JP2000252278A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000252278A
JP2000252278A JP28569799A JP28569799A JP2000252278A JP 2000252278 A JP2000252278 A JP 2000252278A JP 28569799 A JP28569799 A JP 28569799A JP 28569799 A JP28569799 A JP 28569799A JP 2000252278 A JP2000252278 A JP 2000252278A
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wiring
forming
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boron
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Haruhiko Sato
晴彦 佐藤
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Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エレクトロマイグレーション耐性に優れた銅ま
たは銅合金配線を有する半導体装置およびその製造方法
を提供する。 【解決手段】シリコン基板10上にシリコン酸化膜13
を堆積する工程と、シリコン酸化膜13上にレジストパ
ターン14を形成する工程と、シリコン酸化膜13に対
してレジストパターン14をマスクとしてエッチングを
行って配線となるべき溝15を形成する工程と、溝15
を配線となる銅で埋め込むために銅膜17を堆積する工
程と、銅膜17のうち溝15の領域以外の余分な銅を除
去しかつ平坦化して銅配線18を形成するCMP工程
と、CMP後に露出した銅配線18中にボロンをドーピ
ングする工程とを含むものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銅を主材料として
用いる多層配線構造を有する半導体装置およびその製造
方法に関し、特に銅配線表面の酸化を防止し、エレクト
ロマイグレーション耐性を向上させる技術を有する半導
体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの高集積化に伴い、配線も微細化
していく傾向にある。そのため配線を流れる電流が増大
することになり、信頼性の確保にはエレクトロマイグレ
ーション耐性が要求される。そこでアルミニウムに代わ
る配線材料として銅を用いることが考えられている。
【0003】ところが、銅には低温で十分に高い蒸気圧
を持つハロゲン化物が存在しないために従来のアルミニ
ウムのようにドライエッチング法で微細加工することは
非常に困難である。そこで、銅を半導体装置の配線とし
て使用するための微細加工技術として、ダマシン法が開
発されてきた。ダマシン法とは、絶縁膜に配線となる溝
をあらかじめ形成し、その溝を銅のPVD法、CVD法
およびめっき法等で埋め込んだ後に化学機械研磨(CM
P)によって余分な金属膜を除去、平坦化することによ
って配線を形成する方法である。
【0004】ダマシン法で銅配線を形成すると、CMP
工程が終了した段階で銅配線の表面が露出しているた
め、銅配線表面が大気にさらされ酸化されることにな
る。また、リソグラフィー法とドライエッチング法によ
り配線上層のビアホールを形成して後に、フォトレジス
トを酸素アッシング法により除去する際にも、アッシン
グに用いられる酸素プラズマまたはオゾンによりビア底
部に露出した銅配線表面が酸化されてしまう。銅は酸化
速度が大きいため銅薄膜を酸化雰囲気中にさらすと、膜
内部まで銅の酸化が進行する。しかも、表面に形成され
る酸化銅膜はアルミニウムやアルミニウム合金の表面に
形成される酸化膜と異なり緻密ではない。そのため銅配
線上にパッシベーション膜や層間絶縁膜を被覆しても、
密着性が悪いので剥離を生じたりエレクトロマイグレー
ション耐性が低下したりする問題が生じる。そこで、銅
配線表面の耐酸化性を向上させる必要がある。
【0005】銅配線の表面の酸化を防止するために、様
々な方法が提案されている。例えば、特開平5−216
39号、特開平1−160035号には銅配線の表面に
酸化防止のために導電膜を形成する方法が提案されてい
る。また、例えば特開昭63−73645号、特開昭6
3−156341号には銅配線の表面だけでなく側面か
らの酸化をも防止するために形成された配線全体を導電
膜で覆う方法が提案されている。また、例えば文献「Jo
