JP2000251376A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2000251376A
JP2000251376A JP11052269A JP5226999A JP2000251376A JP 2000251376 A JP2000251376 A JP 2000251376A JP 11052269 A JP11052269 A JP 11052269A JP 5226999 A JP5226999 A JP 5226999A JP 2000251376 A JP2000251376 A JP 2000251376A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体内の複数のトレイにディスクが載置され
ているディスク装置において、トレイを傾斜させて、ト
レイ上のディスク間にディスク駆動ユニットを介入させ
てディスクを駆動するものでは、ディスク駆動ユニット
の上下のディスクの間隔を広く確保できない。 【解決手段】 筐体1内の案内軸9に移動ブラケット7
が昇降するように設けられ、この移動ブラケット7の支
持長穴7d内にトレイ6の支持軸8が支持されている。
移動ブラケット7の昇降力により回転体10が回転させ
られ、引き離し腕5が支持軸8と支持軸8との間に順次
介入する。その結果、選択されたトレイ6と、その下に
て傾斜するトレイ6との間隔を広くでき、上下のトレイ
に支持されたディスクの間にディスク駆動手段を介入さ
せやすくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚のディスク
のうちのいずれかが選択されるディスク装置に係り、特
に狭いスペース内で、ディスクが選択できるようにした
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク選択式のディスク装置で
は、複数枚のディスクが収納されたマガジンが装置内に
装填される構造が一般的である。一方、最近では、ディ
スクが装置の筐体内に1枚ずつ挿入されて筐体内のディ
スク収納部内に複数枚のディスクが収納され、装置内で
いずれかのディスクが選択されて駆動されるものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1DINサイ
ズなどの小さな筐体の内部に複数のディスクを収納した
場合に、この筐体内でディスクを選択して、この選択さ
れたディスクにディスク駆動手段のターンテーブルや光
ヘッドを確実に対向させることは困難である。
【0004】例えば、複数のトレイを一方の側に設けら
れた支点により回動自在に支持し、回動したトレイとト
レイとの間にディスク駆動手段を介入させる方法が考え
られる。しかし単にトレイを斜めに回動させたもので
は、トレイの回動支点に近い位置で上下のトレイの間隔
を十分に広くすることができず、トレイ間にディスク駆
動手段が介入したときに、このディスク駆動手段と上下
のトレイに載置されたディスクとの隙間を十分に確保す
るのが困難である。
【0005】特に、車載用のディスク装置では、筐体内
でディスク駆動手段がダンパーやスプリングなどの弾性
支持部材に支持されて車体振動に対する防振対策が講じ
られている。この場合、ディスク駆動手段が前記弾性支
持部材の変形範囲で振動するときに、ディスク駆動手段
に設けられた各部材が下側で斜めに回動しているトレイ
上のディスクに当たりやすくなる。
【0006】上記の問題を解決するために、選択された
トレイの下側に位置するトレイの回動角度を大きくして
ディスク間の間隔を広げることが考えられる。しかしこ
の場合には、トレイに載置されているディスクの先端の
回動角度が非常に大きくなり、ディスクの先端が筐体内
の他の部材に当たるなどの不都合が生じる。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、筐体内でトレイに載置されたディスクを選択する
ときに、ディスク間を広げることができ、ディスク駆動
手段がディスクに当たるのを防止できるディスク装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを載
置可能な複数のトレイが一方の側を支点として回動自在
に支持されているディスク収納部と、前記ディスク収納
部のうちから選択された選択トレイの下側に位置するト
レイを前記選択トレイから離す方向へ回動させるトレイ
選択手段と、前記選択トレイ上のディスクとその下側の
トレイ上のディスクとの間に移動して前記選択トレイ上
のディスクを回転駆動するディスク駆動手段とが設けら
れたディスク装置において、前記ディスク収納部のトレ
イを選択するときに、この選択トレイの前記支点と、そ
の下側のトレイの前記支点との距離を広げるトレイ引き
離し手段が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0009】上記本発明では、筐体内で複数のトレイが
支点により回動自在に支持され、トレイが回動したとき
にトレイ間にディスク駆動手段が介入する構造である。
このときトレイの支点間がトレイ引き離し手段により離
されるため、前記支点側での上下のトレイの間隔を広く
できる。したがって、上下のトレイに載置されたディス
ク間にディスク駆動手段を介入させたときに、ディスク
駆動手段が傾斜しているトレイ上のディスクに当たりに
くくなる。またディスク駆動手段を前記支点側へ大きく
移動させることができるため、ディスク駆動手段をあえ
て短くすることが不要になり、設計の自由度を増すこと
ができる。
【0010】本発明は、特にディスク駆動手段がダンパ
ーなどで弾性支持されているものにおいて有効である。
この場合、ディスク間に介入しているディスク駆動手段
と、トレイ上のディスクに対する隙間の余裕を大きくで
き、ディスク駆動手段が振動したときにトレイ上のディ
スクに当たりにくくなる。
【0011】例えば前記ディスク収納部には、ディスク
駆動手段に対して移動する移動ブラケットが設けられ
て、各トレイの前記支点がこの移動ブラケットに対して
支点間の距離を可変自在に支持されており、前記移動ブ
ラケットが移動しいずれかのトレイが選択位置に至った
ときに、前記移動ブラケットが停止するとともに、この
停止時点で、選択トレイの支点とその下側のトレイの支
点とが前記トレイ引き離し手段により離されるものとな
る。
【0012】前記トレイ引き離し手段としては、例えば
ディスク駆動手段側から突出するくさび状の突出体が設
けられ、この突出体が、選択トレイの支点とその下側の
トレイの支点との間に介入する構造であってもよい。な
お、この場合に、ディスク収納部のブラケットが固定さ
れて、ディスク駆動手段が移動して前記ブラケット内の
トレイを選択するものであり、移動するディスク駆動手
段に前記突出体を有するトレイ引き離し手段が設けら
れ、このトレイ引き離し手段がディスク駆動部と一緒に
移動するものであってもよい。
【0013】ただし、前記トレイ引き離し手段には、前
記移動ブラケットの移動に追従しない軸を中心として回
転する回転体が設けられ、この回転体には複数の引き離
し腕が所定の角度間隔で設けられており、前記移動ブラ
ケットの移動に追従して、前記いずれかの引き離し腕が
選択トレイの支点とその下側のトレイの支点との間に順
次介入していくものとすることができる。この場合に、
移動ブラケットの移動力とは別個に、回転体を回転させ
る駆動源または駆動機構が設けられていてもよい。ただ
し以下のように構成することができる。
【0014】すなわち、前記移動ブラケットが移動する
ときの移動力が、選択トレイの支点とその下側のトレイ
の支点との間に介入する前記引き離し腕に与えられて、
前記回転体は移動ブラケットの移動力により回動させら
れ、このとき、次に選択されるトレイとその下側のトレ
イの支点との間に、次に回転してくる引き離し腕が介入
するものとすることが可能である。上記のように、移動
ブラケットの移動力を使用してトレイ引き離し手段を構
成する回転体を回転させる構造にすると、回転体を回動
させる別個の駆動手段が不要になる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明のディスク装置の主
要部を示す斜視図、図2はディスク収納部およびトレイ
