JP2000244567A - ルータネットワーク管理方法 - Google Patents

ルータネットワーク管理方法

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JP2000244567A
JP2000244567A JP4413099A JP4413099A JP2000244567A JP 2000244567 A JP2000244567 A JP 2000244567A JP 4413099 A JP4413099 A JP 4413099A JP 4413099 A JP4413099 A JP 4413099A JP 2000244567 A JP2000244567 A JP 2000244567A
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management
routers
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Shinsuke Suzuki
伸介 鈴木
Masahito Tsukagoshi
雅人 塚越
Osamu Takada
治 高田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ルータネットワークを一元化して管理する技術
を提供する。 【解決手段】ルータネットワーク管理端末11は管理命
令の実行要求を命令入力部113から受けると、その命
令から対象となるルータを算出する。そして命令の対象
となるルータ全てについて、そのアドレスをルータアド
レス表21から算出し、入力された管理命令を管理命令
変換テーブル22を用いて命令の対象のルータが解釈で
きる書式に変換し、管理命令変換テーブル22で指定さ
れた方法で送信する。そして各ルータでの命令実行結果
出力を受信し1つに纏めて出力表示部115へ出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルータに関し、特
にそれを複数接続した時の管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信需要の増加により、通信端末間のパ
ケットの中継を行うルータでは多数の回線を収容する必
要に迫られることがある。そのためにルータのインター
フェースを増設したり、新たなルータをネットワークへ
追加しルータ間で経路情報を交換したりする必要があ
る。前者のインターフェースを増設する方法では、一つ
のルータに実装することの出来るインターフェースの数
の限界と一つのルータへの全トラフィックが集中するこ
との二つが問題になる。そのため複数ルータをネットワ
ーク接続する後者の手法がしばしば用いられる。
【0003】このような複数のルータを管理・運用する
際に使用される主な技術としては、SNMP(Simple Networ
k Management Protocol) や各ルータ内に実装されてい
るルータ独自の管理命令群がある。
【0004】SNMPは送信パケット数などの監視対象のパ
ラメータにネットワーク機器によらないID番号を定義す
ることにより、外部からネットワーク経由でそのID番号
のパラメータの値を照会・設定できるようにしたプロト
コルである (文献"The Simple Book", Rose, M.T.著, P
rentice Hall社, 1994参照)。そのためSNMPのID番号が
定義されているパラメータについては、1台の管理端末
から全てのネットワーク機器を管理できる。
【0005】一方、ルータ独自の管理命令群は、そのル
ータに特化したものであるものの、SNMPよりも広範囲な
機能を持つ。即ちルータで管理しているパラメータの照
会や設定のみならず、経路制御を停止したりインターフ
ェースをアクティブにしたりするなどといったルータの
操作制御を可能にしている。複数ルータを管理運用する
場合、オペレータは一台一台のルータについてこの管理
命令を外から入力することによりルータの動作を制御し
ている。
【0006】その他複数ルータのログの管理に関して
は、特開平10−198616号公報の事例がある。こ
の技術は複数ルータのログ情報を一つの管理端末へ収集
する技術である。
【0007】又複数ルータの設定情報の管理について
は、特開平1−302413号公報の事例がある。この
技術は、複数ルータの設定情報(同公報上の「構成定義
情報」に相当)を一つの管理端末上で矛盾の出ないよう
生成したり管理したりするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】複数ルータの管理・運
用に際して、最も大きな問題は管理コスト増大、ルータ
間の設定ミスによるトラブルの2つである。前者はルー
タの台数やルータの種類に比例してオペレータの管理の
手間が増えることである。後者はルータネットワーク上
のルータ間の設定が矛盾しているために、個々のルータ
は正常に動作しているのにルータネットワーク全体とし
てはオペレータの思惑通りには動作しないことである。
【0009】従来技術がこれら二つの問題にどのように
対処しているかを以下に述べる。
【0010】SNMPでは、IDが定義済のパラメータを複数
のルータについて1台の管理端末から一括管理できる。
そのためこれらのパラメータについてはルータの台数や
種類の多様さに関わらず同じ手法で管理することが可能
である。しかしながらSNMPで管理できるのはルータの中
のごく一部のパラメータであり、例えばルータの設定情
報の参照やルータの操作制御はできない。そのためこう
したことを行う場合には一つ一つのルータについて作業
を行う必要が出てくるので、SNMPでは管理の手間・ルー
タの設定ミスといった問題を完全には解決できない。
【0011】ルータ独自の管理命令群は、一台のルータ
をルータ管理命令群のみで管理可能な位機能は豊富であ
る。しかしながら管理命令群は一台のルータのみを対象
にして設計されているため、複数ルータを管理する場合
にはオペレータは一つ一つのルータで同じ管理命令を入
力する必要がある。更にルータの種類が違うとルータ管
理命令体系が異なることがあるため、複数種類のルータ
を管理する場合にはルータの種類によって違った管理命
令を入力しなければならない。従って管理の手間・ルー
タの設定ミスといった問題は解決できない。
【0012】特開平10−198616号公報の技術は
複数ルータからオペレータへ情報を回収する技術である
ため、オペレータから複数ルータへ情報を送信すること
には適用できない。従ってこの技術を単純に応用して複
数ルータを制御することはできない。
【0013】又特開平1−302413号公報の技術は
複数ルータの設定情報を矛盾なく一括生成するのみのも
のであり、その情報をどのようにルータへ配るかについ
ては検討していない。そのため自動生成された設定情報
を結局一つ一つのノードへ手動で配らざるをえない。そ
のため設定ファイルの配り忘れによるルータの設定ミス
は避けられない。
【0014】本発明の目的は、管理コスト増大・ルータ
間設定ミスという二つの問題を解決し、ルータネットワ
ークの増大に対応できるルータネットワーク管理技術を
提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明ではルータネットワーク管理プログラムを用
いて、オペレータから受け取った管理命令からその命令
の対象となるルータを算出し、そのルータが解釈できる
書式にその命令を変換し、そのルータへ送信する。そし
てこのプログラムで各ルータでの命令実行結果出力を収
集し一つにまとめて、オペレータへ結果を表示する。
【0016】このようにルータネットワーク管理プログ
ラムは、オペレータの管理命令を全て受け取り必要なル
ータへ管理命令を送付することにより、オペレータにル
ータネットワークが一つのルータであるかのように見せ
かける。これにより管理コスト増大・ルータ間設定ミス
という二つの問題を解決する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。
【0018】図1は本発明の対象であるルータネットワ
ークと、ルータネットワーク管理端末とを示したもので
ある。ルータネットワーク管理端末11及びルータネッ
トワークを構成する複数のルータ12が内部接続用ネッ
トワーク13で接続されている。そして11,12,1
3とをまとめたものが管理上仮想的な一つのルータ15
と見なされるようになる。
【0019】次に図1のそれぞれの装置の概略を説明す
る。
【0020】ルータネットワーク管理端末11は図2に
示すように、ネットワークインターフェース114、オ
ペレータの命令入力部113、出力表示部115を有す
る通常のPCである。この上でルータネットワークを管理
する管理プログラム120が動作する。
【0021】
【表1】
【0022】参考のために表1で管理プログラム120
のサポートするルータ管理命令群の一部について、コマ
ンド名・引数及びその動作の説明を示す。
【0023】次にルータネットワーク管理端末11上で
動作する管理プログラム120を説明する。
【0024】まず管理プログラム120のデータ構造及
び外部とのインターフェースを図3に示す。
【0025】ルータアドレス表21は管理プログラム1
20が管理するルータ名・内部接続用ネットワーク13
上でのアドレス・そのルータの種類の対応を其々欄21
1,212,213に記したものである。管理命令変換
表22は欄213で示されたルータの種類毎に、管理プ
ログラム120へオペレータが入力した管理命令を対応
する各ルータ特有の管理命令への変換する命令変換則
(欄223)・管理命令送受信のための通信方法(欄2
24)に関する情報を、全ての管理命令について有す
る。又仮想ルータインターフェース名変換表28は、仮
想ルータ15上で一意になるように決めた仮想インター
フェース名(欄281)に対する、対応するインターフ
ェースを持つルータ名(欄282)・対応するインター
フェースの欄282のルータ上での名前(欄283)・
インターフェースのアドレス(欄284)との対応付け
を示す表である。
【0026】管理プログラム設定ファイル200は、ル
ータアドレス表21と仮想ルータインターフェース名変
換表28とを生成するために必要な情報を含んだファイ
ルである。管理プログラム120は起動時に管理プログ
ラム設定ファイル200を読む込み、ルータアドレス表
21と仮想ルータインターフェース名変換表28をプロ
グラム内に作成する。
【0027】命令対象ルータリスト23、命令バッファ
24、出力バッファ25はいずれも管理命令の対象とな
るルータのリストを控える管理プログラム120上のメ
モリ領域である。命令対象ルータリスト23は管理命令
の対象となるルータのリストを控える場所であり、命令
バッファ24は入力された管理命令を保存する場所であ
る。又出力バッファ25は管理命令を各ルータで実行し
た際のルータからの出力を貯める場所である。
【0028】以下図5のフローチャートを用いて管理プ
ログラム制御部20の動作を説明する。同時に具体例と
して、"activate if0"という管理命令を受信した時の処
理内容を図3内の表のサンプル値に従って述べる。
【0029】管理プログラム120は命令入力部から管
理命令要求を受け取ると(ステップ300)動作を開始
する。そしてこの命令を命令バッファ24へ保存すると
ともに(ステップ310)、その要求から対象ルータの
情報を抽出し(ステップ320)、その結果を対象ノー
ドルータリスト23へ保存する。
【0030】ステップ320を更に細かく説明する。管
理命令内に命令送付対象ルータが指定されていない場合
には管理下のルータ全てをルータリスト23へ挿入する
(ステップ323)。逆に対象のルータが指定されてい
る場合にはそのルータのみをルータリスト23へ挿入す
る(ステップ325)。対象ルータの指定を指定する方
法には明示的にルータを指定する方法と他のパラメータ
から暗にルータを指定する方法とがある。前者は表4
の"exec"命令で管理命令が入力された場合に相当し、後
者は管理命令の引数で指定したインターフェースやネク
ストホップから仮想ルータインターフェース名変換表2
8を用いてルータを特定するものである。
【0031】ステップ325までを"activate if0"が入
力されたという具体例で説明すると、"if0"というイン
ターフェースは仮想ルータインターフェース名変換表2
8によるとrt1のものなので、ルータリストへ挿入され
るルータはルータ"rt1"と判明する。
【0032】そして命令対象ルータリスト23に入って
いる全てのルータについて命令バッファ24に入ってい
る命令の送信処理を行う。そのために命令対象ルータリ
スト23からルータを一つ一つ取り出し、以下の処理
(ステップ370)を行う。
【0033】ルータアドレス表21及び管理命令翻訳表
22を参照し、命令バッファ24内の命令と対象ルータ
の種類から、そのルータへそのコマンドを送るため命令
翻訳処理及び命令の送付方法を求め(ステップ37
2)、翻訳処理を実行する(ステップ374)。そして
命令の送付先をルータアドレス表21から検索し、その
アドレス宛にステップ374で翻訳された命令をネット
ワークインターフェース114を介して送付する(ステ
ップ376)。そしてステップ376に対するそのルー
タの応答を、ルータ名の情報と共に出力バッファ25に
出力する(ステップ378)。この際出力内容中の各ル
ータが実際に使っているインターフェース名は仮想ルー
タインターフェースアドレス対応表28を用いてルータ
上でのインターフェース名に変換する(ステップ37
9)。
【0034】ステップ379までを"activate if0"が入
力されたという具体例で説明すると、"activate if0"を
オペレータが入力した場合には、"rt1"のみが対象ルー
タである。ルータアドレス表によると"rt1"のルータ種
別は"A"であり、又入力コマンドは"activate"なので、
管理命令翻訳表22から命令翻訳処理は"activate2ifu
p"であることがわかる。同様にして管理命令変換テーブ
ル22からこの変換された命令は"telnet"プログラムに
よって送信可能であることがわかる(ステップ37
2)。
【0035】この翻訳処理を実行することにより"activ
ate"命令はルータ"rt1"特有な管理命令"ifup"へ変換さ
れると同時に、引数のインターフェース名"if0"が仮想
ルータインターフェース名変換表28によりルータ"rt
1"上の対応するインターフェース名"eb0"に変換される
(ステップ374)。"rt1"の内部ネットワーク上のア
ドレスは仮想ルータインターフェース名変換表28よ
り"1.2.3.4"なので、"1.2.3.4"宛に"telnet"プログラム
によって"ifup eb0"という命令を送付する(ステップ3
76)。
【0036】そして、その命令を"rt1"が処理した際の
出力"eb0 activation is succeed"について更に"rt1>"
というヘッダ文字列を付加して、出力バッファ25へ"r
t1> eb0 activation is succeeded"と出力する(ステッ
プ378)。そして出力バッファ内の"eb0"というイン
ターフェース名を"if0"という仮想ルータ上のインター
フェース名に変換して、出力バッファの内容を"rt1> if
0 activation is succeeded"とする(ステップ37
9)。
【0037】全てのルータについてステップ370が終
わった後で出力バッファ25の内容を出力表示部115
に表示する(ステップ390)ことにより管理プログラ
ム20の処理は完了する。
【0038】ステップ390までを"activate if0"が入
力されたという具体例で説明すると、命令対象ルータ
は"rt1"のみなので、"rt1"についての出力をステップ3
79までで得た後、出力バッファの内容"rt1> if0 acti
vation is succeeded"を出力表示部115に表示するの
みである。
【0039】本実施例では各ルータの応答にルータ名を
付加したものをつないだものを一つの仮想ルータからの
出力とみなしている。他にも各ルータの応答から重畳し
た情報を削除し必要な情報のみを出力することや、各ル
ータの応答を統合して単純な情報へ要約することも可能
である。
【0040】ルータの管理命令を大分すると、ルータ内
から情報を集める命令・ルータへ情報を送る命令・ルー
タの内部状態を変更する命令・これら3つを組み合わせ
た命令、の4つに分けられる。ステップ374で実行す
る翻訳処理は、いずれの管理命令についても命令単語や
文法の変換処理で済む。ここでは特に最も複雑な事例と
して、ルータネットワーク全体の構成定義情報から各ル
ータの構成定義情報を生成する方法を示す。
【0041】ルータの構成定義情報で定義されるのは、
ルータ間の通信・経路情報・その他の情報の3つであ
る。以下これらの定義をどのように処理するかについて
述べる。
【0042】まず「その他の情報」に該当するものは各
ルータの構成定義にそのまま流用することが可能であ
る。
【0043】次に「ルータ間の通信」に関する定義は、
中で定義されている通信先へ行くためのインターフェー
スがそのルータのものであるか否かによって流用するか
否かを決定すればよい。
【0044】そして「経路情報」に関する定義は、常に
流用しなければならない。何故ならばこの中のパラメー
タをルータ間の通信で直接参照することがありえるから
である。但し中で定義されているネクストホップがその
ルータから直接到達可能でない場合、該当するインター
フェースを持つルータにネクストホップを変えなければ
ならない。
【0045】最後にルータネットワークのルータ間で経
路情報を交換する必要があるので、そのためのルータネ
ットワーク内通信定義を新たに追加する必要がある。そ
のためには全てのルータへ「受信した経路を内部接続用
ネットワーク13を介して管理プログラム120に送信
する設定」と「管理プログラム120から内部接続用ネ
ットワーク13を介して届いた経路を受信する設定」を
付加し、管理プログラム120ではルータから内部接続
用ネットワーク13を介して受信した経路情報を他の全
てのルータへ流せばよい。特に全てのルータが同じ内部
接続用ネットワーク13で接続されている場合には、全
てのルータは直接到達可能なので、管理プログラム12
0での経路情報の送受信なしでルータ間の経路情報の交
換ができる。
【0046】以上の考察から、図5のフローチャートに
従うことにより、ルータネットワーク全体の構成定義か
ら各ルータの構成定義を作成することが可能となる。
【0047】即ちルータネットワーク全体の構成定義情
報から構成定義情報を一単位分読み込み(ステップ41
0)、まずその構成定義情報がルータ間の通信か経路情
報に関係あるか否かを判断する(ステップ420)。関
係なければその構成定義情報は対象になっているルータ
の構成定義へ採用する(ステップ460)。
【0048】関係がある場合には、その中でインターフ
ェースを指定しているか否かを調べる(ステップ43
0)。即ちまずコマンド中にインターフェースが直接指
定されているか否かを調べる(ステップ431)。直接
にはインターフェースが指定されていない場合には、そ
の構成定義情報がネクストホップのようなルータに直結
したアドレスを指定するものであるかどうかを調べ(ス
テップ432)、そうならばそこで指定されたアドレス
から仮想ルータインターフェース名変換表28で対応す
るインターフェースを求める(ステップ433)。
【0049】そして仮想ルータインターフェース名変換
表28でそのインタフェース名に対応するルータ名を求
め(ステップ440)、その名前と対象になっているル
ータの名前とを比較する(ステップ450)。合致した
場合はそのインターフェース名を仮想ルータインターフ
ェース名変換表28の欄282のインタフェース名に変
更してその情報を用いる(ステップ460)。合致しな
かった場合は、その構成定義がルータ間の通信に関する
ものならば利用しない(ステップ470)。又経路情報
に関するものならばネクストホップやインターフェース
名をステップ440で求めたルータへのアドレスやイン
ターフェースへそれぞれ変更して利用する(ステップ4
80)。
【0050】以上の処理が全構成定義情報について終了
したら、ルータネットワーク上のルータ間での経路情報
交換設定を追加すれば(ステップ490)、対象のルー
タの構成定義情報になる。
【0051】上述のフローチャートを、図6のルータネ
ットワーク全体の構成定義情報700から図3内の表の
値を用いて図7にあるルータrt1の構成定義情報701を
算出することによって例示する。
【0052】ログ出力内容設定710はルータ間の通信
方法には影響を与えないパラメータなので(ステップ4
20)、rt1の構成定義に採用される(ステップ46
0)。
【0053】RIP通信設定720、725ではそれぞれ
インターフェースif2, if5でのRIPでの通信方法につい
て設定している(ステップ430)。図3の仮想ルータ
インターフェース名変換表28によるとインターフェー
スif2はrt1の上では"ne0"という名前のものなので、RIP
通信設定720はrt1の構成定義に採用され、図7のRIP
通信設定721のようになる(ステップ440)。又if
5はrt2のものなので、RIP通信設定725はrt1の構成定
義に採用されない(ステップ470)。
【0054】静的経路情報設定730、735ではそれ
ぞれ経路情報100.0.0.0/24, 200.0.0.0/24を生成してい
る。この中で指定されているネクストホップ2.3.4.129,
if5はいずれもルータから直接到達可能でなければなら
ない(ステップ432)。図3の仮想ルータインターフ
ェース名変換表28によると2.3.4.129はif1から到達可
能であり、if1はrt1のインターフェースなので、構成定
義情報730はそのままrt1に採用される(ステップ4
70)。
【0055】一方、図3の仮想ルータインターフェース
名変換表28によるとif5はrt2のインターフェースであ
るので、構成定義情報735はネクストホップのインタ
ーフェースをrt2へ行くためのインターフェースに変換
して採用される(ステップ480)。rt1からrt2へ行くた
めのネクストホップは"if0"なので、構成定義情報73
5はrt1においては図7の構成定義情報736のようにな
る。
【0056】経路送出設定740ではインターフェース
if4からRIPで送付する経路情報の条件について述べたも
のである(ステップ430)。図3の仮想ルータインタ
ーフェース名変換表28によるとインターフェースif4
はrt1のものではない上(ステップ450)、この情報
はルータ間の通信に関する情報なので(ステップ45
5)、rt1の構成定義に採用されない(ステップ47
0)。
【0057】最後にrt1の経路情報をルータネットワー
ク上の別ルータrt2へ送付する設定を追加する(ステッ
プ490)。構成定義700ではRIPのみが用いられて
いるので、rt2との間でもRIPのみで経路交換を行えばよ
い。図3の仮想ルータインターフェース名変換表28に
より内部接続用ネットワーク13に接続されているrt1
のインターフェースはif0(rt1上ではeb0)なので、図7
の745を追加してやれば十分である。
【0058】同様にしてルータrt2の構成定義情報を算
出した結果が図8である。
【0059】最後にルータネットワークに新たなルータ
を追加削除する方法を述べる。
【0060】ルータを削除する場合には、ルータアドレ
ス表21と管理ルータインターフェース名変換表28の
中にあるそのルータのエントリを抹消すればよい。その
ためには管理プログラム設定ファイル200から該当す
るエントリを削除すればよい。
【0061】新たなルータを追加する場合は、それが管
理プログラム120がサポートしている種であるか否か
によって処理が変わる。
【0062】既にサポートされている種のルータを追加
する場合には、管理プログラム設定ファイル200を編
集してルータアドレス表21と仮想ルータインターフェ
ース名変換表28に新しいルータの情報を追加するだけ
でよい。即ちルータアドレス表21の欄211・212
・213へそれぞれ、新しいルータの名前・内部接続用
ネットワーク13上でのアドレス・ルータの種別情報を
追加すればよい。そして仮想ルータインターフェース名
変換表28の欄281・282・283・284にそれ
ぞれ、仮想インターフェース名・ルータ名・そのルータ
上でのインターフェース名・インターフェースのアドレ
スを新しいルータ内の全インターフェースアドレスにつ
いて追加すればよい。
【0063】今までサポートされていないルータを追加
する場合には上述の処理に加えて、管理命令翻訳表22
の欄223・224にその種のルータ用のエントリを追
加し、欄223の処理を新たに定義する必要がある。そ
のためにはオペレータは管理プログラム120をその種
のルータをサポートしたものにアップデートする必要が
ある。管理プログラム120をフロッピーなどの媒体か
らコピーしたり、ネットワーク経由でダウンロードした
りすることにより、管理プログラム120のアップデー
トは可能である。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、一台の管理端末からル
ータネットワーク上のルータへ自動的に管理命令を送付
することやルータネットワーク全体の設定ファイルから
各ルータの構成定義ファイルを生成し各ルータへ送付す
ることが可能になる。これにより管理者は、ルータネッ
トワーク全体を仮想的に単一のルータであるかのように
管理することが可能となる。管理プログラムは汎用の管
理命令をベンダー毎のルータ管理命令に翻訳して送付す
るため、ルータネットワーク上に複数ベンダーのルータ
があっても同じ手法を適用することができる。
【0065】従来技術ではルータの増設回線によって回
線増加や負荷分散が達成されたとしても、ルータの管理
コストがルータの台数及びベンダー数に比例してしまう
こととルータ間の設定矛盾によるルータネットワークの
設定ミスが問題になっていたが、本発明によりいずれの
問題も解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のルータネットワークの構成図。
【図2】管理端末の構成図。
【図3】管理プログラムのデータ構造及び外部インター
フェースを示す図。
【図4】管理プログラムの動作フローチャート。
【図5】仮想ルータの構成定義から各ルータの構成定義
を生成するフローチャート。
【図6】ルータネットワーク全体の構成定義情報の一例
を示す図。
【図7】図6の構成定義情報から生成されたルータrt1
の構成定義情報を示す図。
【図8】図6の構成定義情報から生成されたルータrt2
の構成定義情報を示す図。
【符号の説明】
11…ルータネットワーク管理端末、113…命令入力
部、114…ネットワークインターフェース、115…
管理命令出力部、12…ルータ、13…内部接続用ネッ
トワーク、20…ルータネットワーク管理プログラム、
21…ルータアドレス表、22…管理命令翻訳表、23
…命令対象ルータリスト、24…命令バッファ、25…
出力バッファ、28…仮想ルータインターフェース名対
応表。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/26 (72)発明者 高田 治 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B089 GA21 GA31 GB02 JA35 JB10 KA13 KC15 KH01 LB15 5K030 GA11 GA16 HB00 HB08 HD03 JA10 5K033 AA03 AA05 DA05 DB20 9A001 BB04 CC07 DD10 EE02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作り付けの管理用命令群によって管理され
    るルータからなるネットワークにおいて、命令対象のル
    ータを明示的に指定する引数を追加する又は引数の内容
    から命令対象のルータを推定することにより、複数ルー
    タを同時に管理できるようにすることを特徴とするルー
    タネットワーク管理方法。
  2. 【請求項2】複数ルータを管理端末と接続したルータネ
    ットワークにおいて、ルータ種別情報及びルータ管理命
    令に対応する管理命令変換・送信方法を検索できる表を
    用いて、管理端末から、ルータ管理命令をある特定の種
    類のルータに特化した形式に翻訳し送信することを特徴
    とするルータネットワーク管理方法。
  3. 【請求項3】複数ルータを管理端末と接続したルータネ
    ットワークにおいて、オペレータから入力された管理命
    令手法で全対象ルータへ送信し、その結果を集約してオ
    ペレータに出力することを特徴とする請求項1又は2記
    載のルータネットワーク管理方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、ルータネットワーク内
    の各ルータの動作設定情報を矛盾の出ないように生成
    し、それをそれぞれのルータへ自動的に送信することに
    より、ルータネットワーク内のルータ間の設定ミスを防
    止することを特徴とするルータネットワーク管理方法。
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