JP2000238108A - 射出成形品の取出装置 - Google Patents

射出成形品の取出装置

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JP2000238108A
JP2000238108A JP11046667A JP4666799A JP2000238108A JP 2000238108 A JP2000238108 A JP 2000238108A JP 11046667 A JP11046667 A JP 11046667A JP 4666799 A JP4666799 A JP 4666799A JP 2000238108 A JP2000238108 A JP 2000238108A
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JP
Japan
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injection
mold
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molded product
inspection
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JP11046667A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kozai
博明 香西
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取出装置の待機時間が短く、従って、取出装
置の稼動率が高く、成形品取出後、次の射出が完了する
までに成形品の品質のチェックを行うことのできる射出
成形品の取出装置を提供する。 【解決手段】 射出成形品を金型から取り出す手段と、
取り出された成形品を検査装置の所定位置に搬送し、固
定する手段と、検査装置における検査結果に基づいて、
良品と不良品を分別する手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形品の取出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、射出成形品の取り出しには、
エアシリンダー等により作動する成形品取出チャックを
使用し、作動させるものが使用されている。図6に横走
行型取出装置の作動の一例を示す。
【0003】取出装置(図中作動方向のみ示す)は、射
出成形機上に装着され、成形機からの型開き完了信号を
受けて昇降ユニットが下降し(a)、可動側金型方向に
向かって前進する(b)。そしてチャックを閉じ
(c)、成形品を取り出し(d)、つかんだまま後退
し、上昇する(e)。次いで、成形品確認と上昇完了の
信号で、成形機に型締信号を出す。
【0004】取出装置は、成形品をつかんだまま横行し
(f)、落下側にて姿勢制御し(g)、下降する
(h)。次に、下降端でチャックを開いて(i)成形品
を開放する。
【0005】開放された成形品は、コンベヤーで搬送さ
れ、コンテナ(図示せず)内に落下され、良品として集
積される。
【0006】一方、取出装置は上昇して(j)姿勢制御
し(k)、横走行復帰し(l)、原位置に戻る〔プラス
チック成形工場の自動化技術:プラスチックス・エージ
社(1990年発行)〕。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の射出成
形品の取出装置においては、射出成形用金型からの成形
品の取り出しと、搬送、セッティングに限られるため、
射出成形サイクルにおける射出時間と冷却・計量時間よ
り、取出装置の搬送、セッティングの方が短いため、取
出装置が稼動していない時間(待機時間)が長く、取出
装置の稼動率が低いといった問題があった。
【0008】一方で、得られた成形品は、その寸法、外
観を始めとした品質のチェックを行っている。これらの
チェックは、上記の取出装置からコンテナに収容された
成形品を取り出し、検査装置の所定位置に固定し、検査
を行うものであった。上記固定作業は、人手にて行う
か、検査装置毎に支持体を設け、その継手支持体によっ
て行っていた(特開平10─281744号公報)た
め、コスト高に繋がっていた。
【0009】本発明は上記の課題を解決し、取出装置の
待機時間が短く、従って、取出装置の稼動率が高く、成
形品取出後、次の射出が完了するまでに成形品の品質の
チェックを行うことのできる射出成形品の取出装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形品の取
出装置は、射出成形品を金型から取り出す手段と、取り
出された成形品を検査装置の所定位置に搬送し、固定す
る手段と、検査装置における検査結果に基づいて、良品
と不良品を分別する手段とからなるものである。
【0011】本発明における成形品の検査は、射出成形
サイクルにおける1サイクルの時間(射出時間と冷却・
計量時間)から、射出成形用金型からの成形品の取り出
