JP2000250526A - 画像表示制御方法及び装置 - Google Patents

画像表示制御方法及び装置

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JP2000250526A
JP2000250526A JP11096738A JP9673899A JP2000250526A JP 2000250526 A JP2000250526 A JP 2000250526A JP 11096738 A JP11096738 A JP 11096738A JP 9673899 A JP9673899 A JP 9673899A JP 2000250526 A JP2000250526 A JP 2000250526A
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image
data
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signal
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Maki Nakano
真樹 中野
Hidekazu Matsuzaki
英一 松崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラーによる影響の大きいコマンドデータに
おける伝送エラーを検知する。 【解決手段】 制御部から表示部200に画像信号を出
力して画像を表示する画像表示システムにおいて、表示
部200に対するコマンドデータを複数回連続して送信
し、その送信されるコマンドデータを表示部200で受
信すると、それら連続して受信されたコマンドデータ同
士を比較し、比較により一致したコマンドデータを制御
データ記憶部904に記憶し、比較により不一致のコマ
ンドデータの再送を制御部に要求する。また多数決によ
り決定したコマンドデータを制御データ記憶部904に
記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示信号を表
示装置に出力して画像を表示する画像表示方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像表示制御部と表示部とをデジタル・
インターフェースを介して接続した画像表示システムが
知られている。このような画像表示システムでは、画像
表示制御部から表示部に対して、このデジタルインター
フェースを介して画像データを伝送し、又これととも
に、表示制御部から表示部に対して各種動作を要求する
コマンドデータも、このインターフェースを介して送信
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成におい
て、画像データの送信中にその画像データにエラーが発
生しても、次の画像データの送信時に全画像データがリ
フレッシュされて更新されるためそれほど問題がない
が、コマンドデータの場合には、例えば、ある要求が発
生した時や、変更があった場合などに1回だけ送られる
だけであるため、そのコマンドデータの伝送時にエラー
が発生すると、この画像表示システム全体の動作に影響
を及ぼすことになる。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、エラーによる影響の大きいコマンドデータにおける
伝送エラーを検知できるようにした画像表示方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0005】また本発明の目的は、コマンドデータの伝
送エラーを検知し、エラーが発生したコマンドデータを
再送させるか、或は自動的に修復させることにより、コ
マンドデータの伝送時の信頼性を高めた画像表示方法及
び装置を提供することにある。
【0006】また本発明の目的は、特別なタイミング信
号を追加することなく、画像データとコマンドデータと
を識別可能にして伝送できる画像表示方法及び装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像表示装置は以下のような構成を備える。
即ち、表示部に画像信号を出力して画像を表示する画像
表示制御装置であって、同じコマンドデータを前記表示
部に対して複数回送信する送信手段と、前記送信手段に
より送信されるコマンドデータを前記表示部で受信する
受信手段と、前記受信手段により受信されたコマンドデ
ータ同士を比較する比較手段と、前記比較手段による比
較により一致したコマンドデータを記憶する記憶手段
と、前記比較手段による比較により不一致のコマンドデ
ータの再送を要求する再送要求手段とを有することを特
徴とする。
【0008】上記目的を達成するために本発明の画像表
示装置は以下のような構成を備える。即ち、表示部に画
像信号を出力して画像を表示する画像表示制御装置であ
って、同じコマンドデータを前記表示部に対して3以上
の奇数回送信する送信手段と、前記送信手段により送信
されるコマンドデータを前記表示部で受信する受信手段
と、前記受信手段で受信されたコマンドデータ同士を比
較する比較手段と、前記比較手段による比較により多数
一致したコマンドデータをコマンドデータとして決定す
る決定手段とを有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために本発明の画像表
示方法は以下のような工程を備える。即ち、表示部に画
像信号を出力して画像を表示する画像表示制御方法であ
って、同じコマンドデータを前記表示部に対して3以上
の奇数回送信する送信工程と、前記送信工程により送信
されるコマンドデータを前記表示部で受信する受信工程
と、前記受信工程で受信されたコマンドデータ同士を比
較する比較工程と、前記比較工程による比較により多数
一致したコマンドデータをコマンドデータとして決定す
る決定工程とを有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために本発明の画像表
示方法は以下のような工程を備える。即ち、表示部に画
像信号を出力して画像を表示する画像表示制御方法であ
って、前記表示部に対するコマンドデータを送信する送
信工程と、前記送信工程で送信されるコマンドデータを
前記表示部で受信する受信工程と、前記受信工程で受信
されたコマンドデータを返送する返送工程と、前記返送
工程で返送されたコマンドデータと前記送信工程で送信
したコマンドデータとを比較する比較工程と、前記比較
工程による比較により不一致の場合、前記コマンドデー
タを前記表示部に再送する再送工程とを有することを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0012】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像表示システムの構成を示すブロック図
で、この表示システムはビデオ信号を受取って処理し、
その処理済みの画像信号を表示部200に出力する制御
部100と、この制御部100から送られてくる画像信
号を受取って画像を表示する、例えば平面型ディスプレ
イ等の表示部200とを有している。
【0013】まず制御部100の構成を説明する。10
1は制御部100の動作を制御するCPUで、プログラ
ムメモリ101aに記憶された制御プログラムに従って
各種制御処理を実行している。102はリモコン受信部
で、オペレータにより操作されるリモコン(不図示)よ
りの赤外光を受信し、その赤外光に含まれるデータを抽
出してCPU101に出力する。これによりCPU10
1は、そのデータを解析(デコード)し、その解析結果
に応じてデジタル画像処理部103、デジタル・インタ
ーフェース(I/F)送信部105などを制御してい
る。104はルックアップテーブルで、デジタル画像処
理部103における画像処理の際に参照される各種デー
タを記憶している。尚、このデジタル画像処理部103
における画像処理には、拡大補間、縮小機能、及び画質
調整用演算機能等が含まれている。デジタル・インター
フェース(I/F)送信部105は、デジタル画像処理
部103で処理された画像信号を、その同期信号ととも
に表示部200に送信するとともに、CPU101にお
けるリモコンデータの解析結果に応じたコマンドデータ
も表示部200に送信している。
【0014】尚、入力するビデオ信号としては、NTS
C等のテレビ信号でも、或はRGBなどのデジタル信号
のいずれでも良く、又ビデオ信号の入力系統は1つだけ
でなく、複数設けられていてもよい。
【0015】次に、表示部200の構成について説明す
る。
【0016】201はCPUで、表示部200全体の動
作を制御している。このCPU201は、CPU201
により実行されるプログラムを記憶するプログラムメモ
リ201a、更には受信したコマンドデータなどを記憶
するメモリ201bを備えている。202は表示パネル
で、本実施の形態では、例えばマトリクス状に配列され
た電子放出素子と、それら電子放出素子から放出される
電子により発光する蛍光体を備えるフェースプレートを
有する平面型の表示パネルである。203はYドライバ
で、表示パネル202の走査線方向の配線(行配線)を
駆動する。204はXドライバで、ラインメモリ205
に記憶された1水平走査ライン分の画像データに応じて
表示パネル202の列配線を駆動している。206はデ
ジタル・インターフェース(I/F)受信部で、制御部
100のデジタル・インターフェース送信部105から
送られてくる画像信号、コマンド及び同期信号等を受信
して、例えばコマンドや同期信号はCPU201に、ま
た同期信号に応じてYドライバ203を駆動し、更に画
像信号をラインメモリ206に出力して格納している。
尚、デジタル・インターフェース送信部105と受信部
206とを接続するラインはデジタル・インターフェー
ス専用線で、コマンドや画像信号は、パラレル或はシリ
アルデータとして送信される。また、ユーザによるリモ
コン操作により設定された画質や明るさ、コントラスト
等の調整値等は、制御部100のCPU101の不図示
のメモリ(不揮発)、及び表示部200のCPU201
のメモリ201b(不揮発)にそれぞれ記憶される。
【0017】[実施の形態1]図2は本実施の形態1の
表示部200のデジタル・インターフェース受信部20
6の伝送エラー検知回路の構成を示すブロック図で、図
3はその信号タイミングを説明するタイミング図であ
る。尚、ここでコマンドは、クロック信号と同期信号
(SYNC)に同期して2回連続して送られてくるもの
とする。
【0018】図2において、11,12は通信用インタ
ーフェースケーブル、21は差動レシーバ、22は差動
信号トランスミッタである。31,32はDタイプのフ
リップフロップ(D−F/F)、41はEXOR(排他
的論理和)回路、42はAND回路、43はOR回路で
ある。ここで通信用インターフェースケーブル11に
は、24ビットのデータ信号(DATA00−23)
と、クロック(CLK)及び画像信号の水平・垂直同期
信号(sync)を含む信号線を有している。
【0019】ここで水平同期信号(H−SYNC)は、
通常ロウレベルで、コマンドデータの先頭でのみハイレ
ベルとなる信号である。そして、このコマンドデータに
続いて1水平走査(ライン)分の画像データが伝送され
る。尚、このコマンドデータは、制御部100から要求
が発生したときのみ表示部200に伝送される。
【0020】尚、図2において、D−F/F31,3
2、EXOR回路41,AND回路42及びOR回路4
3のそれぞれは1つの回路として示されているが、本実
施の形態では、データのビット数“24”に合わせて2
4個用意されている。
【0021】以上の構成において、レシーバ21で受信
されたデータは、EXOR回路41の一方の入力端子に
入力されるとともにD−F/F31に入力されてラッチ
され、1クロック分遅延されてEXOR回路41の他方
の入力端子に入力される。これによりEXOR回路41
は時系列に連続した2つのデータ(DATA00−2
3)同士の排他的論理和を求め、その出力はAND回路
42により同期信号(SYNC)と同期が取られてOR
回路43に出力される。これによりOR回路43は、時
系列に連続した2つのデータ(DATA00−23)の
1ビットでも一致していなければ“ハイレベル”の信号
をCPU201に出力することになる。またこれと同時
に、トランスミッタ22を介して制御部100に伝送エ
ラーが発生したことを通知する。これにより制御部10
0は、例えばそのコマンドデータを再送するなどの処理
を実行する。
【0022】尚、制御部100から表示部200へのコ
マンドデータの送信において、このコマンドデータの最
上位ビット(DATA23)を再送データかどうかを判
断するためのビットとし、表示部200で再送データか
どうかを判断するようにしても良い。また更に、表示部
200において、この再送されたデータと、前回のエラ
ーが発生した2つのデータとを比較し、一致した方を正
しいコマンドデータと判断するようにしてもよい。
【0023】[実施の形態2]図4は、本実施の形態2
の表示部200のデジタル・インターフェース受信部2
06の伝送エラー検知回路の構成を示すブロック図で、
図5はその信号タイミングを説明するタイミング図、そ
して図6はその信号の状態を示す論理値表を示す図であ
る。尚、ここでコマンドは、クロック信号と水平同期信
号(H−SYNC)に同期して3回連続して送られてく
るものとする。なお、図3において、前述の図2と共通
する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0024】5はコマンドデータ補正部で、2つのAN
D回路51,53と、2つのEXOR回路52,54を
有している。尚、これら、EXOR回路52,54,A
ND回路51,53のそれぞれは1つの回路として示さ
れているが、本実施の形態では、データのビット数“2
4”に合わせて24個用意されている。
【0025】この実施の形態2では、図5のタイミング
図で示すように、水平同期信号(H−SYNC)がハイ
レベルになった時点から、3クロック分連続してコマン
ドデータが送信される。この3つの連続したコマンドデ
ータはD−F/F31,32によりそれぞれ1クロック
分だけ遅延され、b(1クロック遅延),c(2クロッ
ク遅延)として出力される。また、aは遅延無しのデー
タを示している。
【0026】図6の真理値データを参照すると明らかな
ように、3つの連続するデータが異なった場合でも、そ
の内の2回一致したコマンドデータがEXOR回路54
から出力される。
【0027】従って、CPU201は、水平同期信号
(H−SYNC)を受取ってから2クロック後に、コマ
ンドデータ補正部5からのデータを入力することによ
り、3回のデータのうち少なくとも2回一致したデータ
を読み込むことができる。これにより、より信頼性の高
いコマンドデータを受信することができる。
【0028】尚、前述の実施の形態1,2では、エラー
の検知及びエラー補正をハードウェアにより行っている
が本発明はこれに限定されるものでなく、ソフトウェア
で行ってもよい。
【0029】図7は前述の実施の形態1に係る動作をプ
ログラムで実現した場合のフローチャートを示し、図8
は実施の形態2に係る動作をプログラムで実行した場合
を示す。いずれの場合においても、これら処理を実行す
るプログラムはCPU201のプログラムメモリ201
aに記憶されている。
【0030】図7において、連続する2つのコマンドの
内、1つ目のコマンドデータをメモリ201bのメモリ
エリア1に記憶し(S1,S2)、2つ目のコマンドデ
ータをメモリ201bのメモリエリア2に記憶する(S
3,S4)。ステップS5では、これら2つのコマンド
データが一致するかどうかを調べ、一致すればそのコマ
ンドデータが正しいものと判断してステップS6に進
み、その格納されているコマンドデータを実行する。
【0031】一方、ステップS5で一致しないと判断さ
れるとステップS7に進み、制御部100に対して再送
を要求する。
【0032】また図8において、連続する3つのコマン
ドの内、1つ目のコマンドデータをメモリ201bのメ
モリエリア1に記憶し(S11,S12)、2つ目のコ
マンドデータをメモリ201bのメモリエリア2に記憶
する(S13,S14)。ステップS15では、これら
2つのコマンドデータが一致するかどうかを調べ、一致
すればそのコマンドデータが正しいものと判断してステ
ップS16に進み、そのメモリエリア1或は2に格納さ
れているコマンドデータを実行する。
【0033】ステップS15で一致しないときはステッ
プS17に進み、3つ目のコマンドデータをメモリ20
1bのメモリエリア3に記憶する(S17,S18)。
ステップS19では、これらメモリエリア1と3に記憶
された2つのコマンドデータが一致するかどうかを調
べ、一致すればそのコマンドデータが正しいものと判断
してステップS21に進み、そのメモリエリア3に格納
されているコマンドデータを実行する。またメモリエリ
ア1と3のデータが一致しないときはステップS20に
進み、これらメモリエリア2と3に記憶された2つのコ
マンドデータが一致するかどうかを調べ、一致すればそ
のコマンドデータが正しいものと判断してステップS2
1に進み、そのメモリエリア3に格納されているコマン
ドデータを実行する。
【0034】一方、ステップS20で、いずれのメモリ
エリアの値とも一致しないと判断されると、3つの受信
データがいずれも不一致であるためステップS22に進
み、制御部100に対してコマンドデータの再送を要求
する。
【0035】また前述の実施の形態1では、連続する2
つのデータを比較してエラーかどうかを判断している
が、これ以上であってもよい。又同様に実施の形態2に
おいても3回とは限らず、これ以上の奇数回であればよ
いことはもちろんである。
【0036】また前述の実施の形態では、各ビット毎に
比較しているが、全ビット一括、或はバイト単位であっ
てもよい。
【0037】また前述の実施の形態2において、多数決
の結果が得られないときは、前述の実施の形態1のよう
に、制御部100に、そのコマンドデータの再送要求を
伝送してもよい。
【0038】又前述の実施の形態1,2において、表示
部200で受信したコマンドデータを制御部100が確
認できるように、表示部200から制御部100に無条
件に返送するようにしてもよい。この場合、制御部10
0は、その返送されたコマンドデータをチェックし、送
信下コマンドデータと返送されたコマンドデータとが一
致しないとき、コマンドデータの再送信が必要であると
判断して再送するようにしてもよい。
【0039】以上説明したように前述の実施の形態によ
れば、制御部より表示部に対してコマンドデータを連続
して複数回送信し、これを受信した表示部は各コマンド
データ同士を比較し、1回でも一致しない場合には制御
部に再送要求を発行ことにより、コマンドデータの伝送
エラーによる影響をなくして誤動作を防止できる。
【0040】又、制御部からコマンドデータを奇数回連
続して表示部に伝送し、それを受信した表示部で、その
多数決を取って正しい受信コマンドデータとして判断す
ることにより、コマンドデータの伝送エラーの発生に伴
う表示部の誤動作を大幅になくすことができるという効
果がある。
【0041】[実施の形態3]次に上述の制御部100
と表示部200とがデジタル・インターフェースを介し
て接続された構成において、制御部100から表示部2
00に対してコマンドデータ(以下、システム制御デー
タ)を伝送する方法について説明する。尚、この場合の
デジタル・インターフェースは、前述のようなパラレル
データ転送であっても、或はシリアルデータ転送のいず
れでもよい。
【0042】図9は、本発明の実施の形態3乃至10に
係る表示部の機能構成を示す機能ブロック図である。
【0043】図において、901はモード検知部で、水
平及び垂直同期信号の周期、パルス幅、信号レベル及び
そのデューティ比等を基に、制御部100から受信する
データが画像信号である画像データモードか、システム
制御データを受信するシステム制御データモードかどう
かを判断し、その結果をCPU201に通知する。90
2は描画処理部で、画像データと水平・垂直同期信号及
びクロック信号を基に、表示パネル202を駆動して表
示するように制御している。903は制御データ処理部
で、システム制御データモードで受信した制御データに
エラーがないかどうかをチェックし、前述のように多数
決等により最適な制御データを選択したり、或は周知の
エラー検知及び訂正機能などを用いて正しい制御データ
