複数箇所に設けられ、周
壁の他の部分よりも薄いことで曲げ剛性が低くなってい
る。これにより、図2(B)に示すように、ボルト2の
中心方向に倒しやすくなっている。
【0009】本実施例は以上のような構成であるから、
ボルト2の頭部を凹部1内に挿入して定置する(2
(A)参照)。ボルト2の頭部周辺に位置するリブ部1
A1は、図2(B)に示すように外側から挟持されて加
圧されると(図2(B)中、符号F’で示す力の作
用)、曲げ剛性が低くなっていることにより容易にボル
ト2の中心に向けて倒れ、ボルト2の頭部頂面に倒れ
る。これにより、ボルト2の頭部頂面がリブ部1A1に
よって押圧された状態となり、凹部1Aからの抜けが阻
止される。リブ部1A1は、従来のものと違って曲げ応
力の発生する方向に挟持圧力が作用する構成となってい
る。このため、圧縮応力が発生する方向に押圧力を作用
させる従来の構成に比べて変形のための作用力を小さく
することができる。
【0010】本実施例では、図3に示したボルトCの頭
部と違って、頭部周縁が面取りされている。これによ
り、リブ部1A1を倒す際、リブ部1A1が面取り面に
沿って折れ曲がり、頭部周縁との密着性を良好にでき
る。つまり、頭部周縁に面取りがない場合には、リブ部
1A1を倒した場合、その屈曲部が直角にはならないの
でリブ部1A1と頭部周縁との間に隙間ができることが
あり、締結が十分でない場合には頭部が振動することが
あるが、リブ部1A1と頭部周縁との密着性を確保する
ことでこのような不具合の発生を防止できる。
【0011】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明では、ボルト
頭部が差し込まれる凹部の縁部にリブ部が設けられ、そ
のリブ部がボルト頭部を差し込まれる凹部周壁の他の部
分よりも薄く形成されているので、その部分に曲げ変形
が生じやすくなっている。このため、リブ部を挟持して
圧力を加えるとボルト中心に向けて倒すことができ、こ
の倒れた部分でボルト頭部の頂面を押さえることができ
る。これにより、凹部上面を押圧する場合に比べて比較
的小さな力で凹部をボルト頭部の頂面に押しつけること
ができるので、大がかりな押圧用プレス機による作業が
必要なくなるので、設備に要するコストを低減しても確
実にボルトの抜け止めを達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための実施例で
ある自動車用アンテナに用いられるベース部材を示す斜
視図である。
【図2】図1に示したベース部材での作用を説明する図
であり、(A)はボルト頭部が挿入された状態を、
(B)はボルト頭部が挿入された凹部のリブ部が変形し
た状態をそれぞれ示している。
【図3】自動車用アンテナに用いられるケースの内部構
造を説明するための部分的な断面図である。
【図4】図3に示したケース内に装備されているベース
部材に形成されているボルト頭部の挿入部における作用
を説明するための図であり、(A)はボルト頭部が挿入
された状態を、(B)は頭部の抜け止めが行われた状態
をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 ベース部材 1A ボルト頭部の挿入部に相当する凹部 1A1 リブ部 2 ボルト F’ リブ部に対する挟持圧力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安部 富夫 群馬県富岡市神農原1112番地 株式会社ヨ コオ富岡工場内 Fターム(参考) 5J046 AA10 AA19 AB00 MA09 MA10 5J047 AA10 AA19 AB00 EA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルに締結されるベース部材によ
    り電装基板が支持される構成を備えた自動車用アンテナ
    において、 上記ベース部材には、車体パネルとの締結部として用い
    られるボルトの頭部を挿入可能な凹部が形成され、該凹
    部はボルト頭部の頂面から上方に突出する縁部が上記凹
    部におけるボルト頭部側面と対向する部分よりも薄いリ
    ブ部として形成され、該リブ部が外側から挟持されて上
    記ボルトの中心に向けて倒されることで上記ボルトの頭
    部を係止する構成とされていることを特徴とする自動車
    用アンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用アンテナにおい
    て、 上記リブ部は上記凹部の周縁に沿って複数箇所もしくは
    連続して形成されていることを特徴とする自動車用アン
    テナ。
JP11050685A 1999-02-26 1999-02-26 自動車用アンテナ Pending JP2000252721A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152015A (ja) * 2011-12-27 2013-08-08 Denso Corp バネ荷重調整装置
WO2017047380A1 (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 Ntn株式会社 チップアンテナおよびその製造方法

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US9863541B2 (en) 2011-12-27 2018-01-09 Denso Corporation Spring load adjusting apparatus and manufacturing method thereof
WO2017047380A1 (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 Ntn株式会社 チップアンテナおよびその製造方法

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