uarnal of Applied Physics 74(1993) pp.1331-13
34」、特開平9−289211号に記載されているよう
にイオン注入法によって不純物を注入し、銅の耐酸化性
を向上させる方法も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにアルミニ
ウムやアルミニウム合金を用いた金属配線ではエレクト
ロマイグレーションによる信頼性の低下が問題となって
きたため銅を用いた配線が検討されたが、酸化により配
線表面の品質が低下したり、配線抵抗が大きくなるとい
う問題があった。そこで、酸化防止のために銅配線表面
を導電膜で覆う方法やイオン注入法によって不純物を注
入する方法が提案された。
【0007】しかしながら、銅配線の表面を導電膜で覆
う方法はドライエッチング法によって配線を形成する際
には容易に実現できて効果的な方法であるが、ダマシン
法で配線を形成する場合では、すでに形成されている銅
配線の表面上に精密に位置合わせをして導電膜を形成す
ることは困難である。
【0008】また、イオン注入法によって不純物を銅配
線に注入する方法では、不純物濃度が配線の深さ方向に
ガウス分布を示すため、表面近傍での不純物濃度が低く
なる。そのため銅配線の表面近傍において酸化防止の効
果が小さくなるという問題がある。また、イオン注入に
よって銅配線内部に導入される欠陥により配線抵抗が上
昇したり、エレクトロマイグレーション耐性が低下する
ことも懸念される。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点を
鑑みて創案されたものであり、酸化による配線表面の劣
化や配線抵抗の増大を防止でき、エレクトロマイグレー
ション耐性に優れた銅または銅合金配線を有する半導体
装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、半導体基板と、この半導体基板上に形成された銅
または銅合金からなる金属配線とを備え、金属配線が表
面近傍に不純物としてボロンを含むことを特徴とするも
のである。
【0011】請求項1記載の半導体装置によれば、銅ま
たは銅合金からなる金属配線が表面近傍にボロンを含む
ため、金属配線の表面が保護され、酸化による配線表面
の劣化や配線抵抗の増大を防止でき、金属配線の耐酸化
性が向上する。また、銅または銅合金の表面拡散が抑制
されるので、エレクトロマイグレーション耐性も向上
し、高信頼性の金属配線を得ることができる。
【0012】請求項2記載の半導体装置は、半導体基板
と、この半導体基板上に形成された銅または銅合金から
なる金属配線とを備え、金属配線が表面にボロン窒化物
を有することを特徴とするものである。
【0013】請求項2記載の半導体装置によれば、ボロ
ン窒化物から成る酸化防止膜が金属配線の表面に形成さ
れていることから、酸化による表面の劣化や配線抵抗の
上昇を防止することができる。その他請求項1と同様な
効果がある。
【0014】請求項3記載の半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に絶縁膜を堆積する工程と、絶縁膜上にレ
ジストパターンを形成する工程と、絶縁膜に対してレジ
ストパターンをマスクとしてエッチングを行って配線と
なるべき溝を形成する工程と、溝を配線となる銅または
銅合金で埋め込むために銅または銅合金膜を堆積する工
程と、銅または銅合金膜のうち溝の領域以外の余分な銅
または銅合金を除去しかつ平坦化して銅または銅合金配
線を形成するCMP工程と、CMP後に露出した銅また
は銅合金配線の表面をボロンを含むガスまたはプラズマ
中に曝すことにより銅または銅合金配線中にボロンをド
ーピングする工程とを含むものである。
【0015】請求項3記載の半導体装置の製造方法によ
れば、ダマシン法によって形成された銅または銅合金配
線表面の酸化を防止することができる。また、ボロンド
ーピングの際に銅または銅合金配線中に導入される欠陥
がイオン注入法に比べて少ないので配線抵抗上昇も小さ
くすることができる。
【0016】請求項4記載の半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に銅または銅合金を有する金属膜を堆積す
る工程と、金属膜の上に反射防止膜を堆積する工程と、
反射防止膜の上にレジストパターンを形成する工程と、
反射防止膜および金属膜に対してレジストパターンをマ
スクとしてエッチングを行って金属膜から成る金属配線
を形成する工程と、レジストパターンを除去した後に、
金属配線において銅または銅合金が露出している領域の
表面をボロンを含むガスまたはプラズマ中に曝すことに
より金属配線中にボロンをドーピングする工程とを含む
ものである。
【0017】請求項4記載の半導体装置の製造方法によ
