JP2000251363A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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- JP2000251363A JP2000251363A JP11046239A JP4623999A JP2000251363A JP 2000251363 A JP2000251363 A JP 2000251363A JP 11046239 A JP11046239 A JP 11046239A JP 4623999 A JP4623999 A JP 4623999A JP 2000251363 A JP2000251363 A JP 2000251363A
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Abstract
クの自動装着および自動排出を可能にしたディスク装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 ピックアップモジュール500と、搬送
手段300とを有し、搬送手段300はディスク1をデ
ィスク面の方向に移動可能に支持する案内手段200
と、ディスク1を搬送駆動する媒体駆動手段と、ディス
クの外径以下の外径に形成され、同期をとって媒体駆動
手段を駆動する同期駆動手段とを有することを特徴とす
るディスク装置である。以上の構成によって、装置全体
の形状をディスクに外接する正方形とほぼ同等の形状に
構成したものである。
Description
して信号を再生するディスク装置であって、特に、ディ
スク記録媒体を装着手段まで搬送して装着し回転駆動す
るディスク装置に関するものである。より具体的には、
ディスク記録媒体を回転駆動するに当たり、ディスク記
録媒体をその供給位置からその回転手段(具体的にはス
ピンドルモータ)に装着する位置まで搬送する機構に関
するものである。
する同心円盤状媒体を指し、その例として、旧EPレコ
ード盤をはじめ、MO、PD、CD、CD−ROM、C
D−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM
等の記録媒体が含まれる。これ等を包括する総称として
単にディスクと表記するものとする。また、特に断らな
い限り、ジャケットに収納されていないベアディスクを
表わすものとする。
る。ディスクを搬送する機構とは、ディスクをディスク
装置に供給し、その供給位置から回転手段に装着する位
置位置まで搬送することを表わす。その搬送方式には、
従来から採用されているような次に例示する3種類が挙
げられる。一つめとして、例えば、特開平6−2905
29に開示されているように、ディスクのストッカから
裸ディスクを取り出して搬送するもので、一般にチェン
ジャと呼ばれる。
着、固定して回転手段に装着する位置まで搬送するもの
である。トレイ方式と呼ばれ、例えば、特開平7−25
4199に開示されているように、操作者がディスクを
ターンテーブルに装着し、ターンテーブルを含む回転手
段全体を回転駆動する位置まで搬送するものである。
納しておき、このジャケットを回転手段まで搬送した
後、ジャケットの中のディスクを固定し回転するもので
ある。例えば、特許第2585176号に開示されてい
るように搬送機構による搬送とモータの垂直移動により
再生装置に装着するものである。
送方向と垂直方向に移動するための上下移動機構を必要
とし、複雑な移動機構とその移動空間を必要とした。ま
た操作者が回転手段に装着するには、操作しやすい位置
まで回転手段を引き出すために移動させる必要があり、
やはり移動機構と移動空間を必要とした。
ュータ装置は小型軽量化が進行し、コンピュータ装置の
外部記憶装置に使用されるディスク装置も、小型軽量
化、薄型化が要求されている。そのため、引き出し移動
機構や上下移動機構の存在が薄型にする為の障害になっ
ていて、薄型にするには限界があった。また、より快適
なコンピュータの操作性を提供するために操作者による
装着操作を必要としないディスク装置が要求されるよう
になってきている。
のディスク装置であって、引き出し移動機構や上下移動
機構を不要にして装置全体を薄型に構成すると共に、デ
ィスク装置の外形形状がディスクに外接する正方形とほ
ぼ同等の形状にまで小型化することにより、ノートブッ
ク型のコンピュータにも搭載することが可能なディスク
装置を提供することを目的とする。
するためになされたものであって、ディスクを装着し固
定し開放するとともにディスクを回転駆動してディスク
から信号を再生するピックアップ手段と、操作者からデ
ィスクの供給を受けてディスクをピックアップ手段まで
ディスク面の方向に搬送するディスク搬送手段とを有す
るディスク装置であって、ディスク搬送手段はディスク
をディスク面の方向に移動可能に支持する案内手段と、
薄板平板状に形成されディスク面の方向に揺動してディ
スクを搬送駆動する媒体駆動手段と、薄板円盤状に形成
され媒体駆動手段の動作を同期させて媒体駆動手段を駆
動する同期駆動手段とを有することを特徴とするディス
ク装置である。特に、同期駆動手段の外径はディスクの
外径以下の径に形成され、ディスク面の方向に投影した
ディスク装置の外形形状がディスクに外接する正方形と
ほぼ同等の形状を有することを特徴とするディスク装置
である。
装置は、ディスク供給位置からディスクを回転駆動する
位置までディスク面に沿ってディスクを移動するだけで
済むので、引き出し移動機構や上下移動機構が不要とな
って薄型化小型化することができる。また、操作者は自
ら装着し、固定し、開放する必要が無くなり、より快適
な操作性を有するディスク装置が得られる。さらに、デ
ィスクの外径以下の径に形成され薄板円盤状に形成され
た同期駆動手段によって媒体駆動手段を駆動するから、
ディスク装置の外形をディスクに外接する正方形とほぼ
同等の形状にまで小型化することができ、ノートブック
型のコンピュータにも搭載することが可能な小型のディ
スク装置を提供することができる。
記載の発明は、ディスクを装着し固定し開放するととも
にディスクを回転駆動してディスクから信号を再生する
ピックアップ手段と、操作者からディスクの供給を受け
てディスクをピックアップ手段までディスク面の方向に
搬送するディスク搬送手段とを有するディスク装置であ
って、ディスク搬送手段はディスクをディスク面の方向
に移動可能に支持する案内手段と、薄板平板状に形成さ
れディスク面の方向に揺動してディスクを搬送駆動する
媒体駆動手段と、薄板円盤状に形成され媒体駆動手段の
動作を同期させて媒体駆動手段を駆動する同期駆動手段
とを有することを特徴とするディスク装置である。
手段の外径がディスクの外径以下の径に形成され、ディ
スク面の方向に投影したディスク装置の投影形状がディ
スクに外接する正方形とほぼ同等の形状を有することを
特徴とするディスク装置あり、また特に、請求項3に記
載の発明は、請求項1または請求項2に記載の特徴によ
って、ディスク面の方向に投影したディスク装置の横幅
が131mm以下で、かつ奥行きが135mm以下に形
成されたことを特徴とするディスク装置である。
給位置からディスクを回転駆動する位置までディスク面
に沿ってディスクを移動するだけで済むので、引き出し
移動機構や上下移動機構が不要となって薄型化小型化す
ることができる。さらに、ディスク装置の外形形状がデ
ィスクに外接する正方形とほぼ同等の形状にまで小型化
することにより、ノートブック型のコンピュータにも搭
載することが可能な小型のディスク装置を提供すること
ができる。
について、図を用いて説明する。
ィスク装置の分解斜視図である。図1に基づいて、本発
明のディスク駆動装置の全体像を把握する。まず、筐体
100は下カバ101と、上カバ131とのわずか2点
で構成される。下カバ101にはディスク1を案内する
案内手段200と、駆動手段250と、ディスク1を回
転させる回転手段を含み回転させて信号を読み取るピッ
クアップモジュール500と、装置全体を制御する制御
部440、及び内部の防護カバ191が配置される。他
方、上カバ131には駆動手段250を軸支する枢軸機
構171が設けられ、この枢軸機構171にディスク1
の収納排出動作をさせる搬送手段300が回動可能に枢
設される。下カバ101の駆動手段250はこの搬送手
段300を回動する駆動源である。これら下カバ101
と上カバ131とを結合したのち挿入口手段450を装
着する。なお、上記各機構の動作位置、つまりディスク
の位置を検知する検知手段については各機構の詳細にお
いて説明する。
図1の下カバを矢印Aから見た斜視図である。図1なら
びに図2において、下カバ101は2方向に開放した箱
体に成形されている。図中の、紙面上方は上カバ131
を装着して空間を構成し、ディスク1の挿入通路であり
搬送手段300やピックアップモジュール500を実装
する。また、図中紙面手前方向の開放部は操作者がディ
スク1を挿入排出する操作面である。
側壁L102、R103にガイドレールL211、ガイ
ドレールR221が固定される。ガイドレールL21
1、ガイドレールR221は断面凹字状の角棒体に形成
され、断面凹字部分の溝L212、溝R222がディス
ク1の通路となる。即ち、ジャケット(図示省略)を用
いない裸のディスク1はそのディスク面の方向に溝L2
12、溝R222に沿ってディスク装置に進入する。ガ
イドレールL211、ガイドレールR221の長さはピ
ックアップモジュール500に装着するのに必要な位置
まで延長される。さらに、ガイドレールL211、ガイ
ドレールR221の終端部L213、終端部R223は
ディスク1の外形に合わせて溝L212、溝R222の
下部を削除するとともに、溝L212、溝R222の終
端部L213、終端部R223はピックアップモジュー
ル500に着脱容易なように滑らかな斜面に形成され
る。
る。この時、ディスク1の搬送に必要で、かつ操作者の
指の安全に十分な位置までディスク1が挿入されたこと
を検出するために、挿入検知センサ231をガイドレー
ルL211に配置する。図3はガイドレールLの全体斜
視図である。挿入検知センサ231はディスク1を検出
する通路アクチュエータ232と、通路アクチュエータ
232の回動ピン234、及び挿入検知スイッチ235
とで構成される。通路アクチュエータ232は溝212
に配置される。通路アクチュエータ232は回動ピン2
34で溝212に回動自在に取り付けられる。回動ピン
234は止め輪237によってガイドレール211に取
り付けられる。また、通路アクチュエータ232は回動
バネ236によって溝212に突出する方向へ付勢さ
れ、ディスク1を検出するとともにディスク1の通過障
害にならないように突出収納自在に回動ピン234を回
動する。通路アクチュエータ232の回動動作は一体に
形成されて下カバ101に連絡された検知レバ233の
回動動作に導かれ、挿入検知スイッチ235へ導かれ
て、検知レバ233が挿入検知スイッチ235を押すこ
とによりディスク1の挿入を検知する。
図4は図1の駆動手段250の拡大斜視図である。図4
において、駆動手段250は、動力源のモータ251
と、減速用のギヤ列261と、後述する搬送手段300
を駆動する駆動ギヤ281、及び駆動ギヤ281の回転
量を検出するエンコーダ271とで構成される。
ーに配置される。モータ251の厚みがディスク1の搬
送、装着の障害にならないように、ディスク1の投影面
積の外部に配置するためである。モータ251のシャフ
ト252に駆動ウォーム253を圧入し、この駆動ウォ
ーム253がギヤ列261に係合する。モータ251の
駆動力はギヤ列261で必要なトルクと十分な回転速度
に減速して、エンコーダ271と駆動ギヤ281とに導
かれる。
スリット272を設けた円盤273を駆動軸に固定して
おき、フォトセンサ274でこのスリット272を計数
することにより、駆動ギヤ281の回転量を検出する。
他方、モータ251の回転力は駆動ギヤ281に伝達さ
れる。駆動ギヤ281は、受動ギア282と出力ギア2
84とを連結部283で連結した糸巻き状の形状であ
る。このような形状にすることによって、受動ギア28
2を下カバ101の底面に配置し、連結部283でディ
スク1の通路となる空間を通過して上カバ131の天面
に出力ギア284を配置することができる。こうして、
空間を無駄なく利用してディスク1の通路を確保すると
ともに後述する搬送手段300へ駆動軸の回転力を伝達
することができる。
図5は搬送手段300を図1の矢印A方向から見た図で
あって、上カバ131を省略した状態を表す。搬送手段
300は、駆動源としての同期駆動手段310と、直接
光ディスクを搬送駆動する媒体駆動手段340と、搬送
した光ディスクをピックアップモジュール500に装着
するための位置に正確に導く位置決め手段380と、光
ディスクを装着するときにその姿勢を安定させるための
押圧手段390とから構成される。
薄板円盤状に形成されたリングギア311で構成され
る。リングギア311の外径はディスク1とほぼ同じか
わずかに小さく形成される。その外周部は前述の出力ギ
ア284と歯合する受動リングギア312が周囲約1/
3の領域に形成されている。受動リングギア312は歯
先がリングギア311のほぼ外周となるように形成され
ている。さらに続く約1/3の領域には、間欠歯車の働
きをするための2つの位置決めギアA313と位置決め
ギアB314とが形成されている。それぞれの位置決め
ギアA313,B314は後述する2点の位置決めピン
381に歯合し、光ディスクを装着するときの必要な期
間だけ位置決めピン381を回動する。位置決めギアA
313と位置決めギアB314とは歯底がリングギア3
11のほぼ外周となるように形成されている。
ループの孔が形成される。第1のグループはリングギア
311自身の回動を案内する支点となるもので回動孔A
321、回動孔B322、及び回動孔C323である。
それぞれの回動孔A321、回動孔B322、及び回動
孔C323は全周の約1/3ずつの領域をリングギア3
11の円周に沿って円弧状の長円孔に形成される。各回
動孔には後述する回動案内ピン172が係合する。こう
して、リングギア311は回動案内ピン172を支点と
して所要の角度に回動する。特に、回動孔を3点、つま
り回動案内ピン172を3点にしたので、リングギア3
11の中心を確定する事ができる。したがって、リング
ギア311がドーナツ状の薄板円盤であるにもかかわら
ず、リングギア311の回動動作の中心を正確に確定
し、しかも、リングギア311の中心空間部315を有
効に利用する事ができる。
段340の力点を案内するもので、案内孔A331、案
内孔B332、及び案内孔C333である。それぞれの
案内孔A331、案内孔B332、及び案内孔C333
は、回動孔A321、回動孔B322、及び回動孔C3
23の内周側でかつ各回動孔の間隙に所要の曲線に配置
される。こうして、リングギア311が回動したとき、
リングギア311の仮想の中心点と各案内孔の曲線との
距離の変化によって媒体駆動手段340の力点にカムの
機能を生じ、後に詳述する媒体駆動手段340の所要の
動作を生じる。なお、前述の回動孔C323の端部には
回動カム部324が形成され、回動孔C323の一部が
案内孔を兼用している。
案内孔を配置し、リングギア311を回動させて媒体駆
動手段340を動作させてから後述するように4種類の
揺動アームを完全に同期させる事ができ、装置全体の動
作の正確さを確保する事ができる。さらに、リングギア
311の外径をディスク1と同じかわずかに小さくした
ので、前述の駆動ギア281と相まって、駆動手段25
0に必要な空間や投影面積をほぼ無視できるほどに小さ
くすることができる。さらに、特筆すべき特徴として、
リングギア311を板厚み0.4mmの薄鋼板で形成
し、上カバ131に摺動回動させる構成としたので、デ
ィスク装置全体の厚みに対して同期駆動手段310の厚
みを無視できるほどに薄型に構成することができた。
媒体駆動手段340のそれぞれについて説明する。図6
は媒体駆動手段340を図1の矢印B方向から見た分解
斜視図であって、前述の図5を裏返した状態を表す。ま
ず、媒体駆動手段340は4種類の揺動アームで構成さ
れる。全揺動アームに共通して、支点は上カバ131に
固定され、力点が前述のようにリングギア311の各案
内孔に摺動自在に係合し、作用点がディスク1や各手段
を駆動する構造である。また、各揺動アームは板厚み
0.3mmの薄鋼板で形成し、薄型に構成している。
341を説明する。排出アーム力点342にはピンをか
しめて立設し、前述の案内孔A331と係合する。排出
アーム支点343はリングギア311の厚みを回避する
スペーサや絞り加工を介して支点ピン132で上カバ1
31に揺動可能に軸着する。排出アーム作用点344
は、排出アーム341が揺動した最終位置(ディスク1
を装着完了した位置)で後述する装着検知手段421を
検知させる形状に形成されている。また、排出アーム作
用点344に所要の突出ストロークを有する排出ピン3
45が突出後退自在に軸着される。排出ピン345は、
排出アーム341が揺動した最終位置から原点位置へ戻
るときにディスク1の外周を押して排出駆動する。
ーム351を説明する。引き込みアーム力点352には
ピンをかしめて立設し、前述の案内孔B332と係合す
る。引き込みアーム支点353はリングギア311の厚
みを回避するスペーサや絞り加工を介して支点ピン13
2で上カバ131に揺動可能に軸着する。引き込みアー
ム作用点354に引き込みばね355を固着する。引き
込みばね355は板ばねを所要の形状に折り曲げた略V
字状に形成され、板ばねの幅がディスク1の挿入空間を
通過するように配置される。引き込みアーム351が揺
動して待機位置から最終位置へ揺動する過程で引き込み
ばね355がディスク1の外周を押してディスク1を引
き込むように駆動する。
ム391を説明する。押圧アーム力点392にはピンを
かしめて立設し、前述の案内孔C333と係合する。押
圧アーム支点393はリングギア311の厚みを回避す
るスペーサや絞り加工を介して支点ピン132で上カバ
131に揺動可能に軸着する。押圧アーム作用点394
には、押圧ばね396を押圧ピン395によって共にか
しめて、押圧ばね396を所定のストロークに摺動自在
に取り付ける。押圧ばね396は前述の中心空間部31
5に掛け渡し、押圧アーム作用点394に共にかしめた
位置と反対側の位置を上カバ131に固定する。リング
ギア311が回動して、ディスク1の装着を開始して装
着を完了するまでの期間に押圧アーム391が揺動し、
押圧アーム作用点394が揺動したストロークの分だけ
押圧ばね396は中心空間部315へたわんでディスク
1をピックアップモジュール500の方向へ押し付け
る。
アーム461を説明する。シャッタアーム力点462に
はピンをかしめて立設し、前述の回動孔C323と係合
する。シャッタアーム支点463はリングギア311の
厚みを回避するスペーサや絞り加工を介して支点ピン1
32で上カバ131に揺動可能に軸着する。シャッタア
ーム作用点464にシャッタカム465を突設して形成
し後述するシャッタドッグ458に係合する。リングギ
ア311が回動して、ディスク1の装着を開始して装着
を完了するまでの期間にシャッタアーム461が揺動
し、シャッタカム465がシャッタ(457、図12参
照)を駆動してディスク1の挿入口を閉鎖する。
て、4種類の揺動アームの各々を薄鋼板で形成し、上カ
バ131に揺動支点を設けてリングギア311に摺動す
る力点を設けた構成とし、しかも、4種類の揺動アーム
の各々はリングギア311のみに重なっており、各揺動
アームが揺動動作の全課程で相互に重なり合うことがな
いように構成したので、ディスク装置全体の厚みに対し
て媒体駆動手段340の厚みを無視できるほどに薄型に
構成することができた。
B方向から見た図であって、図5のリングギア311を
上カバ131に取り付けた状態を表す。図7を用いて、
冒頭で説明した上カバ131に設けられた枢軸機構17
1について説明する。前述のように、枢軸機構171は
3点の回動案内ピン172で構成される。各回動案内ピ
ン172はリングギア311の中心を確定する位置で上
カバ131にかしめて立設される。こうして、リングギ
ア311の回動動作の中心を正確に案内する。
11の外径がディスク1とほぼ同じかわずかに小さいと
説明したように、ディスク1の外径規格が120mmで
あるのに対し、例えば、本発明の実施の形態におけるリ
ングギア311の外径は114mm(ただし位置決めギ
アA、B部分を除く)に形成される。さらに、このリン
グギア311を取り付ける上カバ131は、幅wを12
8mmに、奥行きdを129mmに形成されている。従
って、挿入口手段450を装着した後のディスク装置全
体の外形幅Wは131mm以下に、同様に奥行きDは1
35mm以下に構成される。こうして、ディスク装置の
外形形状がディスクに外接する正方形とほぼ同等の形状
にまで小型化することができ、ノートブック型のコンピ
ュータにも搭載することが可能な小型のディスク装置を
提供することができる。
の他の支点やピンが立設される様子を説明する。前述の
ように、4点の支点ピン132を上カバ131にかしめ
て立設する。4種類の揺動アームを回動自在に固定する
