JP2000251854A - 非水系二次電池 - Google Patents

非水系二次電池

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JP2000251854A
JP2000251854A JP11048372A JP4837299A JP2000251854A JP 2000251854 A JP2000251854 A JP 2000251854A JP 11048372 A JP11048372 A JP 11048372A JP 4837299 A JP4837299 A JP 4837299A JP 2000251854 A JP2000251854 A JP 2000251854A
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moisture
edge
proof
film
battery
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English (en)
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Yasuyo Saito
靖代 齋藤
Motonori Ueda
基範 上田
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装フィルムで被包された電池において、外
装フィルムの封着部の防湿性能を高める。 【解決手段】 電池1は、電池要素2を外装フィルム3
で被包してなるものである。この外装フィルム3の辺縁
を重ね合せた後、加熱加圧して接合する。この外装フィ
ルム3の縁部を回り込むように接着テープを接着し、防
湿部5を形成する。接着テープはアルミニウム防湿層を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非水系二次電池に係
り、特に電池要素を被包する外装フィルムの封止構造が
改良された電池に関する。詳しくは、本発明は、薄型電
池に適用するのに好適な電池に関する。
【0002】
【従来の技術】薄型電池として特開昭61−29065
号公報、特開平8−83596号公報等の通り薄型の電
池要素をアルミニウム箔と樹脂フィルムとのラミネート
フィルムで被包したものが公知である。
【0003】前者の特開昭61−29065号公報で
は、ラミネートフィルムの縁部同士を両フィルムのアル
ミニウム箔同士が接する程度に加熱加圧して圧着してい
る。
【0004】後者の特開平8−83596号公報では、
ラミネートフィルム同士を120℃で熱封止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭61−29
065号公報に記載の通り、ラミネートフィルムを単に
熱封止しただけでは、封止部の樹脂部分を通って水分が
電池内に侵入するおそれがある。
【0006】同号公報では、この水分侵入を防止するた
めに、重ね合わされたラミネートフィルムのアルミニウ
ム箔同士が接近する程に強く加熱加圧しているが、アル
ミニウム箔同士が直に接触するとアルミニウム箔が損傷
し、かえって防湿性が悪くなるおそれがある。
【0007】本発明は、このような問題点を解消し、防
湿性に極めて優れた電池を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の非水系二次電池
は、電池要素と、該電池要素を被包し、防湿層と合成樹
脂層とを有する外装フィルムとを有する電池であって、
該外装フィルムの縁部同士を重ね合わせて接合した電池
において、該外装フィルムの縁部の外面に、該縁部を回
り込み該縁部に沿って延在する防湿部を設けたことを特
徴とするものである。
【0009】かかる電池にあっては、外装フィルムの縁
部を回り込むように防湿部を設けているので、該縁部か
らの水分侵入が防止され、防湿性に著しく優れる。
【0010】本発明では、この防湿部は該縁部にテープ
を接着したり熱圧着することにより形成することができ
る。また、この縁部に未硬化材料を付着させた後、硬化
させることによっても形成できる。
【0011】この防湿部は、縁部を狭持する狭持片によ
って形成することもできる。この狭持片の外装フィルム
との対峙面に縁部に沿って延在する凸条を設けておくこ
とにより、該凸条を外装フィルムに強く押し付けて狭持
片と外装フィルムとの結合強度を高めると共に、防湿性
を高めることができる。また、該縁部を狭持する第1片
及び第2片を有した狭持片を用い、該第1片及び第2片
の対峙面にそれぞれ凸条を互いに食い違うように非対面
状に設けておき、縁部と狭持片との結合強度を高めるよ
うにしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
に係る電池について説明する。図1は実施の形態に係る
電池の断面図、図2は図1のII部分の拡大断面図であ
る。
【0013】図1の電池1は、電池要素2の全体を、防
湿層と合成樹脂層とを有する外装フィルム3で被包して
なるものである。外装フィルム3により電池要素2を被
包するには、2葉の外装フィルム3によって電池要素2
を挟むか、又は1葉の外装フィルムを2ッ折りして2片
を形成し、この2片の間に電池要素を挟む。そして、外
装フィルム3の辺縁部を重ね合わせて接合する。この接
合は、熱封止によっても良く、接着剤によっても良い。
【0014】この外装フィルム3の縁部を防湿部5によ
って封止する。図2の防湿部5は接着テープよりなるも
のであり、重なり合った外装フィルム3の縁部を回り込
むように2ッ折り状となっている。そして、図2の上側
の外装フィルム3の上面及び下側の外装フィルム3の下
面の双方に接着されている。
【0015】図2にあっては接着テープによって防湿部
5を形成しているが、図3〜6のように他の材料にて防
湿部6〜9を用いても良い。
【0016】図3の防湿部6は、未硬化の合成樹脂等の
材料を外装フィルム3の縁部にディッピング、塗着等に
より付着させて硬化させることにより形成されたもので
ある。この硬化物よりなる防湿部6も外装フィルム3の
縁部を回り込んで該縁部を封じている。
【0017】図4の防湿部7は、熱可塑性樹脂層と金属
層との積層テープを外装フィルム3の縁部を挟むように
折り返して該縁部に重ね合わせ、矢印A方向に加熱加圧
して該積層テープを外装フィルム3に融着させることに
より形成されたものである。
【0018】図5の防湿部8は略C字形断面形状の狭持
片によって該縁部を狭持することにより形成されたもの
である。この防湿部8を形成する狭持片は、外装フィル
ム3の縁部に沿って延在している。この防湿部8は1対
の狭持部8a、8bを有しており、この狭持部8a、8
bは互いに接近方向に押圧されている。この狭持部8
a、8bによって外装フィルム3の縁部を挟み付けるこ
とにより外装フィルム3と防湿部8との結合強度が高い
ものとなる。
【0019】図6の防湿部9は略コ字形断面形状の狭持
片によって該縁部を狭持することにより形成されたもの
である。この防湿部9は図6における上側の第1片と下
側の第2片とを有しており、これらの第1片及び第2片
の対向面にはそれぞれ凸条9a、9bが設けられてい
る。第1片の凸条9aと第2片の凸条9bとは食い違う
ように非対面状に配置されている。この防湿部9を構成
する狭持片9は、外装フィルム3の縁部に沿って延在し
ており、凸条9a、9bはこの狭持片9の長手方向と平
行方向に延在している。
【0020】外装フィルム3の縁部は、この凸条9a、
9bの間に介在されることにより、図の通り波形に蛇行
するようになり、狭持片9と外装フィルム3との結合力
が高いものとなる。
【0021】なお、図示はしないが、電池要素2には1
対の端子部が突設され、各端子部にそれぞれリード線が
接続されている。このリード線は外装フィルム3の辺縁
部同士の合わせ面を通って外部に引き出される。前記の
防湿部5〜9はいずれもこのリード線を避けるように配
置されている。
【0022】上記の外装フィルム3は、合成樹脂層と防
湿層とを有する。
【0023】外装フィルムを形成する防湿層の材料とし
ては、ガスバリアー性の合成樹脂であっても良いが、好
ましくは、外装フィルムは、図7(A)に示すように防
湿層11の片面に合成樹脂層12が積層された積層シー
トを用いることができる。合成樹脂層は防湿層11の内
側面に積層されるが、図7(B)に示すように両面に積
層することもできる。
【0024】なお、本発明において、内側面とは、電池
要素を被覆したとき内側となる面を意味し、反対の側を
外側面とする。
【0025】金属からなる防湿層は、金属箔、金属蒸着
膜、金属スパッター膜等を利用できる。金属は、アルミ
ニウム、鉄、銅、ニッケル、チタン、モリブデン、金等
の単体金属や、ステンレス、ハステロイ等の合金、また
は酸化アルミニウム等の金属酸化物でも良い。特に、加
工性に優れたアルミニウムが好ましい。
【0026】外装フィルムは、図8に示すように、合成
樹脂層の内側面に溶封を容易とするために合成樹脂層1
2の合成樹脂より融点の低い合成樹脂からなる熱シール
層13を形成することができ、また、外側面には、防湿
層11又は合成樹脂層12を保護するために保護層14
を積層することができる。
【0027】熱シール層13及び保護層14は合成樹脂
を用いて形成することができる。
【0028】本発明において、合成樹脂の弾性率、引張
り伸び率は制限されるものではない。従って、本発明に
おける合成樹脂は一般にエラストマーと称されるものも
含むものとする。
【0029】合成樹脂としては、熱可塑性プラスチッ
ク、熱可塑性エラストマー類、熱硬化性樹脂、プラスチ
ックアロイが使われる。これらの樹脂には、フィラー等
の充填剤が混合されているものも含んでいる。
【0030】熱可塑性樹脂には、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、変性ポリオレフィン、アイオノマー、ポリビ
ニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)、エチレン−酢酸ビニル−ビニルアルコール三元共
重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビ
ニル、非晶性ポリオレフィン(透明、例えば日本ゼオン
/商品名:ゼオネックス)、ポリアミド、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート、ポリスチレン、スチレン系共重合体(AB
S樹脂、AS樹脂、SMA樹脂、ACS樹脂、ASA樹
脂等)、ポリアクリロニトリル、ポリオキシメチレン、
ポリメチルメタクリレート、ポリフェニレンエーテル、
ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケト
ン(PEEK)、ポリエーテルケトン、ポリイミド、ポ
リエーテルイミド、ポリアミドイミド、フッ素樹脂(ポ
リ四フッ化エチレン、四フッ化エチレン六フッ化プロピ
レン共重合体、フッ化ビニリデン等)、液晶ポリマー
(例えば、芳香族ポリエステル系の三菱エンジニアリン
グプラスチックス/商品名:ノパキュレート)、ポリア
リレート、ポリメチルペンテン、ポリスルホン、ノルボ
ルネン系樹脂(例えば、JSR/商品名:アートン)を
挙げることができる。
【0031】熱可塑性エラストマーは熱可塑性樹脂と同
様の加工ができ、成形品がゴム弾性を示す素材の総称で
あり、分子構造中にハードセグメント(硬質相)とソフ
トセグメント(軟質相)を有する。スチレン系では硬質
相がポリスチレン、軟質相がブタジエン、イソプレン等
が使用される。ポリエステル系では硬質相がポリエステ
ル、軟質相がポリエーテル、ポリアミド系では硬質相が
ポリアミド、軟質相がポリエーテルなどが使用される。
その他オレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ウレタン系、
塩素化ポリエチレンがある。
【0032】熱硬化性樹脂には、フェノール樹脂、フェ
ノールアラキル樹脂、フラン樹脂、アミノ樹脂(ユリア
樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂)、不飽和
ポリエステル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、エポキシ
樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノキシ樹脂、ポリウレ
タン、シリコーン樹脂がある。
【0033】プラスチックアロイは、上記熱可塑性材料
同士を任意に溶解混合したものである。商品化された例
として、ポリカーボネート系ではポリカーボネートとA
BS樹脂、ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、ポリ
ブチレンテレフタレート等とのアロイ、また、ポリアミ
ド系ではポリアミドとABS樹脂、ポリフェニレンエー
テル、ポリオレフィンとのアロイが知られている。
【0034】合成樹脂層に使用する合成樹脂は、これら
の合成樹脂から目的に応じてヒートシール性、機械的強
度などに応じて選択使用することができ、例えば、強靭
で耐衝撃性に優れた合成樹脂が好ましく、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエステ
ル、ポリアミド等が好ましい。
【0035】保護層に使用する樹脂は、好ましくはポリ
エチレン、ポリプロピレン、変性ポリオレフィン、アイ
オノマー、非晶性ポリオレフィン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリアミド等耐薬品性や耐突刺し性に優れた
樹脂が望ましい。
【0036】熱シール層には、比較的低温(200℃以
下)で溶融する樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、変性ポリオレフィン、アイオノマー、エチレン
−酢酸ビニル共重合体等を用いることができる。
【0037】保護層14と防湿層11の積層は、押出ラ
ミネーション、ドライラミネーション、金属蒸着、スパ
ッタリングを用いることができ、合成樹脂層12と熱シ
ール層13は、押出ラミネーション、ドライラミネーシ
ョンにより積層することができる。
【0038】この樹脂層の厚さは5〜150μmとくに
20〜70μm程度が好ましい。
【0039】また、防湿層をアルミニウムで構成する場
合、アルミニウム層は圧延アルミニウム箔にて構成され
ても良く、また、樹脂層を構成する樹脂フィルムに蒸着
又はメッキされた蒸着膜又はメッキ膜であってもよい。
【0040】アルミニウム層が圧延アルミニウム箔より
なる場合、その厚さは20μm以上とくに20〜100
μmが好ましい。
【0041】アルミニウム層が樹脂フィルムに蒸着又は
メッキされた膜よりなる場合、その厚さは例えば0.0
1〜5μmとくに0.1〜3μm程度とされる。蒸着膜
又はメッキ膜は圧延箔に比べてピンホールが少ないので
このように極薄とすることが可能である。
【0042】外装フィルム3同士を熱封止する場合、樹
脂組成にもよるが、通常は温度を100〜200℃、加
圧力を1〜10kg/cm2程度とし、1〜60秒程度
保持すれば良い。圧着部の幅は1〜10mmとくに3〜
5mm程度とするのが良い。
【0043】本発明において、外装フィルムが金属から
なる防湿層と樹脂フィルムとのラミネートフィルムであ
る場合、防湿層同士が接するように強くは加熱加圧せ
ず、防湿層同士の間に樹脂層が所要厚さ残存する程度の
圧着強さとし、防湿層同士が押し付けられて損傷するこ
とを防止するのが好ましい。
【0044】前記防湿部5を構成する接着テープは、ポ
リエチレンテフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン等の樹脂フィルムの一方の面に沿ってアルミニウム層
を設け、このアルミニウム層に粘着剤を付着させたもの
か、又はアルミニウム層を1対の樹脂フィルムで挟んだ
ものに粘着剤を付着したテープが好ましい。この場合の
アルミニウム層の厚さは0.1〜1μm程度が好まし
く、樹脂フィルムの厚さは10〜50μm程度が好まし
い。粘着剤としてはゴム系のエラストマー等を用いるこ
とができる。この接着テープは、外装フィルム3の端縁
部に幅3〜5mm程度にわたって付着されるのが好まし
い。
【0045】防湿部6を構成する未硬化の合成樹脂とし
ては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、フェノキシ樹
脂、ポリウレタン、シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂又
は常温硬化性樹脂にアルミニウムの粉末やフレークを分
散させたものが好ましい。この防湿部6は、外装フィル
ム3の端縁部から幅1〜5mmの範囲を覆うように設け
られるのが好ましい。防湿部6は、硬化後の厚さが10
0〜500μm程度となるように付着されるのが好まし
い。
【0046】なお、防湿部6を形成するための未硬化材
料としては、加熱して溶融状態とされた熱可塑性樹脂に
アルミニウムの粉末やフレークを分散させたものであっ
ても良い。また、融点が200℃以下の低融点の金属の
溶融物であっても良い。
【0047】防湿部7を構成するテープは、1対の熱可
塑性樹脂層の間にアルミニウム層を介在させたものが好
ましい。この熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、変性ポリオレフィン、アイオノマー、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体等が好適である。この樹脂
層の厚さは10〜100μm程度が好ましく、アルミニ
ウム層の厚さは20〜100μm程度が好ましい。
【0048】防湿部8,9を形成する狭持片としては、
アルミニウム粉末又はアルミニウム合金粉末等の金属粉
末を含んだ合成樹脂よりなるものや、金属アルミニウム
又はアルミニウム合金等の金属よりなるものが好まし
い。この狭持片としては、弾性を有しておりそれ自身の
弾性によって外装フィルム3の縁部を狭持するものが好
ましいが、金属よりなる場合は、カシメ変形により縁部
を狭持するようにしても良い。
【0049】本発明は、薄膜電池として好適であり、特
にリチウム二次電池に適用するのに好適であるので、以
下に図1の電池をリチウム二次電池とした場合の好適な
構成について説明する。
【0050】このリチウム二次電池は、正極、負極及び
非流動性電解質層を積層したものである。正極或いは負
極は、シート状の集電体を芯材としてその両面(場合に
よって片面)に正極材又は負極材を積層したものであ
る。
【0051】正極の集電体としてはアルミニウム、ステ
ンレス、ニッケル等の金属箔が使用でき、特にアルミニ
ウムが好適であり、負極の集電体としては、銅、ステン
レス、ニッケル等の金属箔が使用でき、特に銅が好適で
あるが、箔の代わりに網状体やパンチングメタルを用い
ても良い。この集電体の厚さは1〜30μm程度が好ま
しい。
【0052】正極材としては、リチウムイオンを吸蔵・
放出可能であれば無機化合物でも有機化合物でも使用で
きる。無機化合物として、遷移金属酸化物、リチウムと
遷移金属との複合酸化物、遷移金属硫化物、具体的に
は、MnO、V25、V613、TiO2等の遷移金属酸
化物、ニッケル酸リチウム、コバルト酸リチウム、マン
ガン酸リチウムなどのリチウムと遷移金属との複合酸化
物、TiS2、FeS、MoS2などの遷移金属硫化物等
が挙げられる。これらの化合物はその特性を向上させる
ために部分的に元素置換したものであってもよい。有機
化合物としては、例えばポリアニリン、ポリピロール、
ポリアセン、ジスルフィド系化合物、ポリスルフィド系
化合物が挙げられる。
【0053】負極材としては、通常、グラファイトやコ
ークス等の炭素系物質が挙げられるが、ケイ素、錫、亜
鉛、マンガン、鉄、ニッケル等の酸化物や硫酸塩、金属
リチウム、Li−Al、Li−Bi−Cd、Li−Sn
−Cd等のリチウム合金、リチウム遷移金属窒化物、シ
リコン等も使用できる。
【0054】これらの正極材及び負極材は通常集電体上
に結着されるため、バインダーを使用することが好まし
い。バインダーとしてはシリケート、ガラスのような無
機化合物や、主として高分子からなる各種の樹脂が使用
できる。
【0055】正極材及び負極材中には必要に応じて導電
材料、補強材などの各種の機能を発現する添加剤、粉
体、充填材などを含有していても良い。
【0056】正極材層及び負極材層の膜厚は容量的には
厚い方が、レート上は薄い方が好ましい。膜厚は通常2
0μm以上、好ましくは、30μm以上、さらに好まし
くは50μm以上、最も好ましくは80μm以上であ
る。電極膜厚の上限としては、通常200μm以下、好
ましくは150μm以下である。
【0057】正極と負極間に介装する非流動性電解質層
は、通常の電解液と同様に正極と負極を電気化学的に結
合する機能を有し、流動性が低く形状保持性を有するも
のが使用される。
【0058】非流動性電解質層に用いられる支持電解質
としては、電解質として正極材及び負極材に対して安定
であり、かつリチウムイオンが正極材或いは負極材と電
気化学反応をするための移動をおこない得る非水物質で
あればいずれのものでも使用することができる。具体的
にはLiPF6、LiAsF6、LiSbF6、LiB
4、LiClO4、LiI、LiBr、LiCl、Li
AlCl、LiHF2、LiSCN、LiSO3CF2
のリチウム塩が挙げられる。これらのうちでは特にLi
PF6、LiClO4が好適である。
【0059】電解質を溶解する非水系溶媒としてはエチ
レンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチル
カーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカ
ーボネート、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒ
ドロフラン、ジメトキシエタン等のほか、γ−ブチルラ
クトン等のラクトン類、スルフォラン等の硫黄化合物、
アセトニトリル等のニトリル類等の1種又は2種以上が
例示される。
【0060】非流動性層として、ゲル状の電解質を用い
ることができる。ゲル状電解質とは主として支持電解質
と溶媒とを含有する電解液にゲル化のため高分子を含
み、電解液が高分子のネットワーク中に保持されて全体
としての流動性が著しく低下したものである。
【0061】ゲル状電解質に使用する高分子としては、
ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリイ
ミド、ポリウレタン、ポリウレア、ポリメタクリル酸メ
チル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニルなどが例示され
る。好ましくは、ポリ(メタ)アクリレート系の高分子
である。
【0062】なお、非流動性電解質層として固体状の電
解質層を用いることもできる。非流動性層として、ゲル
状電解質、固体電解質を多孔性フィルムか不織布等に含
浸したものを用いてもよい。
【0063】非流動性電解質層の厚みは、通常5〜20
0μm、好ましくは、10〜100μmである。
【0064】大容量電池を目的として、正極と負極が非
流動性電解質層を介して交互に積層することが好まし
い。正極及び負極には突片を突出形成し、正極の突片同
士を積層し、負極の突片同士を積層することにより、電
池が大容量化される。
【0065】積層される正極と負極の枚数は任意である
が正極と負極が同数とされるのが一般的である。
【0066】電極材の平面形状は、円形、四角形、多角
等任意であるが、図5、6のように狭持片を用いる場合
には正方形又は長方形であることが好ましい。該電極材
の大きさは任意であり、例えば直径又は一辺が数cm〜
数10cmとされる。
【0067】
【実施例】実施例1 下記の方法によって図1及び図2に示す電池を製造し
た。
【0068】 正極の製造 30mm×45mmで厚さ25μmのアルミ箔の上にL
iCoO2、アセチレンブラック及びPVDF(ポリフ
ッ化ビニリデン)からなる溶液を塗布、乾燥し、厚さ6
5μmの正極シートとした。なお、アルミ箔の一部は延
長され幅3mmの端子用突片とした。
【0069】 負極の製造 31mm×46mmで厚さ25μmの銅箔の上に、グラ
ファイトとPVDF(ポリフッ化ビニリデン)からなる
溶液を塗布、乾燥し、厚さ50μmの負極シートとし
た。なお、銅箔の一部は延長され幅3mmの端子用突片
とした。
【0070】 積層 LiPF6をプロピレンカーボネートとエチレンカーボ
ネートの1:1混合溶媒に1mol/Lの濃度で溶解さ
せた液にジエチレングリコールエチルエーテルアクリレ
ートとテトラエチレングリコールジアクリレートを溶解
させ、開始剤としてt−ブチルパーオキシ−2−エトキ
シヘイサノエートを前述の溶液に添加して電解質原料を
得た。
【0071】上記の正極上に厚さ60μmのポリプロ
ピレン/ポリエチレン混合不織布を載置した後、それら
に上記電解質原料を含浸させた。負極上にも電解質原料
を含浸した後、正極と負極とを活物質層を内側にして積
層した。次いで、これを90℃で20分間加熱すること
によって電解質原料中のアクリレート系モノマーを重合
させてポリアクリレート系ポリマーを形成させ、電解質
原料をゲル化し、正極、負極及び非流動性電解質層から
なる単位電池を得た。さらに、この単位電池を20層積
層して電池要素を得た。この電池要素の寸法は32mm
×47mm×4mmである。なお、各端子用突片を積層
し、リード線を接続した。
【0072】 被包 厚さ30μmのポリエチレンフィルムの間に厚さ40μ
mのアルミニウム圧延箔を介在させて積層してなる外装
フィルムを用いて上記の電池要素を被包した。
【0073】具体的には、150×75mmのこの外装
フィルムを2ツ折りに折り返して75×75mmの2層
とし上記の電池要素を挟み込んだ。そして、自由な3辺
縁については2層を重ね合わせた後、圧着機で挟み、5
kg/cm2に加圧し、120℃×6秒加熱加圧して圧
着した。この圧着部分は辺縁に沿って延在しており、延
在方向と直交方向の幅は4mmである。
【0074】 縁部の封止 次に、1層の厚さ30μmのポリエチレンフィルムと1
層の厚さ30μmのアルミニウム箔とをラミネートし、
アルミニウム箔の表面に粘着剤(材質:ネオプレン)を
5μm厚に付着させてなる幅8mmの接着テープを図2
の如く外装フィルムの縁部に付着させた。このようにし
て製造された電池は、耐透湿性にきわめて優れているこ
とが認められた。
【0075】実施例2 上記において、エポキシ樹脂100重量部に対し平均
粒径20μmのアルミニウム粉末30重量部を分散させ
た未硬化樹脂を図3の如く外装フィルムの縁部に塗着さ
せて硬化させ、防湿部6を形成したこと以外は実施例1
と同様にして電池を製造した。なお、塗着部の幅は3m
m、硬化後の塗着物の厚さは平均0.8μmである。こ
のようにして製造された電池は、耐透湿性にきわめて優
れていることが認められた。
【0076】実施例3 実施例1のにおいて、外装フィルム3と同じ構成のラ
ミネートフィルムよりなるテープを図4の如く外装フィ
ルム3の縁部を挟むように配置し、120℃×6秒、5
kg/cm2の条件にて加熱加圧して縁部を封止したこ
と以外は実施例1と同様にして電池を製造した。なお、
テープによって縁部を幅3mmにわたって覆い、このテ
ープの全体を外装フィルム3に圧着させた。このように
して製造された電池は、耐透湿性にきわめて優れている
ことが認められた。
【0077】実施例4,5 図5,6に示す形状のアルミニウム製の狭持片で外装フ
ィルムの縁部を弾性的に狭持したこと以外は実施例1と
同様にして電池を製造した。なお、防湿部8の肉厚は
0.5mmであり、縁部の狭持圧力は3kg/cm2
ある。防湿部9の凸条9a,9bの高さは0.5mmで
あり、縁部を2kg/cm2の狭持圧力にて狭持した。
このようにして製造された電池は、耐透湿性にきわめて
優れていることが認められた。
【0078】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると電池要素を
外装フィルムによって被包した電池において、外装フィ
ルム同士の封止縁部の防湿性能がきわめて優れたものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る電池の断面図である。
【図2】図1のII部分の拡大断面図である。
【図3】実施の形態に係る電池の一部の断面図である。
【図4】実施の形態に係る電池の一部の断面図である。
【図5】実施の形態に係る電池の一部の断面図である。
【図6】実施の形態に係る電池の一部の断面図である。
【図7】外装フィルムの構成を示す模式的な断面図であ
る。
【図8】外装フィルムの構成を示す模式的な断面図であ
る。
【符号の説明】
1 電池 2 電池要素 3 外装フィルム 5,6,7,8,9 防湿部 8a,8b 狭持部 9a,9b 凸条 11 防湿層 12 合成樹脂層 13 熱シール層 14 保護層
フロントページの続き Fターム(参考) 5H011 AA10 CC02 CC06 CC10 DD06 DD13 DD14 DD21 5H029 AJ15 AK02 AK03 AK05 AK16 AL01 AL02 AL06 AL07 AL12 AM02 AM03 AM04 AM05 AM07 AM16 BJ04 CJ03 CJ05 DJ02 DJ03 EJ01 EJ05 EJ12 EJ14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池要素と、該電池要素を被包し、防湿
    層と合成樹脂層とを有する外装フィルムとを有する電池
    であって、該外装フィルムの縁部同士を重ね合わせて接
    合した電池において、 該外装フィルムの縁部の外面に、該縁部を回り込み該縁
    部に沿って延在する防湿部を設けたことを特徴とする非
    水系二次電池。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該防湿部は該縁部に
    接着したテープよりなることを特徴とする非水系二次電
    池。
  3. 【請求項3】 請求項1において、該防湿部は該縁部に
    付着して硬化した硬化物質よりなることを特徴とする非
    水系二次電池。
  4. 【請求項4】 請求項1において、該防湿部は該縁部に
    熱圧着されたテープよりなることを特徴とする非水系二
    次電池。
  5. 【請求項5】 請求項1において、該防湿部は該縁部を
    狭持する狭持片よりなることを特徴とする非水系二次電
    池。
  6. 【請求項6】 請求項5において、該狭持片の外装フィ
    ルムとの対峙面には、該縁部に沿って延在する凸条が設
    けられていることを特徴とする非水系二次電池。
  7. 【請求項7】 請求項6において、該狭持片は縁部を狭
    持するように対峙する第1片と第2片とを有しており、
    該第1片と第2片との対峙面にそれぞれ前記凸条が平行
    に複数条設けられたおり、且つ該第1片の凸条と第2片
    の凸条とは食い違うように非対面位置に設けられている
    ことを特徴とする非水系二次電池。
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