JP2000251292A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

Info

Publication number
JP2000251292A
JP2000251292A JP5328299A JP5328299A JP2000251292A JP 2000251292 A JP2000251292 A JP 2000251292A JP 5328299 A JP5328299 A JP 5328299A JP 5328299 A JP5328299 A JP 5328299A JP 2000251292 A JP2000251292 A JP 2000251292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
objective lens
driving device
lens holder
lens driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5328299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3563628B2 (ja
Inventor
Shigeaki Sakurai
茂章 櫻井
Masaru Konagaya
賢 小長谷
Takayuki Kojima
貴之 小島
Takeomi Ban
武臣 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP05328299A priority Critical patent/JP3563628B2/ja
Publication of JP2000251292A publication Critical patent/JP2000251292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3563628B2 publication Critical patent/JP3563628B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヨークによる磁気的吸引力、各種環境変化
(温度変化、湿度変化等)、及び経時変化に対してマグ
ネットがレンズホルダーから外れることの発生しない対
物レンズ駆動装置を提供する。 【解決手段】 マグネット5を装着するレンズホルダー
2のマグネット密着面2aとこのマグネット密着面2a
に垂直なマグネット側面位置決め面2bとを繋ぐ部分
に、先端が鋭角なくさび形状の凹形状部2gを設け、こ
の凹形状部2gに流れ込んだ接着剤が硬化してストッパ
ーとして機能し、レンズホルダー2とマグネット5との
接着強度を高めるよう構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体に光スポットを投影して光学的に情報を再生又は記録
する光ディスク装置に用いられる光ピックアップの対物
レンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップの対物レンズ駆動
装置について図6及び図7を参照しつつ説明する。図6
は従来の対物レンズ駆動装置の構成を示す分解斜視図で
ある。図7は図6の対物レンズ駆動装置におけるレンズ
ホルダーの近傍を示す拡大斜視図である。図6におい
て、対物レンズ21は、レンズホルダー22の中央部に
設けられた貫通孔部22cに挿入して保持されている。
図7に示すように、レンズホルダー22の両側面にはマ
グネット位置決め面を有するマグネット装着部50が形
成されており、2つのマグネット25が対物レンズ21
を挟んでそれぞれ接着固定されている。また、レンズホ
ルダー22は、光ディスク11の記録面に対して垂直方
向と半径方向の2方向に移動可能なように4本のワイヤ
ー24により支持されている。各ワイヤー24の一方の
端部は固定部材3に固定されており、レンズホルダー2
2はワイヤー24により片持ち支持されている。また、
2つのコイル組立体26、26がそれぞれのマグネット
25、25と所定の間隙を介して対向して配置され、配
線回路基板(フレキシブルプリント基板)29を挟み込
んで固定部材23に固定されている。
【0003】金属板(ヨーク)30が挿入されたコイル
組立体26のボビンには、光ディスク11に対して垂直
方向の軸を中心にして巻かれたフォーカスコイル27
と、光ディスク11に対して半径方向の軸を中心にして
巻かれたトラッキングコイル28とが巻装されている。
また、各コイル組立体26にはそれぞれ端子となる4本
のピンが樹脂成形にてそれぞれ形成されており、フォー
カスコイル27及びトラッキングコイル28の始端と終
端がそれぞれのピンに巻き付けられ半田付により固定さ
れて巻付部が形成されている。それぞれの巻付部はフレ
キシブルプリント基板29の端子と半田付けされてお
り、フレキシブルプリント基板29とフォーカスコイル
27及びトラッキングコイル28がそれぞれ電気的に接
続されて電気回路が構成されている。図6に示した対物
レンズ駆動装置は、フォーカスコイル27及びトラッキ
ングコイル28のそれぞれに電流を流して磁界を発生さ
せ、レンズホルダー22に接着固定したマグネット25
の磁界との相互作用により、光ディスク11に対して垂
直な光軸方向及びその光軸方向に直交する半径方向の二
次元で対物レンズ1を変位させている。
【0004】対物レンズ駆動装置において、マグネット
25は、レンズホルダー22の側面に形成されたマグネ
ット密着面22a及びこのマグネット密着面22aに対
して垂直なマグネット側面位置決め面22bによって位
置決めされる。このように位置決めされたマグネット2
5は、接着工程において、マグネット密着面22aとマ
グネット25との間に接着剤をしみ込ますようにマグネ
ット側面位置決め面22bから接着剤を流し込んでマグ
ネット25を接着固定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の対物レンズ駆動
装置においては、コイル組立体26に挿入されているヨ
ーク30による磁力によりマグネット25が吸引される
力及び各種環境変化(温度変化、湿度変化等)や経時変
化等により、マグネット25のレンズホルダー22に対
する接着固定が外れることがあった。また、レンズホル
ダー22へのマグネット25の接着工程において、接着
剤の塗布処理が行い難く、接着剤の回り込みが悪いた
め、組立作業における作業性が悪いという問題があっ
た。
【0006】本発明は、マグネットのレンズホルダーへ
の接着固定において、ヨークの磁力による吸引及び各種
環境変化や経時変化等によりマグネットがレンズホルダ
ーから外れることのない対物レンズ駆動装置を提供する
とともに、接着剤の塗布処理及び流れ込みを容易にし
て、対物レンズ駆動装置の組立作業時の作業性を向上さ
せることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る対物レンズ駆動装置は、記録媒体に対
向して配置された対物レンズ、前記対物レンズを保持す
るレンズホルダー、前記レンズホルダーに設けられて少
なくとも一つのマグネットを保持し、前記マグネットに
おける前記対物レンズと対向する面を位置決めするマグ
ネット密着面と該マグネット密着面に対して実質的に垂
直なマグネット側面位置決め面とを有し、前記マグネッ
ト側面位置決め面の少なくとも1面に接着剤が充填され
た凹形状部又は貫通孔を持ち、前記マグネットが前記接
着剤により固着されたマグネット装着部、前記レンズホ
ルダーを変位可能に支持する保持手段、前記保持手段を
固定する固定部材、前記マグネットに対向して配置され
た駆動コイルを前記固定部材に固定するコイル組立体、
及び前記駆動コイルに給電する配線回路基板を具備す
る。上記のように構成された本発明の対物レンズ駆動装
置によれば、マグネット装着部分に形成された凹形状部
又は貫通孔に接着剤が充填されて、硬化した接着剤がス
トッパーとなり、マグネットは確実にレンズホルダーに
保持され、ヨークの磁力による吸引及び各種環境変化や
経時変化等によりマグネットがレンズホルダーから外れ
ることのない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る対物レンズ駆
動装置の好適な実施例について、添付の図面を参照しつ
つ説明する。
【0009】《実施例1》本発明に係る実施例1の対物
レンズ駆動装置について、図1及び図2を参照しつつ説
明する。図1は、本発明に係る実施例1の対物レンズ駆
動装置の構成を示す分解斜視図である。図2の(a)は
実施例1におけるレンズホルダーの近傍を示す斜視図で
あり、図2の(b)はマグネットの装着部分を拡大して
示す斜視図である。図1において、対物レンズ1はレン
ズホルダー2の中央部に形成された貫通孔部2cに挿入
されて固定される。レンズホルダー2の両側面にはマグ
ネット位置決め面となるマグネット密着面2aが形成さ
れており、2つのマグネット5、5が対物レンズ1を挟
んでそれぞれ配置されて接着固定されている。さらに、
レンズホルダー2は、光ディスク11の記録面に対して
垂直方向と半径方向の2つの方向に移動可能なように、
枠体である固定部材3に一方の端部が固定された4本の
ワイヤー4、4、4、4により片持ち保持されている。
また、2つのコイル組立体6、6がレンズホルダー2の
両側面に設置された2つのマグネット5、5とそれぞれ
所定の間隙を介して対向して配置され、配線回路基板
(フレキシブルプリント基板)9を挟んで固定部材3に
固定されている。
【0010】コイル組立体6のボビンには、光ディスク
11の記録面に対して垂直方向に導出した軸を中心にし
て巻かれたフォーカスコイル7と、光ディスク11の記
録面に対して半径方向に導出した軸を中心にして巻かれ