ためである。その他、上カバ131に2点の位置決めシ
ャフト382がかしめて立設される。その位置決めシャ
フト382に前述の位置決めピン381を軸着する。位
置決めピン381はリングギア311の位置決めギアA
313と位置決めギアB314とに歯合する間欠歯車部
383とディスク1の周縁に当接する位置決め部384
とに形成される。位置決め部384は位置決めシャフト
382に軸着される円筒形状に形成され、太い径の円筒
部分と細い径の円筒部分をほぼ半円筒ずつ組み合わせた
形状をしている。
ばね385を設けて、位置決めピン381が回動すると
き2つの位置を保持するように配置される。図8は図7
の位置決めピンを拡大した図である。2つの位置の1つ
は、間欠歯車部383がリングギア311に対向し、位
置決め部384の太い径の円筒部分がディスク1の進入
方向に対向する位置、即ち、待機位置である。2つの位
置の他の1つは、間欠歯車部383がリングギア311
の位置決めギアA313と位置決めギアB314とに係
合して回動された位置であって、位置決め部384の細
い径の円筒部分がディスク1の進入方向に対向する位
置、即ち装着位置である。
すると、ディスク1の外周部が位置決め部384の太い
径の円筒部分に当接する。位置決めを終了した後は、デ
ィスク1を回転駆動手段551に装着するために、位置
決めピン381は装着位置に回転して、ディスク1は位
置決めを解除される。
動を監視するための媒体監視手段400について説明す
る。上述のようなディスク1の動作(位置決め)の他、
ディスク1の挙動を監視するための重要な位置には媒体
監視手段400を配置して、動作制御する。この重要な
位置は3点存在し、ディスク挿入の位置、装着完了の位
置、及び排出完了の位置である。このうち、ディスク挿
入の位置については既に挿入検知センサ231で説明し
た。
る。図9は図2の装着検知手段の部分拡大斜視図であ
る。前述のように、排出アーム341が揺動した最終位
置(即ち、ディスク1の装着完了の位置)で後述する装
着検知手段421を検知させる。装着検知手段421は
ベース422と検知スイッチ423とで構成され、下カ
バ101の所定の位置に立設されたピンポスト111に
ベース422を固定し、ベース422に検知スイッチ4
23を固定する。
する。図10は図2の原点スイッチを図1の矢印A方向
から見た部分拡大斜視図であって、図7の上カバ131
を裏返して見た状態を表す。残りの、排出完了の位置に
ついては、排出アーム341が揺動して初期位置へ戻っ
たときにディスク1の外周を押して排出駆動を完了す
る、即ち排出完了の位置とする。このとき、排出アーム
341はディスク1の通過空間に存在するから、前述の
ようにスイッチで検出する事ができない。他方、このと
き、リングギア311は原点位置に回動している(つま
り、排出完了の位置=リングギア311の原点位置)の
で、リングギア311の原点を検出するべく排出検知手
段401を構成する。下カバ101にガイドポスト11
2をかしめて立設し、原点アクチュエータ402をリン
グギア311が回動してくる方向に付勢して配置し、原
点スイッチ403を当接しておく。リングギア311が
回動して原点位置に達すると、位置決めギアB314の
歯が原点アクチュエータ402を押して、原点スイッチ
403が動作する。こうして、リングギア311の原点
位置を検出する事によって排出完了の位置を検出する。
る。図11は図1の挿入方向から見た分解斜視図、図1
2は図11の部分拡大斜視図である。図11と図12に
おいて、挿入口手段450は本発明のディスク駆動装置
と操作者との接点であって、操作の安全性と誤操作防止
の観点から配慮が為される。操作の安全性については、
前述の挿入検知センサ231で説明した。続いて操作防
止の観点から説明する。ディスク1が挿入されると外観
から判別ができないので、誤って2枚目のディスクを挿
入しようとする場合が考えられる。これを防止するため
にディスク1が挿入されるとその挿入口を閉鎖すること
で保護する。
後、操作者側の開口部にベゼル452を装着する。ベゼ
ル452にはディスク1を挿入する挿入口453が開口
している。この挿入口453の中央部に位置する上カバ
131にシャッタベース455が取り付けられる。シャ
ッタベース455にはシャッタばね456を介してシャ
ッタ457が揺動自在に軸着される。さらにシャッタ4
57はシャッタばね456によって挿入口453を開放
する方向に付勢される。シャッタアーム461の揺動に
よって、シャッタアーム作用点464(つまりシャッタ
カム465)はシャッタ457に当接する。そのシャッ
タ457の当接部分にはシャッタドッグ458が形成さ
れている。シャッタカム465の当接によってシャッタ
ドッグ458は回動し、シャッタ457が挿入口453
を閉鎖する。
後部に、制御部440である基板441と防護カバ19
1とが配置される。基板441にはディスク1から読み
出した信号から情報を再生する信号処理回路を始め、デ
ィスク装置全体を制御するプログラムを収納したメモリ
などが実装される。他方、防護カバ191は基板441
を防護し、併せてディスク1の代わりに異形ディスクの
挿入に備えて挙動範囲を制限する。
装置について、ディスクの挿入から排出に至る一連の動
作について説明する。図13は図1の搬送手段の動作を