れば、金属配線中にボロンをドーピングすることによ
り、ドライエッチング法によって形成された銅または銅
合金配線表面の酸化を防止することができる。また、ボ
ロンドーピングの際に銅または銅合金配線中に導入され
る欠陥がイオン注入法に比べて少ないので配線抵抗上昇
も小さくすることができる。
【0018】請求項5記載の半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に銅または銅合金を有する金属膜を堆積す
る工程と、金属膜の上に反射防止膜を堆積する工程と、
反射防止膜の上にレジストパターンを形成する工程と、
反射防止膜および金属膜に対してレジストパターンをマ
スクとしてエッチングを行って金属膜から成る金属配線
を形成する際にボロンを含むガスを用いてエッチングす
る工程と、レジストパターンを除去する工程とを含むも
のである。
【0019】請求項5記載の半導体装置の製造方法によ
れば、ドライエッチング法によって銅または銅合金配線
を形成する際にエッチングすると同時に銅または銅合金
配線表面近傍にボロンをドーピングすることができ、形
成された銅または銅合金配線表面の酸化を防止すること
ができる。
【0020】請求項6記載の半導体装置の製造方法は、
請求項3または請求項4において、ボロンをドーピング
する工程が、半導体基板をジボランB2 6 に曝すこと
により配線にボロンをドーピングするものである。
【0021】請求項6記載の半導体装置の製造方法によ
れば、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、銅
または銅合金配線表面にすでに形成されている銅または
銅合金酸化膜を還元作用によって除去できると同時に、
銅または銅合金配線表面近傍にボロンをドーピングする
ことができる。
【0022】請求項7記載の半導体装置の製造方法は、
請求項3または請求項4において、ボロンをドーピング
する工程のつぎに、ボロンを含んだ銅または銅合金を窒
化することにより銅または銅合金の表面にボロン窒化物
を形成する工程を含むものである。
【0023】請求項7記載の半導体装置の製造方法によ
れば、請求項3または請求項4と同様な効果のほか、銅
または銅合金配線表面に自己整合的にボロン窒化物を形
成でき、銅または銅合金表面の酸化を防止し、さらに銅
または銅合金の絶縁物への拡散を防止することができ
る。
【0024】請求項8記載の半導体装置の製造方法は、
請求項7において、ボロン窒化物を形成する工程が、半
導体基板を窒素ガスに曝すことにより、ボロン窒化物を
形成するものである。
【0025】請求項8記載の半導体装置の製造方法によ
れば、請求項7と同様な効果がある。
【0026】請求項9記載の半導体装置の製造方法は、
請求項7において、ボロン窒化物を形成する工程が、半
導体基板を窒素またはアンモニアプラズマに曝すことに
より、ボロン窒化物を形成するものである。
【0027】請求項9記載の半導体装置の製造方法によ
れば、請求項7と同様な効果がある。
【0028】請求項10記載の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に銅または銅合金を有する金属膜を堆
積する工程と、金属膜の上に反射防止膜を堆積する工程
と、反射防止膜の上にレジストパターンを形成する工程
と、反射防止膜および金属膜に対してレジストパターン
をマスクとしてエッチングを行って金属膜から成る金属
配線を形成する際にボロンおよび窒素を含むガスまたは
プラズマを用いてエッチングを行い配線を形成すると同
時に配線表面にボロン窒化物を形成する工程と、レジス
トパターンを除去する工程とを含むものである。
【0029】請求項10記載の半導体装置の製造方法に
よれば、エッチングにより配線を形成すると同時に銅ま
たは銅合金配線表面に自己整合的にボロン窒化物を形成
でき、銅または銅合金表面の酸化を防止し、さらに銅ま
たは銅合金の絶縁物への拡散を防止することができる。
【0030】請求項11記載の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に絶縁膜を堆積する工程と、絶縁膜上
にレジストパターンを形成する工程と、絶縁膜に対して
レジストパターンをマスクとしてエッチングを行って配
線となるべき溝を形成する工程と、溝を配線となる銅ま
たは銅合金で埋め込むために銅または銅合金膜を堆積す
る工程と、CMPにより銅または銅合金膜のうち溝の領
域以外の余分な銅または銅合金を除去し平坦化して銅ま
たは銅合金の配線を形成する際にボロン化合物を添加し
たスラリーを用いることにより配線の表面にボロンを付
加する工程と、CMP後に配線を真空中でアニールする
ことにより配線の表面近傍にボロンを拡散させる工程を
