JP2000249123A - 棒状部材への部品取付具 - Google Patents

棒状部材への部品取付具

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JP2000249123A
JP2000249123A JP11053024A JP5302499A JP2000249123A JP 2000249123 A JP2000249123 A JP 2000249123A JP 11053024 A JP11053024 A JP 11053024A JP 5302499 A JP5302499 A JP 5302499A JP 2000249123 A JP2000249123 A JP 2000249123A
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fastening
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bolt
bracket
screw hole
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JP11053024A
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Masaaki Hayashi
正明 林
Koji Ando
幸二 安藤
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IWATA SEISAKUSHO KK
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IWATA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置センサ等の部品を、軸部材等の棒状部材
に容易に取付けることができ、しかも、取付具本体の構
成を簡略化することにより安価に製造することができる
棒状部材への部品取付具を提供する。 【解決手段】 軸部材の周面を囲むとともに、外周の少
なくとも一部に形成された平面部10に締結用ねじ孔1
3が穿設された取付具本体7と、ブラケット8の開口2
0を挿通して取付具本体7の締結用ねじ孔13に螺着さ
れることにより、取付具本体7を軸部材に締結するとと
もに、ブラケット8を取付具本体7に保持するボルト1
4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒状部材への部品
取付具に関するものであり、特に、軸部材等の棒状部材
に位置センサ等の部品を容易に取付けることができる棒
状部材への部品取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、工作機械等においては、移動不
能に設置された固定部材と、この固定部材に対して近接
または離間するように往復運動する可動部材とを備えた
装置が多く使われている。そして、この装置では、可動
部材を運動させるために、エアシリンダ等の駆動手段が
用いられている。
【0003】また、可動部材が固定部材に近づいたと
き、可動部材の移動を停止させるために、可動部材の位
置が所定の位置に到達したことを検出する位置センサ
と、位置センサの出力に基づいて駆動手段を停止させる
制御装置とを備えたものが知られている。具体的には、
図10に示すように、一端が可動部材50に固定され、
他端が固定部材51に摺動可能に挿通された軸部材52
に、取付具53を介して位置センサ54を取付けたもの
がある。なお、可動部材50は、エアシリンダ(図示し
ない)等により上下に運動させることができる。この装
置によれば、エアシリンダの動作により可動部材50及
び軸部材52が上下方向に運動するとともに、可動部材
50及び軸部材52が上方へ移動した際に、軸部材52
に取付具53を介して取付けられている位置センサ54
が、固定部材51に近接または当接すると、制御装置
(図示しない)によりエアシリンダの動作が停止され、
可動部材50の移動が停止される。
【0004】図11に取付具53の具体的な構成を示
す。取付具53は、軸部材52に締結される取付具本体
56と、取付具本体56に保持されるブラケット57と
から構成され、ブラケット57に位置センサ54(図1
0参照)が取付けられている。取付具本体56は、2つ
の構成体58,59からなり、両構成体58,59によ
り略円環状の外観を呈している。そして、一方の構成体
58の外周面は、中央付近に平面部60が形成されてお
り、その他の部分は曲面部(円周面)61となってい
る。平面部60には保持用ねじ孔62が穿設され、平面
部60の両側に位置する曲面部61にはそれぞれ締結用
ねじ孔63が貫通して穿設されている。また、他方の構
成体59には、締結用ボルト64の雄ねじ部64aが挿
通される小径部65、及び小径部65に連続し締結用ボ
ルト64の頭部64bが収容される大径部66からなる
ボルト挿入孔67が貫通して穿設されている。すなわ
ち、2つの構成体58,59により軸部材52を囲んだ
状態で、他方の構成体59に穿設されたボルト挿入孔6
7から締結用ボルト64を挿入し、締結用ボルト64の
雄ねじ部64aを一方の構成体58に穿設された締結用
ねじ孔63に螺着すると、ねじの作用により、2つの構
成体58,59は連結され互いに当接する方向に力が働
く。ここで、両構成体58,59の間には、軸部材52
が挿入されているため、構成体58,59は、軸部材5
2に締結され固定される。
【0005】また、ブラケット57としては、例えば、
板状の部材を断面略L字型に折曲成形したものが知られ
ている。このものは、一方の面が保持面68であり、こ
の保持面68に対して垂設する面がセンサ取付面69で
ある。そして、保持面68には、保持用ボルト70の雄
ねじ部70aが挿通する開口68aが穿設されており、
センサ取付面69には位置センサ54を取付けるための
取付孔69aが穿設されている。つまり、ブラケット5
7の保持面68を一方の構成体58の平面部60に当接
させた状態で、保持用ボルト70を、保持面68に穿設
された開口68aを挿通して平面部60に穿設された保
持用ねじ孔62に螺着することにより、ブラケット57
を構成体58に保持させることができる。なお、位置セ
ンサ54は、胴部に雄ねじ部が形成され、この雄ねじ部
を、センサ取付面69に穿設された取付孔69aに挿通
した状態で、雄ねじ部にナット(図示しない)を螺着す
ることにより取付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のもの
は、位置センサ54を軸部材52に取付けるにあたり、
2つの構成体58,59により軸部材52を囲んだ状態
で、構成体58に穿設された締結用ねじ孔63に、締結
用ボルト64を螺着させるという作業と、ブラケット5
7の保持面68を一方の構成体58の平面部60に当接
させた状態で、保持面68に穿設された開口68aを挿
通して平面部60に穿設された保持用ねじ孔62に、保
持用ボルト70を螺着させるという作業を行わなければ
ならなかった。つまり、2種類のボルト(締結用ボルト
64及び保持用ボルト70)をそれぞれ別のネジ孔に螺
着しなければならないため、取付作業にある程度の時間
を要していた。また、上記のものは、ボルトが2種類必
要であり、更に取付具本体56の構造が複雑であること
から、部品の加工費用等が高くなり、安価に製造するこ
とができなかった。また、取付具本体56の形状が大型
化し、狭い空間に配設することができなかった。
【0007】そこで、本発明は、位置センサ等の部品
を、軸部材等の棒状部材に容易に取付けることができ、
また、取付具本体の構造を簡略化することにより安価に
製造することができ、しかも形状を小型化することがで
きる棒状部材への部品取付具の提供を課題とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
棒状部材への部品取付具は、棒状部材の周面を囲むとと
もに、外周の少なくとも一部に形成された平面部に締結
用ねじ孔が穿設された取付具本体と、前記取付具本体の
前記締結用ねじ孔に螺着されることにより、前記取付具
本体を前記棒状部材に締結するとともに、前記取付具本
体の平面部に当接状態でブラケットの保持が可能な締結
兼保持用ボルトとを備えるものである。
【0009】ここで、棒状部材としては、例えば、可動
部材と固定部材とを連結する軸部材や、電動機の回転軸
等が挙げられる。なお、棒状部材は、断面が円形のもの
他、楕円形や多角形であっても構わない。また、ブラケ
ットは、センサ等の部品を取付けるものであってもよ
く、あるいは他の部位に配設されたスイッチ等を操作す
るための作動片を形成するものであってもよい。
【0010】したがって、請求項1の発明の棒状部材へ
の部品取付具によれば、棒状部材に取付具本体が締結さ
れ、取付具本体にブラケットが保持される。取付作業と
しては、取付具本体によって棒状部材の周面を囲み、且
つ、取付具本体に形成された平面部にブラケットの板状
部を当接させた状態で、締結兼保持用ボルトを、取付具
本体に穿設された締結用ねじ孔に螺着させる。これによ
り、引っ張り力(締め付け力)が作用し、取付具本体が
棒状部材に締結されるとともに、ブラケットが取付具本
体に保持される。つまり、1種類のボルトを螺着するこ
とにより、取付具本体が締結され、ブラケットが保持さ
れる。なお、ブラケットとしては、開口や長孔状の切欠
が穿設されたものが使用され、締結兼保持用ボルトは、
これらの開口や長孔状の切欠に挿通した状態で、取付具
本体に穿設された締結用ねじ孔に螺着される。ここで、
例えば、長孔状の切欠が形成されたブラケットにおいて
は、まず、締結兼保持用ボルトを締結用ねじ孔にある程
度ねじ込ませ、その後、ブラケットを締結兼保持用ボル
トの頭部と取付具本体の平面部との間に挿入させてか
ら、保持用ボルトを螺着させるようにしてもよい。
【0011】請求項2の発明にかかる棒状部材への部品
取付具は、請求項1に記載の棒状部材への部品取付具に
おいて、前記取付具本体は、2つの構成体からなり、前
記締結用ねじ孔は、両構成体に連続して穿設されるとと
もに、前記平面部が形成される一方の構成体に穿設され
た締結用ねじ孔は、前記締結兼保持用ボルトの雄ねじ部
が挿通する貫通孔であり、他方の構成体に穿設された締
結用ねじ孔は、前記締結兼保持用ボルトの雄ねじ部が螺
着される雌ねじ部である。
【0012】したがって、請求項2の発明の棒状部材へ
の部品取付具によれば、請求項1の発明の棒状部材への
部品取付具の作用に加え、締結兼保持用ボルトを、平面
部が形成される一方の構成体の締結用ねじ孔(貫通孔)
に挿通させ、他方の構成体に穿設された締結用ねじ孔
(雌ねじ部)に螺着させる。これにより、2つの構成体
及びブラケットにおいて、互いに引っ張り力(締め付け
力)が作用し、2つの構成体が棒状部材に締結されると
ともに、ブラケットが一方の構成体の平面部に保持され
る。
【0013】請求項3の発明にかかる棒状部材への部品
取付具は、請求項1に記載の棒状部材への部品取付具に
おいて、前記取付具本体には、前記平面部と略平行に外
周と内周とを貫通するスリットが形成され、前記締結用
ねじ孔は、前記平面部から前記スリットを越えて穿設さ
れるとともに、前記平面部と前記スリットとの間に位置
する締結用ねじ孔は、前記締結兼保持用ボルトの雄ねじ
部が挿通する貫通孔であり、前記スリットを境として前
記平面部の反対側に位置する締結用ねじ孔は、前記締結
兼保持用ボルトの雄ねじ部が螺着される雌ねじ部であ
る。
【0014】したがって、請求項3の発明の棒状部材へ
の部品取付具によれば、請求項1の発明の棒状部材への
部品取付具の作用に加え、締結兼保持用ボルトを、平面
部とスリットとの間に位置する締結用ねじ孔(貫通孔)
に挿通させ、スリットを境として平面部の反対側に位置
する締結用ねじ孔(雌ねじ部)に螺着させる。このと
き、取付具本体は、スリットの幅及び内周の直径が狭く
なるように弾性変形する。このため、締め付け力が作用
し、取付具本体が棒状部材に締結される。
【0015】請求項4の発明にかかる棒状部材への部品
取付具は、内部に棒状部材が挿入され、外周の少なくと
も一部に形成された平面部に締結用ねじ孔が内周まで貫
通して穿設された取付具本体と、前記取付具本体の前記
締結用ねじ孔に螺着されることにより、先端が前記棒状
部材を押圧し、前記取付具本体を前記棒状部材に締結す
る締結用ボルトと、前記締結用ボルトの頭部近傍に螺着
され、前記取付具本体の平面部に当接状態でブラケット
の保持が可能な保持用ナットとを備えるものである。
【0016】ここで、締結用ボルトとしては、頭部まで
雄ねじ部が形成されたボルト、所謂植込みボルトが挙げ
られる。
【0017】したがって、請求項4の発明の棒状部材へ
の部品取付具によれば、棒状部材に取付具本体が締結さ
れ、取付具本体にブラケットが保持される。取付作業と
しては、まず、取付具本体の内部(内周内)に棒状部材
を挿入した状態で、締結用ボルトを取付具本体に形成さ
れた締結用ねじ孔に螺着させる。ここで、締結用ねじ孔
は、内周まで貫通して穿設されているため、締結用ボル
トを締結用ねじ孔に螺着させることにより、締結用ボル
トの先端が棒状部材に当接し棒状部材を押圧する。この
ため、取付具本体は、締結用ねじ孔と対向する内周面の
所定部位が棒状部材に圧接することになり、取付具本体
は棒状部材に締結される。
【0018】続いて、取付具本体に形成された平面部に
ブラケットの板状部を当接させた状態で、締結用ボルト
の頭部近傍に、保持用ナットを螺着する。これにより、
ブラケットが取付具本体の平面部に保持される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態であ
る棒状部材への部品取付具(請求項1,請求項2,及び
請求項5に対応)について、図1乃至図4に基づき説明
する。図1は本発明の第1実施形態である部品取付具が
組み込まれた装置の構成を示す斜視図であり、図2は本
発明の第1実施形態である部品取付具の構成を示す分解
斜視図であり、図3は図2に示す部品取付具を示す平面
図であり、図4は図2に示す部品取付具を示す正面図で
ある。本実施形態の部品取付具1が組み込まれた装置S
は、固定部材2に対して可動部材3を往復運動させると
ともに、可動部材3が固定部材2に近づいたとき、可動
部材3の移動を停止させる機能を有するものであり、図
1に示すように、エアシリンダ4と、軸部材5と、部品
取付具1と、位置センサ6とを備えている。
【0020】エアシリンダ4は、圧縮空気のもつエネル
ギーを機械的な往復直線運動に変換し、可動部材3を上
下方向に移動させるものである。つまり、エアシリンダ
4は、ピストンロッド4aを有しており、ピストンロッ
ド4aの下端部が可動部材3に連結されている。そし
て、エアシリンダ4に供給する圧縮空気を制御すること
により、ピストンロッド4aを介して可動部材3を上方
向または下方向に移動させることができる。
【0021】軸部材5は、本発明の棒状部材に相当し、
エアシリンダ4のピストンロッド4aに平行となるよう
に立設されている。軸部材5は、固定部材2に穿設され
た貫通孔2aに摺動可能に挿通され、その下端は可動部
材3に固定されている。したがって、エアシリンダ4の
動作により、可動部材3が移動すると、軸部材5は可動
部材3とともに上下方向に移動し、固定部材2に対して
摺動する。軸部材5の下端近傍には部品取付具1が取付
けられている。
【0022】部品取付具1は、位置センサ6を取付ける
ためのものであり、取付具本体7を備えている。図2乃
至図4に示すように、取付具本体7は、外周の一部に平
面部10が形成された第1構成体11と、半円形の第2
構成体12とからなり、全体的に略円環状の外観を呈し
ている。これらの構成体11,12は、剛性の高い材
料、例えば金属材料や合成樹脂材料等によって成形され
ている。ここで、第1構成体11は、本発明の一方の構
成体に相当し、第2構成体12は、本発明の他方の構成
体に相当する。
【0023】第1構成体11及び第2構成体12には、
第1構成体11の平面部10に対して垂直に貫通する、
締結用ねじ孔13が穿設されている。第1構成体11に
穿設された締結用ねじ孔13は、雌ねじ部が形成されて
おらず、ボルト14の雄ねじ部14aが緩やかに挿通す
る貫通孔である。第2構成体12に穿設された締結用ね
じ孔13には、ボルト14の雄ねじ部14aが螺着され
る雌ねじ部が長手方向に連続して形成されている。ま
た、第1構成体11及び第2構成体12には、それぞれ
軸部材5の外径と略同一の曲率半径を有する凹部15,
16が形成されている。
【0024】取付具本体7の第1構成体11に形成され
た平面部10には、ブラケット8が保持されている。ブ
ラケット8は、平面部10に当接する保持面18と、こ
の保持面18の端部から水平方向に延設されたセンサ取
付面19とからなり、断面略L字型の外観を呈してい
る。保持面18には、第1構成体11の平面部10に穿
設された締結用ねじ孔13と対向する位置に、開口20
が穿設されている。この開口20の外径は、ボルト14
の雄ねじ部14aの外径よりも大きく、且つボルト14
の頭部14bの外径よりも小さい。また、センサ取付面
19には、位置センサ6を取付けるための取付孔19a
が穿設されている。
【0025】位置センサ6(図1に示す)は、胴部に雄
ねじ部が形成され、この雄ねじ部を、ブラケット8のセ
ンサ取付面19に穿設された取付孔19aに挿通した状
態で、雄ねじ部にナット(図示しない)を螺着すること
により取付けられている。この位置センサ6は、先端の
感知部が固定部材2に近接したとき、信号線6aを介し
て制御装置(図示しない)に信号を送信する。そして、
制御装置は、位置センサ6から検知信号が送出された
際、エアシリンダ4への圧縮空気の供給を停止し、可動
部材3の移動を停止する。すなわち、可動部材3が上方
向へ移動し、固定部材2に接近した際、位置センサ6の
出力に基づいて可動部材3の停止が指示される。
【0026】ボルト14は、雄ねじ部14aと頭部14
bからなり、雄ねじ部14aは、ブラケット8の保持面
18に穿設された開口20、及び第1構成体11に穿設
された締結用ネジ孔13(貫通孔)に順に挿通され、第
2構成体12に穿設された締結用ネジ孔13(雌ねじ
部)に螺着されている。これにより、ブラケット8及び
第1構成体11と、第2構成体12との間で、引っ張り
力(締め付け力)が作用し、取付具本体7が軸部材5に
締結されるとともに、ブラケット8が第1構成体11の
平面部10に保持されている。ここで、ボルト14は本
発明の締結兼保持用ボルトに相当する。つまり、ボルト
14は、取付具本体7を軸部材5に締結させる機能と、
ブラケット8を第1構成体11に保持させる機能とを兼
ね備えている。
【0027】次に、本実施形態の部品取付具1の取付方
法について説明する。作業者は、まず、軸部材5の所定
位置において、軸部材5の周囲を囲むように、換言すれ
ば、第1構成体11の凹部15と、第2構成体12の凹
部16の間に軸部材5が挟まれるように、第1構成体1
1及び第2構成体12を手で保持する。このとき、第1
構成体11と第2構成体12との間に隙間が形成され、
第1構成体11に穿設された締結用ねじ孔13(貫通
孔)と、第2構成体12に穿設された締結用ねじ孔13
(雌ねじ部)は互いに対向する。
【0028】また、第1構成体11の平面部10に、ブ
ラケット8の保持面18が当接するように、ブラケット
8を位置させる。このとき、保持面18に穿設されてい
る開口20と、平面部10に穿設されている締結用ねじ
孔13とが連通するように位置させる必要がある。な
お、保持面18の開口20と平面部10の締結用ねじ孔
13とが重なることを、ブラケット8側から目視により
確認しても良いが、第1構成体11の上面と、ブラケッ
ト8のセンサ取付面19とに、それぞれ位置合わせのた
めのマーキングLを施すことにより容易に位置決めを行
うことができる。また、第1構成体1の平面部10ある
いはブラケット8の保持面18に予め接着テープ等を貼
着しておくことにより、ブラケット8を第1構成体11
に仮止めすることができる。
【0029】この状態において、ボルト14の雄ねじ部
14aを、ブラケット8の保持面18に穿設された開口
20、及び第1構成体11の平面部10に穿設された締
結用ねじ孔(貫通孔)13に挿通させ、更に第2構成体
12に穿設された締結用ネジ孔13(雌ねじ部)に螺着
させる。なお、このとき、ボルト14の頭部14bとブ
ラケット8との間に座金を挿入するようにしてもよい。
このように、ボルト14を締結用ネジ孔13に螺着させ
ることにより、ブラケット8及び第1構成体11と、第
2構成体12との間で、引っ張り力が作用し、取付具本
体7が軸部材5に締結され、ブラケット8が第1構成体
11の平面部10に保持される。
【0030】このように、上記の部品取付具1では、ボ
ルト14を、第2構成体12に穿設された締結用ネジ孔
13に螺着させることにより、第1構成体11及び第2
構成体12の締結と、ブラケット8の保持とを同時に行
うことができる。したがって、部品取付具1を軸部材に
容易に取付けることができ、取付作業に要する時間を短
縮することができる。
【0031】また、上記の部品取付具1では、第1構成
体11及び第2構成体12の構造が、従来のものに比べ
簡略化されるため、形状を小型化することができるとと
もに、加工費用等を安価に抑えることができる。更に、
ボルトの数が従来のものより少なくなるため、部品点数
が少なくなり部品管理が容易となる。
【0032】続いて、本発明の第2実施形態である棒状
部材への部品取付具(請求項1,請求項3,及び請求項
5に対応)について、図5に基づき説明する。図5は部
品取付具の構成を示す分解斜図である。第2実施形態の
部品取付具21は、第1実施形態の部品取付具1と比
べ、取付具本体及びボルトの構成が異なっている。ここ
では主に異なる構成について説明し、同じ構成に関して
は同一番号を付し詳細な説明を省略する。
【0033】取付具本体22は、全体的には略円環状の
外観を呈しており、外周の一部に平面部24が形成され
ている。取付具本体22は、合成樹脂材料等、弾性変形
可能な材料によって成形されている。取付具本体22の
中心部分には、軸部材5が挿入される挿入孔25が穿設
されている。また、取付具本体22には、長手方向が平
面部24と平行であり、上下方向に貫通するスリット2
6が形成されている。このスリット26は、取付具本体
22の外周の一部から、挿入孔25を介して、外径の略
3/4に至るところまで、連続して形成されており、ス
リット26の幅は挿入孔25の外径よりも小さくなって
いる。
【0034】また、取付具本体22には、平面部24に
対して垂直方向に、締結用ねじ孔27及び保持用ねじ孔
28がそれぞれ穿設されている。締結用ねじ孔27は、
スリット26を挟んで平面部24から平面部24と対向
する周面まで貫通している。締結用ねじ孔27のうち、
平面部24とスリット26との間に位置する部位には、
雌ねじ部が形成されておらず、第1ボルト29の雄ねじ
部29aが緩やかに挿通する貫通孔となっている。一
方、締結用ねじ孔27のうち、スリット26を境として
平面部24の反対側に位置する部位には、第1ボルト2
9の雄ねじ部29aが螺着される雌ねじ部が長手方向に
連続して形成されている。また、保持用ねじ孔28は、
平面部26からスリット26まで貫通して穿設されてお
り、内部に第2ボルト30を螺着させるための雌ねじ部
が形成されている。
【0035】第1ボルト29(本発明の締結兼保持用ボ
ルトに相当)は、雄ねじ部29aと頭部29bとからな
り、雄ねじ部29aは、ブラケット8の保持面18に穿
設された開口20、及び取付具本体22の平面部24と
スリット26との間に位置する締結用ネジ孔(貫通孔)
27に順に挿通され、更にスリット26を通過して、締
結用ネジ孔27の雌ねじ部に螺着されている。このと
き、取付具本体22には、スリット26を介して引っ張
り力(締め付け力)が作用し、弾性変形によりスリット
26の幅が狭くなり、且つ挿入孔25の直径が小さくな
っている。つまり、取付具本体22は、取付具本体22
の挿入孔25の周面が軸部材5に圧接しており、これに
より、軸部材5に締結されている。また、ブラケット8
と取付具本体22との間でも締め付け力が作用し、ブラ
ケット8が取付具本体22の平面部10に保持されてい
る。なお、第2ボルト30は、ブラケット8の保持状態
を補うものであり、ブラケット8の保持面18の開口2
0に挿通され、取付具本体22に穿設された保持用ねじ
孔28に螺着されている。第2ボルト30の長さは、第
1ボルト29の長さより短く、保持用ねじ孔28に螺着
された際に、第2ボルト30の先端が、スリット26ま
で達していない。
【0036】次に、第2実施形態の部品取付具21の取
付方法について説明する。作業者は、まず、軸部材5
を、取付具本体22の挿入孔25に挿入し、軸部材5の
長手方向に対して位置センサ6を配設すべき箇所に取付
具本体22を位置させる。そして、取付具本体22の平
面部24に、ブラケット8の保持面18が当接するよう
に、ブラケット18を位置させる。なお、ブラケット1
8を平面部24に位置させる際、保持面18に穿設され
ている2つの開口20と、平面部24に穿設されている
締結用ねじ孔27及び保持用ねじ孔28とがそれぞれ連
通するように位置させる必要がある。そこで、取付具本
体22の上面と、ブラケット8のセンサ取付面19と
に、それぞれ位置合わせのためのマーキングLを施して
あり、これにより容易に位置決めを行うことができる。
また、取付具本体22の平面部24あるいはブラケット
8の保持面18に予め接着テープ等を貼着しておくこと
により、ブラケット8を取付具本体22に仮止めするこ
とができる。
【0037】この状態において、第1ボルト29の雄ね
じ部29aを、ブラケット8の保持面18に穿設された
開口20、及び取付具本体22の平面部24とスリット
26との間に位置する締結用ねじ孔(貫通孔)27に挿
通させ、更にスリット26を通過させ、スリット26を
境として平面部24の反対側に位置する締結用ネジ孔2
7の雌ねじ部に螺着させる。なお、このとき、ボルト2
9の頭部29bとブラケット8との間に座金を挿入する
ようにしてもよい。このように、第1ボルト29を締結
用ネジ孔27の雌ねじ部に螺着させることにより、取付
具本体22は、スリット26の幅及び挿入孔25の直径
が小さくなるように弾性変形し、軸部材5に締結され
る。また、ボルト29の螺着により、ブラケット8が取
付具本体22の平面部24に保持される。
【0038】また、第2ボルト30を、ブラケット8の
開口20を挿通させ、取付具本体22の平面部24に穿
設された保持用ねじ孔28に螺着させる。これにより、
ブラケット8の保持状態が補われ、ブラケット8の回動
等が確実に防止される。
【0039】このように、上記の部品取付具21では、
第1ボルト29を、取付具本体22に穿設された締結用
ネジ孔27に螺着させることにより、取付具本体22を
軸部材5に締結させることができるとともに、ブラケッ
ト8を取付具本体22に保持させることができる。した
がって、部品取付具22を軸部材5に容易に取付けるこ
とができ、取付作業に要する時間を短縮することができ
る。
【0040】また、上記の部品取付具21では、取付具
本体22を一体に構成しているため、第1実施形態のも
のに比べ、更に取付作業が容易であるとともに、部品の
管理が容易となる。更に、位置センサ6の配設位置を変
更する際には、1本の第1ボルト29の螺着状態を緩め
るだけで、軸部材5の長手方向に対して取付具本体22
を自由に摺動させることが可能であり、調整作業を容易
に行うことができる。
【0041】続いて、本発明の第3実施形態である部品
取付具(請求項4及び請求項5に対応)について図6乃
至図8に基づき説明する。図6は本発明の第3実施形態
である部品取付具の構成を示す分解斜視図であり、図7
は図6に示す部品取付具を示す平面図であり、図8は図
6に示す部品取付具を示す正面図である。
【0042】部品取付具31は、図6乃至図8に示すよ
うに、全体的に略円環状の外観を呈しており、外周の一
部に平面部34が形成された取付具本体32を備えてい
る。この取付具本体32は、例えば金属材料や合成樹脂
材料等によって成形されている。取付具本体32には、
中央に外周と同芯円の挿入孔35が上下方向に貫通して
穿設されている。この挿入孔35は、軸部材5が挿入さ
れる箇所であり、挿入孔35の外径は、軸部材5の外径
より僅かに大きい。
【0043】また、取付具本体32の平面部34には、
平面部34から挿入孔35まで貫通する締結用ねじ孔3
6が1つ穿設されている。締結用ねじ孔36には、ボル
ト37が螺着される雌ねじ部が長手方向に連続して形成
されている。
【0044】取付具本体32に形成された平面部34に
は、ブラケット33が保持されている。ブラケット33
は、第1実施形態におけるブラケット8と同様に、平面
部34に当接する保持面38と、この保持面38の上端
部から水平方向に延設されたセンサ取付面39と、保持
面38の下端部からセンサ取付面39の延設方向とは反
対側に延設された小幅の回転防止面Kからなり、断面略
L字型の外観を呈している。保持面38には、取付具本
体32の平面部34に穿設された締結用ねじ孔36と対
向する位置に、1つの開口40が穿設されている。この
開口40の外径は、ボルト37の外径より大きく、か
つ、後述するナット41の外径よりも小さい。また、セ
ンサ取付面39には、位置センサ6を取り付けるための
取付孔39aが穿設されている。なお、回転防止面K
は、ナット41が緩んでもブラケット33が回動しない
ように形成したものであるが、この回転防止面Kを形成
する代わりに、ブラケット33の保持面38と、取付具
本体32の平面部34との一方に凸部を形成し、他方に
その凸部が挿入される凹部を形成するようにしてもよ
い。
【0045】ボルト37は、頭部まで雄ねじ部が形成さ
れたボルト、所謂植込みボルトであり、その長さは、ブ
ラケット33の保持面38の板厚と、締結用ねじ孔36
の長さと、ナット41の高さとを加えた長さよりも幾分
長くなっている。ボルト37は、ブラケット33の保持
面38に穿設された開口40を介して取付具本体32に
穿設された締結用ネジ孔36に螺着されている。この状
態では、ボルト37の先端が、挿入孔35の内部まで達
し、挿入孔35内に挿入されている軸部材5を押圧して
いる。つまり、取付具本体32は、挿入孔35の周面の
うち、締結用ねじ孔36と対向する部位が軸部材5に圧
接し、軸部材5に締結されている。ここで、ボルト37
は本発明の締結用ボルトに相当する。
【0046】ボルト37の頭部近傍には、ナット41が
螺着されている。そして、ナット41の底面がブラケッ
ト33の保持面38の裏面42に当接している。これに
より、ブラケット33は、ブラケット33の保持面38
と取付具本体32の平面部34とが当接した状態で、取
付具本体32に保持されている。ここで、ナット41
は、本発明の保持用ナットに相当する。
【0047】次に、第3実施形態の部品取付具31の取
付方法について説明する。作業者は、まず、軸部材5
を、取付具本体32の挿入孔35に挿入し、軸部材5の
長手方向に対して位置センサ6を配設すべき箇所に取付
具本体32を位置させる。この状態において、ボルト3
7を、取付具本体32の平面部34に穿設された締結用
ネジ孔36に螺着させる。ここで、締結用ネジ孔36
は、平面部34から挿入孔35まで貫通して形成されて
いるため、ボルト37を締付方向に回転させると、ボル
ト37の先端が締結用ネジ孔36から突出し、挿入孔3
5に挿入された軸部材5に当接する。さらにボルト37
を回転させると、軸部材5はボルト37の先端に押圧さ
れ、締結用ネジ孔36と対向する挿入孔35の周面に圧
接される。これにより、取付具本体32は、軸部材5に
締結される。なお、より強固に締結するために、複数本
のボルトで締結するようにしてもよい。
【0048】この作業の後、取付具本体32の平面部3
4に、ブラケット33の保持面38が当接するように、
ブラケット33を位置させる。このとき、ボルト37の
頭部は、ブラケット33の保持面38に穿設された開口
40を貫通し、保持面38から突出する。そこで、突出
しているボルト37の頭部にナット41を螺着させる。
これにより、ブラケット33が取付具本体32の平面部
34に保持される。
【0049】このように、上記の部品取付具31では、
ボルト37を、取付具本体32に穿設された締結用ネジ
孔36に螺着させることにより、取付具本体32を軸部
材5に締結させることができるとともに、ナット41を
ボルト37に螺着させることによりブラケット33を取
付具本体32に保持させることができる。したがって、
部品取付具31を軸部材5に容易に取付けることがで
き、取付作業に要する時間を短縮することができる。
【0050】また、上記の部品取付具1では、部品取付
具31の構成が、従来のものに比べ非常に簡略化される
ため、形状を小型化することができるとともに、加工費
用等を安価に抑えることができる。
【0051】ところで、上記の第1乃至第3実施形態の
部品取付具では、可動部材3と固定部材2とを連結する
軸部材5に本発明の部品取付具を取付けるものを示した
が、電動機の回転軸や、シリンダのピストンロッド等の
棒状部材に部品取付具を取付けるようにしてもよい。ま
た、上記の部品取付具では、断面が円形の軸部材(棒状
部材)に部品取付具を取付けるものを示したが、断面が
楕円形や多角形の棒状部材に部品取付具を取付けるよう
にしてもよい。この場合、取付具本体の凹部や挿入孔
は、締結すべき棒状部材の形状に合わせた形状とするこ
とが望ましい。
【0052】上記の第1乃至第3実施形態の部品取付具
では、ブラケットに取付ける部品として、位置センサを
示したが、位置センサ以外の部品、例えば、圧力センサ
や回転数検出センサ等であってもよい。更に、他の部位
に配設されたスイッチ等を操作するための作動片をブラ
ケットに一体形成するようにしてもよい。この場合、作
動片が本発明の部品に相当する。
【0053】また、上記の第1乃至第3実施形態におけ
るブラケットにおいては、ボルトを挿通させるために、
保持面に開口が穿設されたものを示したが、図9に示す
ように、開口の代わりに長孔状の切欠43を形成するよ
うにしてもよい。このものでは、ボルト14を緩めるこ
とにより、取付具本体7の平面部10に対するブラケッ
ト8の高さを容易に調節することができる。なお、切欠
43は下端が開放されているため、その取付作業におい
ては、ボルト14の雄ねじ部14aを、第2構成体12
の締結用ねじ孔13にある程度ねじ込んでから、ボルト
14の頭部14bと平面部10との間にブラケット8の
保持面18を挿入し、その後、ボルト14の雄ねじ部1
4aを螺着させるようにしてもよい。また、このブラケ
ット8を採用した際、センサ取付面19が取付具本体7
の上面に対して傾いてしまう恐れがあるが、図9に示す
ように、第1構成体11の平面部10に、取付具本体7
の上面と平行である複数本の水平レベル直線L2を施す
ことにより、ブラケット8のセンサ取付面19を、取付
具本体7の上面に対して平行となるように、容易に調節
することが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の棒状部
材への部品取付具は、締結兼保持用ボルトを取付具本体
に穿設された締結用ねじ孔に螺着させることにより、取
付具本体を棒状部材に締結させることができるととも
に、ブラケットを取付具本体に保持させることができ
る。したがって、部品取付具を棒状部材に容易に取付け
ることができ、取付作業に要する時間を短縮することが
できる。更に、ボルトの数を削減することができ、部品
の管理が容易となる。また、形状が小型化できることに
より、狭い空間であっても配設することができる。
【0055】請求項2の発明の棒状部材への部品取付具
は、請求項1の発明の棒状部材への部品取付具の効果に
加えて、取付具本体を構成する2つの構成体の構造が簡
略化するため、形状を小型化することができるととも
に、加工費用等を安価に抑えることができる。
【0056】請求項3の発明の棒状部材への部品取付具
は、請求項1の発明の棒状部材への部品取付具の効果に
加えて、取付具本体を一体で構成することができるた
め、部品の管理が更に容易となる。また、部品取付具の
配設位置を変更する際には、ボルトの螺着状態を緩める
だけで、棒状部材の長手方向に対して取付具本体を自由
に摺動させることが可能となるため、調整作業を容易に
行うことができる。
【0057】請求項4の発明の棒状部材への部品取付具
は、締結用ボルトを取付具本体に穿設された締結用ねじ
孔に螺着させることにより、取付具本体を棒状部材に締
結させることができ、締結用ボルトの頭部近傍に保持用
ナットを螺着させることにより、ブラケットを取付具本
体に保持させることができる。したがって、部品取付具
を棒状部材に容易に取付けることができ、取付作業に要
する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である部品取付具が組み
込まれた装置の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態である部品取付具の構成
を示す分解斜視図である。
【図3】図2に示す部品取付具を示す平面図である。
【図4】図2に示す部品取付具を示す正面図である。
【図5】本発明の第2実施形態である部品取付具の構成
を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の第3実施形態である部品取付具の構成
を示す分解斜視図である。
【図7】図6に示す部品取付具を示す平面図である。
【図8】図6に示す部品取付具を示す正面図である。
【図9】図2に示す部品取付具においてブラケットの変
形例を示す分解斜視図である。
【図10】従来の部品取付具が組み込まれた装置の構成
を説明するための説明図である。
【図11】従来の部品取付具の構成を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 部品取付具 2 固定部材 3 可動部材 5 軸部材(棒状部材) 6 位置センサ(部品) 7 取付具本体 10 平面部 11 第1構成体(一方の構成体) 12 第2構成体(他方の構成体) 13 締結用ねじ孔 14 ボルト(締結兼保持用ボルト) 21 部品取付具 22 取付具本体 24 平面部 26 スリット 27 締結用ねじ孔 29 第1ボルト(締結兼保持用ボルト) 31 部品取付具 32 取付具本体 36 締結用ねじ孔 37 ボルト(締結用ボルト) 41 ナット(保持用ナット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA02 DD26 GG04 GG62 HH07 JJ06 MM04 RR05 3J039 AA05 BB01 CA01 GA02 GA03 GA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状部材の周面を囲むとともに、外周の
    少なくとも一部に形成された平面部に締結用ねじ孔が穿
    設された取付具本体と、 前記取付具本体の前記締結用ねじ孔に螺着されることに
    より、前記取付具本体を前記棒状部材に締結するととも
    に、前記取付具本体の平面部に当接状態でブラケットの
    保持が可能な締結兼保持用ボルトとを具備することを特
    徴とする棒状部材への部品取付具。
  2. 【請求項2】 前記取付具本体は、2つの構成体からな
    り、 前記締結用ねじ孔は、両構成体に連続して穿設されると
    ともに、前記平面部が形成される一方の構成体に穿設さ
    れた締結用ねじ孔は、前記締結兼保持用ボルトの雄ねじ
    部が挿通する貫通孔であり、他方の構成体に穿設された
    締結用ねじ孔は、前記締結兼保持用ボルトの雄ねじ部が
    螺着される雌ねじ部であることを特徴とする請求項1に
    記載の棒状部材への部品取付具。
  3. 【請求項3】 前記取付具本体には、前記平面部と略平
    行に外周と内周とを貫通するスリットが形成され、 前記締結用ねじ孔は、前記平面部から前記スリットを越
    えて穿設されるとともに、前記平面部と前記スリットと
    の間に位置する締結用ねじ孔は、前記締結兼保持用ボル
    トの雄ねじ部が挿通する貫通孔であり、前記スリットを
    境として前記平面部の反対側に位置する締結用ねじ孔
    は、前記締結兼保持用ボルトの雄ねじ部が螺着される雌
    ねじ部であることを特徴とする請求項1に記載の棒状部
    材への部品取付具。
  4. 【請求項4】 内部に棒状部材が挿入され、外周の少な
    くとも一部に形成された平面部に締結用ねじ孔が内周ま
    で貫通して穿設された取付具本体と、 前記取付具本体の前記締結用ねじ孔に螺着されることに
    より、先端が前記棒状部材を押圧し、前記取付具本体を
    前記棒状部材に締結する締結用ボルトと、 前記締結用ボルトの頭部近傍に螺着され、前記取付具本
    体の平面部に当接状態でブラケットの保持が可能な保持
    用ナットとを具備することを特徴とする棒状部材への部
    品取付具。
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