たトラッキングコイル8とが、それぞれ直接巻装されて
いる。コイル組立体6のボビンには、それぞれ4本のピ
ンが樹脂成形にて形成されており、フォーカスコイル7
及びトラッキングコイル8の始端と終端とが前記ピンに
巻き付けられ、半田付されて巻付部が形成されている。
この巻付部と配線回路基板9が半田付けされ、配線回路
基板9はフォーカスコイル7及びトラッキングコイル8
のそれぞれと電気的に接続されている。実施例1の対物
レンズ駆動装置は、フォーカスコイル7及びトラッキン
グコイル8に電流を流すことにより光軸方向及び光軸に
垂直な方向の二次元で対物レンズ1を駆動するよう構成
されている。
【0011】以下、本発明の対物レンズ駆動装置におけ
るマグネット接着部の詳細構成について説明する。図2
は、実施例1におけるレンズホルダー2のマグネット接
着部の形状を示しており、図2の(a)は実施例1にお
けるレンズホルダーの近傍を示し、図2の(b)はマグ
ネットの装着部分を拡大して示している。図2に示すよ
うに、実施例1の対物レンズ駆動装置におけるレンズホ
ルダー2の両側面に設けられたマグネット装着部40
は、マグネット密着面2aとこのマグネット密着面2a
に垂直なマグネット側面位置決め面2bを有している。
そして、実施例1におけるマグネット装着部40にはマ
グネット密着面2aとマグネット側面位置決め面2bと
をつなぐ位置に水平断面がくさび形状で先端が鋭角な凹
形状部2gが形成されている。
【0012】上記の実施例1の対物レンズ駆動装置の製
造工程において、レンズホルダー2へのマグネット5の
接着固定は、マグネット5をレンズホルダー2のマグネ
ット密着面2aに密着するよう、マグネット5をレンズ
ホルダー2に組み込み位置決めする。この位置決め後、
マグネット5とマグネット側面位置決め面2bとの間に
接着剤を流し込んで接着剤を硬化させる。その結果、く
さび形状の凹形状部2gに流れ込んだ接着剤が硬化し
て、マグネット5とマグネット装着部40に接着させる
とともに、この凹形状部2gで硬化した接着剤がマグネ
ット5の外れに対するストッパーとなり、マグネット5
のレンズホルダー2からの接着外れを防止している。
【0013】《実施例2》以下、実施例2の対物レンズ
駆動装置について図3を参照しつつ説明する。なお、実
施例2の対物レンズ駆動装置は、前述の実施例1の対物
レンズ駆動装置のレンズホルダー2の両側面に形成され
たマグネット接着部の構造のみが異なるものであり、そ
の他の構成は実施例1と同一である。従って、実施例1
と同一の機能、構成を有する部分には同じ符号を付して
説明を省略する。図3は実施例2に係る対物レンズ駆動
装置の要部拡大斜視図であり、(a)はレンズホルダー
12の近傍を拡大して示した斜視図であり、(b)はレ
ンズホルダー12にけるマグネット装着部41の一部を
拡大して示した斜視図である。図3の(a)に示すよう
に、レンズホルダー12には、マグネット密着面12a
とこのマグネット密着面12aに垂直なマグネット側面
位置決め面12bが形成されている。実施例2における
マグネット装着部41には、マグネット密着面12aと
マグネット側面位置決め面12bとをつなぐ位置に水平
断面がくさび形状で先端が鋭角な角を有する第1の凹形
状部12gが形成されている。また、実施例2のマグネ
ット装着部41には、図3の(b)に示すように、マグ
ネット5の底面が位置決めされるマグネット底面位置決
め面12cの中央に第2の凹形状部12dが形成されて
いる。
【0014】上記のように構成された実施例2の対物レ
ンズ駆動装置の製造工程において、マグネット5のレン
ズホルダー12への接着固定は、第2の凹形状部12d
に接着剤を塗布してマグネット5を装着する。その後、
マグネット装着部41の両側のマグネット側面位置決め
面12bとマグネット5との間に接着剤を流し込み、硬
化させる。その結果、先に第2の凹形状部12dに塗布
した接着剤の硬化とマグネット側面位置決め面12bに
流し込んだ接着剤の硬化とにより、両側のくさび形状の
第1の凹形状部12gと第2の凹形状部12dの3方に
樹脂のストッパーが形成される。このように実施例2の
対物レンズ駆動装置は構成されているため、実施例2の
対物レンズ駆動装置は、前述の実施例1の対物レンズ駆
動装置よりマグネット5がレンズホルダー12に強固に
接着固定でき、マグネット5の接着外れが確実に防止さ
れている。
【0015】《実施例3》以下、実施例3の対物レンズ
駆動装置について図4を参照しつつ説明する。なお、実
施例3の対物レンズ駆動装置は、前述の実施例1の対物
レンズ駆動装置のレンズホルダー2のみが異なるもので
あり、その他の構成は同一である。従って、実施例1と
同一の機能、構成を有する部分には同じ符号を付して説
明は省略する。図4は実施例3の対物レンズ駆動装置の
拡大斜視図であり、(a)はレンズホルダー22の近傍
を拡大して示した斜視図であり、(b)はレンズホルダ
