JP2000249588A - 燃料レベルセンサの故障診断装置 - Google Patents

燃料レベルセンサの故障診断装置

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JP2000249588A
JP2000249588A JP11052836A JP5283699A JP2000249588A JP 2000249588 A JP2000249588 A JP 2000249588A JP 11052836 A JP11052836 A JP 11052836A JP 5283699 A JP5283699 A JP 5283699A JP 2000249588 A JP2000249588 A JP 2000249588A
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fuel
fuel level
level sensor
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sensor
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Katsuhiko Toyoda
克彦 豊田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料レベルセンサの故障診断装置において、
燃料レベルセンサを精度良く診断するとともに、燃料レ
ベルセンサの異常によって、燃料レベルセンサの出力特
性の診断が行なわれなくなるのを防止し、また、燃料系
のリーク診断が実施されなくなるのを防止することにあ
る。 【構成】 エンジン負荷が一定状態で燃料の揺れを判定
し、燃料揺れ判定時間よりも長く設定された負荷判定時
間の経過時に燃料変化量が燃料揺れ判定値よりも小さい
状態の時間が燃料揺れ判定時間に満たない場合には、燃
料レベルセンサが異常と診断する異常診断部が備えられ
た制御手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料レベルセン
サの故障診断装置に係り、特に燃料レベルセンサを診断
する燃料レベルセンサの故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載したエンジンに供給される燃
料を貯留する燃料タンクにあっては、燃料レベルを検出
するために、燃料タンク内の燃料のレベルを検出する燃
料レベルセンサを設けている。この燃料レベルセンサ
は、燃料レベルを検出して、この燃料レベルに対応する
電圧を制御手段に出力するものである。しかし、燃料レ
ベルセンサに故障が生ずる場合があるので、この燃料レ
ベルセンサの故障を診断する必要がある。
【0003】燃料レベルセンサの故障の診断には、断
線、ショートに関する故障診断装置や、出力特性(燃料
レベルと出力電圧の相関)の異常と併せて燃料噴射量積
算値によって故障診断する故障診断装置がある。
【0004】このような燃料レベルセンサの故障診断装
置としては、例えば、特開平10−73468号公報に
開示されている。この公報に記載のものは、燃料レベル
が満量に近い設定レベルよりも大きい時に燃料噴射量を
積算し、燃料レベルと燃料噴射量との相関によって燃料
レベルセンサの異常を診断するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、燃料
レベルセンサの故障診断装置にあっては、燃料レベルを
精度良く診断するために、燃料が大きく揺れるときに
は、燃料レベルの平均値を求める演算を中断している
が、燃料レベルセンサに電気的ノイズが乗ってしまった
りすると、燃料レベルの演算が全く行なわれなくなって
しまうという不都合がある。また、燃料系のリーク診断
の実施条件の中には、燃料の揺れが大きいと、燃料タン
ク内の圧力が変化するので、燃料の揺れが大きい場合に
は、燃料系のリーク診断を実施しないようにしている
が、この場合も、燃料レベルセンサに電気的ノイズが乗
ってしまうと、燃料系のリーク診断が行なわれなくなっ
てしまうという不都合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車両に搭載したエンジン
に供給される燃料を貯留する燃料タンク内の燃料レベル
を検出してこの燃料レベルに対応する電圧を出力する燃
料レベルセンサの故障を診断する燃料レベルセンサの故
障診断装置において、エンジン負荷が一定状態で燃料の
揺れを判定し、燃料揺れ判定時間よりも長く設定された
負荷判定時間の経過時に燃料変化量が燃料揺れ判定値よ
りも小さい状態の時間が前記燃料揺れ判定時間に満たな
い場合には前記燃料レベルセンサが異常と診断する異常
診断部が備えられた制御手段を設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明は、エンジン負荷が一定
状態で燃料の揺れを判定し、燃料揺れ判定時間よりも長
く設定された負荷判定時間の経過時に燃料変化量が燃料
揺れ判定値よりも小さい状態の時間が燃料揺れ判定時間
に満たない場合には、燃料レベルセンサが異常と診断す
るので、燃料レベルセンサを精度良く診断するととも
に、燃料レベルセンサの異常によって、燃料レベルセン
サの出力特性の診断が行なわれなくなるのを防止し、ま
た、燃料系のリーク診断が実施されなくなるのを防止す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜6は、この発明の第1実
施例を示すものである。図6において、2は車両(図示
せず)に搭載されるエンジン、4はシリンダブロック、
6はシリンダヘッド、8はオイルパン、10はクランク
軸、12はエアクリーナ、14は吸気管、16はスロッ
トルボディ、18はスロットル弁、20はサージタン
ク、22は吸気マニホルド、24は排気マニホルド、2
6はフロント触媒コンバータ、28は排気管、30はリ
ア触媒コンバータ、32は燃料タンクである。この燃料
タンク32には、燃料タンク32内の燃料レベルを検出
して、この燃料レベルに対応する電圧を出力する燃料レ
ベルセンサ34が設けられている。
【0009】サージタンク20と燃料タンク32間に
は、蒸発燃料制御装置36が設けられている。この蒸発
燃料制御装置36にあっては、燃料タンク32に連通す
るエバポ通路38とサージタンク20に連通するパージ
通路40との間にキャニスタ42が設けられている。ま
た、エバポ通路38には、燃料タンク32側から順次に
タンク内圧センサ44とセパレータ46と圧力制御弁4
8とが設けられている。この圧力制御弁48は、圧力通
路50を介してサージタンク20に連通している。この
圧力通路50には、負圧弁制御弁52が設けられてい
る。また、パージ通路40には、パージ弁54が設けら
れている。また、キャニスタ42には、大気制御弁56
が設けられている。
【0010】また、エンジン2の吸気系には、排気の一
部を吸気系に供給するEGR装置58が設けられてい
る。このEGR装置58は、EGR制御弁60と背圧制
御弁62とEGR判定弁64とを有している。
【0011】また、サージタンク20には、フィルタ6
6を介して吸気管圧力を検出する圧力センサ68が設け
られている。
【0012】エンジン2には、クランク角センサ70が
設けられる。このクランク角センサ70は、エンジン回
転数センサとしての機能をも有し、クランク軸10に取
付けられて外周縁に複数の歯部72を有するクランク角
プレート74と、シリンダブロック4に取付けた電磁ピ
ックアップ76とからなる。
【0013】このクランク角センサ70は、制御手段
(ECU)78に連絡している。
【0014】この制御手段78には、また、シリンダヘ
ッド6に取付けた水温センサ80と、吸気管14に取付
けた吸気温センサ82と、スロットルボディ16に取付
けたスロットル開度センサ84と、点火装置86と、燃
料レベルセンサ34と、圧力センサ68と、タンク内圧
センサ44と、負圧制御弁52と、大気制御弁56と、
パージ弁54と、EGR制御弁60と、EGR判定弁6
4と、排気マニホルド24に取付けたフロント酸素濃度
センサ88と、リア触媒コンバータ30の下流側の排気
管28に取付けたリア酸素濃度センサ90と、大気圧を
検出する大気圧センサ92と、車両の挙動状態を検出す
る加速度(G)サンサ94と、バッテリ96と、イグニ
ションキー98と、そして、運転者に知らせる警報器1
00とが連絡している。
【0015】この制御手段78には、燃料レベルセンサ
34の異常を診断する異常診断部78aとタイマ78b
とが備えられている。
【0016】この制御手段78は、エンジン負荷が一定
状態で、例えば、一定時間毎に、燃料の揺れを判定し、
燃料揺れ判定時間FLCOUNTよりも長く設定された
負荷判定時間CTime、つまり、CTime>FLC
OUNTの経過時に、燃料変化量FLdelが燃料揺れ
判定値CFLdelよりも小さい状態の時間である燃料
揺れ判定タイマ時間COUNT2が上述の燃料揺れ判定
時間FLCOUNTに満たない場合には、燃料レベルセ
ンサ34が異常と診断するものである。上述のエンジン
負荷の一定状態は、例えば、スロットル変化量THde
l、空気量変化量、燃料噴射量変化量や、エンジン負荷
変化量等で計測されるものである。
【0017】また、制御手段78は、車両の挙動状態を
検出する加速度センサ94からの信号の値GがGセンサ
変化判定値CGdelよりも大きい場合には、燃料レベ
ルセンサ34の診断を行わないものである。
【0018】更に、制御手段78は、加速度センサ94
が備えられていない場合に、ソフト的に、車両が悪路走
行と判定した場合及びエンジン2の角速度変化量が角速
度変化判定値よりも大いと判定した場合には、悪路判定
フラグを代用し、燃料レベルセンサ34の診断を行わな
いものである。
【0019】次に、この第1実施例の作用を、図1〜3
のフローチャート及び図4、5のタイムチャートに基づ
いて説明する。
【0020】図1に示す如く、エンジン2を始動して制
御手段78のプログラムがスタートすると(ステップ1
02)、先ず、タイマ成立フラグFLFLG1が1か否
かを判断する(ステップ104)。
【0021】このタイマ成立フラグFLFLG1の1
は、図2のフローチャートに基づいて行われる。即ち、
タイマ78bがスタートすると(ステップ202)、一
定時間(図4参照)内のスロットル変化量THdel、
空気量変化量、燃料噴射量変化量、エンジン負荷変化量
等の変化量を計測し(ステップ204)、そして、例え
ば、スロットル変化量THdel≦スロットル変化判定
値CTHdelか否かを判定する(ステップ206)。
このステップ206がNOの場合には、エンジン負荷が
一定状態でないので、ステップ204に戻し、燃料レベ
ルセンサ34の診断を行わない。
【0022】ステップ206がYESの場合には、加速
度センサ94からの信号の値Gが、G≦Gセンサ変化判
定値CGdelか否かを判定する(ステップ208)。
このステップ208がNOの場合には、G≧Gセンサ変
化判定値CGdelであり、車両の走行状態が一定状態
でないので、ステップ204に戻し、燃料レベルセンサ
34の診断を行わない。
【0023】ステップ208がYESの場合には、スロ
ットル一定等の負荷一定条件成立タイマ時間COUNT
1をカウントアップする(ステップ210)。
【0024】そして、負荷一定条件成立タイマ時間CO
UNT1≧負荷判定時間CTimeか否かを判定する
(ステップ212)。このステップ212がNOの場合
には、ステップ204に戻す。
【0025】ステップ212がYESの場合には、タイ
マ成立フラグFLFLG1を1とする(ステップ21
4)。そして、プログラムをエンドとする(ステップ2
16)。
【0026】図1において、ステップ104がNOの場
合には、このタイマ成立フラグFLFLG1が1か否か
の判断を継続する(ステップ104)。
【0027】このステップ104がYESの場合には、
燃料揺れ判定フラグFLFLG2が1か否かを判定する
(ステップ106)。
【0028】この燃料揺れ判定フラグFLFLG2の1
は、図3のフローチャートに基づいて行われる。即ち、
エンジン2がスタートすると(ステップ302)、一定
時間内のスロットル変化量THdel、空気量変化量、
燃料噴射量変化量、エンジン負荷変化量等の変化量を計
測し(ステップ304)、そして、例えば、スロットル
変化量THdel≦スロットル変化判定値CTHdel
か否かを判定する(ステップ306)。このステップ3
06がNOの場合には、エンジン負荷が一定状態でない
ので、ステップ304に戻し、燃料レベルセンサ34の
診断を行わない。
【0029】ステップ306がYESの場合には、加速
度センサ94からの信号の値Gが、G≦Gセンサ変化判
定値CGdelか否かを判定する(ステップ308)。
このステップ308がNOの場合には、G≧Gセンサ変
化判定値CGdelであり、車両の走行状態が一定状態
でないので、ステップ304に戻し、燃料レベルセンサ
34の診断を行わない。
【0030】ステップ308がYESの場合には、燃料
変化量FLdelを計測する(ステップ310)。
【0031】そして、燃料変化量FLdel<燃料揺れ
判定値CFLdelか否かを判定する(ステップ31
2)。このステップ312がNOの場合には、ディレイ
tdlをして(ステップ314)(図4参照)、ステッ
プ304に戻す。
【0032】ステップ312がYESの場合には、燃料
揺れ判定タイマ時間COUNT2をカウントアップする
(ステップ316)。
【0033】そして、燃料揺れ判定タイマ時間COUN
T2≧燃料揺れ判定時間FLCOUNTか否かを判定す
る(ステップ318)。
【0034】このステツプ318がNOの場合には、燃
料変化量FLdelが燃料揺れ判定値CFLdelより
も小さい状態において、この状態の時間が燃料揺れ判定
時間FLCOUNTに満たなく、燃料の揺れが一度も一
定範囲内に収まっていないと判定するので、ステップ3
04に戻す。
【0035】ステップ318がYESの場合には、燃料
揺れ判定フラグFLFLG2を1とする(ステツプ32
0)。そして、プログラムをエンドとする(ステップ3
22)。
【0036】図1において、ステップ106がYESの
場合には、つまり、燃料揺れ判定フラグFLFLG2が
1となり、燃料レベルセンサ34が正常と診断する(ス
テップ108)。
【0037】しかし、ステップ106がNOの場合に
は、燃料変化量FLdelが燃料揺れ判定値CFLde
lよりも小さいにも拘らず、燃料の揺れが一度も一定範
囲内に収まっていないと判定し、そして、燃料レベルセ
ンサ34が異常と診断し、ランプ等の警告器100で、
運転者(ドライバー)に知らせる(ステップ110)。
【0038】上述のステップ108、ステップ110の
処理後は、プログラムをエンドとする(ステップ11
2)。
【0039】この結果、エンジン負荷や車両の走行状態
が一定状態に安定しているときに、燃料レベルセンサ3
4の故障診断を行なうので、燃料レベルセンサ34を精
度良く診断するとともに、燃料レベルセンサ34の異常
によって、燃料レベルセンサ34の出力特性の診断が行
なわれなくなるのを防止し、また、燃料系のリーク診断
が実施されなくなるのを防止することができる。
【0040】また、燃料レベルセンサ34の出力特性の
診断や燃料系のリーク診断が燃料レベルセンサ34の異
常によって行われないときには、燃料レベルセンサ34
の異常をランプ等の警告器100で運転者に知らせるこ
とができるので、車両のチェックを確実に行え、大気汚
染を未然に防止することができる。
【0041】図7、8は、この発明の第2実施例を示す
ものである。
【0042】この第2実施例においては、上述の第1実
施例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明
する。
【0043】この第2実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、制御手段78の燃料レベル揺れ計
測にあっては、燃料レベルセンサ34からの出力電圧の
周波数を、つまり、電圧の周期的な波形が1秒間に繰り
返す回数を分析し、車速又はエンジン負荷毎に異常判定
周波数を決定して、この異常判定周波数に基づいて燃料
レベルセンサ34の診断をするものである。
【0044】つまり、図7に示す如く、エンジン2がス
タートすると(ステップ402)、一定時間内のスロッ
トル変化量THdel、空気量変化量、燃料噴射量変化
量、エンジン負荷変化量等の変化量を計測し(ステップ
404)、そして、例えば、スロットル変化量THde
l≦スロットル変化判定値CTHdelか否かを判定す
る(ステップ406)。このステップ406がNOの場
合には、エンジン負荷が一定状態でないので、ステップ
404に戻し、燃料レベルセンサ34の診断を行わな
い。
【0045】ステップ406がYESの場合には、加速
度センサ94からの信号の値Gが、G≦Gセンサ変化判
定値CGdelか否かを判定する(ステップ408)。
このステップ408がNOの場合には、G≧Gセンサ変
化判定値CGdelであり、車両の走行状態が一定状態
でないので、ステップ404に戻し、燃料レベルセンサ
34の診断を行わない。
【0046】ステップ408がYESの場合には、燃料
レベルセンサ34の電圧の周波数を分析して計測する
(ステップ410)。
【0047】そして、図8において、車速又は空気量等
のエンジン負荷毎で異常判定周波数を決定し、この異常
判定周波数に基づいて正常OKか異常NGかを判定する
(ステップ412)。このステップ412がNGの場合
には、ディレイtdlをして(ステップ414)、ステ
ップ404に戻す。
【0048】ステップ412がYESの場合には、燃料
揺れ判定フラグFLFLG2を1とする(ステツプ41
6)。そして、プログラムをエンドとする(ステップ4
18)。
【0049】この第2実施例の構成によれば、上述の第
1実施例と同じ効果を得るとともに、プログラムを更に
簡単にすることができる。なお、この第2実施例におい
ても、電圧の周波数の計測後に、負荷一定成立タイマ時
間COUNT1をカウントアップし、更に細かな診断を
することが可能である。
【0050】なお、この発明においては、図2のステッ
プ208、図3のステップ308、図7のステップ40
8において、速度センサ94が備えられていない場合
に、ソフト的に、車両が悪路走行と判定した場合及びエ
ンジン2の角速度変化量が角速度変化判定値よりも大い
と判定した場合には、悪路判定フラグを代用し、燃料レ
ベルセンサ34の診断を行わないようになることもでき
る。
【0051】また、燃料レベルの揺れを判定し、この揺
れの最大値と最小値との平均値を算出し、この平均値に
応じて燃料レベルセンサ34の故障の診断をさせること
が可能である。
【0052】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、エンジン負荷が一定状態で燃料の揺れを
判定し、燃料揺れ判定時間よりも長く設定された負荷判
定時間の経過時に燃料変化量が燃料揺れ判定値よりも小
さい状態の時間が燃料揺れ判定時間に満たない場合に
は、燃料レベルセンサが異常と診断する異常診断部が備
えられた制御手段を設けたことにより、燃料レベルセン
サを精度良く診断するとともに、燃料レベルセンサの異
常によって、燃料レベルセンサの出力特性の診断が行な
われなくなるのを防止し、また、燃料系のリーク診断が
実施されなくなるのを防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料レベルセンサの診断のフローチャートであ
る。
【図2】タイマ成立フラグのフローチャートである。
【図3】燃料レベル揺れ計測のフローチャートである。
【図4】燃料レベルセンサの診断のタイムチャートであ
る。
【図5】燃料レベル変化状態を示す図である。
【図6】故障診断装置のシステム構成図である。
【図7】第2実施例における燃料レベル揺れ計測のフロ
ーチャートである。
【図8】異常判定周波数を決定する図である。
【符号の説明】
2 エンジン 34 燃料レベルセンサ 78 制御手段 78a 異常診断部 78b タイマ 94 加速度センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載したエンジンに供給される燃
    料を貯留する燃料タンク内の燃料レベルを検出してこの
    燃料レベルに対応する電圧を出力する燃料レベルセンサ
    の故障を診断する燃料レベルセンサの故障診断装置にお
    いて、エンジン負荷が一定状態で燃料の揺れを判定し、
    燃料揺れ判定時間よりも長く設定された負荷判定時間の
    経過時に燃料変化量が燃料揺れ判定値よりも小さい状態
    の時間が前記燃料揺れ判定時間に満たない場合には前記
    燃料レベルセンサが異常と診断する異常診断部が備えら
    れた制御手段を設けたことを特徴とする燃料レベルセン
    サの故障診断装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記車両の挙動状態を
    検出する加速度センサからの出力信号の値がGセンサ変
    化判定値よりも大きい場合には、前記燃料レベルセンサ
    の診断を行わないことを特徴とする請求項1に記載の燃
    料レベルセンサの故障診断装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記車両が悪路走行と
    判定した場合及び前記エンジンの角速度変化量が角速度
    変化判定値よりも大きいと判定した場合には、前記燃料
    レベルセンサの診断を行わないことを特徴とする請求項
    1に記載の燃料レベルセンサの故障診断装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記燃料レベルセンサ
    からの出力電圧の周波数を分析し、車速又はエンジン負
    荷毎に異常判定周波数を決定し、この異常判定周波数に
    基づいて前記燃料レベルセンサの診断を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の燃料レベルセンサの故障診断装
    置。
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