備えていることを特徴とするものである。
【0031】請求項11記載の半導体装置の製造方法に
よれば、形成された銅または銅合金の配線は形成される
と同時に表面の耐酸化性が向上しているので銅配線が酸
化されるのを防ぐことができる。
【0032】請求項12記載の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に銅または銅合金の配線を形成する工
程と、配線の上に絶縁膜を堆積する工程と、絶縁膜上に
レジストパターンを形成する工程と、絶縁膜に対してレ
ジストパターンをマスクとしてエッチングを行ってビア
ホールを形成する際にボロンを含むガスを用いてエッチ
ングする工程と、レジストパターンを除去する工程を備
えていることを特徴とするものである。
【0033】請求項12記載の半導体装置の製造方法に
よれば、ビアホールが銅または銅合金の配線に達すると
同時に、露出した配線の表面からボロンがドーピングさ
れ耐酸化性が向上するので、エッチング終了後に酸素プ
ラズマを用いてレジストパターンをアッシング除去する
際にもビアホールの底部で配線が酸化されることがなく
なり、配線抵抗の上昇や信頼性の低下を防ぐことができ
る。
【0034】請求項13記載の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に銅または銅合金の配線を形成する工
程と、配線の上に絶縁膜を堆積する工程と、絶縁膜上に
レジストパターンを形成する工程と、絶縁膜に対してレ
ジストパターンをマスクとしてエッチングを行ってビア
ホールを形成する工程と、ビアホールを形成した後にホ
ールの底部において露出している配線の表面をボロンを
含むガスまたはプラズマに曝すことにより配線中にボロ
ンをドーピングする工程と、レジストパターンを除去す
る工程を備えていることを特徴とするものである。
【0035】請求項13記載の半導体装置の製造方法に
よれば、レジストパターンを除去する際に銅配線が酸化
することを防ぐことができる。
【0036】請求項14記載の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に銅または銅合金の配線を形成する工
程と、配線の上に絶縁膜を堆積する工程と、絶縁膜上に
レジストパターンを形成する工程と、絶縁膜に対してレ
ジストパターンをマスクとしてエッチングを行ってビア
ホールを形成する工程と、レジストパターンを除去する
際にボロンを含むガスを用いてアッシングする工程を備
えていることを特徴とするものである。
【0037】請求項14記載の半導体装置の製造方法に
よれば、アッシングの際に銅配線の耐酸化性を向上させ
ながらレジストパターンを除去できるので銅配線の酸化
を防ぐことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関わる半導体装置
およびその製造方法の詳細を実施の形態に基づいて説明
する。
【0039】(実施の形態1)本発明の第1の実施の形
態の半導体装置の製造方法について図1(a)〜(f)
を参照しながら説明する。図1(a)に示すように、ま
ずシリコン基板10の上に第1層のシリコン酸化膜11
を堆積させた後に、エッチングストッパとなる窒化シリ
コン膜12を堆積させる。さらに第2層のシリコン酸化
膜13を堆積させ、その上にレジストパターン14を形
成する。次にレジストパターン14をマスクとして、第
2層のシリコン酸化膜13を窒化シリコン膜12の深さ
までドライエッチングすることによって、図1(b)に
示すような、将来金属配線となるべき溝15をシリコン
酸化膜13中に形成する。それから、図1(c)に示す
ように、窒化タンタル膜16を反応性スパッタリング法
を用いて堆積した後に、スパッタリング法、CVD法ま
たはめっき法を用いて銅膜17を堆積させて、溝15を
金属膜で埋め込む。さらにCMP法により余分な金属膜
を除去、平坦化することにより、図1(d)に示すよう
な銅配線18を形成する。銅配線18は上面が露出して
おりこのままでは酸化してしまう。そこで、図1(e)
に示すように銅配線18が形成されたシリコン基板10
をボロンを含むガスまたはプラズマ中に曝すことにより
銅配線18の上面からボロンをドーピング19する。こ
れにより、銅配線18の酸化を防止することができる。
また、CMP工程においてボロンまたはボロン化合物を
含むスラリーを使用することにより銅配線18の表面に
ボロンを付加することができるので、同様の効果を得る
ことができる。図5に電解めっき法で堆積した銅薄膜に
ボロンをプラズマドーピングしたものを空気中でアニー
ルし、シート抵抗の変化を調べた結果を示す。図中、Q
1 は銅にボロンを1E15B(ボロン1015個)/cm
2 プラズマドープしたサンプル、Q2 は銅にボロンを1
