JP2000242564A - 記録媒体及び記録再生装置 - Google Patents

記録媒体及び記録再生装置

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JP2000242564A
JP2000242564A JP11042627A JP4262799A JP2000242564A JP 2000242564 A JP2000242564 A JP 2000242564A JP 11042627 A JP11042627 A JP 11042627A JP 4262799 A JP4262799 A JP 4262799A JP 2000242564 A JP2000242564 A JP 2000242564A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】暗号化情報の不正利用を困難なものとし、利便
性を損ねることなく簡便にソフトウエアを利用すること
ができる装置を提供する。 【解決手段】記録媒体は、暗号化情報が記録された再生
専用部と、復号鍵情報に変換される鍵情報と復号鍵情報
を生成するアルゴリズムを選択するアルゴリズム選択情
報とが記録された書換部とを具備し、記録再生装置は、
指定情報に基づいて暗号化情報と鍵情報及びアルゴリズ
ム選択情報とを読み出させる制御を行う制御部と、書換
領域の情報を読み出す書換領域記録再生処理部と、再生
専用領域の情報を読み出す再生領域再生処理部と、アル
ゴリズムが格納されたアルゴリズムデータベース部と、
アルゴリズムを用いて鍵情報を復号鍵情報に変換する転
置変換部と、復号鍵情報を用いて暗号化情報を復号する
暗号化情報復号部とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽、映像、コン
ピュータプログラム等が記録された記録媒体及び当該記
録媒体を再生する再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大容量の情報の記録が可能な記録媒体の
普及により、音楽、映像、コンピュータプログラム等の
情報をコンパクト・ディスク(CD:Compact Disc)や
コンパクト・ディスク−リード・オンリー・メモリ(C
D−ROM:Compact Disc−Read Only Memory)等の記
録媒体に記録し、廉価且つ大量に頒布・販売することが
一般的になっている。
【0003】CDやCD−ROM等の記録媒体は、デジ
タル化した情報が記録されているため、情報の品質が劣
化することなく情報を利用することが可能である。CD
やCD−ROM等の記録媒体に記録された情報は、パー
ソナルコンピュータにより容易にデータを複製すること
ができるため、CDやCD−ROM等の記録媒体に記録
された情報を違法に複製される虞がある。
【0004】例えば、CD−ROMに記録されたコンピ
ュータプログラムは、パーソナルコンピュータにより読
み出され、パーソナルコンピュータのハードディスクド
ライブ等の記憶部に記憶され、記憶部に記憶されたコン
ピュータプログラムが実行され利用される。CD−RO
Mに記録されたコンピュータプログラムを、複数のパー
ソナルコンピュータのハードディスクドライブに記憶
し、不正に利用することができる。また、パーソナルコ
ンピュータを用いて、CD−ROMに記録されたコンピ
ュータプログラムを読み出し、そのコンピュータプログ
ラムを他の記録媒体に記録することで、CD−ROMに
記録されているコンピュータプログラムを違法に複製す
ることができる。複製されたコンピュータプログラム
は、他のパーソナルコンピュータで利用することがで
き、また、複製されたコンピュータプログラムを更に他
の記録媒体に複製することもできる。
【0005】パーソナルコンピュータを用いて実行する
ことが可能なコンピュータプログラムを保護する手段と
しては、コンピュータプログラムの使用にあたって必要
な情報(鍵情報やパスワードなど)の確認を行い、前記
情報が確認された場合にのみコンピュータプログラムを
利用できる方法や、コンピュータプログラムそのものを
何らかの方法で暗号化し、使用にあたっては、復号化情
報を入力することでコンピュータプログラムを復号して
利用する方法などがある。これらの方法を用いても、コ
ンピュータプログラムの使用にあたって必要な情報やデ
ータを復号する復号化情報を複製することで、コンピュ
ータプログラムを違法に複製して利用する虞がある。
【0006】前述した課題を解決する手段として、特開
昭64−68835号に開示されているソフトウエア権
利管理制御方法がある。この方法では、暗号化されたコ
ンピュータプログラムを、専用の復号化装置を用いて復
号して利用する。復号化装置は、復号化処理が行われる
度に利用頻度が計算され、随時配布センターに送信され
る。配布センター側では、その利用頻度に応じて課金が
行われ、コンピュータプログラムの利用者から料金を徴
収する。暗号化されたコンピュータプログラムを専用の
復号化装置を用いて複製しても、複製したコンピュータ
プログラムは専用の復号化装置で復号しないと利用でき
ない。複製したコンピュータプログラムであっても、専
用の復号化装置が利用される度に課金されるため、違法
に複製したコンピュータプログラムを利用する場合でも
料金を支払わなければならない。
【0007】また、特開平5−298085号公報に開
示されているソフトウエア管理システムにおいては、書
き換え可能な書換領域と書き換えが不可能な書換不可能
記憶領域を有する記録媒体を用いて、書換不可能記憶領
域に暗号化されたソフトウエアを記録し、書換領域に前
記ソフトウエアを復号する復号化情報と共に、当該ソフ
トウエアの使用回数又は使用時間を暗号化して記録す
る。この記録媒体を再生する再生装置では、ソフトウエ
アの使用回数又は使用時間が契約回数又は契約時間を超
えた場合に使用を禁止するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したソフトウエア
権利管理制御方法及びソフトウエア管理システムは、パ
ーソナルコンピュータを用いて実行することが可能なコ
ンピュータプログラムと、コンピュータプログラム以外
の、例えば音楽や映像等の情報に対して、利便性を損ね
ることなく情報が違法に複製され利用されることを防止
することが困難である。
【0009】前述したソフトウエア権利管理制御方法
は、コンピュータプログラムを違法に複製して利用する
ことに対して充分なセキュリティを達成しているが、例
えば定められた料金を支払って音楽や映像等の情報が記
録された記録媒体を購入した場合に、音楽や映像等の情
報を再生するために専用の復号装置を利用する度に課金
されるという不具合が生じる。前述したソフトウエア管
理システムにおいては、音楽や映像等の情報に対して、
使用回数や使用時間が制限されるため、利便性を損ねる
という不具合がある。
【0010】また、前述したソフトウエア権利管理制御
方法においては、暗号化された情報を改ざんして、暗号
化された情報を専用の復号装置以外の装置を用いて復号
することができるようにすることにより、情報を違法に
複製して利用することができる。前述したソフトウエア
管理システムにおいては、記録媒体に記録されるソフト
ウエアの使用回数や使用時間に関する情報を改ざんする
ことにより、記録媒体に記録された情報を自由に復号
し、違法に複製して利用することができる。
【0011】本発明は、情報を改ざんして違法に複製し
利用することを困難なものとし、利便性を損ねることな
く簡便に情報を利用することができる記録媒体及び再生
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、暗号化処理された複数の暗号化情報が記録された
再生専用部と、複数の暗号化情報を復号する複数の復号
鍵情報に変換される複数の鍵情報と鍵情報から各暗号化
情報に対応した復号鍵情報を生成するアルゴリズムを選
択するアルゴリズム選択情報とが記録された書換部とを
備えたことを特徴としている。
【0013】本願の請求項2記載の発明は、暗号化処理
された複数の暗号化情報が記録された再生専用部と、複
数の暗号化情報を復号する複数の復号鍵情報に変換され
る複数の鍵情報と鍵情報から各暗号化情報に対応した復
号鍵情報を生成するアルゴリズムを選択するアルゴリズ
ム選択情報とが記録された書換部とを備えた記録媒体の
記録再生を行う記録再生装置において、鍵情報及びアル
ゴリズム選択情報を読み出す書換部記録再生処理部と、
暗号化情報を読み出す再生専用部再生処理部と、外部か
ら入力される指定情報に基づいて書換部記録再生処理部
及び再生専用部再生処理部の制御を行う制御部と、アル
ゴリズムが格納されたアルゴリズムデータベース部と、
アルゴリズム選択情報によりアルゴリズムデータベース
部から選択されたアルゴリズムを用いて鍵情報を復号鍵
情報に変換する転置変換部と、復号鍵情報を用いて暗号
化情報を復号して情報に変換する暗号化情報復号部とを
備えたことを特徴としている。
【0014】本願の請求項3記載の発明は、暗号化処理
された複数の暗号化情報が記録された再生専用部と、複
数の暗号化情報を復号する複数の復号鍵情報に変換され
る複数の鍵情報と鍵情報を復号鍵情報に変換するアルゴ
リズムを選択するアルゴリズム選択情報とアルゴリズム
選択情報に変換される選択情報に基づいて生成される選
択ハッシュ値情報とが記録された書換部とを備えたこと
を特徴としている。
【0015】本願の請求項4記載の発明は、暗号化処理
された複数の暗号化情報が記録された再生専用部と、複
数の暗号化情報を復号する複数の復号鍵情報に変換され
る複数の鍵情報と鍵情報を復号鍵情報に変換するアルゴ
リズムを選択するアルゴリズム選択情報とアルゴリズム
選択情報に変換される選択情報に基づいて生成される選
択ハッシュ値情報とが記録される書換部とを備えた記録
媒体の記録再生を行う記録再生装置において、外部から
入力される鍵情報に基づいて第1ハッシュ値情報を生成
する第1ハッシュ値生成部と、選択情報を第1ハッシュ
値情報を用いて暗号化してアルゴリズム選択情報に変換
する暗号化部と、選択情報に基づいて選択ハッシュ値情
報を生成する第3ハッシュ値生成部と、外部から鍵情報
及び選択情報が入力されたとき書換部にアルゴリズム選
択情報及び鍵情報及び選択ハッシュ値情報を記録する書
換部記録再生処理部とを備えたことを特徴としている。
【0016】本願の請求項5記載の発明は、暗号化処理
された複数の暗号化情報が記録された再生専用部と、複
数の暗号化情報を復号する複数の復号鍵情報に変換され
る複数の鍵情報と鍵情報を復号鍵情報に変換するアルゴ
リズムを選択するアルゴリズム選択情報とアルゴリズム
選択情報に変換される選択情報に基づいて生成される選
択ハッシュ値情報とが記録された書換部とを備えた記録
媒体の記録再生を行う記録再生装置において、外部から
新たな鍵情報が入力されたとき書換部に記録されたアル
ゴリズム選択情報及び鍵情報の読み出しと書き換えを行
う書換部記録再生処理部と、外部から新たな鍵情報が入
力されたとき書換部から読み出された鍵情報に基づいて
第1ハッシュ値情報を生成すると共に新たな鍵情報と鍵
情報とに基づいて新たな第1ハッシュ値情報を生成する
第1ハッシュ値生成部と、書換部から読み出されたアル
ゴリズム選択情報を第1ハッシュ値情報を用いて選択情
報に変換する暗号復号部と、新たな第1ハッシュ値情報
を用いて暗号復号部で変換された選択情報を新たなアル
ゴリズム選択情報に変換する暗号化部とを備えたことを
特徴としている。
【0017】本願の請求項6記載の発明は、暗号化処理
された複数の暗号化情報が記録された再生専用部と、複
数の暗号化情報を復号する複数の復号鍵情報に変換され
る複数の鍵情報と鍵情報を復号鍵情報に変換するアルゴ
リズムを選択するアルゴリズム選択情報とアルゴリズム
選択情報に変換される選択情報に基づいて生成される選
択ハッシュ値情報とが記録された書換部とを備えた記録
媒体の記録再生を行う記録再生装置において、鍵情報及
びアルゴリズム選択情報及び選択ハッシュ値情報を読み
出す書換部記録再生処理部と、暗号化情報を読み出す再
生専用部再生処理部と、外部から入力される指定情報に
基づいて書換部記録再生処理部及び再生専用部再生処理
部の制御を行う制御部と、書換部から読み出された鍵情
報に基づいて第1ハッシュ値情報を生成する第1ハッシ
ュ値生成部と、第1ハッシュ値情報を用いてアルゴリズ
ム選択情報を復号化して選択情報に変換する暗号復号部
と、選択情報に対して第2ハッシュ値を生成する第2ハ
ッシュ値生成部と、書換部から読み出された選択ハッシ
ュ値と第2ハッシュ値情報とを比較して2つのハッシュ
値が同じ場合に処理実行の信号を出力する比較部と、ア
ルゴリズムが格納されたアルゴリズムデータベース部
と、比較部から出力された処理実行の信号に基づいてア
ルゴリズム選択情報によりアルゴリズムデータベース部
から選択されたアルゴリズムを用いて書換部から読み出
された鍵情報を復号鍵情報に変換する転置変換部と、復
号鍵情報を用いて暗号化情報を復号して情報に変換する
暗号化情報復号部とを備えたことを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の記録媒体の第1
実施例の概略構成を示す模式図である。図1において、
記録媒体101は、書換領域(書換部)102と再生専
用領域(再生専用部)103とを備えている。本実施例
においては、記録媒体101に書換領域102と再生専
用領域103とが形成されたものとして説明するが、そ
れに限定されるものではない。光を利用して情報の読み
出しを行う再生専用部と、電波等により非接触で情報の
読み出し及び書き換えが可能な書換部(例えば、書換可
能メモリ)とを備えた記録媒体であってもよい。
【0019】書換領域102には、アルゴリズム選択情
報と鍵情報とが記録される。この他、記録媒体を製造し
た製造者の製造番号(シリアル番号)や製造日を示す媒
体固有情報や、利用者に関する情報である利用者情報が
記録される。
【0020】アルゴリズム選択情報は、後述する鍵情報
を暗号化情報を復号する復号鍵情報に変換させるアルゴ
リズムを選択する情報である。記録媒体101おいて、
複数の鍵情報を複数の復号鍵情報に変換するアルゴリズ
ムは1つであり、アルゴリズム選択情報も1つ記録され
ている。鍵情報を復号鍵情報に変換するアルゴリズム
は、記録媒体101毎に異なる。
【0021】例えば、記録媒体Aには、アルゴリズム選
択情報aが記録されている。アルゴリズム選択情報aに
より選択されたアルゴリズムAAにより、後述する鍵情
報1、2及び3が復号鍵情報11、12及び13に変換
され、復号鍵情報11、12及び13により、暗号化情
報1X、2X及び3Xの暗号化処理が解除される。
【0022】鍵情報は、後述する記録再生装置に備えら
れたアルゴリズムデータベース部に格納されているアル
ゴリズムにより、暗号化情報を復号するための復号鍵情
報に変換される。鍵情報は、再生専用領域103に記録
された全ての暗号化情報に対応して設けられ、1つのア
ルゴリズムによりそれぞれの暗号化情報に対応した復号
鍵情報に変換される。
【0023】利用者が選択した暗号化情報に対応する鍵
情報は、利用者が記録媒体を購入するときに、ソフトウ
エア提供者によって記録媒体101の書換領域102に
記録される。利用者が記録媒体101に記録された暗号
化情報を追加して購入する場合には、ソフトウエア提供
者が追加購入された暗号化情報に対応する鍵情報を書換
領域102に追加記録する。
【0024】記録媒体101に記録された暗号化情報の
再生は、利用者が、例えば楽曲番号を指定すると、後述
する記録再生装置のアルゴリズムデータベース部に格納
されているアルゴリズムを用いて、指定された暗号化情
報に対応した鍵情報が復号鍵情報に変換され、再生専用
領域103に記録されている暗号化情報が復号鍵情報に
より復号される。
【0025】再生専用領域103は、異なる復号鍵情報
により復号される暗号化情報(音楽、映像、プログラム
等の情報)が記録されている。暗号化情報は、復号鍵情
報により復号される情報であり、換言すれば、復号鍵情
報に対応する情報を用いて暗号化処理が施された情報で
ある。例えば、第1暗号化情報は、第1復号鍵情報を用
いて復号される第1曲目の楽曲情報であり、また、第2
暗号化情報は、第2復号鍵情報を用いて復号される第2
曲目の楽曲情報である。本実施例では、再生専用領域1
03に記録された各暗号化情報は全て音楽情報とする
が、それに限定されない。例えば、再生専用領域103
に、音楽情報の暗号化情報と映像情報の暗号化情報とを
混在させて記録するようにしてもよい。
【0026】前述した記録媒体101を再生する記録再
生装置について説明する。図2は、本発明の記録再生装
置の第1実施例の概略構成を示す模式図である。記録再
生装置201は、書換領域記録再生処理部(書換部記録
再生処理部)202、再生領域再生処理部(再生専用部
再生処理部)203、制御部204、アルゴリズムデー
タベース部205、転置変換部206、暗号化情報復号
部207を備えを備えている。
【0027】書換領域記録再生処理部202は、後述す
る制御部204の制御に基づいて、記録媒体101の書
換領域102からアルゴリズム選択情報を読み出し、ア
ルゴリズムデータベース部205に出力し、また、記録
媒体101の書換領域102から指定された鍵情報を読
み出し、転置変換部206に出力する。
【0028】再生領域再生処理部203は、後述する制
御部204の制御に基づいて、記録媒体101の再生専
用領域103に記録されている指定された暗号化情報を
読み出す。
【0029】制御部204は、利用者が操作部(図示せ
ず)を用いて入力した指定情報に基づいて、書換領域記
録再生処理部202が書換領域102からアルゴリズム
選択情報と指定された鍵情報を読み出すように制御する
と共に、再生領域再生処理部203が再生専用領域10
3から指定情報により指定された暗号化情報を読み出す
ように制御する。
【0030】アルゴリズムデータベース部205には、
記録媒体101に記録された鍵情報を復号鍵情報に変換
するアルゴリズムが格納されている。アルゴリズムデー
タベース部205は、記録媒体毎に用いられる異なるア
ルゴリズムが格納されている。
【0031】転置変換部206は、書換領域記録再生処
理部202から出力された鍵情報を、アルゴリズムデー
タベース部205から出力されたアルゴリズムを用いて
復号鍵情報に変換する。
【0032】本実施例において、アルゴリズムデータベ
ース部205に格納されているアルゴリズムを用いて鍵
情報を復号鍵情報に変換する方法として、Mビットのア
ルゴリズム選択情報からL(M<L)ビットの復号鍵情
報を生成する方法を用いる。本実施例においては、Mビ
ットを8ビットの文字データ列、Nビットを4ビットの
文字データ列、Lビットを11ビットの文字データ列と
する。
【0033】図3は、本実施例の記録再生装置における
鍵情報を復号鍵情報に変換する方法を説明するための模
式図である。図3において、Mビットの第1鍵情報は、
アルゴリズムによりL(M<L)ビットの第1復号鍵情
報に変換される。また、Mビットの第2鍵情報は、アル
ゴリズムによりL(M<L)ビットの第2復号鍵情報に
変換される。アルゴリズムは、鍵情報の文字データを一
部重複して用い、より複雑な復号鍵情報に変換する。
【0034】暗号化情報復号部207は、復号鍵情報を
用いて再生領域再生処理部203から出力される暗号化
情報を復号し、暗号化されていない情報に変換して出力
する。
【0035】図2に示す記録再生装置の再生処理につい
て説明する。記録再生装置201に記録媒体101を配
置し、利用者が操作部(図示せず)を用いて、所望の情
報を再生するための指定情報(再生したい楽曲番号)を
入力する。
【0036】制御部204は、入力された指定情報に基
づいて書換領域記録再生処理部202を制御し、記録媒
体101の書換領域102に記録されたアルゴリズム選
択情報を読み出させ、アルゴリズムデータベース部20
5に出力させる。また、制御部204は、入力された指
定情報に基づいて書換領域記録再生処理部202を制御
し、記録媒体101の書換領域102に記録された複数
の鍵情報の中から指定された鍵情報を読み出させ、転置
変換部206に出力させる。
【0037】アルゴリズムデータベース部205は、書
換領域記録再生処理部202から出力されたアルゴリズ
ム選択情報に基づいてアルゴリズムを転置変換部206
に出力する。
【0038】転置変換部206は、書換領域記録再生処
理部202から入力される鍵情報をアルゴリズムを用い
て復号鍵情報に変換し、復号鍵情報として暗号化情報復
号部207に出力する。
【0039】一方、制御部204は、指定情報に基づい
て再生領域再生処理部203を制御し、指定情報により
指定された暗号化情報を記録媒体101から読み出して
暗号化情報復号部207に出力させる。
【0040】暗号化情報復号部207は、再生領域再生
処理部203から出力された暗号化情報の暗号化処理
を、転置変換部206から出力された復号鍵情報を用い
て復号し、暗号化されていない情報に変換して出力す
る。
【0041】記録媒体101には、複数の暗号化情報が
記録されているが、記録されている暗号化情報は、それ
ぞれの暗号化情報に対応した復号鍵情報を用いなければ
復号することができない。暗号化情報毎に復号鍵情報が
異なるため、1つの復号鍵情報を不正に生成しても、記
録媒体1に記録された1つの暗号化情報を再生すること
ができるのみであり、その他の暗号化情報を再生するこ
とができない。
【0042】利用者は、記録媒体101を購入する時、
記録媒体101に複数記録された暗号化情報から必要と
する暗号化情報に対する鍵情報を購入する。記録媒体1
01に記録された暗号化情報に対する料金を、暗号化情
報に対応する鍵情報の数に対応して支払う。
【0043】暗号化された暗号化情報を再生するとき、
暗号化情報を復号するための復号鍵情報は、再生装置2
01内で一時的に発生するため、複数の暗号化情報を簡
単に復号できるような復号鍵情報に改ざんされたりする
危険性がきわめて低く、暗号化情報や鍵情報が違法に複
製され、利用されることを防止することができる。
【0044】本実施例では、1つの記録媒体101に用
いられるアルゴリズムが1つであり、記録媒体101の
書換領域102には1つのアルゴリズム選択情報が記録
されているものとしたが、それに限定されるものでな
い。複数のアルゴリズムを用いて、記録媒体101に記
録された異なる鍵情報を異なる復号鍵情報に変換させる
ようにしてもよい。
【0045】例えば、記録媒体Aには、アルゴリズム選
択情報a、bが記録されている。アルゴリズム選択情報
a、bにより選択されたアルゴリズムAA、BBによ
り、書換領域102に記録された鍵情報1、2がそれぞ
れ復号鍵情報11、12に変換され、復号鍵情報11、
12により暗号化情報1X、2Xが復号される。
【0046】図4は、本発明の記録媒体の第2実施例の
概略構成を示す模式図である。図4において、記録媒体
301は、書換領域302と再生専用領域303とを備
えている。書換領域302に記録されたアルゴリズム選
択情報と鍵情報、および、再生専用領域303に記録さ
れた暗号化情報は、前述した第1実施例と同様であるた
め説明を省略する。
【0047】本実施例においては、記録媒体101に書
換領域102と再生専用領域103とが形成されたもの
として説明するが、それに限定されるものではない。光
を利用して情報の読み出しを行う再生専用部と、電波等
により非接触で情報の読み出し及び書き換えが可能な書
換部(例えば、書換可能メモリ)とを備えた記録媒体で
あってもよい。
【0048】本実施例の記録媒体301の書換領域30
2には、選択ハッシュ値情報が記録される。選択ハッシ
ュ値情報は、利用者が記録媒体を購入する際に、ソフト
ウエア提供者が提供する選択情報に基づいて生成された
ハッシュ値(図5においては、第3ハッシュ値)であ
る。アルゴリズム選択情報は、書換領域302に記録さ
れた全ての鍵情報の数をハッシュ生成関数を用いて暗号
化した情報である。後述する記録再生装置において、ア
ルゴリズム選択情報からハッシュ値を求め、記録媒体に
記録された選択ハッシュ値情報と比較することにより、
アルゴリズム選択情報が改ざんされたか否かを確認する
ことができる。
【0049】ハッシュ値は、例えば、2のm乗の剰余を
求めるモジュロ演算(モジュロ法)により求められる。
モジュロ演算により求められたハッシュ値は、同じ値
(データ列)が存在することがなく、簡易に適度なハッ
シュ値(128ビット〜1024ビット)を発生させる
ために使われるハッシュ生成関数としては、Messa
ge Digest 5(MD5)アルゴリズムがあ
る。MD5は、電子メールの内容の改ざん発見と発信元
を証明するデジタル署名に使用されている。
【0050】図5は、本発明の記録再生装置の第2実施
例の概略構成を示す模式図である。前述した記録媒体3
01の再生に用いる記録再生装置401において、利用
者が記録媒体301を購入する場合には、記録媒体30
1にアルゴリズム選択情報、鍵情報及び選択ハッシュ値
情報を記録し、また、暗号化処理を解除する暗号化情報
を追加する場合には、鍵情報及び選択ハッシュ値情報を
書き換える。
【0051】図5において、記録再生装置401は、書
換領域記録再生処理部402、再生領域再生処理部40
3、制御部404、アルゴリズムデータベース部40
5、転置変換部406、暗号化情報復号部407、第1
切換部408、第1ハッシュ値生成部409、第2切換
部410、暗号化部411、第3ハッシュ値生成部41
2、暗号復号部413、第2ハッシュ値生成部414、
比較部415を備えている。
【0052】書換領域記録再生処理部402は、後述す
る制御部404の制御に基づいて、指定された鍵情報を
記録媒体301から読み出す。また、記録媒体301の
書換領域302のアルゴリズム選択情報の読み出し及び
選択ハッシュ値情報の読み出しや書き換えを行う。
【0053】再生領域再生処理部403は、後述する制
御部404の制御により、記録媒体301の再生専用領
域303に記録されている暗号化情報を読み出す。
【0054】制御部404は、利用者が操作部(図示せ
ず)を用いて入力した指定情報に基づいて、書換領域記
録再生処理部402が書換領域102から指定された鍵
情報を読み出すように制御すると共に、再生領域再生処
理部403が再生専用領域303から指定情報により指
定された暗号化情報を読み出すように制御する。また、
書換領域記録再生処理部402が書換領域102から鍵
情報及び選択ハッシュ値の読み出し書き変えを行うよう
に制御する
【0055】アルゴリズムデータベース部405は、記
録媒体301の書換領域303に記録された鍵情報を暗
号化情報を復号する復号鍵情報に変換するアルゴリズム
が格納されている。暗号化情報は、それぞれの暗号化情
報毎に異なる復号鍵情報により復号される。
【0056】転置変換部406は、アルゴリズムデータ
ベース部405から出力されたアルゴリズムを用いて、
書換領域記録再生処理部402から出力された複数の鍵
情報を復号鍵情報に変換する。
【0057】暗号化情報復号部407は、復号鍵情報を
用いて再生領域再生処理部403から出力される暗号化
情報を復号し、暗号化されていない情報に変換して出力
する。
【0058】第1切換部408は、記録媒体301に記
録された全ての鍵情報と、外部より入力する追加鍵情報
とを切り換え、第1ハッシュ値生成部409に入力させ
る。
【0059】第1ハッシュ値生成部409は、記録媒体
301の書換領域303に記録されたN個の鍵情報に基
づいて、ハッシュ生成関数を用いて固有の識別番号とな
る第1ハッシュ値情報を生成する。
【0060】第2切換部410は、ソフトウエア提供者
が提供する選択情報と、記録媒体301から読み出され
暗号復号部413により復号化された選択情報とを切り
換え、暗号化部411に入力させる。選択情報は、例え
ば、楽曲名の頭文字やアーチスト名等である。選択情報
は、記録媒体301の情報が改ざんされたか否かを判別
するために利用する情報である。
【0061】暗号化部411は、第2切換部410を介
して入力される選択情報を第1ハッシュ値生成部409
で生成された第1ハッシュ値を用いて暗号化してアルゴ
リズム選択情報に変換する。暗号化のアルゴリズムに
は、例えば、DES(Data Encryption Standard)のア
ルゴリズムを用いる。
【0062】第3ハッシュ値生成部412は、ソフトウ
エア提供者が提供する選択情報に基づいて第3ハッシュ
値を生成する。
【0063】暗号復号部413は、第1ハッシュ値生成
部409で生成された第1ハッシュ値を用いて記録媒体
301に記録されているアルゴリズム選択情報を選択情
報に変換する。
【0064】第2ハッシュ値生成部414は、暗号復号
部413で復号化されたアルゴリズム選択情報に対して
第2ハッシュ値を生成する。第2ハッシュ値生成部41
4は、第3ハッシュ値生成部412と同じ方法を用いて
ハッシュ値を求める。
【0065】比較部415は、書換領域記録再生処理部
402から入力される記録媒体301に記録された選択
ハッシュ値情報(第3ハッシュ値)と、第2ハッシュ値
生成部414から入力される第2ハッシュ値とを比較す
る。比較した結果、2つのハッシュ値が同じ場合には、
転置変換部406に処理実行の信号を出力し、2つのハ
ッシュ値が異なる場合には、転置変換部406に処理実
行の信号を出力しない。
【0066】本実施例の記録再生装置401の処理動作
について説明する。利用者が記録媒体1を購入するとき
には、ソフトウエア提供者が提供した選択情報から求め
られた選択ハッシュ値と、必要とする暗号化情報に対応
する鍵情報とが、記録媒体301の書換領域302に記
録される。
【0067】記録再生装置401に、ソフトウエア提供
者が提供する選択情報と、記録媒体301の再生専用領
域303に記録された複数の暗号化情報から選択した暗
号化情報に対応する全ての鍵情報とが入力される。
【0068】選択情報は、第2切換部410を介して暗
号化部411に入力され、鍵情報は、第1切換部408
を介して第1ハッシュ値生成部409に入力される。ま
た、全ての鍵情報は、書換領域記録再生処理部402に
より記録媒体301の書換領域302に記録される。
【0069】第1ハッシュ値生成部409は、鍵情報に
基づいて第1ハッシュ値を生成する。暗号化部411
は、第1ハッシュ値を用いて選択情報を暗号化処理し
て、アルゴリズム選択情報を生成する。書換領域記録再
生処理部402は、アルゴリズム選択情報を記録媒体1
の書換領域302に記録する。
【0070】また、第3ハッシュ値生成部412は、第
2切換部410を介して入力された選択情報に基づいて
第3ハッシュ値を生成する。書換領域記録再生処理部4
02は、第3ハッシュ値を記録媒体301の書換領域3
02に記録する。
【0071】以上の処理により、利用者が必要とする暗
号化情報のみが再生されるように、アルゴリズム選択情
報及び鍵情報が記録媒体301の書換領域302に記録
される。記録媒体301を再生する場合、利用者が鍵情
報(例えば、楽曲番号)を指定することにより、第1実
施例の記録再生装置201において前述したように、選
択された暗号化情報のみ復号され、暗号化されていない
情報として再生される。
【0072】利用者が、記録媒体301に記録された暗
号化情報を新たに追加購入する場合について説明する。
利用者が、暗号化情報を追加購入する場合、すなわち、
記録媒体301には既に購入した暗号化情報に対応した
鍵情報が記録された状態で、新たな暗号化情報を追加購
入する場合、記録媒体301の書換領域302には、新
たに購入した暗号化情報に対応した鍵情報が追加記録さ
れる。
【0073】また、記録媒体301に記録されたアルゴ
リズム選択情報は、記録媒体301に記録された全ての
鍵情報に基づいて生成された第1ハッシュ値により暗号
化された情報であるため、新たに暗号化情報が追加購入
される場合、アルゴリズム選択情報も変更される。
【0074】記録媒体301の書換領域302に記録さ
れている鍵情報は、書換領域記録再生処理部402によ
り読み出され、第1切換部408を介して第1ハッシュ
値生成部409に入力される。第1ハッシュ値生成部4
09は、鍵情報に基づいて第1ハッシュ値を生成する。
【0075】また、記録媒体301の書換領域302に
記録されたアルゴリズム選択情報は、書換領域記録再生
処理部402により読み出され、暗号復号部413に入
力される。暗号復号部413は、第1ハッシュ値生成部
409で生成された第1ハッシュ値を用いてアルゴリズ
ム選択情報を復号化し選択情報として出力する。暗号復
号部413で復号化された選択情報は、第2切換部41
0を介して暗号化部411に入力される。
【0076】一方、新たに追加する鍵情報(追加鍵情
報)が記録再生装置401に入力されると、第1切換部
408を介して第1ハッシュ値生成部409に入力され
る。また、記録媒体301に記録された全ての鍵情報
は、書換領域記録再生処理部402により読み出され、
第1切換部408を介して第1ハッシュ値生成部409
に入力される。
【0077】第1ハッシュ値生成部409は、記録媒体
301の書換領域302から読み出された全ての鍵情報
と、入力された追加鍵情報とに基づいて、新たに第1ハ
ッシュ値(新第1ハッシュ値)を生成する。
【0078】暗号化部411は、第2切換部410を介
して入力される選択情報を新第1ハッシュ値を用いて暗
号化して新たなアルゴリズム選択情報を生成する。書換
領域記録再生処理部402は、新たなアルゴリズム選択
情報を記録媒体301の書換領域302に記録する。
【0079】以上の処理により、鍵情報を追加した場合
に、アルゴリズム選択情報の書き換えが行われ、利用者
は、新たに追加購入した暗号化情報を再生することが可
能となる。
【0080】本実施例の記録再生装置410において
は、記録媒体301の書換領域302に記録されたアル
ゴリズム選択情報に基づく選択情報から求められた第2
ハッシュ値と、記録媒体301に記録されている選択ハ
ッシュ値情報とを比較部415において比較し、第2ハ
ッシュ値と選択ハッシュ値とが一致した場合に、転置変
換部406が処理を実行して復号鍵情報を復号化し、暗
号化情報を復号して情報を出力する。
【0081】記録媒体301に記録された選択ハッシュ
値情報は、利用者が記録媒体301を購入する時に提供
した選択情報に基づいて生成されたハッシュ値であり、
鍵情報が追加されても変更されない情報である。
【0082】一方、第2ハッシュ値は、第1ハッシュ値
を用いて選択情報を暗号化したアルゴリズム選択情報
を、暗号復号部413で第1ハッシュ値を用いて選択情
報に復号化し、復号化した選択情報に基づいて生成した
ハッシュ値である。
【0083】第2ハッシュ値は、アルゴリズム選択情報
を第1ハッシュ値を用いて復号化された情報であり、ソ
フトウエア提供者が提供した選択情報となる。第2ハッ
シュ値生成部414が選択情報に基づいて生成した第2
ハッシュ値は、第3ハッシュ値生成部412が選択情報
に基づいて生成し記録媒体301に記録した選択ハッシ
ュ値(第3ハッシュ値)と同じになる。
【0084】第2ハッシュ値と選択ハッシュ値とを比較
することにより、記録媒体301に記録されたアルゴリ
ズム選択情報、鍵情報又は選択ハッシュ値情報が改ざん
されたか否かを判断することができる。これらの情報に
改ざんがなされた場合には、記録媒体301に記録され
た暗号化情報の再生が不可能となり、情報が違法に複製
され利用されることを防止することができる。
【0085】以上のように、記録媒体に記録された暗号
化情報は、暗号化情報毎に異なる復号鍵情報により暗号
化処理が施され、再生時には暗号化情報毎に異なる復号
化鍵情報により再生されるため、記録媒体に記録された
情報を改ざんして、再生専用領域に記録された暗号化情
報を違法に複製し利用することを防止する。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、情報を改ざんして情報
を違法に複製し利用することを困難なものとし、利便性
を損ねることなく簡便にソフトウエアを利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体の第1実施例の概略構成を示
す模式図。
【図2】本発明の記録再生装置の第1実施例の概略構成
を示す模式図
【図3】本実施例の記録媒体におけるアルゴリズム選択
情報を復号鍵情報に変換する方法を説明するための模式
図。
【図4】本発明の記録媒体の第2実施例の概略構成を示
す模式図。
【図5】本発明の記録再生装置の第2実施例の概略構成
を示す模式図。
【符号の説明】
101・・記録媒体、102・・書換領域、103・・
再生専用領域。201・・記録再生装置、202・・書
換領域記録再生処理部、203・・再生領域再生処理
部、204・・制御部、205・・アルゴリズムデータ
ベース部、206・・転置変換部、207・・暗号化情
報復号部。301・・記録媒体、302・・書換領域、
303・・再生専用領域。401・・記録再生装置、4
02・・書換領域記録再生処理部、403・・再生領域
再生処理部、404・・制御部、405・・アルゴリズ
ムデータベース部、406・・転置変換部、407・・
暗号化情報復号部、408・・第1切換部、409・・
第1ハッシュ値生成部、410・・第2切換部、411
・・暗号化部、412・・第3ハッシュ値生成部、41
3・・暗号復号部、414・・第2ハッシュ値生成部、
415・・比較部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】暗号化処理された複数の暗号化情報が記録
    された再生専用部と、前記複数の暗号化情報を復号する
    複数の復号鍵情報に変換される複数の鍵情報と該鍵情報
    から各暗号化情報に対応した前記復号鍵情報を生成する
    アルゴリズムを選択するアルゴリズム選択情報とが記録
    された書換部とを備えたことを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】暗号化処理された複数の暗号化情報が記録
    された再生専用部と、前記複数の暗号化情報を復号する
    複数の復号鍵情報に変換される複数の鍵情報と該鍵情報
    から各暗号化情報に対応した前記復号鍵情報を生成する
    アルゴリズムを選択するアルゴリズム選択情報とが記録
    された書換部とを備えた記録媒体の記録再生を行う記録
    再生装置において、前記鍵情報及び前記アルゴリズム選
    択情報を読み出す書換部記録再生処理部と、前記暗号化
    情報を読み出す再生専用部再生処理部と、外部から入力
    される指定情報に基づいて前記書換部記録再生処理部及
    び再生専用部再生処理部の制御を行う制御部と、前記ア
    ルゴリズムが格納されたアルゴリズムデータベース部
    と、前記アルゴリズム選択情報により選択された前記ア
    ルゴリズムデータベース部から前記アルゴリズムを用い
    て前記鍵情報を前記復号鍵情報に変換する転置変換部
    と、前記復号鍵情報を用いて前記暗号化情報を復号して
    情報に変換する暗号化情報復号部とを備えたことを特徴
    とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】暗号化処理された複数の暗号化情報が記録
    された再生専用部と、前記複数の暗号化情報を復号する
    複数の復号鍵情報に変換される複数の鍵情報と該鍵情報
    を前記復号鍵情報に変換するアルゴリズムを選択するア
    ルゴリズム選択情報と該アルゴリズム選択情報に変換さ
    れる選択情報に基づいて生成される選択ハッシュ値情報
    とが記録された書換部とを備えたことを特徴とする記録
    媒体。
  4. 【請求項4】暗号化処理された複数の暗号化情報が記録
    された再生専用部と、前記複数の暗号化情報を復号する
    複数の復号鍵情報に変換される複数の鍵情報と該鍵情報
    を前記復号鍵情報に変換するアルゴリズムを選択するア
    ルゴリズム選択情報と該アルゴリズム選択情報に変換さ
    れる選択情報に基づいて生成される選択ハッシュ値情報
    とが記録される書換部とを備えた記録媒体の記録再生を
    行う記録再生装置において、外部から入力される鍵情報
    に基づいて第1ハッシュ値情報を生成する第1ハッシュ
    値生成部と、前記選択情報を前記第1ハッシュ値情報を
    用いて暗号化して前記アルゴリズム選択情報に変換する
    暗号化部と、前記選択情報に基づいて選択ハッシュ値情
    報を生成する第3ハッシュ値生成部と、外部から前記鍵
    情報及び前記選択情報が入力されたとき前記書換部に前
    記アルゴリズム選択情報及び前記鍵情報及び前記選択ハ
    ッシュ値情報を記録する書換部記録再生処理部とを備え
    たことを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】暗号化処理された複数の暗号化情報が記録
    された再生専用部と、前記複数の暗号化情報を復号する
    複数の復号鍵情報に変換される複数の鍵情報と該鍵情報
    を前記復号鍵情報に変換するアルゴリズムを選択するア
    ルゴリズム選択情報と前該アルゴリズム選択情報に変換
    される記選択情報に基づいて生成される選択ハッシュ値
    情報とが記録された書換部とを備えた記録媒体の記録再
    生を行う記録再生装置において、外部から新たな鍵情報
    が入力されたとき前記書換部に記録された前記アルゴリ
    ズム選択情報及び前記鍵情報の読み出しと書き換えを行
    う書換部記録再生処理部と、外部から新たな鍵情報が入
    力されたとき前記書換部から読み出された前記鍵情報に
    基づいて第1ハッシュ値情報を生成すると共に前記新た
    な鍵情報と前記鍵情報とに基づいて新たな第1ハッシュ
    値情報を生成する第1ハッシュ値生成部と、前記書換部
    から読み出された前記アルゴリズム選択情報を前記第1
    ハッシュ値情報を用いて前記選択情報に変換する暗号復
    号部と、前記新たな第1ハッシュ値情報を用いて前記選
    択情報を新たなアルゴリズム選択情報に変換する暗号化
    部とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  6. 【請求項6】暗号化処理された複数の暗号化情報が記録
    された再生専用部と、前記複数の暗号化情報を復号する
    複数の復号鍵情報に変換される複数の鍵情報と該鍵情報
    を前記復号鍵情報に変換するアルゴリズムを選択するア
    ルゴリズム選択情報と該アルゴリズム選択情報に変換さ
    れる選択情報に基づいて生成される選択ハッシュ値情報
    とが記録された書換部とを備えた記録媒体の記録再生を
    行う記録再生装置において、前記鍵情報及び前記アルゴ
    リズム選択情報及び選択ハッシュ値情報を読み出す書換
    部記録再生処理部と、前記暗号化情報を読み出す再生専
    用部再生処理部と、外部から入力される指定情報に基づ
    いて前記書換部記録再生処理部及び前記再生専用部再生
    処理部の制御を行う制御部と、前記書換部から読み出さ
    れた前記鍵情報に基づいて第1ハッシュ値情報を生成す
    る第1ハッシュ値生成部と、前記第1ハッシュ値情報を
    用いて前記アルゴリズム選択情報を復号化して前記選択
    情報に変換する暗号復号部と、前記選択情報に対して第
    2ハッシュ値を生成する第2ハッシュ値生成部と、前記
    書換部から読み出された前記選択ハッシュ値と前記第2
    ハッシュ値情報とを比較して2つのハッシュ値が同じ場
    合に処理実行の信号を出力する比較部と、前記アルゴリ
    ズムが格納されたアルゴリズムデータベース部と、前記
    比較部から出力された処理実行の信号に基づいて前記ア
    ルゴリズム選択情報により前記アルゴリズムデータベー
    ス部から選択された前記アルゴリズムを用いて前記書換
    部から読み出された前記鍵情報を前記復号鍵情報に変換
    する転置変換部と、前記復号鍵情報を用いて前記暗号化
    情報を復号して情報に変換する暗号化情報復号部とを具
    備することを特徴とする記録再生装置。
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