JP2000237775A - 浄化槽及びその補修方法 - Google Patents

浄化槽及びその補修方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浄化槽のメンテナンス作業を行う際に、担体
流動槽への担体の挿脱を容易にすることの出来る浄化槽
を提供すること。 【解決手段】 微生物を担持させた状態で、被処理水と
ともに流動可能に形成してある担体C1を収容し、気泡
供給により前記担体を流動させる散気部D1を設けた担
体流動槽E1に、前記担体C1の前記担体流動槽E1外
への流出を防止するための担体保持部材10を設けた浄
化槽であって、前記担体流動槽E1の上方側から前記担
体流動槽E1内へ前記担体C1を挿脱自在にする担体投
入部12を前記担体保持部材10に設け、前記担体投入
部12を開閉可能にする開閉機構13を前記担体投入部
10に設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物を担持させ
た状態で、被処理水とともに流動可能に形成してある担
体を収容し、気泡供給により前記担体を流動させる散気
部を設けた担体流動槽に、前記担体の前記担体流動槽外
への流出を防止するための担体保持部材を設けた浄化槽
およびその補修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような浄化槽は、様々な環境
下で用いられる場合が想定されており、一度に大量の被
処理水が流入するピーク流入に対しても安定した水処理
性能を発揮させるべく種々の構成が採用されている。た
とえば、前記異常時もしくは非常時に、特に大きなピー
ク流入があった場合等に担体流動槽内に収容されている
担体が、水位の上昇とともにその担体流動槽内から外部
に流出し、以後担体の流動とともに微生物による被処理
水浄化を行う機能が損なわれるという状況になることが
想定される。そのため、このような状況を回避すべく、
前記担体流動槽内には、前記担体保持部材が採用されて
いる。このような担体保持部材は、前記異常時等のピー
ク流入による前記担体流動槽内の水位の上昇とともに担
体が上方に押し上げられたとしても、その担体が前記担
体流動槽の周壁を越えて他の槽に移流するのを確実に防
止することができるように、通常、前記担体流動槽の上
部全面にわたって設けてあった。また、この担体保持部
材は、通常、網状あるいは格子状の部材から形成され、
下方側から上方側のみならず、上方側から下方側への担
体の通過を阻止してしまうことになるため、たとえば、
メンテナンスの際に前記担体流動槽内に担体を投入、補
充する、あるいは、担体流動槽内から担体を抜き出し交
換する等の作業を行うのに、その都度、担体流動槽を解
体して、前記担体保持部材の上方側から下方側へ、担体
を通過させられる担体投入部を形成しなければならない
という状況があった。さらに、初期の機能を回復させる
ためには、前記担体保持部材を取付け、接着固定するな
どの操作が必要となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、浄化槽は、
一般に地中に埋設され、マンホールから内部の構造を見
渡し、各種点検作業を行わねばならない状況に配設され
ている。このような場合、マンホールから前記担体保持
部材までの高低差は、単に浄化槽の本体のマンホールか
ら担体保持部材までの距離に加えて、さらに、地上から
前記浄化槽の本体のマンホールまでの距離を加味したも
のとなるため、例えば、80cmのマンホールから1m
以上もぐって閉暗所での作業を強いられることになり、
人がマンホールを介してメンテナンス作業を行うには、
非常に困難を要する。
【0004】また、さらに、このような作業を行った
後、前記浄化槽に元の機能を回復させようとすると、解
体作業とは逆に組み立て作業を行うことになり、より困
難性を増すことが考えられる。
【0005】そこで、本発明の目的は、浄化槽のメンテ
ナンス作業を行う際に、担体流動槽への担体の挿脱を容
易にすることの出来る浄化槽および浄化槽の補修方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の浄化槽の特徴構成は、微生物を担持させた状
態で、被処理水とともに流動可能に形成してある担体を
収容し、気泡供給により前記担体を流動させる散気部を
設けた担体流動槽に、前記担体の前記担体流動槽外への
流出を防止するための担体保持部材を設け、前記担体流
動槽の上方側から前記担体流動槽内へ前記担体を挿脱自
在にする担体投入部を前記担体保持部材に設け、前記担
体投入部を開閉可能にする開閉機構を前記担体投入部に
設けてある点にあり、上記目的を達成するための本発明
の浄化槽の補修方法の特徴構成は、前記担体流動槽内の
水位を前記担体保持部材の下方まで低下させた状態で前
記担体保持部材に開口させて担体投入部を形成し、前記
担体投入部から前記担体流動槽内の担体の補充、交換作
業を可能にした後、前記担体投入部に流出防止部材を取
付けて前記担体投入部を開閉可能に塞ぐ事にある。
【0007】〔作用効果〕つまり、前記担体流動槽に、
担体保持部材を設けるに当たって、担体投入部を開口形
成しておき、その担体投入部を開閉可能にする開閉機構
を設けてあると、浄化槽の運転中は、前記開閉機構を閉
状態にしておけば、前記担体保持部材に担体流出防止機
能を発揮させられ、また、メンテナンス時には、担体流
動槽の水位を下げて前記担体保持部材を水位よりも高く
するなどして、前記開閉機構を開状態にすれば、担体保
持部材に開口を形成することができ、前記担体流動槽内
の担体を出し入れすることが可能となる。また、この出
し入れ操作を行う際には、前記担体保持部材の大幅な解
体を伴わないので、容易にメンテナンス作業が行える。
【0008】従って、簡単な構成の変更だけでメンテナ
ンスにかかる労力を大幅に軽減することが出来、長期使
用に適した浄化槽を提供することが出来た。
【0009】また、このような構成の浄化槽は、上述の
従来の浄化槽の一部のみ構成変更するものであるから、
従来の浄化槽をメンテナンスする際に容易に構成変更で
きる。そのため、従来の浄化槽をメンテナンスする際
に、まず、ホールソー(丸孔穿孔機)、ジグソー(角穴
穿孔機)等を用いて前記担体保持部材に開口を形成して
担体投入部を設け、その担体投入部に担体の流出を防止
する流出防止部材を設けることによって、上述のメンテ
ナンス作業手順が行えるので、担体保持部材を解体する
従来の方法に比べて狭所作業を少なくし、簡単にメンテ
ナンスを行いながらも、その後の浄化槽の運転に支障を
きたさず、かつ、再度メンテナンスする際にメンテナン
ス容易にすることができる。
【0010】尚、前記流出防止部材としては、前記担体
投入部を蓋する蓋部材、栓体のほか、前記担体投入部か
ら上方側に延設したダクト状部材や、そのダクト状部材
と蓋部材、栓体との組み合わせであっても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 (1)本発明の浄化槽は、図1,2に示すように、上流
側から嫌気処理槽N、好気処理槽E、処理水槽T1,T
2等を備え、前記嫌気処理槽Nは、嫌気濾床槽第一室N
1及び嫌気濾床槽第二室N2からなり、前記好気処理槽
Eは、担体流動槽E1及び濾過槽E2からなる。被処理
水の原水は、原水流入部Iから前記嫌気濾床槽第一室N
1に流入するとともに、嫌気濾床槽第二室N2、担体流
動槽E1、濾過槽E2、沈殿槽T2の順に下流へ移送さ
れつつ分解処理され、前記処理水槽T2の上方に設けた
消毒槽Qを経た後、放流口Zから槽外に放流される。
【0012】前記嫌気濾床槽第一室N1は、流入する被
処理水の原水を貯留可能に構成してあり、その内部に嫌
気性微生物を育成可能にしてある。前記嫌気濾床槽第一
室N1に流入する被処理水の原水は、前記嫌気濾床槽第
一室N1にて貯留されるとともに、嫌気分解され、主
に、粗大な有機物の細分化が行われ、前記嫌気濾床槽第
一室N1下部から前記嫌気濾床槽第二室N2の下部に移
送される。また容易に分解されない汚泥等の固形分は前
記嫌気濾床槽第一室N1下部に沈殿として、あるいは、
嫌気濾床槽第一室N1上部にスカムとして貯留される。
前記嫌気濾床槽第二室N2は、嫌気濾床Fを備えるとと
もに、その嫌気濾床Fに嫌気性微生物を定着保持して育
成させられる構成としてある。前記嫌気濾床槽第二室N
2に流入した被処理水は、さらに嫌気処理を受け、固形
物のほとんどない状態にまで分解された後、担体流動槽
E1にオーバーフローで送られる。前記嫌気濾床槽N
と、前記担体流動槽E1との間はオーバーフロー部1に
よって被処理水を自然移流自在に構成されるとともに、
そのオーバーフロー部1はスリット状部2を設けて、被
処理水に移流可能に、かつ前記担体流動槽E1内の担体
や汚泥が逆流するのを防止可能に構成してある。
【0013】前記担体流動槽E1は、微生物を担持させ
た状態で、被処理水とともに流動可能に形成してある担
体C1を収容保持するとともに、気泡供給により前記担
体を流動させる散気管D1を設けて内装して散気部を設
けてあり、前記散気管D1からの気泡供給により前記担
体C1を前記担体流動槽E1内で流動させられる構成と
してある。このような構成により、担体流動槽E1内に
流入した被処理水は、好気性微生物による好気分解で浄
化される。このような処理を受けた被処理水は、前記担
体流動槽E1と、隣接する濾過槽E2とを仕切る第一隔
壁W1に設けた移流壁部3を通じて、前記濾過槽E2に
移流させられる。前記移流壁部3は、格子状又はスリッ
ト状に形成してあり、前記担体の移流を阻止するが汚泥
や被処理水の移流を許容する構成にしてある。
【0014】前記濾過槽E2は、水よりも比重の大きな
担体C2を所定高さまで高密度に充填して構成してあ
る。また、前記濾過槽E2とその濾過槽E2に隣接して
設けられる前記処理水槽T1とを隔てる第二隔壁W2の
前記所定高さよりも低位置には、被処理水を流通自在に
する濾過壁部4を形成してある。これにより、前記濾過
槽E2に移流する汚泥を含んだ被処理水は、前記担体C
2の堆積した堆積濾過層Bを通過して濾過され、固形分
をほとんど含まない状態となって、隣接する処理水槽T
1に移流される。尚、前記第二隔壁W2は、上端部にお
いて、浄化槽側壁に接続され、平面視で前記処理水槽T
1は、前記濾過槽E2の下方に隠れるように配置されて
いる。前記濾過壁部4は格子状もしくはスリット状に形
成してあり、前記担体C2の移流を阻止するが汚泥や被
処理水の移流を許容する構成にしてある。さらに、構成
される前記堆積濾過層Bの下部には前記担体C2に散気
して前記濾過槽E2内を攪拌する攪拌装置としての散気
管D2を設けてあり、夜間等浄化槽内への負荷の流入が
少ない時間帯に、前記散気管D2からの散気を行い、担
体の再生を行える構成としてある。また、前記散気管D
2には、移流壁部3に向かって散気し、散気による気泡
が、前記移流壁部3を通過し、前記担体流動槽E1側で
前記移流壁部3に沿って上昇させられるように構成した
移流壁散気部Da、及び、同様に濾過壁部に向かって散
気し、散気による気泡が、前記濾過壁部4を通過し、前
記処理水槽T1側で前記濾過壁部4に沿って上昇させら
れるように構成してある濾過壁部散気部Dbを設けて、
それぞれ、移流壁部3、濾過壁部4を洗浄して目詰まり
等を防止する構成としてある。
【0015】ここで、前記移流壁部3および濾過壁部4
は、被処理水を必ず前記堆積濾過層Bの所定距離を通過
させた後に移流させるべく、前記堆積濾過層Bの堆積上
端部高さとなる所定高さよりも低位置に設けてあり、被
処理水の移流を許容し、前記堆積濾過層Bにおける被処
理水の濾過を可能とする構成であればよい。尚前記担体
C1,C2は、いずれも被処理水とともに流動可能な比
重1以上1.2以下に形成してある。
【0016】さらに、前記処理水槽T1には、図2,3
に示すように、前記嫌気濾床槽第一室N1に被処理水を
移送するエアリフトポンプAを設けてあり、前記担体C
2の再生により生じた汚泥を、前記濾過槽E2内から前
記嫌気濾床槽第一室N1へ被処理水とともに移送可能に
構成してある。
【0017】また、前記担体流動槽E1及び濾過槽E2
の定常水位よりもやや下方側には浄化槽内に大量の被処
理水が流入したとしても、槽内の担体C1が他槽に流出
しないように流出防止する担体保持部材10を、前記担
体C1,C2よりも目の細かい網材11,11から構成
してあり、浄化槽の周壁あるいは隔壁に接着固定してあ
る。また、前記担体保持部材10には、一部に開口12
を設けるとともに、開閉自在な蓋部材13aを流出防止
部材13として前記開口を開閉自在に取付けて開閉機構
を形成してある。これにより、前記担体流動槽E1及び
濾過槽E2内に散気して被処理水の対流を形成したとし
てもその流れは、前記担体保持部材10によって阻害さ
れることなく円滑に流れるように形成される。また、前
記担体流動槽E1及び濾過槽E2内に担体C1,C2を
充填あるいは、担体C1,C2の交換を行うような場合
には、被処理水を引き抜き水位を低下させた後、前記開
口12を担体投入部として用い、容易に担体を投入、吸
出しが可能となるので、容易にメンテナンスできる構成
となっている。
【0018】さらに、前記担体保持部材10には、前記
散気管D1を挿脱自在にする散気管挿通孔14を設けて
あり、前記散気管D1に連設されるエア供給管D1aに
は、前記散気管D1を前記担体流動槽E1内に位置固定
した状態で、前記散気管挿通孔14を蓋する流出防止部
材15を一体に連設して担体の流出を阻止する堰止機構
を構成してある。尚、散気管D1や、エアリフトポンプ
Aに対する給気配管等は、前記濾過槽の上方空間にまと
められ、前記担体流動槽E1の上部の配管を最小限に整
理してある。これにより、前記散気管D1のメンテナン
スを行う等、散気管を浄化槽外ヘ取り出す必要がある場
合でも、前記散気管は前記散気管挿入孔14を介して容
易に挿脱することが出来、前記担体保持部材等をほとん
ど分解することなく作業を行うことが出来る。
【0019】前記処理水槽T1は、前記濾過槽E2を通
過した清浄な上澄み部のみを外部に放流可能にし前記沈
殿槽T2の上部に設けられた消毒槽Qに流入し、固形消
毒剤Q1と接触して消毒された後槽外へ放流される。
【0020】これにより、前記担体流動槽E1および濾
過槽E2は、上方空間から容易に担体交換出来る状態に
配置されるため、メンテナンスの際には、前記浄化槽内
を大幅に分解等することなく、前記浄化槽に設けたマン
ホールHを介して上方側から容易に行える。
【0021】(2)上述の構成においては、あらかじめ
流出防止部材としての蓋部材をを前記担体投入部の開閉
機構として設けた例を示したが、従来の構成の浄化槽を
メンテナンスする場合には、以下のように構成変更する
ことが出来る。ここでは、図4に示すように、浄化槽の
担体保持部材が前記担体流動槽の上部全面に接着固定さ
れているような場合を例に説明する。
【0022】まず、浄化槽への被処理水流入を遮断し、
担体流動槽内の水位Whを低下させる。次に、ジグソー
で、前記担体保持部材に開口を形成する。(図5(イ)
参照)さらに、前記開口部に流出防止部材13としての
ダクト部材13bを取付けて、マンホールの近傍で開口
し、担体投入口を形成する。(図5(ロ)参照)この状
態で前記担体流動槽内の担体は前記担体投入口を介して
容易に挿脱自在な状態になるので容易にメンテナンスが
行える。さらに、前記ダクト部材13bは、前記ダクト
内への担体の侵入を抑制する押さえ部材13cを着脱自
在に取付けておくことで、前記担体流動槽内により確実
に担体を保持できる構成とする。これにより、この浄化
槽は、今後のメンテナンスの際には、前記ダクト部材に
取付けた押さえ部材を取り外すだけで容易に担体の補
充、交換が行えるようになるので、より好ましい形態に
構成変更を行えたことになる。
【0023】〔別実施形態〕先の実施の形態では、前記
移流壁部3及び濾過壁部4を前記第一、第二隔壁W1,
W2に一体形成した構成を示したが、前記第一、第二隔
壁W1,W2に対し着脱自在に構成してあっても良く、
さらには、前記移流壁部3もしくは濾過壁部4を設けた
前記第一、第二隔壁W1,W2を浄化槽に対して着脱自
在に設けてあっても良い。また、図1においては各好気
処理槽E1,E2を幅方向に並列に設けたが、長手方向
に直列に設けるなど、平面視における配列は上述のもの
に限られるものではない。
【0024】前記担体保持部材は前記担体流動槽の定常
水位のやや下方に設けたが、例えば、定常水位のやや上
方にあっても良い。この構成を採用すれば、担体流動槽
内の被処理水の流れが阻害されずにより効率的になると
ともに、メンテナンス時に被処理水の水位を低下させる
必要がなくなり、よりメンテナンスに架ける労力を低減
させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浄化槽の縦断側面図
【図2】本発明の浄化槽の要部斜視図
【図3】本発明の浄化槽の要部縦断側面図
【図4】従来の浄化槽の要部縦断側面図
【図5】従来の浄化槽を本発明の浄化槽の補修方法によ
り補修する工程図
【符号の説明】
C1 担体 D1 散気部 E1 担体流動槽 10 担体保持部材 13 担体投入部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微生物を担持させた状態で、被処理水と
    ともに流動可能に形成してある担体を収容し、気泡供給
    により前記担体を流動させる散気部を設けた担体流動槽
    に、前記担体の前記担体流動槽外への流出を防止するた
    めの担体保持部材を設けた浄化槽であって、 前記担体流動槽の上方側から前記担体流動槽内へ前記担
    体を挿脱自在にする担体投入部を前記担体保持部材に設
    け、前記担体投入部を開閉可能にする開閉機構を前記担
    体投入部に設けてある浄化槽。
  2. 【請求項2】 微生物を担持させた状態で、被処理水と
    ともに流動可能に形成してある担体を収容し、気泡供給
    により前記担体を流動させる散気部を設けた担体流動槽
    に、前記担体の前記担体流動槽外への流出を防止するた
    めの担体保持部材を設けた浄化槽の補修方法であって、 前記担体流動槽内の水位を前記担体保持部材の下方まで
    低下させた状態で前記担体保持部材に開口させて担体投
    入部を形成し、前記担体投入部から前記担体流動槽内の
    担体の補充、交換作業を可能にした後、前記担体投入部
    に前記担体の流出を防止する流出防止部材を取付ける浄
    化槽の補修方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007237147A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Hitachi Housetec Co Ltd 好気処理槽及びこの好気処理槽を内蔵した汚水浄化槽

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007237147A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Hitachi Housetec Co Ltd 好気処理槽及びこの好気処理槽を内蔵した汚水浄化槽

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