E14B/cm2 プラズマドープしたサンプル、Q3
ドープされていないサンプルである。なお、銅Cuはス
パッタ法でシード層150nmを形成後電解めっき層4
00nmを形成している。これから銅にボロンを1E1
5/cm2 プラズマドープしたサンプルではアニールし
てもシート抵抗は上昇せず耐酸化性が向上することがわ
かる。ボロンをドープした銅配線18をさらに窒素を含
むガス、または例えば窒素もしくはアンモニアのプラズ
マ中に曝せば、図1(f)に示すように銅配線18表面
にボロン窒化物20が形成される。これにより銅配線の
酸化を防止するとともに銅が絶縁層に拡散するのを防ぐ
ことができる。
【0040】またこのような製造方法で製造される半導
体装置は、半導体基板10上に形成された銅からなる主
金属配線(18)を備え、この金属配線が不純物として
表面近傍にボロンを含んでいる。
【0041】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形
態について図2(a)〜(c)または(a)、
(b′)、(c′)を参照しながら説明する。図2
(a)に示すように、まずシリコン基板10の上に絶縁
層としてシリコン酸化膜21を堆積した後に、反応性ス
パッタリング法を用いて第一の層の窒化タンタル膜22
を堆積させる。次に配線層として銅膜23をスパッタリ
ング法を用いて堆積させ、その上に反射防止膜として、
第二の層の窒化タンタル膜24を反応性スパッタリング
法を用いて堆積させる。さらに、その上にレジストパタ
ーン25を形成する。
【0042】次にレジストパターン25をマスクとして
窒化タンタル膜24、銅膜23、窒化タンタル膜22に
対してドライエッチングを行うことによって図2(c)
に示すような銅配線27を形成するが、そのエッチング
の際のエッチングガスにボロンを混入してエッチングを
行う。それにより、図2(b)に示すように銅膜23が
エッチングされて銅配線27が形成される過程において
表面に露出した銅表面からボロンがドーピング26され
る。次に酸素プラズマを用いたアッシングによってレジ
ストを除去すれば、図2(c)に示すような側面ボロン
がドーピング26された銅配線27が形成される。この
アッシング工程においても銅配線27の上面には窒化タ
ンタルが存在し、側面はボロンドーピングにより耐酸化
性が向上しているためにダメージを受けることはない。
【0043】また、上記エッチング工程において、図2
(b’)に示すようにエッチングガスまたはプラズマに
ボロンと窒素を混入すれば、銅配線27が形成されると
同時に図2(c′)に示すように銅配線27の側面にボ
ロン窒化物28が形成される。これにより銅配線の酸化
を防止するとともに銅が絶縁膜中に拡散することを防ぐ
ことができる。
【0044】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態について図3(a)〜(d)を参照しながら説明す
る。図3(a)に示す工程は第2の実施の形態において
図2(a)を参照にして説明したものと同じである。
【0045】次にレジストパターン25をマスクとして
窒化タンタル膜24、銅膜23、窒化タンタル膜22に
対してドライエッチングを行い、アッシング工程により
レジストを除去することによって図3(b)に示すよう
な銅配線30を形成する。その後銅配線30が形成され
たシリコン基板10をボロンを含むガスまたはプラズマ
中に曝し、銅配線30中にボロンをドーピング26する
ことにより、図3(c)に示すような表面が保護された
銅配線30が得られる。
【0046】さらにボロンドーピング26した銅配線3
0を窒素を含むガスまたは例えば窒素もしくはアンモニ
アのプラズマ中に曝せば、図3(d)に示すように銅配
線30の側面がボロン窒化物28で覆われる。これによ
り銅配線30の酸化を防止するとともに銅が絶縁膜中に
拡散することを防ぐこともできる。
【0047】(実施の形態4)本発明の第4の実施の形
態について図4(a)〜(g)を参照しながら説明す
る。図4(a)〜(d)に示す工程は第1の実施の形態
において図1(a)〜(d)を参照にして説明したもの
と同じである。
【0048】次に図4(e)に示すように銅配線18上
にキャップ層となる窒化シリコン膜40を堆積した後に
層間膜となる酸化シリコン膜41を堆積させ、その上に
レジストパターン42を形成する。それからレジストパ
ターン42をマスクとして酸化シリコン膜41および窒
化シリコン膜40に対してドライエッチングすることに
より、図4(f)に示すようなビアホール43を形成す
る。その際エッチングガスにボロンを含むガスを用いる
ことによりビアホール43のエッチングが進行し銅配線
18の表面が露出すると同時に銅配線18中にボロンを
ドーピングする。これによりビアホール43の底部に露
