JP2000245723A - 骨密度測定装置及び骨密度測定方法 - Google Patents

骨密度測定装置及び骨密度測定方法

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JP2000245723A
JP2000245723A JP11055017A JP5501799A JP2000245723A JP 2000245723 A JP2000245723 A JP 2000245723A JP 11055017 A JP11055017 A JP 11055017A JP 5501799 A JP5501799 A JP 5501799A JP 2000245723 A JP2000245723 A JP 2000245723A
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ray
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sensor
bone density
rays
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Shigeki Yano
茂喜 矢野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の骨密度測定装置では、各放射線感応素
子毎にパルス増幅器と複数の波高弁別器及び波高弁別器
毎にパルス計数回路が必要なため、放射線感応素子を面
状に配置することは困難であり、アレイ状に配置せざる
を得なかった。 【解決手段】 上記課題を解決するために、X線のエネ
ルギーを切り替えるための管電圧の切り替え手段と、被
検体を透過したX線を光に変換す変換手段と、変換され
た光を検知するための2次元固体撮像素子とから構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用のX線によ
り人体の骨密度を定量的に測定する骨密度測定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の骨密度を定量的に測定する
方法としては、複数のエネルギーバンドからなるX線の
透過強度を利用したエネルギー差分法が用いられてい
る。
【0003】例えば、放射線に感応する半導体素子をア
レイ状に並べ、放射線源から被検体を透過してその被検
体の透過像を含む放射線を照射して、前記放射線源と放
射線感応素子アレイを相対的に移動させ、放射線源と放
射線感応素子アレイを相対的に移動させ、各放射線感応
素子毎に1個のパルス増幅器と、パルス増幅器より出力
され得るパルスの波高を任意のパルス波高毎に弁別する
ための複数の波高弁別器により波高弁別し、波高弁別さ
れたパルス数を各波高群毎に計数する複数のパルス計数
回路により計数し、得られた計数値により骨密度を算出
する方法である(特 1930310)。
【0004】図7は従来の骨密度測定装置の、図8はX
線感応素子アレイを内蔵する検出器ユニットの構成図で
ある。X線源101中のX線管を出たX線はフィルタ1
02により図9に示す2重エネルギーを有するX線とな
り、スリットにより扇状のビームとして被検体103に
照射される。被検体103を透過したX線はX線感応素
子アレイ105を内蔵する検出器ユニット104に入射
する。X線感応素子アレイ105の各素子106は入射
したX線量子数に比例した数のパルスを発生する。
【0005】上記の発生したパルス波高は入射したX線
のエネルギーに比例しているので、各素子106の出力
をパルス増幅器107により増幅し、さらに基準電圧の
異なる2個の波高弁別器108により波高弁別行った
後、波高弁別されたパルス数を計数回路109で各波高
群毎に計数する。
【0006】この各波高群毎に計数されたパルス数はエ
ネルギー帯域別の透過X線強度を示している。筋肉と骨
とではX線の透過率が異なっていること、さらにエネル
ギーによっても異なることより、エネルギー帯域別の透
過X線強度即ち上記各波高群毎に計数されたパルス数に
より演算することにより1次元の骨密度を測定してい
る。
【0007】さらに、X線源とX線感応素子アレイを内
蔵した検出器ユニットを被検体を挟んで順次相対的に移
動させることによって、2次元の骨密度の分布を測定す