表すシーケンスチャートである。図13において、横軸
はリングギア311の回転角度を表し、左端が原点位置
(排出完了の位置)を表し、右端が最終位置(装着完了
の位置)を表す。また、横軸の5本の折れ線は4つの媒
体駆動手段340と位置決めピン381との動作状態の
変移を表す。つまり、図13はリングギア311の回転
に伴う搬送手段の連動関係を表すものである。また、図
14は図13の待機位置におけるディスクの挿入状態を
表す図であって、図5に示す位置にディスク1が挿入さ
れた状態を表す。図1並びにこれら図13、図14を用
いてディスクの挿入動作を説明する。
に設けられた挿入口453へ挿入する。ディスク1は溝
L212、溝R222に沿って、ディスク装置内部へ進
入する。ディスク1の中心孔が挿入口453へ進入し、
操作者の指を挟む恐れのない位置、つまり、ディスク1
の搬送に必要で、かつ操作者の指の安全に十分な位置
(即ち待機位置)までディスク1が挿入される。する
と、その挿入位置の溝L212に通路アクチュエータ2
32が配置されているから、検知レバ233が挿入検知
スイッチ235を押すことによりディスク1の挿入を検
知する。
決めピン381とは原点位置(排出完了の位置)から少
しだけディスク引き込み方向へ回動した状態で待機して
いる。即ち、リングギア311は原点位置から反時計方
向(図14を正視した状態の回転方向、以下同じ)へ約
20°回転した状態である。リングギア311の回転角
度に応じて4つの媒体駆動手段340と位置決めピン3
81の各々が揺動して待機している。排出アーム341
はディスク装置の奥へわずかに揺動し、ディスク1の挿
入の障害にならないように(排出ピン345がディスク
1の進入を妨害しないように)原点位置から装着完了位
置へ向かって移動をする。引き込みアーム351は原点
位置まで開放した状態を維持していて、引き込みばね3
55がディスク1の進入を妨害しないように開放した位
置で待機する。もちろん、押圧アーム391、シャッタ
アーム461、及び位置決めピン381はともに原点位
置を維持している。
ると、制御部440が駆動手段250へ通電を開始し、
モータ251が回転を開始する。モータ251の回転は
駆動ウォーム253からギヤ列261を経て駆動ギヤ2
81へ伝えられ、出力ギア284によってリングギア3
11が反時計方向(ディスク引き込み方向)へさらに回
転を続ける。この時、図13のディスク引き込みの期間
を経過することを意味する。図13に示すように、この
ディスク引き込みの期間は引き込みアーム351が揺動
を開始する。そして、引き込みばね355がディスク1
の周辺部に当接しディスク1をディスク装置の奥へ引き
込む。この時ディスク1は左右の溝L212、溝R22
2と引き込みばね355の当接とによって3点支持され
て、搬送される。他方、排出アーム341はディスク1
の搬送の障害にならないように装着完了位置へ向かって
移動を続ける。
遂に搬送空間で待機する位置決めピンに当接して停止す
る。即ち、図13の位置決めピン位置である。図15は
ディスクが位置決めピン位置に達した状態を表す図であ
って、図14の奥へディスク1が進んで位置決めピンに
当接した状態である。この時、引き込みアーム351の
引き込みばね355がディスク1の外周を押し、同時に
ディスク1の外周は位置決めピン381の位置決め部3
84の太い径の円筒部分に当接する。こうして、2点の
位置決めピン381と1点の引き込みばね355とによ
る3点の位置決めができる。したがって、ディスク1の
進入完了時において、ディスク1の3点による正確な中
心位置決めを行う事ができ、次のディスク装着をより正
確にスムーズに実行する事ができる。
はさらに反時計方向に回転を続ける。この回転過程の時
にディスク1の装着動作を行う。そしてリングギア31
1はさらに回転を続け、遂に、最終位置に達する。図1
6は、リングギア311の最終位置を表す図である。図
13と図16とにおいて、排出アーム341は位置決め
ピン位置から最終位置の直前まで、揺動動作を行わな
い。位置決めと装着の期間中において、ディスク1は搬
送移動をしないからである。そして、排出アーム341
は最終位置の直前から再び揺動を開始して、最終位置で
排出ピン345が検知スイッチ423を押す。こうし
て、制御部440がディスク1の装着完了を検知し、駆
動手段250へ通電を停止し、モータ251が停止して
リングギア311も回転を停止する。なお、排出アーム
341は検知スイッチ423を押した位置で停止するか
ら、後述するように、ディスク1を装着している間(再
生動作中も含めて)は、検知スイッチ423の検知信号
が得られることになる。
で引き込みばね355がディスク1の外周を押し、リン
グギア311に伴ってしばらくその位置を維持した後、
ディスク1の装着動作の過程においてディスク1から離
れる方向に揺動し、引き込みばね355がディスク1か
ら離れる。位置決めが済んだ後はディスク1を回転駆動
手段551に装着するに当たり、引き込みばね355が
ディスク1の外周を押す必要がないからである。
過してさらに反時計方向へ回転を続ける。そして、引き
込みアーム351がディスク1から離れる方向に揺動す
るときとほぼ同じ時に、位置決めギアA313と位置決
めギアB314が位置決めピン381の間欠歯車部38
3と歯合し、位置決めピン381は所定の角度に回転し
て待機位置から装着位置へ向きを変える。その結果、位
置決め部384の細い径の円筒部分がディスク1の外周
に対向して、ディスク1は位置決めを解除される。そし
て、位置決めピン381が装着位置へ向きを変えた後
は、位置決めばね385の働きにより、リングギア31
1との歯合がはずれた後も、装着位置の向きを維持す
る。
11が位置決めピン位置を通過した後、位置決めピン3
81が向きを変え始める前に第1の揺動動作を行い、し
ばらく第1の揺動動作を維持した後、前述のように引き
込みアーム351と位置決めピン381とがディスク1
から離れた後に第2の揺動動作を行う。押圧アーム作用
点394は第1の揺動動作で第1の揺動ストロークを、
また第2の揺動動作で第1の揺動ストロークよりも大き
な第2の揺動ストロークを有する。従って、押圧ばね3
96はディスク1の面をピックアップモジュール500
に向かって、第1の揺動ストロークで第1の押圧動作
を、第2の揺動ストロークで第1の押圧動作よりも大き
なストロークの第2の押圧動作を行う。
達したときに第1の押圧動作をして引き込みアーム35
1と位置決めピン381とをディスク1から離し始め
る。そして、引き込みアーム351と位置決めピン38
1とがディスク1から離れた後に大きなストロークの第
2の押圧動作を行って、ディスク1をピックアップモジ
ュール500に装着するのである。また、ディスク1が
位置決めピン位置へ達したときは、ガイドレールL21
1とガイドレールR221は前述のようにピックアップ
モジュール500に着脱容易なように滑らかな斜面に形
成されているから、上述の第1と第2の押圧動作によ
り、ディスク1は確実にピックアップモジュール500
に装着される。
ックアップモジュール500に設けられた装着固定手段
511が回転駆動手段(ターンテーブル)551にディ
スク1を装着固定することを付記する。なお、装着固定
手段511の態様については本発明の主題ではないの
で、装着、固定、開放の機能を有する点を説明して、そ
の詳細は割愛する。
ガイドレールR221とからピックアップモジュール5
00に装着される過程で、位置決めをした後第1と第2
の押圧動作により、ディスク1の面をピックアップモジ
ュール500の方向に押圧付勢するから、例えば、本発
明のディスク装置を搭載したノートパソコンを移動した
り傾けたりするような使い方をしても、ディスク1は確
実にピックアップモジュール500に装着される。した
がって、操作者に使い勝手のより良いディスク装置を提
供することができる。
期に、シャッタアーム461が揺動し、シャッタカム4
65の押圧付勢によってシャッタ457がベゼル452
の挿入口453を閉鎖する。こうして、ディスク1は装
着、固定され、誤挿入防止をして、ディスク装置は再生
動作を行う。
ク1を交換する必要が生じたとき、現在装着しているデ
ィスク1を排出させる操作を行う。すると、制御部44
0は図16に示す状態から、リングギア311を時計方
向に回転させるべく、モータ251を回転制御する。す
ると、上述のディスク装着と逆の過程をたどる動作を行
う。図13において、右端の最終位置から逆に左端の原
点位置へ向かって、状態変移する。
って揺動を開始して、排出ピン345がちょうどディス
ク1の外周に当接する付近で、一旦揺動を停止する。続
いて、押圧ばね396が第2の押圧動作をしつつ、装着
固定手段511が回転駆動手段(ターンテーブル)55
1からディスク1を開放して、溝L212、溝R222
の位置までディスク1を持ち上げる。さらに、押圧ばね
396が第1の押圧動作をしている間に、引き込みアー
ム351がディスク1へ戻って、引き込みばね355が
ディスク1の外周に当接する。またほぼ同時に、時計方
向に回転して戻ってきた位置決めギアA313と位置決
めギアB314とが再び間欠歯車部383と歯合して位
置決めピン381を所定の角度に回転して装着位置から
待機位置へ向きを変える。その結果、ディスク1は持ち
上げられ、再び位置決めされて、確実に溝L212、溝
R222の位置までディスク1を案内する。
転に伴って、再び、引き込みアーム351が原点位置へ
向かって揺動を開始するとともに、少し遅れて排出アー
ムが原点位置へ向かって揺動を開始する。こうして、溝
L212、溝R222の位置へ開放され、位置決めされ
たディスク1は、排出ピン345に外周を押されて溝L
212、溝R222に沿って挿入口453に向かって搬
送される。図17はこの排出搬送の状態を表す図であっ
て、排出ピン345に外周を押されて待機位置付近へ搬
送された様子を表している。
311が時計方向に回転を続けると、遂に原点位置へ到
着する。図18はディスク1が原点位置へ排出された状
態を表す図である。排出アーム341は最も挿入口方向
へ揺動し、ディスク1は排出ピン345に外周を押され
て挿入口から出ている。引き込みアーム351はディス
ク1の通過障害にならないようにディスク1よりさらに
外周へ退避する。この時前述の図10で説明したよう
に、位置決めギアB314は原点アクチュエータ402
を介して原点スイッチ403を動作させ、排出検知手段
401はディスク1の排出完了と原点位置到着を検知す
る。
と、モータ251を一旦停止し、続けて逆回転させて、
リングギア311を図13における原点位置から待機位
置まで反時計方向に回転させ、次のディスクの挿入に備
える。なお、原点位置から待機位置までの回転角度制御
は前述の図4で説明したエンコーダ271の信号を計数
することによって制御部440が制御する。
ら排出にわたる全課程において、ディスク1をその面と
垂直な方向に移動する過程も、搬送する機構も存在しな
いことが分かる。そして、操作者はディスク1を挿入口
に挿入するだけで、挿入から装着、開放、並びに排出の
全課程をディスク装置で行っており、従来のように操作
者の装着操作などを必要としていないことも、以上の説
明の通りである。つまり、本発明のディスク装置によれ
ば、ディスク1の垂直移動機構や表裏挟み込み機構を必
要としないから薄型に構成することができる。また、操
作者の装着操作などを必要とせず、挿入から排出までの
全課程をディスク装置で行い、操作者にとって取り扱い
の容易なディスク装置を提供することができる。
る。図1と図19との対比において、図19に示すディ
スク装置の厚みTに占める主要な構成要素はピックアッ
プモジュール500とディスク1の厚み(通過空間)と
に過ぎないことが明白である。これは、図1、図6、及
び図7で説明したように、同期駆動手段310と媒体駆
動手段340とを薄鋼板で形成し、上カバ131に摺動
させ、揺動させる構成としたので、ディスク装置全体の
厚みに対して同期駆動手段310と媒体駆動手段340
との厚みを無視できるほどに薄型に構成することができ
たためである。加えて、ピックアップモジュール500
の厚みを約8mmに構成したので、ディスク1の通過空
間と同期駆動手段310と媒体駆動手段340、並びに
ピックアップモジュール500と用いた本発明のディス
ク装置全体の厚みを12.7mm以下の薄型の厚みに構
成することができた。
ク1と同じかわずかに小さくしたので、駆動手段250
に必要な空間や投影面積をほぼ無視できるほどに小さく
することができる。従って、ディスク装置全体の平面投
影図形をディスク1に外接する正方形状に構成すること
ができた。
ブック型のコンピュータにもディスク装置を搭載するこ
とが可能となり、操作者に利便性の高いディスク装置を
提供することができる。
クの供給位置からディスクを回転駆動する位置までディ
スク面に沿ってディスクを移動するだけで済むので、引
き出し移動機構や上下移動機構を不要にして装置全体を
薄型に構成することができる。また、操作者は自ら装着
し、固定し、開放する必要が無くなり、より快適な操作
性を有するディスク装置が得られる。さらに、ディスク
装置の外形形状をディスクに外接する正方形とほぼ同等
の形状にまで小型化することにより、ノートブック型の
コンピュータにも搭載することが可能な小型のディスク
装置を提供することができる。
分解斜視図
斜視図
見た部分拡大斜視図
ート
態を表す図
表す図
図
Claims (3)
- 【請求項1】ディスクを装着し固定し開放するとともに
ディスクを回転駆動してディスクから信号を再生するピ
ックアップ手段と、 操作者からディスクの供給を受けてディスクを前記ピッ
クアップ手段までディスク面の方向に搬送するディスク
搬送手段とを有するディスク装置であって、 前記ディスク搬送手段はディスクをディスク面の方向に
移動可能に支持する案内手段と、 薄板平板状に形成されディスク面の方向に揺動してディ
スクを搬送駆動する媒体駆動手段と、 薄板円盤状に形成され前記媒体駆動手段の動作を同期さ
せて前記媒体駆動手段を駆動する同期駆動手段とを有す
ることを特徴とするディスク装置。 - 【請求項2】前記同期駆動手段の外径はディスクの外径
以下の径に形成され、ディスク面の方向に投影したディ
スク装置の投影形状がディスクに外接する正方形とほぼ
同等の形状を有することを特徴とする請求項1記載のデ
ィスク装置。 - 【請求項3】ディスク面の方向に投影したディスク装置
の横幅が131mm以下で、かつ奥行きが135mm以
下に形成されたことを特徴とする請求項1または請求項
2記載のディスク装置。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
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CN00102415.9A CN1231905C (zh) | 1999-02-23 | 2000-02-23 | 狭口装载式盘驱动装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP3911894B2 JP3911894B2 (ja) | 2007-05-09 |
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Family Applications (1)
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JP04623999A Expired - Fee Related JP3911894B2 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-24 | ディスク装置 |
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1999
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