引き離し手段の構造を示す部分拡大側面図、図3,図
4,図5は前記ディスク装置を動作状態別に示す側面図
である。
【0016】図3以下に示すディスク装置の筐体1は、
いわゆる1DINサイズであり、通常は、自動車などの
車両内のコンソールパネル内に埋設され、前面1aが前
記コンソールパネルとほぼ同一面に現れる。この前面1
aの中央よりもやや上の部分に、ディスクDを1枚ずつ
挿入し且つ1枚ずつ排出するための挿入・排出口2が開
口している(図3参照)。このディスク装置に装填され
るディスクDは、コンパクトディスク(CD)、ディジ
タルバーサタイルディスク(DVD)などである。
【0017】図1に示すように、前記筐体1内に収納さ
れている機構ユニットは、下部シャーシ3と上部シャー
シ4とが組み合わされて構成されている。下部シャーシ
3と上部シャーシ4は、金属板を折り曲げた板金加工に
より形成されており、下部シャーシ3と上部シャーシ4
は組み立てられた状態で互いにねじなどで固定されてい
る。
【0018】筐体1の内部にはディスク収納部Iが設け
られている。ディスク収納部Iには、個々のディスクを
支持するトレイ6が複数枚(図の例では4枚)設けられ
ている。各トレイ6の基端部は、金属板で形成された移
動ブラケット7に保持されている。
【0019】前記移動ブラケット7には上部折り曲げ部
7aと下部折り曲げ部7bが設けられ、この上下の折り
曲げ部7aと7bとの間に、前記4個のトレイ6の基端
部が保持されている。上部折り曲げ部7aと下部折り曲
げ部7bは、下部シャーシ3の底板3aからZ軸方向へ
垂直に固定された案内軸9,9に挿通され、この案内軸
9,9に沿って、移動ブラケット7がZ方向(上下)に
昇降移動できるようになっている。
【0020】図1に示すように、個々のトレイ6の基端
部の両側部には支持軸8が固定されている。前記移動ブ
ラケット7の両側部には、図2に示すような側板7cが
折り曲げ形成されており、この側板7cに上下に長く延
びる支持長穴7dが形成されている。前記各トレイ6に
設けられた支持軸8は、前記支持長穴7d内に支持され
ており、各トレイ6は、基端部の支持軸8を支点として
上下に回動できるようになっている。前記支持長穴7d
は、各トレイ6の支持軸8の直径の合計よりも上下に長
く形成されており、支持軸8がこの支持長穴7dの内部
で上下(Z1−Z2方向)へ移動できるように支持され
ている。
【0021】図2に示すように、ディスク収納部Iの側
方にはトレイ引き離し手段を構成する回転体10が設け
られている。このトレイ引き離し手段では、回転体10
が軸10aによって回動自在に支持されている。前記軸
10aは、筐体1または下部シャーシ3、あるいはこれ
らに固定された支持部材に支持されている。前記軸10
aは、後述するディスク駆動ユニットIIに設けられた
ターンテーブル12の上面(ディスク支え面)よりもや
や下側(Z2側)に位置している。
【0022】前記回転体10には、放射方向に延びる引
き離し腕5が一体に形成されている。この引き離し腕5
の数は、少なくともトレイ6の数マイナス1以上であ
る。各引き離し腕5の先部には回転方向の両側に向く傾
斜面5a,5bが形成されている。
【0023】図2は、最上段(i)のトレイ6が選択さ
れた状態である。このとき回転体10の前記引き離し腕
5が、最上段(i)のトレイ6(選択トレイ)の支持軸
8と、その下(上から2段目)(ii)のトレイ6の支
持軸8との間に介入しており、最上段(i)のトレイ6
(選択トレイ)と下側(ii)のトレイ6の支持軸8と
の間隔が上下に広げられている。前記移動ブラケット7
の支持長穴7dの上下の開口寸法は、4個の支持軸8の
直径と前記引き離し腕5の幅寸法とを加算した値にほぼ
等しいか、あるいはこれよりもわずかに長く形成されて
いる。したがって、図2の状態で、各支持軸8には上下
のがたつきがほとんど生じない。
【0024】上から2段目(ii)のトレイ6が選択ト
レイとなるときには、移動ブラケット7が図2の位置よ
りも上方へ移動する。このとき、図2において支持軸8
と支持軸8との間に挟まれている符号(a)で示す引き
離し腕5に対して時計方向への回動力が作用し、移動ブ
ラケット7の上昇力により、回転体10が時計方向へ回
動させられる。そして2段目(ii)のトレイ6が選択
位置まで上昇して移動ブラケット7が停止したときに、
符号(b)で示す引き離し腕5が、2段目(ii)のト
レイ6の支持軸8と、3段目(iii)のトレイ6の支
持軸8との間に介入し、2段目と3段目のトレイの支持
軸8側の間隔が広げられる。
【0025】図1に示すように、個々の前記トレイ6の
上面には、半円形状の凹部6aが形成され、ディスクD
がこの凹部6a内に保持できるようになっている。トレ
イ6の上面の基端側には一対の規制片6b,6bが一体
に形成されており、前記凹部6a内に設置されたディス
クDは、前記規制片6b,6bにより上方から規制を受
け、ディスクDが凹部6aから持ち上がることがないよ
うに保持されている。
【0026】下部シャーシ3のX1側には、昇降駆動手
段IVが設けられている。この昇降駆動手段IVでは、
昇降駆動板41が図示しない選択モータによりY1およ
びY2方向へ駆動される。この昇降駆動板41のY1方
向およびY2方向の移動力が、移動ブラケット7へZ1
−Z2方向への昇降駆動力として作用し、移動ブラケッ
ト7と各トレイ6がZ1−Z2方向へ昇降移動させられ
る。この昇降動作により、ディスク収納部Iの空き領域
すなわち空のトレイ6が選択され、または駆動しようと
するディスクDを搭載したトレイ6が選択される。
【0027】また各トレイ6の両側面にはそれぞれ選択
軸45が固定されて設けられている。一方、図1に示す
ように、上部シャーシ4には、切換駆動部Vが設けられ
ている。この切換駆動部Vでは、上部シャーシ4に軸5
2により円板カム51が回転可能に支持され、且つ上部
シャーシ4に設けられた切換えモータMdにより円板カ
ム51が所定のタイミングで駆動される。
【0028】円板カム51には複数のカム溝が形成され
ており、そのカム溝のひとつにフォロワーピン55が挿
入されている。このフォロワーピン55が固定されてい
る切換えアーム53は軸54により上部シャーシ4に回
動自在に支持されている。また上部シャーシ4には第1
の切換え板57がX1−X2方向へ摺動自在に支持され
ており、この切換え板57に前記切換えアーム53に設
けられた連結ピン56が連結されている。よって、円板
カム51が回転すると、カム溝の形状に従って切換えア
ーム53が回動し、第1の切換え板57がX1−X2方
向へ駆動される。
【0029】第1の切換え板57には、トレイ選択手段
VIを構成する一対の選択部材58,58が設けられ、
この選択部材58,58にはいずれかのトレイ6の選択
軸45とその上下の選択軸45とを分ける分岐溝58a
が形成されている。前記昇降駆動手段での昇降駆動板4
1の動作で移動ブラケット7が昇降し、所定のトレイ6
が選択されると、トレイ選択手段VIの選択部材58,
58がX1方向へ移動し、前記分岐溝58aにより図4
と図5以下に示すように、選択されたトレイ6の上下の
トレイ6、6が上下に回動させられる。
【0030】下部シャーシ3には、ディスク駆動手段と
してディスク駆動ユニットIIが設けられている。この
ディスク駆動ユニットIIでは、図1に示すように、幅
方向(Y方向)に延びる駆動シャーシ11が設けられ、
この駆動シャーシ11には、図3以下に示すように、タ
ーンテーブル12と、このターンテーブル12を回転駆
動するスピンドルモータMsとが搭載されている。また
図1に示すように、駆動シャーシ11には、光ヘッド1
3が設けられ、この光ヘッド13は、駆動シャーシ11
に搭載されたスレッドモータMhによりディスクDの搬
送方向と直交する方向(Y方向)ヘ移動させられる。
【0031】光ヘッド13には、ディスクDの記録面に
対向する対物レンズ13aが設けられ、また光ヘッド1
3内には、読取り光を発する発光素子、ディスクからの
戻り光を受光する受光素子、および光学部品が収納され
ている。
【0032】駆動シャーシ11の上方には、支持枠14
が設けられ、この支持枠14内にクランプ支持部材15
が上下動可能に支持されており、このクランプ支持部材
15にクランパ16が回転自在に支持されている(図3
以下参照)。
【0033】前記ディスク駆動ユニットIIは、移動ベ
ース17に搭載されている。図1に示すように移動ベー
ス17の両側部には、左右一対ずつの摺動軸18,18
が固定されている。下部シャーシ3の一方の側板3bに
は、X方向に延びるガイド長穴3c,3cが形成されて
おり、前記摺動軸18,18がこのガイド長穴3c,3
cに案内されている。下部シャーシ3の他方の側板3d
にも同様にしてガイド長穴3c,3cが形成されてお
り、移動ベース17は、Y方向の両側部が、それぞれ側
板3bと3dに形成されたガイド長穴3c,3cに案内
されている。この案内機構により、移動ベース17およ
びディスク駆動ユニットIIは、X1−X2方向へ移動
自在とされている。
【0034】図1に示すように、前記切換駆動部Vで
は、円板カム51の回転のタイミングによりX1−X2
方向へ駆動される第2の切換え板72が設けられてい
る。この第2の切換え板72に形成された駆動溝72a
が、移動ベース17に固定された駆動係合ピン73に係
合している。よって円板カム51の回転により第2の切
換え板72がX1−X2方向へ駆動されると、この切換
え板72に係合している前記移動ベース17およびディ
スク駆動ユニットIIがX1−X2方向へ駆動される。
【0035】前記移動ベース17およびディスク駆動ユ
ニットIIの移動ポジションは、図3に示すように、挿
入・排出口2側へ最も寄った待機位置、および図4と
図5に示すように、前記待機位置よりも装置奥側へ移
動した駆動位置の2箇所であり、この間を往復移動す
る。
【0036】例えば図4に示すように、ディスク駆動ユ
ニットIIが駆動位置へ移動したときに、選択された
例えば3段目(iii)のトレイ6の下側に位置する4
番目(iv)のトレイ6が前記選択部材58の分岐溝5
8aにより、下側へ回動させられる。このとき、選択さ
れた3段目(iii)のトレイ6の支持軸8と、その下
の4段目(iv)のトレイ6の支持軸8との間隔Laが
狭いと、傾斜している4段目(iv)のトレイ6上のデ
ィスクDと、ディスク駆動ユニットIIのスピンドルモ
ータMsの下端などとの隙間Sが小さくなる。
【0037】前記ディスク駆動ユニットII内では、駆
動シャーシ11が支持枠14に対してダンパーなどで弾
性支持されている。よって車体振動が伝わって支持枠1
4内で駆動シャーシ11が振動すると、スピンドルモー
タMsと4段目(iv)のトレイ6上のディスクDとが
接触するおそれがある。
【0038】一方、図2に示す回転体10が設けられて
いると、その引き離し腕5によって、選択された3段目
のトレイ6の支持軸8と、その下の4段目(iv)のト
レイ6の支持軸8との間隔Laが広げられる。よって、
前記隙間Sを広くでき、スピンドルモータMsが弾性支
持範囲で動いたとしても、その下に位置するディスクD
に当たらなくなる。
【0039】挿入・排出口2のすぐ内側の領域におい
て、上部シャーシ4には、搬送手段IIIが設けられて
いる。この搬送手段IIIに、搬送ローラ21が設けら
れている。この搬送ローラ21は、ローラ軸21aの外
周に固定されたゴムなどの摩擦係数の大きい材料で形成
されている。図1に示すように、このローラ21のロー
ラ軸21aは、ローラホルダ22に保持され、スプリン
グの力を介してディスクDに弾圧できるようになってい
る。ローラホルダ22から両側部に突出したローラ軸2
1aは、図3以下に示すように、Y1側の端部に設けら
れたアーム23aに支持され、またY2側端部でもアー
ム23bに支持されている。各アーム23aと23bの
基端部はそれぞれ、上部シャーシ4の両側に折り曲げら
れた側板4aと4bに対し、支持軸24aと24bを介
して回動自在に支持されている。
【0040】図1に示すように、アーム23bには、支
持軸24bからローラ軸21aにかけて回転動力を伝達
する歯車列25が設けられている。また、上部シャーシ
4の下面には、支持軸24bに固定された歯車25aに
対して回転動力を与える搬送モータが搭載されている。
【0041】前記アーム23aと23bは、図3に示す
位置を起点として、図において時計方向へ回動させられ
る。その結果、搬送ローラ21は、図3に示すように、
前記の位置で待機するディスク駆動ユニットIIの上
