JP2000240959A - パネルヒーター - Google Patents
パネルヒーターInfo
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
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- Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Abstract
掛けとして飾ることも可能なパネルヒーターを提供す
る。 【解決手段】面状発熱体28を有し、面状発熱体28の
表面に表面板12が設けられ、表面板12の外側面に耐
熱性の装飾が施され、面状発熱体28の裏面側には熱反
射材32が設けられている。表面板12は、取付板18
と、和紙20と、絹布22が順に積層され、絹布22の
表面にはにじみ防止材24が設けられている。
Description
が施され、屏風や壁掛けとして飾ることができるパネル
ヒーターに関する。
い安全な暖房器具として、個室やトイレ等に使用されて
いた。このパネルヒーターは、内部に発熱抵抗体や面状
の発熱体を配置して、パネル表面からの輻射熱により周
囲を暖めるものである。
ターは、発熱体表面に装飾を施したものは特になかっ
た。これは、パネルヒーターの発熱体表面に、観賞用の
絵柄が描かれた紙やこの紙を縁取る額縁等を取りつける
と、熱により紙や絵柄が変色したりいたんだりすること
があり、パネルヒーター表面に絵画等を取り付けること
はできなかった。また、額縁等の枠部材も、熱によりそ
りなどの変形が生じたり、われなどの損傷が生じるもの
で、パネルヒーターを額縁等の枠の中に入れることはで
きなかった。
てなされたものであり、発熱体表面に観賞用の装飾が施
され、屏風や壁掛けとして飾ることも可能なパネルヒー
ターを提供することを目的とする。
を有し、上記面状発熱体の表面に表面板が設けられ、こ
の表面板の外側面に耐熱性の装飾が施され、上記面状発
熱体の裏面側には熱反射材が設けられているパネルヒー
ターである。
順に積層されて設けられ、上記絹布は極細仕上げで、絹
布の表面にはにじみ防止材が設けられている。このにじ
み防止材の表面に上記観賞用の絵画等の装飾が施されて
いる。
等を放射するセラミックシートが設けられ、一方のセラ
ミックシートの外側面に上記表面板が設けられ、他方の
上記セラミックシートの背面側に熱反射シートが設けら
れているものである。
縁部に設けられた額縁等の枠部材と、上記枠部材の背面
に取りつけられこの枠部材を補強する補強枠材が設けら
れている。そして、上記面状発熱体及び上記熱反射材の
背面側には、板状断熱材が設けられている。
の熱が表面板を経て、表面板から放出される輻射熱で周
囲を暖めるものである。
ついて図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの実施
形態のパネルヒーター10を示すもので、パネルヒータ
ー10は、板状の表面板12を有し、表面板12の表に
装飾用の絵柄14が設けられている。表面板12の周縁
部は額縁である枠部材16で囲まれている。枠部材16
の材質は、木やアルミ、樹脂等適宜選択しうる。
ある三層構造のアルミ複合板18と、和紙20と、絹布
22が順に糊等で貼り付けられている。アルミ複合板8
は、アルミの板の間に発泡樹脂等を挟んだものである。
絹布22は、目の細かい極細仕上げで、表側面にニカワ
等によるにじみ防止材であるドーサ24が施されてい
る。そしてドーサ24の表面には、適宜直接に墨や絵の
具(特に顔料系)で絵柄14が施されている。表面板12
の周縁部には、枠部材16の内側となる部分に、表面板
12の端縁部を全周にわたって覆うコ字型の絶縁樹脂製
の縁部材23が設けられている。
れる部分の裏側には、セラミックシート26を介して面
状発熱体28が設けられている。面状発熱体28は、例
えば、100vで40℃〜70℃の範囲のものを使用
し、40℃,50℃,60℃,70℃等、適した温度と
なるようにあらかじめ規定する。この面状発熱体28
は、温度上昇とともに抵抗値が上がり発熱量が落ちる自
己温度制御機能を備え、いわゆるPTC特性を有した抵
抗体材料からなり、表面板12の温度が所定の温度とな
るように特性が設定されている。この面状発熱体28に
は、図示しない配線やコードが外側に延出して設けら
れ、さらに所定の温度たとえば91℃で回路を切るヒュ
ーズ等を備えている。
クシート30が設けられ、セラミックシート30の裏側
には、アルミ箔がコーティングされた熱反射材である熱
反射シート32が設けられている。熱反射シート32の
裏側には、難燃性のスチレン等の板状断熱材34が設け
られている。
ミックシート26,30、熱反射シート32の周縁部に
は、枠部材16等を補強し熱により変形しない補強枠材
36が設けられている。補強枠材36と枠部材16との間
には、断熱セラミックシート38が設けられている。セ
ラミックシート26,30,38により面状発熱体の絶
縁が確実に図られ、さらに遠赤外線輻射を可能としてい
る。
裏側面には、アルミ板と樹脂の複合材である断熱アルミ
材で作られている裏板40が設けられ、裏板40は、枠
部材16に図示しない取り付け具で係止されている。
の組立方法について説明する。まず、表面板12の表面
に、墨や絵の具(特に顔料系)等で直接絵柄14を設け
る。絵柄14は、手で描いても印刷してもよい。墨や絵
の具が乾燥した後、表面板12を枠部材16にセット
し、セラミックシート26,30、面状発熱体28、熱
反射シート32、板状断熱材34、補強枠材36を所定
の順に枠部材16内側にセットし、最後に裏板40で係
止する。そして、たとえば、枠部材16に壁掛け用の紐
等を取り付けて、壁に飾る。
は、面状発熱体28の熱がセラミックシート26、表面
板12に伝わって、表面板12から輻射熱が放出され、
周囲や室内を暖かくする。また、面状発熱体28が発熱
すると、セラミックシート26,30が暖められて特に
遠赤外線が発生し、透過力の高い遠赤外線により、より
効果的に身体を温める。
ば、表面板12に装飾用の絵柄14が設けられ、室内や
周囲を飾るとともに、表面板12からの遠赤外線等の輻
射熱で周囲や室内の空気や人の体を暖かくする。また、
表面板12の、面状発熱体28側の面には、アルミ複合
板18が設けられているため、絹布22と絵柄14は熱
により変質したり損傷を受けることがない。
には和紙20が設けられているため、絹布22に絵柄1
4を描く際に絹布22を通過した余分の絵の具や墨等が
和紙20に染み込み、絹布22の周囲に不用意に染み込
むことがなく、さらに熱に対しても絹布22及び絵柄を
保護している。また、絹布22の表面にはドーサ24が
施されているため、にじみがなくきれいに絵柄14を描
くことができる。
6には、補強枠材36が設けられているため、面状発熱
体28の熱により枠部材16や表面板12が変形したり
損傷することがない。
れてもやけどせず、近くで遊んでも大丈夫で、倒れても
火事にならず安心である。さらに、面状発熱体28はP
TC特性を有し、自己温度制御可能であり、紙等が触れ
ても燃えることがない。また、風がでないため、肌が乾
燥せず、ほこりも発たず、室内の空気を汚さない上、燃
焼しないから酸欠の心配がなく、臭いもなく快適であ
る。
板12の及びその表面の絹布22等を適宜選択可能であ
り高級感があるので、壁掛けの他に、屏風やふすま等に
自由に設けることができる。また、装飾は絵や書その他
適宜のものを選ぶことができる。
て室内を飾るとともに、遠赤外線等の輻射熱により人の
体や周囲の空気を暖かくすることができる。また、絵柄
は熱により損傷を受けることがなく、長期間の使用に耐
えうるものである。
破断正面図である。
面図である。
横断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 面状発熱体を有し、上記面状発熱体の表
面に表面板が設けられ、この表面板の外側面に耐熱性の
装飾が施され、上記面状発熱体の裏面側には熱反射材が
設けられていることを特徴とするパネルヒーター。 - 【請求項2】 上記表面板は表面側に向かって、取付板
と、和紙と、絹布が順に積層され、上記絹布の表面には
にじみ防止材が施され、このにじみ防止材の表面に上記
装飾が施されていることを特徴とする請求項1記載のパ
ネルヒーター。 - 【請求項3】 上記面状発熱体は、両側にセラミックシ
ートが設けられ、一方のセラミックシートの外側面に上
記表面板が設けられ、他方の上記セラミックシートの背
面側に熱反射シートが設けられていることを特徴とする
請求項1または2記載のパネルヒーター。 - 【請求項4】 上記表面板には、この表面板の周縁部に
設けられた枠部材と、上記枠部材の背面に取りつけられ
この枠部材を補強する補強枠材が設けられたことを特徴
とする請求項1,2または3記載のパネルヒーター。 - 【請求項5】 上記面状発熱体及び上記熱反射材の背面
側には、板状断熱材が設けられていることを特徴とする
請求項1,2,3または4記載のパネルヒーター。
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1999
- 1999-02-24 JP JP04652699A patent/JP3973314B2/ja not_active Expired - Fee Related
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