ー22におけるマグネット装着部42の一部を拡大して
示した斜視図である。図4の(a)に示すように、実施
例3のレンズホルダー22には、マグネット5の位置決
め面として、マグネット密着面22aとこのマグネット
密着面22aに垂直な両方のマグネット側面位置決め面
22bとマグネット上面位置決め面22eとマグネット
底面位置決め面22cの4つの位置決め面が形成されて
いる。さらに、図4の(b)に示すように、上面位置決
め面22eと底面位置決め面22cのそれぞれの中央部
には、貫通孔22hと貫通孔22iが形成されている。
【0016】上記のように構成された実施例3の対物レ
ンズ駆動装置の製造工程において、マグネット5のレン
ズホルダー22への接着固定は、マグネット5をマグネ
ット密着面22aに密着するように装着した後、マグネ
ット上面位置決め面22eとマグネット底面位置決め面
22cのそれぞれの貫通孔22hと貫通孔22iからマ
グネット5とレンズホルダー22との間に接着剤を流し
込む。その結果、貫通孔22hと貫通孔22i内で硬化
した接着剤がマグネット5のスットパーとして機能し、
マグネット5のレンズホルダー22からの接着外れが防
止される。
【0017】《実施例4》以下、実施例4の対物レンズ
駆動装置について図5を参照しつつ説明する。なお、実
施例4の対物レンズ駆動装置は、前述の実施例1の対物
レンズ駆動装置のレンズホルダーのみが異なるものであ
る。従って、前述の実施例1と同一の機能、構成を有す
る部分には同じ符号を付して説明を省略し、レンズホル
ダーについてのみ説明する。図5は実施例4の対物レン
ズ駆動装置の拡大斜視図であり、(a)はレンズホルダ
ー32の近傍を拡大して示した斜視図であり、(b)は
レンズホルダー32におけるマグネット装着部43の一
部を拡大して示した斜視図である。図5の(b)に示す
ように、実施例4のレンズホルダー32には、マグネッ
ト密着面32aと、このマグネット密着面32aに垂直
なマグネット側面位置決め面32bとマグネット底面位
置決め面32cが形成されている。マグネット側面位置
決め面32bとマグネット底面位置決め面32cのそれ
ぞれの中央部に、側面から底面へとつながる溝32fが
形成されている。また、図5の(b)に示すように、マ
グネット側面位置決め面32bの上部の開放端側に上方
が広がったテーパー形状部32jが形成されている。
【0018】上記のように構成された実施例4の対物レ
ンズ駆動装置の製造工程において、マグネット5のレン
ズホルダー32への接着固定は、マグネット5をマグネ
ット密着面32aとマグネット底面位置決め面32cと
に密着するように装着した後、溝32f及びマグネット
側面位置決め面32bの開放端側に設けたテーパー形状
部32jの両側より接着剤を流し込む。その結果、マグ
ネット側面位置決め面32bとマグネット底面位置決め
面32cに形成されている溝32fに接着剤が流れ込
み、溝32fに流れ込んだ接着剤がマグネット側面位置
決め面32bとマグネット底面位置決め面32cの3方
で硬化して、これらがマグネット5のストッパーとして
機能する。従って、マグネット5のレンズホルダー32
からの接着外れが防止されている。上記のように、実施
例4の対物レンズ駆動装置においては、側面位置決め面
32bの開放端側がテーパー形状に形成されているた
め、接着剤の塗布が容易となり、作業性の向上が図られ
ている。
【0019】
【発明の効果】以上、実施例について詳細に説明したと
ころから明らかなように、本発明は次の効果を有する。
本発明の対物レンズ駆動装置によれば、レンズホルダー
のマグネット位置決め面に凹形状部あるいは貫通孔を設
けることにより、その凹形状部あるいは貫通孔に流れ込
んだ接着剤が硬化してマグネットのストッパーとして機
能する。従って、レンズホルダーのマグネットに対する
接着保持強度が強くなり、ヨークの磁力による吸引や、
各種環境変化及び経時変化等に起因するマグネットの接
着外れが発生しない対物レンズ駆動装置を実現すること
ができる。また、本発明の対物レンズ駆動装置によれ
ば、マグネット装着部に水平断面がくさび形の空間や、
マグネット側面位置決め面からマグネット底面位置決め
面につながる溝を形成することにより、硬化した接着剤
がストッパーとなり、マグネットを強固にレンズホルダ
ーに接着固定できる。さらに、本発明の対物レンズ駆動
装置によれば、マグネット装着部におけるマグネット側
面位置決め面の開放端側にテーパー形状部を形成するこ
とにより、接着剤の塗布処理が容易となり、作業性が向
上するとともに、マグネット側面位置決め面とマグネッ
ト底面位置決め面に形成された溝により、塗布した接着
剤が回り込み、マグネット位置決め面の全体に接着剤が
行き渡り安定した接着力が得られるため、優れた作業性
を有し、マグネット外れの発生しない信頼性の高い対物
レンズ駆動装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の対物レンズ駆動装置の
構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の対物レンズ駆動装置におけ
るレンズホルダー2のマグネット装着部40の形状を示
す拡大斜視図である。
【図3】本発明の実施例2の対物レンズ駆動装置におけ
るレンズホルダー12のマグネット装着部41の形状を
示す拡大斜視図である。
【図4】本発明の実施例3の対物レンズ駆動装置におけ
るレンズホルダー22のマグネット装着部42の形状を
示す拡大斜視図である。
【図5】本発明の実施例4の対物レンズ駆動装置におけ
るレンズホルダー32のマグネット装着部43の形状を
示す拡大斜視図である。
【図6】従来の対物レンズ駆動装置の構成を示す分解斜
視図である。
【図7】従来の対物レンズ駆動装置におけるレンズホル
ダーのマグネット装着部の形状を示す拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 レンズホルダー 2a マグネット密着面 2b マグネット側面位置決め面 2c マグネット底面位置決め面 3 固定部材 4 ワイヤー 5 マグネット 6 コイル組立体 7 フォーカスコイル 8 トラッキングコイル 9 配線回路基板(フレキシブルプリント基板) 10 金属板(ヨーク) 11 光ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 貴之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伴 武臣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H044 AC02 BE01 BE08 5D118 AA12 BA01 BB02 CD02 CD03 CD08 EA03 ED08 EE05 EF03 EF09 FA29 FB00 FB20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対向して配置された対物レン
    ズ、 前記対物レンズを保持するレンズホルダー、 前記レンズホルダーに設けられて少なくとも一つのマグ
    ネットを保持し、前記マグネットにおける前記対物レン
    ズと対向する面を位置決めするマグネット密着面と該マ
    グネット密着面に対して実質的に垂直なマグネット側面
    位置決め面とを有し、前記マグネット側面位置決め面の
    少なくとも1面に接着剤が充填された凹形状部又は貫通
    孔を持ち、前記マグネットが前記接着剤により固着され
    たマグネット装着部、 前記レンズホルダーを変位可能に支持する保持手段、 前記保持手段を固定する固定部材、 前記マグネットに対向して配置された駆動コイルを前記
    固定部材に固定するコイル組立体、及び前記駆動コイル
    に給電する配線回路基板、を具備することを特徴とする
    対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記マグネット装着部における前記マグ
    ネット密着面と前記マグネット側面位置決め面とをつな
    ぐ部分に鋭角な角部が形成され、該角部と前記マグネッ
    トの側面で形成されるくさび形状部分に硬化した接着剤
    が充填されていることを特徴とする請求項1に記載の対
    物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記マグネット装着部における前記マグ
    ネット側面位置決め面における記録媒体側がテーパー形
    状に形成され開放されていることを特徴とする請求項1
    に記載の対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記マグネット側面位置決め
    面に前記マグネット密着面と実質的に平行な溝が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ
    駆動装置。
JP05328299A 1999-03-01 1999-03-01 対物レンズ駆動装置 Expired - Fee Related JP3563628B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05328299A JP3563628B2 (ja) 1999-03-01 1999-03-01 対物レンズ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05328299A JP3563628B2 (ja) 1999-03-01 1999-03-01 対物レンズ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000251292A true JP2000251292A (ja) 2000-09-14
JP3563628B2 JP3563628B2 (ja) 2004-09-08

Family

ID=12938395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05328299A Expired - Fee Related JP3563628B2 (ja) 1999-03-01 1999-03-01 対物レンズ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3563628B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100421161C (zh) * 2005-06-08 2008-09-24 Tdk株式会社 透镜支架、物镜驱动装置、光拾波器及光记录再生装置
JP2011095499A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Canon Inc レンズ駆動装置
JP2013167893A (ja) * 2008-05-14 2013-08-29 Hysonic Co Ltd 振れ補正機能を備えた映像撮影装置
US20150162813A1 (en) * 2011-02-07 2015-06-11 Lg Innotek Co., Ltd. Multifunctional voice coil motor
KR20160007082A (ko) * 2014-07-11 2016-01-20 엘지이노텍 주식회사 렌즈구동모터
CN110119016A (zh) * 2018-02-05 2019-08-13 三美电机株式会社 透镜驱动装置、摄像机模块及摄像机搭载装置
KR20200133191A (ko) * 2014-07-11 2020-11-26 엘지이노텍 주식회사 렌즈구동모터
US10996425B2 (en) 2014-07-11 2021-05-04 Lg Innotek Co., Ltd. Unit for actuating lens, camera module, and optical apparatus
KR20220038622A (ko) * 2020-11-11 2022-03-29 엘지이노텍 주식회사 렌즈구동모터
JP2022058885A (ja) * 2018-02-05 2022-04-12 ミツミ電機株式会社 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
KR102680562B1 (ko) * 2018-02-05 2024-07-01 미쓰미덴기가부시기가이샤 렌즈 구동 장치, 카메라 모듈, 및 카메라 탑재 장치

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100421161C (zh) * 2005-06-08 2008-09-24 Tdk株式会社 透镜支架、物镜驱动装置、光拾波器及光记录再生装置
JP2013167893A (ja) * 2008-05-14 2013-08-29 Hysonic Co Ltd 振れ補正機能を備えた映像撮影装置
JP2011095499A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Canon Inc レンズ駆動装置
US9455617B2 (en) * 2011-02-07 2016-09-27 Lg Innotek Co., Ltd. Multifunctional voice coil motor having a rotor including a bobbin and a plurality of magnets
US20150162813A1 (en) * 2011-02-07 2015-06-11 Lg Innotek Co., Ltd. Multifunctional voice coil motor
KR102179867B1 (ko) * 2014-07-11 2020-11-17 엘지이노텍 주식회사 렌즈구동모터
KR102375959B1 (ko) * 2014-07-11 2022-03-18 엘지이노텍 주식회사 렌즈구동모터
US11899271B2 (en) 2014-07-11 2024-02-13 Lg Innotek Co., Ltd. Unit for actuating lens, camera module, and optical apparatus
KR20160007082A (ko) * 2014-07-11 2016-01-20 엘지이노텍 주식회사 렌즈구동모터
KR20200133191A (ko) * 2014-07-11 2020-11-26 엘지이노텍 주식회사 렌즈구동모터
US10996425B2 (en) 2014-07-11 2021-05-04 Lg Innotek Co., Ltd. Unit for actuating lens, camera module, and optical apparatus
JP7021434B2 (ja) 2018-02-05 2022-02-17 ミツミ電機株式会社 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
CN110119016A (zh) * 2018-02-05 2019-08-13 三美电机株式会社 透镜驱动装置、摄像机模块及摄像机搭载装置
JP2022058885A (ja) * 2018-02-05 2022-04-12 ミツミ電機株式会社 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP7269517B2 (ja) 2018-02-05 2023-05-09 ミツミ電機株式会社 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP2019135519A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 ミツミ電機株式会社 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
KR102680562B1 (ko) * 2018-02-05 2024-07-01 미쓰미덴기가부시기가이샤 렌즈 구동 장치, 카메라 모듈, 및 카메라 탑재 장치
KR20220038622A (ko) * 2020-11-11 2022-03-29 엘지이노텍 주식회사 렌즈구동모터
KR102551232B1 (ko) * 2020-11-11 2023-07-06 엘지이노텍 주식회사 렌즈구동모터

Also Published As

Publication number Publication date
JP3563628B2 (ja) 2004-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5535059A (en) Objective lens drive device and coil bobbin thereof
JP2000251292A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP3431804B2 (ja) 対物レンズ駆動装置およびその製造方法
JP2856078B2 (ja) 対物レンズアクチュエータ
JPH0750527B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH10312558A (ja) 光ピックアップ装置
JPH0419615Y2 (ja)
JP2001110072A (ja) 光学ピックアップ
JPH0766553B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP3230306B2 (ja) 対物レンズアクチュエータ
JPH1064111A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH07121893A (ja) 光学ピックアップの二軸アクチュエータ
JP2679018B2 (ja) 対物レンズ支持装置
KR19980075203A (ko) 광픽업 액츄에이터의 코일 피씨비 접속구조
JP3370447B2 (ja) 板バネの組付方法
JPH07307031A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH07307030A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH11232679A (ja) 光学式ピックアップ
JPH11312321A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP4056676B2 (ja) 光ピックアップの対物レンズ駆動装置
KR20010064031A (ko) 광픽업 조립체
JPH10334485A (ja) 光ピックアップ
JPH1064088A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2000090459A (ja) 対物レンズ駆動装置およびその製造方法
JPH0737263A (ja) 対物レンズ駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040603

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080611

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees