JP2000238723A - 容器の熱シール装置 - Google Patents

容器の熱シール装置

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JP2000238723A
JP2000238723A JP11044407A JP4440799A JP2000238723A JP 2000238723 A JP2000238723 A JP 2000238723A JP 11044407 A JP11044407 A JP 11044407A JP 4440799 A JP4440799 A JP 4440799A JP 2000238723 A JP2000238723 A JP 2000238723A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速で確実に熱シールできる容器の熱シール
装置の提供を目的とする。 【構成】 容器本体2aに蓋2cを溶着接合させるため
の熱シール装置1であって、この装置1は、容器本体2
aと蓋2c間に熱風を噴出させることのできる熱風発生
器3と、熱風発生器3からの熱風の噴出後に、蓋2cを
容器本体2a側へ押圧する圧接器10とを備えて構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食品容器等の容器本
体に蓋を溶着接合させるための熱シール装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、例えば発泡スチロー
ル製の食品容器の蓋の接着には、例えば図4の斜視図で
示すような熱シール装置が用いられている。即ち図4に
おいて、熱シール装置51は、容器52の本体52aの
内部へ納豆等の食品を入れた後に、一端側が本体52a
と連結されている蓋52cの他端側を熱シールして密閉
させるための装置であり、ベルトコンベア上を送られて
くる複数の容器52,52,52を所定位置で停止させ
て、この状態で図5に概略図で示すように、蓋52cと
容器本体52aの上面側の鍔部52b間に、横方向より
発熱体55を挿入させ、この発熱体55で容器の鍔部5
2bと蓋52cを溶かして、その後、蓋52cに上方よ
り押圧板57を押圧させて、押圧板57により蓋52c
を本体52aの上面に溶着接合させるものであり、複数
の発熱体55,55,55は、例えばヒーターとか熱板
で構成されており、シリンダ53により横移動する往復
動板54に複数の発熱体55,55が連結されたものと
なっており、また、前記押圧板57はエアシリンダ56
により上下動できるように構成されている。
【0003】このような従来の熱シール装置51におい
ては、複数の容器52,52,52を発熱体55,55
の設けられている位置で一旦停止させて熱シールするも
のであるため、停止時間を設ける必要があり、高速運転
ができないという問題点があり、また、発熱体55を容
器52の鍔部52bと蓋52c間に挿入させるものであ
るため、鍔部52bと蓋52cの開き具合が狭くても、
また広すぎても、発熱体55による溶け具合が一定とな
らず、鍔部52bと蓋52c間のクリアランスの精度を
保つのが困難であるという問題点があり、また、発熱体
55の温度管理を正確に行わないと接合ミスが多発する
という問題点があり、またさらに、鍔部52b及び蓋5
2cの溶けた部分が汚い仕上がりとなり、また、発熱体
55が接触した部分が溶けて炭化し、本体52a内の食
品内に混入する恐れがあるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、高速で連続運転が可能
となり、正確に美しい状態で熱シールできる容器の熱シ
ール装置を提供せんことを目的とし、その要旨は、容器
本体に蓋を溶着接合させるための熱シール装置であっ
て、該熱シール装置は、前記容器本体と蓋間に熱風を噴
出させることのできる熱風発生器と、該熱風発生器から
の熱風の噴出後に前記蓋を容器本体側へ押圧する圧接器
とを備えていることである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、容器の熱シール装置の要部斜視構成図で
あり、本例における熱シール装置1は、コンベア上を移
送されてくる複数の容器2,2,2に対し、コンベアを
停止させることなく連続的にシール作業を行うことがで
きるものであり、熱風発生器3と、圧接器10を所定位
置に備えており、熱風発生器3は、図2に概略図で示す
ように、本体部3a内に加熱用のヒーター4を有し、ま
た、先端側にノズル6を突出させて、ノズル6側にはサ
ーミスタ等の温度センサ5が設けられ、本体部3aに
は、コンプレッサー等により圧縮されたエアがエアパイ
プ7を通り供給されるように構成されており、前記ノズ
ル6の先端側に、上下に熱風を噴出する上噴出孔6aと
下噴出孔6bが形成されたものとなっており、容器2の
本体2aの上面鍔部2bと、蓋2c間にノズル6を配置
させて、この状態でノズルの上噴出孔6a及び下噴出孔
6bから、前記本体部3a内で生成された例えば300
℃〜500℃程度の熱風を噴出させ、熱風により鍔部2
bと蓋2cの接合面を溶かして、その後に、圧接器10
で蓋2cを下方側へ押圧して、蓋2cの溶けた部分と鍔
部2bの溶けた部分を圧着させ、図3のように溶着部C
を形成させて蓋2cを確実に本体2aの上面に溶着接合
させるものであり、前記圧接器10は、本例では一対の
駆動軸8a,8aによりそれぞれ回転される押圧ローラ
ー8,8間に押圧ベルト9を巻回させて、これを回転さ
せて蓋2cを上方より押圧させるように構成されてい
る。なお、この圧接器10は、押圧ローラー8,8に代
えて、従来のようなエアシリンダを用いて、押圧板等で
蓋2cを本体2a側へ押圧して接着させるような構造の
ものであっても良い。
【0006】このように本例では、エアパイプ7を通り
熱風発生器3の本体部3a内に流入されるエアをヒータ
ー4で加熱して熱風を生成させ、これをノズル6の噴出
孔6a,6bから噴出させて、熱風により容器2の接合
部分を溶かすものであり、従来のようなヒーターとか熱
板式のように鍔部2bと蓋2cの間隔を正確に調整する
必要がなく、蓋2cと鍔部2bの上下間隔を差ほど気に
することなく噴出孔6a,6bから熱風を噴出させて、
良好に熱風を鍔部2b及び蓋2cに当接させて必要な部
分を熱風により溶かすことができ、また、従来のように
ヒーターとの接触部分が炭化し、本体2a内に炭化した
ものが混入されることもなく、容器内への異物の混入が
なくなり、しかもシール不良を減少させることができ、
また、温度管理は温度センサ5を介して簡単に制御する
ことができるものとなる。しかも、容器2を移送するコ
ンベアを従来のように所定位置で一旦停止させる必要が
なく、移送コンベアは連続的に運転させながら、連続的
に所定位置で熱風発生器3から熱風を噴出させて、かつ
その後に圧接器10で蓋2cを押圧させて連続的に蓋2
cを本体2aの上面に溶着接合させてゆくことができ、
シール時間が短く高速運転が可能となり、また、熱シー
ル装置1全体を小型化させることができるものとなる。
【0007】なお、本例では、発泡スチロール製の容器
2を例示しているが、この容器2は紙製であっても良
く、紙製の容器2の内面に樹脂がコーティングされてお
れば、このコーティングされた樹脂が前記熱風発生器3
のノズル6から噴出される熱風により溶かされて、良好
に蓋2cを本体2aの上面に溶着接合させることができ
るものとなる。
【0008】
【発明の効果】本発明は、容器本体に蓋を溶着接合させ
るための熱シール装置であって、該熱シール装置は、前
記容器本体と蓋間に熱風を噴出させることのできる熱風
発生器と、該熱風発生器からの熱風の噴出後に前記蓋を
容器本体側へ押圧する圧接器とを備えていることによ
り、コンベア等で送られてくる容器の本体と蓋間に熱風
発生器から熱風を噴出させて接合面を熱風で溶かすこと
ができ、その後に圧接器で押圧して良好に蓋を容器本体
に溶着接合させることができ、連続的に高速で蓋の溶着
接合が可能となり、また、熱風により溶かすものである
ため、容器本体と蓋間の間隔の調整が正確でなくても良
好に接合面を溶かすことができ、シール不良を減少させ
ることができ、また、従来のように樹脂が炭化して容器
本体内に混入することがなく、良好なシール作業を正確
にかつ高速で行うことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器の熱シール装置の要部斜視構成図である。
【図2】図1の装置における熱風発生器から熱風を噴出
させる状態の要部説明概略構成図である。
【図3】図2で熱風を噴出させて接合部を溶かした後、
蓋を上方より押圧して溶着接合させた状態図である。
【図4】従来の熱シール装置の要部斜視構成図である。
【図5】従来の発熱体により接合面を溶かす状態の説明
構成図である。
【符号の説明】
1 熱シール装置 2 容器 2a 本体 2b 鍔部 2c 蓋 3 熱風発生器 3a 本体部 4 ヒーター 5 温度センサ 6 ノズル 6a 上噴出孔 6b 下噴出孔 7 エアパイプ 8 押圧ローラー 9 押圧ベルト 10 圧接器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に蓋を溶着接合させるための熱
    シール装置であって、該熱シール装置は、前記容器本体
    と蓋間に熱風を噴出させることのできる熱風発生器と、
    該熱風発生器からの熱風の噴出後に前記蓋を容器本体側
    へ押圧する圧接器とを備えていることを特徴とする容器
    の熱シール装置。
JP04440799A 1999-02-23 1999-02-23 発泡スチロール製の容器の熱シール装置 Expired - Fee Related JP4104237B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009262973A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Miwa Seiki:Kk 発泡スチロール製容器の熱シール装置および熱シール方法
JP2013001401A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Toppan Printing Co Ltd フィルムによる蓋の縁処理装置

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JP2009262973A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Miwa Seiki:Kk 発泡スチロール製容器の熱シール装置および熱シール方法
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