方に位置する待機位置、図4に示すように、時計方向
へ最も回動した搬送位置、この搬送位置よりもわず
かに反時計方向へ回動した図5に示す待避位置との3
つのポジションの間を移動する。
【0042】搬送手段IIIでは、前記搬送ローラ21
とでディスクDを挟持するための対向パッド26が設け
られている。この対向パッド26は、摩擦係数の小さい
樹脂材料で形成されている。図4と図5に示すように、
対向パッド26は軸27a,27bにより、一対のリン
ク28aと28bに連結され、また前記リンク28aと
28bは、上部シャーシ4に設けられた支持部材(図示
せず)に軸29aと29bにより回動自在に支持されて
いる。よって、前記対向パッド26は、ほぼ平行姿勢で
移動する。この移動は前記搬送ローラ21を支持してい
るアーム23a,23bの回動動作と連動しており、対
向パッド26は、図3の待機位置、図4に示す搬送位
置、図5に示す待避位置との3つのポジションの間
を移動する。
【0043】なお、図1に示すように、上部シャーシ4
に設けられた切換駆動部Vでは、円板カム51の回転に
よりX1−X2方向へ駆動される第3の切換え板71が
設けられている。この第3の切換え板71により、前記
搬送手段IIIの、アーム23a,23bおよび、リン
ク28a,28bが駆動される。
【0044】以下、上記ディスク装置の全体の動作を説
明する。まず、操作釦を押すなどして、ディスク挿入操
作の設定を行うとディスク収納部Iに空き領域すなわち
ディスクDが搭載されていないトレイ6があるか否かの
判別が行なわれる。ディスク収納部Iに空き領域が存在
すると、空き領域の選択動作が行なわれる。この動作
は、図3に示す状態で行なわれる。図3では、上から3
段目(iii)のトレイ6が空き領域である。
【0045】空き領域の選択動作では、昇降駆動板41
の移動力により、各トレイ6の基端部を保持している移
動ブラケット7が案内軸9,9に案内されてZ1−Z2
方向へ昇降移動させられ、これにより空いているトレイ
6が選択され、選択されたトレイ6がディスクDの搬送
面Lの高さ位置に至ったときに、移動ブラケット7の昇
降移動が停止する。
【0046】図3に示す選択動作では、移動ベース17
およびこれに搭載されたディスク駆動ユニットIIが、
前記ディスク収納部Iと逆側すなわち、挿入・排出口2
の内側に移動した待機位置にある。また、搬送手段I
IIを構成する搬送ローラ21および対向パッド26
は、共にディスク駆動ユニットIIの上方に重なる待機
位置とに位置している。
【0047】移動ブラケット7が昇降し、上から3段目
(iii)の空き領域のトレイ6が搬送面Lに至ったと
きに、移動ブラケット7が停止する。ここで、図1に示
す円板カム51の回転力により、第1の切換え板57が
X1方向へ駆動され、この第1の切換え板57に設けら
れた選択部材58の分岐溝58aにより、最上段(i)
のトレイ6と2段目(ii)のトレイ6の2枚のトレイ
が、支持軸8を支点として上方へわずかに持ち上げら
れ、最下段(iv)のトレイ6も支持軸8を支点として
下方へ回動させられ、3段目(iii)のトレイ6の上
下に間隔(空間)が形成される。このときの3段目(i
ii)のトレイ6は前記搬送面Lとほぼ一致した高さ位
置でほぼ水平姿勢となる(図4参照)。
【0048】次に、図1に示す切換駆動部Vの円板カム
51の回転により、移動ベース17およびこれに支持さ
れたディスク駆動ユニットIIがX1方向へ移動させら
れて駆動位置に至る。
【0049】ここで、図2に示すトレイ引き離し手段で
は、移動ブラケット7の昇降力により回転体10が回転
し、回転体10の引き離し腕5が各支持軸8と8との間
に順次介入していく。したがって、図4の状態では、選
択された3段目(iii)のトレイ6の支持軸8と、最
下段(iv)のトレイ6の支持軸8との間隔Laが、引
き離し腕5により上下に広げられる。よって、X1方向
へ移動したディスク駆動ユニットIIと、最下段(i
v)のトレイ6上のディスクDとの隙間Sを広く確保で
きる。
【0050】図4に示すように、移動ベース17が前記
駆動位置へ移動した後、またはその移動と同時に、搬
送手段IIIのアーム23aと23bが、支持軸24a
と24bを支点として時計方向へ回動させられて、搬送
ローラ21が搬送位置に移動させられる。これと同時
に対向パッド26も平行移動して搬送位置へ移動す
る。
【0051】図3の状態で、挿入・排出口2からディス
クDが挿入され、このディスクが対向パッド26に設け
られた光学式の挿入検知手段により検知されると、搬送
ローラ21が反時計方向へ駆動される。よって、挿入さ
れたディスクDは搬送ローラ21と対向パッド26とで
挟持されて、ディスク駆動ユニットIIのターンテーブ
ル12とクランパ16との間を通過するようにしてX1
方向へ搬送され、ディスクDは3段目(iii)のトレ
イ6の凹部6a内に送り込まれる。
【0052】前記3段目(iii)のトレイ6上にディ
スクDが収納されると、ディスク駆動ユニットIIおよ
び搬送手段IIIが図3に示す待機位置へ移動させられ
る。また図1に示す選択部材58がX2方向へ移動し
て、トレイ6の選択軸45から離れ、各トレイ6は図3
に示す状態となる。
【0053】次にディスク摺動部I内のいずれかのトレ
イ上のディスクを選択して駆動する動作では、図3のよ
うにディスク駆動ユニットIIと搬送手段IIIが待機
位置に移動している状態で、ディスク収納部Iが昇降さ
せられ、選択すべきディスクDが前記搬送面Lの高さ位
置に至ったときに、移動ブラケット7の昇降移動が停止
する。
【0054】このときも、図2に示す回転体10の引き
離し腕5により、選択されたトレイ6の支持軸8と、そ
の下のトレイ6の支持軸8との間隔Laが広げられる。
【0055】そして図1に示す選択部材58がX1方向
へ移動し、選択されたディスクの上下に位置するトレイ
が上下に移動させられる。例えば最上段(i)のトレイ
6と2段目(ii)のトレイ6の2枚のトレイが、支持
軸8を支点として上方へわずかに持ち上げられ、最下段
(iv)のトレイ6が支持軸8を支点として下方へ回動
させられ、選択すべきディスクDが保持されている3段
目(iii)のトレイ6の上下に間隔(空間)が形成さ
れる。
【0056】次に、図4に示すように、移動ベース17
およびこれに支持されたディスク駆動ユニットIIがX
1方向へ移動して駆動位置へ移動至り、搬送手段II
Iのアーム23aと23bが、支持軸24aと24bを
支点として時計方向へ回動させられて、搬送ローラ21
が搬送位置に移動させられる。これと同時に対向パッ
ド26も平行移動して搬送位置へ移動する。このと
き、選択されたディスクDのX2側の端部は、ディスク
駆動ユニットII内からX2方向へわずかに突出してい
るため、このディスクDのX2側の端部が、搬送ローラ
21と対向パッド26とで挟持される。
【0057】次に、搬送ローラ21が回転駆動され、搬
送ローラ21と対向パッド26とで挟持されたディスク
DがX2方向へ引き出される。ディスクDの中心穴が、
ターンテーブル12の回転中心とほぼ一致したときに、
搬送ローラ21が停止する。
【0058】その後、図5に示すように、選択されたデ
ィスクDを支持していたトレイ6がさらに下方へ回動さ
せられてディスクDから離され、搬送ローラ21と対向
パッド26がそれぞれ待避位置とへ移動させられ、
クランパ16によりディスクDの中心がターンテーブル
12に押し付けられて、ディスクDが駆動される。
【0059】ディスク駆動中は、駆動シャーシ11が支
持枠14内で弾性支持された状態であり、車体振動など
が伝わったときに、駆動シャーシ11が振動するが、図
2に示す回転体10により、図4に示す隙間Sが広く確
保されているため、スピンドルモータMsの下端と、そ
の下に位置するディスクDとが当たることがない。
【0060】なお、ディスク収納部I内のディスクを搬
出するときには、図3に示す状態で、搬出すべきディス
クが搭載されたトレイ6が選択され、次に図4の状態に
移行し、搬送ローラ21が時計方向へ駆動されて、ディ
スクDが挿入・排出口2から外部へ搬出される。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明では、ディスクを複
数枚収納するディスク収納部を有するディスク装置にお
いて、トレイを傾斜させて、トレイに支持されたディス
ク間にディスク駆動手段を介入させる構造としたとき
に、ディスクとディスク駆動手段の隙間を十分に確保で
きるようになる。よってディスク駆動手段を、トレイの
支点側へ移動させたり、ディスク駆動手段が前記支点側
に長く延びる構造とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の主要部を示す斜視図、
【図2】トレイ引き離し手段の構造を示すディスク装置
の部分側面図、
【図3】ディスク収納部が移動してディスク収納部内の
領域が選択される動作を示す側面図、
【図4】選択されたディスク収納領域にディスクが搬入
される動作、および選択されたトレイからディスクを引
き出す動作を示す側面図、
【図5】ディスクが駆動されている状態を示す側面図、
【符号の説明】
I ディスク収納部 II ディスク駆動ユニット III 搬送手段 IV 昇降駆動手段 V 切換駆動部 VI トレイ選択手段 D ディスク 1 筐体 2 挿入・排出口 3 下部シャーシ 4 上部シャーシ 5 引き離し腕 6 トレイ 7 移動ブラケット 7d 支持長穴 8 トレイの回動支点となる支持軸 9 案内軸 10 トレイ引き離し手段 12 ターンテーブル 16 クランパ 17 移動ベース 21 搬送ローラ 26 対向パッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを載置可能な複数のトレイが一
    方の側を支点として回動自在に支持されているディスク
    収納部と、前記ディスク収納部のうちから選択された選
    択トレイの下側に位置するトレイを前記選択トレイから
    離す方向へ回動させるトレイ選択手段と、前記選択トレ
    イ上のディスクとその下側のトレイ上のディスクとの間
    に移動して前記選択トレイ上のディスクを回転駆動する
    ディスク駆動手段とが設けられたディスク装置におい
    て、 前記ディスク収納部のトレイを選択するときに、この選
    択トレイの前記支点と、その下側のトレイの前記支点と
    の距離を広げるトレイ引き離し手段が設けられているこ
    とを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスク収納部には、ディスク駆動
    手段に対して移動する移動ブラケットが設けられて、各
    トレイの前記支点がこの移動ブラケットに対して支点間
    の距離を可変自在に支持されており、 前記移動ブラケットが移動しいずれかのトレイが選択位
    置に至ったときに、前記移動ブラケットが停止するとと
    もに、この停止時点で、選択トレイの支点とその下側の
    トレイの支点とが前記トレイ引き離し手段により離され
    る請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記トレイ引き離し手段には、前記移動
    ブラケットの移動に追従しない軸を中心として回転する
    回転体が設けられ、この回転体には複数の引き離し腕が
    所定の角度間隔で設けられており、前記移動ブラケット
    の移動に追従して、前記いずれかの引き離し腕が選択ト
    レイの支点とその下側のトレイの支点との間に順次介入
    していく請求項2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記移動ブラケットが移動するときの移
    動力が、選択トレイの支点とその下側のトレイの支点と
    の間に介入する前記引き離し腕に与えられて、前記回転
    体は移動ブラケットの移動力により回動させられ、この
    とき、次に選択されるトレイとその下側のトレイの支点
    との間に、次に回転してくる引き離し腕が介入する請求
    項3記載のディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008078504A1 (ja) * 2006-12-22 2010-04-22 三菱電機株式会社 記憶媒体再生装置

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