JP2000249810A - レンズ - Google Patents

レンズ

Info

Publication number
JP2000249810A
JP2000249810A JP11047566A JP4756699A JP2000249810A JP 2000249810 A JP2000249810 A JP 2000249810A JP 11047566 A JP11047566 A JP 11047566A JP 4756699 A JP4756699 A JP 4756699A JP 2000249810 A JP2000249810 A JP 2000249810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
monitor
beam shaping
laser
incident
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11047566A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Suga
健司 菅
Toshio Takeuchi
俊夫 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP11047566A priority Critical patent/JP2000249810A/ja
Publication of JP2000249810A publication Critical patent/JP2000249810A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効範囲から離れた位置でもモニタ用の光と
して十分な光量を得ることができるレンズを提供するこ
と。 【解決手段】 ビーム整形レンズALのコバ部24は、
入射(前面)側のコバの形状が、半径方向外側に進むに
つれて入射側に接近する方向に斜めに傾いている。この
ような形状とすることにより、モニタPD30を、主ビ
ームMBが通過する通路(有効範囲)から離れたより外
側に配置することが可能となる。換言すれば、有効範囲
から離れた位置にモニタPD30を配置した場合でも、
モニタPD30には十分な光量の分岐ビームBBを入射
させることができる。よって、モニタPD30として市
販のモニタPDを配置することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップに
用いられるレンズに関し、特に、CD−RやMO等のよ
うに書込みも可能な光記録媒体用に適したレンズに関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パーソナルコンピュータ
等の電子機器には種々の周辺装置が接続されるが、その
1つに記憶装置(記録媒体)がある。そして、記憶装置
(記録媒体)にも色々な種類があって、その1つにCD
−R(compact disc recordable)がある。CD−Rは
追記が可能な記録媒体であって、CD−ROMやオーデ
ィオCD(CD−DA)と互換性がある。CD−Rへの
書込みには専用の装置と書込み用アプリケーションが必
要だが、CD−Rからの読出しは通常のCD−ROMド
ライブでできる。いったん書き込んだデータは消去でき
ないが、何度も追記できる。
【0003】また、消去・再書き込み可能な光ディスク
の一種として光磁気ディスク(MO)も知られている。
すなわち、MOは、磁気薄膜の熱−磁気効果を使って情
報(データ)を書き込み、光−磁気効果を使って情報
(データ)を読み出すディスク状の光メモリである。
【0004】さて、このようなCD−RやMOなどの光
ディスクに情報(データ)を書き込んだり、それから情
報(データ)を読み出すためには、光ディスク上にレー
ザビームを照射するための記録再生用光ピックアップが
必要となる。
【0005】一般に、この種の光ピックアップは、レー
ザビームを出射するレーザ光源と、この出射されたレー
ザビームを光ディスクなどの記録媒体へ導く光学系とを
備えている。前述したように、CD−RやMOでは情報
の読出しばかりでなく、情報の書込みをも行うことがで
きるが、CD−RやMO用の光ピックアップでは、レー
ザ光源から出射されるレーザビームの出力を、情報の読
出し時と情報の書込み時とで切り替える必要がある。そ
の理由は、情報の書込みを、レーザビームの照射により
光ディスクの記録層にピットを形成することで行うから
であり、情報書込み時におけるレーザ光源から出射され
るレーザビームの出力は、情報読出し時における出力に
比較して大きく、例えば、10〜20倍程度である。
【0006】次に、図3を参照して、CD−R等の光デ
ィスク記録/再生装置に使用される光ピックアップにつ
いて説明する。
【0007】図示の光ピックアップ1は、光学ベース2
と、対物レンズ3−1やトラッキングコイル(図示せ
ず)及びフォーカシングコイル(図示せず)を備えたレ
ンズホルダ3と、ダンパベース4と、レンズホルダ3お
よびダンパベース4を収容するアクチュエータベース5
等を備えている。
【0008】光ピックアップ1は、レーザビームを出射
するレーザ光源であるレーザ部11を備えている。レー
ザ部11から出射されたレーザビームは、回折格子(後
述する)、ビームスプリッタ(後述する)、コリメータ
レンズ(後述する)、および対物レンズ3−1を通っ
て、光記憶媒体である光ディスク(CD−R)(後述す
る)上に照射される。この光ディスクからの反射光は、
対物レンズ3−1、コリメータレンズ、およびビームス
プリッタを通って受光装置であるフォトダイオード(P
D)(後述する)に入射する。即ち、フォトダイオード
は光ディスクからの反射光を受光する。
【0009】レーザ部11及びビームスプリッタ等の光
学部品は光学ベース2に保持されている。尚、光学ベー
ス2は、さらに光ディスクドライブの筐体(図示せず)
に保持固定される。光学ベース2の側面には、回路基板
15が固定されている。回路基板15は、それに接続さ
れたフレキシブルケーブル16により光ディスクドライ
ブの他の回路要素(図示せず)に電気的に接続される。
【0010】レンズホルダ3とダンパベース4との間
は、複数のサスペンションワイヤ6で連結され、これら
の組立体がアクチュエータベース5に収容されている。
アクチュエータベース5の一部は、ヨーク7となってお
り、このヨーク7にはマグネットが組み合わされてい
る。
【0011】アクチュエータベース5は、金属材料で成
形された略枠状体の一端側にダンパベース4の受入れ部
(図示せず)を有する。この受入れ部には、ダンパベー
ス4を固定するための支持ブロック5−1を有する。支
持ブロック5−1は、アクチュエータベース5に一体に
成形されている。更に、略枠状体の両側壁には、光学ベ
ース2に設けられた支持部2−1で支持される略半円形
状の突起5−2が設けられている。
【0012】ダンパベース4には、透明な樹脂素材で形
成されたダンパベースカバー4−2が取り付けられてお
り、その後部にはサスペンションワイヤ6の一端を固定
するための固定部4−1が設けられ、ダンパベース4と
ダンパベースカバー4−2との間の空間にサスペンショ
ンワイヤ6の振動を抑制するための制振材(図示せず)
が注入されている。
【0013】ダンパベース4の後壁には、固定された更
に先のサスペンションワイヤ6の端部と半田付け接続す
るためのフレキシブル配線基板8が設けられている。ダ
ンパベース4は、アクチュエータベース5の両側壁と支
持ブロック5−1との間のスペースに挿入された状態に
て固定される。
【0014】ダンパベース4は、ネジ9により支持ブロ
ック5−1とダンパベース4とを挟み付けるようにして
取り付けられ、ダンパベース4をネジ9を中心として回
動可能としている。これはスキュー調整するためであ
る。
【0015】ダンパベース4をアクチュエータベース5
に固定する前に、ダンパベース4にはサスペンションワ
イヤ6が取り付けられる。即ち、レンズホルダ3とダン
パベース4とは、複数のサスペンションワイヤ6で連結
された組立体の状態にてアクチュエータベース5に収容
され固定される。
【0016】図4に上述した光ピックアップ1の光学系
のシステム構成例を示す。図示の光学系は、レーザダイ
オードLD(図3のレーザ部11に相当)、回折格子G
RT、偏光ビームスプリッタPBS、コリメータレンズ
CL、1/4波長板QWP、立ち上げミラーMIR、対
物レンズOL(図3の対物レンズ3−1に相当)、光デ
ィスクDISC、センサレンズSL、およびフォトダイ
オード(受光素子)PDを有する。
【0017】レーザダイオードLDから水平右方向へ出
射された1本のレーザビームは、回折格子GRTで3本
のレーザビームに分離され、偏光ビームスプリッタPB
S、コリメータレンズCL、および1/4波長板QWP
を通過し、立ち上げミラーMIRで直角に折り曲げられ
て鉛直上方向へ進み、対物レンズOLを介して光ディス
クDISC上へ照射される。
【0018】光ディスクDISCからの反射光は、鉛直
下方向へ進み、対物レンズOLを通過し、立ち上げミラ
ーMIRで直角に折り曲げられて水平左方向へ進み、1
/4波長板QWPおよびコリメータレンズCLを通り、
偏光ビームスプリッタPBSで直角に折り曲げられて水
平手前方向へ進み、センサレンズSLを通してフォトダ
イオードPDで受光される。
【0019】この技術分野で周知のように、レーザダイ
オードLDから放射されるレーザビーム(光)は、水平
方向に比べて垂直方向にかなり広がった強度分布を示し
ている。このような水平方向と垂直方向で異なる放射角
を有する、いわゆる、楕円の断面形状を持つ放射ビーム
を、略円形の断面形状を持つビームに変換するビーム整
形レンズが提案されている(例えば、特開平9−258
099号公報、特表平9−501789号公報などを参
照)。ここでは、楕円の断面形状を持つ放射ビームを略
円形の断面形状を持つビームに変換する機能を「ビーム
整形機能」と呼ぶことにする。従来提案されているビー
ム整形レンズは、専らこのビーム整形機能のみを持って
いる。尚、ビーム整形レンズは、アナモルフィックレン
ズとも呼ばれる。
【0020】ところで、光ディスク記録/再生装置で
は、光ディスクに照射するレーザビームの出力レベルが
一定でなければならない。このため、レーザダイオード
LDから出射されるレーザビームの強度を常に一定に保
つフィードバック制御系を採用している。この制御系で
は、レーザダイオードLDから出射されたレーザビーム
の強度をモニタする必要がある。
【0021】従来の光ピックアップでは、このようなモ
ニタ手段として、レーザダイオードLDから出射された
レーザビームの一部を分岐するためのビームスプリッタ
と、この分岐された一部のレーザビームを入射するフロ
ントモニタ素子との組み合わせを使用している。
【0022】ビームスプリッタによるモニタ用レーザビ
ームの分岐は、対物レンズOLに向かう主レーザビーム
の強度を低下させる。したがって、ビームスプリッタを
用いることなく、レーザビームの強度をモニタすること
ができるものが望まれている。ところが、上記提案され
ているビーム整形レンズは、上述したように、いずれ
も、専らビーム整形機能だけを持つように設計されてお
り、レーザダイオードから出射されたレーザビームの一
部を主レーザビームとは別に取りだすような機能(以
下、「一部分岐機能」と呼ぶ)を備えていない。
【0023】そこで、本発明者らは、ビーム整形機能ば
かりでなく一部分岐機能をも備えたビーム整形レンズを
既に提供している。
【0024】図5にビーム整形機能ばかりでなく一部分
岐機能をも備えたビーム整形レンズALの一例をフロン
トモニタ素子(モニタPD)30'と共に示す。
【0025】図示のビーム整形レンズALは、楕円の断
面形状を持つ放射ビームRBを略円形の断面形状を持つ
主ビームMBに変換するビーム整形部23と、このビー
ム整形部23の周囲に設けられて、放射ビームRBの一
部を主ビームMBとは別に分岐して分岐ビームBBとし
て取り出す一部分岐部(コバ部)24'とを備えてい
る。
【0026】図5に示されるように、レーザダイオード
LD(図4)の発光点から出射されたレーザビーム(放
射ビーム)RBは、ビーム整形レンズALを通り、その
一部を分岐ビームBBとしてコバ部24'を通過させ
て、分岐ビームBBをモニタPD30'に入射させ、分
岐ビームBBの光量を検出する。そして、このモニタP
D30'に入射した分岐ビームBBの光量の変化によっ
てレーザダイオードLDのパワーをコントロールする。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】図5に示したビーム整
形レンズALにおいて、コバ部24'で屈折した光(分
岐ビームBB)がモニタPD30'に入射するために
は、モニタPD30'を主ビームMBが通る有効範囲近
傍に配置させなくてはならない。何故なら、入射ビーム
である放射ビームRBがコバ部24'に対して斜めに入
るため、分岐ビームBBはビーム整形レンズALの入射
面側のコバ部24'で有効範囲側に屈折するからであ
り、また、この有効範囲から分岐ビームBBが外れた場
合には、モニタPD30'に入射する光の光量が少なく
なるからである。
【0028】また、モニタPD30'を有効範囲近傍に
配置させるためには、図5に示すように、モニタPD3
0'をベアチップで基板にマウントしたようなカスタム
品を搭載しなくてはならない。すなわち、モニタPD3
0'として特殊なフロントモニタ素子を必要とする。換
言すれば、モニタPD30'として市販のモニタPDを
使用することが困難である。したがって、高価となる欠
点がある。
【0029】なお、ここではレンズとしてビーム整形レ
ンズの場合を例に挙げて説明しているが、コリメータレ
ンズに上述したコバ部を設ける場合もある。
【0030】したがって、本発明の目的は、有効範囲か
ら離れた位置でもモニタ用の光として十分な光量を得る
ことができるレンズを提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、入射ビームの一部をモニタ用として取り出すための
コバ部を備えたレンズにおいて、入射側の前記コバ部の
形状が、半径方向外側に進につれて入射側へ接近する方
向に斜めに傾いていることを特徴とするレンズが得られ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0033】図1および図2を参照して、本発明の一実
施の形態に係るレンズについて説明する。本実施の形態
では、レンズがビーム整形レンズALである場合を例に
挙げているが、これに限定しないのは勿論である。
【0034】図1において、(a)は正面断面図、
(b)は平面断面図、(c)は前面図、(d)は背面図
である。図示のビーム整形レンズALはガラス製であ
り、その前面(入射面)および背面(出射面)には、図
1(a)に示される様に、それぞれ、反射防止コート2
1および22が施されている。
【0035】図示のビーム整形レンズALは、後述する
ように、ビーム整形機能ばかりでなく一部分岐機能をも
備えている。詳述すると、ビーム整形レンズALは、楕
円の断面形状を持つ放射ビームRBを略円形の断面形状
を持つ主ビームMBに変換するビーム整形部23と、そ
のビーム整形部23の周囲に設けられて、放射ビームの
一部を主ビームMBとは別に分岐して分岐ビームBBと
して取り出す一部分岐部(コバ部)24とを備えてい
る。
【0036】図1(c)には放射ビームRBの有効径を
斜線で示しており、図1(d)には主ビームMBの有効
径を斜線で示している。
【0037】周知のように、レーザダイオードLD(図
4)から出射された放射ビームRBは、中央部が最大
で、それから離れるに従って弱くなる山形の強度分布を
しているが、その裾の部分まで広がっている。一部分岐
部(コバ部)24は、この裾の部分に広がっている放射
ビームRBを、主ビームMBとは別に分岐して分岐ビー
ムBBとして取り出す。この取り出された分岐ビームB
Bは、モニタPD(フロントモニタ素子)30に入射さ
れる。
【0038】又、この一部分岐部(コバ部)24は、図
1(a)、(d)および図2から明らかなように、入射
(前面)側のコバの形状が、半径方向外側に進むにつれ
て入射側に接近する方向に斜めに傾いている。このよう
な形状とすることにより、フロントモニタ素子(モニタ
PD)30を、主ビームMBが通過する通路(有効範
囲)から離れたより外側に配置することが可能となる。
【0039】換言すれば、有効範囲から離れた位置にモ
ニタPD30を配置した場合でも、モニタPD30には
十分な光量の分岐ビームBBを入射させることができ
る。よって、モニタPD30として市販のモニタPDを
配置することができる。
【0040】尚、図1(a)および(b)に示されるよ
うに、ビーム整形レンズALのビーム整形部23は、そ
の前面(入射)側がいわゆる鞍状の形状をしており、水
平方向と垂直方向とで曲率が異なっている。すなわち、
ビーム整形レンズALは、入射面の水平方向と垂直方
向、出射面の水平方向と垂直方向とがそれぞれ曲率の異
なるアナモルフィック面となっている。
【0041】このような構造のビーム整形レンズALで
は、ビーム整形レンズAL透過後の対物レンズOL(図
4)での主ビームの形状を略円形断面として、対物レン
ズOLの有効径により近づけることができる。換言すれ
ば、垂直方向での広がり角を水平方向のそれと同じ程度
に狭くすることができ、高い結合効率を期待できる。
【0042】このように、結合効率が高くなるので、C
D−RやMO等の光ディスクに対する書込みに必要がパ
ワーを得るために、現行のレーザダイオードよりも低い
パワーのものを使用することが可能となる。
【0043】尚、本実施の形態では、図1(d)に示さ
れるように、ビーム整形レンズALは、その像側の面
(背面)を基準面とし、その基準面の一部に凸部25を
設けている。このビーム整形レンズALは、図示しない
ホルダでレーザダイオードLDと共に保持されるが、そ
のホルダにはこの凸部25と対応する位置に凹部が設け
られている。ホルダでビーム整形レンズALを保持する
際、ホルダの凹部にビーム整形レンズALの凸部25を
挿入する。
【0044】したがって、ホルダの凹部とビーム整形レ
ンズALの凸部25のクリアランスを小さくし、レーザ
ダイオードLDと取り付ける治具の精度を上げておけ
ば、Z軸に対する回転方向の調整なしで、安定したスポ
ットサイズを実現することが出来る。その結果、組み立
て・調整の時間を短縮することが可能となる。
【0045】尚、本発明は、上述した実施の形態に限定
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更
が可能なのはいうまでもない。例えば、上記実施の形態
では、レンズとしてビーム整形レンズの場合を例に挙げ
て説明しているが、レンズとしては、入射ビームを平行
ビームに変換する機能を有するコリメータレンズCL
(図4)にも適用できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ
は、入射ビームの一部をモニタ用として取り出すための
コバ部の入射側の形状を、半径方向外側に進むつれて入
射側へ接近する方向に斜めに傾けた形状としたので、入
射側屈折を無くすことができ、モニタPD(フロントモ
ニタ素子)をより外側に配置することができる。したが
って、主ビームが通る有効範囲から離れた位置にモニタ
PD(フロントモニタ素子)を配置しても、十分な光量
を持つ分岐ビームを受光することが可能となる。よっ
て、市販のモニタPDを配置することができ、安価とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るレンズ(ビーム整
形レンズ)の構成を示す図で、(a)は正面断面図、
(b)は平面断面図、(c)は前面図、(d)は背面図
である。
【図2】図1に示したレンズ(ビーム整形レンズ)をモ
ニタPD(フロントモニタ素子)と共に示す平面断面図
である。
【図3】本発明に係るレンズ(ビーム整形レンズ)が使
用される、従来の光ピックアップを示す平面図である。
【図4】図3に示した光ピックアップの光学系を示す構
成図である。
【図5】従来のレンズ(ビーム整形レンズ)をモニタP
D(フロントモニタ素子)と共に示す平面断面図であ
る。
【符号の説明】
AL ビーム整形レンズ 23 ビーム整形部 24 一部分岐部(コバ部) 25 凸部 30 モニタPD(フロントモニタ素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/135 G02B 27/00 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射ビームの一部をモニタ用として取り
    出すためのコバ部を備えたレンズにおいて、入射側の前
    記コバ部の形状が、半径方向外側に進につれて入射側へ
    接近する方向に斜めに傾いていることを特徴とするレン
    ズ。
  2. 【請求項2】 前記レンズが、前記入射ビームとして楕
    円の断面形状を持つ放射ビームを入射し、該放射ビーム
    を略円形の断面形状を持つ主ビームに変換する機能を有
    するビーム整形レンズである、請求項1に記載のレン
    ズ。
  3. 【請求項3】 前記レンズが、前記入射ビームを平行ビ
    ームに変換する機能を有するコリメータレンズである、
    請求項1に記載のレンズ。
JP11047566A 1999-02-25 1999-02-25 レンズ Withdrawn JP2000249810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11047566A JP2000249810A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 レンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11047566A JP2000249810A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 レンズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000249810A true JP2000249810A (ja) 2000-09-14

Family

ID=12778786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11047566A Withdrawn JP2000249810A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000249810A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100498481B1 (ko) * 2003-01-24 2005-07-01 삼성전자주식회사 광픽업장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100498481B1 (ko) * 2003-01-24 2005-07-01 삼성전자주식회사 광픽업장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5608708A (en) Optical beam-splitting element
MY122310A (en) Catadioptric optical system, optical pickup and optical disk drive employing the same, and optical disk.
WO1995034015A1 (en) Optical scanning device, and beam shaper and radiation source unit for use in the device
US7106681B1 (en) Optical head arrangements with single substrate lasers
KR100189899B1 (ko) 두께가 다른 광 디스크의 판별 방법 및 이를 적용한 광학장치
US6876620B2 (en) Optical storage device
JP2000252577A (ja) レーザビーム出射ユニット
EP1761921B1 (en) Apparatus and method for generating a scanning beam in an optical pickup head, miniature optical pickup head and optical storage system incorporating a miniature pickup head
JP2000249810A (ja) レンズ
JP2000249885A (ja) ビーム整形レンズおよびその位置決め方法
TWI254293B (en) Optical read-write head
KR19980018955A (ko) 광학픽업장치, 광학기록재생장치 및 대물렌즈의 조정방법 (Optical Pickup Device, Optical Recording/Reproducing Apparatus and Objective Lens)
US6985424B1 (en) Laser module and optical head
JP2000249811A (ja) ビーム整形レンズ
US6246532B1 (en) Optical pickup comprising a damper base having an oval hole
EP0472084A2 (en) Optical head apparatus
US20090013341A1 (en) Lens holder for optical pickup and optical pickup having same
JPH0676349A (ja) 多重ビーム光学系
JP2001307366A (ja) 光ピックアップ装置
JP2002111114A (ja) レーザダイオード固定方法
US4868821A (en) Optical pickup which includes a single objective lens having magnification equal to or greater than 3 and equal to or smaller than 5
US7102981B2 (en) Optical scanning device
CN2453515Y (zh) 一种dvd光学信息再现装置
JP3223074B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP2000163797A (ja) 部品固定法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050825

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070601