JP2000239332A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JP2000239332A
JP2000239332A JP11068665A JP6866599A JP2000239332A JP 2000239332 A JP2000239332 A JP 2000239332A JP 11068665 A JP11068665 A JP 11068665A JP 6866599 A JP6866599 A JP 6866599A JP 2000239332 A JP2000239332 A JP 2000239332A
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和史 甲斐
Keisuke Ota
啓介 太田
Hiroshi Uchida
博 内田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面硬化性と基材への密着性に優れた硬化性
組成物を開発する。 【解決手段】 下記一般式(1)のエーテル化合物と不
飽和ポリエステルや(メタ)アクリレート化合物の組成
物を用いることで上記課題を解決できる。 【化1】 (式中、R1 はHまたはC1〜C3のアルキル基、R2
はC2〜C4のアルキレン基またはC6〜C12シクロ
アルキレン基を表す。Xは−CH=CH−または−C
(=CH2 )−CH2 −を表す。nは1〜10の整数を
表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光や熱で重合する
硬化性組成物に関するものであり、特に、塗料、コーテ
イング、接着剤、シーリング材などの硬化物の接着性や
空気硬化性を要求される分野に利用が可能なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、コーテイング等被覆材料である
硬化性樹脂の硬化法としては、光や熱によるラジカル重
合が主流であり、近年、特に経済性の観点から、紫外線
(UV)による高速光重合が行われている。これらの硬
化性樹脂としては、一般にアクリル系や不飽和ポリエス
テル系の樹脂が挙げられる。アクリル系は、UV硬化に
おいて比較的短時間に硬化ができるため、様々な塗料、
コーティング等UV硬化材料へ応用されている。一般的
な手法としては、アクリル系オリゴマーやアクリル樹脂
を低粘度化させるために、アクリル系モノマーを配合し
て硬化させることが多い。しかしアクリル系モノマーは
皮膚刺激性が高いこと、硬化時に酸素による阻害を受け
やすく、数ミクロンの薄膜を成形する際にベタツキを生
じやすい欠点がある。
【0003】また、不飽和ポリエステル樹脂は不飽和ポ
リエステルにスチレンモノマーを反応性希釈剤として使
用しているが、スチレンモノマーは臭気がきつく、作業
をする上で問題になり、非スチレン型の反応性の希釈モ
ノマーが望まれている。反応性希釈剤としては、このよ
うな欠点を克服するために、非アクリル系の材料が注目
を集めている。非アクリル系の材料として代表的なもの
に、N- ビニルピロリドンやビニルエーテル類が挙げら
れる。N−ビニルピロリドンは、単官能モノマーとして
は、皮膚刺激性が低く、希釈能力、硬化性にも優れる。
さらに、被覆材として使用する場合、プラスチックや金
属の基盤と密着性が高いなどの特徴を持つ。ビニルエー
テル類は、カチオン重合系の硬化材料として使用されて
いる。ビニルエーテル類自体は、単独でのラジカル重合
は殆ど進まないために、ラジカル重合の材料としての使
用は少なかったが、マレイン酸エステルとビニルエーテ
ル類の共重合が良好であることがRadTech North Americ
a,167(1992) で報告されている。さらに、ビニルエーテ
ル類はアクリル基に対しても共重合性が低いながらも、
重合が進行することが知られている。
【0004】ビニルエーテル類は、粘度が低く、希釈能
力に優れており、硬化の際に基材との密着性も高い。し
かし、通常、架橋剤として使用されるビニルエーテル類
は、トリメチレングリコールジビニルエーテルやシクロ
ヘキサンジメタノールジビニルエーテルなどのニ官能性
のものが主流であり、これらのビニルエーテル類は単独
でのラジカル重合性が低いために、不飽和ポリエステル
などの配合系では、ビニルエーテル基の重合が不完全と
なるため架橋度が上がらず、硬化物への物性に影響を及
ぼす。また、アクリル化合物との配合系でも、未反応の
ビニルエーテル基が残存し、架橋度が充分に上がらず、
表面硬度が低下する傾向がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ラジカル重
合性樹脂において、硬化時に酸素阻害を受けることな
く、また、硬化物の表面硬度や基材への密着性が優れる
硬化性樹脂を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ビニルエーテル基を末端
に、内部にマレイン酸残基を有する化合物の製造法が特
公昭55-39533号に記載されている。これらのビニルエー
テル化合物は、ビニルエーテル基とは異なるマレイン酸
残基のような重合性基を持ち、さらに共重合が可能なた
め単独でのラジカル重合が可能である。本発明者は、鋭
意研究を重ねた結果、硬化性樹脂に使用される重合性樹
脂の反応性希釈剤として、ビニルエーテル基やプロペニ
ルエーテル基とフマル酸残基などの異なる重合性官能基
を有するモノマーを使用すると、硬化時に酸素阻害を受
けにくく、表面硬度の向上効果があり、また、被覆材と
して使用した場合、基材への密着性も良好であることを
見い出し本発明を完成させるに至った。
【0007】本発明は、下記事項に関する。 1) 下記一般式(1)
【化3】 (式中、R1 はHまたはC1〜C3のアルキル基、R2
はC2〜C4のアルキレン基またはC6〜C12のシク
ロアルキレン基を表す。Xは−CH=CH−または−C
(=CH2 )−CH2 −を表す。nは1〜10の整数を
表す。)で表されるエーテル化合物と該エーテル化合物
以外の2個以上のエチレン性重合性基を有する化合物と
を必須成分として構成されることを特徴とする硬化性組
成物。 2) 前記一般式(1)の化合物5〜90重量%、下記
(a)、(b)および(c) (a)不飽和多塩基酸または酸無水物と飽和多塩基酸、
多価アルコールとを反応し得られる不飽和ポリエステル (b)(メタ)アクリロイル基を構造中に2個以上有す
る(メタ)アクリレート化合物 (c)エチレン性重合性単量体(ただし、一般式(1)
と(b)の化合物を除く) 〔ただし、(a)+(b)+(c)が95〜10重量%
でかつ(a)+(b)が0重量%ではない。〕から構成
される前記1)に記載の組成物。 3) 前記一般式(1)のR1 がCH3 である前記1)
または2)に記載の組成物。 4) 前記一般式(1)のXが−CH=CH−のトラン
ス体である前記1)〜3)のいずれかに記載の組成物。
【0008】5) 前記(c)のエチレン性重合性単量
体が下記一般式(2)
【化4】 (式中、R3 はC2〜C4のアルキレン基またはC6〜
C12のシクロアルキレン基を表す。Yは−CH=CH
−または−C(=CH2 )−CH2 −を表す。mは1〜
10の整数を表す。)で示される末端アリルエーテルで
ある請求項2〜4のいずれかに記載の組成物。 6) 前記(b)の(メタ)アクリレート系化合物の少
なくとも一つが、(イ)ウレタン(メタ)アクリレー
ト、(ロ)多価アルコールと、多塩基酸またはその無水
物および(メタ)アクリル酸の反応によって得られるポ
リエステル(メタ)アクリレート、(ハ)水酸基含有化
合物にエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドを付
加した多価アルコールと(メタ)アクリル酸を反応する
ことで得られるポリエーテル(メタ)アクリレート、
(ニ)エポキシ化合物と(メタ)アクリル酸またはカル
ボキシル基を有する(メタ)アクリレートを反応するこ
とで得られるエポキシ(メタ)アクリレート、または
(ホ)多官能(メタ)アクリレートである前記2)〜
5)のいずれかに記載の組成物。 7) 前記一般式(1)のエーテル化合物が20〜80
重量%および前記(a)の不飽和ポリエステルが80〜
20重量%である前記2)〜4)のいずれかに記載の組
成物。 8) 前記一般式(1)のエーテル化合物が10〜70
重量%、前記(a)の不飽和ポリエステルが25〜60
重量%、前記一般式(2)の重合性単量体が1〜30重
量%でかつ(1)+(2)+(a)=100重量%であ
る前記2)〜4)のいずれかに記載の組成物。 9) 前記一般式(1)のエーテル化合物10〜60重
量%、前記(b)の( メタ)アクリレート系化合物10
〜90重量%および前記(c)の重合性単量体0〜30
重量%であり、(1)+(b)+(c)=100重量%
である前記2)〜6)のいずれかに記載の組成物。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
をする。本発明に使用される一般式(1)のXは−CH
=CH−(シスまたはトランス)または−C(=CH
2 )−CH2 −基を表す。これらの中で、−CH=CH
−がトランスであるフマル酸残基が重合性に優れてい
る。一般にビニル基、プロペニルエーテル基を含有する
化合物は、カチオン重合性は高いがラジカル重合性は低
い。これに対して本発明では、このビニル基、プロペニ
ルエーテル基とフマル酸残基等の不飽和二塩基酸残基と
を組み合わせているので、ビニル基、プロペニルエーテ
ル基と不飽和二塩基酸残基中の二重結合とが共重合性を
発揮してラジカル重合が可能となっている。しかも、本
発明では同一分子内に上記ビニル基、プロペニルエーテ
ル基と、二重結合を有する上記不飽和二塩基酸残基とが
存在しているので、硬化時に架橋性が高くなり、未硬化
の部分が少なくなり、優れた硬化物を与えることができ
る。一般式(1)のR1 はHまたはC1〜C3のアルキ
ル基を表す。R1 のC1〜C3のアルキル基は、具体的
にはCH3 −、C25 −、C37 −、i−C37
−である。これらの中で、R1 がビニル基(R1 =H)
またはプロペニル基(R1 =CH3 )である場合、ラジ
カル重合性の点で好ましく、特にプロペニル基の場合
は、表面硬度の高い硬化物となりかつ基材への密着性が
優れる点で望ましい。C4以上のアルキル基では重合性
が低下するため好ましくない。
【0010】また、R2 はC2〜C4のアルキレン基ま
たはC6〜C12のシクロアルキレン基を表す。具体的
には、アルキレン基としては、−(CH22 −、−
(CH23 −、−CH2 −CH(CH3 )−、−(C
24 −、−(CH22 −CH(CH3 )−等であ
り、シクロアルキレン基としては、シクロヘキシレン、
シクロオクタレン、シクロドデカレン等である。好まし
くは、C2〜C3のアルキレン基である。nは1〜10
の整数であり、好ましくは1〜5である。nがこれらの
範囲内であると、重合性末端基の濃度が大幅に低下する
ことが無いため、硬化時に硬化不良を起こすことがな
く、好ましい。一般式(1)のエーテルの製法の一つと
しては、下記一般式(3) R1 −CH=CH−(OR2 )n−OH 一般式(3) (式中、R1 はHまたはC1〜C3のアルキル基、R2
はC2〜C4のアルキレン基またはC6〜C12のシク
ロアルキレン基、nは1〜10の整数を表す。)
【0011】で示されるアルコールとC1〜C3の低級
アルキルエステルであるマレイン酸エステル、フマル酸
エステル、イタコン酸エステル等とのエステル交換反応
が挙げられる。この製法では、一般式(3)のアルコー
ルをマレイン酸、フマル酸、イタコン酸の低級アルキル
エステルのエステル基1個に対して、1〜10倍モル量
を用いて、公知のエステル交換触媒存在下でエステル交
換反応することで得ることができる。触媒としては、例
えば、アルカリ金属、アルカリ土類金属及びそれらの酸
化物、Zn、Sn、Tiの酸化物や水酸化物、アルコラ
ート、アセチルアセトナト錯体などが挙げられる。反応
温度は80℃〜200℃で、常圧もしくは加圧下で反応
を行うことができる。
【0012】その他の合成法としては、例えば、一般式
(4)のエーテルとマレイン酸、フマル酸、イタコン酸
の不飽和酸または不飽和酸塩とを縮合させる方法があ
る。 R1 −CH=CH−(OR2 )n−Z 一般式(4) (式中、R1 はHまたはC1〜C3のアルキル基、R2
はC2〜C4のアルキレン基またはC6〜C12のシク
ロアルキレン基、ZはClまたはBr、nは1〜10の
整数を表す。)
【0013】ここで使用される溶媒は、例えば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ジメチルホルムアミドや、塩
基性のピリジン類、ピコリン、コリジン等が挙げられ
る。一般式(1)のR1 がCH3 の場合はCH3 −CH
=CH−となるが、対応するCH2 =CH−CH2 −を
有する一般式(2)のアリルエーテル化合物を異性化す
ることによっても合成することができる。この異性化反
応は、Pd、Ru、Rh等の金属錯体や金属担持触媒を
用いて、反応温度50℃〜200℃で行うことができ
る。
【0014】本発明の(a)の不飽和ポリエステルと
は、不飽和多塩基酸または酸無水物と飽和多塩基酸、多
価アルコールとを重縮合反応し得られる化合物である。
不飽和多塩基酸としては、例えば、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸など
である。また、酸成分として併用される飽和多塩基酸と
しては、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸等の飽和脂
肪族ジカルボン酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸、トリメリット酸、無水ピロメリット酸、2,
6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ポリカルボン
酸、無水エンディック酸、1,2−シクロヘキサンジカ
ルボン酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸等の脂環式ジカルボン酸が挙げら
れる。
【0015】多価アルコールとしては、例えば、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、1,2−または
1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、
1,3−または1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、
3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、1,6−または1,9−ノナンジオール
等の脂肪族ジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、トリシクロデカンジメタノール等の脂環式脂肪族
ジオール、ビスフェノールAのエチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド付加体等の芳香族ジオール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
ペンタエリスリトール、ソルビトール、ジペンタエリス
リトール等の三価以上のアルコールが挙げられる。
【0016】本発明で用いられる(メタ)アクリレート
系化合物とは、構造中に(メタ)アクリロイル基を二個
以上有するものであり、具体的には、ウレタン(メタ)
アクリレート;多価アルコールと多塩基酸またはその無
水物および(メタ)アクリル酸の反応によって得られる
ポリエステル(メタ)アクリレート;水酸基含有化合物
にエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドを付加し
た多価アルコールと(メタ)アクリル酸を反応すること
で得られるポリエーテル(メタ)アクリレート;エポキ
シ化合物と(メタ)アクリル酸またはカルボキシル基を
有する(メタ)アクリレートを反応することで得られる
エポキシ(メタ)アクリレート;および、エチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の
多官能(メタ)アクリレート等が挙げられるが、これら
に限定されない。
【0017】本発明のウレタン(メタ)アクリレートと
は、公知のもので、多価アルコールとポリイソシアネー
トとヒドロキエチル(メタ) アクリレート、ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレートとを反応することで得ら
れる。多価アルコールは、例えば、前記不飽和ポリエス
テルの多価アルコールに記載したものと同様なもの、ま
た、ポリイソシアネートとしては、トルエンジイソシア
ネート、4,4´−ジフェニルメタンイソシアネート、
キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。
本発明のポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエー
テル(メタ)アクリレートの原料として使用される多塩
基酸と多価アルコ−ルは、例えば、前記不飽和ポリエス
テルで記したものと同様なものが挙げられる。本発明の
エポキシ(メタ)アクリレートの原料に使用されるエポ
キシ化合物とは、ビスフェノールA型、ビスフェノール
S型、ビスフェノールF型のビスフェノール類のグリシ
ジルエーテル、ノボラック型グリシジルエーテルなどの
エポキシ樹脂系の化合物等が知られている。
【0018】本発明のエチレン性重合性単量体とは、一
般式(1)と(b)を除く、重合性基を有するものであ
り、具体的には、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、フェニル
(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレー
ト、イソボルニル(メタ)アクリレート等の単官能(メ
タ)アクリル酸エステル、スチレン、α−スチレン、メ
トキシスチレン、ジビニルベンゼン等の芳香族ビニル化
合物、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、
ピバリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、カプロン酸ビ
ニル等の脂肪族カルボン酸ビニルエステル、シクロヘキ
サンカルボン酸ビニルエステル等の脂環式ビニルエステ
ル、安息香酸ビニルエステル、t-ブチル安息香酸ビニル
エステル等の芳香族ビニルエステル、ヒドロキシエチル
ビニルエステル、ヒドロキシプロピルビニルエステル、
ヒドロキシブチルビニルエステル等のヒドロキシアルキ
ルビニルエステル、フタル酸ジアリル、イソフタル酸ジ
アリル、テレフタル酸ジアリル、マレイン酸ジアリル、
フマル酸ジアリル、イタコン酸ジアリル、トリメリット
酸ジアリル、シアヌル酸トリアリル、イソシアヌル酸ト
リアリル、ジアリルカーボネート、ジエチレングリコー
ルビスアリルカボネート、トリメチロールプロペンジア
リルエーテル、ペンタエリスリトールトリアリルエーテ
ル等のアリル化合物、N−メチルマレイミド、N−シク
ロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、マレ
イン酸、フマル酸、無水マレイン酸、マレイン酸ジメチ
ル、マレイン酸ジエチル、フマル酸ジメチル、フマル酸
ジエチル、イタコン酸ジメチル、イタコン酸ジエチル等
の不飽和ニ塩基酸およびその誘導体、また、一般式
(2)で表される末端がアリルエーテル基で内部に不飽
和二塩基酸を有するものが挙げられるが、これらに限定
されない。
【0019】
【化5】 (式中、R3 はC2〜C4のアルキレン基またはC6〜
C12のシクロアルキレン基を表す。Yは−CH=CH
−または−C(=CH2 )−CH2 −を表す。mは1〜
10の整数。) 一般式(2)の化合物は、マレイン酸、イタコン酸また
はその無水物、フマル酸を一般式(5)のアルコールと
触媒存在下、エステル化する公知の方法で合成できる。 CH2 =CH−CH2 −(OR3 )m−OH 一般式(5) (式中、R3 はC2〜C4のアルキレン基またはC6〜
C12のシクロアルキレン基、mは1〜10の整数を表
す。)
【0020】硬化時の酸素阻害を受けにくい点を考える
と、一般式(2)のアリルエーテルを組成物中に用いる
ことが好ましい。これらの重合性単量体は、単独もしく
は複数以上の使用が可能である。一般式(1)の使用量
は、硬化性組成物中、5〜90重量%、好ましくは10
〜80重量%である。5重量%未満では、硬化物の基材
への密着性改善効果が顕著に現れず、また、90重量%
を越えると、硬化時に硬化収縮が大きくなりやすい傾向
がある。
【0021】本発明の不飽和ポリエステル(a)と(メ
タ)アクリレート化合物(b)とエチレン性重合性単量
体(c)の総使用量は、組成物中95〜10重量%であ
る。(a)または(b)は、一般式(1)のエーテル化
合物と共重合性がよいフマレートやアクリレートなどの
重合性基を複数有するため、硬化性がよく優れた硬度と
密着性をもつ硬化物を与える。本発明の一般式(1)エ
ーテル化合物は、特に不飽和ポリエステルとの共重合性
がよく、一般式(1)のエーテル化合物が20〜80重
量%で残りが不飽和ポリエステルである組成物は、硬化
時に酸素阻害を殆ど受けることなく硬化し、優れた強度
を有する硬化物を与える。さらに、一般式(1)のエー
テル化合物と不飽和ポリエステルの組成物中に、一般式
(2)の重合性単量体を、30重量%程度まで加えても
硬化時に酸素阻害を受けることなく硬化し、優れた硬化
物を与える。
【0022】また、本発明の一般式(1)のエーテル化
合物は、(メタ)アクリレートとも、共重合性がある
が、組成物中、特に一般式(1)のエーテル化合物が1
0〜60重量%含まれ、残りが二官能以上の(メタ)ア
クリレートとエチレン性重合性単量体であるものが、基
材との密着性に優れた硬化物を与える。本発明の組成物
は、ラジカル重合により、熱や紫外線、電子線等により
容易に硬化することができる。ラジカル重合開始剤は、
例えば熱、紫外線、電子線、放射線によってラジカルを
生成するものであればいずれのラジカル重合開始剤の使
用も可能である。
【0023】熱によるラジカル重合に関して使用できる
ラジカル重合開始剤としては、例えば、2,2´−アゾ
ビスイソブチロニトリル、2,2´−アゾビスイソバレ
ロニトリル等のアゾ系化合物、メチルエチルケトンパー
オキシド、メチルイソブチルケトンパーオキシド、シク
ロヘキサノンパーオキシド等のケトンパーオキシド類、
ベンゾイルパーオキシド、デカノイルパーオキシド、ラ
ウロイルパーオキシド等のジアシルパーオキシド類、ジ
クミルパーオキシド、t−ブチルクミルパーオキシド、
ジ−t−ブチルパーオキシド等のジアルキルパーオキシ
ド類、1,1−ジ−t−ブチルパーオキシシクロヘキサ
ン、2,2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタン等のパ
ーオキシケタール類、t−ブチルパーオキシピバレー
ト、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト、t−ブチルパーオキシイソブチレート、ジ−t−ブ
チルパーオキシヘキサヒドロテレフタレート、ジ−t−
ブチルパーオキシアゼレート、t−ブチルパーオキシ−
3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパ
ーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシベンゾエー
ト、ジ−t−ブチルパーオキシトリメチルアジペート等
のアルキルパーエステル類、ジイソプロピルパーオキシ
ジカーボネート、ジ−sec−ブチルパーオキシジカー
ボネート、t−ブチルパーオキシイソプロプルカーボネ
ート等のパーオキシカーボネート類等が挙げられる。
【0024】紫外線、電子線、放射線による重合に際し
て使用できるラジカル重合開始剤としては、例えば、ア
セトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセ
トフェノン、ジエトキシアセトフェノン、1−ヒドロキ
シ−シクロヘキシル−フェニルケトン、2−メチル−1
−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ
プロパノン−1 、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−
1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、2
−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−
1−オン等のアセトフェノン誘導体、ベンゾフェノン、
4,4´−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4
−トリメチルシリルベンゾフェノン、4−ベンゾイル−
4´−メチル−ジフェニルスルフィド等のベンゾフェノ
ン誘導体、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベ
ンゾインプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエー
テル、ベンゾインイソプロピルエーテルなどのベンゾイ
ン誘導体、メチルフェニルグリオキシレート、2,4,
6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサ
イドなどが挙げられる。
【0025】これらの重合開始剤は、本発明の組成物の
重量に対して、好ましくは0.01重量%〜15重量
%、さらに好ましくは0.1重量%〜10重量%用い
る。また、本発明のエーテル化合物を重合する場合、使
用目的によって、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、
滑剤、帯電防止剤、シリカ、アルミナ、水酸化アルミニ
ウムなどの無機フィラー等を併用しても構わない。さら
に、本発明の組成物をコーティングする際に、コーティ
ングの方法によっては、粘度を低下させる目的で、溶剤
を使用しても構わない。使用される溶媒としては、例え
ば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル等の酢酸
エステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン等のケトン類、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類、エチルアルコール、(イソ)
プロピルアルコール、ブチルアルコール等のアルコール
類などが挙げられる。
【0026】本発明の組成物は、木工コーティング、フ
ィルムコーティング、金属コーティング、プラスチック
コーティング、無機コーティング、ハードコーティン
グ、光ファイバーコーティング、ゲルコート剤などのコ
ーティング材料、塗料や印刷インキなどのペイント材
料、光造形材料、光ディスク、眼鏡レンズ、プリズムな
どの光学材料、接着剤、フォトレジスト、封止剤、プリ
ント配線基盤材料、成型材料、また、電子写真感光体、
磁気記録媒体などの記録材料用のバインダーなど幅広く
硬化性樹脂の分野に利用することができる。特に、酸素
阻害を受けやすい薄膜のコーテイング材料などに有用で
ある。コーティングする基材としては、金属やガラス、
プラスチックなどがある。プラスチックの中でも、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)は、コーティングす
る場合、コーティング材との密着性が劣るため、PET
の表面を処理をすることが一般的であるが、本発明の組
成物は、PETに対して特に密着性が優れるため、未処
理のものでも十分に密着する。以下に実施例を示す。
【0027】
【実施例】以下実施例により、更に詳しく説明するが、
本発明の主旨を逸脱しない限り、本発明は、実施例に限
定されるものではない。一般式(1)のエーテル化合物の合成 (製造例1)蒸留装置のついた1リットルフラスコに、
ジメチルマレート144g(1モル)、エチレングリコ
ールモノプロペニルエーテル245g(2.4モル)、
酢酸亜鉛0.2gと重合禁止剤であるテトラキス[ メチ
レン−3−( 3, 5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル) プロピオネート] メタン(日本チバガイギー
社製、商品名IRGANOX1010 )を0.05g仕込んで、窒
素下、140℃に加熱を行い、副生するメタノールを留
去した。メタノールが理論量の70%に達したところ
で、反応系内を徐々に減圧して、メタノールの留去を速
めて、最終的には約400Paまで減圧をして、理論量
のメタノールと残存したエチレングリコールモノプロペ
ニルエーテルを完全に留去した。反応液を室温まで冷却
後、283gのビス[2−(1−プロペニルオキシエチ
ル)]マレートを得ることが出来た。この生成物をエー
テルAとする。
【0028】(製造例2)蒸留装置のついた1リットル
フラスコに、ジメチルフマレート144g(1モル)、
エチレングリコールモノプロペニルエーテル245g
(2.4モル)、酢酸亜鉛0.2g、重合禁止剤である
IRGANOX1010 を0.3g を仕込んで、窒素下、140℃
に加熱を行い、副生するメタノールを留去した。メタノ
ールが理論量の70%に達したところで、反応系内を徐
々に減圧して、メタノールの留去を速めて、最終的には
約400Paまで減圧をして、理論量のメタノールと残
存したエチレングリコールモノプロペニルエーテルを完
全に留去した。反応液を室温まで冷却後した。さらに、
減圧蒸留により、150 −160 ℃/133Paの沸点を有する
ビス[2−(1−プロペニルオキシエチル)]フマレー
トを200g得た。この生成物をエーテルBとする。
【0029】(製造例3)蒸留装置のついた1リットル
フラスコに、ジメチルフマレート144g(1モル)、
ヒドロキシブチルビニルエーテル279g(2.4モ
ル)、酢酸亜鉛0.2g、重合禁止剤であるIRGANOX101
0 を0.3gを仕込んで、窒素下、140℃に加熱を行
い、副生するメタノールを留去した。メタノールが理論
量の70%に達したところで、反応系内を徐々に減圧し
て、メタノールの留去を速めて、最終的には約400P
aまで減圧をして、理論量のメタノールと残存したヒド
ロキシブチルビニルエーテルを完全に留去した。反応液
を室温まで冷却後、297gのビス(4−ビニルオキシ
ブチル)フマレートを得た。この生成物をエーテルCと
する。
【0030】〔実施例1〜7〕上記製造例1〜3で得ら
れたエーテルA〜Cを表1に示すように各種配合して組
成物を得た。尚、表中記載の配合の数値は重量比を表
す。これらの組成物を、基材に表面処理をしていないP
ETフィルム(厚さ:300ミクロン)を用いて、バー
コーターにより、硬化膜の厚さが3〜4ミクロンになる
ように塗布した。このPETに塗布された組成物をUV
照射により硬化させた。尚、UV照射装置および評価法
は以下に記す。
【0031】UV硬化は、重合開始剤である1−ヒドロ
キシ−シクロヘキシルフェニルケトン(日本チバガイギ
ー社製商品名イルガキュア184)を組成物に対して5
重量%を加え、溶媒にTHFを組成物に対して50重量
%加えて、PETフィルムに塗布し、乾燥した後、UV
硬化を行った。詳細なデータは、表1に示す。
【0032】表中の各物性については、以下の方法で測
定した。 1)粘度・・・・25℃の温度でB型粘度計により回転粘度
を測定した。 2)屈折率・・・ アッベ屈折計により、25℃の屈折率を
測定した。 3)碁盤目剥離試験・・・・JIS K 5400に準じて以下の判定
をした。 100/100 :○ 99〜80/100:△ 79〜/100:× 4)鉛筆硬度試験・・・・JIS K 5400に準じた。 5)タック性・・・・硬化した膜の状態がベタツキがあるも
のを×、ないものを○とした。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】実施例1〜7に示すように、本発明の組
成物を硬化させたものは比較例1〜3に比べ、タック性
に優れかつ、基材との密着性にも優れており、様々の硬
化性樹脂分野に応用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 博 大分県大分市大字中の州2番地 昭和電工 株式会社大分工場内 Fターム(参考) 4H006 AA03 AB46 BJ20 BP10 BP20 BP40 4J027 AB06 AB07 AB08 AB15 AB16 AB17 AB18 AB19 AB23 AB24 AB25 AB26 AC01 AC03 AC04 AC06 AE02 AE03 AE05 AG04 AG09 AG10 AG13 AG14 AG15 AG23 AG24 AG27 AJ02 AJ08 AJ09 BA04 BA05 BA07 BA10 BA11 BA13 BA17 BA18 BA19 BA20 BA22 BA24 BA25 BA26 BA27 BA29 CA14 CA18 CA36 CB04 CB09 CB10 CC01 CC02 CC05 CC06 CD04 CD05 CD06 CD08 CD09 CD10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1 はHまたはC1〜C3のアルキル基、R2
    はC2〜C4のアルキレン基またはC6〜C12のシク
    ロアルキレン基を表す。Xは−CH=CH−または−C
    (=CH2 )−CH2 −を表す。nは1〜10の整数を
    表す。)で表されるエーテル化合物と該エーテル化合物
    以外の2個以上のエチレン性重合性基を有する化合物と
    を必須成分として構成されることを特徴とする硬化性組
    成物。
  2. 【請求項2】 前記一般式(1)の化合物5〜90重量
    %、下記(a)、(b)および(c) (a)不飽和多塩基酸または酸無水物と飽和多塩基酸、
    多価アルコールとを反応し得られる不飽和ポリエステル (b)(メタ)アクリロイル基を構造中に2個以上有す
    る(メタ)アクリレート化合物 (c)エチレン性重合性単量体(ただし、一般式(1)
    と(b)の化合物を除く) 〔ただし、(a)+(b)+(c)が95〜10重量%
    でかつ(a)+(b)が0重量%ではない。〕から構成
    される請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記一般式(1)のR1 がCH3 である
    請求項1または2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記一般式(1)のXが−CH=CH−
    のトランス体である請求項1〜3のいずれかに記載の組
    成物。
  5. 【請求項5】 前記(c)のエチレン性重合性単量体が
    下記一般式(2) 【化2】 (式中、R3 はC2〜C4のアルキレン基またはC6〜
    C12のシクロアルキレン基を表す。Yは−CH=CH
    −または−C(=CH2 )−CH2 −を表す。mは1〜
    10の整数を表す。)で示される末端アリルエーテルで
    ある請求項2〜4のいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記(b)の(メタ)アクリレート系化
    合物の少なくとも一つが、(イ)ウレタン(メタ)アク
    リレート、(ロ)多価アルコールと、多塩基酸またはそ
    の無水物および(メタ)アクリル酸の反応によって得ら
    れるポリエステル(メタ)アクリレート、(ハ)水酸基
    含有化合物にエチレンオキシドまたはプロピレンオキシ
    ドを付加した多価アルコールと(メタ)アクリル酸を反
    応することで得られるポリエーテル(メタ)アクリレー
    ト、(ニ)エポキシ化合物と(メタ)アクリル酸または
    カルボキシル基を有する(メタ)アクリレートを反応す
    ることで得られるエポキシ(メタ)アクリレート、また
    は(ホ)多官能(メタ)アクリレートである請求項2〜
    5のいずれかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記一般式(1)のエーテル化合物が2
    0〜80重量%および前記(a)の不飽和ポリエステル
    が80〜20重量%である請求項2〜4のいずれかに記
    載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記一般式(1)のエーテル化合物が1
    0〜70重量%、前記(a)の不飽和ポリエステルが2
    5〜60重量%、前記一般式(2)の重合性単量体が1
    〜30重量%でかつ(1)+(2)+(a)=100重
    量%である請求項2〜4のいずれかに記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記一般式(1)のエーテル化合物10
    〜60重量%、前記(b)の(メタ)アクリレート系化
    合物10〜90重量%および前記(c)の重合性単量体
    0〜30重量%であり、(1)+(b)+(c)=10
    0重量%である請求項2〜6のいずれかに記載の組成
    物。
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