出した銅配線18は耐酸化性が向上しているので、次に
アッシング工程によってレジストパターン42を除去す
る際にも銅配線18が酸化されることはなく、図4
(g)に示すような銅配線18とそれに接続したビアホ
ール43を得ることができる。
【0049】また、ビアホール43を形成する際のエッ
チングガスにボロンを入れなくても、図4(f)に示さ
れるようなエッチング終了後にシリコン基板10をボロ
ンを含むガスまたはプラズマに曝すことによりビアホー
ル43の底部に露出した銅配線18の耐酸化性が向上
し、同様の効果が得られる。
【0050】また、図4(f)のレジストパターン42
を除去するアッシング工程の際にボロンを含むガスを用
いてアッシングを行えばレジスト除去と同時に銅配線1
8の耐酸化性の向上が進行するので銅配線18が酸化さ
れることはない。
【0051】なお、第1の実施の形態から第4の実施の
形態において、銅膜および銅配線は銅のほか銅合金を用
いた場合を含み、金属膜および金属配線は例えば銅のほ
か銅合金を含む。
【0052】また、上記の実施の形態のボロンをドーピ
ングする工程は、半導体基板をジボランB2 6 に曝す
ことにより金属配線にボロンをドーピングしてもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の半導体装置によれば、銅
または銅合金からなる金属配線が表面近傍にボロンを含
むため、金属配線の表面が保護され、酸化による配線表
面の劣化や配線抵抗の増大を防止でき、金属配線の耐酸
化性が向上する。また、銅または銅合金の表面拡散が抑
制されるので、エレクトロマイグレーション耐性も向上
し、高信頼性の金属配線を得ることができる。
【0054】請求項2記載の半導体装置によれば、ボロ
ン窒化物から成る酸化防止膜が金属配線の表面に形成さ
れていることから、酸化による表面の劣化や配線抵抗の
上昇を防止することができる。その他請求項1と同様な
効果がある。
【0055】請求項3記載の半導体装置の製造方法によ
れば、ダマシン法によって形成された銅または銅合金配
線表面の酸化を防止することができる。また、ボロンド
ーピングの際に銅または銅合金配線中に導入される欠陥
がイオン注入法に比べて少ないので配線抵抗上昇も小さ
くすることができる。
【0056】請求項4記載の半導体装置の製造方法によ
れば、金属配線中にボロンをドーピングすることによ
り、ドライエッチング法によって形成された銅または銅
合金配線表面の酸化を防止することができる。また、ボ
ロンドーピングの際に銅または銅合金配線中に導入され
る欠陥がイオン注入法に比べて少ないので配線抵抗上昇
も小さくすることができる。
【0057】請求項5記載の半導体装置の製造方法によ
れば、ドライエッチング法によって銅配線を形成する際
にエッチングすると同時に銅または銅合金配線表面近傍
にボロンをドーピングすることができ、形成された銅ま
たは銅合金配線表面の酸化を防止することができる。
【0058】請求項6記載の半導体装置の製造方法によ
れば、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、銅
または銅合金配線表面にすでに形成されている銅または
銅合金酸化膜を還元作用によって除去できると同時に、
銅または銅合金配線表面近傍にボロンをドーピングする
ことができる。
【0059】請求項7記載の半導体装置の製造方法によ
れば、請求項3または請求項4と同様な効果のほか、銅
または銅合金配線表面に自己整合的にボロン窒化物を形
成でき、銅または銅合金表面の酸化を防止し、さらに銅
または銅合金の絶縁物への拡散を防止することができ
る。
【0060】請求項8記載の半導体装置の製造方法によ
れば、請求項7と同様な効果がある。
【0061】請求項9記載の半導体装置の製造方法によ
れば、請求項7と同様な効果がある。
【0062】請求項10記載の半導体装置の製造方法に
よれば、エッチングにより配線を形成すると同時に銅ま
たは銅合金配線表面に自己整合的にボロン窒化物を形成
でき、銅または銅合金表面の酸化を防止し、さらに銅ま
たは銅合金の絶縁物への拡散を防止することができる。
【0063】請求項11記載の半導体装置の製造方法に
よれば、形成された銅または銅合金の配線は形成される
と同時に表面の耐酸化性が向上しているので銅配線が酸
化されるのを防ぐことができる。
【0064】請求項12記載の半導体装置の製造方法に
よれば、ビアホールが銅または銅合金の配線に達すると
同時に、露出した配線の表面からボロンがドーピングさ
れ耐酸化性が向上するので、エッチング終了後に酸素プ
ラズマを用いてレジストパターンをアッシング除去する
際にもビアホールの底部で配線が酸化されることがなく
なり、配線抵抗の上昇や信頼性の低下を防ぐことができ
る。
【0065】請求項13記載の半導体装置の製造方法に
よれば、レジストパターンを除去する際に銅配線が酸化
することを防ぐことができる。
【0066】請求項14記載の半導体装置の製造方法に
よれば、アッシングの際に銅配線の耐酸化性を向上させ
ながらレジストパターンを除去できるので銅配線の酸化
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に関わる半導体装置
の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に関わる半導体装置
の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に関わる半導体装置
の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に関わる半導体装置
の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図5】ボロンをプラズマドープした銅薄膜を空気中で
アニールした際の銅薄膜のシート抵抗の変化を示すグラ
フである。
【符号の説明】
10 シリコン基板 11 酸化シリコン膜 12 窒化シリコン膜 13 酸化シリコン膜 14 レジストパターン 15 溝 16 窒化タンタル膜 17 銅膜 18 銅配線 19 ボロンドープ銅 20 ボロン窒化物 21 酸化シリコン膜 22 窒化タンタル膜 23 銅膜 24 窒化タンタル膜 25 レジストパターン 26 ボロンドープ銅 27 銅配線 28 ボロン窒化物 30 銅配線 40 窒化シリコン膜 41 酸化シリコン膜 42 レジストパターン 43 ビアホール

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、この半導体基板上に形成
    された銅または銅合金からなる金属配線とを備え、前記
    金属配線が表面近傍に不純物としてボロンを含むことを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板と、この半導体基板上に形成
    された銅または銅合金からなる金属配線とを備え、前記
    金属配線が表面にボロン窒化物を有することを特徴とす
    る半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に絶縁膜を堆積する工程
    と、前記絶縁膜上にレジストパターンを形成する工程
    と、前記絶縁膜に対して前記レジストパターンをマスク
    としてエッチングを行って配線となるべき溝を形成する
    工程と、前記溝を配線となる銅または銅合金で埋め込む
    ために銅または銅合金膜を堆積する工程と、前記銅また
    は銅合金膜のうち溝の領域以外の余分な銅または銅合金
    を除去しかつ平坦化して銅または銅合金配線を形成する
    CMP工程と、CMP後に露出した前記銅または銅合金
    配線の表面をボロンを含むガスまたはプラズマ中に曝す
    ことにより銅または銅合金配線中にボロンをドーピング
    する工程とを含む半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に銅または銅合金を有する
    金属膜を堆積する工程と、前記金属膜の上に反射防止膜
    を堆積する工程と、前記反射防止膜の上にレジストパタ
    ーンを形成する工程と、前記反射防止膜および金属膜に
    対して前記レジストパターンをマスクとしてエッチング
    を行って前記金属膜から成る金属配線を形成する工程
    と、前記レジストパターンを除去した後に、前記金属配
    線において銅または銅合金が露出している領域の表面を
    ボロンを含むガスまたはプラズマ中に曝すことにより前
    記金属配線中にボロンをドーピングする工程とを含む半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に銅または銅合金を有する
    金属膜を堆積する工程と、前記金属膜の上に反射防止膜
    を堆積する工程と、前記反射防止膜の上にレジストパタ
    ーンを形成する工程と、前記反射防止膜および金属膜に
    対して前記レジストパターンをマスクとしてエッチング
    を行って前記金属膜から成る金属配線を形成する際にボ
    ロンを含むガスを用いてエッチングする工程と、前記レ
    ジストパターンを除去する工程とを含む半導体装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 ボロンをドーピングする工程は、半導体
    基板をジボランB26 に曝すことにより配線にボロン
    をドーピングするものである請求項3または請求項4記
    載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 ボロンをドーピングする工程のつぎに、
    ボロンを含んだ銅または銅合金を窒化することにより前
    記銅または銅合金の表面にボロン窒化物を形成する工程
    を含む請求項3または請求項4記載の半導体装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 ボロン窒化物を形成する工程は、半導体
    基板を窒素ガスに曝すことにより、前記ボロン窒化物を
    形成するものである請求項7記載の半導体装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 ボロン窒化物を形成する工程は、半導体
    基板を窒素またはアンモニアプラズマに曝すことによ
    り、前記ボロン窒化物を形成するものである請求項7記
    載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板上に銅または銅合金を有す
    る金属膜を堆積する工程と、前記金属膜の上に反射防止
    膜を堆積する工程と、前記反射防止膜の上にレジストパ
    ターンを形成する工程と、前記反射防止膜および前記金
    属膜に対して前記レジストパターンをマスクとしてエッ
    チングを行って前記金属膜から成る金属配線を形成する
    際にボロンおよび窒素を含むガスまたはプラズマを用い
    てエッチングを行い配線を形成すると同時に配線表面に
    ボロン窒化物を形成する工程と、前記レジストパターン
    を除去する工程とを含む半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板上に絶縁膜を堆積する工程
    と、前記絶縁膜上にレジストパターンを形成する工程
    と、前記絶縁膜に対して前記レジストパターンをマスク
    としてエッチングを行って配線となるべき溝を形成する
    工程と、前記溝を配線となる銅または銅合金で埋め込む
    ために銅または銅合金膜を堆積する工程と、CMPによ
    り前記銅または銅合金膜のうち溝の領域以外の余分な銅
    または銅合金を除去し平坦化して銅または銅合金の配線
    を形成する際にボロン化合物を添加したスラリーを用い
    ることにより前記配線の表面にボロンを付加する工程
    と、CMP後に前記配線を真空中でアニールすることに
    より前記配線の表面近傍にボロンを拡散させる工程を備
    えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 半導体基板上に銅または銅合金の配線
    を形成する工程と、前記配線の上に絶縁膜を堆積する工
    程と、前記絶縁膜上にレジストパターンを形成する工程
    と、前記絶縁膜に対して前記レジストパターンをマスク
    としてエッチングを行ってビアホールを形成する際にボ
    ロンを含むガスを用いてエッチングする工程と、前記レ
    ジストパターンを除去する工程を備えていることを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 半導体基板上に銅または銅合金の配線
    を形成する工程と、前記配線の上に絶縁膜を堆積する工
    程と、前記絶縁膜上にレジストパターンを形成する工程
    と、前記絶縁膜に対して前記レジストパターンをマスク
    としてエッチングを行ってビアホールを形成する工程
    と、前記ビアホールを形成した後にホールの底部におい
    て露出している前記配線の表面をボロンを含むガスまた
    はプラズマに曝すことにより前記配線中にボロンをドー
    ピングする工程と、前記レジストパターンを除去する工
    程を備えていることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 半導体基板上に銅または銅合金の配線
    を形成する工程と、前記配線の上に絶縁膜を堆積する工
    程と、前記絶縁膜上にレジストパターンを形成する工程
    と、前記絶縁膜に対して前記レジストパターンをマスク
    としてエッチングを行ってビアホールを形成する工程
    と、前記レジストパターンを除去する際にボロンを含む
    ガスを用いてアッシングする工程を備えていることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
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