JP2000244049A - 半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

半導体素子及びその製造方法

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JP2000244049A
JP2000244049A JP11041393A JP4139399A JP2000244049A JP 2000244049 A JP2000244049 A JP 2000244049A JP 11041393 A JP11041393 A JP 11041393A JP 4139399 A JP4139399 A JP 4139399A JP 2000244049 A JP2000244049 A JP 2000244049A
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electrode
electrode metal
semiconductor
buried
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Mitsuhiro Kushibe
光弘 櫛部
Masaki Toyama
政樹 遠山
Toshihide Izumitani
敏英 泉谷
Naoya Mashio
尚哉 真塩
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コンタクト抵抗であり、埋込み層での電流
リークが少なくかつ電極金属と半導体埋め込み層との反
応の起こりにくい信頼性の高い埋め込み型の半導体素子
を実現する。 【解決手段】電極コンタクト層16の周辺に埋込み層1
8を設けた埋め込み型の半導体素子において、半導体埋
込み層18と電極22の間に電極金属21の反応防止層
19を設けて、電極金属反応防止層19がない場合と比
べて反応防止層以外の半導体埋込み層18と電極金属2
1の接触面積を小さくし、電極金属21と半導体埋め込
み層18との反応を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は埋め込み型の半導体
素子及びその製造方法に関しに関し、特に埋込み層に接
して電極が形成されている半導体素子及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電極コンタクト層と埋込み層が隣
接する形態の埋め込み型半導体素子の多くでは、電極金
属の一部分は絶縁体のパッシベーション膜の上に形成さ
れているが一部分は半導体の埋込み層と直接接触する構
造をとっていた。
【0003】またある種の半導体素子においては特開平
9−18079にあるように埋込み層と電極金属がほと
んど接触しない構造も用いられている。
【0004】また、InGaAsP/InP系材料を用
いていわゆるBH構造のレーザも作製されている。この
構造の埋め込み型の半導体レーザ素子ではpn逆接合の
InPを埋込み層として用いて電流狭窄構造を形成し、
埋込み層の最終層は平坦化しやすいGaInAsPで形
成することも行われている。このように平坦化GaIn
AsP層を用いるのは、埋め込み層に液層成長法(LP
E法)を用いた場合にメルト残りの問題が生じるためで
ある。
【0005】特開平6−97602においては波長可変
レーザ中に電極金属拡散阻止層を設けることでAuの拡
散を防止している。この場合には埋込み層はpn逆接号
によって形成されている。また、金属拡散阻止層と電流
を流すために直接接触する半導体層が一体となっている このような電極コンタクト層と電流ブロックの効果のあ
る埋込み層が隣接する埋め込み型半導体素子において
は、理想的には注入されたキャリアは埋め込み層を流れ
ず、コンタクト層から電流の漏れなくデバイスの動作領
域に送り込まれる。このため、デバイスの動作電流を小
さくすることができる。このため、半導体素子として高
い性能を実現することが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし電極コンタクト
層と埋め込み層が隣接する半導体素子では、電極金属と
電極金属コンタクト層との間でオーッミク接触を形成す
るために熱処理を行なうと、電極金属と半導体埋込み層
とが直接接触している部分において電極金属と半導体の
間で反応が起こる。この結果、電極金属と反応した埋込
み層の半導体の結晶構造が変わり半導体層中に結晶欠陥
が導入され半導体層中に電流パスが出来てしまったり、
金属の異常拡散が起きてしまったりしていた。
【0007】特開平9−18079にあるように埋込み
層と電極金属がほとんど接触しない構造の設計がなされ
ている場合であっても、実際に0.1um以下の精度で
マスクの位置合わせを行うことは現在の技術では非常に
難しく、選択成長層の上に電極がはみ出して電極金属と
半導体埋込み層が接触するか、パッシベーション膜が電
極コンタクト層の上まで広がってしまい、電極金属と電
極コンタクト層との接触面積が小さくなってしまう。こ
のため、電極コンタクト層のコンタクト抵抗を上げるこ
となく電極金属と半導体層との間の反応を抑制すること
は難しかった。
【0008】InPのpn逆接合で埋め込んだ、GaI
nAsP/InP系の埋め込み型半導体レーザ素子で埋
込み層の最終層をGaInAsPとした場合、埋込み層
は選択成長により形成されているため、GaInAsP
層が電極コンタクト層と隣接する部分まで形成されIn
Pの表面はほぼ覆いつくされる。
【0009】本発明者の研究の結果、このようにInP
埋込み層の表面がGaInAsPで覆われていると電極
金属とInP埋込み層とが反応する現象が抑制されるこ
とを見出した。しかしこの場合には、GaInAsPが
InPよりもバンドギャップが小さく電極との間で大き
なショットキーバリアを形成することが難しい。GaI
nAsP層が電極コンタクト層と逆型の導伝型となるよ
うに不純物を添加しても、電極金属とのショットキーバ
リアハイトは限られており、電流リークの原因となる。
埋込み層がFeドープInPの半絶縁高抵抗層の場合、
高抵抗層全体に電界がかかっているのでこの領域にGa
InAsP層からキャリアが導入されるとキャリアは十
分に熱緩和せず一部のキャリアは高抵抗層を流れてしま
い抵抗値を下げてしまう。埋込み層がpn逆接合の場合
には逆接合の空乏層でキャリアをブロックしているので
GaInAsP層から空乏化していないInP埋込み層
中にキャリアが注入されても空乏化された領域を越える
ことは少なく、埋込み層での電流ブロック能力を大幅に
低減させる原因とはなりにくい。しかしそれでも表面平
坦化層からの電流リークの効果は素子の特性を劣化させ
る原因となる。
【0010】またLPEで形成した場合には数十nm以
下の薄い膜を形成することが難しいので、各層は基板と
ほぼ格子整合している必要がある。また、低抵抗のコン
タクト層を形成しようとするとInPに格子整合するG
aInAsPでできるだけバンドギャップの小さい層が
望ましいが、この場合、Asの組成が高くなるのでIn
Pで埋め込み層を形成する際にメルトバックして溶けて
しまう。このため電極コンタクト層の幅が制御できず狭
くなってコンタクト抵抗が高くなってしまう。
【0011】特開平6−97602では、電極金属拡散
阻止層を設けることでAuの拡散を防止しいる。しかし
この場合、電極コンタクト層と金属拡散阻止層が一体で
ある。このため、埋込み層に流れる電流を減らすために
はできるだけ金属拡散阻止層のバンドギャップを大きく
する必要があり、一方コンタクト抵抗を下げるためには
この層のバンドギャップを小さくする必要がある。つま
り、この構造では電流リークが大きくなるか電極抵抗が
大きくなってしまうという問題あり、この問題は本質的
に避けられない。特開平6−97602の場合には埋込
み層はpn逆接号によって形成されているが、前述した
ようにこの埋込み層に半絶縁性高抵抗層を用いるとこの
問題は一層深刻になる。
【0012】本発明は、上記述べたような、電極金属の
反応、拡散に伴う埋込み層の劣化を防ぐとともに、電極
コンタクト抵抗の低下させかつ埋込み層への電流リーク
を抑制することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の手段を説明する。 (1)電極コンタクト層の周辺に埋込み層を設けた埋め
込み型の半導体素子において、半導体埋込み層と電極の
間に電極金属の反応防止層を設けて、電極金属反応防止
層がない場合と比べて反応防止層以外の半導体埋込み層
と電極金属の接触面積を小さくしたことを特徴とする。
【0014】電極金属と半導体の間で反応が起きる際に
は局所的に反応が起こり周辺にストレスが溜まり結晶欠
陥が導入されることが問題となる。このような局所的反
応は全面で起こるわけではなく所々で一定の確率で発生
する。このため、電極と半導体埋め込み層との接触面積
を小さくすることで電極金属と半導体層との間の反応を
防ぐことが出来る。このため埋込み層での電流ブロック
の効果を確保することができ、素子の特性の向上や、素
子作成の際の歩留まりを向上を実現することができる。 (2)また本発明は、上記(1)において電極金属の反
応防止層が半導体よりなることを特徴とする。
【0015】反応防止層が半導体の場合には埋込み層と
の間で格子定数差、熱膨張係数の差に伴うストレスが発
生しにくいので、このストレスを起点として埋込み層中
に結晶欠陥が導入されることが少なく、素子特性の向上
を実現することができる。 (3)また本発明は、上記(2)において半導体埋め込
み層がInPであり、電極金属反応防止層が少なくとも
AlまたはGaまたはAsを含むInxAlyGa1−
x−yAszP1−z(0≦x,y,1−x−y,z,
1−z≦1)層であることを特徴とするAlまたはGa
またはAsを含むとInPよりも解離圧が低くなる。解
離圧が低いと電極蒸着後のアニール時にマトリックス元
素の離脱が少ないので電極金属との反応が抑制される。 (4)また本発明は、上記(2)において半導体埋め込
み層がInPであり、電極金属反応防止層がGaxIn
1−xP(0<X≦1)であることを特徴とする。
【0016】電極金属反応防止層は埋込み層の最表面と
して形成されるので、凸凹な面上に形成される。このた
め、混晶系を用いた場合層内の組成が不均一になる。一
方InP埋込み層に対してGaInP電極金属反応防止
層を用いればGaの組成がどのような値であってもGa
InPはInPよりも化学的に安定なので電極金属との
反応を防止する効果がある。 (5)また本発明は、上記(1)において、電極金属反
応防止層が電極金属と直接接触していることを特徴とす
る。
【0017】電極金属がパッシベーション膜等を介して
埋込み層中に拡散する場合と異なり、金属と埋込み層の
半導体の反応が激しいので本発明の電極金属反応防止層
の効果は絶大となる。 (6)また本発明は、上記(1)において、埋め込み半
導体層が半絶縁性であることを特徴とする。
【0018】埋め込み半導体層がpn接合で逆バイアス
する場合には、電流ブロックの効果は、pn接合界面周
辺の空乏層で行われる。この部分に電気的な欠陥が導入
されなければ、p領域あるいはn領域の一部分に結晶欠
陥があって、キャリア濃度が上がったり、抵抗が下がっ
ても電流狭窄に大きな影響はない。ところが半絶縁性の
埋込み層で電流狭窄を行う場合には、半絶縁性層の一部
分でキャリアが注入されると半絶縁性層全体に電界がか
かっているので、広範囲でキャリアが流れやすくなり抵
抗の下がる領域が形成され、本来半絶縁性層で期待され
るのとは大幅に異なる特性を示すようになる。このため
本発明の電極金属防止層を半絶縁性埋込み層に対して適
用した場合、その効果は特に顕著な物となる。 (7)また本発明は、上記(1)において、電極金属反
応防止層のバンドギャップが他の埋め込み半導体層より
も大きいことを特徴とする。
【0019】バンドギャップが大きい層を用いることで
電極金属の反応のみならず、電極からの電流の注入低減
することが出来る。 (8)また本発明は、上記(1)において、電極金属反
応防止層の伝導帯が電極金属と反対側の半導体埋込み層
の伝導帯よりも真空準位に近い場合に、電極金属反応防
止層に接触している電極金属と反対側の半導体埋込み層
がn型の半導体であることを特徴とする。
【0020】電極金属反応防止層の伝導帯が電極金属と
反対側の半導体埋込み層の伝導帯よりも真空準位に近い
場合、電極金属反応防止層と前記半導体埋込み層の界面
に伝導帯不連続に伴う過剰なキャリアが蓄積されること
がある。過剰キャリアが蓄積されるとこの影響で素子の
周波数応答特性が劣化してしまう。しかし、電極金属反
応防止層直下の半導体埋込み層がn型だと、電極金属反
応防止層の埋込み層と電極金属反応防止層との界面に蓄
積される電子濃度は、電極金属と反対側の半導体埋込み
層のトータルのキャリアよりは少ない。このため、実質
的に過剰キャリアによる周波数特性の影響を受けないよ
うになる。 (9)また本発明は、上記(1)において、電極金属反
応防止層の価電子帯が電極金属と反対側の半導体埋込み
層の価電子帯よりも真空準位から離れている場合に、電
極金属反応防止層に接触している電極金属と反対側の半
導体埋込み層がp型の半導体であることを特徴とする。
【0021】電極金属反応防止層の価電子帯が電極金属
と反対側の半導体埋込み層の価電子帯よりも真空準位を
基準として深い場合、電極金属反応防止層と前記半導体
埋込み層の界面に価電子帯不連続に伴う過剰なキャリア
が蓄積されることがある。過剰キャリアが蓄積されると
この影響で素子の周波数応答特性が劣化してしまう。し
かし、電極金属反応防止層直下の半導体埋込み層がp型
だと、電極金属反応防止層の埋込み層と電極金属反応防
止層との界面に蓄積される正孔濃度は、電極金属と反対
側の半導体埋込み層のトータルのキャリアよりは少な
い。このため、実質的に過剰キャリアによる周波数特性
の影響を受けないようになる。 (10)また本発明は、上記(1)において、電極金属
反応防止層の格子定数が他の埋め込みと異なることを特
徴とする。
【0022】電極金属を堆積して熱反応により電極コン
タクト層と反応させた場合、このプロセス中に電極金属
反応防止層もわずかではあっても電極金属と反応してし
まう。この時、電極金属反応防止層の格子定数が他の埋
込み層と異なると、この反応が電極金属反応防止層を突
き抜けて他の埋込み層に伝播する割合を低減することが
出来る。この理由は明確ではないが、電極金属反応防止
層と他の埋込み層との間で生じるストレスにより金属と
半導体との反応が抑制されていると考えられる。 (11)また本発明は、上記(3)において、埋込み層
が主にInPよりなり、電極反応防止層がGaの組成が
0.1−0.3のGaInPであり厚さが3−10nm
であることを特徴とする。
【0023】電極金属反応防止層が有効に働くために
は、電極が電極金属反応防止層の表面とわずかに反応し
ても反応がとまる必要がある。このためには、電極金属
反応防止層は数nm以上の厚さが必要となる。一方拡散
も含めて反応を考えた場合、InPとGaPとでは反応
速度に略二桁の違いがある。このため、GaInP中で
Gaの組成が数十%以上あると、InPと比べて反応速
度がが数分の一以下となる。 一方GaInPがInP
に対して臨界膜厚以上となると歪みのために結晶中に転
位が導入され、この転位を起点として金属と半導体が激
しく反応してしまう。電極金属反応防止層の厚さが数n
m以上、GaInP中のGa組成が数十%以上、GaI
nPがInPに対して臨界膜厚以下の三つの条件を同時
に満たすのはGaの組成が0.1−0.3、厚さが3−
10nmの時となる。 (12)本発明は上記(3)において、電極金属反応防
止層がInPとAlまたはGaまたはAsを含むInx
AlyGa1−x−yAszP1−z(0≦x,y,1
−x−y,z,1−z≦1)層の多層膜よりなることを
特徴とする。電極金属反応防止層を多層に設けることに
より、各反応防止層毎に少しずつ金属の反応を防ぎ全体
で金属と半導体の反応を防ぐことが出来る。更に多層構
造を設けることで、界面で転位の方向を変えることが出
来、埋込み層中へ転位が伸びることを防ぐことが出来
る。 (13)また本発明は、上記(3)において、半導体と
接する電極がTiであり電極コンタクト層がp型のGa
xIn1−xAsyP1−y(0<x≦1、0<y≦
1)であり、埋込み層がInPよりなり、電極反応防止
層がGaInPであることを特徴とする。
【0024】電極金属がTiの場合、300C−450
C程度の温度でアニールすることでp型のGaxIn1
−xAsyP1−y(0<x≦1、0<y≦1)オーミ
ックコンタクト層とオーミックコンタクトを形成するこ
とが出来る。しかしこの時埋込み層がInPであると埋
込み層と反応して局所的に結晶欠陥を形成し、InP埋
込み層の絶縁性を破壊してしまう。この時InPとTi
電極の間にGaInP電極反応防止層を形成するとTi
電極と埋込み層との反応が抑制されて、半導体素子の埋
込み層でのリーク電流が低減できる。 (14)また本発明は、上記(3)において、半導体と
接する電極がPtであり電極コンタクト層がp型のGa
xIn1−xAsyP1−y(0<x≦1、0<y≦
1)であり、埋込み層がInPよりなり、電極反応防止
層がGaInPであることを特徴とする。
【0025】電極金属がPtの場合、300C−450
C程度の温度でアニールすることでp型のGaxIn1
−xAsyP1−y(0<x≦1、0<y≦1)オーミ
ックコンタクト層とオーミックコンタクトを形成するこ
とが出来る。しかしこの時埋込み層がInPであると埋
込み層と反応して局所的に結晶欠陥を形成する。このよ
うな反応はTiの場合と比べると少ないがそれでもまだ
InP埋込み層の絶縁性を破壊してしまうのには十分な
反応が起こる。この時InPとPt電極の間にGaIn
P電極反応防止層を形成するとPt電極と埋込み層との
反応が抑制されて、上記局所的反応はほとんど完全に抑
制される。このため、半導体素子の埋込み層でのリーク
電流が低減でき、信頼性の高い半導体素子を実現するこ
とが出来る。 (15)また本発明は、上記(1)において、電極金属
反応防止層が、半導体のInxAlyGa1−x−yA
szP1−z(0≦x,1−x−y,z,1−z≦1、
0<y≦1)層を酸化することで形成されたInGaA
lAsPOであることを特徴とする。
【0026】InxAlyGa1−x−yAszP1−
z(0≦x,1−x−y,z,1−z≦1、0<y≦
1)層はInPやGaInAsPと同じジンクブレンド
構造のIII−V化合物半導体なので、これらの結晶に
良好に密着する。このため、半導体のInAlGaAs
P層を酸化した電極金属反応防止層は半導体のメサスト
ライプ構造や埋込み層と極めて良好に密着する。このた
め、密着不良に伴う塑性変形が生じ金属の異常な急速反
応を引き起こすことを防ぐことができる。この場合、表
面だけを酸化して、InPとの界面側は半導体のままで
あれば、更に密着性が増す。特に埋込み層をInPとし
InPに略格子整合するInAlGaAsP層を酸化し
た場合、InAlGaAsPの結晶欠陥が少ないので特
に良好な結晶を形成することができる。 (16)本発明は少なくともどれか一つのユニットに電
極金属反応防止層を設けた、あるいは、電子デバイスを
集積化していること、あるいは、電子デバイスと光デバ
イスを集積化していること、あるいは光デバイスを集積
化していること、特に半導体レーザと光変調器を集積化
していることを特徴とする。
【0027】集積化した素子ではレーザと変調器といっ
たようなユニット素子間の電気的抵抗を大きくする必要
があるので、半絶縁性の半導体で埋め込むことが望まし
い。各ユニットに対して電極金属反応防止層を設けるこ
とで各ユニットでの電極金属の反応、拡散を防ぐことが
できる。各ユニットでの反応が防げるので各ユニットの
性能が上がるとともに、ユニット間の素子分離も十分に
行えるようになり、全体として高品質な集積化半導体素
子を実現することができる。 (17)本発明は、上記(1) 〜(16)に記載の半
導体素子を製造するにあたり、電極金属反応防止層を選
択成長法で製造することを特徴とする。
【0028】電極金属反応防止層が選択成長法で形成さ
れていると、選択成長マスクの脇までセルフアラインに
形成される。このためリソグラフィーで形成された場合
と異なり、電極金属反応防止層と電極コンタクト層で半
導体の表面を隙間なく覆った後に電極金属を堆積するこ
とが出来、電極金属反応防止層以外の埋込み層と電極金
属が接触するのを防ぐことが出来るとともに、電極コン
タクト層が電極金属反応防止層に覆われて電極コンタク
ト面積が狭くなり電極抵抗が高くなることを防ぐことが
出来る。 (18)本発明は、上記(17)において、埋込み層を
MOCVD法で形成することを特徴とする。
【0029】MOCVD法を用いると化学的な反応であ
るので良好な選択性をえる事ができる。また薄膜の成長
が可能であり、基板と格子定数の違う金属電極反応防止
層の厚さと格子定数を正確に制御することが出来る。ま
たLPE法と違いメルトバックが起こらないので、In
P埋込み層を形成しても高濃度にAsの入ったGaIn
AsPコンタクト層が溶けることがなく、コンタクト層
の幅が正確に制御でき、電流リークが少なくかつ低抵抗
の素子を実現できる。
【0030】
【発明の実施の形態】(実施例1) 図1を参照して本
発明の第一の実施形態における高抵抗半絶縁性埋め込み
型の半導体レーザを説明する。
【0031】まず、MOCVD法を用いて、n型InP
基板11上に、クラッド層を兼ねる不純物濃度が1e1
8cm−3で、厚さが2umのSiドープn型InPバ
ッファー層12、組成の異なる2種のGaInAsPよ
りなる1.3um波長で発光するMQWと1.1um組
成の光ガイド層よりなる活性層13、不純物濃度が8e
17cm−3で厚さが1.5umのp型InPクラッド
層14、及び不純物濃度が3e18cm−3で厚さが
0.1umの1.1um組成のコンタクト中間層15、
不純物濃度が1e19cm−3で厚さが0.5umのI
nPに格子整合したGaInAsコンタクト層16を順
次成長させる。
【0032】次いで、全面にSiO2膜を堆積させ、パ
ターニングすることによってストライプ状のSiO2マ
スクを形成した。次いでこのSiO2マスクを用いてG
aInAsコンタクト層16からn型InPバッファー
層12の途中までを順次メサエッチングして幅1.8u
m、深さ3.5umのメサストライプ17を形成する。
次いで再度MOCVD法を用いてFeの濃度が5e16
cm−3の厚さ3.7umのFe添加InP埋込み層1
8、Feの濃度が3e16cm−3の、厚さ10nmの
Ga0.2In0.8P電極反応阻止層19を形成し
た。
【0033】この後、再度全面にSiO2膜20を堆積
させ、パターニングエッチングすることによって3um
の幅でストライプ状にSiO2膜20に窓を形成してG
aInAsコンタクト層16の表面を出した。次いで、
この部分ににPt層21を5nm堆積した。更に、Ti
/Pt/Auを50nm、50nm、1000nmの厚
さで堆積しp型電極22を形成した。次いで基板裏面を
研磨した後にAuGeNiのn型電極23を堆積した。
【0034】この後400Cでアニールして電極をオー
ミックにした。次いで素子分割することによって高抵抗
半絶縁性埋め込み型の半導体レーザを完成した。
【0035】この第一の実施例の高抵抗半絶縁性埋め込
み型の半導体レーザにおいては、p型電極22のPt層
21の幅は3umであり、GaInAsコンタクト層1
6の幅は1.8umであるから、Pt層21は1.2u
mGaInAsコンタクト層16の外側にはみ出してい
る。Pt層21がGaInP電極反応阻止層19と接触
している部分は、アニールによりごく表面で反応を起こ
した。しかし、局所的な反応に伴い結晶構造の変わるよ
うな領域は形成されなかった。またSIMSで分析した
結果InP埋込み層18からはPtは検出されなかっ
た。GaInP電極金属反応阻止層19を形成しなかっ
た同様の半導体レーザにおいては、アニールによりp型
電極22とInP埋込み層18が反応し、InP埋込み
層18上に形成されたp型電極22の表面まで凸凹が形
成された。またp型電極22がInP埋込み層と18と
反応及び拡散を起こし、SIMS分析の結果InP埋込
み層18中からPtとTiが検出された。実際に素子特
性を測定したところ、GaInP電極金属反応阻止層を
設けたレーザでは高い信頼性が得られたが、この層を設
けないレーザでは、電極金属の反応拡散が電流を流すこ
とにより促進され、時間とともにしきい電流の増大が発
生した。 (実施例2) 次に図2を参照して本発明の第二の実施
の形態の埋め込み型半導体レーザを説明する。
【0036】この第二の実施の形態においては、第一の
実施の形態における電極金属反応阻止層としてのGaI
nP電極金属反応阻止層19をAlInAsO電極金属
反応阻止層19AとAlInAs埋め込み層19Bに置
き換え、半絶縁性高抵抗InP埋込み層18をpn逆バ
イアスで電流をブロックするp−InP電流阻止層18
Aとn−InP電流阻止層18Bに置き換えている。そ
の他の構成は第一の実施の形態と同じである。
【0037】すなわち、この第二の実施の形態において
は、メサストライプを形成した後、厚さ2um、不純物
濃度8e17cm−3のp−InP電流ブロック層18
A、厚さ1.5um不純物濃度1e18cm−3のn−
InP電流ブロック層18B、厚さ0.1umのInP
と略格子整合するn−InAlAs層を形成する。その
後、n−InAlAs表面を酢酸で処理することにより
n−InAlAsの表面を酸化してAlInAsO電極
金属反応阻止層19Aを形成する。反応せずに残った、
n−InAlAs層がAlInAs埋込み層19Bとな
る。ここではn−InAlAs層の表面を酢酸で酸化す
る実施の形態を上げたが、水蒸気酸化や熱酸化によって
もよい。
【0038】この第二の実施の形態の半導体レーザにお
いては、酸化されたInAlAsO膜が化学的に安定で
あるので、p型電極22を堆積後アニールを行っても電
極金属がInAlAsO電極金属反応阻止層19Aと反
応したり、この層を通り抜けてAlInAs埋込み層1
9B更にn−InP電流阻止層18Bに達することはな
かった。
【0039】InAlAsOの中では、AlとOの結合
が強く化学的に安定であるために、Pt電極21のかわ
りにInPと激しく反応するTiを用いてもInP埋込
み層18とTiが反応して結晶欠陥が導入されることは
なかった。またまた選択成長法によりn−InAlAs
層を形成してその後酸化しているので、リソグラフィー
を用いた場合と異なり絶縁体のInAlAsO電極金属
反応阻止層19AがGaInAsコンタクト層16に隣
接して形成できた。このため 、電流狭窄、表面パッシ
ベーションの効果は特に良好であり、SiO2膜20を
形成しないでも特性に差はなかった。
【0040】ここでInAlAsO電極金属反応防止層
19Aがp−InP電流阻止層18Aとn−InP電流
阻止層18Bの表面を完全に覆っている。このため、埋
め込み層の電流ブロックにpn逆接合を用いる必要はな
く、Fe添加InP埋込み層で埋め込んでもよいことは
言うまでもない。 (実施例3) 次に図3を参照して本発明の第三の実施
の形態の埋め込み型半導体レーザと光変調器よりなる集
積化半導体素子を説明する。図3(a)(断面AB)は変
調器の光の導波方向と垂直方向の断面図、図3(b)(断
面CD)は半導体レーザの光の導波方向と垂直方向の断
面図、図4(a)(断面EF)は埋め込み部分での光道の
導波方向での断面図、図4(b)(断面GH)は導波路部
分での光の導波方向の断面図である。n型InP基板1
1上に、クラッド層を兼ねる不純物濃度が1e18cm
−3で、厚さが2umのSiドープn型InPバッファ
ー層12が形成されている。レーザ部分には、GaIn
AsP系材料よりなる1.58um帯の波長で発光する
MQW活性層131とグレーティングを形成した1.1
umの波長にバンドギャップを持つ組成のGaInAs
P光ガイド層132、が順次積層されている。変調器部
分にはGaInAsP系の1.53um帯の吸収端を持
つMQW光吸収層133が形成されている。更に、両方
の領域にわたり、不純物濃度が5e17cm−3で厚さ
が1.5umのp型InPクラッド層14が形成されて
いる。更とレーザ部分と変調器部分にそれぞれ不純物濃
度が1e19cm−3で厚さが0.5umのInPに格
子整合したレーザ用GaInAsコンタクト層161と
不純物濃度が1e19cm−3で厚さが0.5umのI
nPに格子整合した変調器用GaInAsコンタクト層
162が形成されており、その上にPtでできたレーザ
用p電極211とPtでできた変調器用p電極212が
形成されている。レーザ部分も変調器部分もn型InP
バッファー層から上の部分でメサ構造が形成されメサ構
造の側面は、半絶縁性InP埋込み層18と電極金属反
応防止層19とで覆われている。レーザ用GaInAs
コンタクト層161と変調器用コンタクト層162は側
面は半絶縁性InP埋込み層18と電極金属反応防止層
19とで覆われとで覆われ、光の導波方向にはエッチン
グ溝26が形成され互いに電気的に分離されている。変
調器部分の出射端側には半絶縁性InP埋込み層18と
電極金属反応防止層19とつながった半絶縁性InP窓
構造182と電極金属反応防止層192が形成されてい
る。更にその外側に反射防止膜25が形成され、レーザ
部分側の端面には高反射膜24が形成されている。n型
InP基板11裏面にはn電極23がレーザ部分と変調
器部分に共通に設けられている。
【0041】この場合には、レーザ部分のみならず光変
調器部分の電極に対しても金属の拡散を防止する効果が
ある。光変調器の場合、埋込み層に深いレベルが形成さ
れると変調器部分に電界をかけて吸収させなくとも、導
波路での吸収と散乱が増えて、非吸収状態での光の透過
率が下がり消光比の低下につながる。また深いレベルか
らゆっくりとキャリアが吐き出され、高速応答特性の劣
化が生じる。本実施の様態の集積化半導体素子ではGa
InP電極金属反応防止層を用いることでこれらの影響
を防ぐことができ、18GHzで20dBの消光比を得
ることができた。
【0042】また本実施の様態の半導体素子ではレーザ
単体、光変調器単体の特性ガ向上できるだけではなく、
両素子(レーザ部分と変調器部分)の間の抵抗値を上げ
る上でも本発明の効果があった。電極金属反応防止層を
用いることで両素子の間のリーク電流を略二桁下げるこ
とができた。
【0043】これまでに述べた構造は実施形態の例であ
って、各層の厚さやキャリア濃度等は本発明の範囲内で
種々変えれることは言うまでもない。また電極金属に関
しては、TiとPtに限られる物ではなく、本発明はM
oやAu、Ni、Al、Be、Pb、Geといった金属
あるいはこれらの合金、Wsi、MoSi、NiSiと
いったシリサイド、アモルファスシリコン、半金属にも
適用可能である。また、p型電極だけではなくn型電極
にも適用可能である。これまでに述べた実施の形態では
は半導体レーザを作成した場合について示したが、デバ
イスの種類はこれに限らず、他の光デバイス、電子デバ
イス、あるいはこれらの集積化デバイスに適用可能であ
る。またユニットデバイスの中での電流ブロック層のみ
ならず、素子分離するための埋め込み層にも適用可能な
ことは言うまでもない。またInP基板上ののデバイス
についてのべたが、GaAs基板上のデバイス、Si基
板上のデバイス、SiC基板上のデバイス、サファイア
基板上のデバイス、GaN基板上のデバイス、AlN基
板上のデバイス、GaSb基板上のデバイスGaP(A
s)基板上のデバイスにも適用可能である。またn基板
上のデバイスを実施形態としてあげたが、p基板あるい
は半絶縁性基板上でも本発明が適用できることも言うま
でもない。
【0044】
【発明の効果】本発明によって、意図せざる電極金属の
埋め込み層との反応あるいは埋込み層中への拡散を抑制
することができる。従って、埋め込み層での電流リーク
の増大や、デバイスへの転位の導入を防ぐことができ
る。また金属がデバイスの動作領域に広がり電流を流す
に従いデバイスの特性がかわることも防ぐことができ
る。特にコンタクト抵抗を下げることと、リーク電流を
下げることを同時に実現することができる。このため、
信頼性が高く、かつ高効率、高速動作の可能な半導体素
子あるいは集積化素子を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態である半導体素子の説
明図である。
【図2】本発明の第二の実施形態である半導体素子の説
明図である。
【図3】本発明の第三実施の形態を示す断面図である。
【図4】本発明の第三の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 n型InP基板 12 n型InPバッファー層 13 活性層 14 p型InPクラッド層 15 コンタクト中間層 16 GaInAsコンタクト層 17 メサストライプ 18 InP埋込み層 19 GaInP電極反応阻止層 20 SiO2膜 21 Pt層 22 p型電極 23 n型電極 19A AlInAsO電極金属反応阻止層 19B AlInAs埋め込み層 18A p−InP電流阻止層 18B n−InP電流阻止層 131 MQW活性層 132 GaInAsP光ガイド層 133 光吸収層 161 レーザ用GaInAsコンタクト層 162 変調器用GaInAsコンタクト層 211 レーザ用p電極 212 変調器用p電極 24 高反射膜 25 反射防止膜 26 エッチング溝 182 半絶縁性InP窓構造 192 電極金属反応防止層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉谷 敏英 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 真塩 尚哉 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5F073 AA22 AA51 AA74 CA12 CB07 CB10 CB22 DA05 DA30 EA29

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極コンタクト層の周辺に埋込み層を設
    けた埋め込み型の半導体素子において、半導体埋込み層
    と電極の間に電極金属の反応防止層を設けて、電極金属
    反応防止層がない場合と比べて反応防止層以外の半導体
    埋込み層と電極金属の接触面積を小さくしたことを特徴
    とする半導体素子。
  2. 【請求項2】 電極金属の反応防止層が半導体よりなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 【請求項3】 半導体埋め込み層がInPであり、電極
    金属反応防止層がGaxIn1−xP(0<X≦1)で
    あることを特徴とする請求項2に記載の半導体素子。
  4. 【請求項4】 電極金属反応防止層が、半導体のInx
    AlyGa1−x−yAszP1−z(0≦x,1−x
    −y,z,1−z≦1、0<y≦1)層を酸化すること
    で形成されたInGaAlAsPOであることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体素子。
  5. 【請求項5】 電極金属反応防止層が選択成長法で形成
    されていることを特徴とする請求項1〜4に記載の半導
    体素子の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002228994A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体光素子及びその作製方法
JP2006295040A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Nec Electronics Corp 光半導体装置、その製造方法、及び光通信装置
JP2009182346A (ja) * 2001-10-09 2009-08-13 Xerox Corp 半導体レーザ構造体

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