JP2000251176A - 防犯警報装置 - Google Patents

防犯警報装置

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JP2000251176A
JP2000251176A JP11050969A JP5096999A JP2000251176A JP 2000251176 A JP2000251176 A JP 2000251176A JP 11050969 A JP11050969 A JP 11050969A JP 5096999 A JP5096999 A JP 5096999A JP 2000251176 A JP2000251176 A JP 2000251176A
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JP11050969A
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Norihito Touya
矩仁 洞谷
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防犯監視状態の住戸内の窓やドア等が在室中の
居住者により開成された場合に異常状態を警報報知させ
ない。 【解決手段】外出時の居住者または在室中の居住者によ
り住戸内の全ての窓やドア等が戸締りされた防犯監視状
態において、在室中の居住者が戸締りされた窓やドア等
を開成させた際、防犯監視状態の警報装置4の制御部1
1は、開成された当該窓やドア等に設置され非導通され
たオフ型検知センサ1a、1b、1cからの検知信号と
非導通されたオフ型検知センサに並列接続され導通され
た人体感知センサ2a、2b、2cからの感知信号が入
力された場合には、スピーカ14から異常状態を報知す
る警報音を鳴動させず在室中の居住者に不快感を与えず
に防犯監視状態を保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防犯警報装置に係わ
り、特に防犯監視状態の住戸内の窓やドア等が在室中の
居住者により開成された場合に異常状態を警報報知させ
ない防犯警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、住戸内の複数の窓やドア(以
下、窓等と称す)にそれぞれ設置される各センサによ
り、当該窓等が開成されていることを検出し警報音を鳴
動させて窓の戸締りがされていないことを報知するとと
もに、戸締りされている窓が開成されたときには警報音
を鳴動して不審者等の侵入を報知する防犯警報装置とし
て、図3のブロック図に示す構成の防犯警報装置が提案
されている。
【0003】同図に示す防犯警報装置は、住戸内の窓等
にそれぞれ設置され当該窓等の開閉(開成、閉成)に伴
い非導通(オフ)、導通(オン)され、当該窓等が開成
される非導通により検知信号を出力して異常状態を検知
するオフ型検知センサ101a、101b、101c
と、戸外にて防犯設定を行うために押下される戸外防犯
設定スイッチ102と、住戸内に設置され戸外防犯設定
スイッチ102、または後述する住戸内防犯設定スイッ
チ110の押下による防犯設定およびその報知機能、オ
フ型検知センサ101a、101b、101cからの検
知信号による異常状態の検出およびその報知機能が備え
られた警報装置103とで構成されている。
【0004】警報装置103には、住戸内にて防犯設定
を行うために押下される住戸内防犯設定スイッチ110
と、センサ接続ラインL101に直列接続されたオフ型検
知センサ101a、101b、101c、戸外防犯設定
スイッチ102、住戸内防犯設定スイッチ110がそれ
ぞれ接続される制御部111と、制御部111の制御に
より能動となり後述する異常状態を報知する警報音信
号、防犯監視状態を報知する防犯監視状態確認音信号を
それぞれ生成出力する音声合成IC112と、音声合成
IC112からの警報音信号、防犯監視状態確認音信号
をそれぞれ増幅するスピーカアンプ113と、スピーカ
アンプ113を介した警報音信号、防犯監視状態確認音