を獲得し、制御データ記憶部904に記憶する。このエ
ラー検知は、例えば前述のように複数データの比較でも
よく、或はパリティやサムチェック等を用いてもよい。
この制御データ記憶部904は、制御データ処理部90
3からのシステム制御データを不揮発に記憶している。
またCPU201は、モード検知部901の検知結果に
基づいて描画処理部902に描画処理の指示を出力した
り、制御データ記憶部904に記憶されたシステム制御
データに従って種々の制御パラメータ等を決定したり、
制御データ処理部903がエラーを検知した場合には、
リターンライン905を介して制御部100に、システ
ム制御データの再送を指示する。
【0044】図10(A),(B)は、本発明の実施の
形態3に係る動作を説明するタイミング図である。
【0045】図10(A)は、画像データの伝送モード
を示し、図10(B)はシステム制御データの伝送モー
ドを示している。このようにシステム制御データの伝送
モードでは水平同期信号の周期を約半分にしている。こ
の場合、モード検知部901は、この水平同期信号の周
期を調べ、その周期が通常の周期の約半分になった場合
にシステム制御データの伝送モードであると判断してC
PU201に通知し、その時に受信したデータをシステ
ム制御データとして制御データ処理部903で処理して
制御データ記憶部904に記憶する。
【0046】また図11に示すように、水平同期信号の
出力を所定期間停止して、画像データの伝送モードから
システム制御データの伝送モードへの切り換えを行うこ
とを知らせた後、水平同期信号の周期を変更して、その
水平同期信号に同期してシステム制御データを伝送する
ようにしてもよい。
【0047】またこのようなシステム制御データは、送
信エラー等が発生して誤ったデータとして表示部200
で受信されると表示部200の動作に影響を与える虞が
あるため、前述したように、例えば制御データ処理部9
03でパリティやサムチェック等によりエラー検出を行
い、エラーを検出すると、エラー訂正、或はCPU20
1に指示して制御部100に対して再送要求等を行うよ
うにしてもよい。また前述したように複数回連続して同
じシステム制御データを送信し、受信側でそれらが一致
するかどうかにより、エラーかどうかを判断し、また再
送要求等を発行してもよい。
【0048】図12は、2回ずつ同じシステム制御デー
タを制御部100から表示部200に伝送し、それらが
一致しなかった場合(図12ではC1≠C2)に、次の
データ(D1)のタイミングで再送要求信号を出力して
いる場合を示している。尚、以下の実施の形態では、こ
れらエラーチェック、及びエラー再送に関する説明を省
略するが、これら実施の形態においても、本実施の形態
3或は前述の実施の形態と同様に、エラーチェック、再
送指示などが実行されることはもちろんである。尚、制
御データを転送する場合の転送クロックを、画像データ
を転送する場合の転送クロックの周波数より低い周波数
にしてもよい。これにより、制御データの転送時のエラ
ーの発生率を下げることができる。
【0049】[実施の形態4]図13(A),(B)
は、本発明の実施の形態4に係る動作を示すタイミング
図である。
【0050】図13(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図13(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0051】このように本実施の形態4では、垂直同期
信号(V−Sync)の周期を変更することにより、画
像データモードとシステム制御データモードとを区別し
ている。この場合の垂直同期信号のチェックは、モード
検知部901で、次の垂直同期信号までの時間を測定す
るか、或は垂直同期信号の間に発生する水平同期信号の
数を計数することにより検知することができる。
【0052】[実施の形態5]図14(A),(B)
は、本発明の実施の形態5に係る動作を示すタイミング
図である。
【0053】図14(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図14(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0054】このように本実施の形態5では、水平ブラ
ンキング時間にシステム制御データモードであることを
示すフラグ信号1400が挿入されている。従って、モ
ード検知部901は、水平ブランキング時間でこのフラ
グ信号1400を検知することにより、次の1水平走査
期間に受信するデータがシステム制御データであること
がわかる。
【0055】[実施の形態6]図15(A),(B)
は、本発明の実施の形態6に係る動作を示すタイミング
図である。
【0056】図15(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図15(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0057】このように本実施の形態6では、垂直ブラ
ンキング時間にシステム制御データモードであることを
示すフラグ信号1500が挿入されている。従って、モ
ード検知部901は、この垂直ブランキング時間にこの
フラグ信号1500を検知することにより、次の1垂直
期間に受信するデータがシステム制御データであること
がわかる。
【0058】[実施の形態7]図16(A),(B)
は、本発明の実施の形態7に係る動作を示すタイミング
図である。
【0059】図16(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図16(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0060】このように本実施の形態7では、水平同期
信号が所定時間以上ハイレベルであることをモード検知
部901が検知することにより、このとき受信するデー
タがシステム制御データであることがわかる。
【0061】[実施の形態8]図17(A),(B)
は、本発明の実施の形態8に係る動作を示すタイミング
図である。
【0062】図17(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図17(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0063】このように本実施の形態8では、垂直同期
信号が所定時間以上ハイレベルであることをモード検知
部901が検知することにより、このとき受信するデー
タがシステム制御データであることがわかる。尚、この
システム制御データモードでは、システム制御データは
水平同期信号に同期して受信されてもよい。
【0064】[実施の形態9]図18(A),(B)
は、本発明の実施の形態9に係る動作を示すタイミング
図である。
【0065】図18(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図18(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0066】このように本実施の形態9では、水平同期
信号のパルス幅が通常の水平同期信号パルス幅よりも短
いことをモード検知部901が検知することにより、こ
の水平走査期間内に受信するデータがシステム制御デー
タであることがわかる。尚、システム制御データモード
であることを示す水平同期信号のパルス幅は、通常のパ
ルス幅よりも長くてもよい。
【0067】[実施の形態10]図19(A),(B)
は、本発明の実施の形態10に係る動作を示すタイミン
グ図である。
【0068】図19(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図19(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0069】このように本実施の形態10では、垂直同
期信号のパルス幅が通常の垂直同期信号パルス幅よりも
長いことをモード検知部901が検知することにより、
この垂直走査期間内に受信するデータがシステム制御デ
ータであることがわかる。尚、システム制御データモー
ドであることを示す垂直同期信号のパルス幅は、通常の
パルス幅よりも短い場合であってもよい。
【0070】図20は、前述の処理の概要をソフトウェ
アにより実行する場合の処理を示すフローチャートであ
る。ここでは、水平同期信号(H−SYNC)の周期が
通常の周期よりも短いかどうかを判定し、短い場合には
システム制御データモードであると判断している。更に
このシステム制御データは、制御部100から2回連続
して同じデータが送られてくるものとする。
【0071】まずステップS31で、前回の水平同期信
号(H−SYNC)から、クロック信号の1000クロ
ック以内に次の水平同期信号(H−SYNC)を受信し
たかどうかをみる。受信していないときはステップS3
2に進み、前回の同期信号から1500クロック以内か
どうかをみる。そうであれば画像データモードと判断し
てステップS33に進み、描画処理部902に指示して
描画処理を実行する。
【0072】一方、ステップS32で、前回の水平同期
信号(H−SYNC)から1500クロック以内でない
場合はステップS34に進み、ここでは休止モードであ
ると判断してスリープモードに移行し、その時点で不要
な部分への電力供給の停止等を行う。そしてステップS
35に進み、次に水平同期信号(H−SYNC)を受信
するのを待って、ステップS31に戻る。
【0073】またステップS31で、前回の水平同期信
号(H−SYNC)から、クロック信号の1000クロ
ック以内に次の水平同期信号(H−SYNC)を受信す
ると、システム制御データモードであると判断してステ
ップS36に進み、水平同期信号(H−SYNC)を4
つ以上入力したかどうかをみる。そうでないときはステ
ップS37に進み、システム制御データモードに入るた
めの準備を行う。
【0074】またステップS36で4つ以上のパルスを
入力したときはステップS38に進んでシステム制御デ
ータの入力を開始し、その受信したデータが1つ目か、
或は2つ目かを判断する。1つ目であればステップS4
0に進み、CPU201のメモリAに1つ目のデータを
記憶し、2つ目であればステップS39に進み、CPU
201のメモリBに記憶する。そして2つのデータを受
取るとステップS41に進み、これらメモリAとBの値
が一致するかどうかをみる。一致するときはステップS
43に進んで、そのシステム制御データを制御データ記
憶部904に記憶する。また一致しないときはステップ
S42に進み、CPU201により制御部100に対し
て再送要求を発行してステップS31に戻る。
【0075】尚、上述した各実施の形態では、制御部と
表示部とが別体の形態で示したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、例えば制御部と表示部とが一体に形
成された表示装置であっても良い。
【0076】[実施の形態11]実施の形態3〜10に
おいては、同期信号によりモード判別を行ったが、画像
データを転送する時と、制御データを転送する時の転送
クロックの周波数を変えることにより、モードを判別す
る構成としてもよい。例えば、画像データ転送モードの
ときは転送クロックの周波数を66MHzとし、制御デ
ータの転送もおどの時は転送クロックの周波数を33M
Hzとする。これにより、モードの判別と制御データ転
送時のエラーの発生率を低下させることができる。
【0077】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0078】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0079】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0080】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0081】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0082】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0083】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、コマンドデータの伝送における信頼性を高めること
ができる。
【0084】また本実施の形態によれば、特別な信号を
付加することなく、表示に使用する画像データと、コマ
ンドデータ(システム制御データ)とを区別して送受信
できるという効果がある。
【0085】また本実施の形態によれば、コマンドデー
タの伝送エラーを検知し、エラーが発生したコマンドを
修復させて、コマンドデータの伝送時の信頼性を高める
ことができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ラーによる影響の大きいコマンドデータにおける伝送エ
ラーを検知できる。
【0087】また本発明によれば、コマンドデータの伝
送エラーを検知し、エラーが発生したコマンドデータを
再送させて、コマンドデータの伝送時の信頼性を高める
ことができる。
【0088】また本発明によれば、特別なタイミング信
号を追加することなく、画像データとコマンドデータと
を識別可能にして伝送できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像表示システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態1のデジタルインターフェース受
信部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るデジタルインター
フェース受信部における信号受信タイミング示すタイミ
ング図である。
【図4】本実施の形態2のデジタルインターフェース受
信部の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係るデジタルインター
フェース受信部における信号受信タイミング示すタイミ
ング図である。
【図6】本発明の実施の形態1における信号の真理値を
説明する図である。
【図7】本実施の形態1に係る処理をソフトウェアによ
り実行した場合の例を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態2に係る処理をソフトウェアによ
り実行した場合の例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態3乃至10に係る表示部の
機能構成を示す機能ブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態3に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図11】本発明の実施の形態3に係るシステム制御デ
ータモードの信号タイミングを説明する図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係るエラー検知を説
明する図である。
【図13】本発明の実施の形態4に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図14】本発明の実施の形態5に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図15】本発明の実施の形態6に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図16】本発明の実施の形態7に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図17】本発明の実施の形態8に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図18】本発明の実施の形態9に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図19】本発明の実施の形態10に係る画像データモ
ードとシステム制御データモードの信号タイミングを説
明する図である。
【図20】本発明の実施の形態に係る画像表示システム
の表示部による処理を示すフローチャートである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月21日(1999.4.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 画像表示制御方法及び装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示信号を表
示装置に出力して画像を表示する画像表示方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像表示制御部と表示部とをデジタル・
インターフェースを介して接続した画像表示システムが
知られている。このような画像表示システムでは、画像
表示制御部から表示部に対して、このデジタルインター
フェースを介して画像データを伝送し、又これととも
に、表示制御部から表示部に対して各種動作を要求する
コマンドデータも、このインターフェースを介して送信
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成におい
て、画像データの送信中にその画像データにエラーが発
生しても、次の画像データの送信時に全画像データがリ
フレッシュされて更新されるためそれほど問題がない
が、コマンドデータの場合には、例えば、ある要求が発
生した時や、変更があった場合などに1回だけ送られる
だけであるため、そのコマンドデータの伝送時にエラー
が発生すると、この画像表示システム全体の動作に影響
を及ぼすことになる。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、エラーによる影響の大きいコマンドデータにおける
伝送エラーを検知できるようにした画像表示方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0005】また本発明の目的は、コマンドデータの伝
送エラーを検知し、エラーが発生したコマンドデータを
再送させるか、或は自動的に修復させることにより、コ
マンドデータの伝送時の信頼性を高めた画像表示方法及
び装置を提供することにある。
【0006】また本発明の目的は、特別なタイミング信
号を追加することなく、画像データとコマンドデータと
を識別可能にして伝送できる画像表示方法及び装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像表示装置は以下のような構成を備える。
即ち、表示部に画像信号を出力して画像を表示する画像
表示制御装置であって、同じコマンドデータを前記表示
部に対して複数回送信する送信手段と、前記送信手段に
より送信されるコマンドデータを前記表示部で受信する
受信手段と、前記受信手段により受信されたコマンドデ
ータ同士を比較する比較手段と、前記比較手段による比
較により一致したコマンドデータを記憶する記憶手段
と、前記比較手段による比較により不一致のコマンドデ
ータの再送を要求する再送要求手段とを有することを特
徴とする。
【0008】上記目的を達成するために本発明の画像表
示装置は以下のような構成を備える。即ち、表示部に画
像信号を出力して画像を表示する画像表示制御装置であ
って、同じコマンドデータを前記表示部に対して3以上
の奇数回送信する送信手段と、前記送信手段により送信
されるコマンドデータを前記表示部で受信する受信手段
と、前記受信手段で受信されたコマンドデータ同士を比
較する比較手段と、前記比較手段による比較により多数
一致したコマンドデータをコマンドデータとして決定す
る決定手段とを有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために本発明の画像表
示方法は以下のような工程を備える。即ち、表示部に画
像信号を出力して画像を表示する画像表示制御方法であ
って、同じコマンドデータを前記表示部に対して3以上
の奇数回送信する送信工程と、前記送信工程により送信
されるコマンドデータを前記表示部で受信する受信工程
と、前記受信工程で受信されたコマンドデータ同士を比
較する比較工程と、前記比較工程による比較により多数
一致したコマンドデータをコマンドデータとして決定す
る決定工程とを有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために本発明の画像表
示方法は以下のような工程を備える。即ち、表示部に画
像信号を出力して画像を表示する画像表示制御方法であ
って、前記表示部に対するコマンドデータを送信する送
信工程と、前記送信工程で送信されるコマンドデータを
前記表示部で受信する受信工程と、前記受信工程で受信
されたコマンドデータを返送する返送工程と、前記返送
工程で返送されたコマンドデータと前記送信工程で送信
したコマンドデータとを比較する比較工程と、前記比較
工程による比較により不一致の場合、前記コマンドデー
タを前記表示部に再送する再送工程とを有することを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0012】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像表示システムの構成を示すブロック図
で、この表示システムはビデオ信号を受取って処理し、
その処理済みの画像信号を表示部200に出力する制御
部100と、この制御部100から送られてくる画像信
号を受取って画像を表示する、例えば平面型ディスプレ
イ等の表示部200とを有している。
【0013】まず制御部100の構成を説明する。10
1は制御部100の動作を制御するCPUで、プログラ
ムメモリ101aに記憶された制御プログラムに従って
各種制御処理を実行している。102はリモコン受信部
で、オペレータにより操作されるリモコン(不図示)よ
りの赤外光を受信し、その赤外光に含まれるデータを抽
出してCPU101に出力する。これによりCPU10
1は、そのデータを解析(デコード)し、その解析結果
に応じてデジタル画像処理部103、デジタル・インタ
ーフェース(I/F)送信部105などを制御してい
る。104はルックアップテーブルで、デジタル画像処
理部103における画像処理の際に参照される各種デー
タを記憶している。尚、このデジタル画像処理部103
における画像処理には、拡大補間、縮小機能、及び画質
調整用演算機能等が含まれている。デジタル・インター
フェース(I/F)送信部105は、デジタル画像処理
部103で処理された画像信号を、その同期信号ととも
に表示部200に送信するとともに、CPU101にお
けるリモコンデータの解析結果に応じたコマンドデータ
も表示部200に送信している。
【0014】尚、入力するビデオ信号としては、NTS
C等のテレビ信号でも、或はRGBなどのデジタル信号
のいずれでも良く、又ビデオ信号の入力系統は1つだけ
でなく、複数設けられていてもよい。
【0015】次に、表示部200の構成について説明す
る。
【0016】201はCPUで、表示部200全体の動
作を制御している。このCPU201は、CPU201
により実行されるプログラムを記憶するプログラムメモ
リ201a、更には受信したコマンドデータなどを記憶
するメモリ201bを備えている。202は表示パネル
で、本実施の形態では、例えばマトリクス状に配列され
た電子放出素子と、それら電子放出素子から放出される
電子により発光する蛍光体を備えるフェースプレートを
有する平面型の表示パネルである。203はYドライバ
で、表示パネル202の走査線方向の配線(行配線)を
駆動する。204はXドライバで、ラインメモリ205
に記憶された1水平走査ライン分の画像データに応じて
表示パネル202の列配線を駆動している。206はデ
ジタル・インターフェース(I/F)受信部で、制御部
100のデジタル・インターフェース送信部105から
送られてくる画像信号、コマンド及び同期信号等を受信
して、例えばコマンドや同期信号はCPU201に、ま
た同期信号に応じてYドライバ203を駆動し、更に画
像信号をラインメモリ206に出力して格納している。
尚、デジタル・インターフェース送信部105と受信部
206とを接続するラインはデジタル・インターフェー
ス専用線で、コマンドや画像信号は、パラレル或はシリ
アルデータとして送信される。また、ユーザによるリモ
コン操作により設定された画質や明るさ、コントラスト
等の調整値等は、制御部100のCPU101の不図示
のメモリ(不揮発)、及び表示部200のCPU201
のメモリ201b(不揮発)にそれぞれ記憶される。
【0017】[実施の形態1]図2は本実施の形態1の
表示部200のデジタル・インターフェース受信部20
6の伝送エラー検知回路の構成を示すブロック図で、図
3はその信号タイミングを説明するタイミング図であ
る。尚、ここでコマンドは、クロック信号と同期信号
(SYNC)に同期して2回連続して送られてくるものとす
る。
【0018】図2において、11,12は通信用インタ
ーフェースケーブル、21は差動レシーバ、22は差動
信号トランスミッタである。31,32はDタイプのフ
リップフロップ(D−F/F)、41はEXOR(排他
的論理和)回路、42はAND回路、43はOR回路で
ある。ここで通信用インターフェースケーブル11に
は、24ビットのデータ信号(DATA00-23)と、クロッ
ク(CLK)及び画像信号の水平・垂直同期信号(syn
c)を含む信号線を有している。
【0019】ここで水平同期信号(H-SYNC)は、通常ロ
ウレベルで、コマンドデータの先頭でのみハイレベルと
なる信号である。そして、このコマンドデータに続いて
1水平走査(ライン)分の画像データが伝送される。
尚、このコマンドデータは、制御部100から要求が発
生したときのみ表示部200に伝送される。
【0020】尚、図2において、D−F/F31,3
2、EXOR回路41,AND回路42及びOR回路4
3のそれぞれは1つの回路として示されているが、本実
施の形態では、データのビット数“24”に合わせて2
4個用意されている。
【0021】以上の構成において、レシーバ21で受信
されたデータは、EXOR回路41の一方の入力端子に
入力されるとともにD−F/F31に入力されてラッチ
され、1クロック分遅延されてEXOR回路41の他方
の入力端子に入力される。これによりEXOR回路41
は時系列に連続した2つのデータ(DATA00-23)同士の
排他的論理和を求め、その出力はAND回路42により
同期信号(SYNC)と同期が取られてOR回路43に出力
される。これによりOR回路43は、時系列に連続した
2つのデータ(DATA00-23)の1ビットでも一致してい
なければ“ハイレベル”の信号をCPU201に出力す
ることになる。またこれと同時に、トランスミッタ22
を介して制御部100に伝送エラーが発生したことを通
知する。これにより制御部100は、例えばそのコマン
ドデータを再送するなどの処理を実行する。
【0022】尚、制御部100から表示部200へのコ
マンドデータの送信において、このコマンドデータの最
上位ビット(DATA23)を再送データかどうかを判断する
ためのビットとし、表示部200で再送データかどうか
を判断するようにしても良い。また更に、表示部200
において、この再送されたデータと、前回のエラーが発
生した2つのデータとを比較し、一致した方を正しいコ
マンドデータと判断するようにしてもよい。
【0023】[実施の形態2]図4は、本実施の形態2
の表示部200のデジタル・インターフェース受信部2
06の伝送エラー検知回路の構成を示すブロック図で、
図5はその信号タイミングを説明するタイミング図、そ
して図6はその信号の状態を示す論理値表を示す図であ
る。尚、ここでコマンドは、クロック信号と水平同期信
号(H-SYNC)に同期して3回連続して送られてくるもの
とする。なお、図3において、前述の図2と共通する部
分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0024】5はコマンドデータ補正部で、2つのAN
D回路51,53と、2つのEXOR回路52,54を
有している。尚、これら、EXOR回路52,54,A
ND回路51,53のそれぞれは1つの回路として示さ
れているが、本実施の形態では、データのビット数“2
4”に合わせて24個用意されている。
【0025】この実施の形態2では、図5のタイミング
図で示すように、水平同期信号(H-SYNC)がハイレベル
になった時点から、3クロック分連続してコマンドデー
タが送信される。この3つの連続したコマンドデータは
D−F/F31,32によりそれぞれ1クロック分だけ
遅延され、b(1クロック遅延),c(2クロック遅
延)として出力される。また、aは遅延無しのデータを
示している。
【0026】図6の真理値データを参照すると明らかな
ように、3つの連続するデータが異なった場合でも、そ
の内の2回一致したコマンドデータがEXOR回路54
から出力される。
【0027】従って、CPU201は、水平同期信号
(H-SYNC)を受取ってから2クロック後に、コマンドデ
ータ補正部5からのデータを入力することにより、3回
のデータのうち少なくとも2回一致したデータを読み込
むことができる。これにより、より信頼性の高いコマン
ドデータを受信することができる。
【0028】尚、前述の実施の形態1,2では、エラー
の検知及びエラー補正をハードウェアにより行っている
が本発明はこれに限定されるものでなく、ソフトウェア
で行ってもよい。
【0029】図7は前述の実施の形態1に係る動作をプ
ログラムで実現した場合のフローチャートを示し、図8
は実施の形態2に係る動作をプログラムで実行した場合
を示す。いずれの場合においても、これら処理を実行す
るプログラムはCPU201のプログラムメモリ201
aに記憶されている。
【0030】図7において、連続する2つのコマンドの
内、1つ目のコマンドデータをメモリ201bのメモリ
エリア1に記憶し(S1,S2)、2つ目のコマンドデ
ータをメモリ201bのメモリエリア2に記憶する(S
3,S4)。ステップS5では、これら2つのコマンド
データが一致するかどうかを調べ、一致すればそのコマ
ンドデータが正しいものと判断してステップS6に進
み、その格納されているコマンドデータを実行する。
【0031】一方、ステップS5で一致しないと判断さ
れるとステップS7に進み、制御部100に対して再送
を要求する。
【0032】また図8において、連続する3つのコマン
ドの内、1つ目のコマンドデータをメモリ201bのメ
モリエリア1に記憶し(S11,S12)、2つ目のコ
マンドデータをメモリ201bのメモリエリア2に記憶
する(S13,S14)。ステップS15では、これら
2つのコマンドデータが一致するかどうかを調べ、一致
すればそのコマンドデータが正しいものと判断してステ
ップS16に進み、そのメモリエリア1或は2に格納さ
れているコマンドデータを実行する。
【0033】ステップS15で一致しないときはステッ
プS17に進み、3つ目のコマンドデータをメモリ20
1bのメモリエリア3に記憶する(S17,S18)。
ステップS19では、これらメモリエリア1と3に記憶
された2つのコマンドデータが一致するかどうかを調
べ、一致すればそのコマンドデータが正しいものと判断
してステップS21に進み、そのメモリエリア3に格納
されているコマンドデータを実行する。またメモリエリ
ア1と3のデータが一致しないときはステップS20に
進み、これらメモリエリア2と3に記憶された2つのコ
マンドデータが一致するかどうかを調べ、一致すればそ
のコマンドデータが正しいものと判断してステップS2
1に進み、そのメモリエリア3に格納されているコマン
ドデータを実行する。
【0034】一方、ステップS20で、いずれのメモリ
エリアの値とも一致しないと判断されると、3つの受信
データがいずれも不一致であるためステップS22に進
み、制御部100に対してコマンドデータの再送を要求
する。
【0035】また前述の実施の形態1では、連続する2
つのデータを比較してエラーかどうかを判断している
が、これ以上であってもよい。又同様に実施の形態2に
おいても3回とは限らず、これ以上の奇数回であればよ
いことはもちろんである。
【0036】また前述の実施の形態では、各ビット毎に
比較しているが、全ビット一括、或はバイト単位であっ
てもよい。
【0037】また前述の実施の形態2において、多数決
の結果が得られないときは、前述の実施の形態1のよう
に、制御部100に、そのコマンドデータの再送要求を
伝送してもよい。
【0038】又前述の実施の形態1,2において、表示
部200で受信したコマンドデータを制御部100が確
認できるように、表示部200から制御部100に無条
件に返送するようにしてもよい。この場合、制御部10
0は、その返送されたコマンドデータをチェックし、送
信下コマンドデータと返送されたコマンドデータとが一
致しないとき、コマンドデータの再送信が必要であると
判断して再送するようにしてもよい。
【0039】以上説明したように前述の実施の形態によ
れば、制御部より表示部に対してコマンドデータを連続
して複数回送信し、これを受信した表示部は各コマンド
データ同士を比較し、1回でも一致しない場合には制御
部に再送要求を発行ことにより、コマンドデータの伝送
エラーによる影響をなくして誤動作を防止できる。
【0040】又、制御部からコマンドデータを奇数回連
続して表示部に伝送し、それを受信した表示部で、その
多数決を取って正しい受信コマンドデータとして判断す
ることにより、コマンドデータの伝送エラーの発生に伴
う表示部の誤動作を大幅になくすことができるという効
果がある。
【0041】[実施の形態3]次に上述の制御部100
と表示部200とがデジタル・インターフェースを介し
て接続された構成において、制御部100から表示部2
00に対してコマンドデータ(以下、システム制御デー
タ)を伝送する方法について説明する。尚、この場合の
デジタル・インターフェースは、前述のようなパラレル
データ転送であっても、或はシリアルデータ転送のいず
れでもよい。
【0042】図9は、本発明の実施の形態3乃至10に
係る表示部の機能構成を示す機能ブロック図である。
【0043】図において、901はモード検知部で、水
平及び垂直同期信号の周期、パルス幅、信号レベル及び
そのデューティ比等を基に、制御部100から受信する
データが画像信号である画像データモードか、システム
制御データを受信するシステム制御データモードかどう
かを判断し、その結果をCPU201に通知する。90
2は描画処理部で、画像データと水平・垂直同期信号及
びクロック信号を基に、表示パネル202を駆動して表
示するように制御している。903は制御データ処理部
で、システム制御データモードで受信した制御データに
エラーがないかどうかをチェックし、前述のように多数
決等により最適な制御データを選択したり、或は周知の
エラー検知及び訂正機能などを用いて正しい制御データ
を獲得し、制御データ記憶部904に記憶する。このエ
ラー検知は、例えば前述のように複数データの比較でも
よく、或はパリティやサムチェック等を用いてもよい。
この制御データ記憶部904は、制御データ処理部90
3からのシステム制御データを不揮発に記憶している。
またCPU201は、モード検知部901の検知結果に
基づいて描画処理部902に描画処理の指示を出力した
り、制御データ記憶部904に記憶されたシステム制御
データに従って種々の制御パラメータ等を決定したり、
制御データ処理部903がエラーを検知した場合には、
リターンライン905を介して制御部100に、システ
ム制御データの再送を指示する。
【0044】図10(A),(B)は、本発明の実施の
形態3に係る動作を説明するタイミング図である。
【0045】図10(A)は、画像データの伝送モード
を示し、図10(B)はシステム制御データの伝送モー
ドを示している。このようにシステム制御データの伝送
モードでは水平同期信号の周期を約半分にしている。こ
の場合、モード検知部901は、この水平同期信号の周
期を調べ、その周期が通常の周期の約半分になった場合
にシステム制御データの伝送モードであると判断してC
PU201に通知し、その時に受信したデータをシステ
ム制御データとして制御データ処理部903で処理して
制御データ記憶部904に記憶する。
【0046】また図11に示すように、水平同期信号の
出力を所定期間停止して、画像データの伝送モードから
システム制御データの伝送モードへの切り換えを行うこ
とを知らせた後、水平同期信号の周期を変更して、その
水平同期信号に同期してシステム制御データを伝送する
ようにしてもよい。
【0047】またこのようなシステム制御データは、送
信エラー等が発生して誤ったデータとして表示部200
で受信されると表示部200の動作に影響を与える虞が
あるため、前述したように、例えば制御データ処理部9
03でパリティやサムチェック等によりエラー検出を行
い、エラーを検出すると、エラー訂正、或はCPU20
1に指示して制御部100に対して再送要求等を行うよ
うにしてもよい。また前述したように複数回連続して同
じシステム制御データを送信し、受信側でそれらが一致
するかどうかにより、エラーかどうかを判断し、また再
送要求等を発行してもよい。
【0048】図12は、2回ずつ同じシステム制御デー
タを制御部100から表示部200に伝送し、それらが
一致しなかった場合(図12ではC1≠C2)に、次の
データ(D1)のタイミングで再送要求信号を出力して
いる場合を示している。尚、以下の実施の形態では、こ
れらエラーチェック、及びエラー再送に関する説明を省
略するが、これら実施の形態においても、本実施の形態
3或は前述の実施の形態と同様に、エラーチェック、再
送指示などが実行されることはもちろんである。尚、制
御データを転送する場合の転送クロックを、画像データ
を転送する場合の転送クロックの周波数より低い周波数
にしてもよい。これにより、制御データの転送時のエラ
ーの発生率を下げることができる。
【0049】[実施の形態4]図13(A),(B)
は、本発明の実施の形態4に係る動作を示すタイミング
図である。
【0050】図13(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図13(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0051】このように本実施の形態4では、垂直同期
信号(V-Sync)の周期を変更することにより、画像デー
タモードとシステム制御データモードとを区別してい
る。この場合の垂直同期信号のチェックは、モード検知
部901で、次の垂直同期信号までの時間を測定する
か、或は垂直同期信号の間に発生する水平同期信号の数
を計数することにより検知することができる。
【0052】[実施の形態5]図14(A),(B)
は、本発明の実施の形態5に係る動作を示すタイミング
図である。
【0053】図14(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図14(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0054】このように本実施の形態5では、水平ブラ
ンキング時間にシステム制御データモードであることを
示すフラグ信号1400が挿入されている。従って、モ
ード検知部901は、水平ブランキング時間でこのフラ
グ信号1400を検知することにより、次の1水平走査
期間に受信するデータがシステム制御データであること
がわかる。
【0055】[実施の形態6]図15(A),(B)
は、本発明の実施の形態6に係る動作を示すタイミング
図である。
【0056】図15(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図15(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0057】このように本実施の形態6では、垂直ブラ
ンキング時間にシステム制御データモードであることを
示すフラグ信号1500が挿入されている。従って、モ
ード検知部901は、この垂直ブランキング時間にこの
フラグ信号1500を検知することにより、次の1垂直
期間に受信するデータがシステム制御データであること
がわかる。
【0058】[実施の形態7]図16(A),(B)
は、本発明の実施の形態7に係る動作を示すタイミング
図である。
【0059】図16(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図16(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0060】このように本実施の形態7では、水平同期
信号が所定時間以上ハイレベルであることをモード検知
部901が検知することにより、このとき受信するデー
タがシステム制御データであることがわかる。
【0061】[実施の形態8]図17(A),(B)
は、本発明の実施の形態8に係る動作を示すタイミング
図である。
【0062】図17(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図17(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0063】このように本実施の形態8では、垂直同期
信号が所定時間以上ハイレベルであることをモード検知
部901が検知することにより、このとき受信するデー
タがシステム制御データであることがわかる。尚、この
システム制御データモードでは、システム制御データは
水平同期信号に同期して受信されてもよい。
【0064】[実施の形態9]図18(A),(B)
は、本発明の実施の形態9に係る動作を示すタイミング
図である。
【0065】図18(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図18(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0066】このように本実施の形態9では、水平同期
信号のパルス幅が通常の水平同期信号パルス幅よりも短
いことをモード検知部901が検知することにより、こ
の水平走査期間内に受信するデータがシステム制御デー
タであることがわかる。尚、システム制御データモード
であることを示す水平同期信号のパルス幅は、通常のパ
ルス幅よりも長くてもよい。
【0067】[実施の形態10]図19(A),(B)
は、本発明の実施の形態10に係る動作を示すタイミン
グ図である。
【0068】図19(A)は、画像データモードでの画
像データの伝送タイミングを示し、図19(B)はシス
テム制御データモードでのシステム制御データの伝送タ
イミングを示している。
【0069】このように本実施の形態10では、垂直同
期信号のパルス幅が通常の垂直同期信号パルス幅よりも
長いことをモード検知部901が検知することにより、
この垂直走査期間内に受信するデータがシステム制御デ
ータであることがわかる。尚、システム制御データモー
ドであることを示す垂直同期信号のパルス幅は、通常の
パルス幅よりも短い場合であってもよい。
【0070】図20は、前述の処理の概要をソフトウェ
アにより実行する場合の処理を示すフローチャートであ
る。ここでは、水平同期信号(H-SYNC)の周期が通常の
周期よりも短いかどうかを判定し、短い場合にはシステ
ム制御データモードであると判断している。更にこのシ
ステム制御データは、制御部100から2回連続して同
じデータが送られてくるものとする。
【0071】まずステップS31で、前回の水平同期信
号(H-SYNC)から、クロック信号の1000クロック以
内に次の水平同期信号(H-SYNC)を受信したかどうかを
みる。受信していないときはステップS32に進み、前
回の同期信号から1500クロック以内かどうかをみ
る。そうであれば画像データモードと判断してステップ
S33に進み、描画処理部902に指示して描画処理を
実行する。
【0072】一方、ステップS32で、前回の水平同期
信号(H-SYNC)から1500クロック以内でない場合は
ステップS34に進み、ここでは休止モードであると判
断してスリープモードに移行し、その時点で不要な部分
への電力供給の停止等を行う。そしてステップS35に
進み、次に水平同期信号(H-SYNC)を受信するのを待っ
て、ステップS31に戻る。
【0073】またステップS31で、前回の水平同期信
号(H-SYNC)から、クロック信号の1000クロック以
内に次の水平同期信号(H-SYNC)を受信すると、システ
ム制御データモードであると判断してステップS36に
進み、水平同期信号(H-SYNC)を4つ以上入力したかど
うかをみる。そうでないときはステップS37に進み、
システム制御データモードに入るための準備を行う。
【0074】またステップS36で4つ以上のパルスを
入力したときはステップS38に進んでシステム制御デ
ータの入力を開始し、その受信したデータが1つ目か、
或は2つ目かを判断する。1つ目であればステップS4
0に進み、CPU201のメモリAに1つ目のデータを
記憶し、2つ目であればステップS39に進み、CPU
201のメモリBに記憶する。そして2つのデータを受
取るとステップS41に進み、これらメモリAとBの値
が一致するかどうかをみる。一致するときはステップS
43に進んで、そのシステム制御データを制御データ記
憶部904に記憶する。また一致しないときはステップ
S42に進み、CPU201により制御部100に対し
て再送要求を発行してステップS31に戻る。
【0075】尚、上述した各実施の形態では、制御部と
表示部とが別体の形態で示したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、例えば制御部と表示部とが一体に形
成された表示装置であっても良い。
【0076】[実施の形態11]実施の形態3〜10に
おいては、同期信号によりモード判別を行ったが、画像
データを転送する時と、制御データを転送する時の転送
クロックの周波数を変えることにより、モードを判別す
る構成としてもよい。例えば、画像データ転送モードの
ときは転送クロックの周波数を66MHzとし、制御デ
ータの転送もおどの時は転送クロックの周波数を33M
Hzとする。これにより、モードの判別と制御データ転
送時のエラーの発生率を低下させることができる。
【0077】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0078】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0079】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0080】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0081】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0082】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0083】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、コマンドデータの伝送における信頼性を高めること
ができる。
【0084】また本実施の形態によれば、特別な信号を
付加することなく、表示に使用する画像データと、コマ
ンドデータ(システム制御データ)とを区別して送受信
できるという効果がある。
【0085】また本実施の形態によれば、コマンドデー
タの伝送エラーを検知し、エラーが発生したコマンドを
修復させて、コマンドデータの伝送時の信頼性を高める
ことができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ラーによる影響の大きいコマンドデータにおける伝送エ
ラーを検知できる。
【0087】また本発明によれば、コマンドデータの伝
送エラーを検知し、エラーが発生したコマンドデータを
再送させて、コマンドデータの伝送時の信頼性を高める
ことができる。
【0088】また本発明によれば、特別なタイミング信
号を追加することなく、画像データとコマンドデータと
を識別可能にして伝送できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像表示システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態1のデジタルインターフェース受
信部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るデジタルインター
フェース受信部における信号受信タイミング示すタイミ
ング図である。
【図4】本実施の形態2のデジタルインターフェース受
信部の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係るデジタルインター
フェース受信部における信号受信タイミング示すタイミ
ング図である。
【図6】本発明の実施の形態1における信号の真理値を
説明する図である。
【図7】本実施の形態1に係る処理をソフトウェアによ
り実行した場合の例を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態2に係る処理をソフトウェアによ
り実行した場合の例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態3乃至10に係る表示部の
機能構成を示す機能ブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態3に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図11】本発明の実施の形態3に係るシステム制御デ
ータモードの信号タイミングを説明する図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係るエラー検知を説
明する図である。
【図13】本発明の実施の形態4に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図14】本発明の実施の形態5に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図15】本発明の実施の形態6に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図16】本発明の実施の形態7に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図17】本発明の実施の形態8に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図18】本発明の実施の形態9に係る画像データモー
ドとシステム制御データモードの信号タイミングを説明
する図である。
【図19】本発明の実施の形態10に係る画像データモ
ードとシステム制御データモードの信号タイミングを説
明する図である。
【図20】本発明の実施の形態に係る画像表示システム
の表示部による処理を示すフローチャートである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図12】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図14】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図13】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
フロントページの続き Fターム(参考) 5C058 AA03 BA01 BA35 BB10 BB11 BB14 BB25 5C082 AA01 AA02 AA13 BA02 BA12 BB01 CB01 DA01 DA86 MM00

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部に画像信号を出力して画像を表示
    する画像表示制御装置であって、 同じコマンドデータを前記表示部に対して複数回送信す
    る送信手段と、 前記送信手段により送信されるコマンドデータを前記表
    示部で受信する受信手段と、 前記受信手段により受信されたコマンドデータ同士を比
    較する比較手段と、 前記比較手段による比較により一致したコマンドデータ
    を記憶する記憶手段と、 前記比較手段による比較により不一致のコマンドデータ
    の再送を要求する再送要求手段と、を有することを特徴
    とする画像表示制御装置。
  2. 【請求項2】 表示部に画像信号を出力して画像を表示
    する画像表示制御装置であって、 同じコマンドデータを前記表示部に対して3以上の奇数
    回送信する送信手段と、 前記送信手段により送信されるコマンドデータを前記表
    示部で受信する受信手段と、 前記受信手段で受信されたコマンドデータ同士を比較す
    る比較手段と、 前記比較手段による比較により多数一致したコマンドデ
    ータをコマンドデータとして決定する決定手段と、を有
    することを特徴とする画像表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記比較手段は前記コマンドデータを構
    成するビット単位での比較を行うことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の画像表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記比較手段は前記コマンドデータを構
    成するビット単位での比較を行い、各ビット単位での多
    数決により前記コマンドデータを決定することを特徴と
    する請求項2に記載の画像表示制御装置。
  5. 【請求項5】 表示部に画像信号を出力して画像を表示
    する画像表示制御装置であって、 前記表示部に対するコマンドデータを送信する送信手段
    と、 前記送信手段により送信されるコマンドデータを前記表
    示部で受信する受信手段と、 前記受信手段により受信されたコマンドデータを前記送
    信手段に対して返送する返送手段と、 前記返送手段により返送されたコマンドデータと前記送
    信手段により送信したコマンドデータとを比較する比較
    手段と、 前記比較手段による比較により不一致の場合、前記コマ
    ンドデータを前記送信手段により前記表示部に再送する
    再送手段と、を有することを特徴とする画像表示制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は更に、 前記表示部に画像信号と前記画像信号の同期信号を伝送
    する手段を有し、 前記同期信号により前記画像信号と前記コマンドデータ
    のいずれの送信モードであるかを指定して送信すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画
    像表示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は更に、 前記表示部に転送クロックを伝送する手段を有し、 前記転送クロックにより前記画像信号と前記コマンドデ
    ータのいずれの送信モードであるかを指定して送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    の画像表示制御装置。
  8. 【請求項8】 前記送信手段は、前記同期信号に含まれ
    る水平或は垂直同期信号のパルス幅により前記送信モー
    ドを指定することを特徴とする請求項6に記載の画像表
    示制御装置。
  9. 【請求項9】 前記送信手段は、前記同期信号に含まれ
    る水平或は垂直同期信号の周期により前記送信モードを
    指定することを特徴とする請求項6に記載の画像表示制
    御装置。
  10. 【請求項10】 前記送信手段は、前記同期信号により
    規定される水平或は垂直ブランキング期間に信号を含む
    か否かにより前記送信モードを指定することを特徴とす
    る請求項6に記載の画像表示制御装置。
  11. 【請求項11】 前記送信手段は、前記同期信号に含ま
    れる水平或は垂直同期信号の信号レベルにより前記送信
    モードを指定することを特徴とする請求項6に記載の画
    像表示制御装置。
  12. 【請求項12】 前記送信手段は、前記同期信号に含ま
    れる水平或は垂直同期信号のデューティ比により前記送
    信モードを指定することを特徴とする請求項6に記載の
    画像表示制御装置。
  13. 【請求項13】 表示部に画像信号を出力して画像を表
    示する画像表示制御方法であって、 同じコマンドデータを前記表示部に対して複数回送信す
    る送信工程と、 前記送信工程で送信されるコマンドデータを前記表示部
    で受信する受信工程と、 前記受信工程で受信されたコマンドデータ同士を比較す
    る比較工程と、 前記比較工程における比較により一致したコマンドデー
    タをメモリに記憶する工程と、 前記比較工程による比較により不一致のコマンドデータ
    の再送を要求する再送要求工程と、を有することを特徴
    とする画像表示制御方法。
  14. 【請求項14】 表示部に画像信号を出力して画像を表
    示する画像表示制御方法であって、 同じコマンドデータを前記表示部に対して3以上の奇数
    回送信する送信工程と、 前記送信工程により送信されるコマンドデータを前記表
    示部で受信する受信工程と、 前記受信工程で受信されたコマンドデータ同士を比較す
    る比較工程と、 前記比較工程による比較により多数一致したコマンドデ
    ータをコマンドデータとして決定する決定工程と、を有
    することを特徴とする画像表示制御方法。
  15. 【請求項15】 前記比較工程では前記コマンドデータ
    を構成するビット単位での比較を行うことを特徴とする
    請求項13又は14に記載の画像表示制御方法。
  16. 【請求項16】 前記比較工程では前記コマンドデータ
    を構成するビット単位での比較を行い、各ビット単位で
    の多数決により前記コマンドデータを決定することを特
    徴とする請求項14に記載の画像表示制御方法。
  17. 【請求項17】 表示部に画像信号を出力して画像を表
    示する画像表示制御方法であって、 前記表示部に対するコマンドデータを送信する送信工程
    と、 前記送信工程で送信されるコマンドデータを前記表示部
    で受信する受信工程と、 前記受信工程で受信されたコマンドデータを返送する返
    送工程と、 前記返送工程で返送されたコマンドデータと前記送信工
    程で送信したコマンドデータとを比較する比較工程と、 前記比較工程による比較により不一致の場合、前記コマ
    ンドデータを前記表示部に再送する再送工程と、を有す
    ることを特徴とする画像表示制御方法。
  18. 【請求項18】 前記送信工程では更に、 前記表示部に画像信号と前記画像信号の同期信号を伝送
    する工程を有し、 前記同期信号により前記画像信号と前記コマンドデータ
    のいずれの送信モードであるかを指定して送信すること
    を特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載
    の画像表示制御方法。
  19. 【請求項19】 前記送信工程では、前記同期信号に含
    まれる水平或は垂直同期信号のパルス幅により前記送信
    モードを指定することを特徴とする請求項18に記載の
    画像表示制御方法。
  20. 【請求項20】 前記送信工程では、前記同期信号に含
    まれる水平或は垂直同期信号の周期により前記送信モー
    ドを指定することを特徴とする請求項18に記載の画像
    表示制御方法。
  21. 【請求項21】 前記送信工程では、前記同期信号によ
    り規定される水平或は垂直ブランキング期間に信号を含
    むか否かにより前記送信モードを指定することを特徴と
    する請求項18に記載の画像表示制御方法。
  22. 【請求項22】 前記送信工程では、前記同期信号に含
    まれる水平或は垂直同期信号の信号レベルにより前記送
    信モードを指定することを特徴とする請求項18に記載
    の画像表示制御方法。
  23. 【請求項23】 前記送信工程では、前記同期信号に含
    まれる水平或は垂直同期信号のデューティ比により前記
    送信モードを指定することを特徴とする請求項18に記
    載の画像表示制御方法。
  24. 【請求項24】 前記送信工程では更に、 前記表示部に転送クロックを伝送する工程を有し、 前記転送クロックにより前記画像信号と前記コマンドデ
    ータのいずれの送信モードであるかを指定して送信する
    ことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に
    記載の画像表示制御方法。
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