JP2000242695A - 情報処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000242695A
JP2000242695A JP4066699A JP4066699A JP2000242695A JP 2000242695 A JP2000242695 A JP 2000242695A JP 4066699 A JP4066699 A JP 4066699A JP 4066699 A JP4066699 A JP 4066699A JP 2000242695 A JP2000242695 A JP 2000242695A
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English (en)
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Kazunobu Ukikawa
和宣 浮川
Hatsuko Ukikawa
初子 浮川
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Original Assignee
JustSystems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易にかつ効率よくスケジューラーのスケジ
ュールを確認すること。 【解決手段】 日時を示す情報を入力する日時情報入力
部301と、日時情報入力部301により入力された日
時を示す情報に基づいて日時を特定する日時特定部30
2と、日時特定部302により特定された日時のスケジ
ュール情報を抽出するスケジュール情報抽出部303
と、スケジュール情報抽出部303により抽出されたス
ケジュール情報を表示するスケジュール情報表示部30
4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、共有文書を保存
し、保存された共有文書を読み出して利用する情報処理
装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実
行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル情報社会においては、パ
ソコン等の情報処理装置は、単に文書やデータを作成す
るだけでなく、インターネット等のネットワークを通じ
て、情報を収集し、収集された情報を加工することが多
くなっている。また、メモリー装置の急速な発達は、メ
モリー装置自体の低下価格化、大容量化をもたらし、ま
すます多くの情報が氾濫するようになった。
【0003】それにともない、より高度で複雑な処理を
おこなうため、用途に合わせて機能が異なる多くのアプ
リケーションが開発されている。たとえば、ワードプロ
セッサ、表計算、図形プロセッサ等である。
【0004】また、その中で、スケジュールを管理する
スケジューラー・アプリケーションも多数開発されてい
る。これらのアプリケーションは、本来、別個独立のア
プリケーションとして開発されたものであり、市場の要
求等から、便宜上、機能が異なる複数のアプリケーショ
ンをパッケージ化して販売されている。
【0005】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなパッケージ化された複数のアプリケーション
を搭載した情報処理装置においては、スケジュールを確
認するためには、スケジューラー・アプリケーションを
起動させなければならない。したがって、スケジューラ
ー・アプリケーションが起動していなければ、他のアプ
リケーションでの処理作業中等にスケジュールを確認し
なければならない場合には、すぐにはスケジュールを確
認できないという問題点があった。
【0006】この発明は、上述した従来例よる問題点を
解消するため、簡易にかつ効率よくスケジュールを確認
することができる情報処理装置、情報処理方法およびそ
の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る情報処理装
置は、日時を示す情報を入力する日時情報入力手段と、
前記日時情報入力手段により入力された日時を示す情報
に基づいて日時を特定する日時特定手段と、前記日時特
定手段により特定された日時のスケジュール情報を抽出
するスケジュール情報抽出手段と、前記スケジュール情
報抽出手段により抽出されたスケジュール情報を表示す
るスケジュール情報表示手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0008】この請求項1の発明によれば、日時情報を
入力することにより、その日時のスケジュールが表示さ
れる。
【0009】また、請求項2の発明に係る情報処理装置
は、請求項1の発明において、前記日時特定手段が、日
時を示す情報が複数存在する場合は、もっとも限定的な
表現の情報に基づいて日時を特定することを特徴とす
る。
【0010】この請求項2の発明によれば、あいまいな
日時情報であっても、操作者が所望するより最適な日時
のスケジュールが表示される。
【0011】また、請求項3の発明に係る情報処理装置
は、請求項1または2の発明において、前記日時特定手
段が、前記日時情報入力手段により日時を示す情報が入
力された日時を起点として日時を特定することを特徴と
する。
【0012】この請求項3の発明によれば、昨日、今
日、明日等の相対的な日時情報であっても、それらの日
時情報に基づいて操作者が所望する最適な日時のスケジ
ュールが表示される。
【0013】また、請求項4の発明に係る情報処理装置
は、請求項3の発明において、前記日時特定手段が、前
記日時入力手段により入力された日時を示す情報から複
数の日時が特定できる場合は、もっとも近い将来の日時
として特定することを特徴とする。
【0014】この請求項4の発明によれば、スケジュー
ル(予定)を確認したい操作者にとっての最適な日時の
スケジュールが表示される。
【0015】また、請求項5の発明に係る情報処理装置
は、請求項4の発明において、前記日時特定手段が、前
記日時情報入力手段により日時を示す情報が入力された
日時以降の日時である場合は、前記日時を同年または同
月または同週または同日の日時と特定することを特徴と
する。
【0016】この請求項5の発明によれば、スケジュー
ル(予定)を確認したい操作者にとってのより最適な日
時のスケジュールが表示される。
【0017】また、請求項6の発明に係る情報処理装置
は、請求項4の発明において、前記日時特定手段が、前
記日時情報入力手段により日時を示す情報が入力された
日時以前の日時である場合は、前記日時を次年または次
月または次週または次日の日時と特定することを特徴と
する。
【0018】この請求項6の発明によれば、スケジュー
ル(予定)を確認したい操作者にとってのより最適な日
時のスケジュールが表示される。
【0019】また、請求項7の発明に係る情報処理方法
は、日時を示す情報を入力する日時情報入力工程と、前
記日時情報入力工程により入力された日時を示す情報に
基づいて日時を特定する日時特定工程と、前記日時特定
工程により特定された日時のスケジュール情報を抽出す
るスケジュール情報抽出工程と、前記スケジュール情報
抽出工程により抽出されたスケジュール情報を表示する
スケジュール情報表示工程と、を含んだことを特徴とす
る。
【0020】この請求項7の発明によれば、日時情報を
入力することにより、その日時のスケジュールが表示さ
れる。
【0021】また、請求項8の発明に係る情報処理方法
は、請求項7の発明において、前記日時特定工程が、日
時を示す情報が複数存在する場合は、もっとも限定的な
表現の情報に基づいて日時を特定することを特徴とす
る。
【0022】この請求項8の発明によれば、あいまいな
日時情報であっても、操作者が所望するより最適な日時
のスケジュールが表示される。
【0023】また、請求項9の発明に係る情報処理方法
は、請求項7または8の発明において、前記日時特定工
程が、前記日時情報入力工程により日時を示す情報が入
力された日時を起点として日時を特定することを特徴と
する。
【0024】この請求項9の発明によれば、昨日、今
日、明日等の相対的な日時情報であっても、それらの日
時情報に基づいて操作者が所望する最適な日時のスケジ
ュールが表示される。
【0025】また、請求項10の発明に係る情報処理方
法は、請求項9の発明において、前記日時特定工程が、
前記日時入力工程により入力された日時を示す情報から
複数の日時が特定できる場合は、もっとも近い将来の日
時として特定することを特徴とする。
【0026】この請求項10の発明によれば、スケジュ
ール(予定)を確認したい操作者にとっての最適な日時
のスケジュールが表示される。
【0027】また、請求項11の発明に係る情報処理方
法は、請求項10の発明において、前記日時特定工程
が、前記日時情報入力工程により日時を示す情報が入力
された日時以降の日時である場合は、前記日時を同年ま
たは同月または同週または同日の日時と特定することを
特徴とする。
【0028】この請求項11の発明によれば、スケジュ
ール(予定)を確認したい操作者にとってのより最適な
日時のスケジュールが表示される。
【0029】また、請求項12の発明に係る情報処理方
法は、請求項10の発明において、前記日時特定工程
が、前記日時情報入力工程により日時を示す情報が入力
された日時以前の日時である場合は、前記日時を次年ま
たは次月または次週または次日の日時と特定することを
特徴とする。
【0030】この請求項12の発明によれば、スケジュ
ール(予定)を確認したい操作者にとってのより最適な
日時のスケジュールが表示される。
【0031】また、請求項13の発明に係る記憶媒体
は、請求項7〜12に記載された方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラ
ムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項7
〜12の動作をコンピュータによって実現することが可
能である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る情報処理装置、情報処理方法およびその方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を
詳細に説明する。
【0033】まず、この発明の本実施の形態による情報
処理装置のハードウエア構成を説明する。図1は、本実
施の形態による情報処理装置のハードウエア構成を示す
ブロック図である。
【0034】図1において、101はシステム全体を制
御するCPUを、102はブートプログラム等を記憶し
たROMを、103はCPU101のワークエリアとし
て使用されるRAMを、104はCPU101の制御に
したがってHD(ハードディスク)105に対するデー
タのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスク
ドライブ)を、105はHDD104の制御で書き込ま
れたデータを記憶するHDを、それぞれ示している。
【0035】また、106はCPU101の制御にした
がってFD(フロッピー(登録商標)ディスク)107
に対するデータのリード/ライトを制御するFDD(フ
ロッピーディスクドライブ)を、107はFDD106
の制御で書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFD
を、108は、ドキュメント、画像、機能情報等のデー
タに関するウインドウを表示するディスプレイを、それ
ぞれ示している。
【0036】また、109は通信回線110を介してネ
ットワークNETに接続され、そのネットワークNET
と内部のインターフェイスを司るインターフェイス(I
/F)を、111は文字、数値、各種指示等の入力のた
めのキーを備えたキーボードを、112はカーソルの移
動や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの変
更等をおこなうマウスを、113は画像を光学的に読み
取るスキャナを、114はウインドウに表示された内容
等を印刷するプリンタを、115は、着脱可能な記録媒
体であるCDROMを、116は、CDROM115に
対するデータのリードを制御するCDROMドライブ
を、それぞれ示している。また、各部はバス100によ
り接続されている。
【0037】また、図2は、本実施の形態による情報処
理装置のアプリケーションの構成を示す説明図である。
図2に示すように、本実施の形態による情報処理装置
は、情報ボックス(データベース)200と、搭載され
た以下のアプリケーションにより構成される。
【0038】1.ワードプロセッサ・アプリケーション
201、 2.図形プロセッサ・アプリケーション202、 3.情報検索アプリケーション203、 4.表計算(スプレッド・シート)アプリケーション2
04、 5.リレーショナルデータベース・アプリケーション2
05、 6.日本語変換アプリケーション206。
【0039】また、近年のネットワーク、特にインター
ネットの発展にともない、以下のインターネット・ツー
ル・アプリケーションも含まれる。
【0040】7.インターネット・メーラー・アプリケ
ーション207、 8.ネットワーク対応スケジューラー・アプリケーショ
ン208、 9.インターネット・ブラウザ・アプリケーション20
9、 10.Webサイト巡回アプリケーション210、 11.ダイヤルアップ・アプリケーション211。
【0041】さらに、上記アプリケーションの連携を強
化するための以下のツール・アプリケーションも含まれ
る。
【0042】12.ファイル検索ツール・アプリケーシ
ョン212、 13.マクロ編集ツール・アプリケーション213、 14.数式作成ツール・アプリケーション214、 15.フォント・エフェクト・ツール・アプリケーショ
ン215、 16.グラフ作成ツール・アプリケーション216、 17.連続印刷ツール・アプリケーション217、 18.文章表現事典アプリケーション218。
【0043】つぎに、各アプリケーションの概要につい
て説明する。 (1.ワードプロセッサ・アプリケーション201)ワ
ードプロセッサ・アプリケーション201は、本実施の
形態による情報検索装置に搭載された情報検索アプリケ
ーション203によって、ドキュメントライフサイクル
をより幅広くカバーできる。
【0044】情報検索アプリケーション203は、類似
検索技術に基づくドキュメント作成支援機能を有してお
り、これによって必要な情報を各アプリケーション上か
ら直接呼び出し、活用することができる。情報検索アプ
リケーション203の内容については後述する。
【0045】また、企業内の定型文書の作成を支援する
ドキュメント・ナビゲーション機能により、ネットワー
ク上での定型文書共有機能を実現し、グループワークで
の大幅な生産性が向上する。
【0046】さらに、図形プロセッサ・アプリケーショ
ン202との連携機能である図形プロセッサ・アプリケ
ーション透過編集機能によって、ドキュメント作成にお
ける図形編集操作がより簡易になる。
【0047】つぎに、ドキュメント・ナビゲーション機
能について説明する。ドキュメント・ナビゲーション機
能は、報告書やFAX送付書などの定型文書の作成をナ
ビゲートする機能である。ワードプロセッサ・アプリケ
ーション201が、作成する文書の種類に合わせその文
書作成に最適なワードプロセッサ・アプリケーションに
変更する。
【0048】メニューはその文書に最適なものに絞り込
まれ、また文書作成に対する適切なコマンドや内容に関
するアドバイスを表示することも可能である。これによ
って、たとえば企業内での定型文書作成の手間を大幅に
削減することができる。
【0049】また、ドキュメント・ナビゲーション情報
は共有することができる。ナビゲーションテンプレート
を選択すると、その文書に必要なメニューのみが表示さ
れ、ナビゲーションにしたがって内容を埋めていくだけ
で簡単にすばやく目的の文書を作成することができ、か
つ、共有フォルダやファイルを「仮想フォルダ」として
一括管理し、それを複数メンバーで共有できる。ドキュ
メント・ナビゲーションの情報共有機能を利用すること
で、特別なグループウェア製品を導入することなく連絡
書や仕様書、定型文書などの情報を共有化することが可
能である。
【0050】具体的には、「Myテンプレート」シート
に加えて、「共有文書」、「すべてのフォルダ」シート
がある。「共有文書」シートは、ネットワークコンピュ
ータ上などに存在するフォルダやファイルに、分かりや
すい名前を付ける機能である。ネットワーク上のファイ
ルやフォルダに名前を付けることにより、ネットワーク
に接続されているワードプロセッサ・アプリケーション
201で、整理された情報を簡単に共用することができ
る。
【0051】たとえば、部署内だけで共有したい情報と
しての報告書類、今週の予定、社内書類などを、一目で
分かる形にまとめて共有することができる。また、この
共有文書情報は、簡単に追加・修正できるので、ボトム
アップ的な情報共有が実現できる。
【0052】つぎに、図形プロセッサ・アプリケーショ
ン202との透過編集機能について説明する。透過編集
機能とは、図形プロセッサ・アプリケーション202の
編集画面とワードプロセッサ・アプリケーション201
の編集画面を2枚のフィルムを貼り合わせたかのように
透過的に表示し、図形プロセッサ・アプリケーション2
02の作図機能をワードプロセッサ・アプリケーション
201の機能の一つであるかのように扱う機能である。
【0053】具体的には、図形プロセッサ・アプリケー
ション202の透過編集とは、ワードプロセッサ・アプ
リケーション201での文書作成中に図形プロセッサ・
アプリケーション202を起動し、ワードプロセッサ・
アプリケーション201の1ページ分の画面をそのまま
図形プロセッサ・アプリケーション202側に取り入れ
て透過的に表示し、その上から図形プロセッサ・アプリ
ケーション202の機能を使って自由にワードプロセッ
サ・アプリケーション201の文書に重ね合わせるよう
にグラフィックを作成する機能である。
【0054】描画した図形をワードプロセッサ・アプリ
ケーション201の文書の上下に配置したり、透過させ
るなど、従来のワードプロセッサ・アプリケーションの
簡易図形機能のみでは不可能だった豊かなグラフィック
ス表現が可能になり、企画書や報告書、さらには図版を
多用した各種文書など、視覚的表現力が求められる文書
作成においても図形プロセッサ・アプリケーション20
2を活用することができる。
【0055】その他、文書コンバータ精度を向上させ、
ドキュメントセンター構想に基づき、オフィスに流通す
るさまざまな形式の文書を扱えるようした。従来のワー
ドプロセッサ・アプリケーション文書はもちろん、異な
るワードプロセッサ・アプリケーションの文書や、RT
F(Rich Text Format)文書、表計算
文書、Unicode Textなどに幅広く対応して
いるほか、ワープロ専用機文書をそのまま読み込むこと
により、より高い文書互換性を実現する。
【0056】(2.図形プロセッサ・アプリケーション
202)図形プロセッサ・アプリケーションは、精密な
図形を簡易なインターフェイスで描画できるグラフィッ
クソフトウエアである。オフィスでは文字と図形が混在
した企画書や報告書などの作成に、家庭ではカードや各
種案内状の作成に、専門分野では精密で精度が要求され
る製図などの作成にと、さまざまな用途で使用すること
ができる。
【0057】さらに、ペイント&レタッチ機能を有し、
デジタルカメラやスキャナから取り込んだ画像の加工・
編集も容易におこなうことができる。加工した画像は、
図形プロセッサ・アプリケーション202のインターネ
ット/イントラネット対応機能を使ってホームページな
どで広く公開することもできる。
【0058】また、図形プロセッサ・アプリケーション
202は、作図操作における一連のプロセスにおいて、
むだのない効率的な操作性を実現しており、直感的操作
で目的のグラフィックスを容易に作成することができ
る。直感的操作には、たとえば、添付された豊富な部品
を利用する等があり、これにより、図形を並べる感覚で
図面やイラスト入りの文書の作成をすることができる。
したがって、操作に不慣れな初心者でも、使いはじめた
その日から思い通りのグラフィックスを描くことができ
る。
【0059】これらを実現するために、図形プロセッサ
・アプリケーション202は、以下の機能を有する。
【0060】(1)ワードプロセッサ・アプリケーショ
ン透過編集機能、 (2)他社ファイルコンバータの追加・拡張機能、 (3)マクロボックスのコンバート機能、 (4)ペイント&レタッチ機能(フォトレタッチ)、 (5)画像データ管理機能(デジビュー)、 (6)スナップ機能、 (7)テンプレート図形機能、 (8)ワークスペース機能、 (9)実用的な部品の搭載機能。
【0061】(1)ワードプロセッサ・アプリケーショ
ン透過編集機能 透過編集機能とは、これまでのワードプロセッサ・アプ
リケーションの「簡易作図」の代わりに、図形プロセッ
サ・アプリケーション202を起動することによって、
インプレース編集以上のよりシームレスな作図環境を実
現する機能である。これにより、ワードプロセッサ・ア
プリケーション201との親和性をより高める透過編集
が可能となった。
【0062】ワードプロセッサ・アプリケーション20
1の文書を表示させたまま図形プロセッサ・アプリケー
ション202の機能がそのまま使え、詳細な図形を描画
することができる。また、非表示の切替もおこなうこと
ができる。描画した図形をワードプロセッサ・アプリケ
ーション201の文書の下や上にすることができ、図形
を透過させることも可能である。
【0063】ワードプロセッサ・アプリケーション20
1の簡易作図機能で作成した図形も図形プロセッサ・ア
プリケーション202を使って編集することができる。
また、作成された図形がそのままワードプロセッサ・ア
プリケーションの201の文書の図形として利用でき
る。
【0064】ワードプロセッサ・アプリケーション20
1の簡易作図にない図形プロセッサ・アプリケーション
202のテンプレート図形もワードプロセッサ・アプリ
ケーション201上に持っていくことが可能である。さ
らに、再度、透過編集を起動しても図形プロセッサ・ア
プリケーション202上ではテンプレート図形として編
集をおこなうことができる。
【0065】(2)他社ファイルコンバータの追加・拡
張機能 図形プロセッサ・アプリケーション202は、たとえ
ば、EPS(Encapsulated PostSc
ript)ファイルの読み込み・出力ができるほか、C
orel DRAW 8Jの読み込みも可能である。さ
らに、DXF(Drawing Interchang
e Format)R14にも対応している。したがっ
て、他社製品で作成されたデータを図形プロセッサ・ア
プリケーションの図形として利用できる。
【0066】デザインやイラスト作成業務で使用頻度の
高いEPSファイルの読込や、選択されている図形のE
PS形式での保存が可能である。また、Corel D
RAW 8Jで作成された図面の読込(Corel D
RAWでの保存形式は5/6形式)をサポートしてい
る。DXF R14形式のファイルの読込/保存をサポ
ートし、図形プロセッサ・アプリケーションでのCAD
図面の利用性を向上させることができる。
【0067】(3)マクロボックスのコンバート機能 マクロに関する互換性向上のために、旧バージョンの図
形プロセッサ・アプリケーションのマクロボックスを、
図面マクロまたはシステムマクロとして登録できる。こ
れにより、DTP(Desk Top Publish
ing)やCAD(Computer Aided D
esign)などの生産性向上を図ることができる。
【0068】さらに、簡易フローチャートの作成・トン
ボの作成・簡易曲線描画など、すぐに利用可能なサンプ
ルマクロも搭載されている。このように、旧バージョン
の図形プロセッサ・アプリケーションとのマクロの互換
性が向上し、既存のマクロ資産を有効活用できる。さら
に、ツールボックスのパーツとして割付けることで、マ
クロ専用のツールボックスを作成することも可能であ
る。
【0069】(4)ペイント&レタッチ機能(フォトレ
タッチ) ペイント&レタッチ機能(フォトレタッチ)は、デジタ
ルカメラやスキャナなどを使って取り込んだ写真などの
画像に、簡単に補正や効果をほどこすことにより、個性
的な作品に加工できる機能である。
【0070】(5)画像データ管理機能(デジビュー) 画像をファイル名だけで管理するのは大変煩雑である
が、この煩雑さを解消するため、画像データ管理機能
(デジビュー)は、図形プロセッサ・アプリケーション
202の部品はもちろん、JPEG(Joint Ph
otographic Experts Group)
形式やBMP(BITMAP)形式など、さまざまな画
像データを一元的に管理する。
【0071】画像や部品を一覧して、そこから必要なも
のを選択し、ワードプロセッサ・アプリケーション20
1や図形プロセッサ・アプリケーション202で利用す
ることができる。図形プロセッサ・アプリケーション2
02のファイル(jhd/jbh)の管理もおこなうこ
とができる。
【0072】(6)スナップ機能 スナップ機能は、これまで通常のマウス操作では困難で
あった特定の点への正確なポインティングを簡単におこ
なう。図形にマウスを近づけるだけで、ポインタをもっ
とも近い端点・中点・交点などに正確に置くことができ
る。また、グリッド・スケール・補助線の交線などへの
ポインティングもおこなうことができる。これによって
高精度な描画を実現する。
【0073】(7)テンプレート図形機能 図形プロセッサ・アプリケーション202は、ユーザー
が高精度の図形を効率的に作成できるように、すぐに利
用できるテンプレート図形を多数搭載する。正円・楕円
・矩形といった基本的な図形のほか、星や矢印など、利
用頻度の高い図形のほとんどをサポートしている。特
に、直方体・多角形・幅付矢印E平行線・線路などのテ
ンプレート図形は、図形自体を変形できるコントロール
・ハンドルを備えており、簡単な操作で立体図や地図な
どの作成をおこなうことができる。
【0074】(8)ワークスペース機能 図形プロセッサ・アプリケーション202では、用紙外
にワークスペースを設け、そこへ図形を仮置しながら効
率的にレイアウト作業を進めることができる。しかもワ
ークスペースの図形は印刷されないので、作業効率向上
を図る上でも効果的である。
【0075】(9)実用的な部品の搭載機能 図形プロセッサ・アプリケーション202は、日本のオ
フィスや家庭での利用を前提とした部品を約5000点
用意している。収録部品はビジネス・教育・建築機械な
ど、分野別に登録されており、必要時に容易に見つけ出
すことが可能である。
【0076】(3.情報検索アプリケーション203) 情報検索アプリケーション203には、文書作成支援機
能(コンセプトナビ)とインターネット情報検索機能
(インターネットブーメラン)がある。
【0077】文書作成支援機能「コンセプトナビ」と
は、ワードプロセッサ・アプリケーション201や表計
算アプリケーション204で文書作成中に、インターネ
ットやローカルディスクに蓄積されたさまざまな情報を
呼び出し活用できる機能である。探したい情報に関係あ
る文章を範囲指定したあと、マウスボタン112の右ク
リックメニューで呼び出すと、指定された文章と内容の
類似した情報が、ビューアに一覧表示される。こうして
得られた情報を作成中の文書へ挿入し、利用することが
できる。
【0078】また、現在表示されている文書の全文を使
って問い合わせをおこなうことも可能である。これによ
って、たとえば企画書を作成中に、以前まとめた別の企
画書や関連資料などの参照・引用も簡単におこなうこと
ができる。さらに、コンセプトナビには、表示された情
報の要点を自動的にまとめてくれる要約機能(サマライ
ザ)を有する。文章構造解析情報を利用した高精度・高
品質の要約により、すばやく情報内容を把握することが
できる。
【0079】このように、コンセプトナビが、これから
の文書作成環境の生産性と創造性を飛躍的に向上させる
ことになる。
【0080】ワードプロセッサ・アプリケーション20
1、表計算アプリケーション204、および図形プロセ
ッサ・アプリケーション202では、「コンセプトナビ
を開く」がメニューに追加されるので、これらのアプリ
ケーションからは直接データベース(情報ボックス)2
00に問い合わせ、必要な情報を引き出して参照した
り、引用するなどの形で利用することができる。
【0081】また、日本語変換アプリケーション206
からも、仮名漢字変換以外のデータへアクセスするとい
う「情報の窓」コンセプトに基づいて、コンセプトナビ
の呼び出しが可能である。これによって、直接メニュー
にコンセプトナビの呼び出しがないアプリケーションで
も、コンセプトナビの提供する機能を簡単に利用するこ
とができる。
【0082】また、上記アプリケーション以外のアプリ
ケーション、あるいはパソコン通信用の各種ログビュー
アなど、アプリケーションを問わず日本語変換アプリケ
ーション206さえ起動できればコンセプトナビを利用
することができる。
【0083】以下説明するインターネット情報検索装置
(インターネットブーメラン)との違いは、以下のとお
りである。すなわち、インターネットのホームページの
情報やメール情報、さらには自分のハードディスクの中
に入っているファイルをまとめて知識データベースにし
たのが情報ボックス200であり、この情報ボックス2
00の作成・更新をインターネットブーメランでおこな
う。コンセプトナビは、この情報ボックス200に問い
合わせ、類似文書検索や要約、関連語抽出などの機能を
提供する。
【0084】また、インターネットブーメランおよびコ
ンセプトナビはそれぞれ一つの独立したアプリケーショ
ンであり、また、コンセプトナビは、ワードプロセッサ
・アプリケーション201、図形プロセッサ・アプリケ
ーション202、表計算アプリケーション204、日本
語変換アプリケーション206に対する追加機能として
とらえることもできる。
【0085】コンセプトナビの起動方法について以下の
2つの方法が考えられる。 (1)テキストを範囲指定してから起動する。テキスト
を範囲指定した状態で、右クリックメニューの中で「コ
ンセプトナビを開く」を選択すると、コンセプトナビの
ダイアログボックスが開き、範囲指定したテキストがそ
のまま問い合わせ文書欄にコピーされた形で問い合わせ
が実行される。
【0086】(2)テキスト範囲指定無しに起動する。
ワードプロセッサ・アプリケーション201の文書編集
中の状態で、ツールバー上の「コンセプトナビ」アイコ
ンをクリックするか、右クリックメニューの中から「コ
ンセプトナビを開く」を選択して起動した場合、現在、
キャレット(カーソル)がある位置の段落全体を問い合
わせ文書としてコンセプトナビを起動する。
【0087】また、新規文書作成時など、参照する文書
が何もない場合は、ただコンセプトナビのダイアログボ
ックスが、問い合わせ文書未入力の状態で起動する。こ
の場合は、直接問い合わせ文書入力欄に問い合わせ文を
入力して問い合わせを実行する。
【0088】また、コンセプトナビで問い合わせを実行
すると、あらかじめ指定してあった情報ボックスに問い
合わせ、問い合わせ文書に類似している文書を取り出
し、類似度の順序で一覧で表示する。さらに、類似度が
棒グラフで表示される。一覧中で指定した文書はビュー
アでその中身を確認することができる。このビューア
は、各種文書フォーマットに対応しており、HTMLフ
ァイルなどもそのままの形で中身を確認することができ
る。
【0089】また、ビューア上で、関連語として抽出さ
れた語句を強調表示したり、要約文を強調表示したり、
さらには絞り込んで表示することが可能である。また、
サマライザ(要約機能)を利用することもできる。この
場合は、複数の文書を同時に指定して要約を作成するこ
ともでき、また単に文単位での絞り込みではなく、一つ
の文中の重要度の低い部分を削って表示するなど、高度
な要約が可能である。
【0090】サマライザを実行すると、本文に対し、自
動的に要約と見出しが作成され、この3つがフレームと
して一画面に同時に表示されるので、文書構造を容易に
理解することができる。また、見出し・要約から本文へ
のハイパーリンクも自動的に設定されるので、これらの
3つの間を自由に行き来することができる。
【0091】コンセプトナビで取り出した文書につき、
ビューア中で範囲指定して引用ボタンをクリックすれ
ば、呼び出し元のアプリケーション中にその部分が貼り
付けられる。文書を選択した状態では、その文書全体が
貼り付けられる。
【0092】コンセプトナビの利用方法について、以下
に説明する。 (1)ワードプロセッサ・アプリケーションで文書を作
成するときに過去に書いた文書を参考にする。新しく文
書を作成するときに、「以前似たような文書を書いたこ
とがあった」と気づいたら、コンセプトナビを起動し、
思い出せる言葉を入力してそのファイルを取り出す。取
り出したらその文書をワードプロセッサ・アプリケーシ
ョン201中に貼り付けて、必要な箇所のみを変更すれ
ば、文書作成に必要な手間が大幅に削減することができ
る。
【0093】(2)メールの返事を書く際に、過去のメ
ールを参照する。ある顧客から製品の技術情報の問い合
わせがあったが、1年ぐらい前にも同じような問い合わ
せが別の別の顧客からあった記憶がある場合、顧客の問
い合わせ文を範囲指定して日本語変換アプリケーション
206からコンセプトナビを呼び出せば、そのメールが
取り出せ、回答も簡単に作成できる。
【0094】(3)パソコン通信のログ整理に利用す
る。パソコン通信のログを、ログブラウザで閲覧中に、
「この議論は別のフォーラムで前にもあった」記憶があ
るが、ログブラウザでは異なるフォーラムの議論まで横
断的に検索することはできない。このようなとき、すべ
てのデータを情報ボックスに入れておけば、ログブラウ
ザの中からでも、日本語変換アプリケーション206経
由で簡単に他フォーラムでの議論を呼び出して参照する
ことができる。
【0095】つぎに、インターネットブーメランの主要
機能について説明する。 (1)自然文インターフェイス機能 インターネットブーメランを使うことで、容易に情報検
索をおこなうことができる。問い合わせ条件欄の中に、
見つけたい情報に関する文章を入力し、問い合わせボタ
ンをクリックする。入力する文章は、普段使いの自然な
文章をもちいる。また、正確な内容が分からなくても、
それと似た概念を表す単語を含む文章であればその文章
を元に、ユーザーの意図に沿った情報を検索する。そし
て、検索された情報は、内容の類似度順に一覧表示され
る。必要であれば、表示された情報から関連するさらに
新しい情報を検索することもできる。
【0096】(2)文書データベース(情報ボックス)
200の自動構築/自動更新機能 インターネットブーメランを利用するためには、情報ボ
ックス200と呼ばれる文書データベースが必要である
が、情報ボックス200の作成および更新をきわめて容
易におこなうことができる。対象となる情報源をマウス
112で指定するだけで自動的に生成される。さらに、
データを常に最新の状態に保つための自動更新機能も有
する。ユーザーが最初に設定したスケジュールにしたが
って、以後意識することなく自動的にデータ更新がおこ
なわれる。
【0097】(3)文書要約機能(サマライザ) インターネットブーメランは、情報内容の要点を自動的
にまとめる要約機能を有する。これにより、すばやく情
報の要点をとらえることができる。また、要約の際に
は、解析された文章構造をもとに目次が自動生成され、
目次・要約文・元の情報内容(本文)をそれぞれ3フレ
ームに並べて見ることができる。さらに、各フレームの
間にはハイパーリンクも自動設定されるので、目次で全
体のアウトラインを把握しながら、必要に応じて要約文
を見たり、あるいは原文を確認するなど、これまでの単
純な要約機能では実現できなかった情報の構造的な把握
が可能となる。
【0098】(4)問い合わせ条件/取得結果を再利用
できる「マイクリップ」機能 インターネットブーメランでは、「マイクリップ」機能
により、情報を見つけ出すための問い合わせ条件や、そ
れによって得た結果を保存・整理・再利用することがで
きる。マイクリップは移動可能なファイルなので、オフ
ィスと自宅の両方で利用できる上、ネットワーク環境で
のグループワークにも活用できる。
【0099】(5)インターネット自動巡回 インターネットブーメランには、インターネット自動巡
回機能も搭載されている。これにより、指定した複数の
Webサイトの最新情報を一括して入手し、情報ボック
ス200に反映することが可能である。また、Webブ
ラウザのブックマークや履歴からも情報の取り込みをお
こなうことができる。
【0100】(4.表計算アプリケーション204)表
計算アプリケーション204は、基本機能と使いやすさ
を徹底的に追究した表計算ソフトウエアである。ユーザ
ーの要望を反映し、必要とされる機能とユーザビリティ
向上を中心に作成された。
【0101】また、日本語特有の数値表示(兆億万単位
表示)やワードプロセッサ・アプリケーション201と
同等の表現力、そして優れたユーザーインターフェイス
などを有し、機能性と操作性の両立を図り、初心者から
ベテランまであらゆる層のユーザーが使用することがで
きる。表計算アプリケーション204の主要機能は以下
のとおりである。
【0102】(1)テキスト枠機能、 (2)アウトライン機能、 (3)マクロ記録機能、 (4)セル結合機能、 (5)表示モード機能、 (6)日本語特有の表記機能。
【0103】(1)テキスト枠機能 表計算アプリケーション204のシート上の任意の位置
に自由に文字列を入力・配置することができる。具体的
には、シート上の自由な位置に「テキスト枠」を貼り付
け、文字を入力する。テキスト枠は、シート上の任意の
場所にいくつでも貼り付けることができ、文字列に対し
ては文字飾りや文字サイズを設定できる。また、1つの
テキスト枠の入力可能な文字数に制限はない。テキスト
枠を使用することにより、グラフや表、文章の混在した
レポートの作成などにも活用することができる。
【0104】(2)アウトライン機能 月毎売上げ表やデータベース表などは、項目間で親子関
係を持っている場合がある。たとえば、集計表における
小計項目・大計項目などである。この場合に、アウトラ
インを設定すると、小計項目・大計項目を階層化し、マ
ウス1クリックで絞り込まれている行を表示したり、絞
り込んで非表示にしたりすることができる。
【0105】具体的には、階層化の状態が一目で分かる
ツリー表示をおこない、また、マウス1クリックで表示
・非表示の切り替えが可能である。上向きのツリー表
示、下向きのツリー表示のどちらでも設定可能であり、
行だけでなく、列にも設定可能である。さらに、数式の
参照関係を解析し、自動的にアウトラインを設定でき
る。
【0106】(3)マクロ記録機能 マクロ記録機能は、作成したいマクロのコマンドを実行
すると、それに対応するオブジェクト式を自動的に記録
してくれるものである。したがって、最初から複雑なマ
クロを記述することは不要となる。
【0107】(4)セル結合機能 セル結合機能は、複数のセルを一つのセルとして扱うこ
とができる。したがって、これまで面倒だった複雑な帳
票の作成や、複数のセルにまたがる文字列の入力がとて
も簡単になる。特に、複数のセルにまたがる縦に長い文
字列の入力が簡単になり、複雑な帳票の作成や長い文字
列の入力などが可能になり、分かりやすく見栄えの良い
シートを作成することができる。
【0108】(5)表示モード機能 表計算アプリケーション204の表示モードとして、行
幅を文字列の高さに固定して表示するモードを有する。
これにより、行幅が文字列よりも狭くならないように設
定できるため、画面上において常に見やすい状態で編集
作業をおくことができる。さらに、印刷の都合で行幅を
狭くしなければならない場合でも、画面上では文字が欠
けることなく、見やすい状態で編集が可能である。
【0109】(6)日本特有の表記機能 表計算アプリケーション204は、数値表示の「兆億
万」単位表示をはじめ、「時分秒」「第一四半期」「千
円、百万円」表現、さらには△(マイナス記号)なども
表記することができる。セルへの表示形式は、アプリケ
ーション共通の書式を使用してカスタマイズすることが
できる。
【0110】さらに、ユーザーインターフェイスを洗練
し、表示モードを画面下に表示するようにし、イメージ
表示かドラフト表示かが瞬時に認識できる。また、表示
倍率変更ボタンを用意し、画面表示を確認しながらすば
やく好みの倍率に変更することができる。また、ステー
タスラインのガイダンス表示を白背景とし、ガイダンス
表示が分かりやすくすることができる。また、ファンク
ションキーを表示するようにし、ファンクションキーに
割り当たっている機能を分かりやすくした。
【0111】また、よく使う機能は、メニューに用意
し、すぐに選択できるようにした。また、文字位置(文
字の向き、横位置、縦位置、文字の折り返し)をメニュ
ーから即実行できるようした。また、文字サイズを少し
大きくしたり、文字サイズを少し小さくするコマンドを
備えた。また、編集メニューと右クリックショートカッ
トメニューに、「罫線なしで貼り付け」コマンドを備え
た。
【0112】直感的な操作を可能としたマウスインター
フェイスを実現した。すなわち、スクロールボックスド
ラッグ中のリアルタイム表示をすることができる。ま
た、マウスによる固定の設定・解除をすることができ
る。また、マウス1クリックですばやく画面表示モード
を変更することができる。
【0113】また、すばやく実行できるキー操作を実現
した。すなわち、ALT+矢印キーによる列幅や行幅の
変更をすることができる。また、加速度スクロールに対
応し、画面のスクロールがすばやくおこなうことができ
る。また、ファンクションキー表示により、ファンクシ
ョンキーに割り当たっている機能が分かりやすくなり、
すばやくファンクションキーを利用することができる。
【0114】また、ストレスを感じさせない操作感を操
作者に与えるものである。具体的には、起動、ダイアロ
グボックスのオープン・クローズなど通常の操作でスト
レスを感じさせない。また、ファイル読込・保存、再計
算など、よく使う基本機能の高速化することができる。
また、罫線が多く含まれたファイルのサイズが削減され
た。また、数式が多く含まれたファイルのサイズが削減
された。
【0115】また、他のアプリケーションとの連携機能
として、情報検索アプリケーション(コンセプトナビ)
203を搭載した。これにより、ワードプロセッサ・ア
プリケーション201で表計算アプリケーション204
のファイルを読み込むことができる。また、コピー&ペ
ーストにより、表計算アプリケーション204の表を罫
線や飾りなどそのままの書式でワードプロセッサ・アプ
リケーション201に貼り付けることができる。
【0116】また、HTML形式ファイルの読み込みが
可能となり、HTML文書を忠実に再現して表示するこ
とができる。具体的には、テーブルタグも読み込み可能
であり、画像も表示することができる。
【0117】(5.リレーショナルデータベース・アプ
リケーション205)リレーショナルデータベース・ア
プリケーション205は、基本機能の強化・充実を図る
とともに、オフィスのデータベースとしての使い勝手を
徹底的に追究し、これまで複雑だったデータベース操作
を、表計算アプリケーションのような感覚で扱えるよう
にした。
【0118】さらに、他のリレーショナル・データベー
ス用の接続ドライバを搭載するなど、基幹系RDB(R
elational DataBase)クライアント
としての機能も装備している。
【0119】さらに、データコンバート機能も備え、リ
レーショナル・データベース・アプリケーション205
で作成したデータベースのサーバーへの移行や、他社デ
ータベースおよび表計算アプリケーションからのデータ
取り込みも可能である。初めてデータベースに接するユ
ーザーからRDB上級者まで、目的に応じて使用するこ
とができる
【0120】リレーショナルデータベース・アプリケー
ション205の主要機能は以下のとおりである。
【0121】(1)表定義機能 リレーショナルデータベース・アプリケーション205
は、データベースの目的を選択するだけで表定義をおこ
なうことができる。また、画面帳票による表定義機能を
搭載する。選択型の表定義には、ビジネス用、パーソナ
ル用にそれぞれ30種類以上のテンプレートがある。
【0122】一方、画面帳票による表定義とは、カード
型データベースを扱うように、画面上に項目を並べてい
くだけで表定義をおこなうことができる。作成した画面
は、そのまま画面帳票として利用することができる。表
定義のための項目には標準的な項目のほか、上記のテン
プレートで提供されるものも含まれる。
【0123】(2)データ変換機能 リレーショナルデータベース・アプリケーション205
において表計算アプリケーションが、画面上で実際のデ
ータ内容を確認し、範囲指定をおこなって読み込むこと
ができる。また、CSV(Comma Separat
ed Value)ファイルからのデータ読み込みで
も、画面上で実際のデータを確認しながら読み込む項目
名を指定することが可能である。
【0124】(3)表オープン履歴の記憶機能 以前読み込んだ表や画面帳票をデータベースごとに記憶
するので、リレーショナルデータベース・アプリケーシ
ョン205を起動すれば、すぐに目的の表や帳票を開く
ことができる。
【0125】(4)絞込条件設定機能 リレーショナルデータベース・アプリケーション205
での絞り込みは、クエリを設計することなく、表示され
た一覧表に対して条件を順次設定しながらおこなうこと
ができる。実際のデータを見ながら操作できるので、求
める切り口を容易に見つけ出すことも可能である。さら
に、ダイアログボックス設定も、使用頻度の高い条件を
選択するだけで簡単におこなうことができる。
【0126】(5)書式登録機能 リレーショナルデータベース・アプリケーション205
では、書式を表そのものに標準書式として設定できるほ
か、一覧表示するごとに設定したり、書式名を付けて登
録しておくことができる。登録した書式名はタブに表示
され、それをマウスクリックで切り替えながら閲覧でき
るので、一つの表をさまざまな切り口で見ていくことが
可能である。さらに、この機能をクライアント/サーバ
ー環境で利用すると、データのみでなく書式も共有化さ
れ、グループでのデータ分析などに役立てることができ
る。
【0127】(6)日本語特有の一覧項目書式機能 表一覧の表示書式に日本語特有の表記を使うことができ
る。「億兆万」単位表示をはじめ、「時分秒」「第一四
半期」、そして△(マイナス記号)などにも対応する。
また、項目の並べ替えだけでなく、項目ラベルの階層表
示もできる等、視認性の高い書式作成が可能である。さ
らに、数値の3桁区切りや、「¥」、「%」などの単位
表示をアイコン1つで設定できるほか、項目・行表示幅
の一括変更や最適化など、表計算感覚で表示形式を変更
できる。
【0128】(6.日本語変換アプリケーション20
6)ワードプロセッサ・アプリケーション201、図形
プロセッサ・アプリケーション202等のアプリケーシ
ョンに搭載された日本語変換アプリケーション206
は、日本語変換機能のほか、新たに「情報の窓」対応機
能を備える。この「情報の窓」対応機能は、日本語変換
アプリケーション206の中心コンセプトの一つであ
り、日本語変換アプリケーション206のインターフェ
イスを利用しての仮名漢字変換以外の情報の検索・閲覧
・利用の実現を目的とする。
【0129】「情報の窓」対応機能の搭載で、今後日本
語変換アプリケーション206を「情報を探す・のぞく
・使うための窓口」として利用できるようになる。これ
によって、ユーザーにつぎのようなメリットがもたらさ
れる。
【0130】日本語変換アプリケーション206が起動
するすべてのアプリケーション上で利用することができ
る。また、他のアプリケーションよりも迅速に起動でき
る。また、慣れ親しんだ仮名漢字変換とほぼ同様の操作
で情報へアクセスできる。
【0131】日本語変換アプリケーション206の「情
報の窓」対応機能として、つぎの3つの機能を実現す
る。
【0132】(1)日本語変換アプリケーション206
からの情報ボックス200へのアクセス機能 日本語変換アプリケーション206では、コンセプトナ
ビを経由してインターネットブーメランの文書データベ
ース情報ボックス200へ直接アクセスできる。
【0133】コンセプトナビを経由して情報ボックス2
00を利用するための問い合わせ文入力は、日本語変換
アプリケーション206の入力中の未確定文字列をその
まま利用するか、アプリケーション中のテキストを範囲
指定してそれを利用するか、コンセプトナビを起動して
から、直接その照会用ダイアログボックスに入力する
か、の3つのどれからでもおこなうことができる。
【0134】この日本語変換アプリケーション206か
らの情報ボックス200へのアクセス機能によって、他
社製アプリケーション上でも、類似文書検索等の情報ボ
ックス200の機能を利用することができる。
【0135】(2)ファイル検索ツール・アプリケーシ
ョンへのアクセス機能 「情報の窓」を通じて、ほとんどすべてのアプリケーシ
ョンの中から、日本語変換アプリケーション206で入
力中の文字列をそのまま、ファイル検索ツール・アプリ
ケーション212の検索文字列として扱うことができ
る。
【0136】(3)ネットワーク対応スケジューラー・
アプリケーションのビューア機能 日本語変換アプリケーション206の「情報の窓」で
は、このネットワーク対応スケジューラー・アプリケー
ション208のスケジュールデータに直接アクセスする
ことができる。たとえば日本語変換アプリケーション2
06で「今日」「明日」「12月3日」「木曜日」とい
った日付を表すキーワードを入力し、この機能を呼び出
すと、ネットワーク対応スケジューラー・アプリケーシ
ョン208を起動せずにそのまま中に書かれているスケ
ジュール(1日分)を表示させることができる。
【0137】表示されたスケジュールの前日や翌日への
切り替えも簡単におこなうことができる。そこからネッ
トワーク対応スケジューラー・アプリケーション208
を起動することもできる。この機能によって、たとえ
ば、メールを書いている途中で自分のスケジュールを即
座に確認するといったことができるようになる。
【0138】仮名漢字変換とは、周知のとおり、ユーザ
ーが入力した文章を文節単位に分解して、仮名漢字変換
用の辞書を引きにいって正しいと思われる候補を提示す
る仕組みである。これは、「読み」をキーにして、変換
辞書というデータベースを検索する、一種のデータベー
スシステムとして考えることができる。
【0139】日本語変換アプリケーション206が一種
のデータベースシステムであるなら、それが対象とする
データは仮名漢字変換用の辞書だけである必要はない。
いわゆる国語辞書や類義語辞書、百科事典、あるいはア
ドレス帳のデータやスケジュール、さらにはインターネ
ットの情報や企業内の基幹データベースのデータまで、
対象に制限はない。そのような各種データは、それ自身
の検索システムを持っていることが多い。
【0140】その場合に日本語変換アプリケーション2
06を通してそうしたデータにアクセスするのは、もと
もと、人間とコンピュータの中間にあって機能を提供す
るフロント・エンド・プロセッサとして開発されてきた
日本語変換アプリケーション206にはつぎのような特
長があるからである。
【0141】(1)ほとんどのアプリケーションから使
用することができる。 (2)起動が手軽かつ高速である。 (3)日本語を入力するための必須ツールであるため、
誰でもまず最初に操作方法を覚える。
【0142】このように、日本語変換アプリケーション
206を各種データへのアクセスの「窓」とすることに
より、それらのデータが持っている専用の検索システム
に比べ、上記の特長により、「いつでも、どこでも、手
軽に、簡単に」情報にアクセスできるようになる。これ
が、日本語変換アプリケーション206の「情報の窓」
の存在意義である。
【0143】(7.インターネット・メーラー・アプリ
ケーション207)インターネット・メーラー・アプリ
ケーション207の主要機能は以下のとおりである。
【0144】(1)マルチユーザー対応機能、(2)メ
ール一覧機能、(3)メール送信機能、(4)メールサ
ーバー接続機能、(5)フォルダ自動仕分け機能、
(6)アドレス帳機能(7)バックアップ機能(8)P
OPログイン機能
【0145】(1)マルチユーザー対応機能 インターネット・メーラー・アプリケーション207
は、操作者ごとにメールボックスや設定を別々にもつこ
とができるマルチユーザー対応である。これにより、会
社や家庭で1台のコンピュータを使うことができる。ま
た、大切なメールボックスやアドレス帳のデータをバッ
クアップする機能を備える。したがって、より安心して
インターネットメールを使うことができる。
【0146】(2)メール一覧機能 インターネット・メーラー・アプリケーション207
は、メール利用の際にもっともよく使うメール一覧画面
に、ツールを起動しなくてもメール内容を表示できる添
付ファイルビューア機能を備える。また、一覧の表示項
目のカスタマイズを可能にすることにより、使い勝手の
よいメール環境を実現する。さらに、キー操作一つで未
読メールだけを読み進めたり、キーボード操作のみでメ
ールの切取りや別フォルダへの貼り付けといった処理を
可能にするなど、キー操作を中心として使用をすること
ができる。
【0147】(3)メール送信機能 インターネット・メーラー・アプリケーション207
は、メール送信画面での宛先などの設定を容易にする機
能を備える。メールアドレスを途中まで入力するだけで
アドレス帳から該当する宛先を探し出し入力を補助する
オートフィル機能や、名前をカナで入力すると即座にア
ドレス帳の該当個所を表示するカナジャンプ機能などに
より、送信先を入力する際のユーザー負担を大幅に軽減
することができる。また、宛先や見出しなどを設定する
エリアを切り替え、よく使う項目だけを常に表示させて
おくこともできる。
【0148】(4)メールサーバー接続機能 インターネット・メーラー・アプリケーション207
は、送信と受信を1回の操作で済ませる送受信コマンド
を備える。したがって、ダイヤルアップ接続が11回で
済むほか、送信の前に受信操作が必要なSPAM(いわ
ゆる迷惑メール)対策を講じているインターネットプロ
バイダへのアクセスも容易になる。また、POP(Po
st Office Protocol)のセキュリテ
ィを高めたAPOPPにも対応するので、これをサポー
トするメールサーバーへの安全なアクセスをおこなうこ
とができる。
【0149】(5)フォルダ自動仕分け機能 インターネット・メーラー・アプリケーション207の
フォルダの仕分け条件に、「かつ」「または」の組み合
わせを備える。また、フォルダの仕分け条件設定ダイア
ログでフォルダの新規作成もおこなうことができる。こ
れらの機能により、容易なフォルダの有効利用が可能に
なる。
【0150】(6)アドレス帳機能 アドレス帳では、新しくvCardに対応する。vCa
rdは名前や住所、勤務先などのデータを電子的にやり
とりするための「電子名刺」を実現する規約である。自
分の電子名刺をメールに付ければ、相手の対応メールソ
フトのアドレス帳に自動的に名前やメールアドレスが登
録されるので、アドレスの写し間違いを防止することが
できる。
【0151】これにともなってアドレス帳を拡張し、メ
ールアドレスのほか自宅や勤務先の住所・電話番号など
も記録できる。さらに、通常は最低限の項目だけを表示
し、必要に応じて表示項目を多くすることができるの
で、表示の煩雑さを回避することができる。
【0152】(7)バックアップ機能 メールやアドレス帳などのデータを、別の場所にバック
アップしておくことができる。アカウントの設定やフォ
ルダの構造、仕分け条件まで保存でき、万一のマシント
ラブルにも対処することができる。
【0153】また、メール受信でメールサーバーにログ
インする際にパスワードを暗号化するAPOPに対応す
る。対応メールサーバーとの組み合わせで使えば、より
安全に認証をおこなうことができる。
【0154】(8)POPログイン機能 メールを送信する前に自動的にPOPログインをおこな
う設定ができる。SPAM対策のために送信前のPOP
ログインを必要とするインターネットプロバイダを利用
することができる。
【0155】また、メール送信画面では、ToやCcな
どの入力項目から、よく使う項目だけを選んで表示する
「簡略表示」モードを搭載する。簡略表示モードと全項
目を表示するモードはすぐに切り替えることができる。
【0156】また、メール一覧画面でも、表示項目や並
び順、項目の幅を自由に変更することができ、より操作
者の好みや必要度に合わせたカスタマイズをすることが
できる。フォルダ一覧、メール一覧、本文ビューアの位
置を好みに応じて変更でき、それぞれを独立させて表示
することもできる。
【0157】メール一覧やメール送信でのキー割付機能
に加えて、アドレス帳もキー割付が変更できる。よく使
う機能をワンキーで実行できるように変更したり、前に
使っていたメールソフトのキー割付にあわせて変更した
り、操作者ごとに使い勝手のよいインターネット・メー
ラー・アプリケーション207になる。
【0158】また、キーボード111だけの利用を重視
した設計であり、マウス112を使わずに、キーボード
111だけでインターネット・メーラー・アプリケーシ
ョン207のほとんどの機能を使うことができる。ファ
ンクションキーやショートカットキーを活用して操作で
き、キー割付を自由に変更することができる。
【0159】よく使う文章や宛先などの設定を保存して
再利用する「テンプレート」は、メール送信を起動して
からテンプレート読込を実行する必要はなく、受信メー
ル画面からテンプレートを指定すればメール送信が起動
する。
【0160】送信するメールを、いつも自分にBccで
送信したり、他人にCcで送信しているような場合、そ
れらのアドレスをあらかじめ登録しておくことができる
ので、毎回指定する必要がない。
【0161】さらに、一定日数がたつと自動的にサーバ
ーからメールを削除したり、メール受信時に、あらかじ
め設定したサイズをこえるメールを受信しないようにす
ることができる。
【0162】メールの仕分け機能の改善し、「読んだメ
ールだけ仕分け」や柔軟な条件設定をすることができ
る。また、受信時に加え、送信時にも仕分けが実行で
き、送信したメールは「送信済み」フォルダではなくす
ぐ適切なフォルダに仕分けすることができる。
【0163】未読メールは仕分けしないように設定でき
る。読み終わったメールはフォルダに整理し、まだ読ん
でいないメールは「受信箱」に残るようにしておくこと
ができる。
【0164】(8.ネットワーク対応スケジューラー・
アプリケーション208)予定の管理だけでなくメモや
日記、備忘録としての用途にも利用することができる。
予定やTODOのデータは、簡単にメールで送付するこ
とができ、メールソフトで受信するとそのデータはスケ
ジューラーに自動登録される。また、マルチユーザー対
応により、1台のパソコンを複数名で使い分けることも
できる。
【0165】ネットワーク対応スケジューラー・アプリ
ケーション208の主要機能について説明する。
【0166】vCalendar対応のマルチユーザー
−ネットワーク対応スケジューラーである。一つの端末
で複数ユーザーのスケジュール管理がおこなわれるの
で、他のユーザーに関する情報を照会することができ
る。このとき、各スケジュールの照会可能・禁止の設定
も可能である。
【0167】また、vCalendar形式(スケジュ
ーラーの国際標準フォーマット)への対応によって、リ
モートユーザーに対してのスケジュール通知も実現して
いる。さらに、LAN環境で使用している場合は、スケ
ジューラーを立ち上げているユーザーリストの一覧表示
もおこなうことができる。そして、この一覧から選択し
たユーザーに対し、照会(空き時間調査)やメールサー
バーを介さずに直接通知スケジュールを送信することが
できる。
【0168】ネットワーク対応スケジューラー・アプリ
ケーション208でのスケジュールの登録は、マウス1
12操作やキーボード入力などを使った最低限の操作で
簡単におこなうことができる。さらに、必要に応じてキ
ーボード111のみですべて操作することも可能であ
る。リストビュー上での直接入力のサポートにより、エ
ディタ感覚でスケジュール登録をおこなうことができ
る。
【0169】また、ネットワーク対応スケジューラー・
アプリケーション208では、スケジュールに対してT
ODO属性を設定することができる。また、よく登録す
るスケジュールはテンプレートとして登録することがで
きる。
【0170】すなわち、会議の予定や、不定期でもよく
入れる予定があれば、そのスケジュールをテンプレート
一覧にドラッグ&ドロップするだけで、すぐにテンプレ
ートとして登録できる。別の日に同じ内容のスケジュー
ルを入れるときには、今度はテンプレート一覧からドラ
ッグし、スケジュール一覧の希望の日付にドロップする
だけでスケジュールを登録することができる。
【0171】さらに毎年・毎月・毎週などの決まった予
定は定例スケジュールとして一括登録することができ
る。
【0172】スケジュールを入れるには、入力したい日
付の欄のあいているところを選択して、その場で時間と
予定を入力し、最後にEnterキーを押すだけという
簡素なものである。これは、手帳にスケジュールを書き
込むのと同じ感覚である。
【0173】また、メニューや右クリックメニューか
ら、さらに詳しい内容として、内容の種類や重要度、そ
のスケジュールを秘密にするかどうかなどの属性や、関
係する文書ファイルなどを一緒に設定しておくこともで
きる。
【0174】仕事のスケジュール目標も管理する「TO
DO」は、通常のスケジュールに加えて、「何日の何時
まで」という期限がある予定を登録しておくことでき
る。できたかどうかをチェックしたり、期限前にアラー
ムを鳴らしたりすることができる。
【0175】また、スケジュールには関係する資料など
を添付ファイルとして関連付けておいたり、ほかのアプ
リケーションのデータ(OLEオブジェクト)を直接貼
り付けておくことができる。
【0176】スケジュールの内容はマークですぐに理解
することができる。スケジュールの内容の種類(会議、
私用、休暇、外出など)は、マークで画面に表示され
る。またマークは自由に追加することができるので、仕
事やプライベートの予定も、手帳にシールを貼るよう
に、使う人にあわせて分かりやすく書き込むことができ
る。
【0177】月間表示を印刷してカレンダーとして活用
することができる。すなわち、ひと月のスケジュールを
確認するためのシンプルなカレンダーを、大きい用紙に
印刷して壁に貼っておいたり、小さい用紙に印刷して携
帯したりして活用できる。
【0178】ユーザーの顔アイコン一覧を設定する。す
なわち、使うユーザーごとに、自分の顔となるアイコン
を設定する。LAN環境で利用できるスケジュール確認
機能などで、相手のスケジューラーに自分のアイコンが
表示される。アイコンの絵柄は、使う人が自由に決めら
れるほか、ほかのアイコンファイルから自由に取り込ん
で使用することもできる。
【0179】イントラネット環境なら、LAN上でネッ
トワーク対応スケジューラー・アプリケーション208
を使っている人のスケジュールを確認できる。操作は、
ネットワーク対応スケジューラー・アプリケーション2
08を使っているユーザーの一覧から、確認したいユー
ザーを選ぶだけでよい。
【0180】また、ほかのネットワーク対応スケジュー
ラー・アプリケーション208ユーザーに、会議などの
スケジュールを通知したり、通知した相手から出欠の返
答をとったりすることができる。また専用のサーバーシ
ステム等を必要としないため、小規模なグループでのス
ケジューリング用途に適している。
【0181】インターネット・メーラー・アプリケーシ
ョン207との連携で、インターネットメールを使っ
て、ほかの人にスケジュールを通知することができる。
相手がインターネット・メーラー・アプリケーション2
07とネットワーク対応スケジューラー・アプリケーシ
ョン208の両方を使っている場合は、インターネット
・メーラー・アプリケーション207から自動的にネッ
トワーク対応スケジューラー・アプリケーション208
にスケジュールを登録する。
【0182】データ形式にはスケジュール情報を交換す
る標準形式vCalendarを採用しているため、相
手が他社メールソフトと他社スケジュールソフトでも、
スケジュールを読み込むことができる。
【0183】スケジュールデータを、vCalenda
r形式でファイル保存/読み込みする機能を搭載してい
るため、vCalendar対応の他社スケジュールソ
フトとのデータの読込・書き出しができる。
【0184】(9.インターネット・ブラウザ・アプリ
ケーション209)インターネット・ブラウザ・アプリ
ケーション209は、インターネットのWebサイト、
FTPサイトなどにアクセスする。インターネット・ブ
ラウザ・アプリケーション209の主な機能としては、
HTML 3.2、HTTP 1.0に準拠/Coo
kie、JavaScript、Netscapeイン
ラインプラグインがある。
【0185】また、自動プロクシ設定に対応する。ま
た、長文でも読みやすい日本語表示が可能である。ブッ
クマークは、他のインターネット・ブラウザ・アプリケ
ーション209からの読み込みが可能である。また、訪
問先一覧を表示することにより、アクセス履歴のチェッ
クが可能である。また、FTPアクセス機能アクセス機
能により、ネットワークドライブとして割り当てたのと
同様の操作感でFTPサイトにアクセスすることができ
る。また、日付比較コピーが可能である。
【0186】また、NetNewsサーバーにアクセス
し、ニュースの購読・投稿が可能である。また、アクセ
スが必要な時に自動的にダイヤルアップ接続が可能であ
る。また、キャッシュを最大限に活用する省アクセスモ
ードを備える。
【0187】(10.Webサイト巡回アプリケーショ
ン210)Webサイト巡回アプリケーション210
は、インターネット/イントラネットのWebサイトを
自動的に巡回し、キャッシュやファイルに保存しオフラ
インで読むことができる。
【0188】Webサイト巡回アプリケーション210
の主な機能としては、以下のものがある。たとえば、U
RLを指定して自動巡回し、HTML上のリンクを解析
することで、自動的にリンクをたどってアクセスするこ
とができる。また、巡回する階層、取得するファイルの
種類等を指定することができる。認証が必要なコンテン
ツにも対応することができる。
【0189】日時を指定して自動巡回するタイマー機能
を装備する。また、ダイヤルアップ接続・切断を自動化
することができる。さらに、他のブラウザから巡回結果
を利用できるローカルプロクシ機能を備える。
【0190】(12.ファイル検索ツール・アプリケー
ション212)ファイル検索ツール・アプリケーション
212は、ユーザーが文書中に含まれるキーワードを指
定することにより、ワードプロセッサ・アプリケーショ
ン201や表計算アプリケーション204、図形プロセ
ッサ・アプリケーション202などのアプリケーション
のファイル、他のワードプロセッサ、表計算ソフトのフ
ァイル、あるいはHTMLファイル等の各種ファイルを
簡単な操作でかつ高速に検索して目的のファイルを探し
出すことができる。
【0191】検索結果は一覧表示され、そこからそれぞ
れのファイルを起動読込したり、ファイルを各アプリケ
ーションにそのままドラッグアンドドロップでコピーす
ることができる。
【0192】ファイル検索ツール・アプリケーション2
12は、独立のアプリケーションとして起動する以外
に、日本語変換アプリケーション206にも対応し、日
本語変換アプリケーション206で編集中の未確定文字
列を検索用の文字列として、ファイル検索ツール・アプ
リケーション212を日本語変換アプリケーション20
6から呼び出すことも可能である。
【0193】具体的には、ワードプロセッサ・アプリケ
ーション201の文書情報を利用し、「作成者:○○△
△ 作成日時:1998年11月1日から30日まで」
のような条件指定や、「『脚注テキスト』使用のワード
プロセッサ・アプリケーション文書」のようにワードプ
ロセッサ・アプリケーション201の機能を条件として
指定した検索が可能である。
【0194】また、 AND、ORやNOTのような論
理式による検索条件設定に加え、「コンピュータ/コン
ピューター」のような表記の揺れや異体字などを同列に
扱うあいまい検索、さらには「コンピュータ」から「電
子計算機」も検索する類義語検索などの検索が可能であ
る。
【0195】また、検索条件をファイルに保存して再利
用したり、検索結果一覧をファイルに落としたりクリッ
プボードにコピーしたりすることができる。
【0196】なお、ダイヤルアップ・アプリケーション
211、マクロ編集ツール・アプリケーション213、
数式作成ツール・アプリケーション214、フォント・
エフェクト・ツール・アプリケーション215、グラフ
作成ツール・アプリケーション216、連続印刷ツール
・アプリケーション217、文章表現事典アプリケーシ
ョン218等のアプリケーションは一般的に周知のもの
であり、その説明は省略する。
【0197】つぎに、本実施の形態による情報処理装置
の機能的構成について説明する。図3は、本実施の形態
による情報処理装置の構成を機能的に説明するブロック
図である。図3のブロック図において、情報処理装置
は、日時情報入力部301と、日時特定部302と、ス
ケジュール情報抽出部303と、スケジュール情報表示
部304と、を含む構成である。
【0198】日時情報入力部301は、日時を示す情報
を入力する。また、日時特定部302は、日時情報入力
部301により入力された日時を示す情報に基づいて日
時を特定する。また、スケジュール情報抽出部303
は、日時特定部302により特定された日時のスケジュ
ール情報を抽出する。また、スケジュール情報表示部3
04は、スケジュール情報抽出部303により抽出され
たスケジュール情報を表示する。
【0199】ここで、日時情報入力部301への日時を
示す情報の入力は、キーボード111等から入力され
る。また、情報の入力は音声による入力であってもよ
い。この場合、日時情報入力部301は音声認識機能を
備えることになる。
【0200】またここで、日時特定部302は、日時を
示す情報が複数存在する場合は、もっとも限定的な表現
の情報に基づいて優先して日時を特定する。限定的な表
現については、後述する。
【0201】また、日時特定部302は、日時情報入力
部301により日時を示す情報が入力された日時を起点
として日時を特定する。具体的には、日時情報入力部3
01により日時を示す情報が入力された日時以降の日時
である場合は、前記日時を同年または同月または同週ま
たは同日の日時と特定する。また、日時情報入力部30
1により日時を示す情報が入力された日時以前の日時で
ある場合は、前記日時を次年または次月または次週また
は次日の日時と特定する。
【0202】なお、日時情報入力部301、日時特定部
302、スケジュール情報抽出部303、スケジュール
情報表示部304は、それぞれ、ROM102、RAM
103またはハードディスク105、フロッピーディス
ク107、CDROM115等の記録媒体に記録された
プログラムに記載された命令にしたがってCPU101
等が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現
するものである。
【0203】つぎに、本実施の形態による情報処理装置
の具体的なシステム構成について説明する。図4は、本
実施の形態による情報処理装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。図4のブロック図において、情報処理
装置は、日本語アプリケーション(オートメーションコ
ントローラ)401と、簡易ビューア(OLE(Obj
ect Linking and Embeddin
g)オートメーションサーバー)402と、スケジュー
ラー403とから構成される。
【0204】日本語アプリケーション401は、簡易ビ
ューア402の起動を制御する(a)。また、日本語ア
プリケーション401は、簡易ビューア402へ入力さ
れた日時文字列の引渡しをおこなう(b)。
【0205】簡易ビューア402は、日本語アプリケー
ション401から引き渡された日時文字列を日時データ
に変換する(c)。また、簡易ビューア402は、該当
する日時のスケジュールデータの要求をスケジューラー
に対しておこなう(d)。
【0206】スケジューラー403は、簡易ビューア4
02からのスケジュールデータの要求に対応してスケジ
ュールデータを簡易ビューア402へ渡す(e)。この
際、簡易ビューア402−スケジューラー403間のス
ケジュールデータの受け渡しは以下のようにおこなれれ
る。
【0207】スケジュール受け渡しのAPI(appl
ication programinterface)
は、DLL(Dynamic Link Librar
y)によって提供される。
【0208】簡易ビューア402では、スケジューラー
403から渡されたスケジュールデータを表示する
(f)。さらに、簡易ビューア402は、スケジューラ
ー403の起動の指定があった場合、最全面表示の通知
を表示日時の指定付きスケジューラー403に対してお
こなう。これは、すでにスケジューラーウインドウが開
いている場合は、複数起動せず、すでにあるスケジュー
ラーを最前面表示するものである。
【0209】つぎに、操作の流れについて説明する。図
5は、本実施の形態による情報処理装置の操作の一連の
流れを示す説明図である。図5において、ステップS1
においては、日時を入力する。日本語変換アプリケーシ
ョン401上で、「明日」「11月30日」等の日時を
あらわす。
【0210】ステップS2において、簡易ビューア40
2を起動する。たとえば、ショートカットキー(Ctr
l+8)を利用して、簡易ビューア402を起動するこ
とができる。ステップS3においては、簡易ビューア4
02でのスケジュールを簡易表示する。すなわち、指定
日時のスケジュールを簡易表示する。また、前日/翌日
表示と、スケジューラー403の実行が可能である。
【0211】つぎに、ステップS4で、ESCキーで簡
易ビューア402を終了し、日本語変換アプリケーショ
ン401に戻る。
【0212】また、ステップS3において、簡易ビュー
ア402で、スケジューラー403の起動が指定された
場合、ステップS5へ移行し、スケジューラー403上
で指定日時のスケジュールを表示する。以下各ステップ
の内容についてより詳細に説明する。
【0213】(ステップS1:日付の入力)ステップS
1では、上述のように日付の入力をおこなう。具体的に
は、スケジュールを表示したい日時を入力・変換する。
図6に示すように、表示画面には日付である「12月1
7日」が入力・変換されているのがわかる。
【0214】ここで、対応している日時フォーマットに
ついて説明する。図7には、今日を基点とした前後3日
幅の単語の例を示す。
【0215】また、曜日により日時を指定する場合は、
たとえば、「月」「月曜」「月曜日」「(月)」「MO
N」などがある。
【0216】また、「10年10月30日」などの年月
日がある。ここで、「年」・「月」の文字は省略するこ
とが可能である。図8に、表記の揺れに対応した表現方
法の一例を示す。これらの記載であっても、平成10年
10月28日であると特定する。
【0217】また、「−1」「0」「+1」などの、今
日(入力日時)を起点とした日数により日時を特定して
もよい。
【0218】ここで、日時の解釈にあいまい性がある場
合は、もっとも近い将来の日付と見なす。これは、スケ
ジュールを問い合わせる場合には、過去のスケジュール
よりも将来のスケジュールを問い合わせる可能性が高
く、さらに、遠い将来よりも近い将来のスケジュールを
問い合わせる可能性の方が高いからである。また、日付
を年度から指定しない場合(*月*日/*日/曜日の
み)の日付の決定を以下の規則でおこなう。
【0219】(規則1):今日以降の日付/週指定であ
れば、今日に対して同年/同月/同週とする。たとえ
ば、今日(1998年12月17日 木曜日)を例にす
ると、図9に示すように、「12月18日」と入力され
れば、「1998年12月18日」(同年)と、「18
日」と入力されれば、「1998年12月18日」(同
月)と、「金曜日」と入力されれば、「1998年12
月18日」(同週)と、それぞれ特定する。
【0220】(規則2):今日より前の日付/週指定で
あれば、今日に対して次年/次月/次週とする。たとえ
ば、今日(1998年12月17日 木曜日)を例にす
ると、図10に示すように、「12月16日」と入力さ
れれば、「1999年12月16日」(翌年の12月1
6日)と、「16日」と入力されれば、「1999年1
月16日」(翌月の16日)と、「水曜日」と入力され
れば、「1998年12月23日」(翌週の水曜日)
と、それぞれ判断する。
【0221】また、日付に対し複数の指定方法が混在す
る場合、採用は「より限定的」な表現とする。今日(1
998年12月17日 木曜日)を例にすると、翌日を
指定する場合の限定度は、図11に示すようになる。ま
た、同じ限定度の場合はより先頭に近いものが採用され
る。
【0222】(ステップS2:ビューア起動)ステップ
S1において日時の入力をした状態で、簡易ビューア4
02の起動のショートカットキーを押下すると、簡易ビ
ューア402が起動する(ステップS3へ)。
【0223】また、未入力状態でのスケジュールビュー
ア起動も可能である。この場合はデフォルトとして今日
のスケジュールを表示する。
【0224】つぎに、ネットワーク対応スケジューラー
・アプリケーション208の起動について説明する。起
動するユーザー名は、スケジューラーの起動状況および
ユーザーの登録状況により変化する。スケジュール表示
は図12に示すように、以下の手順でおこなう。
【0225】1.スケジューラーの起動状況の確認 2.ユーザー選択 3.指定されたユーザー名でスケジューラー・ビューア
を起動
【0226】(1.スケジューラーの起動状況の確認)
まず、現在のスケジューラーの起動状況をチェックす
る。なにも起動していない場合は、「2.ユーザー選
択」へ移行する。一方、スケジューラーが起動中の場合
は、アプリケーションを起動中のユーザー名を指定し、
「3.指定されたユーザー名でスケジューラー・ビュー
アを起動」へ移行する。
【0227】(2.ユーザー選択)つぎに、ユーザーセ
レクト・パスワード認証を経て参照するユーザー名を指
定する。すなわち、ユーザー登録状況を確認し、登録な
しの場合は、プロセスは終了する。一方、一人以上の登
録ユーザーがある場合は、起動ユーザーの選択をおこな
う。
【0228】図13は、起動ユーザーの選択ダイアログ
を示している。図13において、ユーザー名をユーザー
名入力欄1301に入力し、パスワードをパスワード入
力欄1302に入力する。ここで、パスワードを設定し
ない場合は、パスワード入力欄1302はグレイアウト
となる。
【0229】(3.指定されたユーザー名でスケジュー
ラー・ビューアを起動)これにより、指定ユーザー名の
スケジュールを参照することができる。
【0230】(ステップS3:スケジュール簡易表示)
簡易ビューア402は指定された日時のスケジュール情
報を表示する。簡易ビューア402で表示するスケジュ
ール情報の構成はスケジューラー403に準拠する。
【0231】簡易ビューア402の表示/操作内容は最
低限に絞り、それ以上のことがしたい場合はスケジュー
ラー403を開くことによりおこなう。簡易ビューア4
02の表示位置は前回終了位置とする。簡易ビューア4
02が起動された時点で、呼び出し元の日本語変換アプ
リケーション401は未入力状態に移行する。また、日
時解釈が失敗した場合、今日のスケジュールをデフォル
トで表示する。
【0232】図14は、簡易ビューア402の表示画面
の一例を示している。図14において、タイトルバー1
401には、現在スケジュールを参照されているユーザ
ー名とユーザーアイコンを表示する。ユーザー名・アイ
コンはスケジューラー403のユーザーのプロパティで
登録されたものを表示する。
【0233】また、スケジュール一覧1402は、登録
されているスケジュールの一覧を表示する。ここで表示
される項目は、「重要度」1403・「秘密度」140
4・「アラーム」1405・「TODO」1406・
「時間」1407・「予定」1408の6つである。
【0234】「重要度」1403は、矢印アイコンで示
される。レベルは5つで、図15に示すように、向きと
色により表す。
【0235】「秘密度」1404は、鍵アイコンで示さ
れる。レベルは3つで、図16に示すように、色分けに
より表す。
【0236】「アラーム」1405は、アラームの有無
を示す。
【0237】「TODO」1406は、TODOの完了
/未完了を示す。表示は状況により、図17に示すよう
に変化する。
【0238】「時間」1407は、スケジュールの期限
を示す。
【0239】「予定」1408は、スケジュールの内容
を示す。フィールドの先頭にはスケジューラー403で
登録されたマークアイコンを表示する。これにより、予
定の内容が一目で区別可能となる。
【0240】スケジュールの表示内容は、スケジューラ
ーの1日分の表示に準拠する。また、テキストデータの
み表示する。したがって、スケジュールに挿入されたオ
ブジェクトは表示しない。また、表示のみで変更は不可
とする。
【0241】ボタン1409〜1411もしくは上下/
PageUp・Downカーソルもしくは右クリックメ
ニューで前日・今日・翌日へ移動する。通常の日付色は
灰色だが、今日の日付は黄色で強調されている。また、
項目の編集をしないため、項目単位でのフォーカスは設
定しない。したがって画面単位のスクロールのみとす
る。
【0242】機能ボタン1409〜1413には、図1
8に示すような機能が割り付けられている。また、同様
の機能は右クリックメニューにも割り付けられている。
【0243】現在時刻表示欄1414には、現在の時刻
が表示される。この表示は非表示に切り替えることがで
きる。
【0244】(ステップS4:終了)システムメニュー
[×]1415またはESCキーを押下すると簡易ビュ
ーア402はクローズし、呼び出し元の日本語変換アプ
リケーション401にフォーカスが戻る。
【0245】(ステップS5:スケジューラーの表示)
起動/常駐しているスケジューラー403を最前面表示
する。スケジューラー403の起動方法は状況により以
下のように変化する。
【0246】すなわち、現在スケジューラー403が起
動している場合は、起動中のスケジューラー403を最
前面に表示する。一方、現在スケジューラー403が起
動していない場合は、スケジューラー・ビューアを起動
中のユーザー名で起動する。そして、指定日時のスケジ
ュールを表示し、簡易ビューア402はクローズされ
る。
【0247】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、日時を示す情報を入力し、入力された日時を示す情
報に基づいて日時を特定し、特定された日時のスケジュ
ール情報を抽出し、抽出されたスケジュール情報を表示
するので、日時情報を入力することにより、その日時の
スケジュールが表示され、これにより、簡易にかつ効率
よくスケジュールを確認することできる。
【0248】また、本実施の形態によれば、請求項2の
発明によれば、請求項1の発明において、日時を示す情
報が複数存在する場合は、もっとも限定的な表現の情報
に基づいて日時を特定するので、あいまいな日時情報で
あっても、操作者が所望するより最適な日時のスケジュ
ールが表示され、これにより、簡易にかつ効率よくスケ
ジュールを確認することができる。
【0249】また、本実施の形態によれば、日時を示す
情報が入力された日時を起点として日時を特定するの
で、昨日、今日、明日等の相対的な日時情報であって
も、それらの日時情報に基づいて操作者が所望する最適
な日時のスケジュールが表示され、これにより、簡易に
かつ効率よくスケジュールを確認することができる。
【0250】また、本実施の形態によれば、入力された
日時を示す情報から複数の日時が特定できる場合は、も
っとも近い将来の日時として特定するので、スケジュー
ル(予定)を確認したい操作者にとっての最適な日時の
スケジュールが表示され、これにより、簡易にかつ効率
よくスケジュールを確認することができる。
【0251】また、本実施の形態によれば、日時を示す
情報が入力された日時以降の日時である場合は、前記日
時を同年または同月または同週または同日の日時と特定
するので、スケジュール(予定)を確認したい操作者に
とってのより最適な日時のスケジュールが表示される。
【0252】また、本実施の形態によれば、日時を示す
情報が入力された日時以前の日時である場合は、前記日
時を次年または次月または次週または次日の日時と特定
するので、スケジュール(予定)を確認したい操作者に
とってのより最適な日時のスケジュールが表示される。
【0253】なお、本実施の形態で説明した情報処理方
法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコ
ンピュータやワークステーション等のコンピュータで実
行することにより実現される。このプログラムは、ハー
ドディスク、フロッピーディスク、CD−ROM、M
O、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体
に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出
されることによって実行される。またこのプログラム
は、上記記録媒体を介して、インターネット等のネット
ワークを介して配布することができる。
【0254】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、日時情報入力手段が、日時を示す情報を入力
し、日時特定手段が、前記日時情報入力手段により入力
された日時を示す情報に基づいて日時を特定し、スケジ
ュール情報抽出手段が、前記日時特定手段により特定さ
れた日時のスケジュール情報を抽出し、スケジュール情
報表示手段が、前記スケジュール情報抽出手段により抽
出されたスケジュール情報を表示するので、日時情報を
入力することにより、その日時のスケジュールが表示さ
れ、これにより、簡易にかつ効率よくスケジュールを確
認することが可能な情報処理装置が得られるという効果
を奏する。
【0255】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明において、前記日時特定手段が、日時を示す情報
が複数存在する場合は、もっとも限定的な表現の情報に
基づいて日時を特定するので、あいまいな日時情報であ
っても、操作者が所望するより最適な日時のスケジュー
ルが表示され、これにより、簡易にかつ効率よくスケジ
ュールを確認することが可能な情報処理装置が得られる
という効果を奏する。
【0256】また、請求項3の発明によれば、請求項1
または2の発明において、前記日時特定手段が、前記日
時情報入力手段により日時を示す情報が入力された日時
を起点として日時を特定するので、昨日、今日、明日等
の相対的な日時情報であっても、それらの日時情報に基
づいて操作者が所望する最適な日時のスケジュールが表
示され、これにより、簡易にかつ効率よくスケジュール
を確認することが可能な情報処理装置が得られるという
効果を奏する。
【0257】また、請求項4の発明によれば、請求項3
の発明において、前記日時特定手段が、前記日時入力手
段により入力された日時を示す情報から複数の日時が特
定できる場合は、もっとも近い将来の日時として特定す
るので、スケジュール(予定)を確認したい操作者にと
っての最適な日時のスケジュールが表示され、これによ
り、簡易にかつ効率よくスケジュールを確認することが
可能な情報処理装置が得られるという効果を奏する。
【0258】また、請求項5の発明によれば、請求項4
の発明において、前記日時特定手段が、前記日時情報入
力手段により日時を示す情報が入力された日時以降の日
時である場合は、前記日時を同年または同月または同週
または同日の日時と特定するので、スケジュール(予
定)を確認したい操作者にとってのより最適な日時のス
ケジュールが表示され、これにより、簡易にかつ効率よ
くスケジュールを確認することが可能な情報処理装置が
得られるという効果を奏する。
【0259】また、請求項6の発明によれば、請求項4
の発明において、前記日時特定手段が、前記日時情報入
力手段により日時を示す情報が入力された日時以前の日
時である場合は、前記日時を次年または次月または次週
または次日の日時と特定するので、スケジュール(予
定)を確認したい操作者にとってのより最適な日時のス
ケジュールが表示され、これにより、簡易にかつ効率よ
くスケジュールを確認することが可能な情報処理装置が
得られるという効果を奏する。
【0260】また、請求項7の発明によれば、日時情報
入力工程が、日時を示す情報を入力し、日時特定工程
が、前記日時情報入力工程により入力された日時を示す
情報に基づいて日時を特定し、スケジュール情報抽出工
程が、前記日時特定工程により特定された日時のスケジ
ュール情報を抽出し、スケジュール情報表示工程が、前
記スケジュール情報抽出工程により抽出されたスケジュ
ール情報を表示するので、日時情報を入力することによ
り、その日時のスケジュールが表示され、これにより、
簡易にかつ効率よくスケジュールを確認することが可能
な情報処理方法が得られるという効果を奏する。
【0261】また、請求項8の発明によれば、請求項7
の発明において、前記日時特定工程が、日時を示す情報
が複数存在する場合は、もっとも限定的な表現の情報に
基づいて日時を特定するので、あいまいな日時情報であ
っても、操作者が所望するより最適な日時のスケジュー
ルが表示され、これにより、簡易にかつ効率よくスケジ
ュールを確認することが可能な情報処理方法が得られる
という効果を奏する。
【0262】また、請求項9の発明によれば、請求項7
または8の発明において、前記日時特定工程が、前記日
時情報入力工程により日時を示す情報が入力された日時
を起点として日時を特定するので、昨日、今日、明日等
の相対的な日時情報であっても、それらの日時情報に基
づいて操作者が所望する最適な日時のスケジュールが表
示され、これにより、簡易にかつ効率よくスケジュール
を確認することが可能な情報処理方法が得られるという
効果を奏する。
【0263】また、請求項10の発明によれば、請求項
9の発明において、前記日時特定工程が、前記日時入力
工程により入力された日時を示す情報から複数の日時が
特定できる場合は、もっとも近い将来の日時として特定
するので、スケジュール(予定)を確認したい操作者に
とっての最適な日時のスケジュールが表示され、これに
より、簡易にかつ効率よくスケジュールを確認すること
が可能な情報処理方法が得られるという効果を奏する。
【0264】また、請求項11の発明によれば、請求項
10の発明において、前記日時特定工程が、前記日時情
報入力工程により日時を示す情報が入力された日時以降
の日時である場合は、前記日時を同年または同月または
同週または同日の日時と特定するので、スケジュール
(予定)を確認したい操作者にとってのより最適な日時
のスケジュールが表示され、これにより、簡易にかつ効
率よくスケジュールを確認することが可能な情報処理方
法が得られるという効果を奏する。
【0265】また、請求項12の発明によれば、請求項
10の発明において、前記日時特定工程が、前記日時情
報入力工程により日時を示す情報が入力された日時以前
の日時である場合は、前記日時を次年または次月または
次週または次日の日時と特定するので、スケジュール
(予定)を確認したい操作者にとってのより最適な日時
のスケジュールが表示され、これにより、簡易にかつ効
率よくスケジュールを確認することが可能な情報処理方
法が得られるという効果を奏する。
【0266】また、請求項13の発明によれば、請求項
7〜12に記載された方法をコンピュータに実行させる
プログラムを記録したことで、そのプログラムを機械読
み取り可能となり、これによって、請求項7〜12の動
作をコンピュータによって実現することが可能な記録媒
体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態による情報処理装置を
含む情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図
である。
【図2】本実施の形態による情報処理装置のアプリケー
ションの構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態による情報処理装置の構成を機能
的に示すブロック図である。
【図4】本実施の形態による情報処理装置のシステム構
成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態による情報処理装置の操作の一連
の流れを示す説明図である。
【図6】本実施の形態による情報処理装置のディスプレ
イ108により表示される表示画面の一例である。
【図7】本実施の形態による情報処理装置の日付を表す
単語情報を示す説明図である。
【図8】本実施の形態による情報処理装置の日付を表す
情報の表示例を示す説明図である。
【図9】本実施の形態による情報処理装置の日付特定の
規則の一例を示す説明図である。
【図10】本実施の形態による情報処理装置の日付特定
の別の規則の一例を示す説明図である。
【図11】本実施の形態による情報処理装置の日付情報
の持つ限定度の一例を示す説明図である。
【図12】本実施の形態による情報処理装置の簡易ビュ
ーア起動まで処理手順を示す説明図である。
【図13】本実施の形態による情報処理装置のディスプ
レイ108により表示される別の表示画面の一例であ
る。
【図14】本実施の形態による情報処理装置のディスプ
レイ108により表示される別の表示画面の一例であ
る。
【図15】本実施の形態による情報処理装置のアイコン
の一例を示す説明図である。
【図16】本実施の形態による情報処理装置の別のアイ
コンの一例を示す説明図である。
【図17】本実施の形態による情報処理装置のディスプ
レイ108により表示される別の表示画面の一例であ
る。
【図18】本実施の形態による情報処理装置の別のアイ
コンの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 バス 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 HDD 105 HD 106 FDD 107 FD 108 ディスプレイ 109 I/F 110 通信回線 111 キーボード 112 マウス 113 スキャナ 114 プリンタ 115 CDROM 116 CDROMドライブ 200 データベース 201 ワードプロセッサ・アプリケーション 202 図形プロセッサ・アプリケーション 203 情報検索アプリケーション 204 表計算アプリケーション 205 リレーショナル・データベース・アプリケーシ
ョン 206 日本語変換アプリケーション 301 日時情報入力部 302 日時特定部 303 スケジュール情報抽出部 304 スケジュール情報表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B019 HE18 KA04 5B049 CC32 DD01 DD02 DD05 EE05 FF02 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日時を示す情報を入力する日時情報入力
    手段と、 前記日時情報入力手段により入力された日時を示す情報
    に基づいて日時を特定する日時特定手段と、 前記日時特定手段により特定された日時のスケジュール
    情報を抽出するスケジュール情報抽出手段と、 前記スケジュール情報抽出手段により抽出されたスケジ
    ュール情報を表示するスケジュール情報表示手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記日時特定手段は、日時を示す情報が
    複数存在する場合は、もっとも限定的な表現の情報に基
    づいて日時を特定することを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記日時特定手段は、前記日時情報入力
    手段により日時を示す情報が入力された日時を起点とし
    て日時を特定することを特徴とする請求項1または2に
    記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記日時特定手段は、前記日時入力手段
    により入力された日時を示す情報から複数の日時が特定
    できる場合は、もっとも近い将来の日時として特定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記日時特定手段は、前記日時情報入力
    手段により日時を示す情報が入力された日時以降の日時
    である場合は、前記日時を同年または同月または同週ま
    たは同日の日時と特定することを特徴とする請求項4に
    記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記日時特定手段は、前記日時情報入力
    手段により日時を示す情報が入力された日時以前の日時
    である場合は、前記日時を次年または次月または次週ま
    たは次日の日時と特定することを特徴とする請求項4に
    記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 日時を示す情報を入力する日時情報入力
    工程と、 前記日時情報入力工程により入力された日時を示す情報
    に基づいて日時を特定する日時特定工程と、 前記日時特定工程により特定された日時のスケジュール
    情報を抽出するスケジュール情報抽出工程と、 前記スケジュール情報抽出工程により抽出されたスケジ
    ュール情報を表示するスケジュール情報表示工程と、 を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記日時特定工程は、日時を示す情報が
    複数存在する場合は、もっとも限定的な表現の情報に基
    づいて日時を特定することを特徴とする請求項7に記載
    の情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記日時特定工程は、前記日時情報入力
    工程により日時を示す情報が入力された日時を起点とし
    て日時を特定することを特徴とする請求項7または8に
    記載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記日時特定工程は、前記日時入力工
    程により入力された日時を示す情報から複数の日時が特
    定できる場合は、もっとも近い将来の日時として特定す
    ることを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記日時特定工程は、前記日時情報入
    力工程により日時を示す情報が入力された日時以降の日
    時である場合は、前記日時を同年または同月または同週
    または同日の日時と特定することを特徴とする請求項1
    0に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記日時特定工程は、前記日時情報入
    力工程により日時を示す情報が入力された日時以前の日
    時である場合は、前記日時を次年または次月または次週
    または次日の日時と特定することを特徴とする請求項1
    0に記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記請求項7〜12のいずれか一つに
    記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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