信号を警報音、防犯監視状態確認音としてそれぞれ鳴動
するスピーカ114が備えられている。
【0005】このように構成された防犯警報装置におい
て、外出時の居住者が住戸内の全ての窓等を戸締りする
際、何れかの窓、ここではオフ型検知センサ101aが
設置された窓が開成されていると、オフ型検知センサ1
01aが非導通され異常状態が検知された検知信号S10
1aが警報装置103の制御部111に入力され、センサ
接続ラインL101は非導通状態となる。
【0006】ここで、外出時の居住者が戸外にて防犯設
定するために戸外防犯設定スイッチ102を押下する
と、警報装置103の制御部111は待受状態から戸締
り検出状態に移行される。戸締り検出状態の制御部11
1は、オフ型検知センサ101a、101b、101c
からの検知信号の入力の有無を検出する。ここでは入力
された検知信号S101aおよび非導通状態のセンサ接続ラ
インL101により、オフ型検知センサ101aが設置さ
れた窓が開成されていることを検出し異常検出状態とな
る。異常検出状態の制御部111は、音声合成IC11
2から警報音信号S111を生成出力させる。この警報音
信号S111はスピーカアンプ113にて増幅された警報
音としてスピーカ114から鳴動され、住戸内の何れか
の窓等が開成された異常状態であることが報知される。
【0007】警報装置103のスピーカ114にて鳴動
された警報音により、住戸内の何れかの窓等が開成され
た異常状態であることを確認した外出時の居住者が、当
該警報音の鳴動を停止するために戸外防犯設定スイッチ
102を押下すると、異常検出状態の制御部111は待
受状態に復旧され、音声合成IC112からの当該警報
音信号の生成出力が停止される。これを確認後、開成さ
れているオフ型検知センサ101aが設置された窓が外
出時の居住者により閉成され、住戸内の全ての窓等が戸
締りされると、当該窓等に設置されたオフ型検知センサ
101a、101b、101cは全て導通され、センサ
接続ラインL101は導通状態となる。
【0008】ここで、外出時の居住者が戸外にて防犯設
定するために戸外防犯設定スイッチ102を押下する
と、警報装置103の制御部111は待受状態から戸締
り検出状態に移行される。戸締り検出状態の制御部11
1は、住戸内の全ての窓等が戸締りされたことにより当
該検知信号を検出せずに防犯監視状態となる。防犯監視
状態の制御部111は、音声合成IC112から防犯監
視状態確認音信号S112を生成出力させる。この防犯監
視状態確認音信号S112はスピーカアンプ113にて増
幅された防犯監視状態確認音としてスピーカ114から
鳴動され、住戸内の全ての窓等が戸締りされた防犯監視
状態であることが報知される。
【0009】更に、上述の防犯監視状態において、不審
者等により住戸内の何れかの窓等が開成される、ここで
はオフ型検知センサ101bが設置された窓が開成され
ると、導通されているオフ型検知センサ101bは非導
通され異常状態が検知された検知信号S101bが警報装置
103の制御部111に入力され、センサ接続ラインL
101は非導通状態となる。
【0010】防犯監視状態の制御部111は、オフ型検
知センサ101a、101b、101cからの検知信号
の入力の有無を検出する。ここでは入力された検知信号
S101bおよび非導通状態のセンサ接続ラインL101によ
り、オフ型検知センサ101bが設置された窓が開成さ
れていることを検出し異常検出状態となる。異常検出状
態の制御部111は、音声合成IC112から警報音信
号S111を生成出力させ、この警報音信号S111はスピー
カアンプ113にて増幅された警報音としてスピーカ1
14から鳴動され、住戸内の何れかの窓等が開成された
異常状態であることが報知される。
【0011】尚、上述の防犯設定(防犯監視状態)を解
除するためには、住戸内に居住者が不在の場合には戸外
防犯設定スイッチ102を押下し、住戸内に居住者が在
室中の場合には警報装置103の住戸内防犯設定スイッ
チ110を押下することにより、この操作を検出した制
御部111の制御により防犯監視状態から待受状態に復
旧される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
防犯警報装置は上述のように構成されているので、外出
時の居住者により住戸内の全ての窓等が戸締りされた防
犯監視状態において、外出時の居住者以外の住戸内に在
室中の居住者が任意の窓等を開成させると、警報装置1
03の制御部111は防犯監視状態から当該窓等の開成
による異常検出状態に移行され、住戸内に居住者が在室
しているのにも拘わらず、スピーカ114から警報音を
鳴動させ在室中の居住者に不快感を与えてしまう難点が
あった。
【0013】本発明は上述の難点を解消するためになさ
れたもので、住戸内の全ての窓等が戸締りされた防犯監
視状態において、住戸内に居住者が在室している場合に
は、住戸内の居住者により任意の窓等が開成されても異
常状態を警報報知せず、在室中の居住者に不快感を与え
ない防犯警報装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明による防犯警報装置は、住戸内に窓やド
アが開成したことを検知して検知信号を出力するオフ型
検知センサと、検知信号を受信したときに警報音を出力
するよう制御する制御部とを備え、住戸内の居住者が窓
やドアを開成した場合に人体を感知し、オフ型検知セン
サが検知したとき制御部で警報音を出力しないよう制御
し、住戸内に居住者が居ないとき窓やドアが開成した場
合にオフ型検知センサが検知することにより制御部で警
報音を出力するよう制御するためのオフ型検知センサに
並列接続される人体感知センサを備えたものである。
【0015】また、本発明による防犯警報装置は、住戸
内に窓やドアが開成したことを検知して検知信号を出力
するオン型検知センサと、検知信号を受信したときに警
報音を出力するよう制御する制御部とを備え、住戸内の
居住者が窓やドアを開成した場合に人体を感知し、オン
型検知センサが検知したとき制御部で警報音を出力しな
いよう制御し、住戸内に居住者が居ないとき窓やドアが
開成した場合にオン型検知センサが検知することにより
制御部で警報音を出力するよう制御するためのオン型検
知センサに直列接続される人体感知センサを備えたもの
である。
【0016】このような防犯警報装置によれば、外出時
の居住者または在室中の居住者により住戸内の全ての窓
やドア等が戸締りされた防犯監視状態において、在室中
の居住者が戸締りされた窓やドア等を開成させた際、防
犯監視状態の警報装置の制御部は、開成された当該窓や
ドア等に設置され非導通されたオフ型検知センサからの
検知信号と非導通されたオフ型検知センサに並列接続さ
れ導通された人体感知センサからの感知信号が入力され
た場合、または開成された当該窓等に設置され導通され
たオン型検知センサからの検知信号と導通されたオン型
検知センサに直列接続され非導通された人体感知センサ
からの感知信号が入力された場合には、スピーカから異
常状態を報知する警報音を鳴動させず在室中の居住者に
不快感を与えずに防犯監視状態を保持することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による防犯警報装置
を適用した好ましい形態の一実施例について、図面を参
照して説明する。図1は本発明による防犯警報装置の一
実施例の構成を示すブロック図であり、住戸内の複数、
ここでは3つの窓やドア(以下、窓等と称す)にそれぞ
れ設置され当該窓等の開閉(開成、閉成)に伴い非導通
(オフ)、導通(オン)され、当該窓等が開成される非
導通により検知信号を出力して異常状態を検知するオフ
型検知センサ1a、1b、1cと、住戸内に在室中の居
住者が窓等を開成した場合に当該居住者の人体を感知し
感知の有無により導通、非導通され人体が感知された場
合に感知信号を出力するオフ型検知センサ1a、1b、
1cに並列接続されるオン型の人体感知センサ2a、2
b、2cと、戸外にて防犯設定を行うために押下される
戸外防犯設定スイッチ3と、住戸内に設置され戸外防犯
設定スイッチ3、または後述する住戸内防犯設定スイッ
チ10の押下による防犯設定およびその報知機能、オフ
型検知センサ1a、1b、1cからの検知信号および人
体感知センサ2a、2b、2cからの感知信号による異
常状態の検出およびその報知機能が備えられた警報装置
4とで構成されている。尚、ここでは戸締り検出および
人体感知が行なわれる窓等を3つとしているが、これに
限定されす任意の数とすることができる。
【0018】警報装置4には、住戸内にて防犯設定を行
うために押下される住戸内防犯設定スイッチ10と、セ
ンサ接続ラインL1に直列接続されたオフ型検知センサ
1a、1b、1c、戸外防犯設定スイッチ3、住戸内防
犯設定スイッチ10がそれぞれ接続される制御部11
と、制御部11の制御により能動となり後述する異常状
態を報知する警報音信号、防犯監視状態を報知する防犯
監視状態確認音信号をそれぞれ生成出力する音声合成I
C12と、音声合成IC12からの警報音信号、防犯監
視状態確認音信号をそれぞれ増幅するスピーカアンプ1
3と、スピーカアンプ13を介した警報音信号、防犯監
視状態確認音信号を警報音、防犯監視状態確認音として
それぞれ鳴動するスピーカ14が備えられている。
【0019】このように構成された防犯警報装置におい
て、以下、その動作について説明する。住戸内に居住者
が不在、または在室中であり、外出時の居住者が住戸内
の全ての窓等を戸締りする場合、或いは在室中の居住者
が住戸内の全ての窓等を戸締りする場合において、何れ
かの窓、ここではオフ型検知センサ1aが設置された窓
が開成されていると、オフ型検知センサ1aが非導通さ
れ異常状態が検知された検知信号S1aが警報装置4の制
御部11に入力され、センサ接続ラインL1は非導通状
態となる。尚、このとき、非導通されたオフ型検知セン
サ1a、導通されたオフ型検知センサ1b、1cにそれ
ぞれ並列接続される人体感知センサ2a、2b、2cは
全て非導通されている。
【0020】ここで、外出時の居住者が戸外にて防犯設
定するために戸外防犯設定スイッチ3を押下する、或い
は在室中の居住者が防犯設定するために警報装置4の住
戸内防犯設定スイッチ10を押下すると、警報装置4の
制御部11に防犯設定信号S11、S12がそれぞれ入力さ
れ、制御部11は待受状態から戸締り検出および人体検
出状態に移行され、防犯監視状態に移行されるまでの所
定の時間内において人体感知センサ2a、2b、2cの
非導通状態を保持する。戸締り検出および人体検出状態
の制御部11は、オフ型検知センサ1a、1b、1cか
らの検知信号、および人体感知センサ2a、2b、2c
からの感知信号の入力の有無を検出する。ここでは入力
された検知信号S1aおよび非導通状態のセンサ接続ライ
ンL1により、オフ型検知センサ1aが設置された窓が
開成されていることを検出し異常検出状態となる。異常
検出状態の制御部11は、音声合成IC12から警報音
信号S21を生成出力させる。この警報音信号S21はスピ
ーカアンプ13にて増幅された警報音としてスピーカ1
4から鳴動され、住戸内の何れかの窓等が開成された異
常状態であることが報知される。
【0021】警報装置4のスピーカ14にて鳴動された
警報音により、住戸内の何れかの窓等が開成された異常
状態であることを確認した外出時の居住者、或いは在室
中の居住者が、当該警報音の鳴動を停止するために戸外
防犯設定スイッチ3を押下する、或いは警報装置4の住
戸内防犯設定スイッチ10を押下すると、異常検出状態
の制御部11は待受状態に復旧され、音声合成IC12
からの当該警報音信号の生成出力が停止される。これを
確認後、開成されているオフ型検知センサ1aが設置さ
れた窓が外出時の居住者、或いは在室中の居住者により
閉成され、当該住戸内の全ての窓等が戸締りされると、
当該窓等に設置されたオフ型検知センサ1a、1b、1
cは全て導通され、センサ接続ラインL1は導通状態と
なる。尚、このとき、導通されたオフ型検知センサ1
a、1b、1cにそれぞれ並列接続される人体感知セン
サ2a、2b、2cは全て非導通されている。
【0022】ここで、外出時の居住者が戸外にて防犯設
定するために戸外防犯設定スイッチ3を押下する、或い
は在室中の居住者が防犯設定するために警報装置4の住
戸内防犯設定スイッチ10を押下すると、警報装置4の
制御部11に防犯設定信号S11、S12がそれぞれ入力さ
れ、制御部11は待受状態から戸締り検出および人体検
出状態に移行され、防犯監視状態に移行されるまでの所
定の時間内において人体感知センサ2a、2b、2cの
非導通状態を保持する。戸締り検出および人体検出状態
の制御部11は、住戸内の全ての窓等が戸締りされ人体
感知センサ2a、2b、2cの非導通状態の保持により
当該検知信号、感知信号を検出せずに防犯監視状態とな
る。防犯監視状態の制御部11は、音声合成IC12か
ら防犯監視状態確認音信号S22を生成出力させる。この
防犯監視状態確認音信号S22はスピーカアンプ13にて
増幅された防犯監視状態確認音としてスピーカ14から
鳴動され、住戸内の全ての窓等が戸締りされた防犯監視
状態であることが報知される。
【0023】更に、上述の防犯監視状態において、不審
者等により住戸内の何れかの窓等が開成される、ここで
はオフ型検知センサ1bが設置された窓が開成される
と、導通されているオフ型検知センサ1bが非導通され
異常状態が検知された検知信号S1bが警報装置4の制御
部11に入力され、センサ接続ラインL1は非導通状態
となる。尚、このとき、導通されたオフ型検知センサ1
a、1c、非導通されたオフ型検知センサ1bにそれぞ
れ並列接続される人体感知センサ2a、2c、2bは全
て非導通されている。
【0024】防犯監視状態の制御部11は、オフ型検知
センサ1a、1b、1cからの検知信号、人体感知セン
サ2a、2b、2cからの感知信号の入力の有無を検出
する。ここでは入力された検知信号S1bおよび非導通状
態のセンサ接続ラインL1により、オフ型検知センサ1
bが設置された窓が開成されていることを検出し異常検
出状態となる。異常検出状態の制御部11は、音声合成
IC12から警報音信号S21を生成出力させる。この警
報音信号S21はスピーカアンプ13にて増幅された警報
音としてスピーカ14から鳴動され、住戸内の何れかの
窓等が開成された異常状態であることが報知される。
【0025】一方、上述の防犯監視状態において、在室
中の居住者により住戸内の何れかの窓等が開成される、
ここではオフ型検知センサ1cが設置された窓が開成さ
れると、導通されているオフ型検知センサ1cが非導通
され異常状態が検知された検知信号S1cと、非導通され
たオフ型検知センサ1cに並列接続される人体感知セン
サ2cが導通され人体感知された感知信号S2cとが警報
装置4の制御部11にそれぞれ入力され、センサ接続ラ
インL1は導通状態のまま保持される。尚、このとき、
導通されたオフ型検知センサ1a、1bにそれぞれ並列
接続される人体感知センサ2a、2bは非導通されてい
る。
【0026】防犯監視状態の制御部11は、入力された
検知信号S1c、感知信号S2cおよび導通状態のセンサ接
続ラインL1により、オフ型検知センサ1cが設置され
た窓の開成を検出(異常状態検出)せずに防犯監視状態
を保持する。これにより、スピーカ14から異常状態を
報知する警報音が鳴動されず在室中の居住者に不快感を
与えない。
【0027】尚、上述の防犯設定(防犯監視状態)を解
除するために、住戸内に居住者が不在の場合には戸外防
犯設定スイッチ3を押下し、在室中の場合には警報装置
4の住戸内防犯設定スイッチ10を押下することによ
り、この操作を検出した制御部11の制御により防犯監
視状態から待受状態に復旧される。上述の本発明による
防犯警報装置の一実施例では、住戸内の全ての窓等にそ
れぞれ設置され当該窓等の開閉(開成、閉成)を検知す
るセンサを、当該窓等の開閉(開成、閉成)に伴い非導
通(オフ)、導通(オン)され、当該窓等が開成される
非導通により検知信号を出力して異常状態を検知するオ
フ型検知センサ1a、1b、1cを用いたが、本発明に
よる防犯警報装置の他の実施例として、住戸内の全ての
窓等にそれぞれ設置され当該窓等の開閉(開成、閉成)
を検知するセンサを、当該窓等の開閉(開成、閉成)に
伴い導通(オン)、非導通(オフ)され、当該窓等が開
成される導通により検知信号を出力して異常状態を検知
するオン型検知センサ51a、51b、51cを用いた
防犯警報装置について、図2のブロック図を参照して説
明する。
【0028】同図に示す防犯警報装置は、住戸内の複
数、ここでは3つの窓やドア(以下、窓等と称す)にそ
れぞれ設置され当該窓等の開閉(開成、閉成)に伴い導
通(オン)、非導通(オフ)され、当該窓等が開成され
る導通により検知信号を出力して異常状態を検知するオ
ン型検知センサ51a、51b、51cと、住戸内に在
室中の居住者が窓等を開成した場合に当該居住者の人体
を感知し感知の有無により非導通、導通され人体が感知
された場合に感知信号を出力するオン型検知センサ51
a、51b、51cに直列接続されるオフ型の人体感知
センサ52a、52b、52cと、戸外にて防犯設定を
行うために押下される戸外防犯設定スイッチ53と、住
戸内に設置され戸外防犯設定スイッチ53、または後述
する住戸内防犯設定スイッチ60の押下による防犯設定
およびその報知機能、オン型検知センサ51a、51
b、51cからの検知信号および人体感知センサ52
a、52b、52cからの感知信号による異常状態の検
出およびその報知機能が備えられた警報装置54とで構
成され、戸外防犯設定スイッチ53および警報装置54
は上述の本発明による一実施例と同様な構成となってい
る。尚、ここでは戸締り検出および人体感知が行なわれ
る窓等を3つとしているが、これに限定されす任意の数
とすることができる。
【0029】警報装置54には、住戸内にて防犯設定を
行うために押下される住戸内防犯設定スイッチ60と、
センサ接続ラインL51に並列接続されたオン型検知セン
サ51a、51b、51c、戸外防犯設定スイッチ5
3、住戸内防犯設定スイッチ60がそれぞれ接続される
制御部61と、制御部61の制御により能動となり後述
する異常状態を報知する警報音信号、防犯監視状態を報
知する防犯監視状態確認音信号をそれぞれ生成出力する
音声合成IC62と、音声合成IC62からの警報音信
号、防犯監視状態確認音信号をそれぞれ増幅するスピー
カアンプ63と、スピーカアンプ63を介した警報音信
号、防犯監視状態確認音信号を警報音、防犯監視状態確
認音としてそれぞれ鳴動するスピーカ64が備えられて
いる。
【0030】このように構成された防犯警報装置におい
て、以下、その動作について説明する。住戸内に居住者
が不在、または在室中であり、外出時の居住者が住戸内
の全ての窓等を戸締りする場合、或いは在室中の居住者
が住戸内の全ての窓等を戸締りする場合において、何れ
かの窓、ここではオン型検知センサ51aが設置された
窓が開成されていると、オン型検知センサ51aが導通
され異常状態が検知された検知信号S51aが警報装置5
4の制御部61に入力され、センサ接続ラインL51は導
通状態となる。尚、このとき、導通されたオン型検知セ
ンサ51a、非導通されたオン型検知センサ51b、5
1cにそれぞれ直列接続される人体感知センサ52a、
52b、52cは全て導通されている。
【0031】ここで、外出時の居住者が戸外にて防犯設
定するために戸外防犯設定スイッチ53を押下する、或
いは在室中の居住者が防犯設定するために警報装置54
の住戸内防犯設定スイッチ60を押下すると、警報装置
54の制御部61に防犯設定信号S61、S62がそれぞれ
入力され、制御部61は待受状態から戸締り検出および
人体検出状態に移行され、防犯監視状態に移行されるま
での所定の時間内において人体感知センサ52a、52
b、52cの導通状態を保持する。戸締り検出および人
体検出状態の制御部61は、オン型検知センサ51a、
51b、51cからの検知信号、および人体感知センサ
52a、52b、52cからの感知信号の入力の有無を
検出する。ここでは入力された検知信号S51aおよび導
通状態のセンサ接続ラインL51により、オン型検知セン
サ51aが設置された窓が開成されていることを検出し
異常検出状態となる。異常検出状態の制御部61は、音
声合成IC62から警報音信号S71を生成出力させる。
この警報音信号S71はスピーカアンプ63にて増幅され
た警報音としてスピーカ64から鳴動され、住戸内の何
れかの窓等が開成された異常状態であることが報知され
る。
【0032】警報装置54のスピーカ64にて鳴動され
た警報音により、住戸内の何れかの窓等が開成された異
常状態であることを確認した外出時の居住者、或いは在
室中の居住者が、当該警報音の鳴動を停止するために戸
外防犯設定スイッチ53を押下する、或いは警報装置5
4の住戸内防犯設定スイッチ60を押下すると、異常検
出状態の制御部61は待受状態に復旧され、音声合成I
C62からの当該警報音信号の生成出力が停止される。
これを確認後、開成されているオン型検知センサ51a
が設置された窓が外出時の居住者、或いは在室中の居住
者により閉成され、当該住戸内の全ての窓等が戸締りさ
れると、当該窓等に設置されたオン型検知センサ51
a、51b、51cは全て非導通され、センサ接続ライ
ンL51は非導通状態となる。尚、このとき、非導通され
たオン型検知センサ51a、51b、51cにそれぞれ
直列接続される人体感知センサ52a、52b、52c
は全て導通されている。
【0033】ここで、外出時の居住者が戸外にて防犯設
定するために戸外防犯設定スイッチ53を押下する、或
いは在室中の居住者が防犯設定するために警報装置54
の住戸内防犯設定スイッチ60を押下すると、警報装置
54の制御部61に防犯設定信号S61、S62がそれぞれ
入力され、制御部61は待受状態から戸締り検出および
人体検出状態に移行され、防犯監視状態に移行されるま
での所定の時間内において人体感知センサ52a、52
b、52cの導通状態を保持する。戸締り検出および人
体検出状態の制御部61は、住戸内の全ての窓等が戸締
りされ人体感知センサ52a、52b、52cの導通状
態の保持により当該検知信号、感知信号を検出せずに防
犯監視状態となる。防犯監視状態の制御部61は、音声
合成IC62から防犯監視状態確認音信号S72を生成出
力させる。この防犯監視状態確認音信号S72はスピーカ
アンプ63にて増幅された防犯監視状態確認音としてス
ピーカ64から鳴動され、住戸内の全ての窓等が戸締り
された防犯監視状態であることが報知される。
【0034】更に、上述の防犯監視状態において、不審
者等により住戸内の何れかの窓等が開成される、ここで
はオン型検知センサ51bが設置された窓が開成される
と、非導通されているオン型検知センサ51bが導通さ
れ異常状態が検知された検知信号S51bが警報装置54
の制御部61に入力され、センサ接続ラインL51は導通
状態となる。尚、このとき、非導通されたオン型検知セ
ンサ51a、51c、導通されたオン型検知センサ51
bにそれぞれ直列接続される人体感知センサ52a、5
2c、52bは全て導通されている。
【0035】防犯監視状態の制御部61は、オン型検知
センサ51a、51b、51cからの検知信号、人体感
知センサ52a、52b、52cからの感知信号の入力
の有無を検出する。ここでは入力された検知信号S51b
および導通状態のセンサ接続ラインL51により、オン型
検知センサ51bが設置された窓が開成されていること
を検出し異常検出状態となる。異常検出状態の制御部6
1は、音声合成IC62から警報音信号S71を生成出力
させる。この警報音信号S71はスピーカアンプ63にて
増幅された警報音としてスピーカ64から鳴動され、住
戸内の何れかの窓等が開成された異常状態であることが
報知される。
【0036】一方、上述の防犯監視状態において、在室
中の居住者により住戸内の何れかの窓等が開成される、
ここではオン型検知センサ51cが設置された窓が開成
されると、非導通されているオン型検知センサ51cが
導通され異常状態が検知された検知信号S51cと、導通
されたオン型検知センサ51cに直列接続される人体感
知センサ52cが非導通され人体感知された感知信号S
52cが警報装置54の制御部61にそれぞれ入力され、
センサ接続ラインL51は非導通状態となる。尚、このと
き、非導通されたオン型検知センサ51a、51bにそ
れぞれ直列接続される人体感知センサ52a、52bは
導通されている。
【0037】防犯監視状態の制御部61は、入力された
検知信号S51c、感知信号S52cおよび非導通状態のセン
サ接続ラインL51により、オン型検知センサ51cが設
置された窓の開成を検出(異常状態検出)せずに防犯監
視状態を保持する。これにより、スピーカ64から異常
状態を報知する警報音が鳴動されず在室中の居住者に不
快感を与えない。
【0038】尚、上述の防犯設定(防犯監視状態)を解
除するために、住戸内に居住者が不在の場合には戸外防
犯設定スイッチ53を押下し、在室中の場合には警報装
置54の住戸内防犯設定スイッチ60を押下することに
より、この操作を検出した制御部61の制御により防犯
監視状態から待受状態に復旧される。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の防犯警報装置によれば、外出時の居住者または在室中
の居住者により住戸内の全ての窓やドア等が戸締りされ
た防犯監視状態において、在室中の居住者が戸締りされ
た窓やドア等を開成させた際、防犯監視状態の警報装置
の制御部は、開成された当該窓やドア等に設置され非導
通されたオフ型検知センサからの検知信号と非導通され
たオフ型検知センサに並列接続され導通された人体感知
センサからの感知信号が入力された場合、または開成さ
れた当該窓やドア等に設置され導通されたオン型検知セ
ンサからの検知信号と導通されたオン型検知センサに直
列接続され非導通された人体感知センサからの感知信号
が入力された場合には、スピーカから異常状態を報知す
る警報音を鳴動させず在室中の居住者に不快感を与えず
に防犯監視状態を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による防犯警報装置の一実施例の構成を
示すブロック図。
【図2】本発明による防犯警報装置の他の実施例の構成
を示すブロック図。
【図3】従来の防犯警報装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1a、1b,1c・・・・・オフ型検知センサ 2a、2b、2c、52a、52b、52c・・・・・人体
感知センサ 51a、51b、51c・・・・・オン型検知センサ 11、61・・・・・制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住戸内に窓やドアが開成したことを検知し
    て検知信号を出力するオフ型検知センサ(1a、1b、
    1c)と、前記検知信号を受信したときに警報音を出力
    するよう制御する制御部(11)とを備え、 住戸内の居住者が前記窓やドアを開成した場合に人体を
    感知し、前記オフ型検知センサが検知したとき前記制御
    部で警報音を出力しないよう制御し、住戸内に居住者が
    居ないとき前記窓やドアが開成した場合に前記オフ型検
    知センサが検知することにより前記制御部で警報音を出
    力するよう制御するための前記オフ型検知センサに並列
    接続される人体感知センサ(2a、2b、2c)を備え
    たことを特徴とする防犯警報装置。
  2. 【請求項2】住戸内に窓やドアが開成したことを検知し
    て検知信号を出力するオン型検知センサ(51a、51
    b、51c)と、前記検知信号を受信したときに警報音
    を出力するよう制御する制御部(61)とを備え、 住戸内の居住者が前記窓やドアを開成した場合に人体を
    感知し、前記オン型検知センサが検知したとき前記制御
    部で警報音を出力しないよう制御し、住戸内に居住者が
    居ないとき前記窓やドアが開成した場合に前記オン型検
    知センサが検知することにより前記制御部で警報音を出
    力するよう制御するための前記オン型検知センサに直列
    接続される人体感知センサ(52a、52b、52c)
    を備えたことを特徴とする防犯警報装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005165102A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Nec Electronics Corp 表示装置、その駆動回路およびその駆動方法
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