JP2000245666A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2000245666A
JP2000245666A JP11050466A JP5046699A JP2000245666A JP 2000245666 A JP2000245666 A JP 2000245666A JP 11050466 A JP11050466 A JP 11050466A JP 5046699 A JP5046699 A JP 5046699A JP 2000245666 A JP2000245666 A JP 2000245666A
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誠治 石川
Shusuke Kitamura
秀典 北村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手元ハンドル内に塵埃検知部を設けていたの
で、手元ハンドルの重量が増加し、その操作性を悪くし
ていた。 【解決手段】 一端をホ−ス3に接続し、直線状の塵埃
通路を形成する連結パイプ7と、その連結パイプ7上部
に形成した尾錠ケ−ス8と、この尾錠ケ−ス8内に収容
する尾錠9と、前記連結パイプ7を覆い内部に塵埃検知
部のプリント基板10を収容する基板ケ−ス11からな
り、前記ホ−ス3より下流の直線状の塵埃通路で整流さ
れ、その整流後の位置に塵埃検知部の発光素子12と受
光素子13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵埃検知部を備え
た電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機として、手元
ハンドル部内に、吸引する塵埃を検知する塵埃検知部及
びその制御回路、さらに手元ハンドル部側から掃除機本
体側に電動送風機の制御信号を送る制御回路等を組み込
んだものが知られている。例えば特開平1−31454
3号公報記載のように、集塵室及び電動送風機を内蔵す
る掃除機本体と、その掃除機本体の集塵室に連通する吸
引口に一端が接続されるホ−スと、このホ−スの他端側
が接続される手元ハンドル部と、この手元ハンドル部に
一端側が接続される延長管と、前記延長管の他端側に接
続される床用吸込具とを備え、前記手元ハンドル内に
は、延長管からの塵埃をホ−ス側に導く塵埃通路と、こ
の塵埃通路とは仕切られて形成された部品収容部が形成
されており、又グリップ部も塵埃通路と分離して設けら
れている。部品収容部内には塵埃通路を通過する塵埃を
検知する発光素子及び受光素子からなる塵埃検知部と、
この塵埃検知部からの信号で塵埃量等を検出する塵埃検
知制御回路、この塵埃検知制御回路からの塵埃量等に応
じて掃除機本体内の電動送風機の吸引力を制御する制御
回路を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の電気掃除機では、手元ハンドル部内に塵埃検知部、
塵埃検知制御回路、制御回路等の部品を多く収容する構
成であったため手元ハンドル部の重量が重くなり、手元
ハンドル部を持って掃除するのに疲れやすい等、操作性
が良くないという課題を有している。
【0004】上記の課題を解決するために塵埃検知部を
掃除機本体内に設けることも考えられるが、塵埃を直接
検知する塵埃検知部にあっては、塵埃通路に臨むように
塵埃検知部を配する必要があり、この場合、掃除機本体
側の塵埃通路は吸引口から集塵室内の集塵袋の吸口に至
るまでの短い距離しかなく、さらに集塵袋に捕集した塵
埃が掃除機本体の集塵通路内に逆流することも考えら
れ、塵埃通路内に臨ませた塵埃検知部の検知性能が低下
するという課題を有している。そこで掃除機本体ではな
く、その本体の吸引口に接続するホ−スの一端側に塵埃
検知部を設けることも考えられる。ホ−スの一端側に掃
除機本体の吸引口に設続するための接続パイプを設け、
塵埃検知部を接続パイプに設ける構成は特開平7−39
485号公報に記載されている。しかし、特開平7−3
9485号公報に記載のものは単に接続パイプに塵埃検
知部を設けた構成にとどまるものであり、接続パイプに
塵埃検知部を設ける上での工夫は何等なされていない。
つまり、接続パイプの塵埃通路はくの字に曲げられ、し
かも塵埃検知部は屈曲部より下流側に配されている。し
たがって屈曲部で塵埃の流れが大きく変化するので、そ
の屈曲部より下流側に位置する塵埃検知部に塵埃が衝突
し塵埃検知部の表面の汚れや磨耗が発生して塵埃検知性
能を劣化させるという課題を有していた。
【0005】本発明は以上のような従来の課題を解決し
ようとするものであって、手元ハンドルの操作性を向上
させるとともに性能を安定させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電動送風機を内蔵した掃除機本体と、この
掃除機本体側に接続する接続パイプと、この接続パイプ
に一端を接続するホ−スと,このホ−スの他端側を接続
する手元ハンドルと、床ノズルと手元ハンドルを接続す
る延長管を有し、前記接続パイプは略直線状の塵埃通路
となし、この塵埃通路内に臨むように塵埃検知部を設け
たものである。
【0007】この構成によれば、掃除機本体に接続する
接続パイプに塵埃検知部を設けることで手元ハンドルの
軽量化が図れ、その操作性を向上させることができる。
また接続パイプは略直線状の塵埃通路であるためホ−ス
内での乱流が接続パイプ内に流入すれば接続パイプの略
直線状の塵埃通路部で整流されることとなり、その整流
された流れに乗った塵埃を塵埃検知部が検知することに
よりその検知性能が安定するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
電動送風機を内蔵した掃除機本体と、この掃除機本体側
に接続する接続パイプと、この接続パイプに一端を接続
するホ−スと、このホ−スの他端側を接続する手元ハン
ドルと、床ノズルと手元ハンドルを接続する延長管を有
し、前記接続パイプは略直線状の塵埃通路をなし、この
塵埃通路内に臨むように塵埃検知部を設けるものであ
る。
【0009】この構成によれば、掃除機本体に接続する
接続パイプに塵埃検知部を設けることで手元ハンドルの
軽量化が図れ、その操作性を向上させることができる。
また接続パイプは略直線状の塵埃通路であるためホ−ス
内での乱流が接続パイプ内に流入すれば接続パイプの略
直線状の塵埃通路部で整流されることとなり、その整流
された流れに乗った塵埃を塵埃検知部が検知することに
よりその検知性能が安定するものである。
【0010】本発明の請求項2記載の発明は、接続パイ
プを、一端にホ−スを接続した回転パイプと、この回転
パイプを回動自在に保持する連結パイプから構成し、前
記連結パイプ側に塵埃検知部を配するもので、回転パイ
プの回動によりホ−スの捩れが解消できるとともに塵埃
検知部を設けた連結パイプ側は掃除機本体に対して固定
されているので、塵埃検知部と掃除機本体しの電気接続
も簡易な構成で済み、組立性において良好なものとする
ことができる。
【0011】本発明の請求項3記載の発明は、ホ−スに
付設した導電線と、この導電線に接続する環状のレ−ル
接点と、このレ−ル接点と電気接続される接触端子を備
え、前記環状レ−ルを回転パイプ側に設け、前記接触端
子を連結パイプ側に設けるもので、ホ−ス捩れ防止が行
えることはもとより、手元ハンドル側に設けた操作スイ
ッチ等と掃除機本体側とをホ−スの導電線、環状のレ−
ル接点、接触端子を介して電気的接続が可能となり、手
元ハンドルの操作スイッチにより電気掃除機の制御操作
がおこなえる。
【0012】本発明の請求項4記載の発明は、接続パイ
プには、電気掃除機本体側に係止する係止部を一端に有
し、他端に操作部を設けた係止装置を揺動自在に取り付
け、前記操作部の中空部に塵埃検知部の全部または一部
を収容可能とするもので、操作部の中空部という空きス
ペ−スを有効利用でき、接続パイプを塵埃検知部の取付
スペ−スにより不用意に大型することがなく、その接続
パイプの操作性が向上するものである。
【0013】本発明の請求項5記載の発明は、係止装置
を接続パイプの上方に配設するもので、接続パイプの幅
方向が小さく操作性が向上するものである。
【0014】本発明の請求項6記載の発明は、塵埃検知
部を一対の発光素子及び受光素子で構成し、接続パイプ
の略上下方向に光を放つように前記発光素子及び受光素
子を配置するもので、塵埃検知部を通過する塵埃の重量
による落下に対して、塵埃検知性能が安定するものであ
る。
【0015】本発明の請求項7記載の発明は、接続パイ
プには、電気掃除機本体側に係止する係止部を一端に有
し、他端に操作部を設けた係止装置を揺動自在に取り付
けるとともに、塵埃検知部の制御用基板を前記係止装置
と反対側に取り付けるもので、係止装置の周辺の高さを
係止操作部より低く構成できるため、係止操作の支障と
ならず操作性が向上するものである。
【0016】本発明の請求項8記載の発明は、接続パイ
プの外周面を覆うカバ−部材を設け、このカバ−部材と
接続パイプの外周面との間に収容空間を形成し、この収
容空間内に少なくとも塵埃検知部及び係止装置及び制御
用基板のいずれか1つを配するもので、接続パイプの外
形を小型化でき、操作性が向上するものである。
【0017】本発明の請求項9記載の発明は、塵埃検知
部の制御用基板に貫通孔を形成し、この貫通孔に挿入す
る突出部を少なくともパイプ及びカバ−部材のいずれか
1つに形成たので、制御用基板を固定するため塵埃検知
部の位置決めが正確にでき、塵埃検知性能が向上、安定
するものである。
【0018】本発明の請求項10記載の発明は、係止装
置を覆う係止装置側ケ−スと制御用基板側を覆う基板側
ケ−スを備え、前記各ケ−スを接合して接続パイプを覆
うように構成し、前記各ケ−スの接合部に係合部を形成
すると共に、前記接続パイプに設けた係止部に前記各ケ
−スのいずれかの内面または両カバ−の内面に形成した
突出リブを係止するもで、各ケ−スの浮き、ガタツキが
なく、ケ−ス内の収容部品保持が確実に行え、検知性能
が安定するものである。
【0019】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例を、
図1〜図2を用いて説明する。
【0020】図2は掃除機の全体を示すもので、1は後
方に電動送風機を内蔵した掃除機本体1で掃除機本体1
の前方には電動送風機の吸引力で吸込まれる塵埃を補集
する集塵室が形成されている。集塵室と連通するように
掃除機本体1には吸気口が設けられており、この吸気口
に接続パイプ2が接続される。接続パイプ2を介してホ
−ス3の一端を接続し、このホ−ス3の他端側には手元
ハンドル4が接続され、この手元ハンドル4内には、掃
除機本体1内の電動送風機の運転を制御するための操作
スイッチが内蔵されている。手元ハンドル4の反ホ−ス
3側には延長管5の一端側が接続され、延長管5の他端
側には床ノズル6が接続されている。
【0021】図1に示すように、接続パイプ2は、略直
線状の塵埃通路を形成する連結パイプ7を有し、この連
結パイプ7の一端にホ−ス3の端部を挿入して接続し、
さらに、連結パイプ7とホ−ス3接続部外周をホ−スカ
バ−で覆い、接続部を保護している。連結パイプ7の他
端側は掃除機本体1の吸気口に挿入され、この他端側の
周面の一部に揺動自在に取付けた尾錠(係止装置に相
当)9により、掃除機本体1の吸気口に連結パイプ7を
着脱自在に装着する。連結パイプ7は本体側連結パイプ
7aとホ−ス側連結パイプ7bとにより構成し、これら
パイプ7a,7bを嵌合、接着などにより一本の連結パ
イプ7として構成しているが、組立性を考慮すると一体
成型により連結パイプ7を一本のパイプとして仕上げる
ことが好ましい。尾錠9はホ−ス側に中空部19を有す
る操作部9aを設け、本体側に係止部9bを設け、この
係止部9b内に挿入されるバネ9cにより矢印A方向に
付勢されている。すなわち尾錠9は操作部9aを押圧す
ることにより、支点9dを中心として係止部9bが矢印
B方向に移動し、掃除機本体1の係止及び解除を行える
ようにしている。なお、図示していないが掃除機本体1
の吸気口の内周面の一部には、尾錠9の係止部9bを係
止するための凹部が形成されている。また、連結パイプ
7の外周は尾錠9の周囲を囲むように尾錠ケ−ス8が設
けられ、また、尾錠9と相対する連結パイプ7の周面に
はプリント基板(制御用基板に相当)10が取付けら
れ、このプリント基板10を覆うように基板ケース11
が連結パイプ7の外周に取付けられている。尾錠9の中
空部に対応する部分には発光素子12が取付けられ、塵
埃通路内に光を放つようにしている。この発光素子12
と対向する部分には受光素子13が取付けられ、発光素
子12から放射された光を受光するようにしている。受
光素子13はプリント基板10上に実装されており、受
光素子13及び発光素子12への電力供給部品をはじ
め、受光素子13の出力電圧を塵埃検知信号として出力
するための部品もプリント基板10上に実装されてい
る。つまりプリント基板10が塵埃検知部制御回路の一
部を構成している。塵埃検知信号を掃除機本体1側に伝
送するために尾錠9の近傍に電気端子32を設けてい
る。つまり、接続パイプ2を掃除機本体1の吸気口に装
着すると、電気端子32を介して掃除機本体1側と電気
接続され、塵埃検知信号を掃除機本体1側に伝送され
る。この塵埃検知信号により電動送風機の吸引力を制御
している。なお、発光素子12としては赤外線を発光す
るものが好ましく、受光素子13としては赤外線を受光
して出力変化するものが好ましい。この赤外線の発光素
子及び受光素子を用いることにより、外光の影響を受け
にくくして検知性能を高めることができる。発光素子1
2及び受光り素子13は、ホ−ス3側から離れた位置、
すなわち、本体側連結パイプ7aに設け、ホ−ス3内で
発生する乱流の影響を受けにくい位置としている。
【0022】上記構成による作用は以下の通りである。
【0023】掃除機本体1の吸気口に接続パイプ2を挿
入すると尾錠9が掃除機本体1に係止し、接続パイプ2
を掃除機本体1に固定する。この状態で掃除機本体1内
の電動送風機を運転すると吸引力が発生し、床ノズル
6、延長管5、手元ハンドル4の塵埃通路、ホ−ス3、
接続パイプ2を介して掃除機本体1の集塵室に塵埃が吸
引される。この塵埃が吸引される状態では、ホ−ス3で
発生する乱流が接続パイプ2内に流れ込むことになる。
特にホ−ス3を蛇腹形状にしておくと、その乱流は大き
くなることはいうまでもない。ホ−ス3で発生した乱流
は接続パイプ2を構成する略直線状の連結パイプ7内を
流れるが、連結パイプ7の上流側の直線状部分で整流さ
れ、塵埃検知部を構成する発光素子12及び受光素子1
3が配置された部分ではその乱流による影響を抑制する
ことができる。したがって連結パイプ7内を流れる塵埃
が発光素子12及び受光素子13の間を通過する下流域
では乱流による影響を受けることが少ないので、塵埃検
知性能を安定化することができる。また、発光素子12
及び受光素子13は上下方向に光を放つように配置され
ているので、吸引風量の変化に係わりなく及び、塵埃の
重さに係わりなく検知性能が安定する。例えば塵埃が重
いと塵埃通路の下方を塵埃が通過するが上下方向に光を
放つようにしておけばその場合でも塵埃を確実に検知で
きる。なお、塵埃検知の方法としては塵埃が発光素子1
2及び受光素子13の間を通過することで、発光素子1
2からの光が受光素子13に放射されるのを遮断し、受
光素子13側の出力が変化するのを利用し、例えば多数
の塵埃が通過することとなると受光素子13の出力は受
光、遮断が繰り返される変化の多いものとなる。本実施
例では、尾錠9の操作部9aの中空部19に発光素子1
2を配しているので中空部19の空間を発光素子12の
収容空間として利用することができ、接続パイプ2の大
型化を防止するものであるが、発光素子12の代わりに
受光素子13を配してもよいし、より中空部19の空間
を有効利用するのであれば、発光素子12及び受光素子
13をその中空部19内に配置すれまよい。ただ、この
場合、発光素子12からの光を塵埃に当てて反射させ、
その反射光を受光素子13で受光する、いわゆる反射型
の塵埃検知になる。また、発光素子12、受光素子1
3、塵埃検知部のプリント基板10を、手元ハンドル4
内に設けないため、手元部が軽くなり操作性が向上する
ものである。
【0024】(実施例2)次に本発明の第2の実施例
を、図3を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同
一構成部品については同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0025】接続パイプ2において、尾錠9が設けられ
ている連結パイプ7の一端に回転パイプ15の一端を回
転自在に接続し、前記回転パイプ15の他端にホ−ス3
を接続する。前記回転パイプ15は、回転パイプ15の
周面に設けた環状の溝部16に、尾錠ケ−ス8の内面よ
り突出したリブ17を当接させ、回転パイプ15が連結
パイプ7かり抜けるのを防止している。18は回転パイ
プ15の端部周面に設けられた環状のエア−タイトパッ
キンで、連結パイプ7の内周面に当接してエア−漏れを
防止している。
【0026】上記構成による作用は以下の通りである。
【0027】掃除中におけるホ−ス3の捩れが発生して
も、回転パイプ15が回動するので、その捩れを解消す
ることができる。また、回転パイプ15の回動により塵
埃の流れが変わり、塵埃の付着が偏らず塵埃検知部の汚
れが減少し、塵埃検知部の検知性能が安定する。
【0028】(実施例3)次に本発明の第3の実施例
を、図4を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同
一構成部品については同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0029】回転パイプ15のホ−ス3側にはホ−ス3
に内設した導電線3aと環状のレ−ル接点20とを電気
的に接続する電気接続部30を設けている。環状のレ−
ル接点20は電気接続部30より連結パイプ7側に設け
られており、具体的には回転パイプ15の周面と環状レ
−ル接点20の内面との間に隙間を形成するレ−ル台を
回転パイプ15の周面に設け、環状のレ−ル接点20か
ら延設された導電部31を電気接続部30側に前記隙間
を通して導出している。連結パイプ7側に取り付けられ
る尾錠ケ−ス8には環状のレ−ル接点20に当接し、電
気接続される接触端子21を設けている。この接触端子
21はプリント基板10を介して尾錠9の近傍に配した
電気端子32に接続する。プリント基板10は手元ハン
ドル4の操作スイッチからの信号を導電線3a、導電部
31、レ−ル接点20、接触端子21を介して入力し、
掃除機本体1側に電気端子32を介して伝達する。掃除
機本体1側ではプリント基板10からの信号により電動
送風機の位相制御を行い、吸引力の制御を行う。また信
号を送るための電気端子32とは別にプリント基板10
へ掃除機本体1から電力を供給する電気端子32を設け
ている。また、プリント基板10には貫通孔22が形成
されており、連結パイプ7の反尾錠9側の周面には突出
ボス23が一体形成されている。この突出ボス23に貫
通孔22を挿入することでプリント基板10の位置決め
を行い、さらに基板ケース11でプリント基板10を覆
い、ねじ32により基板ケース11を突出ボス23に螺
子固定する。
【0030】以上の構成によれば、高さの低い接触端子
21を尾錠9側、高さの高いプリント基板10を尾錠9
と反対側に配することにより、接続パイプ2を大型化す
ることなく尾錠9の操作部9a周辺の高さを低く設定で
き、接続パイプ2の操作が容易となる。又、ホ−ス捩れ
防止の回転機構の電気接続を接続パイプに設けているの
で、手元ハンドル部の操作スイッチからの信号を掃除機
本体1側に送ることができ、操作性が良好となるもので
ある。更に、プリント基板10の貫通孔22を用いて固
定することで、塵埃検知部、すなわち、受光素子13の
位置決めが正確にでき、塵埃検知部の検知性能が向上す
る。なお、プリント基板10に発光素子12及び受光素
子13の両方を配置すれば、より塵埃検知の位置決めは
容易となる。この場合、実施例1で述べた反射型の塵埃
検知となることはいうまでもない。
【0031】(実施例4)次に本発明の第4の実施例
を、図5を用いて説明する。なお上各実施例と同一構成
部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0032】連結パイプ7の両側に一体に断面L字状の
係止部24を設けている。尾錠ケ−ス8は連結パイプ7
の上半分を覆うように形成し、その内面側に下方に突出
する突出リブ25を形成し、この突出リブ25の下端部
が係止部24内に挿入する。基板ケース11は連結パイ
プ7の下半分を覆うように形成され、尾錠ケ−ス8の下
端部と基板ケース11の上端部とが接合するようにして
いる。尾錠ケ−ス8の下端部の内面に凸部26を設け、
基板ケース11の上端部に前記凸部26に係合する爪部
27を一体に設け、両ケ−ス8、11を接合すると凸部
26と爪部27が係止する構成である。
【0033】上記構成による作用は以下の通りである。
【0034】凸部26及び爪部27の係合以外に、係止
部24と突出リブ25との係止を行わせているので、尾
錠ケ−ス8と基板ケ−ス11の接合部が開くこがない。
つまり各ケ−ス8、11に外力が加わりそれらの接合部
が開こうとする場合、尾錠ケ−ス8は突出リブ25が係
止部24に係止されているので開きは防止でき、また、
基板ケース11は尾錠ケ−ス8によりその開きが防止さ
れる。したがって各ケ−ス8、11内に収容される尾錠
9、接触端子21、プリント基板10の保持が確実にで
き、塵埃検知部の検知性能や、操作性の向上となるもの
である。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
接続パイプが略直線状の塵埃通路であるため、塵埃の検
知性能が向上し、また、手元ハンドルも軽く、操作性が
向上する。
【0036】本発明の請求項2記載の発明によれば、回
転パイプの回動によりホ−スの捩れが解消でき、使い勝
手が向上する。
【0037】本発明の請求項3記載の発明によれば、ホ
−ス捩れ防止ができるとともに、手元ハンドルから掃除
機本体側に信号を伝送できるので操作性が向上する。
【0038】本発明の請求項4記載の発明によれば、操
作部の中空部に塵埃検知部の全部または一部を収容可能
とするもので、接続パイプの大型化を防止でき、操作性
が向上する。
【0039】本発明の請求項5記載の発明によれば、係
止装置を接続パイプの上方に配設するもので、接続パイ
プの幅方向が小さく操作性が向上する。
【0040】本発明の請求項6記載の発明によれば、接
続パイプの略上下方向に光を放つように前記発光素子及
び受光素子を配置するもので、塵埃検知部を通過する塵
埃の重量による落下に対して、塵埃検知性能が安定す
る。
【0041】本発明の請求項7記載の発明によれば、塵
埃検知部の制御用基板を係止装置と反対側に取り付ける
もので、係止装置の周辺の高さを係止操作部より低く構
成できるため、係止操作の支障とならず操作性が向上す
る。
【0042】本発明の請求項8記載の発明によれば、カ
バ−部材と接続パイプの外周面との間に収容空間を形成
し、この収容空間内に少なくとも塵埃検知部及び係止装
置及び制御用基板のいずれか1つを配するもので、接続
パイプの外形を小型化でき、操作性が向上する。
【0043】本発明の請求項9記載の発明によれば、制
御用基板に貫通孔を設け、貫通孔に挿入する突出部を少
なくともパイプ及びカバ−部材のいずれか1つに形成
し、制御用基板を固定するため塵埃検知部の位置決めが
正確にでき、塵埃検知性能が向上する。
【0044】本発明の請求項10記載の発明によれば、
接続パイプに設けた係止部に各ケ−スのいずれかの内面
または両カバ−の内面に形成した突出リブを係止するも
で、各ケ−スの浮き、ガタツキがなく、ケ−ス内の収容
部品保持が確実に行え、検知性能が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の接続
パイプの断面図
【図2】同電気掃除機の全体図
【図3】本発明の第2の実施例を示す電気掃除機の接続
パイプの断面図
【図4】本発明の第3の実施例を示す電気掃除機の接続
パイプの一部破断側面図
【図5】本発明の第4の実施例を示す電気掃除機の接続
パイプを軸方向と直交する面で断面した要部断面図
【符号の説明】
1 本体 2 接続パイプ 3 ホ−ス 4 手元ハンドル 5 延長管 6 床ノズル 7 連結パイプ 8 尾錠ケ−ス(カバ−部材) 9 尾錠(係止装置) 10 プリント基板(制御用基板) 11 基板ケース(カバ−部材) 12 発光素子 13 受光素子 15 回転パイプ 19 中空部 20 レ−ル接点 21 接触端子 22 貫通孔 23 突出ボス 24 係止部 25 突出リブ 26 凸部(係合部) 27 凹部(係合部)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を内蔵した掃除機本体と、こ
    の掃除機本体側に接続する接続パイプと、この接続パイ
    プに一端を接続するホ−スと,このホ−スの他端側を接
    続する手元ハンドルと、床ノズルと手元ハンドルを接続
    する延長管を有し、前記接続パイプは略直線状の塵埃通
    路をなし、この塵埃通路内に臨むように塵埃検知部を設
    けた電気掃除機。
  2. 【請求項2】 接続パイプを、一端にホ−スを接続した
    回転パイプと、この回転パイプを回動自在に保持する連
    結パイプから構成し、前記連結パイプ側に塵埃検知部を
    配置してなる請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 ホ−スに付設した導電線と、この導電線
    に接続する環状のレ−ル接点と、このレ−ル接点と電気
    接続される接触端子を備え、前記環状レ−ルを回転パイ
    プ側に設け、前記接触端子を連結パイプ側に設けた請求
    項2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 接続パイプには、電気掃除機本体側に係
    止する係止部を一端に有し、他端に操作部を設けた係止
    装置を揺動自在に取り付け、前記操作部の中空部に塵埃
    検知部の全部または一部を収容可能とした請求項1また
    は2記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 係止装置を接続パイプの上方に配設した
    請求項3記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 塵埃検知部を一対の発光素子及び受光素
    子で構成し、接続パイプの略上下方向に光を放つように
    前記発光素子及び受光素子を配置した請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 接続パイプには、電気掃除機本体側に係
    止する係止部を一端に有し、他端に操作部を設けた係止
    装置を揺動自在に取り付けるとともに、塵埃検知部の制
    御用基板を前記係止装置と反対側に取り付けた請求項1
    〜6のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】 接続パイプの外周面を覆うカバ−部材を
    設け、このカバ−部材と接続パイプの外周面との間に収
    容空間を形成し、この収容空間内に少なくとも塵埃検知
    部及び係止装置及び制御用基板のいずれか1つを配した
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 塵埃検知部の制御用基板に貫通孔を形成
    し、この貫通孔に挿入する突出部を少なくともパイプ及
    びカバ−部材のいずれか1つに形成した請求項8記載の
    電気掃除機。
  10. 【請求項10】 係止装置を覆う係止装置側ケ−スと制
    御用基板側を覆う基板側ケ−スを備え、前記各ケ−スを
    接合して接続パイプを覆うように構成し、前記各ケ−ス
    の接合部に係合部を形成すると共に、前記接続パイプに
    設けた係止部に前記各ケ−スのいずれかの内面または両
    カバ−の内面に形成した突出リブを係止させた請求項7
    記載の電気掃除機。
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