JP2000236491A - 頭部装着型映像表示システム - Google Patents

頭部装着型映像表示システム

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JP2000236491A
JP2000236491A JP11037505A JP3750599A JP2000236491A JP 2000236491 A JP2000236491 A JP 2000236491A JP 11037505 A JP11037505 A JP 11037505A JP 3750599 A JP3750599 A JP 3750599A JP 2000236491 A JP2000236491 A JP 2000236491A
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signal
unit
video signal
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head
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Akihide Gorokai
明秀 五老海
Naoto Shimada
直人 島田
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭部装着型映像表示ユニットを装着する使用
者への負荷を軽減することができる頭部装着型映像表示
システムを提供する。 【解決手段】 LCDユニット11を含んでなるゴーグ
ルユニット11と、このゴーグルユニット11とは別体
に構成されていて外部の映像ソースから映像信号が入力
されるコントロールユニット3と、これらコントロール
ユニット3とゴーグルユニット1とを電気的に接続する
信号線を内蔵するケーブル2と、を備え、上記コントロ
ールユニット3に入力映像信号をLCD用映像信号に変
換処理するための映像デジタル処理回路21を配設する
とともに、上記ゴーグルユニット11に上記LCDユニ
ット11を制御するためのタイミングジェネレータ12
およびフェイズロックドループ13を配設した頭部装着
型映像表示システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭部装着型映像表
示システム、より詳しくは、頭部装着型映像表示ユニッ
トとコントロールユニットとを信号線を介して接続して
なる頭部装着型映像表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】頭部に装着して用いることにより、眼前
に表示される映像を楽しむことができる頭部装着型映像
表示システムは、従来より種々のものが提案されてお
り、こうした頭部装着型映像表示システムにおいては、
映像を発現するLCD等を備えた頭部装着型映像表示ユ
ニットと、この頭部装着型映像表示ユニットを制御する
ためのコントロールユニットとを別体に設けて、これら
を信号線を内蔵するケーブル等を介して接続することに
より、頭部装着型映像表示ユニットの軽量化を図って装
着時の軽快感を損なわないようにしたものが製品化され
ている。
【0003】このような頭部装着型映像表示システムに
ついて、図16を参照して説明する。図16は、従来よ
り提案されている頭部装着型映像表示システムの電気的
な構成の一例を示すブロック図である。
【0004】この頭部装着型映像表示システムは、映像
信号に基づき映像の表示を行うLCDユニット84を備
え、使用者が頭部に装着することで該LCDユニット8
4による映像を観察可能とする頭部装着型映像表示ユニ
ットたるゴーグルユニット81と、このゴーグルユニッ
ト81とケーブル82を介して接続されていて、該ゴー
グルユニット81を手元等で制御するためのコントロー
ルユニット83とを有して構成されている。
【0005】上記コントロールユニット83は、テレビ
チューナーやレーザーディスク、DVDなどの映像ソー
スから入力映像信号を得て、それをLCD用の映像信号
に変換するとともに上記LCDユニットを駆動するため
のドライバを兼ねたデコーダ/ドライバ85と、このデ
コーダ/ドライバ85から同期信号syncを得てfr
p信号を該デコーダ/ドライバ85に出力するととも
に、ゴーグルユニット81内の上記LCDユニット84
に対してLCD用制御信号を生成して出力するタイミン
グジェネレータ(TG)86と、このタイミングジェネ
レータ(TG)86の出力に基づいて、フェイズロック
を行うことにより該タイミングジェネレータ(TG)8
6により発生されるクロックをコントロールするフェイ
ズロックドループ(PLL)87と、を有して構成され
ている。
【0006】このように、この例においては、タイミン
グジェネレータ(TG)86とフェイズロックドループ
(PLL)87とがコントロールユニット83内に設け
られており、コントロールユニット83とゴーグルユニ
ット81とを接続するケーブル82内にはLCD用映像
信号を伝送する信号線と、LCD用制御信号を伝送する
信号線とが配設されたものとなっている。
【0007】この図16に示したようなタイプの頭部装
着型映像表示システムとしては、例えば特開平8−18
1934号公報に記載のものが挙げられる。
【0008】また、図17は、従来より提案されている
頭部装着型映像表示システムの電気的な構成の他の例を
示すブロック図である。
【0009】この図17に示した頭部装着型映像表示シ
ステムも、LCDユニット94を備えた頭部装着型映像
表示ユニットとしてのゴーグルユニット91に、ケーブ
ル92を介してコントロールユニット93から映像信号
を伝送するのは上述と同様である。
【0010】しかし、この頭部装着型映像表示システム
では、デコーダ/ドライバ95とタイミングジェネレー
タ(TG)96とフェイズロックドループ(PLL)9
7とを、ゴーグルユニット91内に配設している。
【0011】図18は、この図17に示すような従来の
頭部装着型映像表示システムにおいて、コントロールユ
ニット93からゴーグルユニット91に出力される映像
信号の波形の例を示す線図である。
【0012】すなわち、上述したような構成により、映
像信号から上記LCDユニット94に表示するためのL
CD用映像信号への変換は、ゴーグルユニット91内で
行うようにしているために、ケーブル92内の信号線に
より伝送されるのは、この図18に示すような映像信号
となっている。
【0013】そして、この図17に示したようなタイプ
の頭部装着型映像表示システムとしては、例えば特開平
8−146917号公報に記載のものが挙げられる。
【0014】さらに、該公報には、頭部装着型映像表示
装置において、映像信号を色信号処理する色信号処理回
路と液晶パネルおよびバックライト部の駆動信号を出力
する液晶パネル駆動回路を有し、上記色信号処理回路お
よび液晶パネル駆動回路から出力される複数の表示部駆
動信号を並列接続し、複数の液晶パネルとバックライト
部を並列駆動することにより均一な映像の表示と、装置
の軽量化を実現する技術が記載されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
16に示したような従来例では、コントロールユニット
の回路規模が大きくなって、装置の小型化を図るのが困
難となっていた。また、ケーブル内の信号線の数が多く
なるために、ケーブルの重量が増加してゴーグルユニッ
トを装着する使用者に負荷がかかることになってしま
う。さらに、例えばアスペクト比が異なる各種の映像モ
ードやLCDユニットの違いに対応することはできなか
った。
【0016】また、上記図17に示したような従来例で
は、逆にゴーグルユニット内の構成要素が増えて重量が
増し、使用時の軽快感を損なうことがあるとともに、ゴ
ーグルユニット内では基板面積が制約されるために、複
雑な映像処理を行う回路を組み込むのが困難であった。
そして、上記例と同様に、各種の映像モードやLCDユ
ニットの違いに対応することができなかった。
【0017】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、頭部装着型映像表示ユニットを装着する使用者へ
の負荷を軽減することができる頭部装着型映像表示シス
テムを提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による頭部装着型映像表示システム
は、映像を表示する表示手段を含んでなる頭部装着型映
像表示ユニットと、この頭部装着型映像表示ユニットと
は別体に構成されていて外部から入力される映像信号を
変換処理して上記頭部装着型映像表示ユニットに出力す
るコントロールユニットと、これらコントロールユニッ
トと頭部装着型映像表示ユニットとを電気的に接続する
信号線とを備え、上記コントロールユニットに、上記外
部から入力された映像信号を上記表示手段に表示可能な
映像信号に変換処理するための映像処理手段を配設する
とともに、上記頭部装着型映像表示ユニットに、上記表
示手段を制御するための表示制御手段を配設したもので
ある。
【0019】また、第2の発明による頭部装着型映像表
示システムは、上記第1の発明による頭部装着型映像表
示システムにおいて、上記コントロールユニットが、外
部から入力される映像信号の方式を検出して方式判別信
号を出力する入力映像信号方式判別手段を含んでなり、
上記信号線が、映像信号と同期信号とシステムクロック
と上記方式判別信号とを伝送するものであって、上記表
示制御手段は、上記方式判別信号に基づいて上記システ
ムクロックをカウントすることにより表示手段用制御信
号を生成し、上記表示手段の制御を行うものである。
【0020】さらに、第3の発明による頭部装着型映像
表示システムは、上記第1の発明による頭部装着型映像
表示システムにおいて、入力映像信号のアスペクト比を
判別する入力信号アスペクト比判別手段と、上記表示手
段によって表示可能な映像信号のアスペクト比を判別す
る表示アスペクト比判別手段と、入力映像信号のアスペ
クト比と表示手段によって表示可能な映像信号のアスペ
クト比とが一致しない場合に入力映像信号を表示手段に
よって表示可能な映像信号に変換するための処理を特定
する変換処理特定手段とをさらに備え、上記映像処理手
段は、上記変換処理特定手段により特定された処理に従
って入力映像信号の変換処理を行うものである。
【0021】第4の発明による頭部装着型映像表示シス
テムは、上記第1の発明による頭部装着型映像表示シス
テムにおいて、上記表示手段が左眼用と右眼用とを各別
に有して構成されており、これら左右の表示手段を各照
明する左眼用および右眼用の表示照明手段と、上記左眼
用の表示照明手段の輝度と右眼用の表示照明手段の輝度
とを各独立して調整するための輝度調整信号を発生する
輝度調整手段とをさらに備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図15は本発明の一実施
形態を示したものであり、図1は映像の観察を行ってい
るときの頭部装着型映像表示システムの全体的な構成を
示す斜視図である。
【0023】この頭部装着型映像表示システムは、使用
者が頭部に装着して、表示される映像を観察するための
頭部装着型映像表示ユニットたるゴーグルユニット1
と、このゴーグルユニット1を手元等で操作するための
マニュアルスイッチ4等を備えたコントロールユニット
3と、このコントロールユニット3と上記ゴーグルユニ
ット1とを接続するためのケーブル2とを有して構成さ
れていて、上記コントロールユニット3は、さらに、例
えばテレビチューナーやレーザーディスクプレーヤー、
DVDプレーヤーなどの映像ソース5に接続されて、そ
こから映像信号が供給されるようになっている。
【0024】次に、上述したような頭部装着型映像表示
システムの内部の構成について説明する。図2は、頭部
装着型映像表示システムの電気的な構成の第1の例を示
すブロック図である。
【0025】上記コントロールユニット3は、上記映像
ソース5からアナログまたはデジタルの入力映像信号を
得て、それをLCD用の映像信号に変換するとともに、
後述するLCDユニット11を駆動するために垂直同期
信号VDおよび水平同期信号HDを含んでなる同期信号
syncを出力する映像処理手段たる映像デジタル処理
回路21を有して構成されており、この映像デジタル処
理回路21は、自己の内部でfrp信号を生成するよう
になっている。
【0026】また、上記ゴーグルユニット1は、上記同
期信号syncを受けてLCDユニット11に対してL
CD用制御信号を生成して出力する表示制御手段たるタ
イミングジェネレータ(TG)12と、このタイミング
ジェネレータ(TG)12の出力に基づいて、フェイズ
ロックを行うことにより該タイミングジェネレータ(T
G)12によって発生されるクロックをコントロールす
る同表示制御手段たるフェイズロックドループ(PL
L)13と、上記映像デジタル処理回路21から出力さ
れる映像信号を受けて上記タイミングジェネレータ(T
G)12により発生されるタイミング信号に同期して映
像の表示を行うものであり、右眼用および左眼用に各設
けられた表示手段たるLCDユニット11と、を有して
構成されている。
【0027】このように、映像デジタル処理回路21を
コントロールユニット3側に配設することにより、ゴー
グルユニット1内にはタイミングジェネレータ(TG)
12とフェイズロックドループ(PLL)13を配設す
ればよくなるために、ゴーグルユニット1内の基板の小
型軽量化を図ることができる。
【0028】また、ケーブル2には、LCD用映像信号
と同期信号syncとを伝送するための信号線を配設す
ればよいために、信号線の数を従来よりも少なくするこ
とができ、ケーブル2の重量による使用者への負荷を軽
減することができる。
【0029】さらに、上記映像デジタル処理回路21内
でfrp信号を自己生成させるようにしているために、
ゴーグルユニット1内のタイミングジェネレータ(T
G)12からfrp信号をコントロールユニット3側に
戻してやる必要がなくなり、ケーブル内の信号線を一層
少なくすることができる。
【0030】そして、映像信号を映像デジタル処理回路
21によりデジタルで処理しているために、複雑な映像
処理も比較的容易に行うことができるという利点があ
る。
【0031】また、図3は頭部装着型映像表示システム
の電気的な構成の第2の例を示すブロック図である。
【0032】この図3に示す頭部装着型映像表示システ
ムは、上記コントロールユニット3内の映像処理手段た
る映像デジタル処理回路21Aが、LCD用映像信号や
同期信号syncを出力するとともに、さらにシステム
クロックを出力するものとなっていて、自己の内部でf
rp信号を生成するのは上述と同様である。
【0033】また、上記ゴーグルユニット1は、LCD
ユニット11と、上記システムクロックおよび同期信号
syncを受けて該LCDユニット11に対してLCD
用制御信号を生成して出力する表示制御手段たるタイミ
ングジェネレータ(TG)12Aとを有して構成されて
いる。
【0034】このような構成によれば、上記映像デジタ
ル処理回路21Aによりシステムクロックを生成して、
該システムクロックに基づいてタイミングジェネレータ
12Aが入力映像信号の方式を判別し、その判別結果に
基づいてLCD用制御信号を生成しているために、フェ
イズロックドループを用いることなく各種の信号方式に
対応することができる。これにより、ゴーグルユニット
1の構成をより簡潔にし、軽量小型化を図ることが可能
となる。
【0035】そして、ケーブル2には、LCD用映像信
号とシステムクロックと同期信号syncとを伝送する
ための信号線を配設すればよいために、信号線の数を従
来よりも少なくすることができ、ケーブル2の重量によ
る使用者への負荷を軽減することができる。
【0036】さらに、図4は頭部装着型映像表示システ
ムの電気的な構成の第3の例を示すブロック図である。
【0037】この図4に示す頭部装着型映像表示システ
ムは、上記ケーブル2の一端にコネクタ2aが設けられ
ており、例えば上記ゴーグルユニット1側に設けられた
コネクタ16と連結することにより、上記コントロール
ユニット3とゴーグルユニット1とが電気的に接続され
るようになっている。
【0038】なお、この図4に示す例では、コネクタ部
分をゴーグルユニット1側に設けたが、コントロールユ
ニット3側に設けても構わないし、ゴーグルユニット1
側とコントロールユニット3側の双方に設けるようにし
ても良い。
【0039】上記コントロールユニット3は、入力映像
信号をLCD用の映像信号に変換するとともに、上記L
CDユニット11を駆動するために、垂直同期信号VD
および水平同期信号HDを含む同期信号syncとシス
テムクロックとを出力するものであって、上述した例と
同様に、自己の内部でfrp信号を生成する映像処理手
段たる映像デジタル処理回路21Bと、上記入力映像信
号の方式等を検出して方式判別信号を出力する入力映像
信号方式判別手段たる入力信号判別回路22と、外部か
らの操作により入力映像信号のアスペクト比等を設定入
力するための操作手段である上記マニュアルスイッチ4
と、上記入力信号判別回路22からの方式判別信号やマ
ニュアルスイッチ4からの第2のデータである入力映像
アスペクト比設定信号、さらに上記ケーブル2を介して
LCDユニット11から入力されるLCD判別信号等に
基づいて、上記映像デジタル処理回路21Bを含む該コ
ントロールユニット3内の各回路を制御すると共に、上
記ゴーグルユニット1に対して第1のデータたる入力映
像判別信号やバックライト光量調整データを出力する入
力信号アスペクト比判別手段,表示アスペクト比判別手
段,変換処理特定手段であり輝度調整手段を兼ねたCP
U23と、を有して構成されている。
【0040】また、上記ゴーグルユニット1は、上述し
たLCDユニット11を左眼用および右眼用に各備えて
いるとともに、上記システムクロックおよび同期信号s
yncや上記CPU23から出力される第1のデータを
受けてこのLCDユニット11に対してLCD用制御信
号を生成して出力する表示制御手段たるタイミングジェ
ネレータ(TG)ユニット15と、上記左眼用および右
眼用のLCDユニット11を各照明する右眼用および左
眼用の表示照明手段たるバックライト14と、をさらに
有して構成されていて、該LCDユニット11からは、
そのアスペクト比等を判別するためのLCD判別信号
が、上記コネクタ16,2aやケーブル2を介して上記
コントロールユニット3側に出力されるようになってい
る。
【0041】このような構成において、上記TGユニッ
ト15は、上記CPU23からのバックライト光量調整
データを受けて、輝度調整信号たるバックライト光量調
整パルスを、右眼用のバックライト14と左眼用のバッ
クライト14とにそれぞれ別個に出力するようになって
おり、すなわち、バックライト14は、その発光輝度
を、右眼用と左眼用とに各独立して調整することができ
るようになっている。
【0042】また、このバックライト光量調整パルス
は、マニュアルスイッチ4からの入力に応じてTGユニ
ット15が出力するようにすれば、使用者が所望の輝度
に設定することが可能であり、また、バックライト14
やLCDユニット11にセンサ等を配置して、その結果
に応じて左右の輝度が均一となるように自動的に調節し
ても良い。
【0043】図5は、上記タイミングジェネレータ(T
G)ユニット15の構成を示すブロック図である。
【0044】このタイミングジェネレータ(TG)ユニ
ット15は、上記方式判別信号等に基づく入力映像判別
信号でなる第1のデータに基づいて、入力されるシステ
ムクロックを所定数カウントすることによりタイミング
ジェネレータ用のマスタークロックを生成するシステム
クロックカウンタ15bと、上記コントロールユニット
3から出力される同期信号syncと上記タイミングジ
ェネレータ用マスタークロックとに基づきLCD用の制
御信号を出力するタイミングジェネレータ15aと、を
有して構成されている。
【0045】さらに、このタイミングジェネレータ(T
G)ユニット15は、上記システムクロックカウンタ1
5bが上記CPU23からのバックライト光量調整デー
タを受けてタイミングジェネレータ用バックライトクロ
ックを生成し、上記タイミングジェネレータ15aはこ
のタイミングジェネレータ用バックライトクロックを受
けてバックライト光量調整パルスを発生するようになっ
ている。
【0046】次に、図6は、LCD用映像信号の波形を
示す線図である。
【0047】このLCD用映像信号は、LCDユニット
11への表示を行わせるものであるために、1ライン毎
あるいは1フィールド毎に極性を反転させるようになっ
ていて、図示のように、それぞれの極性に各反転された
映像信号が重畳された波形となっている。
【0048】また、図7は、上記同期信号syncとシ
ステムクロックの波形の例を示す線図である。
【0049】図7(A)は、上記同期信号syncを構
成する垂直同期信号(VD)と水平同期信号(HD)の
波形の例を図示したものである。
【0050】また、図7(B)は、上記図3や図4に示
した例において、映像デジタル処理回路21A,21B
から出力されるシステムクロックの波形の例を示したも
のである。
【0051】続いて、上述したような頭部装着型映像表
示システムの動作、特に上記図4に示したような構成に
よる動作について説明する。
【0052】まず、図8は、映像信号処理を示すフロー
チャートである。
【0053】この処理が開始されると、まず、LCDユ
ニット11の表示部分であるLCDパネルのアスペクト
比を判別する処理を行う(ステップS1)。
【0054】次に、入力映像信号の方式を判別する。す
なわち、入力映像信号が例えばNTSC方式の信号であ
るか、あるいはPAL方式の信号であるかを判別し(ス
テップS2)、NTSC方式のものである場合にはNT
SC信号に応じた処理を行い(ステップS3)、PAL
方式のものである場合にはPAL信号に応じた処理を行
う(ステップS4)。
【0055】そして、入力映像信号のアスペクト比を判
別する処理を行う(ステップS5)。
【0056】こうして得られた入力信号のアスペクト比
や、LCDパネルのアスペクト比に関する情報に基づい
て、入力映像信号をLCD用映像信号に変換する処理を
行い(ステップS6)、変換された信号をケーブル2を
介して上記ゴーグルユニット1内のLCDユニット11
に出力して(ステップS7)、終了する。
【0057】次に、図9は、上記LCD判別処理の詳細
を示すフローチャートである。
【0058】この処理が開始されると、まず、LCD判
別処理を終了するか否かを判断して(ステップS1
1)、終了する場合にはそのままリターンし、終了しな
い場合には、まず、LCDパネルのアスペクト比が4:
3であるか否かを判断する(ステップS12)。
【0059】ここで、4:3である場合には、LCD
4:3フラグを設定してから(ステップS13)、リタ
ーンする。
【0060】一方、LCDパネルが4:3でない場合に
は、次に、16:9であるか否かを判断し(ステップS
14)、16:9である場合には、LCD16:9フラ
グを設定してから(ステップS15)、一方、16:9
でない場合には、判別不可フラグをセットしてから(ス
テップS16)、それぞれリターンする。
【0061】続く図10は、上記入力映像アスペクト比
判別処理の詳細を示すフローチャートである。
【0062】この処理が開始されると、まず、入力映像
信号のアスペクト比判別を自動で行うかあるいは手動に
より行うかを判別する(ステップS21)。
【0063】ここで、自動判別を行うと判断された場合
には、入力映像信号に基づいてアスペクト比の自動検出
を行い(ステップS22)、一方、手動によりアスペク
ト比の設定が行われると判断された場合には、マニュア
ルスイッチ4の検出を行う(ステップS23)。
【0064】上記ステップS22またはステップS23
が終了したら、これらの検出結果に基づき、入力映像信
号のアスペクト比が4:3であるか否かをまず判断し
(ステップS24)、4:3である場合には、入力映像
アスペクト比判定フラグを4:3にセットして(ステッ
プS25)リターンする。
【0065】また、上記ステップS24において、4:
3でないと判断された場合には、次に、入力映像信号の
アスペクト比が16:9であるか否かを判断する(ステ
ップS26)。
【0066】その判別結果が16:9である場合には、
入力映像アスペクト比判定フラグを16:9にセットし
(ステップS27)、一方、16:9でないと判断され
た場合には、入力映像アスペクト比判定フラグを判別不
可にセットして(ステップS28)、リターンする。
【0067】次に図11は、上記映像信号変換処理の詳
細を示すフローチャートである。
【0068】この処理が開始されると、上記図10のス
テップS25,S27,S28の何れかによりセットさ
れたフラグに基づき、入力映像信号のアスペクト比を判
別し(ステップS31)、入力映像信号が4:3である
と判断された場合には、次に、LCDパネルのアスペク
ト比が4:3であるか否かを上記図9のステップS1
3,S15,S16の何れかによりセットされたフラグ
に基づき判別する(ステップS32)。
【0069】ここで、LCDパネルが4:3のものであ
ると判断された場合には、4:3のアスペクト比の入力
映像信号を4:3のアスペクト比のLCD用映像信号に
変換する処理(図12参照)を行う(ステップS3
3)。
【0070】また、上記ステップS32において、LC
Dパネルが4:3のものでないと判断された場合には、
次に、16:9であるか否かを判断する(ステップS3
4)。
【0071】ここでLCDパネルが16:9でない場合
には上記33へ行き、一方、16:9である場合には、
4:3のアスペクト比の入力映像信号を16:9のアス
ペクト比のLCD用映像信号に変換する処理(図14参
照)を行う(ステップS35)。
【0072】また、上記31において、入力映像信号の
アスペクト比が4:3でないと判断された場合、つまり
16:9であるかまたは判別不可である場合には、LC
Dパネルのアスペクト比が4:3であるか否かを上記ス
テップS32と同様に判別する(ステップS36)。
【0073】ここで、LCDパネルが4:3のものであ
ると判断された場合には、16:9のアスペクト比の入
力映像信号を4:3のアスペクト比のLCD用映像信号
に変換する処理(図13参照)を行う(ステップS3
7)。
【0074】また、上記ステップS36において、LC
Dパネルが4:3のものでないと判断された場合には、
次に、16:9であるか否かを判断する(ステップS3
8)。
【0075】ここでLCDパネルが16:9でない場合
には上記37へ行き、一方、16:9である場合には、
16:9のアスペクト比の入力映像信号を16:9のア
スペクト比のLCD用映像信号に変換する処理(図15
参照)を行う(ステップS39)。
【0076】こうして、上記ステップS33,S35,
S37,S39の何れかの処理が終了したら、上記図8
の処理へリターンして、LCD用映像信号の出力を行う
ことになる。
【0077】続いて、上記アスペクト比の変換処理につ
いて、図12、図13、図14、図15を参照して説明
する。図12は4:3のアスペクト比の入力映像信号を
4:3のアスペクト比のLCD用映像信号に変換する処
理を示す図、図13は16:9のアスペクト比の入力映
像信号を4:3のアスペクト比のLCD用映像信号に変
換する処理を示す図、図14は4:3のアスペクト比の
入力映像信号を16:9のアスペクト比のLCD用映像
信号に変換する処理を示す図、図15は16:9のアス
ペクト比の入力映像信号を16:9のアスペクト比のL
CD用映像信号に変換する処理を示す図である。
【0078】このアスペクト比の変換処理は、上記CP
U23により上記図11に示したように判断して処理の
種類を特定され、その特定された処理に基づいて、映像
デジタル処理回路21が実際の変換処理を行うようにな
っている。
【0079】まず、図12に示す変換処理は、次のよう
なものである。
【0080】入力映像信号のアスペクト比とLCDのア
スペクト比が共に4:3である場合には、映像のアスペ
クト比を変換することなく、そのままのアスペクト比で
LCD用映像信号に変換して出力する。
【0081】次に、図13に示す変換処理は、以下のよ
うになる。
【0082】入力映像信号のアスペクト比が16:9で
あってLCDのアスペクト比が4:3である場合には、
4:3の画面内に収まるように、すなわち、例えば左右
方向の幅が一致するように縮小する変換を行う。これに
より、LCD画面には、上下に映像が表示されない枠が
生じることになる。上述したように、映像を処理する回
路としてデジタル方式の映像デジタル処理回路を用いて
いるために、このような処理も比較的容易に行うことが
できる。
【0083】続いて、図14に示す変換処理は、以下の
ようになる。
【0084】入力映像信号のアスペクト比が4:3であ
ってLCDのアスペクト比が16:9である場合には、
次のような4通りの内の何れかの変換を行う。
【0085】まず、図14(A)に示すような第1のケ
ースは、入力映像信号が4:3のアスペクト比のもので
ある場合であり、このときには映像が16:9のアスペ
クト比内に余すことなく収まるように、縦横比の変換を
行う。このときには、変換後の映像は、横に引き延ばし
たようなものとなる図14(B)に示すような第2のケ
ースは、入力映像信号が、本来16:9のアスペクト比
のものを4:3のアスペクト比内に余すことなく収まる
ようにされたもの(つまり、縦に引き延ばしたような映
像となる)である場合である。このときには、アスペク
ト比の変換を行って、本来の16:9の映像に戻してや
る変換を行う。
【0086】図14(C)に示すような第3のケース
は、入力映像信号が、本来16:9のアスペクト比のも
のを4:3のアスペクト比内に上下の未表示枠を伴って
収まるようにされたものである場合である。このときに
は、表示映像部分のみを拡大する変換を行って、本来の
16:9の映像に戻してやる変換を行う。
【0087】図14(D)に示すような第4のケース
は、入力映像信号が4:3のアスペクト比のものである
場合であり、このとき、その映像が16:9のアスペク
ト比内に左右の未表示枠を伴って収まるように縮小もし
くは拡大等の変換を行う。
【0088】これら4通りの内の何れの処理を行うか
は、上記マニュアルスイッチ4等により設定することが
できるようにしても良いし、あるいは最も適切と考えら
れるものを判断して自動的に設定するようにしても構わ
ない。
【0089】そして、図15に示す変換処理は、以下の
ようになる。
【0090】入力映像信号のアスペクト比とLCDのア
スペクト比が共に16:9である場合には、映像のアス
ペクト比を変換することなく、そのままのアスペクト比
でLCD用映像信号に変換して出力する。
【0091】なお、このようなアスペクト比の変換等に
係る情報は、CPU23からタイミングジェネレータ
(TG)ユニット15に、上記第1のデータとして含め
て送出されるようになっており、これにより、タイミン
グジェネレータ(TG)ユニット15がLCDパネルの
アスペクト比に応じた駆動制御を行う。
【0092】このような実施形態によれば、コントロー
ルユニットに映像デジタル処理回路を配設するととも
に、ゴーグルユニットにタイミングジェネレータ等の表
示制御手段を配設したために、実装した回路の重量によ
る負荷が分散され、しかも信号線により伝送される映像
信号は変換処理後のLCD用映像信号となるために、信
号線の数が減少して信号線による負荷も小さくなり、ゴ
ーグルユニットを装着する使用者への負荷を軽減するこ
とができる。
【0093】また、システムクロックに基づいてタイミ
ングジェネレータがLCDユニットを制御することによ
り、ゴーグルユニット内にフェイズロックドループが不
要となって、よりゴーグルユニットの軽量化を図ること
ができる。
【0094】さらに、入力映像信号のアスペクト比とL
CDユニットによる表示のアスペクト比とを自動的に判
別して変換処理を行っているために、各種の入力映像信
号や各種のタイプのLCDユニットに対応することがで
きる。
【0095】これにより、異なるLCDパネルを備えた
複数のゴーグルユニットを予め用意しておけば、入力映
像信号の種類に応じて所望のゴーグルユニットを用いる
ことも可能であり、あるいは、ゴーグルユニットが1つ
しかない場合でも、映像信号のアスペクト比が自動的に
変換されるために、複雑な操作等を要することなく、最
も適切と考えられる映像を表示することができる。
【0096】さらに、入力映像信号のアスペクト比をマ
ニュアルスイッチにより手動で設定することができるた
めに、自動による判別が不可能な場合にも対応すること
ができるとともに、使用者の意図に応じた所望の選択を
行うことも可能である。
【0097】また、LCDユニットを照明するバックラ
イトの輝度を、右眼用と左眼用とに各独立して調節する
ことができるために、左右のバックライトの輝度を均等
に揃えることが可能となる。バックライトは、その輝度
が経時変化することなどがあるために、出荷時に左右の
バックライトの輝度を揃えたとしても、こうした構成が
有効となる。
【0098】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0099】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0100】(1) 映像を表示する表示手段を含んで
なる頭部装着型映像表示ユニットと、この頭部装着型映
像表示ユニットとは別体に構成されていて、外部から入
力される映像信号を変換処理して上記頭部装着型映像表
示ユニットに出力するコントロールユニットと、これら
コントロールユニットと頭部装着型映像表示ユニットと
を電気的に接続する信号線と、を具備し、上記コントロ
ールユニットに、上記外部から入力された映像信号を上
記表示手段に表示可能な映像信号に変換処理するための
映像処理手段を配設するとともに、上記頭部装着型映像
表示ユニットに、上記表示手段を制御するための表示制
御手段を配設したことを特徴とする頭部装着型映像表示
システム。
【0101】(2) 上記映像処理手段は、変換処理後
の表示用映像信号を出力するとともに、同期信号とシス
テムクロックとを出力するものであり、上記表示制御手
段は、上記システムクロックをカウントした表示用制御
信号に基づいて映像信号の方式を判別することにより、
上記同期信号のタイミングを変換して上記表示手段の制
御を行うものであることを特徴とする付記(1)に記載
の頭部装着型映像表示システム。
【0102】従って、付記(1)に記載の発明によれ
ば、コントロールユニットに映像処理手段を配設すると
ともに、頭部装着型映像表示ユニットに表示制御手段を
配設したために、実装した回路の重量による負荷が分散
され、しかも信号線により伝送される映像信号は表示手
段に表示可能な映像信号に変換処理されたものであるた
めに、信号線の数が減少して信号線による負荷も小さく
なり、頭部装着型映像表示ユニットを装着する使用者へ
の負荷を軽減することができる。
【0103】また、付記(2)に記載の発明によれば、
付記(1)に記載の発明と同様の効果を奏するととも
に、表示制御手段が、映像処理手段から出力されるシス
テムクロックをカウントした表示用制御信号に基づいて
映像信号の方式を判別するようにしたために、より構成
を簡単にすることができ、頭部装着型映像表示ユニット
の軽量化を図ることが可能となる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の頭部装着型映像表示システムによれば、コントロー
ルユニットに映像処理手段を配設するとともに、頭部装
着型映像表示ユニットに表示制御手段を配設したため
に、実装した回路の重量による負荷が分散され、しかも
信号線により伝送される映像信号は表示手段に表示可能
な映像信号に変換処理されたものであるために、信号線
の数が減少して信号線による負荷も小さくなり、頭部装
着型映像表示ユニットを装着する使用者への負荷を軽減
することができる。
【0105】また、請求項2による本発明の頭部装着型
映像表示システムによれば、請求項1に記載の発明と同
様の効果を奏するとともに、表示制御手段が、システム
クロックをカウントすることにより表示手段を制御する
ようにしているために、該表示制御手段の構成を簡潔に
することができ、ひいては頭部装着型映像表示ユニット
の軽量化を図ることができる。
【0106】さらに、請求項3による本発明の頭部装着
型映像表示システムによれば、請求項1に記載の発明と
同様の効果を奏するとともに、アスペクト比を自動的に
判別して入力映像信号を表示手段によって表示可能な映
像信号に変換することができ、入力映像信号として各種
のアスペクト比のものを許容するとともに、各種のアス
ペクト比の表示手段に表示することも可能となり、さら
には、異なるアスペクト比の表示手段を備えた他の頭部
装着型映像表示ユニットを装着することも可能となる。
【0107】請求項4による本発明の頭部装着型映像表
示システムによれば、請求項1に記載の発明と同様の効
果を奏するとともに、表示照明手段の輝度が左右で異な
る場合にも、同一となるように調整することが可能とな
り、経年変化による輝度の変化等にも対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態において、映像の観察を行
っているときの頭部装着型映像表示システムの全体的な
構成を示す斜視図。
【図2】上記実施形態の頭部装着型映像表示システムの
電気的な構成の第1の例を示すブロック図。
【図3】上記実施形態の頭部装着型映像表示システムの
電気的な構成の第2の例を示すブロック図。
【図4】上記実施形態の頭部装着型映像表示システムの
電気的な構成の第3の例を示すブロック図。
【図5】上記実施形態におけるタイミングジェネレータ
ユニットの構成を示すブロック図。
【図6】上記実施形態において、映像デジタル処理回路
から出力されるLCD用映像信号の波形を示す線図。
【図7】上記実施形態において、映像デジタル処理回路
から出力される同期信号とシステムクロックの波形の例
を示す線図。
【図8】上記実施形態の頭部装着型映像表示システムに
おいて行われる映像信号処理を示すフローチャート。
【図9】上記実施形態の頭部装着型映像表示システムに
おいて行われるLCD判別処理の詳細を示すフローチャ
ート。
【図10】上記実施形態の頭部装着型映像表示システム
において行われる入力映像アスペクト比判別処理の詳細
を示すフローチャート。
【図11】上記実施形態の頭部装着型映像表示システム
において行われる映像信号変換処理の詳細を示すフロー
チャート。
【図12】上記実施形態において、4:3のアスペクト
比の入力映像信号を4:3のアスペクト比のLCD用映
像信号に変換する処理を示す図。
【図13】上記実施形態において、16:9のアスペク
ト比の入力映像信号を4:3のアスペクト比のLCD用
映像信号に変換する処理を示す図。
【図14】上記実施形態において、4:3のアスペクト
比の入力映像信号を16:9のアスペクト比のLCD用
映像信号に変換する処理を示す図。
【図15】上記実施形態において、16:9のアスペク
ト比の入力映像信号を16:9のアスペクト比のLCD
用映像信号に変換する処理を示す図。
【図16】従来より提案されている頭部装着型映像表示
システムの電気的な構成の一例を示すブロック図。
【図17】従来より提案されている頭部装着型映像表示
システムの電気的な構成の他の例を示すブロック図。
【図18】従来の頭部装着型映像表示システムにおい
て、コントロールユニットからゴーグルユニットに出力
される映像信号の波形の例を示す線図。
【符号の説明】
1…ゴーグルユニット(頭部装着型映像表示ユニット) 2…ケーブル(信号線を含む) 3…コントロールユニット 4…マニュアルスイッチ 11…LCDユニット(表示手段) 12,12A…タイミングジェネレータ(表示制御手
段) 13…フェイズロックドループ(表示制御手段) 14…バックライト(表示照明手段) 15…タイミングジェネレータユニット(表示制御手
段) 21,21A,21B…映像デジタル処理回路(映像処
理手段) 22…入力信号判別回路(入力映像信号方式判別手段) 23…CPU(入力信号アスペクト比判別手段,表示ア
スペクト比判別手段,変換処理特定手段,輝度調整手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 680 G09G 3/20 680A 3/36 3/36 // G02B 27/02 G02B 27/02 Z Fターム(参考) 2H088 EA08 HA06 MA04 5C006 AA01 AA11 AA22 AC24 AF45 AF51 AF53 AF72 AF78 BB11 EA01 EC13 FA04 FA05 FA08 FA16 FA22 5C080 AA10 BB05 CC03 DD13 DD21 DD30 EE19 EE29 FF09 GG08 JJ01 JJ02 JJ04 JJ06 JJ07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示する表示手段を含んでなる頭
    部装着型映像表示ユニットと、 この頭部装着型映像表示ユニットとは別体に構成されて
    いて、外部から入力される映像信号を変換処理して上記
    頭部装着型映像表示ユニットに出力するコントロールユ
    ニットと、 これらコントロールユニットと頭部装着型映像表示ユニ
    ットとを電気的に接続する信号線と、 を具備し、 上記コントロールユニットに、上記外部から入力された
    映像信号を上記表示手段に表示可能な映像信号に変換処
    理するための映像処理手段を配設するとともに、 上記頭部装着型映像表示ユニットに、上記表示手段を制
    御するための表示制御手段を配設したことを特徴とする
    頭部装着型映像表示システム。
  2. 【請求項2】 上記コントロールユニットは、外部から
    入力される映像信号の方式を検出して方式判別信号を出
    力する入力映像信号方式判別手段を含んでなり、 上記信号線は、映像信号と同期信号とシステムクロック
    と上記方式判別信号とを伝送するものであって、 上記表示制御手段は、上記方式判別信号に基づいて上記
    システムクロックをカウントすることにより表示手段用
    制御信号を生成し、上記表示手段の制御を行うものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の頭部装着型映像表
    示システム。
  3. 【請求項3】 入力映像信号のアスペクト比を判別する
    入力信号アスペクト比判別手段と、 上記表示手段によって表示可能な映像信号のアスペクト
    比を判別する表示アスペクト比判別手段と、 入力映像信号のアスペクト比と表示手段によって表示可
    能な映像信号のアスペクト比とが一致しない場合に、入
    力映像信号を表示手段によって表示可能な映像信号に変
    換するための処理を特定する変換処理特定手段と、 をさらに具備し、 上記映像処理手段は、上記変換処理特定手段により特定
    された処理に従って、入力映像信号の変換処理を行うも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の頭部装着型
    映像表示システム。
  4. 【請求項4】 上記表示手段は、左眼用と右眼用とを各
    別に有して構成されており、 これら左右の表示手段を各照明する左眼用および右眼用
    の表示照明手段と、 上記左眼用の表示照明手段の輝度と、右眼用の表示照明
    手段の輝度とを各独立して調整するための輝度調整信号
    を発生する輝度調整手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1に記載の頭
    部装着型映像表示システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476436B1 (ko) * 2002-10-19 2005-03-16 (주)플렛디스 고글신호 제어장치 및 방법
JP2006030595A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Konica Minolta Holdings Inc 映像表示装置
JP2006251772A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Chi Mei Optoelectronics Corp 液晶ディスプレイの駆動回路
US7358951B2 (en) 2000-09-29 2008-04-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid crystal driving circuit and load driving circuit
JP7464690B2 (ja) 2021-12-14 2024-04-09 ティーシーエル チャイナスター オプトエレクトロニクス テクノロジー カンパニー リミテッド 表示パネル及びその駆動方法

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