しと、搬送、セッティングに要する時間との合計を差し
引いた時間(A)と、取り出された成形品を検査装置の
所定位置に搬送、固定し、検査装置による検査するまで
の時間(B)が、略等しいか、A>Bであるような検査
であれば特に限定されない。BがAより遙に大きいと、
射出成形サイクルにおける1サイクルの時間が長くな
り、生産性が低下する。
【0012】上記検査の項目としては、保圧不足による
寸法不良、外観不良など、短時間に検査できるものが上
げられる。
【0013】(作用)本発明の射出成形品の取出装置
は、従来の取出装置おいて待機時間となっていた時間
に、成形品を検査装置の所定位置に搬送し、固定すると
ともに検査結果に基づいて、良品と不良品を分別するも
のであるから、無駄時間を有効に活用でき、生産性が向
上する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の射出成形品の取出
装置の一例の使用状態を示す模式的側面図である。図1
において、1は射出成形機、2は射出成形金型(以下、
単に「金型」という)、3は射出成形品の取出装置であ
る。射出成形品の取出装置3は、横走行レール31と、
上下動可能なアーム32と、アーム32に装着されたチ
ャック板4とからなり、アーム32は横走行レール31
により、横方向にも走行するようになされている。
【0015】図2は、本発明の射出成形品の取出装置を
用いて、成形品を取り出すとともに、良否判定を行う手
順の一例を示すフローチャートである。なお、図2にお
ける信号のやりとりは、破線によって示す。
【0016】図1、2に示すように、まず、射出成形品
の取出装置(以下、単に「成形品の取出装置」という)
3を、射出成形機1上に設置し、射出成形を開始する。
金型2内に射出成形機1から樹脂を射出し、保圧が済
み、金型2のキャビティに充填された樹脂が、固化され
た後、金型2を開く。金型2を開いたとき、その信号
は、図示しない制御装置により、成形品の取出装置3へ
伝達されるようになっている。信号を受信すると、成形
品の取出装置3のアーム32に装着されたチャック板4
が、金型2と略同じ高さまで下降されるようになってい
る。
【0017】以下、射出成形品が、継手の場合について
説明する。上記チャック板4は、図3に示したように、
各センタリングチャック41の先端部には、継手20
(図4、図5)における端部外周面に係合される一対の
爪部411が、適当な間隔をあけて設けられている。各
爪部411は、継手20の端部外周面に接するように、
相反する方向に傾斜した傾斜面をそれぞれ有しており、
各爪部411における傾斜面によって、外径の異なる継
手20も確実にチャックし得るようになっている。
【0018】センタリングチャック41はスライドユニ
ット42がロッドレスシリンダ43に沿って移動し、セ
ンタリングチャック41を移動可能とし、種々の継手2
0のサイズに対応できるようになっている。ロッドレス
シリンダ43は、取出機取り付けフランジ44に取り付
けられ、取出機取り付けフランジ44に設けられた貫通
孔45を介して、取出機取り付けフランジ44が、アー
ム32に取り付けられている。
【0019】上記チャック板4は、金型2の可動側に半
割り状に残された管継手を掴むとともに、図示しないエ
ジェクターピンにより、金型2から成形品を脱型させ
る。このようにして成形品を取り出し、チャック板4を
金型2内で後退させた後、上昇させる。このチャック板
4が上昇したら、射出成形機1に金型2を閉じる信号が
送られ、金型2を閉じた後に、次の成形が開始する。
【0020】一方、継手20(図4、5)を掴んだチャ
ック板4は、横走行レール31に懸垂されつつ、検査装
置に移動し、姿勢を変更した後、検査装置の所定位置に
位置決めされ、固定される。この時点で、検査装置5
(図1)に、検査を開始すべきとの信号が伝えられる。
【0021】図4、図5は、本発明の良否判定に継手端
部検査装置を用いた場合を示し、図4は継手端部検査装
置の平面図、図5は一部破断正面図である。
【0022】この継手端部検査装置では、上述したよう
に継手20をチャックした一対のセンタリングチャック
41は、それぞれ水平な状態で平行に配置されており、
相互に一体的に接近するとともに相互に一体的に離隔す
るようになっている。各センタリングチャック41は、
駆動モーター15によって回転される回転体14の回転
中心軸を中心として、相互に接離される。
【0023】また、各センタリングチャック41は、継
手20を回転体14の回転中心と同軸状態でチャックし
て支持するようになっている。
【0024】駆動モーター15によって回転される回転
体14には、一対の距離センサー12が取り付けられて
いる。各距離センサー12は、異なる外径を有する継手
20における受け口21の端面に、それぞれの光照射部
が対向するように配置されている。各距離センサー12
は、回転体14の上面にボルト16によって取り付けら
れた取付け具17によってそれぞれ垂直に支持されてい
る。
【0025】このような構成の継手端部検査装置は、上
記アーム32及びチャック板4によって、各センタリン
グチャック41の間に、継手20が、検査すべき受け口
21の端面を下方に向けた姿勢で位置される。次いで、
各センタリングチャック41が相互に接近する方向に一
体的にスライドされて、各センタリングチャック41の
先端部に設けられたそれぞれの爪部411によって、継
手20がチャックされる。各センタリングチャック41
によってチャックされた継手20は、検査すべき受け口
21の端面を下方に向けて、回転体14における回転中
心と同心状態になっている。
【0026】次に、各センタリングチャック41にて支
持された継手20における受け口21の端面に対向した
距離センサー12が動作されるとともに、駆動モーター
15が回転駆動されて回転体14が回転される。そし
て、距離センサー12によって計測される距離センサー
12と継手20における受け口21端面との距離に関す
る情報が、データー処理部に入力される。
【0027】データー処理部では、距離センサー12に
て計測される継手20における受け口21端面までの距
離が、全周にわたって入力されており、その距離の最大
値と最小値との差を演算し、その差が、所定の許容範囲
(例えば0.5mm)未満の場合には、継手20におけ
る受け口21の端面に欠陥が発生していないものとし
て、成形品の取出装置3に対して、各センタリングチャ
ック41にてチャックされた継手20を搬送コンベアー
6(図1)に搬送すべき所定信号が出力される。これに
対して、継手20の受け口21端面の全周にわたる距離
の最大値と最小値との差が許容範囲以上になっている場
合には、継手20における受け口21の端面に欠陥が発
生しているものとして、成形品の取出装置3に対して、
各センタリングチャック41にてチャックされた継手2
0を不良品コンテナ7(図1)に搬送すべき所定信号が
出力される。
【0028】次いで、継手20(図4、5)を掴んだチ
ャック板4は、姿勢を変更した後、アーム32を介して
に横走行レール31に懸垂されつつ、上記検査結果の信
号に基づいて、良品であれば搬送コンベアー6(図1)
に、不良品であれば不良品コンテナ7(図1)にそれぞ
れ搬送され、姿勢変更後、チャックが開いて継手20
(図4、5)が開放される。
【0029】次いで、チャック板4が上昇し、姿勢変更
の後、横走行して射出成形機1上へ戻り、次の成形後金
型2が開放するのを待機する。
【0030】
【発明の効果】本発明の射出成形品の取出装置は、上述
のように構成されているので、取出装置の待機時間が短
く、従って、取出装置の稼動率が高く、成形品取出後、
次の射出が完了するまでに成形品の品質のチェックを行
うことができる。よって、射出成形の生産性向上に役立
つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の射出成形品の取出装置の一例の使用状
態を示す模式的側面図である。
【図2】本発明の射出成形品の取出装置を用いて、成形
品を取り出すとともに、良否判定を行う手順の一例を示
すフローチャートである。
【図3】チャック板の一例を示す正面図である。
【図4】本発明の良否判定に継手端部検査装置の一例の
継手端部検査装置の平面図である。
【図5】、図4の継手端部検査装置の一部破断正面図で
ある。
【図6】従来の横走行型取出装置の作動の一例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 射出成形機 2 金型 3 成形品取出装置 4 チャック板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形品を金型から取り出す手段と、取
    り出された成形品を検査装置の所定位置に搬送し、固定
    する手段と、検査装置における検査結果に基づいて、良
    品と不良品を分別する手段とからなることを特徴とする
    射出成形品の取出装置。
JP11046667A 1999-02-24 1999-02-24 射出成形品の取出装置 Pending JP2000238108A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002254503A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Tahara:Kk 中空成形機における中空成形品の取出方法
JP2017030239A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 東芝機械株式会社 成形品の検査方法および装置
US20170165891A1 (en) * 2015-12-11 2017-06-15 Fanuc Corporation Injection molding system

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US10391692B2 (en) 2015-12-11 2019-08-27 Fanuc Corporation Injection molding system

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