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
骨密度測定装置は、被検体にの箇所によって、筋肉の厚
さや骨の厚さが異なるため、X線の照射箇所によって、
骨密度の測定値がばらつく場合があった。
【0009】さらに、上記従来の骨密度測定装置では、
各放射線感応素子毎にパルス増幅器と複数の波高弁別器
及び波高弁別器毎にパルス計数回路が必要なため、放射
線感応素子を面状に配置することは困難であり、アレイ
状に配置せざるを得なかった。そのため、2次元の透過
像を得ようとすると放射線源と放射線感応素子とを被検
体に対して相対的に移動させねばならず、装置が複雑か
つ大型化せざるを得なかった。本発明は簡便でかつ小型
の骨密度測定装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明第1の骨密度測定装置は、X線を照射するX
線照射源、被検体を載置する基台と、被検体を透過した
X線を光に変換する変換手段と、前記変換手段によって
変換された光を検知するセンサとを有し、前記基台上に
被検体の位置を特定するためのガイドから構成される。
【0011】本発明第2の骨密度測定装置は、X線を照
射するX線管と前記X線管の電圧を管電圧を切り替えて
X線のエネルギー帯域を切り替える切り替え装置とを具
備するX線照射源と、被検体を透過したX線を光に変換
する変換手段と、前記変換手段によって変換された光を
検知するセンサとを有し、高低それぞれの管電圧による
X線照射時のセンサからの出力を測定し、前記測定され
た出力を用いて演算することにより前記被検体中の骨密
度を測定する演算手段とを有する。
【0012】また、本発明第1の骨密度測定方法は、X
線管の高い管電圧及び低い管電圧それぞれ各2回のX線
照射を行い、その2回の照射において1回目と2回目の
照射時間は2の累乗倍の照射時間とし、夫々被写体を透
過したX線を光に変換し、前記光をセンサによって受光
した1回目のセンサ出力と2回目のセンサ出力とを合成
演算することによりX線強度信号の分解能を2の累乗倍
にするものである。
【0013】また、本発明第3の骨密度測定装置は、X
線を照射するX線照射源と、被検体を透過したX線を光
に変換する変換手段と、前記変換手段によって変換され
た光を検知する夫々隣接した複数の固体撮像素子からな
るセンサと、隣接した複数の固体撮像素子からのセンサ
出力の平均値を求める演算手段とを有する。
【0014】また、本発明第4の骨密度測定装置は、演
算手段は固体撮像素子の不良アドレスを設定しておくこ
とにより固体撮像素子の隣接した複数の素子からのX線
強度を求める際、不良アドレス素子の信号を除外してそ
の平均値を求めるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明第1の骨密度測定装置によ
れば、被検体の所定の部分の骨密度を適切に測定でき
る。
【0016】本発明第2の骨密度測定装置によれば、異
なる管電圧よる異なる強度のX線を用いて骨密度を演算
することにより、筋肉の厚さに関わらず骨密度測定の精
度を向上させることができる。
【0017】本発明第1の骨密度測定方法によれば、1
回目のサンプリングデータを4倍したものに置き換える
ことによってA/D変換器6の分解能を実質的に4倍に
することができ骨の状態を解像度の良い映像で表示する
ことができる。
【0018】本発明第3の骨密度測定装置によれば、素
子への入射X線の量子誤差変動を吸収し、骨密度定量の
精度を向上することが可能になる。
【0019】本発明第4の骨密度測定装置によれば、骨
密度定量の精度をより向上することができる。
【0020】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態における
全体構成図である。図1において1はX線源、2は被検
体、3はX線を光に変換するためのシンチレータ、4は
シンチレータで変換された光を検知するための2次元固
体撮像素子、5は被検体を置く基台であり、シンチレー
タ3及び固体撮像素子4が埋め込まれている。X線源か
ら発生したX線は被検体2を通してシンチレータ3に入
射し、光に変換され、固体撮像素子4で電気信号に変換
され、A/D変換器6によりデジタル化された後、演算
装置9に送られ、演算装置9で定量化の演算を行い、そ
の結果を表示装置10に表示する。
【0022】図2(a)は第1の実施の形態におけるタ
イミングチャートであり、図2(a)を元に動作を説明
する。制御装置8が管電圧切換装置7に管電圧の切り換
え指示を行うことによって、管電圧切換装置7から切り
換え指示がなされ、X線源中のX線管の管電圧が、図2
(a)に示すように切り換えられる。図において12は
フィラメントON信号、13はX線ON信号、14はX
線管電圧の切り替え信号である。X線ON信号13がO
Nの時(信号レベルH)で感電圧切り替え信号がLの間
は管電圧40kVでX線が照射され、X線ON信号13
がONの時で感電圧切り替え信号がHの間は管電圧80
kVでX線が照射される。管電圧40kVでの照射の最
後の時と、管電圧80kVでの照射の最後の時点でそれ
ぞれ固体撮像素子からの出力である電荷量を演算装置9
にてサンプリングする。その際、制御装置8から管電圧
切換装置に電圧切換信号を送信したことを、演算装置に
通知し、演算装置はその通知を受信して所定時間経過後
に、サンプリングを始める。
【0023】図2(b)は管電圧40kVの時と、管電
圧80kVの時でのX線エネルギー強度の概念図を示し
ている。実践は被検体の無いとき、点線は筋肉組織の被
検体を置いたとき、一点鎖線は骨組織の被検体を置いた
ときの被検体を透過したX線のエネルギー分布である。
【0024】図3に示す骨と筋肉とからなる被検体の断
面図を用いて骨の単位面積当たりの密度を求めてみる。
管電圧E1、E2の2種類のX線11の図3に示すX点―
X‘点における被検体透過後のX線の強度を求める。こ
の場合、X線の強度は、固体撮像素子4において出力さ
れる電荷量と比例する。即ち、以下において(数1)、
(数2)によって表される、IX1、IX2は、被検体を透
過したX線強度はシンチレータ3によって光に変換され
た後、それを受光した固体撮像素子4から出力される電
荷量に比例する。
【0025】従って、本実施の形態は、固体撮像素子4
からの出力を用いて、演算装置9によって骨密度を測定
するものであるが、ここでは、固体撮像素子にて電気信
号に変換する前のX線強度を用いた骨密度の演算を説明
することによって、演算装置の動作説明にかえる。演算
装置9内ではA/D変換された固体撮像素子4の出力を
用いて以下と同様の演算を行っている。管電圧E1、E2
の場合のそれぞれの透過後のX線強度IX1、IX2は(数
1)、(数2)で表される。
【0026】 (数1) IX1 = IO1×exp(−μB1ρBB −μM1ρMM ) (数2) IX2 = IO2×exp(−μB2ρBB −μM2ρMM ) ただし、μB1、μB2、μM1、μM2 はそれぞれ骨・筋肉
の管電圧E1、E2の質量減弱係数、IO1、IO2は被検体
に照射される管電圧E1、E2のX線強度であり、このX
線強度は、被検体がなかった場合の固体撮像素子4から
出力される電荷量に比例する。ρB 、ρMは骨及び筋肉
の密度、tB 、tM は骨及び筋肉の厚さを表す。X点に
おけるtM は(数3)で示される。
【0027】(数3)tM = t − tB ここで(数1)、(数2)、(数3)より骨の単位面積
当たりの密度mB ただし、RM は(数5)で示される。
【0028】(数5)RM =μM1M2 従って、μB1、μB2、RM をあらかじめ設定しておくこ
とにより筋肉の厚さに係わらず骨の単位面積当たりの密
度を求めることができる。
【0029】なお図4は被検体を置く基台5の概略図で
ある。基台上には掌を置いたときに第2中手骨がシンチ
レータ3の直上に位置するようガイド棒15が設けられ
ている。
【0030】また本実施の形態では第2中手骨を測定す
る場合を示したが橈骨遠位置部でも良い。
【0031】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態について説明する。なお、本実施の形態におけ
る主たる構成は第1の実施の形態と同様である。
【0032】図5(a)はこの第2の実施の形態におけ
るタイミングチャートである。図5(a)を元に以下動
作を説明する。図5(a)において12はフィラメント
ON信号、13はX線ON信号、14はX線管電圧の切
り替え信号である。X線ON信号13がONの時(信号
レベルH)で感電圧切り替え信号がLの間は管電圧40
kVでX線が照射され、X線ON信号13がONの時で
感電圧切り替え信号がHの間は管電圧80kVでX線が
照射される。
【0033】管電圧40kVでの照射の開始時から時間
t経過後と時間5t経過後の2回に固体撮像素子からの
出力をサンプリングし、さらに管電圧80kVでの照射
の開始時から時間t経過後と時間5t経過後の2回に固
体撮像素子からの出力をサンプリングしている。
【0034】それぞれの管電圧における2回のサンプリ
ングで2回目のサンプリング時間は1回目のサンプリン
グ時間の4倍の時間であるため、固体撮像素子からの出
力をA/D変換器6によりデジタル化した後、演算装置
9で2回目のサンプリングデータのフルスケールオーバ
ーした部分に1回目のサンプリングデータを4倍したも
のに置き換えることによってA/D変換器6の分解能を
実質的に4倍にした後、定量化の演算を行っている。図
5(b)は1回目のサンプリングデータのX線強度とA
/D変換器6のデジタル化出力、図5(c)は2回目の
サンプリングデータのX線強度とA/D変換器6のデジ
タル化出力、図5(d)は1回目のサンプリングにおけ
るA/D変換器6のデジタル化出力と2回目のサンプリ
ングにおけるA/D変換器6のデジタル化出力とを演算
装置9で合成したデジタルデータを示している。
【0035】以下、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態における構成は第1およ
び第2の実施の形態と同様である。
【0036】図6はこの第3の実施の形態における固体
撮像素子の素子配置の部分的な模式図である。図6にお
いてxn、xn+1、・・・、xn+8及びyn、yn
+1、・・・、yn+8 はそれぞれx方向、y方向の
座標を示す記号である。本実施の形態においては図6に
示すようにx方向、y方向それぞれ隣接した9素子のA
/D変換器6のデジタル化出力を、演算装置9で平均値
を求め定量化の演算を行うこととした。これにより各素
子への入射X線の量子誤差変動を吸収し、骨密度定量の
精度を向上を実現した。
【0037】また、固体撮像素子の一部の素子が欠陥を
有していた場合、演算装置9にその座標をあらかじめ設
定しておくことにより、欠陥素子のA/D変換器6のデ
ジタル化出力を除外して演算装置9で平均値を求めて定
量化の演算を行うことができ、骨密度定量の精度をより
向上することができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、従来の
放射線源と放射線感応素子とを被検体に対して相対的に
移動させる機構無しで簡便でかつ小型の骨密度測定装置
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における全体構成図
【図2】(a)本発明の第1の実施の形態における動作
を示すタイミングチャート (b)本発明第1の実施の形態における管電圧40kV
の時のX線エネルギー強度の概念図 (c)本発明第1の実施の形態における、管電圧80k
Vの時でのX線エネルギー強度の概念図
【図3】本発明の実施の形態における骨と筋肉とからな
る被検体の断面図
【図4】本発明の実施の形態における被検体を置く基台
の概略図
【図5】(a)は本発明の第2の実施の形態における動
作を示すタイミングチャート (b)は本発明の第2の実施の形態における1回目のサ
ンプリングデータのX線強度とA/D変換器6のデジタ
ル化出力の波形図 (c)は本発明の第2の実施の形態における2回目のサ
ンプリングデータのX線強度とA/D変換器6のデジタ
ル化出力の波形図 (d)は本発明の第2の実施の形態における1回目のサ
ンプリングにおけるA/D変換器6のデジタル化出力と
2回目のサンプリングにおけるA/D変換器6のデジタ
ル化出力とを演算装置9で合成したデジタルデータの波
形図
【図6】本発明の第3の実施の形態における固体撮像素
子のx方向、y方向それぞれ隣接した9素子の平均値を
求めグループ化した模式図
【図7】従来の骨密度測定装置の構成図
【図8】従来のX線感応素子アレイを内蔵する検出器ユ
ニットの構成図
【図9】従来のフィルタにより生成された2重エネルギ
ーを有するX線の波形図
【符号の説明】
1 X線源 2 被検体 3 シンチレータ 4 2次元固体撮像素子 5 基台 6 A/D変換器 7 管電圧切り替え装置 8 制御装置 9 演算装置9 10 表示装置 11 X線ビーム 12 フィラメントON信号 13 X線ON信号 14 X線管電圧の切り替え信号 15 ガイド棒

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を照射するX線照射源と、被検体を
    載置する基台と、被検体を透過したX線を光に変換する
    変換手段と、前記変換手段によって変換された光を検知
    するセンサとを有し、前記基台上に被検体の位置を特定
    するためのガイドを設けた骨密度測定装置。
  2. 【請求項2】 X線を照射するX線管と前記X線管の電
    圧を管電圧を切り替えてX線のエネルギー帯域を切り替
    える切り替え装置とを具備するX線照射源と、被検体を
    透過したX線を光に変換する変換手段と、前記変換手段
    によって変換された光を検知するセンサとを有し、高低
    それぞれの管電圧によるX線照射時のセンサからの出力
    を測定し、前記測定された出力を用いて演算することに
    より前記被検体中の骨密度を測定する演算手段とを有す
    る骨密度測定装置。
  3. 【請求項3】 X線を照射するX線管と前記X線管の電
    圧を管電圧を切り替えてX線のエネルギー帯域を切り替
    える切り替え装置とを具備するX線照射源と、被検体を
    載置する基台と、前記基台上に被検体の位置を特定する
    ためのガイドと、被検体を透過したX線を光に変換する
    変換手段と、前記変換手段によって変換された光を検知
    するセンサとを有し、高低それぞれの管電圧によるX線
    照射時のセンサからの出力を測定し、前記測定された出
    力を用いて演算することにより前記被検体中の骨密度を
    測定する演算手段とを有する骨密度測定装置。
  4. 【請求項4】 X線管の高い管電圧及び低い管電圧それ
    ぞれ各2回のX線照射を行い、その2回の照射において
    1回目と2回目の照射時間は2の累乗倍の照射時間と
    し、夫々被写体を透過したX線を光に変換し、前記光を
    センサによって受光した1回目のセンサ出力と2回目の
    センサ出力とを合成演算することによりX線強度信号の
    分解能を2の累乗倍にする骨密度測定方法。
  5. 【請求項5】 光を検出するセンサは固体撮像素子を使
    用している請求項1〜3の骨密度測定装置。
  6. 【請求項6】 X線を照射するX線照射源と、被検体を
    透過したX線を光に変換する変換手段と、前記変換手段
    によって変換された光を検知する夫々隣接した複数の固
    体撮像素子からなるセンサと、隣接した複数の固体撮像
    素子からのセンサ出力の平均値を求める演算手段とを有
    する骨密度測定装置。
  7. 【請求項7】 X線を照射するX線照射源と、被検体を
    載置する基台と、被検体を透過したX線を光に変換する
    変換手段と、前記変換手段によって変換された光を検知
    する夫々隣接した複数の固体撮像素子からなるセンサ
    と、隣接した複数の固体撮像素子からのセンサ出力の平
    均値を求める演算手段と、前記基台上に被検体の位置を
    特定するためのガイドとを有する骨密度測定装置。
  8. 【請求項8】 演算手段は固体撮像素子の不良アドレス
    を設定しておくことにより固体撮像素子の隣接した複数
    の素子からのX線強度を求める際、不良アドレス素子の
    信号を除外してその平均値を求める請求項6または7に
    記載の骨密度測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011515822A (ja) * 2008-03-26 2011-05-19 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ スペクトル撮像のための高速切り換えのシステム及び方法
JP2013184017A (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 Shimadzu Corp X線撮影装置

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