JP2000239005A - オゾン発生装置 - Google Patents

オゾン発生装置

Info

Publication number
JP2000239005A
JP2000239005A JP11039953A JP3995399A JP2000239005A JP 2000239005 A JP2000239005 A JP 2000239005A JP 11039953 A JP11039953 A JP 11039953A JP 3995399 A JP3995399 A JP 3995399A JP 2000239005 A JP2000239005 A JP 2000239005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric layer
discharge space
gas
anode
ozone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11039953A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3839179B2 (ja
Inventor
Mitsuo Terada
充夫 寺田
Misato Shinagawa
三佐人 品川
Takashi Tanioka
隆 谷岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP03995399A priority Critical patent/JP3839179B2/ja
Publication of JP2000239005A publication Critical patent/JP2000239005A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3839179B2 publication Critical patent/JP3839179B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 投入電力に対して無効となる電力が少なく、
オゾン発生効率が良好になるようにする。 【解決手段】 本発明は、一対の板状のフレーム10
8,109にセラミックの誘電体層102,103が配
置され、該誘電体層102,103に挟まれた放電空間
112に原料ガスを供給して前記放電空間112に無声
放電を発生させることによりオゾンガスを生成するオゾ
ン発生装置において、前記放電空間112の無声放電が
発生する部位に前記原料ガスを導くとともに、前記放電
空間112におけるガスの流れを均一化するガス流規制
手段として、前記放電空間112を流れるガスの流れ方
向の向きに沿った壁面を有する仕切壁115を設けてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術範囲】この発明は、オゾン水製造装
置などに用いられるオゾン発生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】従来、オゾン発生装置として、一対の電極
間に放電空間を形成し、前記電極の放電空間側にセラミ
ックの誘電体を配置し、該誘電体の間に網目状の陽極を
配置し、前記放電空間に酸素や空気などの原料ガスを流
すことによってオゾンを発生するものが知られており、
例えば特開平9−241005号公報に記載されたもの
がある。この公報に記載されたオゾン発生装置は、陽極
の両面に先端の尖った多数の突起が形成され、さらに多
数の貫通穴が構成されているエキスパンドメタル等の網
目状の陽極を備えている。ここで一対の電極は陰極であ
る。
【0003】すなわち、図21に示すように、陰極であ
る冷却水が通る冷却手段13,14の放電空間側に配置
されるセラミック誘電体2,3の間に陽極4が配置され
ており、陽極4はセラミック誘電体2,3に突起先端部
41,42で接触している。セラミック誘電体2,3の
間に原料ガスを流し、陰極と陽極4の間に高圧高周波電
圧を印加し、陽極4がセラミック誘電体2,3に接触し
ている突起先端部41,42付近に無声放電を発生させ
ることによって原料ガスをオゾン化するようにしてい
る。また、陽極4は図22及び図23に示すように公知
のエキスパンドメタルのような構造をした網目状の電極
であり、通過する原料ガスは陽極4の貫通穴400を自
由に通過するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の網目状
の陽極4では、原料ガスの一部しか無声放電している領
域を通過していない。つまり、陽極4とセラミック誘電
体2,3とが接近している部分は無声放電が集中しやす
いが、セラミック誘電体2,3と離れている貫通穴40
0は無声放電が発生しにくい。ところが、無声放電が集
中しやすい陽極4とセラミック誘電体2,3とが接近し
ている部分はガス流れに対して抵抗が大きく、それ以外
の貫通穴400は抵抗が小さい。このため、原料ガスは
無声放電が集中しやすい陽極4とセラミック誘電体2,
3とが接近している部分ではなく、それ以外の貫通穴4
00をその大半が流れることとなる。このためオゾン発
生効率があまり高いとは言えなかった。
【0005】また、セラミック誘電体2,3の間隔にア
ンバランスがあれば、間隔の狭い部分では無声放電が発
生しやすいが原料ガスが流れにくくなる。一方、間隔が
広い部分では原料ガスが集中しやすいが無声放電が発生
しにくくなる。このため、原料ガスが放電部と接触する
ことが少なくなり、オゾン発生効率が低下する。従っ
て、セラミック誘電体2,3の間隔を一定に保たなくて
は、オゾン発生効率が高くならない。ところが、従来技
術ではセラミック誘電体2,3の間隔が非常に狭いため
間隔を一定に保つのは容易ではなかった。
【0006】しかしながら、オゾン発生量を増やすため
に放電空間を大きくすると、放電空間の周辺部にしかセ
ラミック誘電体2,3の間隔を一定に保つスペーサ5が
ないため、放電空間内のガス圧変動やセラミック誘電体
2,3の反放電空間側に設置されている冷却手段13,
14の水圧変動によってセラミック誘電体2,3が変形
し、セラミック誘電体2,3の間隔にアンバランスが生
じオゾン発生効率が低下する場合があった。このため、
放電空間をあまり大きくすることができなかった。
【0007】さらにまた、一般にオゾン発生装置ではそ
の抵抗による発熱によって陽極4やセラミック誘電体
2,3や原料ガスの温度が上昇しオゾン発生効率が低下
する場合がある。このため、従来例の構成にはセラミッ
ク誘電体2,3の反放電空間側に冷却手段13,14を
備えているが、陽極4はセラミック誘電体2,3と点接
触であるため、冷却手段13,14による陽極4の冷却
効果はほとんどない。このため陽極4の温度が上昇しオ
ゾン発生効率が低下する場合があった。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、オゾン発生効率が良好な
オゾン発生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として本発明は、少なくとも一対の電極間に放電
空間が形成され、この一対の電極の少なくとも一方の電
極の放電空間側にセラミックの誘電体層が配置され、前
記放電空間に原料ガスを供給して前記放電空間に無声放
電を発生させることによりオゾンガスを生成するオゾン
発生装置において、前記放電空間内の無声放電が発生す
る部位に前記原料ガスを導くとともに前記放電空間内に
おけるガスの流れを均一化するガス流規制手段を設けた
ことを特徴とするオゾン発生装置である。(請求項1)
【0010】より具体的には、前記ガス流規制手段が、
前記放電空間内を流れるガスの流れ方向の向きに沿った
壁面を有する仕切壁であるものが好適である。(請求項
2)
【0011】ここで、前記ガス流規制手段である仕切壁
の材質が絶縁体であるものがよく(請求項3)、この絶
縁体としては、前記誘電体層と同じ材質であるものが好
適であり(請求項4)、またフッ素系樹脂であるものも
好適である。(請求項5)
【0012】また、前記ガス流規制手段が、円形に形成
された放電空間と、該放電空間の周辺部より原料ガスを
供給する原料ガス入口と、前記放電空間の中心部からオ
ゾンガスを排出するオゾンガス出口とであるのがよい。
(請求項6)
【0013】さらに、前記ガス流規制手段が、前記電極
又は前記誘電体層の前記放電空間側表面に設置され、前
記放電空間を流れるガス流れの幅方向に帯状の突起部で
あるものがよい。(請求項7)
【0014】そして、前記一対の電極が陰極であり、該
陰極にはそれぞれ前記放電空間側にセラミックの誘電体
層が配置され、該誘電体層間に前記陽極を配置するとと
もに、該陽極を前記誘電体層のどちらか一方に密着さ
せ、該誘電体層の反放電空間側に冷却手段を備えている
ものが好適である。(請求項8)
【0015】また、前記ガス流規制手段が、前記一対の
電極の少なくとも一方の電極又は/及び前記誘電体層を
貫通する複数の貫通穴であり、該貫通穴を原料ガス又は
オゾンガスが通過させるものがよい。(請求項9)
【0016】さらに、前記ガス流規制手段が、前記一対
の電極又は電極と前記誘電体層を貫通する複数の貫通穴
であり、前記一対の電極又は電極と前記誘電体層の一方
の貫通穴を原料ガスが通過するとともに、他方の貫通穴
をオゾンガスが通過させるものがよい。(請求項10)
【0017】次に、前記一対の電極が陰極であり、該陰
極にはそれぞれ前記放電空間側にセラミックの誘電体層
が配置され、該誘電体層間には陽極が配置され、前記陰
極と前記陽極間に無声放電を発生させるものが好適であ
る。(請求項11)
【0018】ここで、前記陰極及び前記誘電体層を貫通
する貫通穴が複数形成され、該貫通穴を原料ガス又はオ
ゾンガスが通過するものがよく(請求項12)、また、
前記陽極を貫通する貫通穴が複数形成され、該貫通穴を
原料ガス又は/及びオゾンガスが通過させるものがよく
(請求項13)、これに加え、前記一対の陰極及び前記
誘電体層を貫通する貫通穴が複数形成され、その一方の
陰極及び誘電体層を貫通する貫通穴を原料ガスが通過す
るとともに、他方の陰極及び誘電体層を貫通する貫通穴
をオゾンガスが通過させるものがよい(請求項14)。
【0019】また、前記一対の電極が直径の異なる円筒
状であるものが好適である。(請求項15)
【0020】
【発明の実施の形態】図1から図20に本発明に関する
実施の形態を示す。図1は本発明の第1実施形態を示す
オゾン発生装置の図であり、(a)はその断面図であ
り、(b)はそのA−A断面図である。
【0021】図1に示す第1実施形態に係わるオゾン発
生装置は、一対の板状のフレーム108,109と、そ
れらに取り付けられたセラミックからなる一対の誘電体
層102,103と、この誘電体層102,103間に
配置された陽極104とを備えている。上記フレーム1
08,109は互いに対向して配置され、その周辺部に
は誘電体層102,103を囲むようにスペーサ105
が介在されて一対の誘電体層102,103が互いに所
定の間隔を保つように保持されている。この一対の誘電
体層102,103に挟まれた空間は無声放電が発生す
る放電空間112であり、上記フレーム108には、原
料ガスを放電空間112に供給する原料ガス入口106
及び発生したオゾンガスの取り出し口であるオゾンガス
出口107が設置されている。また、誘電体層102,
103の反放電空間側に冷却手段113,114が設置
されており、その内部には陰極である冷却水が流れてい
る。
【0022】上記陽極104と陰極である冷却水とには
電源11が接続されている。この陽極104は、図1の
(b)に示すような従来例のエキスパンドメタルと同様
な網目状電極であり、その表裏両面に先端が尖った多数
の突起が形成され、この突起先端部41,42が上記両
側の誘電体層102,103の表面に接触するように設
けられている。また、この陽極104には多数の貫通穴
400が構成されており、原料ガスが自由に通過できる
ようになっている。さらに、誘電体層102,103間
には、誘電体層102,103に上下を接し、かつ陽極
104を貫通した仕切壁115が設置されており、図1
の(b)に示すように、陽極104のガス流れ方向長さ
より短くし、ガス流れの幅方向に複数、ほぼ等間隔に設
けられている。なお、図1の(b)では貫通穴400は
陽極104の一部にしか図示していないが、実際にはそ
の全面にわたっている。
【0023】上記構成において、陽極104と陰極であ
る冷却水との間に電圧を印加すると、まず陽極104の
先端とそれと対向した誘電体層102又は103の近接
部に予備電離が発生して放電が開始する。この放電の開
始によりその周辺の電子密度が増加し、その周辺の放電
空間112に放電が広がっていき放電空間112を流れ
る原料ガスがオゾン化される。
【0024】第1実施形態によれば、仕切壁115がス
ペーサの役割をするため、誘電体層102,103の間
隔を一定に保つことが容易である。また放電空間内のガ
ス圧変動や冷却手段113、114の水圧変動による誘
電体層102,103の変形を防止できる。さらに、陽
極104の寸法精度、フレーム108、109とスペー
サ105の寸法精度及び組み立て精度が悪い場合には、
陽極104の貫通穴400の大きさが不均一となり、大
きい穴に原料ガス流れが集中する場合があるが、仕切壁
115を設置し流れを規制することによって、貫通穴4
00の穴の大きなものに原料ガスが集中することを防止
でき、全体として原料ガス流れの均一性が増し、それら
の結果オゾンの発生効率を向上することができる。
【0025】なお、仕切壁115が陽極104を貫通し
た場合を例に説明したが、仕切壁115は、仕切壁11
5で区切られた空間の一方の原料ガスが他の空間へ移動
しなければ陽極104を貫通させてなくてもよい。ま
た、仕切壁115の材質は原料ガスの流れを規制するこ
とができるものであれば何であってもかまわないが、金
属であれば電解集中の問題が生じるため誘電体層10
2,103と同じ材質であることが好ましい。さらに、
フッ素系樹脂例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチ
レン)やPFA(テトラフルオロエチレンとペルフルオ
ロアルキルビニルエーテルとの共重合体)、FEP(テ
トラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンとの
共重合体)等の対オゾン性のよい絶縁体であれば、仕切
壁115を介して誘電体層102,103と陽極104
との間が放電を伴わない通電状態とならず通電ロスがな
いため望ましい。
【0026】また、図1の(b)に示すように、仕切壁
115は陽極104のガス流れ方向長さより短くしてい
るが、これは、陽極104と同じ長さとすると、陽極1
04を分割してしまうこととなり配線が難しくなるとと
もに、原料ガス入口106に近づきすぎると、原料ガス
が原料ガス入口106に近い仕切壁115で仕切られた
空間に流れやすくなるため、これを防止するためであ
る。このため、陽極104を分割せず、原料ガス入口1
06から適当な距離を離して仕切壁115を設置するこ
とが望ましい。
【0027】さらに、図1では、原料ガス入口106及
びオゾンガス出口107をフレーム108に設置してい
るが、原料ガス入口106、オゾンガス出口107が放
電空間112を挟んだ両側に配置されていればフレーム
109側又はスペーサ105に設置してもよい。
【0028】図2は本発明の第2実施形態を示すオゾン
発生装置の図であり、(a)はその断面図であり、
(b)はそのB−B断面図である。
【0029】図2に示す第2実施形態に係わるオゾン発
生装置は、一対の円盤状のフレーム208,209と、
それらに取り付けられたセラミックからなる誘電体層2
02,203と、この誘電体層202,203間に配置
された陽極204とを備えている。上記フレーム20
8,209は互いに対向して配置され、その周辺部には
誘電体層202,203を囲むようにスペーサ205が
介在されて一対の誘電体層202,203が互いに所定
の間隔を保つように保持されている。この一対の誘電体
層202,203に挟まれた空間は無声放電が発生する
放電空間212であり、上記スペーサ205には、図2
の(b)に示すように、原料ガスを放電空間212に供
給する原料ガス入口206が8ヶ所等間隔に設置されて
いる。また、誘電体層202,203の反放電空間側に
冷却手段213,214が設置されており、その内部に
は陰極である冷却水が流れている。
【0030】上記陽極204と陰極である冷却水とには
電源11が接続されている。この陽極204は図2の
(b)に示すような従来例のエキスパンドメタルと同様
な網目状電極であり、表裏両面に先端が尖った多数の突
起が形成され、この突起先端部41,42が上記両側の
誘電体層202,203の表面に接触するように設けら
れている。また、この陽極204には多数の貫通穴40
0が構成されており、原料ガスが自由に通過できるよう
になっている。さらに、陽極204、誘電体層202,
203及びフレーム208,209は、図2の(b)に
示すように円形であり、フレーム208の中心部には発
生したオゾンガスの取り出し口であるオゾンガス出口2
07が設置されている。このため、原料ガスは、オゾン
発生装置1の周辺部から原料ガス入口206により供給
され、オゾン発生装置の中心部からオゾンガス出口20
7により取り出される。なお、図2の(b)では貫通穴
400は陽極204の一部にしか図示していないが、実
際にはその全面にわたっている。
【0031】上記構成において、陽極204と陰極であ
る冷却水との間に電圧を印加すると、まず陽極204の
先端とそれと対向した誘電体層202又は203の近接
部に予備電離が発生して放電が開始する。この放電の開
始によりその周辺の電子密度が増加し、その周辺の放電
空間212に放電が広がっていき放電空間212を流れ
る原料ガスがオゾン化される。
【0032】第2実施形態によれば、放電空間212を
円形にしたことで長方形の場合よりもフレーム208、
209やスペーサ205が製作しやすくなり、誘電体2
02,203の間隔を一定に保つことが容易となる。ま
た、放電空間212が長方形の場合は、ガス流れ方向の
両側にスペーサ205があるため、スペーサ205付近
の流れと中心部の流れとの間に速度差が生じ、ガス流れ
方向に凸な速度分布ができるが、放電空間212を円形
にした場合は、ガス流れ方向にスペーサ205がないた
めこれによる速度分布ができずガス流れが均一化する。
さらに、オゾン発生装置の周辺部のスペーサ205に設
置した原料ガス入口206から供給し、放電空間212
の中心部のオゾンガス出口207から取り出すことで、
原料ガス入口206と陽極204及び陽極204とオゾ
ンガス出口207との距離関係が同じとなり、各原料ガ
ス入口206ごとの生産性が均一化される。それらの結
果オゾンの発生効率を向上することができる。
【0033】ここで、原料ガス入口206は、一定間隔
をおいて設ければ、原料ガスの流れが均一となりやすい
ため好ましい。また、第2実施形態における原料ガス入
口206は8ヶ所であるが、上記により均一な原料ガス
流れとなればこれに限らず、オゾン発生装置の大きさや
原料ガスの量等によって適正な数を選べばよい。さら
に、原料ガス入口206の断面上のガス流速分布及び各
入口の流速を一定にすることが望ましい。
【0034】図3は本発明の第3実施形態を示すオゾン
発生装置の図であり、(a)はその断面図であり、
(b)はそのC−C断面図である。
【0035】図3に示す第3実施形態に係わるオゾン発
生装置は、陽極304の構造を除き、図1と同一な構成
である。この陽極304の両面には、放電空間312に
供給される原料ガス流れと直角な方向に帯状の突起31
0を誘電体層102,103に対向して設けており、陽
極304は誘電体層102,103に接していない。
【0036】上記構成において、陽極304と陰極であ
る冷却水との間に電圧を印加すると、まず陽極304に
設置した突起310の先端とそれと対向した誘電体層1
02又は103の近接部に予備電離が発生し放電が開始
する。この放電の開始によりその周辺の電子密度が増加
し、その周辺の放電空間312に放電が広がっていき放
電空間312を流れる原料ガスがオゾン化される。この
とき原料ガスは突起310の先端部の誘電体層102,
103との間の放電が集中しやすい部分を必ず通過す
る。また、陽極304と誘電体層102,103とが接
触していないため、放電のない通電が全くない。したが
って、投入電力のすべてのエネルギーが放電に寄与する
こととなるとともに、原料ガスが放電の集中しやすい部
分を必ず通過するためオゾンの発生効率が優れている。
【0037】なお、陽極304と誘電体層102,10
3との構成は図3に示すものに限らず、図4の第4実施
形態のように、突起410が陽極404ではなく誘電体
層402,403に設置させ、原料ガスを放電空間41
2に供給する構造としてもよい。この構成でも第3実施
形態と同様な効果が得られる。
【0038】また、図3の陽極304及び誘電体層10
2,103、フレーム108,109の形も長方形に限
らず、図5に示す第5実施形態のように、図2と同様に
円形でもよい。この場合、陽極504、誘電体層20
2,503、フレーム208,509は円盤状で、陽極
504の両面には、誘電体層202,503の間の無声
放電の発生する放電空間512に供給される原料ガス流
れに直角な方向、つまり図5の(b)に示すように、陽
極504の中心を中心とする同心円状に突起510を誘
電体202,503に対向して設けている。そして、原
料ガスは原料ガス入口206から供給され、オゾンガス
出口207,507から取り出すようになっている。こ
のような構成によれば、第3実施形態で得られる効果に
加え、第2実施形態で得られるガス流れの均一化を図る
ことができる。
【0039】さらに、図6に示す第6実施形態のような
構成でもよい。この場合、直径の異なる円筒型のフレー
ム608,609が、原料ガス入口606とオゾンガス
出口607とが設けられたスペーサ605を介して二重
管状に配置されており、対向するフレーム608の内表
面及びフレーム609の外表面とのそれぞれに誘電体層
602,603が設置され、この誘電体層602,60
3の間に形成された放電空間612の中に円筒型の陽極
604が配置され、この誘電体層602,603の反放
電空間側に陰極である冷却水が流れる冷却手段613,
614が設置されている。そして、この陽極604の両
面に突起610が原料ガス流れと直角な方向に帯状に設
置されている。このような構成によれば、第3実施形態
で得られる効果に加え、省スペース化が図られる。
【0040】図7は本発明の第7実施形態を示すオゾン
発生装置の図であり、(a)はその断面図であり、
(b)はそのE−E断面図である。
【0041】図7に示す第7実施形態に係わるオゾン発
生装置は、陽極704の構造及びその配置以外は図3に
示す第3実施形態と同一な構成である。この陽極704
の誘電体層102に対向する面のみに、放電空間712
に供給される原料ガス流れと直角な方向に帯状の突起7
10を設けている。また、陽極704は誘電体層103
に密着している。
【0042】この構成によれば、第3実施形態で得られ
る効果に加え、オゾン発生装置の薄型化が図れ、また、
陽極704は誘電体層103を介して冷却手段113に
面接触しているため、上述の形態にくらべ陽極704の
冷却が効率的にできる。
【0043】なお、陽極704と誘電体層102,10
3の構成は図7に限らず図8に示す第8実施形態のよう
に、突起810を誘電体層102に設置し、突起のない
平板状の陽極804を誘電体層103に密着させ、放電
空間812に原料ガスを供給するように構成してとして
も、第7実施形態と同様な効果が得られる。
【0044】また、陽極704及び誘電体層102,1
03、フレーム108,109の形も図7の第7実施形
態のように長方形に限らず、図9の第9実施形態のよう
に、陽極904の構造及びその配置以外は図2の第2実
施形態と同様に円形としてもよい。この場合、陽極90
4は図5に示される陽極504と同様な構成であるが、
その誘電体層202に対向する面のみに、放電空間91
2に供給される原料ガス流れの直角な方向に帯状の突起
910を設けている。そして、陽極904は誘電体層2
03に密着している。この構成によれば第7実施形態で
得られる効果に加え、第2又は第5実施形態で得られ
る、ガス流れの均一化が図れる。
【0045】さらに、図10の第10実施形態のよう
に、陽極1004の構造とその配置以外を図6の第6実
施形態と同様にしてもよい。すなわち、誘電体層60
2,603の間に、突起1010を誘電体層603に面
する側だけに設けられた円筒型の陽極1004を、誘電
体層602に密着して配置し、放電空間1012に原料
ガスを供給する構成としてもよい。この構成によれば第
7実施形態で得られる効果に加え、省スペース化が図ら
れる。
【0046】なお、図示しないが、第9実施形態又は第
10実施形態では、陽極904又は陽極1004に突起
910又は突起1010が設置されているが、図8の第
8実施形態で示すように誘電体層に突起を設ける形態で
もよい。つまり、第9実施形態では誘電体層202側に
突起910を、第10実施形態では誘電体層603側に
突起1010を設置させても、第9実施形態又は第10
実施形態と同様な効果が得られる。
【0047】ここで、第3から第10実施形態におい
て、突起は、原料ガス流れと直角な方向で直線的な帯状
に設けているが、原料ガス流れの幅方向であれば必ずし
も原料ガス流れに直角ではなく角度をもたせて配置して
もさしつかえない。また、直線状に限らず曲線状でもよ
い。さらに突起の断面形状は山型、半円型、長方形型な
どであってもよい。さらに、その材質は、金属などの導
電体、陽極と同じ材質、誘電体層と同じ材質等であって
もよい。
【0048】図11は本発明の第11実施形態を示すオ
ゾン発生装置の図であり、(a)はその断面図であり、
(b)はそのG−G断面図である。
【0049】図11に示す第11実施形態に係わるオゾ
ン発生装置は、一対の板状のフレーム1108,110
9と、フレーム1108に取り付けたセラミックからな
る誘電体層1102と、この誘電体層1102と対向す
るようにフレーム1109に配置された陽極1104と
を備えている。上記フレーム1108,1109は互い
に対向して配置され、その周辺部には誘電体層1102
を囲むようにスペーサ1105が介在されて誘電体層1
102と陽極1104とが互いに所定の間隔を保つよう
に保持されている。この誘電体層1102と陽極110
4とに挟まれた空間は無声放電が発生する放電空間11
12であり、図11の(b)に示すように、上記フレー
ム1108及び誘電体層1102には、原料ガスを放電
空間1112に供給する原料ガス入口1106がその全
面に多数設置されており、スペーサ1105には発生し
たオゾンガスの取り出し口であるオゾンガス出口110
7が設置されている。また、フレーム1108,110
9には冷却手段1113,1114が設置されており、
冷却手段1113の内部には陰極である冷却水が流れて
いる。
【0050】上記陽極1104と陰極である冷却水とに
は電源11が接続されている。上記構成において陽極1
104と陰極である冷却水との間に電圧を印加すると、
まず、誘電体層1102に設置した原料ガス入口110
6の貫通穴の周辺とそれと対向した陽極1104の近接
部に予備電離が発生し放電が開始する。この放電の開始
によりその周辺の電子密度が増加し、その周辺の放電空
間1112に放電が広がっていき放電空間1112を流
れる原料ガスがオゾン化される。このとき原料ガスは原
料ガス入口1106の貫通穴の周辺の放電が集中しやす
い部分を必ず通過する。また、陽極1104と誘電体層
1102とが接触していないため放電のない通電が全く
ない。したがって投入電力のすべてのエネルギーが放電
に寄与することとなるとともに、原料ガスが放電が集中
しやすい部分を必ず通過するためオゾンの発生効率が優
れている。さらに、第1〜10実施形態の陽極、誘電体
層の構造に比べ、貫通穴をあけるだけなので加工が簡単
であり、放電空間1112を構成している誘電体層11
02及び陽極1104は平面であるので、この間隔を保
ちやすい。
【0051】なお、原料ガス入口1106はフレーム1
108及び誘電体層1102に設置されているが、原料
ガス入口1106を陽極1104及びフレーム1109
側に設置してもよい。
【0052】また、図11に限らず、図12の第12実
施形態のように、図11と同じフレーム1108及び誘
電体層1102とそれらに設置された原料ガス入口11
06を備え、オゾンガス出口1207を陽極1204
と、冷却手段1214を備えたフレーム1209側に設
置し、放電空間1212に原料ガスを供給する構成でも
よい。但し、この場合は、原料ガス入口1106、オゾ
ンガス出口1207の位置が重なっていると、原料ガス
入口1106から供給された原料ガスが、無声放電が発
生しやすい原料ガス入口1106、オゾンガス出口12
07の周辺部分を通過せずそのままオゾンガス出口12
07から取り出されることになるため、図12の(a)
に示すようにその位置は重ならないようにずらす必要が
ある。
【0053】この構成によれば、第11実施形態で得ら
れる効果に加え、原料ガス入口1106、オゾンガス出
口1207の周辺の無声放電が集中しやすい部分が2ヶ
所となるので、より確実にオゾン化ができる。
【0054】図13は本発明の第13実施形態を示すオ
ゾン発生装置の図であり、(a)はその断面図であり、
(b)はその側面図、(c)はそのI−I断面図であ
る。
【0055】図13に示される第13実施形態のオゾン
発生装置は、円筒型のフレーム1308と、その外表面
に配置されたセラミックからなる誘電体層1302と、
その外方にスペーサ1305を介して取り付けられた円
筒形の陽極1304とを備えている。そして、円筒型の
フレーム1308の内部には、その内面に接するように
スパイラル状の冷却手段1313が設けられている。さ
らに、円筒形のフレーム1308の上面にはオゾンガス
排出口1319が設置されている。前記円筒形のフレー
ム1308と、誘電体層1302とには、図13の
(b)に示すように、これらを貫通するオゾンガス出口
1307が、フレーム1308と、誘電体層1302の
全面に複数、図13の(c)に示すように、円周方向に
ほぼ等間隔に設置されている。そして、前記円筒型の陽
極1304には、前記オゾンガス出口1307と重なら
ないようずらした位置に陽極1304を貫通する原料ガ
ス入口1306が、円周方向にほぼ等間隔に複数個設置
されている。これは、もし、原料ガス入口1306とオ
ゾンガス出口1307との位置が重なっていれば、原料
ガス入口1306から供給された原料ガスが、無声放電
が発生しやすい原料ガス入口1306及びオゾンガス出
口1307である貫通穴の周辺部分を通過せずそのまま
オゾンガス出口1307を通過し、充分にオゾン化しな
いまま、オゾンガス排出口1319から取り出されるた
めである。ここで陰極はフレーム1308である。
【0056】この構成では、原料ガスは原料ガス入口1
306、オゾンガス出口1307の周辺の無声放電が集
中しやすい部分を必ず通過する。また、陽極1304と
誘電体層1302とが接触していないため、放電のない
通電が全くない。したがって投入電力のすべてのエネル
ギーが放電に寄与することとなるとともに、原料ガスが
放電が集中しやすい部分を必ず通過するためオゾンの発
生効率が優れている。さらに、省スペース化が図れる。
さらにまた、冷却手段1313をスパイラル状に設置し
ているため、製作がやりやすく、メンテナンス性にも優
れている。
【0057】ここで陽極1304は図14の第14実施
形態で示すような網目状電極である陽極1404であっ
てもさしつかえない。この陽極1404は図1又は図2
で示される第1又は第2実施形態の網目状電極と同様な
ものであり、図1、図2では平面状で使用されるのに対
し、この場合はフレーム1408に巻付けて使用され
る。また、スペーサはなくてもよく、陽極1404と誘
電体層1302は接触していてもよい。但しこの場合
は、図14の(b)の側面図に示すようにオゾンガス出
口1307の直上には陽極1404の貫通穴400では
ない部分がくるように、かつ図14の(c)のJ−J断
面図に示すように、オゾンガス出口1307と陽極14
04が接触しないように設置する必要がある。これは、
もし、オゾンガス出口1307の直上に陽極1404の
貫通穴400があれば、陽極1404の貫通穴400か
ら供給された原料ガスが、無声放電の発生しやすいオゾ
ンガス出口1307の周辺部を通過せずそのままオゾン
ガス出口1307を通過してしまう可能性があるからで
ある。
【0058】この構成では、誘電体層に設置したオゾン
ガス出口1307の周辺とそれに対向した陽極1404
の近接部の放電が集中しやすい部分を、原料ガスが必ず
通過するためオゾンの発生効率が優れている。また、第
13実施形態のスペーサ1315に相当する部分が必要
なくなり、製作しやすく、より安価でコンパクトなオゾ
ン発生装置を提供できる。
【0059】図15は本発明の第15実施形態を示すオ
ゾン発生装置の図であり、(a)はその断面図であり、
(b)はそのK−K断面図である。
【0060】図15の第15実施形態に係わるオゾン発
生装置は、一対の板状のフレーム1508,1509
と、それらに取り付けたセラミックからなる誘電体層1
502,1503と、この誘電体層1502,1503
間に配置された陽極1504とを備えている。上記フレ
ーム1508,1509は互いに対向して配置され、そ
の周辺部には誘電体層を囲むようにスペーサ1105が
介在されて誘電体層1502,1503とが互いに所定
の間隔を保つように保持されている。この誘電体層15
02,1503と陽極1504とに挟まれた空間は無声
放電が発生する放電空間1512であり、上記フレーム
1508,1509、誘電体層1502,1503には
原料ガスを放電空間1512に供給する原料ガス入口1
506が、図15の(b)に示すようにその全面に複数
設置されている。上記スペーサ1505には発生したオ
ゾンガスの取り出し口であるオゾンガス出口1107が
設置されている。また、フレーム1508,1509の
反放電空間側に冷却手段1513,1514が設置され
ておりその内部には陰極である冷却水が流れている。
【0061】上記陽極1504と陰極である冷却水とに
は電源11が接続されている。上記構成において陽極1
504と陰極である冷却水との間に電圧を印加すると、
まず誘電体層1502,1503に設置した貫通穴であ
る原料ガス入口1506の周辺とそれと対向した陽極1
504の近接部に予備電離が発生し放電が開始する。こ
の放電の開始によりその周辺の電子密度が増加し、その
周辺の放電空間1512に放電が広がっていき放電空間
1512を流れる原料ガスがオゾン化される。
【0062】この構成によれば、原料ガスは原料ガス入
口1506の貫通穴の周辺の放電が集中しやすい部分を
必ず通過する。また陽極1504と誘電体層1502,
1503とが接触していないため放電のない通電が全く
ない。したがって投入電力のすべてのエネルギーが放電
に寄与することとなるとともに、原料ガスが放電が集中
しやすい原料ガス入口1506の貫通穴の周辺部分を必
ず通過するためオゾンの発生効率が優れている。さら
に、原料ガス入口1506の総面積を大きくとれるので
大容量の発生の向いている。
【0063】また、図16に示す第16実施形態のよう
に、図1と同じフレーム108,109、誘電体層10
2,103、冷却手段113,114を備え、陽極16
04とスペーサ1605との間にシール材1617を配
置し、陽極1604の表裏両面に面する放電空間を分離
し、原料ガス入口1606をスペーサ1605の誘電体
層102に面した放電空間1612側へ及びオゾンガス
出口1607をスペーサ1605の誘電体層103に面
した放電空間1612側に別々に設け、誘電体層102
に面した放電空間1612側に設けた原料ガス入口16
06から原料ガスを供給し、陽極1604に設けた原料
ガス通路1616を通過させ、誘電体層103に面した
放電空間1616側に設けたオゾンガス出口1607か
ら取り出すようにしてもよい。
【0064】この構成であれば、陽極1604にのみ貫
通穴である原料ガス通路1616を設けるだけでよいの
で、製作がやりやすく、原料ガスが誘電体層102に面
した放電空間1612側と、誘電体層103に面した放
電空間1612側とで2回にわたって放電が発生しやす
い原料ガス通路1616の周辺部分を通過するので確実
にオゾン化ができる。
【0065】さらに、図17に示す第17実施形態のよ
うに、冷却手段1713を備えるフレーム1708及び
誘電体層1702に原料ガス入口1706を、冷却手段
1714を備えるフレーム1709及び誘電体層170
3にオゾンガス出口1707を、図16に示す第16実
施形態と同様に陽極1604に原料ガス通路1616
を、図17の(b)のようにそれぞれの全面に多数の貫
通穴として設けた構成でもよい。但し、この場合は、図
17の(a)のように、それぞれの貫通穴の位置をずら
し重ならないように配置し、原料ガスを通過させる必要
がある。これは、それぞれの貫通穴が重なった位置にあ
った場合、原料ガス入口1706から誘電体層1702
に面する放電空間1712へ供給された原料ガスが、原
料ガス入口1706周辺及び原料ガス通路1616の周
辺及びオゾンガス出口1707の周辺の放電が発生しや
すい部分を通過せずそのまま原料ガス入口1706から
原料ガス通路1616を通過し、そして、充分オゾン化
しないまま誘電体層1703に面する放電空間1712
よりオゾンガス出口1707から取り出されることとな
るためである。
【0066】この構成であれば、原料ガス入口170
6、原料ガス通路1616、オゾンガス出口1707の
周辺の放電が発生しやすい部分を、少なくとも3回通過
するため、より確実にオゾン化が図れる。さらに、原料
ガス及びオゾンガスの通路の総面積を大きくとれるので
大容量の発生の向いている。
【0067】図18は本発明の第18実施形態を示すオ
ゾン発生装置の断面図である。
【0068】図18に示す第18実施形態に係わるオゾ
ン発生装置1は、図15に示す第15実施形態を円筒状
にしたものであり、フレーム1808,1809と、誘
電体層1802,1803とは直径の異なる円筒型で、
スペーサ1805を介して二重管状となっており、この
誘電体層1802,1803と陽極1804とに挟まれ
た空間は無声放電が発生する放電空間1812であり、
誘電体層1802,1803の間に円筒型の陽極180
4を備えている。また、フレーム1808,1809
と、誘電体層1802,1803とには、原料ガス入口
1806である貫通穴が設置されており、前記スペーサ
1805にはオゾンガス出口1807が設置されてい
る。さらに、フレーム1808,1809には冷却手段
1813,1814が設置されておりその内部には冷却
水が流れている。さらにまた、フレーム1808の上部
端面には原料ガス供給口1818が設置されている。
【0069】上記陽極1804と冷却手段1813,1
914の内部を流れる陰極である冷却水とには電源11
が接続されており、図15に示す第15実施形態と同様
に無声放電が発生し、原料ガスがオゾン化される。この
とき、原料ガスは原料ガス入口1806周辺の放電が集
中しやすい部分を必ず通過する。また陽極1804と誘
電体層1802,1803とが接触していないため放電
のない通電が全くない。この構成であれば第15実施形
態で得られる効果に加え、省スペース化が図れる。
【0070】なお、図19に示す第19実施形態のよう
な構成でもよい。第19実施形態は、図16に示す第1
6実施形態を円筒状にしたものであり、フレーム60
8,609と、誘電体層602,603と、冷却手段6
13,614は図6と同じ構成である。フレーム608
とフレーム609は直径の異なる円筒型で、スペーサ1
905を介して二重管状となっており、対向する表面に
はそれぞれ誘電体層602,603が備えられている。
また、誘電体層602,603の間には陽極1904が
備えられており、陽極1904とスペーサ1905の間
には、陽極1904の内外面に面した放電空間を誘電体
層602側放電空間1912と誘電体層603側放電空
間1912に分割するシール部材1917が備わってい
る。この構成であれば第16実施形態で得られる効果に
加え、省スペース化が図れる。
【0071】また、図20に示す第20実施形態のよう
な構成でもよい。第20実施形態は、図17に示す第1
7実施形態を円筒状にしたものであり、フレーム200
8とフレーム2009とは直径の異なる円筒型で、スペ
ーサ2005を介して二重管状となっており、対向する
表面にはそれぞれ誘電体層2002,2003が備えら
れている。また、誘電体層2002,2003の間には
陽極2004が備えられており、陽極2004とスペー
サ2005の間には、陽極2004の内外面に面した放
電空間を誘電体層2002側放電空間2012と誘電体
層2003側放電空間2012に分割するシール部材2
017が備わっている。そして、フレーム2008及び
誘電体層2002にはオゾンガス出口2007、フレー
ム2009及び誘電体層2003には原料ガス入口20
06、陽極2004には原料ガス通路2016がそれぞ
れその全面に多数の貫通穴として設置されており、それ
ぞれの貫通穴の位置が重ならないようにずらして配置し
ている。この構成であれば第17実施形態で得られる効
果に加え、省スペース化が図れる。
【0072】以上の実施形態では、一つのオゾン発生装
置について説明したが、これらは各実施形態の装置を複
数備えた装置としてもよい。
【0073】また、陽極に対する陰極は冷却手段を流れ
る冷却水又はフレームに相当するが、公知のように、誘
電体層の反放電側に設置される金属板やフレームや冷却
水等を陰極としてもよい。
【0074】さらに、冷却手段については水冷に限らず
空冷でもよい。又、その構造もジャケット方式やチュー
ブ方式などいかなる方法でもよい。但し、フレームとそ
れに接した陽極又は誘電体を貫通する貫通穴を設置して
いる場合は、当然のことながら、フレームと陽極又は誘
電体に設置している原料ガス入口又はオゾンガス出口で
ある貫通穴を流れる原料ガス又はオゾンガスの通過を妨
げないように設置する必要がある。
【0075】さらにまた、第2、第5、第9実施形態を
除く実施形態では、それぞれの原料ガス入口とオゾンガ
ス出口の位置は逆でもよい。すなわち、原料ガス入口を
オゾンガス出口として、オゾンガス出口を原料ガス入口
としてもなんら問題ない。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明は、放電空間内の無
声放電が発生する部位に前記原料ガスを導くとともに、
前記放電空間内におけるガスの流れを均一化するガス流
規制手段を設けたことによって、オゾン発生効率を向上
する効果がある。
【0077】請求項2の発明では、仕切壁がスペーサの
役割をするため誘電体層の間隔を一定に保つことが容易
である。また、放電空間内のガス圧変動や変動やセラミ
ック誘電体層の反放電空間側に設置されている冷却手段
の水圧変動で誘電体層が変形を防止できる。さらに仕切
壁により流れを規制してやることで無声放電が発生しや
すい陽極と誘電体層とが接近している部分ではなくそれ
以外の貫通穴に原料ガスが集中することを防止でき、そ
の結果オゾンの発生効率を向上することができる。
【0078】請求項3の発明では、上記仕切壁の材質を
絶縁体としてあるので、電解集中や放電をともなわない
通電が生じない。
【0079】請求項4の発明では、上記仕切壁の材質を
誘電体層と同じ材質としてあるので、誘電体層と一体成
形が可能であるとともに、電解集中や放電をともなわな
い通電が生じない。
【0080】請求項5の発明では、上記仕切壁の材質を
フッ素系樹脂としてあるので、電解集中や放電をともな
わない通電が生じないうえ、加工がやりやすく簡易に製
作できる。
【0081】請求項6の発明では、放電空間を円形にし
たことで長方形の場合よりもフレームやスペーサが製作
しやすくなり、誘電体層の間隔を一定に保つことが容易
となる。また、ガス流れ方向にフレームの壁がないため
これによる速度分布ができずガス流れが均一化する。さ
らに、オゾン発生装置の周辺部のスペーサに設置した原
料ガス入口から供給し、放電空間の中心部のオゾンガス
出口から取り出すことで、原料ガス入口と陽極及びオゾ
ンガス出口との位置関係が同じとなり、各原料ガス入口
ごとの生産性が均一化される。それらの結果オゾンの発
生効率を向上することができる。
【0082】請求項7の発明では、原料ガスは突起と誘
電体層との間の放電が集中しやすい部分を必ず通過し、
また陽極と誘電体層とが接触していないため放電のない
通電が全くないため、投入電力のすべてのエネルギーが
放電に寄与することとなるとともに、原料ガスが放電が
集中しやすい部分を必ず通過するためオゾンの発生効率
を向上することができる。
【0083】請求項8の発明では、前記一対の電極が陰
極であり、該陰極にはそれぞれ前記放電空間側にセラミ
ックの誘電体層が配置され、該誘電体層間に前記陽極を
配置するとともに、該陽極を前記誘電体層のどちらか一
方に密着させることで、陽極が誘電体層を介してに冷却
手段に面接触しており、効率的に陽極の冷却が可能であ
るので、陽極の温度上昇を防止でき、オゾン発生効率の
低下を防ぐことができる。
【0084】請求項9の発明では、前記一対の電極の少
なくとも一方の電極又は/及び前記誘電体層を貫通する
複数の貫通穴を設け、該貫通穴を原料ガス又はオゾンガ
スが通過させることで、原料ガスが原料ガス入口周辺又
はオゾンガス出口周辺の放電が集中しやすい部分を必ず
通過し、かつ陽極と誘電体層とが接触していないため放
電のない通電がまったくなく、投入電力のすべてのエネ
ルギーが放電に寄与することとなるためオゾンの発生効
率が優れている。
【0085】請求項10の発明では、前記一対の電極又
は電極と前記誘電体層を貫通する複数の貫通穴を設け、
前記一対の電極又は電極と前記誘電体層の一方の貫通穴
を原料ガスが通過するとともに、他方の貫通穴をオゾン
ガスが通過させることで、原料ガスが原料ガス入口周辺
及びオゾンガス出口周辺の放電が集中しやすい部分を必
ず通過し、かつ陽極と誘電体層とが接触していないため
放電のない通電がまったくなく、投入電力のすべてのエ
ネルギーが放電に寄与することとなるためオゾンの発生
効率が優れている。
【0086】請求項11の発明では、一対の電極が陰極
であり、該陰極にはそれぞれ前記放電空間側にセラミッ
クの誘電体層が配置され、該誘電体層間には陽極が配置
されているので陽極の表裏両面を使用しオゾンを発生す
ることができる。このためより大容量のオゾンを生成で
きる。
【0087】請求項12の発明では、前記陰極及び前記
誘電体層を貫通する貫通穴が複数形成され、該貫通穴を
原料ガス又はオゾンガスが通過するので、原料ガスが原
料ガス入口周辺又はオゾンガス出口周辺の放電が集中し
やすい部分を必ず通過し、かつ陽極と誘電体層とが接触
していないため放電のない通電がまったくなく、投入電
力のすべてのエネルギーが放電に寄与することとなるた
めオゾンの発生効率を向上できる。
【0088】請求項13の発明では、前記陽極を貫通す
る貫通穴が複数形成され、該貫通穴を原料ガス又は/及
びオゾンガスが通過するので、原料ガスがガス通路入口
周辺の放電が集中しやすい部分を必ず通過し、かつ陽極
と誘電体層とが接触していないため放電のない通電がま
ったくなく、投入電力のすべてのエネルギーが放電に寄
与することとなるためオゾンの発生効率を向上できる。
また陽極を加工するだけなので製作が簡易である。
【0089】請求項14の発明では、請求項13の発明
に加え前記一対の陰極及び前記誘電体層を貫通する貫通
穴が複数形成され、その一方の陰極及び誘電体層を貫通
する貫通穴を原料ガスが通過するとともに、他方の陰極
及び誘電体層を貫通する貫通穴をオゾンガスが通過する
ので、原料ガスが原料ガス入口周辺、オゾンガス出口周
辺、ガス通路周辺の放電が集中しやすい部分を必ず通過
し、かつ陽極と誘電体層とが接触していないため放電の
ない通電がまったくなく、投入電力のすべてのエネルギ
ーが放電に寄与することとなるためオゾンの発生効率を
向上できる。
【0090】請求項15の発明では、前記一対の電極が
直径の異なる円筒状であるので、コンパクトな装置が提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すオゾン発生装置の
図であり、(a)はその断面図であり、(b)はそのA
−A断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示すオゾン発生装置の
図であり、(a)はその断面図であり、(b)はそのB
−B断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態を示すオゾン発生装置の
図であり、(a)はその断面図であり、(b)はそのC
−C断面図である。
【図4】本発明の第4実施形態を示すオゾン発生装置の
断面図である。
【図5】本発明の第5実施形態を示すオゾン発生装置の
図であり、(a)はその断面図であり、(b)はそのD
−D断面図である。
【図6】本発明の第6実施形態を示すオゾン発生装置の
断面図である。
【図7】本発明の第7実施形態を示すオゾン発生装置の
図であり、(a)はその断面図であり、(b)はそのE
−E断面図である。
【図8】本発明の第8実施形態を示すオゾン発生装置の
断面図である。
【図9】本発明の第9実施形態を示すオゾン発生装置の
図であり、(a)はその断面図であり、(b)はそのF
−F断面図である。
【図10】本発明の第10実施形態を示すオゾン発生装
置の断面図である。
【図11】本発明の第11実施形態を示すオゾン発生装
置の図であり、(a)はその断面図であり、(b)はそ
のG−G断面図である。
【図12】本発明の第12実施形態を示すオゾン発生装
置の図であり、(a)はその断面図であり、(b)はそ
のH−H断面図である。
【図13】本発明の第13実施形態を示すオゾン発生装
置の図であり、(a)はその断面図あり、(b)はその
側面図であり、(c)はそのI−I断面図である。
【図14】本発明の第14実施形態を示すオゾン発生装
置の図であり、(a)はその断面図あり、(b)はその
側面図であり、(c)はそのJ−J断面図である。
【図15】本発明の第15実施形態を示すオゾン発生装
置の図であり、(a)はその断面図であり、(b)はそ
のK−K断面図である。
【図16】本発明の第16実施形態を示すオゾン発生装
置の図であり、(a)は断面図であり、(b)はそのL
−L断面図である。
【図17】本発明の第17実施形態を示すオゾン発生装
置の図であり、(a)はその断面図であり、(b)はそ
のM−M断面図である。
【図18】本発明の第18実施形態を示すオゾン発生装
置の断面図である。
【図19】本発明の第19実施形態を示すオゾン発生装
置の断面図である。
【図20】本発明の第20実施形態を示すオゾン発生装
置の断面図である。
【図21】従来例のオゾン発生装置の断面図である。
【図22】従来例のオゾン発生装置で使用される陽極の
部分切り欠き平面図である。
【図23】図22のN−N断面図である。
【符号の説明】
1:オゾン発生装置 11:電源 102,103:誘電体層 104:陽極 105:スペーサ 106:原料ガ
ス入口 107:オゾンガス出口 108,10
9:フレーム 112:放電空間 113,11
4:冷却手段 115:仕切壁 41,42:突
起先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷岡 隆 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 Fターム(参考) 4G042 CA01 CC03 CC04 CC11 CC19

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一対の電極間に放電空間が形成
    され、この一対の電極の少なくとも一方の電極の放電空
    間側にセラミックの誘電体層が配置され、前記放電空間
    に原料ガスを供給して前記放電空間に無声放電を発生さ
    せることによりオゾンガスを生成するオゾン発生装置に
    おいて、前記放電空間内の無声放電が発生する部位に前
    記原料ガスを導くとともに前記放電空間内におけるガス
    の流れを均一化するガス流規制手段を設けたことを特徴
    とするオゾン発生装置。
  2. 【請求項2】前記ガス流規制手段が、前記放電空間内を
    流れるガスの流れ方向の向きに沿った壁面を有する仕切
    壁であることを特徴とする請求項1に記載のオゾン発生
    装置。
  3. 【請求項3】前記仕切壁の材質が絶縁体であることを特
    徴とする請求項2に記載のオゾン発生装置。
  4. 【請求項4】前記仕切壁が前記誘電体層と同じ材質であ
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載のオゾン発生
    装置。
  5. 【請求項5】前記仕切壁がフッ素系樹脂であることを特
    徴とする請求項3に記載のオゾン発生装置。
  6. 【請求項6】前記ガス流規制手段が、円形に形成された
    放電空間と、該放電空間の周辺部より原料ガスを供給す
    る原料ガス入口と、前記放電空間の中心部からオゾンガ
    スを排出するオゾンガス出口とからなることを特徴とす
    る請求項1に記載のオゾン発生装置。
  7. 【請求項7】前記ガス流規制手段が、前記電極又は前記
    誘電体層の前記放電空間側表面に設置され、前記放電空
    間を流れるガス流れの幅方向に延びる帯状の突起部であ
    ることを特徴とする請求項1又は6に記載のオゾン発生
    装置。
  8. 【請求項8】前記一対の電極が陰極であり、該陰極には
    それぞれ前記放電空間側にセラミックの誘電体層が配置
    され、該誘電体層間に前記陽極を配置するとともに、該
    陽極を前記誘電体層のどちらか一方に密着させ、該誘電
    体層の反放電空間側に冷却手段を備えていることを特徴
    とする請求項1又は7に記載のオゾン発生装置。
  9. 【請求項9】前記ガス流規制手段が、前記一対の電極の
    少なくとも一方の電極又は/及び前記誘電体層を貫通す
    る複数の貫通穴であり、該貫通穴を原料ガス又はオゾン
    ガスが通過することを特徴とする請求項1に記載のオゾ
    ン発生装置。
  10. 【請求項10】前記ガス流規制手段が、前記一対の電極
    又は電極と前記誘電体層を貫通する複数の貫通穴であ
    り、前記一対の電極又は電極と前記誘電体層の一方の貫
    通穴を原料ガスが通過するとともに、他方の貫通穴をオ
    ゾンガスが通過することを特徴とする請求項1に記載の
    オゾン発生装置。
  11. 【請求項11】前記一対の電極が陰極であり、該陰極に
    はそれぞれ前記放電空間側にセラミックの誘電体層が配
    置され、該誘電体層間には陽極が配置され、前記陰極と
    前記陽極間に無声放電を発生させることを特徴とする請
    求項1に記載のオゾン発生装置。
  12. 【請求項12】前記陰極及び前記誘電体層を貫通する貫
    通穴が複数形成され、該貫通穴を原料ガス又はオゾンガ
    スが通過することを特徴とする請求項11に記載のオゾ
    ン発生装置。
  13. 【請求項13】前記陽極を貫通する貫通穴が複数形成さ
    れ、該貫通穴を原料ガス又は/及びオゾンガスが通過す
    ることを特徴とする請求項11に記載のオゾン発生装
    置。
  14. 【請求項14】前記一対の陰極及び前記誘電体層を貫通
    する貫通穴が複数形成され、その一方の陰極及び誘電体
    層を貫通する貫通穴を原料ガスが通過するとともに、他
    方の陰極及び誘電体層を貫通する貫通穴をオゾンガスが
    通過することを特徴とする請求項14に記載のオゾン発
    生装置。
  15. 【請求項15】前記一対の電極が直径の異なる円筒状で
    あることを特徴とする請求項7、8、9、10、11、
    12、13又は14に記載のオゾン発生装置。
JP03995399A 1999-02-18 1999-02-18 オゾン発生装置 Expired - Fee Related JP3839179B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03995399A JP3839179B2 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 オゾン発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03995399A JP3839179B2 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 オゾン発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000239005A true JP2000239005A (ja) 2000-09-05
JP3839179B2 JP3839179B2 (ja) 2006-11-01

Family

ID=12567333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03995399A Expired - Fee Related JP3839179B2 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 オゾン発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3839179B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063973A (ja) * 2003-08-14 2005-03-10 Fuji Photo Film Bv プラズマを形成するための装置および方法ならびに電極
JP2007042503A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Sharp Corp 大気圧プラズマ処理装置および大気圧プラズマ処理方法
JP2008004397A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Shishido Seidenki Kk 除電方法及び除電装置
JP2019199390A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 株式会社豊田中央研究所 オゾン発生装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063973A (ja) * 2003-08-14 2005-03-10 Fuji Photo Film Bv プラズマを形成するための装置および方法ならびに電極
JP2007042503A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Sharp Corp 大気圧プラズマ処理装置および大気圧プラズマ処理方法
JP2008004397A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Shishido Seidenki Kk 除電方法及び除電装置
JP2019199390A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 株式会社豊田中央研究所 オゾン発生装置
JP7077136B2 (ja) 2018-05-18 2022-05-30 株式会社豊田中央研究所 オゾン発生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3839179B2 (ja) 2006-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2564534C2 (ru) Плазменная горелка
US7241428B2 (en) Highly efficient compact capacitance coupled plasma reactor/generator and method
US6106788A (en) Process and device for generating ozone
KR101152406B1 (ko) 아크 플라즈마 토치
KR102014892B1 (ko) 수처리장치 등에 사용되는 플라즈마 발생장치
JP2000239005A (ja) オゾン発生装置
KR101687679B1 (ko) 한 쌍의 캡을 포함하는 오존 발생 장치용 방전관
SE1630183A1 (en) OZONE GENERATOR UNIT AND SYSTEM
AU2016223855A1 (en) Ozone generator with position-dependent discharge distribution
KR102145120B1 (ko) 오존 발생 장치
JP5881538B2 (ja) オゾン発生装置
JP4161019B2 (ja) オゾン発生装置
JPH09241005A (ja) オゾン発生装置
JP2019199390A (ja) オゾン発生装置
JP5836808B2 (ja) オゾン発生装置
KR100381272B1 (ko) 다중채널을 갖는 오존발생장치
JP4138684B2 (ja) オゾン発生方法およびオゾン発生装置
JP3837931B2 (ja) オゾナイザ
JP2005263532A (ja) オゾン発生装置
JPH08104502A (ja) オゾン生成装置
JPH01153502A (ja) オゾン発生装置
JP2003002617A (ja) 放電式点接触型オゾン発生装置
JP2024089604A (ja) ガス生成装置
JPH09235106A (ja) オゾン発生装置
JPH1192116A (ja) オゾン発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20031212

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees