JP2000237539A - 焼却炉排ガスの処理方法及び装置 - Google Patents
焼却炉排ガスの処理方法及び装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/30—Technologies for a more efficient combustion or heat usage
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排ガスの水分増加が起らず、排ガスを脱硝装
置へ導入するための加熱をする際に、外部から蒸気など
のネルギーを供給する必要がない焼却炉排ガスの処理方
法及び処理装置を提供すること。 【解決手段】 処理する排ガスをガス／ガス熱交換器１
２へ導入し、後工程のバグフィルタ１４を通過した温度
の低い排ガスと熱交換させて降温させ、次いで熱回収装
置１３へ導入してさらに降温させ、この排ガスをバグフ
ィルタ１４へ導入して除塵処理をし、除塵された排ガス
を前工程のガス／ガス熱交換器１２の被加熱側へ導入し
て昇温させた後、脱硝装置１５へ導入する。
置へ導入するための加熱をする際に、外部から蒸気など
のネルギーを供給する必要がない焼却炉排ガスの処理方
法及び処理装置を提供すること。 【解決手段】 処理する排ガスをガス／ガス熱交換器１
２へ導入し、後工程のバグフィルタ１４を通過した温度
の低い排ガスと熱交換させて降温させ、次いで熱回収装
置１３へ導入してさらに降温させ、この排ガスをバグフ
ィルタ１４へ導入して除塵処理をし、除塵された排ガス
を前工程のガス／ガス熱交換器１２の被加熱側へ導入し
て昇温させた後、脱硝装置１５へ導入する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ焼却設備など
において、焼却炉排ガスの除塵処理と脱硝処理をする場
合の排ガスの処理方法及びその装置に関する。
において、焼却炉排ガスの除塵処理と脱硝処理をする場
合の排ガスの処理方法及びその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ごみ焼却設備においては、以前には電気
集塵方式で行われていた除塵処理が、濾過集塵方式に変
わり、除塵装置としてバグフィルタが使用されるように
なった。このため、除塵装置へ導入する排ガスの温度が
濾布の耐熱温度によって制約され、排ガスの温度を以前
よりも大幅に低くしなければならなくなった。又、近
年、ダイオキシン類の発生を抑制するために、排ガスの
温度をさらに低下させることが要求されている。そし
て、通常、排ガスは２００℃〜１５０℃程度まで冷却さ
れた後、除塵装置へ導入されている。
集塵方式で行われていた除塵処理が、濾過集塵方式に変
わり、除塵装置としてバグフィルタが使用されるように
なった。このため、除塵装置へ導入する排ガスの温度が
濾布の耐熱温度によって制約され、排ガスの温度を以前
よりも大幅に低くしなければならなくなった。又、近
年、ダイオキシン類の発生を抑制するために、排ガスの
温度をさらに低下させることが要求されている。そし
て、通常、排ガスは２００℃〜１５０℃程度まで冷却さ
れた後、除塵装置へ導入されている。
【０００３】図２はごみ焼却設備における従来の焼却炉
排ガス処理装置の構成を示す図である。図２において、
１０はごみ焼却炉、１１はごみ焼却炉に付設されている
廃熱ボイラ、３０は水噴霧式の減温塔、１４は除塵装置
であるバグフィルタ、３１は排ガスの再加熱装置、１５
は触媒脱硝装置、１６は誘引通風機である。このうち、
排ガスの除塵と脱硝を行うための装置は、排ガスを冷却
する減温塔３０、バグフィルタ１４、排ガスを脱硝装置
における必要温度まで昇温させるための再加熱装置３
１、触媒脱硝装置１５からなる。
排ガス処理装置の構成を示す図である。図２において、
１０はごみ焼却炉、１１はごみ焼却炉に付設されている
廃熱ボイラ、３０は水噴霧式の減温塔、１４は除塵装置
であるバグフィルタ、３１は排ガスの再加熱装置、１５
は触媒脱硝装置、１６は誘引通風機である。このうち、
排ガスの除塵と脱硝を行うための装置は、排ガスを冷却
する減温塔３０、バグフィルタ１４、排ガスを脱硝装置
における必要温度まで昇温させるための再加熱装置３
１、触媒脱硝装置１５からなる。
【０００４】減温塔３０は廃熱ボイラ１１から送られて
きた排ガスに水を噴霧し、排ガスが所定温度以下になる
ように冷却するようになっている。又、再加熱装置３１
は一度冷却された排ガスを脱硝装置で要求される所定温
度まで昇温させるために設けたものであって、加熱媒体
として蒸気が供給され、間接加熱される。
きた排ガスに水を噴霧し、排ガスが所定温度以下になる
ように冷却するようになっている。又、再加熱装置３１
は一度冷却された排ガスを脱硝装置で要求される所定温
度まで昇温させるために設けたものであって、加熱媒体
として蒸気が供給され、間接加熱される。
【０００５】上記の構成による装置において、排ガス処
理は次のように行われる。焼却炉１０から出た排ガス
は、廃熱ボイラ１１で熱回収されて冷却され、さらに、
減温塔３０へ導入されて水が噴霧され、１５０℃〜２０
０℃まで冷却される。冷却された排ガスはバグフィルタ
１４で除塵処理された後、再加熱装置３１で加熱され、
２２０℃〜２３０℃まで昇温される。昇温された排ガス
は触媒脱硝装置１６で脱硝処理がなされて大気放散され
る。
理は次のように行われる。焼却炉１０から出た排ガス
は、廃熱ボイラ１１で熱回収されて冷却され、さらに、
減温塔３０へ導入されて水が噴霧され、１５０℃〜２０
０℃まで冷却される。冷却された排ガスはバグフィルタ
１４で除塵処理された後、再加熱装置３１で加熱され、
２２０℃〜２３０℃まで昇温される。昇温された排ガス
は触媒脱硝装置１６で脱硝処理がなされて大気放散され
る。
【０００６】なお、図２には示されていないが、焼却炉
排ガスの処理工程においては、塩化水素や硫黄酸化物な
どの酸性ガスの除去処理が行われる。酸性ガスの除去処
理は、通常の場合、減温塔３０で冷却された排ガス中に
消石灰粉を吹込んで酸性ガスと反応させ、反応生成物を
バグフィルタ１４で捕集する方法が採られている。
排ガスの処理工程においては、塩化水素や硫黄酸化物な
どの酸性ガスの除去処理が行われる。酸性ガスの除去処
理は、通常の場合、減温塔３０で冷却された排ガス中に
消石灰粉を吹込んで酸性ガスと反応させ、反応生成物を
バグフィルタ１４で捕集する方法が採られている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、減温塔３０で冷却した排ガスを、脱硝装置１５へ導
入するために、再加熱装置３１で加熱しているが、この
際、多量の蒸気が消費されている。
は、減温塔３０で冷却した排ガスを、脱硝装置１５へ導
入するために、再加熱装置３１で加熱しているが、この
際、多量の蒸気が消費されている。
【０００８】又、減温塔３０では、水噴霧による冷却が
行われ、多量の水が蒸発するので、排ガス中の水分量が
多くなり、排ガス量が増加すると言うことが問題にな
る。排ガス量が増加すると、減温塔３０よりも下流側の
装置の負荷が大きくなるので、それらの装置の容量が大
きくなる。又、排ガス中の水分量が多くなると、操業条
件の変動などがあった場合、減温塔３０よりも下流側の
装置が腐食されたり、脱硝装置の触媒が劣化したりする
ことが懸念される。
行われ、多量の水が蒸発するので、排ガス中の水分量が
多くなり、排ガス量が増加すると言うことが問題にな
る。排ガス量が増加すると、減温塔３０よりも下流側の
装置の負荷が大きくなるので、それらの装置の容量が大
きくなる。又、排ガス中の水分量が多くなると、操業条
件の変動などがあった場合、減温塔３０よりも下流側の
装置が腐食されたり、脱硝装置の触媒が劣化したりする
ことが懸念される。
【０００９】本発明は、排ガスの水分増加が起らず、排
ガスを脱硝装置へ導入するための加熱をする際に、外部
から蒸気などのネルギーを供給する必要がない焼却炉排
ガスの処理方法及び処理装置を提供することを目的とす
る。
ガスを脱硝装置へ導入するための加熱をする際に、外部
から蒸気などのネルギーを供給する必要がない焼却炉排
ガスの処理方法及び処理装置を提供することを目的とす
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、第一の発明に係る焼却炉排ガスの処理方法は、焼
却炉排ガスを除塵処理した後、脱硝処理する方法であっ
て、処理する排ガスをガス／ガス熱交換器へ導入し、後
工程に設けられている除塵装置を通過した排ガスと熱交
換させて降温させ、次いで熱回収装置へ導入してさらに
降温させ、この排ガスを除塵装置へ導入して除塵処理を
し、除塵された排ガスを前記ガス／ガス熱交換器へ導入
して昇温させた後、脱硝装置へ導入することを特徴とし
ている。
めに、第一の発明に係る焼却炉排ガスの処理方法は、焼
却炉排ガスを除塵処理した後、脱硝処理する方法であっ
て、処理する排ガスをガス／ガス熱交換器へ導入し、後
工程に設けられている除塵装置を通過した排ガスと熱交
換させて降温させ、次いで熱回収装置へ導入してさらに
降温させ、この排ガスを除塵装置へ導入して除塵処理を
し、除塵された排ガスを前記ガス／ガス熱交換器へ導入
して昇温させた後、脱硝装置へ導入することを特徴とし
ている。
【００１１】第二の発明に係る焼却炉排ガスの処理装置
は、焼却炉排ガスを除塵処理した後、脱硝処理する装置
であって、ガス／ガス熱交換器と、熱回収装置と、除塵
装置と、脱硝装置を有し、処理する排ガスが、ガス／ガ
ス熱交換器−熱回収装置−除塵装置−前記ガス／ガス熱
交換器−脱硝装置の順で流れるように、前記各装置が接
続されていることを特徴としている。
は、焼却炉排ガスを除塵処理した後、脱硝処理する装置
であって、ガス／ガス熱交換器と、熱回収装置と、除塵
装置と、脱硝装置を有し、処理する排ガスが、ガス／ガ
ス熱交換器−熱回収装置−除塵装置−前記ガス／ガス熱
交換器−脱硝装置の順で流れるように、前記各装置が接
続されていることを特徴としている。
【００１２】上記の各発明において、処理する排ガスと
は、前処理を含めた除塵処理及び前処理を含めた脱硝処
理が実施される前の排ガスであって、焼却炉から排出さ
れたままの排ガス或いは廃熱ボイラで熱回収された排ガ
スを指す。
は、前処理を含めた除塵処理及び前処理を含めた脱硝処
理が実施される前の排ガスであって、焼却炉から排出さ
れたままの排ガス或いは廃熱ボイラで熱回収された排ガ
スを指す。
【００１３】本発明においては、焼却炉から排出されて
きた温度が高い未処理排ガスを、除塵装置へ送る際に、
ガス／ガス熱交換器で、後工程で除塵処理された温度の
低い排ガスと熱交換して冷却し、次いで、熱回収装置へ
導入して冷却するので、排ガスが有する熱量を廃棄する
ことなく、所定温度まで冷却することができる。このよ
うに、上記何れの排ガス冷却も間接冷却によって行われ
るので、排ガスが増湿されることはない。
きた温度が高い未処理排ガスを、除塵装置へ送る際に、
ガス／ガス熱交換器で、後工程で除塵処理された温度の
低い排ガスと熱交換して冷却し、次いで、熱回収装置へ
導入して冷却するので、排ガスが有する熱量を廃棄する
ことなく、所定温度まで冷却することができる。このよ
うに、上記何れの排ガス冷却も間接冷却によって行われ
るので、排ガスが増湿されることはない。
【００１４】そして、上記のように、ガス／ガス熱交換
器において、除塵処理された排ガス、すなわち、脱硝装
置へ導入する排ガスが温度が高い未処理排ガスと熱交換
されて加熱されるので、外部からエネルギーを供給する
ことなく、昇温させることができる。
器において、除塵処理された排ガス、すなわち、脱硝装
置へ導入する排ガスが温度が高い未処理排ガスと熱交換
されて加熱されるので、外部からエネルギーを供給する
ことなく、昇温させることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の形態の一例
に係る焼却炉排ガス処理装置の構成を示す図である。図
１において、図２と同じものについては、同一の符号を
付し説明を省略する。この実施の形態においては、排ガ
スの除塵と脱硝を行うための装置が、ガス／ガス熱交換
器１２、熱回収装置１３、除塵装置であるバグフィルタ
１４、触媒脱硝装置１５からなる。
に係る焼却炉排ガス処理装置の構成を示す図である。図
１において、図２と同じものについては、同一の符号を
付し説明を省略する。この実施の形態においては、排ガ
スの除塵と脱硝を行うための装置が、ガス／ガス熱交換
器１２、熱回収装置１３、除塵装置であるバグフィルタ
１４、触媒脱硝装置１５からなる。
【００１６】ガス／ガス熱交換器１２は、焼却炉から排
出されてきた温度が高い未処理排ガスと、後工程に設け
られている除塵装置を通過した温度が低い排ガスを熱交
換させるものであって、未処理排ガスを冷却すると共
に、除塵処理された排ガス（脱硝装置１５へ導入する排
ガス）を加熱する機能を有している。
出されてきた温度が高い未処理排ガスと、後工程に設け
られている除塵装置を通過した温度が低い排ガスを熱交
換させるものであって、未処理排ガスを冷却すると共
に、除塵処理された排ガス（脱硝装置１５へ導入する排
ガス）を加熱する機能を有している。
【００１７】又、熱回収装置１３はガス／ガス熱交換器
１２を通過した排ガスをさらに冷却して、バグフィルタ
１４へ導入可能な温度領域まで降温させると共に、熱回
収を行うものであって、通常、その内部に被加熱媒体を
流通させる配管が組み込まれている。この場合の被加熱
媒体としては水が供給され、低圧蒸気或いは温水として
熱回収される。得られた熱回収物が低圧蒸気であれば、
脱気器の加熱用蒸気等として使用することができ、又、
温水であれは、ボイラ給水用の水として使用することが
でき、有効に活用される。
１２を通過した排ガスをさらに冷却して、バグフィルタ
１４へ導入可能な温度領域まで降温させると共に、熱回
収を行うものであって、通常、その内部に被加熱媒体を
流通させる配管が組み込まれている。この場合の被加熱
媒体としては水が供給され、低圧蒸気或いは温水として
熱回収される。得られた熱回収物が低圧蒸気であれば、
脱気器の加熱用蒸気等として使用することができ、又、
温水であれは、ボイラ給水用の水として使用することが
でき、有効に活用される。
【００１８】なお、この実施の形態においては、熱回収
装置１３が被加熱媒体として水を供給する場合について
記載したが、本発明はこれに限定されるものではない。
被加熱媒体として空気を導入してガス／ガスの熱交換を
行ない、燃焼用空気などの予熱を行なってもよい。
装置１３が被加熱媒体として水を供給する場合について
記載したが、本発明はこれに限定されるものではない。
被加熱媒体として空気を導入してガス／ガスの熱交換を
行ない、燃焼用空気などの予熱を行なってもよい。
【００１９】上記の構成による装置において、排ガス処
理は次のように行われる。焼却炉１０から排出されて廃
熱ボイラ１１で熱回収された排ガスは、ガス／ガス熱交
換器１２へ導入され、バグフィルタ１４で除塵処理され
た排ガスと熱交換されて冷却される。次いで、熱回収装
置１３でさらに所定温度まで冷却されて、バグフィルタ
１４へ送られ、除塵処理される。除塵された排ガスは上
流側の工程へ戻されてガス／ガス熱交換器１２の被加熱
側へ導入され、所定温度まで加熱された後、触媒脱硝装
置１５へ送られる。
理は次のように行われる。焼却炉１０から排出されて廃
熱ボイラ１１で熱回収された排ガスは、ガス／ガス熱交
換器１２へ導入され、バグフィルタ１４で除塵処理され
た排ガスと熱交換されて冷却される。次いで、熱回収装
置１３でさらに所定温度まで冷却されて、バグフィルタ
１４へ送られ、除塵処理される。除塵された排ガスは上
流側の工程へ戻されてガス／ガス熱交換器１２の被加熱
側へ導入され、所定温度まで加熱された後、触媒脱硝装
置１５へ送られる。
【００２０】次に、本発明に係る装置の操業時における
各部温度の一例を示す。この例は、焼却炉から排出され
た８５０℃〜９５０℃の排ガスが廃熱ボイラで熱回収さ
れ、２５０℃になった排ガスを処理する場合を示す。
各部温度の一例を示す。この例は、焼却炉から排出され
た８５０℃〜９５０℃の排ガスが廃熱ボイラで熱回収さ
れ、２５０℃になった排ガスを処理する場合を示す。
【００２１】 ボイラ出口 ２５０℃ ガス／ガス熱交換器出口 ２０５℃ 熱回収装置出口 １６０℃ バグフィルタ出口 １５５℃ ガス／ガス熱交換器出口 ２００℃ （脱硝装置入口）
【００２２】
【発明の効果】本発明においては、処理する排ガスを冷
却すると共に脱硝装置へ導入する排ガスを加熱するガス
／ガス熱交換器と、このガス／ガス熱交換器で冷却され
た排ガスをさらに冷却して熱回収する熱回収装置が設け
られており、これらの装置によって排ガスの冷却・加熱
が行われる。
却すると共に脱硝装置へ導入する排ガスを加熱するガス
／ガス熱交換器と、このガス／ガス熱交換器で冷却され
た排ガスをさらに冷却して熱回収する熱回収装置が設け
られており、これらの装置によって排ガスの冷却・加熱
が行われる。
【００２３】このため、排ガスの冷却に際して水分増加
が起らず、排ガス量が増加しないので、処理装置の容量
を従来よりも小さくすることができる。又、排ガスの水
分が増加しないので、装置の腐食や脱硝触媒の劣化など
に対する懸念が解消される。
が起らず、排ガス量が増加しないので、処理装置の容量
を従来よりも小さくすることができる。又、排ガスの水
分が増加しないので、装置の腐食や脱硝触媒の劣化など
に対する懸念が解消される。
【００２４】さらに、除塵処理されて脱硝装置へ送られ
る排ガスの加熱がガス／ガス熱交換器において処理前の
排ガスとの熱交換によって行われるので、外部からのエ
ネルギーの供給を必要としない
る排ガスの加熱がガス／ガス熱交換器において処理前の
排ガスとの熱交換によって行われるので、外部からのエ
ネルギーの供給を必要としない
【図１】本発明の実施の形態の一例に係る焼却炉排ガス
処理装置の構成を示す図である。
処理装置の構成を示す図である。
【図２】ごみ焼却設備における従来の焼却炉排ガス処理
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
１０ 焼却炉 １１ 廃熱ボイラ １２ ガス／ガス熱交換器 １３ 熱回収装置 １４ バグフィルタ １５ 触媒脱硝装置 １６ 誘引通風機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石関 幸二 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内 Ｆターム(参考） 3K070 DA02 DA07 DA09 DA22 DA25 DA32 DA53 DA58 DA64 4D048 AA06 AB01 CA01 CC52 CC54 CD05 DA03 DA06
Claims (2)
- 【請求項１】 焼却炉排ガスを除塵処理した後、脱硝処
理する焼却炉排ガスの処理方法において、処理する排ガ
スをガス／ガス熱交換器へ導入し、後工程に設けられて
いる除塵装置を通過した排ガスと熱交換させて降温さ
せ、次いで熱回収装置へ導入してさらに降温させ、この
排ガスを除塵装置へ導入して除塵処理をし、除塵された
排ガスを前記ガス／ガス熱交換器へ導入して昇温させた
後、脱硝装置へ導入することを特徴とする焼却炉排ガス
の処理方法。 - 【請求項２】 焼却炉排ガスを除塵処理した後、脱硝処
理する焼却炉排ガスの処理装置において、ガス／ガス熱
交換器と、熱回収装置と、除塵装置と、脱硝装置を有
し、処理する排ガスが、ガス／ガス熱交換器−熱回収装
置−除塵装置−前記ガス／ガス熱交換器−脱硝装置の順
で流れるように、前記各装置が接続されていることを特
徴とする焼却炉排ガスの処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11040751A JP2000237539A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 焼却炉排ガスの処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11040751A JP2000237539A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 焼却炉排ガスの処理方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000237539A true JP2000237539A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12589348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11040751A Pending JP2000237539A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 焼却炉排ガスの処理方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000237539A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101070777B1 (ko) * | 2010-05-25 | 2011-10-07 | 안성유리공업(주) | 환경오염 방지시설의 배출가스 탈질장치 승온시스템 및 이를 적용한 배출가스 처리시스템 |
| JP2018044695A (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-22 | 株式会社プランテック | 廃棄物発電方法 |
| CN112585402A (zh) * | 2019-02-28 | 2021-03-30 | 月岛机械株式会社 | 燃烧废气的处理装置以及处理方法 |
-
1999
- 1999-02-19 JP JP11040751A patent/JP2000237539A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101070777B1 (ko) * | 2010-05-25 | 2011-10-07 | 안성유리공업(주) | 환경오염 방지시설의 배출가스 탈질장치 승온시스템 및 이를 적용한 배출가스 처리시스템 |
| JP2018044695A (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-22 | 株式会社プランテック | 廃棄物発電方法 |
| CN112585402A (zh) * | 2019-02-28 | 2021-03-30 | 月岛机械株式会社 | 燃烧废气的处理装置以及处理方法 |
| EP3933266A4 (en) * | 2019-02-28 | 2022-11-30 | Tsukishima Kikai Co., Ltd. | COMBUSTION EXHAUST GAS TREATMENT APPARATUS AND METHOD |
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