JP2000244199A - 表面実装部品搭載機及び電子部品供給方法 - Google Patents

表面実装部品搭載機及び電子部品供給方法

Info

Publication number
JP2000244199A
JP2000244199A JP11043135A JP4313599A JP2000244199A JP 2000244199 A JP2000244199 A JP 2000244199A JP 11043135 A JP11043135 A JP 11043135A JP 4313599 A JP4313599 A JP 4313599A JP 2000244199 A JP2000244199 A JP 2000244199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
substrate
positioning
component
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11043135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4226715B2 (ja
Inventor
Morio Azuma
盛夫 東
Katsuhiko Taguchi
克彦 田口
Nobuaki Sakurai
伸明 櫻井
Ryuichi Hirano
龍一 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP04313599A priority Critical patent/JP4226715B2/ja
Publication of JP2000244199A publication Critical patent/JP2000244199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4226715B2 publication Critical patent/JP4226715B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を複雑とすることなく、複数の基板に電
子部品を迅速に搭載させるとともに、電子部品供給装置
においては、基板の種類変更の際に供給する電子部品を
一括して交換する。 【解決手段】 電子部品搭載機20における基板搬送装
置24は、第1及び第2の位置決め領域24C、24B
を有し、第1の位置決め領域24CはY方向に移動可能
であり、又、各々複数の部品吸着ユニット34を備える
移動ユニット28A、28Bは、同一のX方向ガイド3
0上で独立してX方向に移動可能とされる。電子部品供
給装置26A〜27Bは、それぞれが、所要の複数の部
品フィーダ56をフィーダマウント58に予め着脱自在
に装填されていて、基板の種類変更に際しては、台車6
0によってフィーダマウント58ごと全体を電子部品搭
載機本体に着脱して交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品供給装
置から電子部品を順次供給し、これを吸着ノズルによっ
て吸着し、回路基板の指定位置に搭載する表面実装部品
搭載機及びこの表面実装部品搭載機への電子部品供給方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示されるように、従来の電子部
品搭載機1は、紙又はプラスチックシートの孔に電子部
品を収納してリール状に巻かれているリール2から、電
子部品供給装置3により電子部品を1つずつ供給し、こ
の供給される電子部品を、ヘッド部4により吸着し、且
つ回路基板5上に搭載するようにしたものである。
【0003】前記ヘッド部4は、XYロボット装置6に
より回路基板5と平行な平面内でXY方向に移動される
ようになっている。
【0004】前記ヘッド部4は、図11に拡大して示さ
れるように、通常2組以上の部品吸着ユニット7、7・
・・を機械的インターフェイス部材8を介して、前記X
Yロボット装置6に支持されている。
【0005】前記部品吸着ユニット7は、機械的インタ
ーフェイス部材8の表面に固定された構造部材9と、こ
の構造部材9に、鉛直方向の直進ガイド10によって上
下動自在に支持されたブラケット11と、このブラケッ
ト11に取り付けられ、ボールねじ・ナット12を介し
て前記ブラケット11を上下方向に駆動するモータ13
と、前記ブラケット11に、鉛直方向の軸14を介して
その下端に支持された吸着ノズル15と、前記ブラケッ
ト11に取り付けられ、前記軸14をその軸線廻りに回
転させることによって、前記吸着ノズル15の回転方向
の位置決めをするモータ16と、前記構造部材9に取り
付けられ、前記吸着ノズル15に吸着された電子部品1
7の位置を検出するための位置検出器18と、前記構造
部材9に取り付けられ、回路基板5上のマーク認識や電
子部品17を吸着する際のその位置、回路基板5上に搭
載した電子部品17の位置を確認するためのカメラ19
等を備えている。
【0006】前記複数の部品吸着ユニット7は、各部品
吸着ユニット7におけるそれぞれの吸着ノズル15間の
距離と、前記複数の電子部品供給装置3における電子部
品供給先端間の距離とを一致させることによって、同一
タイミングで複数の電子部品吸着が可能であり、XYロ
ボット装置6の1回のXY動作毎に、部品吸着ユニット
7の数だけ同時に電子部品を回路基板5上に装着して、
搭載時間を短縮することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、1つの
XYロボット装置6に対して、できるだけ多くの部品吸
着ユニット7を設ければ、理論的には電子部品の吸着、
搭載のサイクルタイムが減少し、生産性が増加すること
になる。
【0008】しかしながら、部品吸着ユニット7の数を
増加しても、その増加数に比例して生産性の向上が図れ
るものでなく、むしろ向上度合いが小さくなっていくと
いう問題点がある。
【0009】更に、部品吸着ユニットのユニット数の増
加は、XYロボット装置6による移送質量の増加を招
き、移動速度や加速度を維持することが困難になり、逆
に吸着搭載サイクルタイムを悪化させる場合も生じると
いう問題点がある。
【0010】これに対して、ヘッド部をX方向(回路基
板移動方向)にのみ移動し、回路基板はこれと直交する
Y方向に移動させるもの、X方向に2本のビームを設
け、これらに別々のヘッド部を設けるようにしたものが
ある。
【0011】しかしながら、前者は、装置の設置面積が
大きくなる上に、高速性を発揮できないという問題点が
ある。又、後者は、電子部品供給装置を前後に配置しな
ければならず、構造が複雑となり、生産ラインに組み込
むためのコストが増大すると共に、装置全体のコストも
高いという問題点がある。
【0012】又、従来の電子部品搭載機においては、電
子部品供給装置は、列状の複数の電子部品を1個ずつ、
吸着ノズルによる吸着位置に送り出すためのチップフィ
ーダを、基板搬送方向に複数個並列して配置し、多数の
吸着ノズルによって一度に多数の電子部品を吸着できる
ようにしているが、1種類の基板の生産が終了した後
は、前記部品フィーダを、原則として全部入れ替える必
要があり、このため次の種類の基板の生産が開始される
までの間のロスタイムが大きくなってしまうという問題
点があった。
【0013】特に、前述のように、X方向に2本のビー
ムを設け、これらに別々のヘッド部を設けるようにした
構成では、次の種類の基板生産用の電子部品の段取りに
更に多くの時間が必要となってしまうという問題点があ
る。
【0014】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、簡単な構造であって、設置面積、
コストを増大したりすることがなく、高速で電子部品搭
載をすることができると共に、生産する基板の種類が変
わる際に供給する電子部品の段取りに時間がかからない
ようにした、表面実装部品搭載機及び表面実装部品搭載
方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1の
ように、基板を搬送領域、位置決め領域、搬出領域の順
に搬送、停止させる基板搬送装置と、この基板搬送装置
に沿って配置され、電子部品を吸着位置に1個ずつ送り
出す部品フィーダを基板搬送方向に複数並列させてなる
電子部品供給装置と、各々が電子部品供給装置の部品フ
ィーダから電子部品を受け取り、これを前記位置決め領
域に停止している基板へ搭載する複数の吸着ノズル、及
び吸着ノズルの角度位置決め装置を含む部品吸着ユニッ
トを備えたヘッド部と、このヘッド部を支持して、前記
基板の搬送方向と平行なX方向及び直交するY方向に移
動させるXYロボット装置と、を有してなる表面実装部
品搭載機において、前記ヘッド部を、同一のX方向ガイ
ドに、各々が独立して摺動自在に支持された複数の移動
ユニットから構成し、各移動ユニットは、他の移動ユニ
ットに対して独立してX方向に移動自在とされ、且つ、
少なくとも1つの部品吸着ユニットを装着してなり、前
記位置決め領域は、X方向に並んで複数配置され、且
つ、これらの位置決め領域のうち少なくとも一つの位置
決め領域が、他の位置決め領域に対してY方向に相対的
に移動・位置決め可能とされ、前記電子部品供給装置
は、前記一つの位置決め領域に対して、Y方向に1又は
2基設けられ、且つ、各電子部品供給装置は、前記複数
の部品フィーダを並列して装着可能なフィーダマウント
を有し、このフィーダマウントは、前記部品フィーダが
前記吸着ノズルによる電子部品吸着位置となるように、
表面実装部品搭載本体に装着可能であり、且つ、取脱し
自在として、上記目的を達成するものである。
【0016】本方法発明は、表面実装部品搭載機におけ
る前記複数の位置決め領域のうち、先行種類の基板への
電子部品の搭載を終了した位置決め領域における次種類
の基板への電子部品搭載を開始する前に、前記次種類の
基板への搭載用の電子部品を供給する全部の部品フィー
ダを、予め、交換用のフィーダマウントに装着してお
き、このフィーダマウントを含む電子部品供給装置を、
電子部品搭載が終了した位置決め領域用の電子部品供給
装置と交換して表面実装機本体に装着することを特徴と
する電子部品供給方法により、上記目的を達成するもの
である。
【0017】この発明においては、ヘッド部を構成する
複数の移動ユニットが同一のX方向ガイドに各々独立し
て摺動自在に支持され、且つ、少なくとも一つの位置決
め領域が、他の位置決め領域に対して相対的にY方向に
独立して移動自在とされているので、複数の基板に同時
に電子部品を搭載する際に、複数の基板間のX方向及び
Y方向位置のずれを容易に補正して、高速で電子部品を
搭載することができる。生産する基板の種類の変更に際
しては、予め交換用のフィーダマウントに装着された全
部の部品フィーダを含む電子部品供給装置を、生産の終
了した基板用の電子部品供給装置と一括して交換するこ
とにより、供給する電子部品の段取り時間を大幅に短縮
させることができる。
【0018】又、移動ユニットは、同一のガイドに支持
されているので、装置を複雑且つ大型化したりすること
がない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して説明する。
【0020】本発明の実施の形態の例に係る電子部品搭
載機20は、図1に示されるように、基板22A、22
Bを一方向(X方向)に搬送、停止させる基板搬送装置
24と、この基板搬送装置24に沿って、その両側に配
置され、電子部品を順次供給する電子部品供給装置26
A、26B、27A、27Bと、各々が前記電子部品供
給装置26Aと27A、26Bと27Bから電子部品を
受け取り、これを基板22上へ搭載する2個の移動ユニ
ット28A、28Bと、これら移動ユニット28A、2
8Bを前記基板22の搬送方向と平行なX方向に摺動自
在に支持するX方向ガイド30を備えると共に、このX
方向ガイド30をこれと直交するY方向に駆動するよう
にされたXYロボット装置32と、を備えて構成されて
いる。
【0021】前記各移動ユニット28A、28Bは、各
々前記図1に示されると同様の部品吸着ユニット34を
3個及びカメラ36を1個備えている(位置検出器は図
示省略)。又、移動ユニット28A、28Bは、機械的
インターフェース部材となるプレート29A、29B
(図3参照)を介してXガイド30に支持されている。
【0022】前記基板搬送装置24は、図2に拡大して
示されるように、基板搬送方向に順次、基板搬入領域2
4A、第2位置決め領域24B、第1位置決め領域24
C、及び、基板搬出領域24Dを有し、各々に独立して
基板22を搬送し且つ停止させることができるコンベア
25A〜25Dを備えている。
【0023】前記第1及び第2位置決め領域24C、2
4Bは、ここに基板22A、22Bを搬入停止したと
き、前記2つの移動ユニット28A、28Bから電子部
品を搭載できる状態となるようにされている。
【0024】前記第1位置決め領域24C全体は、図
1、図2に示されるように、コンベア25Cを支持する
断面U字形状のフレーム38が、Y方向の直進ガイド4
0によって水平且つY方向に移動自在に支持され、更
に、Yモータ42によって、ボールねじ42Aを介して
前記直進ガイド40に沿ってY方向に移動できるように
されている。
【0025】図1の符号44A、44Bは、前記移動ユ
ニット28A、28Bを、ベルト46A、46Bを介し
てそれぞれ、X方向ガイド30に沿って独立に駆動する
ためのモータを示す。
【0026】前記X方向ガイド30を支持するX方向梁
部材31の軸方向両端は、前記モータ44A、44Bと
共に、XYロボット装置32におけるY方向ガイド48
上にY方向に摺動自在に支持され、モータ(図示省略)
により、Y方向に移動自在とされている。
【0027】前記各移動ユニット28A、28B上の部
品吸着ユニット34は、各々、図11に示されると同様
のモータにより鉛直軸線廻りの回転角度が位置決めされ
る吸着ノズル50A、52A、54A及び50B、52
B、54B(図3参照)を備えている。
【0028】前記電子部品供給装置26A、27Aは、
前記第1位置決め領域24Cの両側に配置され、移動ユ
ニット28Aはこれら電子部品供給装置26A、27A
から電子部品を吸着して第1位置決め領域24Cに位置
決めされている基板22A上に電子部品を搭載するよう
にされている。
【0029】同様に、前記電子部品供給装置26B、2
7Bは、第2位置決め領域24Bの両側に配置されてい
て、移動ユニット28Bはこれら電子部品供給装置26
B、27Bから電子部品を吸着して第2位置決め領域2
4Bに位置決め停止されている基板22B上に搭載する
ようにされている。
【0030】次に、前記電子部品供給装置26A〜27
Bについて説明するが、これらの構成は同一であるの
で、電子部品供給装置26Bについてのみ説明し、他の
説明は省略するものとする。
【0031】電子部品供給装置26Bは、図2に拡大し
て示されるように、複数の部品フィーダを基板搬送方向
に並列して装着可能なフィーダマウント58を有し、こ
のフィーダマウント58は台車60により支持され、電
子部品搭載機本体に対して装着且つ取脱し可能とされて
いる。なお、他の電子部品供給装置26A、27A、2
7Bも同様にフィーダマウント58、台車60を含んで
構成されているが、図示は省略している。
【0032】前記部品フィーダ56は、いわゆるチップ
フィーダと称されるものであり、電子部品を列状に搬送
する搬送手段(図示省略)を有し、先端から前記吸着ノ
ズルにより吸着可能な位置に電子部品を1個ずつ送り出
すようにされたものであって、1つの電子部品供給装置
26Bにおいては、前記移動ユニット28Bにおける吸
着ノズル50B、52B、54Bと同数又はこれ以上の
数がフィーダマウント58に着脱自在に取り付けられて
いる。
【0033】従って、図2に示されるように、予備の電
子部品供給装置26bにおけるフィーダマウント58
に、次の種類の基板用の電子部品のための部品フィーダ
56を予め装着しておき、これを、電子部品搭載機20
の本体に装着されている電子部品供給装置26Bと交換
することによって、複数の部品フィーダ56を一度に短
時間で交換することができる。
【0034】次に、上記電子部品搭載機20により、基
板22A、22B上に電子部品を搭載する工程につい
て、図4〜図9を参照して詳細に説明する。
【0035】まず、図4に示されるように、ステップ1
01において、基板22A、22Bを基板搬入領域24
Aから基板搬送装置24内に装入する。
【0036】次に、ステップ102において、先行する
基板22Aを第1位置決め領域24Cに位置決め停止さ
せ、ステップ103において、後行基板22Bを第2位
置決め領域24Bに搬送・位置決めする。
【0037】このとき、ステップ104において、カメ
ラ36により、基板22A、22Bの装着姿勢を計測す
る。
【0038】ステップ105に進み、XYロボット装置
32により、移動ユニット28A、28Bを電子部品供
給装置26のピックポジション上部に移動させる。
【0039】次に、ステップ106において、前記吸着
ノズル50A、52A、54A及び50B、52B、5
4Bにより、電子部品51A、53A、55A及び51
B、53B、55Bをそれぞれ同時に吸着する。
【0040】吸着された電子部品は、ほとんどの場合、
例えば図6に示されるように、ノズルの中心に対して、
X方向、Y方向、及び、回転方向にずれて吸着されてい
るので、これを補正しなければならない。なお、前記吸
着ノズル50Aと50B、52Aと52B、54Aと5
4Bは、各々Y方向の座標が同一である。
【0041】前記補正に先立って、ステップ107に進
み、前記位置検出器により各電子部品のXY方向の位
置、回転方向の姿勢を検出し、次に、ステップ108〜
112において、吸着ノズル50A、50Bにより、前
記電子部品51A、51Bを、基板22A、22Bに同
時に搭載できるように、各電子部品のずれ量を補正する
とともに、電子部品51A、51Bの角度が指定搭載角
度となるよう補正する。なお、これらの補正は、実際は
同時に並行して行われる。
【0042】前記補正の過程を詳細に説明すると、ま
ず、ステップ108では、基板22A上の電子部品51
A、及び、基板22B上の電子部品51Bのそれぞれの
搭載座標(図6〜9では搭載位置A、Bで示す)との距
離、前記位置検出器により得られたこれらの電子部品5
1A、51Bの吸着姿勢により、電子部品51A、51
Bの搭載位置に対するX方向、Y方向、及び回転方向の
ずれを計算する。
【0043】次に、ステップ109(以下最終ステップ
まで図5参照)において、吸着ノズル50A、50Bの
回転角度を補正することによって、電子部品51A、5
1Bの角度が指定搭載角度となるようにする(図7参
照)。
【0044】ステップ110において、移動ユニット2
8A、及び、移動ユニット28Bを、それぞれのノズル
が吸着した電子部品51Aと51Bと基板22A、22
Bにおけるこれらの搭載位置に対するX方向のずれ量δ
XA、δXB(図7参照)を補正するように、XYロボッ
ト装置32により、移動ユニット28A、及び、28B
を、その機械的インターフェイス部材となるプレート2
9A、29Bを介して駆動してX方向の位置決めをする
(図8参照)。
【0045】次に、ステップ111において、前記電子
部品51BとそのY方向搭載座標の差δYB、電子部品
51Aと51Bの吸着時におけるY方向の差δYCを求
め、ステップ112において、XYロボット装置32に
より、移動ユニット28A、28Bを、Y方向にδYB
移動させ、前記電子部品51BとそのY方向搭載座標を
一致させる。同時に、フレーム38を含む第1位置決め
領域24Cを基板22Aとともに、Yモータ42によっ
て、Y方向にδYC移動させ、前記電子部品51Aとそ
のY方向搭載座標を一致させる(図9参照)。
【0046】ステップ113に進み、吸着ノズル50
A、50Bにより、前記電子部品51A、51Bを、基
板22A、22Bに同時に搭載する。
【0047】ステップ114では、他の電子部品53
A、53B及び55A、55Bについてそれぞれ、前記
ステップ108〜113を繰り返す。
【0048】更に、ステップ115では、全電子部品搭
載まで、前記ステップ105〜114まで繰り返す。
【0049】全電子部品搭載後に、ステップ116にお
いて、基板22A、22Bを、基板搬出領域24Dを経
て搬出を開始すると共に、次の基板に種類の変更があれ
ば、電子部品供給装置26A、26B、27A、27B
のいずれか又は全部を予めライン外で準備しておいた交
換用の電子部品供給装置と交換し、次にステップ101
に戻る。
【0050】このとき、第1位置決め領域24Cに搬入
される次の基板が種類の変更がなく、且つ第2位置決め
領域24Bに搬入される次の基板22Bに種類の変更が
あった場合は、第2位置決め領域24Bに対応する電子
部品供給装置26B、27Bのみを交換し、更に次の基
板の搬入時に、第1位置決め領域24Cにおける電子部
品供給装置26A、27Aを交換する。
【0051】なお、上記実施の形態の例において、移動
ユニットは2個のみ設けられているが、本発明はこれに
限定されるものでなく、3個以上であってもよい。又、
各移動ユニットにおける部品吸着ユニットの数も3個に
限定されず、少なくとも1個あればよい。
【0052】又、前記電子部品供給装置は、一つの位置
決め領域に対してその両側に配置されているが、本発明
はこれに限定されるものでなく、例えば電子部品供給装
置26A、26Bのみの片側としてもよい。
【0053】又、前記基板搬送装置において、位置決め
領域は前記移動ユニットの数に対応して、これと同数設
けているが、本発明はこれに限定されるものでなく、両
者の数は異なっていてもよい。又、基板搬送装置におけ
る位置決め領域は、複数の移動ユニットがY方向に相対
変位可能であればよく、従って、全部の移動ユニットを
ボールねじ等によってY方向に移動可能としたり、又、
1個の移動ユニットのみをY方向に固定し、他をY方向
に移動可能としてもよい。
【0054】又、上記実施の形態の例において、2つの
基板22A、22Bに対して、同時に同一の部品を同期
して順次搭載していくようにされているが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、先行、後行基板上の部品搭
載を基板進行方向に半分ずつ移動ユニット28A、28
Bで負担して搭載するようにしてもよい。
【0055】具体的には、例えば、移動ユニット28A
では、基板22A、22B上の、進行方向前半部上の電
子部品を搭載し、移動ユニット28Bによって、基板2
2A、22Bの移動方向後半部の電子部品を搭載するよ
うにしてもよい。
【0056】更に、前記XYロボット装置32はモータ
により駆動されるが、このモータにはリニアモータも含
まれるものとする。
【0057】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、簡
単な構成で、複数の基板上に電子部品を同時に高速で搭
載することができると共に、基板の種類を変更する場合
に、供給する電子部品を迅速に交換してロスタイムを低
減させることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係る電子部品搭載機
を示す斜視図
【図2】同電子部品搭載機における基板搬送装置を拡大
して示す斜視図
【図3】ヘッド部と基板との関係を示す斜視図
【図4】同電子部品搭載機による電子部品搭載工程の前
半を示すフローチャート
【図5】同搭載工程の後半を示すフローチャート
【図6】同電子部品搭載機により電子部品を搭載する際
の、電子部品吸着時における基板及び電子部品の位置関
係を示す平面図
【図7】同電子部品搭載機により電子部品を搭載する際
の、電子部品の回転角度補正後における基板及び電子部
品の位置関係を示す平面図
【図8】同電子部品搭載機により電子部品を搭載する際
の、電子部品のX方向位置補正後における基板及び電子
部品の位置関係を示す平面図
【図9】同電子部品搭載機により電子部品を搭載する際
の、電子部品位置補正終了時における基板及び電子部品
の位置関係を示す平面図
【図10】従来の電子部品搭載機の概略を示す斜視図
【図11】同従来の電子部品搭載機におけるヘッド部を
拡大して示す斜視図
【符号の説明】
20…電子部品搭載機 22…基板 24…基板搬送装置 24A…基板搬入領域 24B…第2位置決め領域 24C…第1位置決め領域 24D…基板搬出領域 26A、26B、27A、27B…電子部品供給装置 28A、28B…移動ユニット 30…X方向ガイド 31…X方向梁部材 32…XYロボット装置 34…部品吸着ユニット 36…カメラ 38…フレーム 40…直進ガイド 42…Yモータ 44A、44B…モータ 50A、52A、54A…吸着ノズル 50B、52B、54B…吸着ノズル 46A、46B…ベルト 56…部品フィーダ 58…フィーダマウント 60…台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 伸明 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 (72)発明者 平野 龍一 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA02 AA11 AA22 CC03 CC04 DD01 DD02 DD12 DD41 DD50 EE01 EE02 EE03 EE13 EE16 EE24 EE25 EE33 EE35 EE37 FF24 FF26 FF28 FF32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を搬送領域、位置決め領域、搬出領域
    の順に搬送、停止させる基板搬送装置と、この基板搬送
    装置に沿って配置され、電子部品を吸着位置に1個ずつ
    送り出す部品フィーダを基板搬送方向に複数並列させて
    なる電子部品供給装置と、各々が電子部品供給装置の部
    品フィーダから電子部品を受け取り、これを前記位置決
    め領域に停止している基板へ搭載する複数の吸着ノズ
    ル、及び吸着ノズルの角度位置決め装置を含む部品吸着
    ユニットを備えたヘッド部と、このヘッド部を支持し
    て、前記基板の搬送方向と平行なX方向及び直交するY
    方向に移動させるXYロボット装置と、を有してなる表
    面実装部品搭載機において、 前記ヘッド部を、同一のX方向ガイドに、各々が独立し
    て摺動自在に支持された複数の移動ユニットから構成
    し、各移動ユニットは、他の移動ユニットに対して独立
    してX方向に移動自在とされ、且つ、少なくとも1つの
    部品吸着ユニットを装着してなり、前記位置決め領域
    は、X方向に並んで複数配置され、且つ、これらの位置
    決め領域のうち少なくとも一つの位置決め領域が、他の
    位置決め領域に対してY方向に相対的に移動・位置決め
    可能とされ、前記電子部品供給装置は、前記一つの位置
    決め領域に対して、Y方向に1又は2基設けられ、且
    つ、各電子部品供給装置は、前記複数の部品フィーダを
    並列して装着可能なフィーダマウントを有し、このフィ
    ーダマウントは、前記部品フィーダが前記吸着ノズルに
    よる電子部品吸着位置となるように、表面実装部品搭載
    本体に装着可能であり、且つ、取脱し自在とされたこと
    を特徴とする表面実装部品搭載機。
  2. 【請求項2】請求項1の表面実装部品搭載機における前
    記複数の位置決め領域のうち、先行種類の基板への電子
    部品の搭載を終了した位置決め領域における次種類の基
    板への電子部品搭載を開始する前に、前記次種類の基板
    への搭載用の電子部品を供給する全部の部品フィーダ
    を、予め、交換用のフィーダマウントに装着しておき、
    このフィーダマウントを含む電子部品供給装置を、電子
    部品搭載が終了した位置決め領域用の電子部品供給装置
    と交換して表面実装機本体に装着することを特徴とする
    電子部品供給方法。
JP04313599A 1999-02-22 1999-02-22 表面実装部品搭載機及び電子部品供給方法 Expired - Fee Related JP4226715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04313599A JP4226715B2 (ja) 1999-02-22 1999-02-22 表面実装部品搭載機及び電子部品供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04313599A JP4226715B2 (ja) 1999-02-22 1999-02-22 表面実装部品搭載機及び電子部品供給方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000244199A true JP2000244199A (ja) 2000-09-08
JP4226715B2 JP4226715B2 (ja) 2009-02-18

Family

ID=12655412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04313599A Expired - Fee Related JP4226715B2 (ja) 1999-02-22 1999-02-22 表面実装部品搭載機及び電子部品供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4226715B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7578053B2 (en) 2004-12-03 2009-08-25 Hallys Corporation Interposer bonding device
US8025086B2 (en) 2005-04-06 2011-09-27 Hallys Corporation Electronic component manufacturing apparatus

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313313A (ja) 2005-04-06 2006-11-16 Sony Corp 再生装置、設定切替方法および設定切替装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7578053B2 (en) 2004-12-03 2009-08-25 Hallys Corporation Interposer bonding device
US8025086B2 (en) 2005-04-06 2011-09-27 Hallys Corporation Electronic component manufacturing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP4226715B2 (ja) 2009-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4303345B2 (ja) 表面実装部品搭載機
KR100532015B1 (ko) 판상 부재의 반송지지장치 및 그 방법
JP5845399B2 (ja) 電子部品実装システムおよび電子部品実装方法
WO2014128913A1 (ja) 部品実装システムおよびそれに用いるバルク部品決定方法
JP2000244199A (ja) 表面実装部品搭載機及び電子部品供給方法
JP5970659B2 (ja) 電子部品実装システムおよび電子部品実装方法
JP2011249646A (ja) 動作時間調整方法
WO2012046494A1 (ja) 電子部品実装機
JP4494910B2 (ja) 表面実装装置
JP5850794B2 (ja) 部品搬送装置および部品実装機
JP2000353898A (ja) 電子部品装着装置
JP3165289B2 (ja) 表面実装機
JP2010109291A (ja) 電子部品の装着方法、電子部品装着装置及び電子部品装着装置の電子部品装着順序決定方法
JP2010067723A (ja) 対基板作業システム
JP7266103B2 (ja) 部品実装機のバックアップピン自動配置システム
JP4248066B2 (ja) 表面実装部品搭載機
JP5244049B2 (ja) 部品実装機、部品実装方法
WO2023112307A1 (ja) 基板作業装置及び余剰バックアップピンの管理方法
JP7266101B2 (ja) 部品実装機のバックアップピン自動配置システム
JP2004253447A (ja) 電子部品の実装機
JP3720212B2 (ja) 基板支持装置
JP2002359496A (ja) 部品組立装置
JP2017228689A (ja) 基板搬送態様決定方法、基板搬送態様決定プログラム、部品実装機
JP4263303B2 (ja) 電子部品搭載方法
JP4294151B2 (ja) 電子部品搭載方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4226715

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees