JP2000236353A - オーディオ情報の通信において使用される方法及び装置 - Google Patents

オーディオ情報の通信において使用される方法及び装置

Info

Publication number
JP2000236353A
JP2000236353A JP34078299A JP34078299A JP2000236353A JP 2000236353 A JP2000236353 A JP 2000236353A JP 34078299 A JP34078299 A JP 34078299A JP 34078299 A JP34078299 A JP 34078299A JP 2000236353 A JP2000236353 A JP 2000236353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
audio
communication device
control
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34078299A
Other languages
English (en)
Inventor
Alastair John Angwin
アラスタイアー・ジョン・アングィン
David George Bevis
デビッド・ジョージ・ビバイス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2000236353A publication Critical patent/JP2000236353A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/60Network streaming of media packets
    • H04L65/70Media network packetisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1069Session establishment or de-establishment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/533Voice mail systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres
    • H04M7/006Networks other than PSTN/ISDN providing telephone service, e.g. Voice over Internet Protocol (VoIP), including next generation networks with a packet-switched transport layer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2207/00Type of exchange or network, i.e. telephonic medium, in which the telephonic communication takes place
    • H04M2207/18Type of exchange or network, i.e. telephonic medium, in which the telephonic communication takes place wireless networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2207/00Type of exchange or network, i.e. telephonic medium, in which the telephonic communication takes place
    • H04M2207/20Type of exchange or network, i.e. telephonic medium, in which the telephonic communication takes place hybrid systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/5322Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems for recording text messages
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres
    • H04M7/12Arrangements for interconnection between switching centres for working between exchanges having different types of switching equipment, e.g. power-driven and step by step or decimal and non-decimal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Calculators And Similar Devices (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線ネットワークを介する、同時IPベース
の音声及びデータ・サービスを提供する方法及び装置を
提供すること。 【解決手段】 移動通信分野の問題は、無線ネットワー
クの移動ユーザのためのWAPフォーラムにより提案さ
れたような、改良型の音声サービスが、前記サービスを
提供するために、2つのベアラ・サービスを要求するこ
とである。これは非効率的であり、潜在的にユーザ及び
ネットワーク・オペレータにとってコストがかかる。こ
の問題が、IP技術による音声の使用、音声データ及び
制御データのデジタル化及びパケット化、並びに、改良
型音声サービスのために、IP音声接続及び関連制御の
両方を提供するIPベースのデータ通信による、単一の
回線交換接続を介する個別のパケットの伝送により解決
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信ネットワー
ク、すなわち幾つかの通信装置(移動電話、通信集信P
DAまたは通信可能コンピュータ)と、ネットワーク・
アクセス・ノード(一般にセルラ・ネットワークでは基
地局と呼ばれる)間で無線リンクを有するネットワーク
における、オーディオ情報の通信に関する。各ネットワ
ーク・アクセス・ノードは、ローカル無線装置との間で
情報を送受信する。
【0002】
【従来の技術】今日の進歩した無線ネットワーク、特に
移動通信用大域システム(GSM)やコード分割多重ア
クセス(CDMA)・ネットワークなどのデジタル・セ
ルラ・ネットワークは、異なる特徴及び利用コストを有
する様々なベアラ・サービス(bearer service)をユー
ザに提供する。こうしたネットワークは多くの面で異な
るが、本発明はそれらの全てに適用可能であり、従って
任意のネットワーク、例えばGSMに関して述べられ
る。
【0003】GSMは、1無線チャネル・アーキテクチ
ャにつき8タイムスロット内で、制御情報及びユーザの
呼び出しの両方のためのタイムスロットを提供し、これ
は時分割多重アクセス(TDMA)の変形である。この
状況において、チャネルは、特定の動作周波数における
端末間伝送路を定義するその動作周波数及びパラメータ
である。各タイムスロットは22.8kbpsの公称容
量を提供し、これは必要なチャネル符号化を含み、音声
サービスでは公称13kbps、また最速のデータ・サ
ービスでは12kbpsとなる。この後者の12kbp
sデータ・レートは、余分なデータ・エラー訂正を提供
する無線リンク・プロトコルの使用により、公称960
0bpsに低減される。
【0004】いわゆる"制御チャネル"(GSMでは、真
に別のチャネルではなく、1チャネルにつき8タイムス
ロットの1つである)が、モバイル及びネットワークに
より呼び出し制御のために、すなわち、ユーザが最初に
電話をオンするか、ネットワーク有効範囲内に入り、呼
び出しを生成または呼び出しに応答するとき、そのユー
ザのネットワーク上での有効な存在を登録するために使
用される。任意の予備制御チャネル容量が、低速データ
・サービスのために使用される。2つの低速または狭帯
域データ・サービスが、SMS(短メッセージング・サ
ービス)または非構造化補足サービス・データ(USS
D)として知られている。SMS及びUSSDデータ・
サービスは事実上、低速パケット・データ・サービスで
ある。なぜなら、ネットワークがメッセージを配送でき
る予備容量を有するとき、常にメッセージが送信され得
るからである。全タイムスロットを使用する音声及び高
速データ・サービスは、ユーザからエンドポイントに回
線がセットアップされるために、回線交換サービスとし
て知られる。エンドポイントは、音声呼び出しの場合に
は別の電話であり、データ呼び出しの場合には別のコン
ピュータであったりする。
【0005】ユーザは通常、サービス提供の複雑性に関
する特定の知識や注意無しに、音声サービスを使用す
る。彼らは単にキーパッドを使用し、所望の電話番号を
入力し、適切な進行キーを押下するだけで、電話及びネ
ットワークが後の面倒を見る。ユーザはしばしば、呼び
出しに対する応答を得られず、メッセージを残した他の
ユーザに応答してSMSメッセージをネットワークの音
声応答システムから受信する。より最近では、SMS、
USSD及び等価なサービスは、トラフィック情報など
の情報を、こうしたサービスに加入するユーザに配送す
るために使用される。しかしながら、ユーザがメッセー
ジを送信したい場合、彼らは電話のSMSまたはUSS
Dアクセスとインタフェースするために、コンピュータ
を必要としたか、基本電話機能を使用することにより、
複雑なキーストローク・シーケンスによりこうしたメッ
セージを生成し、送信していた。ユーザが回線交換デー
タ・サービスを使用したい場合、統合または接続コンピ
ュータがデータ・アプリケーションを扱う必要がある。
【0006】多くのデータ・アプリケーションが開発さ
れ、インターネット・ベースの通信や他の通信を用い
て、GSM及び他のネットワークを介して使用されてき
たが、インターネット・プロトコル(TCP/IP及び
UDP/IP)が業界標準に成りつつある。これらは現
時点では、この使用にとって最適からかけ離れている。
【0007】無線アプリケーション・プロトコル(WA
P)・フォーラムは、高機能電話及び情報サービスを、
電話、ページャ、スマート・フォン、及びパーソナル・
デジタル・アシスタント(PDA)などの、移動無線装
置のユーザに提供することを目的とする業界フォーラム
である。WAPフォーラムは、これらの目的を満足する
ための一連の仕様を作成し、この計画の達成及び推進に
取り組んでいる。WAPの基本概念は、インターネット
・ベースの技術を用いてサービスを提供し、ユーザがマ
イクロ・ブラウザを用いて、電話及び関連サービスと対
話し、情報がインターネットのインターネット・プロト
コル(IP)及びハイパテキスト転送プロトコル(HT
TP)と類似の通信プロトコルにより提供されるもので
ある。WAPプロトコルは、インターネットのUDP/
IPと等価なWDP(無線データグラム・プロトコ
ル)、肯定転送及び任意的にセグメンテーション及び再
構築を提供するWTP(無線トランザクション・プロト
コル)、及びHTTPと類似のWSP(無線セッション
・プロトコル)として知られる。
【0008】更に、WAPクライアントとWAPプロキ
シ間で認証を転送し、データ転送を保証するためのWT
LS(無線トランスポート層セキュリティ)が存在する
(プロキシはクライアントと通信ネットワーク間の媒介
として作用するサーバ・コンピュータであり、特にWA
Pプロキシは、ネットワークのデータ通信プロトコルと
は無関係な形式で、データ内容を転送する責任を負
う)。通信プロトコルは、狭帯域SMS及びUSSDデ
ータ・サービスなど、今日のネットワークにおいて使用
可能なベアラ・サービス、及び9600bpsまたはそ
れ以下の高データレート回線交換データ・サービスに作
用するように設計された。内容は無線マークアップ言語
(WML)及びWMLScriptの形式であり、これらはそ
れぞれ、インターネットの拡張マークアップ言語(XM
L)、ハイパテキスト・マークアップ言語(HTM
L)、及びJavaScriptにもとづく(WMLはHTMLの
サブセット及びスーパセットの両方であり、WMLScri
ptはJavaScriptのサブセット及びスーパセットであ
る)。従って、アプリケーション及びサービスは、例え
ばSMS、USSDまたは回線交換などの、どのベアラ
・サービスが使用されているかに配慮するこなく、WM
LまたはWMLScriptで提供され得る。WML内容はカ
ード1組(decks of cards)の形式である(すなわち、
各々がWMLまたはWMLScript内容または機能の、完
全に指定された一片を成す、1枚以上の"カード"の集
合)。
【0009】本発明の以下の説明は、例を掲げることに
よりWAPについて言及するが、同様のアプローチが、
HTTPセッション上の通常のTCP/IPまたはUD
P/IP通信、及びHTML、XMLまたはXMLScri
ptベースのアプリケーションを用いても採用され得る。
【0010】さて、IBMのDirectTalk製品により提供
される音声メール・サービスなどの、高機能音声ベース
のサービスについて考えてみよう。音声メッセージがユ
ーザの高機能音声メッセージ・サービスにおいて到来す
ると、メッセージが記録され、本議論とは無関係の特定
の方法により、呼出人の識別が獲得される(呼び出し回
線IDまたは音声認識が、この識別のための2つのオプ
ションである)。メッセージ・サービスは、様々な呼出
人の識別及び呼び出し制御オプションを記述する適切な
WMLを生成し、請求時(プル(PULL)・モード)また
は非請求時(プッシュ(PUSH)・モード)に、それをユ
ーザに送信する。転送は、WAPクライアント及びWA
Pプロキシの両方にとって使用可能な、任意のベアラ・
サービスを介して行われる。WAPプロキシは、内容を
ユーザに安全に、効率的に、確実に転送する責任を負
う。SMSまたはUSSDの使用は利点を有する。なぜ
なら、それらは回線交換音声呼び出しが進行中の間、使
用され得、呼び出しのセットアップを要求しないからで
ある。ユーザがこのメッセージに、音声呼び出しのセッ
トアップを要求する呼び出しオプションにより応答する
場合、WAPベースの電話は、WML及び内部支援WA
Pライブラリを用い、呼び出しを確立するための全ての
能力を有する。ユーザはいつでも、電話のマイクロ・ブ
ラウザ・インタフェースを用いて、要求されるサービス
の機能(停止、繰り返しなど)を変更することができ、
こうしたコマンドを再度、確立されたSMSまたはUS
SDサービスを介して伝達することができる。
【0011】ユーザが進行中の音声呼び出しを操作可能
にするには、WAP対応電話がDTMF機能(デュアル
・トーン多重周波数信号は、"タッチトーン"電話におい
て、電話のタッチ・キーを押下することにより生成され
る信号)との、または他のシグナリング・レベル機能と
のインタフェースを実現することが必要であり、その可
用性は、使用されるネットワーク・タイプ、またはたと
えネットワーク・アーキテクチャがそれをまかなう場合
であっても、提供される機能に非常に依存する。
【0012】音声呼び出しが進行中の間に、SMS、U
SSDまたは等価なサービスがシグナリングのために使
用される場合、ユーザは両方のサービス、すなわち音声
呼び出し接続、及び制御信号のために使用されるSMS
または等価なサービスに対して支払いを行う。
【0013】米国特許第5799251号は、無線電話
システムにおける潜在的な問題を開示する。なぜなら、
制御信号の間で制御チャネル上を送信される短データ・
メッセージが制御チャネルを妨害し得、制御シグナリン
グの干渉をもたらし、潜在的に音声トラフィックに影響
を及ぼすからである。この特許では、ユーザのデータ・
メッセージの伝送のために、無線チャネルを特定的に予
約する解決策が提案されており、この予約されたチャネ
ルが第2の制御チャネルのように作用する。この解決策
の問題点は、ネットワーク資源の利用、及びユーザに対
する関連コストである。なぜなら、ユーザが追加のチャ
ネルを要求するからである。
【0014】米国特許第5790551号は、パケット
化されたデータの伝送のために、指定時間空いているチ
ャネルにもとづき、使用可能なパケット・データ・トラ
フィック・チャネルを動的に割当てる。こうして動的に
割当てられたチャネルは、データ制御チャネルとは別で
ある。従って、データ伝送のための専用のチャネルは要
求されず、使用可能な通信チャネルのより効率的且つ柔
軟な使用を可能にする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、無線ネットワークを介する、同時IPベースの音声
及びデータ・サービスを提供する方法及び装置を提供す
ることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の1態様によれ
ば、無線通信ネットワークを介する、無線通信装置と遠
隔通信装置間のオーディオ情報の通信のために使用され
る方法が提供される。この方法は、前記通信装置の1つ
において、デジタル形式のオーディオ情報を個別のオー
ディオ・パケットにより提供し、デジタル形式の呼び出
し制御情報を個別の制御パケットにより提供するステッ
プと、無線通信装置と遠隔通信装置間で呼び出し接続を
確立するステップと、個別のオーディオ・パケット及び
個別の呼び出し制御パケットの両方を、前記単一の呼び
出し接続を介して伝送するステップとを含む。
【0017】単一の論理的な端末間接続を介する、オー
ディオ情報(音声または合成音声データ)及び制御情報
の伝送は、制御情報のために呼び出しを通じて別の接続
が維持される必要性、または呼び出し内で別の接続が何
度も確立される必要性を回避する。本発明は各呼び出し
を通じて、通信装置間の通信の各方向に対して、2つの
ベアラを使用する必要性を回避する。このことはユーザ
の呼び出しコストを低減し(特にモバイル装置とネット
ワーク・アクセス・ノード間の、2つの接続の必要性を
回避することによる)、他のユーザのために使用可能な
ネットワーク容量を増加する。すなわち、呼び出しのた
めの制御情報を伝達するための、SMSまたはUSSD
低帯域若しくは狭帯域ベアラ・サービス、または別の高
速ベアラの同時使用の必要性を除去することにより、ベ
アラの容量が他のSMS及びUSSDメッセージ・サー
ビスのために使用され、追加の容量を音声トラフィック
及びその関連制御のために使用可能にする。更に、サー
ビスの進行中の制御を管理するための、SMSまたはU
SSDタイプのベアラ・サービスに対する要求を低減す
ることにより、追加の低速データ・サービス容量を動的
に割当てる必要性を低減する。
【0018】従来の解決策よりも少ないネットワーク資
源を使用する他に、本発明は追加の利点を有する。第1
に、本発明が使用される場合、各呼び出しは電話のバッ
テリのパワーをゆっくり奪う。なぜなら、呼び出しのセ
ットアップ後、1接続だけが維持されるからである。第
2に、呼び出し制御情報が回線交換呼び出し接続を通じ
てパケットで送信される本発明の実施例では、待ち時間
がUSSDまたはSMSメッセージの待ち時間よりも短
く、且つ予測可能である。対話式音声アプリケーション
では、SMSの長い待ち時間は受け入れられない。なぜ
なら、USSDは高速であるが、回線交換接続よりも長
く、且つ予測不能な待ち時間を有するからである。音声
データ及び制御データが同一の待ち時間を有することの
保証は、それ自体好都合である。なぜなら、音声データ
が制御情報を待機するために保留にされる必要性が回避
されるからである。例えば、ユーザが次のメッセージへ
の'先送り'を選択する場合、彼らは遅延無しに、次のメ
ッセージに移動することを希望する。
【0019】本発明は、従来技術の一般的な教示に反す
る。すなわち、従来技術では、音声データ及び制御デー
タのための専用のチャネルまたはタイムスロットを有
し、これらのデータ・タイプの各々に対して、時間を通
じてそれぞれに最適化された通信プロトコルを使用す
る。換言すると、従来技術は、如何に音声サービスのコ
ストを低減するかを考慮することなく、音声処理及び関
連伝送プロトコルの最適化、及びそれぞれのチャネル・
アーキテクチャ規格の有効データ容量の制限内で、音声
サービスを向上することに焦点を絞ってきた。これは高
度な音声品質や、包括的なエラー訂正などの相反する要
求に単に応じるだけでも、過去において相当な開発努力
を必要とした有効データ通信容量を鑑みると理解でき
る。
【0020】本発明の好適な実施例によれば、呼び出し
接続を確立するステップに続き、呼び出し装置(例えば
移動電話)のユーザは、対話式メッセージ・サービスの
利用のために、メッセージ・センタへのアクセスを要求
し、次に新たなメッセージのプッシュ通知、または正規
ユーザ若しくはモバイル装置により開始されるチェック
(内容プル)が続く。接続の確立は好適には、呼び出し
装置から被呼装置(例えばメッセージング・センタ)
に、(例えばSMSまたはUSSDを介して)初期通知
を送信するステップと、被呼装置に呼び出し装置の意図
を、すなわち対話式音声指向セッションを確立すること
を伝えるステップと、(恐らく呼出人に肯定応答を送信
後に)被呼装置及び呼び出し装置が接続を確立するステ
ップとを含む。この接続の確立及び識別の検証に際し
て、装置は互いに続く制御情報の転送のために、新たな
チャネルが使用されることを知らせる。初期通知ステー
ジを省略する以外は、同一のステップを含む代替のより
単純な方法も、同様に受け入れられる。
【0021】接続のセットアップ後、音声データ及び関
連する進行中の呼び出し制御情報の両方の伝送のため
に、単一の呼び出し接続だけが要求される。音声データ
・パケット及び制御パケットが、共通のトランスポート
・プロトコルを用いて伝送される。これは例えば、WM
LまたはWMLScriptをデータ内容形式として使用す
る、IPによる現WAPプロトコルにもとづくプロトコ
ルである。対話セッションの終わりに呼び出し装置がセ
ッションの終わりを示すか、単に接続を中止し、これら
のアクションの1つが、続く通知及びアクセスのための
共用低帯域ベアラの使用再開のための条件として事前に
定義される。
【0022】音声通信は内容の規則的な転送を要求する
が、人間は、少量の情報が転送されないクリックや'ホ
ール'などの音声の僅かな乱れに寛容である。本発明は
好適には、音声内容及び制御情報を個別のパケットとし
て、単一の回線交換接続を介して伝送し、低度のオーバ
ヘッド及び複雑性により規則的な転送を可能にする。パ
ケット・ネットワークを介する同様のアプローチは、音
声のバッファ制御を含む、規則的な転送及び競合のため
の追加の少量の制御を要求し、エラー及びパケット損失
の回復力を達成する。一方、制御情報は小さく、バッフ
ァ管理時間内のギャップを満たすことができる。
【0023】本発明は好適には、'IPによる音声(voi
ce over IP)'を使用し、これは音声情報をデジタル化
するステップと、(電話網の従来の回線交換プロトコル
ではなく、)インターネット・プロトコルを用いて、そ
れをネットワークを介して個別のパケットにより送信す
るステップとを含む(但し、回線交換接続を使用するこ
とが好ましい)。しかしながら、本発明は'IPによる
音声'の特定の実施例に制限されず、好適に符号化され
た音声をIPベースの接続を介して伝達する任意の手段
を含む。
【0024】通信チャネルを複数のタイムスロットに分
割するGSMなどのネットワーク・アーキテクチャで
は、本発明は、1タイムスロット内に予備容量を残す、
音声情報の適切な符号化と結合される場合、或いは音声
及び制御情報が1タイムスロットの容量内で提供される
ように、予備容量を提供する非標準のデータ伝送レート
を使用する場合、ほとんどの利点を提供する。
【0025】本発明の第2の態様では、デジタル形式の
オーディオ情報を個別のオーディオ・パケットに符号化
する手段と、デジタル呼び出し制御情報の個別の制御パ
ケットを生成する手段と、通信ネットワークのアクセス
・ノードを介して呼び出し接続を確立する手段と、個別
のオーディオ・パケット及び個別の制御パケットの両方
を、前記呼び出し接続を介してローカル・アクセス・ノ
ードに伝送する手段と、オーディオ情報を含む個別のオ
ーディオ・パケット、及び呼び出し制御情報を含む個別
の制御パケットをネットワーク・アクセス・ノードから
前記呼び出し接続を介して受信する手段と、受信された
オーディオ情報パケット及び制御情報パケットを復号す
る手段とを含む、無線通信装置(移動電話、または通信
機能を有するPDAなど)が提供される。
【0026】本発明の第3の態様は、無線通信をサポー
トする通信ネットワークにおいて、音声ベースの通信サ
ービスを提供するメッセージング・センタを提供する。
ネットワークは、ローカル・セル内の移動電話との間で
信号を送受信するアクセス・ノード(または基地局)を
含み、メッセージング・センタは、デジタル形式のオー
ディオ情報を個別のオーディオ・パケットに符号化する
手段と、デジタル呼び出し制御情報の個別の制御パケッ
トを生成する手段と、メッセージング・センタとネット
ワーク内の移動電話間の呼び出し接続を確立する手段
と、符号化された個別のオーディオ・パケット及び個別
の制御パケットを、前記呼び出し接続を介して移動電話
に伝送する手段と、ネットワークを介して移動電話から
送信されたオーディオ情報を含む個別のオーディオ・パ
ケット、及び呼び出し制御情報を含む個別の制御パケッ
トを受信する手段と、受信されたオーディオ情報パケッ
ト及び制御情報パケットを復号する手段とを含む。
【0027】メッセージング・センタは好適には、選択
可能なオペレーションの1つ以上のメニューをメッセー
ジ内容に含む第1のメッセージを、無線通信ネットワー
クを介して無線通信装置に伝送する手段と、(ユーザ対
話を有するまたは有さない)第1のメッセージに応答し
て、前記無線通信装置から送信されるメッセージの受信
に応答して、選択オペレーションの提供のために、前記
呼び出し接続を確立する手段とを含む。従って、メッセ
ージング・センタは、多数の異なるデータ内容タイプ
(電子メール、音声、電子商取引、データベース・ルッ
クアップ・オペレーション)を、WML、WMLScript
または他の等価な言語として転送される選択可能なメニ
ューを用いて生成される要求と一緒に転送するための、
統一されたメッセージング・サービスを提供でき、こう
したアクションに対する応答が、例えばテキスト−音声
変換技術を用いて音声形式に変換される。
【0028】
【発明の実施の形態】従来技術に従う無線通信ネットワ
ーク(すなわち無線リンクを含むネットワーク)が、図
1に示される。移動電話10が2つの異なる伝送路7
0、80を介して遠隔メッセージング・センタ50と通
信するように示される。電話はネットワーク・アクセス
・ノード20を介してネットワーク30と通信する。メ
ッセージング・センタは、そことの間でデータが送受信
される遠隔通信装置の例であり、ユーザの電話が接続不
能な場合に(例えばスイッチが切れていたり、別の呼び
出しに出ていたり、ネットワーク・アクセス・ユニット
の範囲外にある場合など)、ボイスメール記録などの音
声サービスを提供する。移動電話とメッセージング・セ
ンタまたは別の通信装置間の通信は、短メッセージ・サ
ービス・センタ(SMSC)または非構造化補足サービ
ス・データ・センタ(USSDC)40を介して制御情
報をSMSまたはUSSD警告メッセージの形式で伝送
するために確立される。次に、異なる伝送路を介する第
2の接続が警告に応答して確立され、これは移動電話と
メッセージング・サービス間または別の通信装置間の、
音声データの通信のために使用される。メッセージング
・サービスとの通信は、固定電話回線と無線通信のデー
タ転送プロトコル間の変換を担う従来のインターワーキ
ング機能(IWF)60を介する。この第1の接続は、
音声データの転送のための第2の接続の確立をトリガす
る警告メッセージとして使用される他に、呼び出し制御
情報の続く転送のために使用される。WAP通信環境9
0は、SMS、USSDなどを含む様々なベアラへの制
御データ・アクセスを提供する。従来の音声アクセス
(例えばPSTNまたはISDN)は、メッセージング
・サービスへの通常のアクセスのために使用される。
【0029】この従来の構成は、たとえ予備の容量が各
接続上に存在する場合にも、呼び出しを通じて2つの別
々の接続が維持されなければならないといった問題を有
する。ネットワーク資源のこの利用は、一般に、ユーザ
に請求されることになる。
【0030】図2は、本発明の実施例を実現するのに好
適な通信ネットワークを示す。そこでは、第1の制御経
路170が、短メッセージング・サービス・センタ(S
MSC)または非構造化補足サービス・データ・センタ
(USSDC)130を介する、移動電話100とメッ
セージング・センタ140間の警告の転送に使用され
る。初期警告が受信された後、或いはSMSまたはUS
SD応答メッセージが返却された後、遠隔アクセス・サ
ーバまたはゲートウェイ190(後述)を介する別の呼
び出し接続180が、移動電話とメッセージング・セン
タ間で確立される。メッセージング・センタは、通知や
メッセージを管理するオプションを制御するためのメニ
ューなどの転送のための、好適なデータ通信環境を有す
ると仮定され、これはWAPベースと仮定される。
【0031】この別々の接続を確立後、全ての続くセッ
ション制御情報及び音声データが、この接続を介して送
信され、警告の転送のために使用された接続は、もはや
要求されない。(勿論、呼び出し接続が呼び出しの間に
終了する場合、新たな接続が確立される必要があり、通
信路は再接続に際して異なり得る。例えば、移動電話が
セルラ・ネットワークの新たなセルに移動され得る。し
かしながら、これは新たな接続が移動電話の新たな識別
(IPアドレス)通知を伴うとき、いかなる問題も生じ
るべきでない。)
【0032】単一の接続を介する音声及び制御データの
伝送は、音声及び制御データが共通の通信プロトコルを
介して伝送されるように、音声信号の処理(デジタル
化、圧縮を含む符号化、及びオーディオ・データのパケ
ット化)を含む。単一の音声及び制御接続による初期制
御チャネルの置換は、音声接続を確立し、初期制御接続
を終了するプロセスの一部として、両方の通信装置に通
知される。
【0033】一旦、移動電話とメッセージング・センタ
間の主要な対話が要求されなくなると、呼び出しが停止
され、全ての続く制御が初期制御経路170に戻され
る。
【0034】好適な実施例に従い、本発明を実現する通
信ネットワークの様々な構成要素の役割は次のようであ
る。
【0035】遠隔アクセス・サーバ:移動電話にIP接
続へのアクセスを提供する。遠隔アクセス・サーバは、
実際の通信がパケット・ベースのベアラまたは回線交換
式ベアラを使用するかに関わらず、移動ネットワーク
と、それにより移動電話間のルートを提供する。また、
遠隔アクセス・サーバは、クライアントのIPアドレ
ス、及びインターネット記号名解析サービスなどの、他
のIP機構のIPアドレスを割当て、更に、認証サービ
スを提供することにより、認可されたアクセスだけを許
可する。
【0036】短メッセージング・サービス・センタ:G
SM及び他の多くのネットワークにより提供される短メ
ッセージ・サービスのための、メッセージ交換サービス
を提供する。それにより、幾つかの150バイトの短メ
ッセージが、移動電話と移動電話間または定義された固
定位置間で確実に送信される。なぜなら、SMSは、移
動電話または固定装置が使用可能でない時、またはSM
Sを受信するための現予備容量が存在しない時に使用さ
れる、オプションの蓄積交換機構を有するからである。
【0037】USSDC:SMSCによりSMSのため
に提供されるのと類似の、CUSSDのためのメッセー
ジ交換サービスを提供する。しかしながら、信頼性が低
く、蓄積交換機能を有さないUSSDの性質は、SMS
よりも単純且つ高速の転送を可能にする。
【0038】メッセージング・センタ:最小限として、
音声メッセージ蓄積を含むサービス環境を含み、より複
雑な実施例では、統一メッセージ環境全体を含み得る。
移動電話及び他の好適な呼び出し装置から、このメッセ
ージング・センタをアクセスするために通信アクセスが
要求される。これは通常、電話またはISDN回線など
によるが、この場合、上述のパケット化された符号化音
声を使用し、音声のパケットを転送するための通信プロ
トコルとしてIPを使用する。メッセージング・センタ
はまた、WAP通信環境150の、または従来のTCP
/IP及びHTML環境の制御機能を必要とする。これ
は提供されるメッセージング・サービスとのユーザ対話
の通知及び管理手段を提供し、例えば、ユーザが新旧の
どちらのメッセージを有するか、或いは誰からのメッセ
ージを有するかなどを通知し、聞く、次へ移動、消去、
保管、先送りなどのオプション、及び他の多くの基本制
御、更に任意的に、音声−テキスト変換、ファックスな
どのより複雑な機能を提供する。SMSCのプロトコル
処理のためのWAPゲートウェイが、メッセージング・
センタの統合要素として示されるが、それはメッセージ
ング・センタの外部にあっても良い。
【0039】図2はまた、既存のインターワーキング機
能を用いて、ネットワーク特定プロトコルと、移動ネッ
トワークの外部において一般的に期待されるプロトコ
ル、例えばPSTNまたはISDNなどとの間の変換を
行うとき、ネットワーク構造基盤が変更されないことを
示す。変形IWF機能200は更に、より汎用的な音声
サービスをモバイルに提供するために必要なIP音声パ
ケット化プロトコルを含み、それにより従来の音声符号
化を除去し、それを例えば、従来の回線交換式ベアラま
たは高速汎用無線パケット・ベアラなどの、多数のベア
ラ・サービス・オプションを通じてIP音声式サービス
により置換する。
【0040】本発明の好適な実施例によれば、メッセー
ジング・センタなどの呼び出し装置が、(例えばSMS
またはUSSDを介して)初期通知を実行する手段を提
供する。それに続き、呼出人及び被呼装置が呼び出しを
セットアップし、音声データ・トラフィック及び関連す
る進行中の制御情報が単一の呼び出しにより処理され
る。従って、ユーザは単一の呼び出しだけを要求し、ネ
ットワークは他のユーザ及びサービスにとって使用可能
な、より多くのSMS及びUSSD容量を有することに
なる。ユーザ側から見ると、サービス利用コストが改良
型の音声サービスが使用される期間の音声呼び出しのコ
ストだけになる。オペレータにとって、本発明により提
供される改善された性能は、顧客の満足度を向上させる
一方、こうした期間中のSMSまたはUSSDトラフィ
ックの低減は、ベアラ・サービスがサービス・コストに
償却されているのではなく、支払われている場合、収益
を低減するが、依然ネットワーク・セル内でサービスを
使用しているユーザに対して良好な応答を生成する。こ
のことは他のユーザにも利益をもたらし、追加のチャネ
ルまたは専用のSMS、USSD容量を追加するコスト
を、潜在的に回避する。これらの追加は、必ずしも収益
を伴わずにコストを増加させるだけである。
【0041】音声及びインターネット技術における最近
の開発は、インターネット・プロトコル・ベースの通信
の使用により、音声ベースの情報の転送を管理する機能
をもたらした。これはデジタル形式の音声情報を、電話
網の従来の回線交換プロトコルを用いるのではなく、個
別のパケットにより送信するものである。出現しつつあ
る任意のパケット・ベースのサービス(GMS、CDM
Aパケット、またはUMTSパケットなどにより展開さ
れるGPRSなど)が使用され得る。
【0042】IPによる音声データの転送のための特定
の機構(以下では'VoIP'と呼ぶ)が、Cisco、Vocal
Tec、3Com及びNetspeakを含む、主な装置プロバイダの
功績により、'VoIPフォーラム'から導出され、通信
プロトコル規格ITU−TH.323の使用を推進し
た。この規格がIPを用いて、公衆インターネット上及
びイントラネット内で、オーディオ及びビデオを送信す
るための標準と成りつつある。前記フォーラムはまた、
ユーザが他のユーザを突き止めるためのディレクトリ・
サービス規格の使用、並びに自動呼び出し配信及び音声
メールのためのタッチトーン信号の使用も推進する。
【0043】IPに加え、VoIPはパケットが好機に
転送されるように保証することを支援するリアルタイム
・プロトコル(RTP)を使用する。公衆ネットワーク
を使用すると、現在ではサービス品質(QOS)を保証
することが困難である。企業により、またはインターネ
ット電話サービス・プロバイダ(ITSP)により管理
される専用ネットワークを使用すれば、より良いサービ
スが可能である。
【0044】高速パケット転送の保証を支援するため
に、少なくとも1つの装置メーカ(Netspeak)により使
用された技術は、公衆ネットワークへのアクセスを有す
る全ての可能なネットワーク・ゲートウェイ・コンピュ
ータをピング(ping)し、他の端末とのTCPソケット
接続を確立する前に、最も高速な経路を選択することで
ある。
【0045】VoIPを用いて、企業は"VoIP装置"
(VoIP機能を有するCisco社のAS5300アクセ
ス・サーバなど)をゲートウェイに配置する。ゲートウ
ェイは会社内のユーザからパケット化された音声伝送を
受信し、それらをイントラネット(ローカル・エリア・
ネットワークまたは広域ネットワーク)の他の部門に経
路指定するか、或いはT−1またはE−1インタフェー
スを用いて、それらを公衆交換電話網(PSTN)を介
して送信する。
【0046】VoIPでは、音声情報が適切なフィルタ
リングの後にサンプリングされる。最も一般的には、8
ビット(またはそれ以上)のサンプルによる8Kサンプ
ル/秒であり、結局64kbps以上となる。このレベ
ルの音声品質は、通常8ビット/サンプルにおいて8K
サンプル/秒を使用する電気通信業界の標準と一致す
る。GSMにおける続く符号化は、フル・レート音声に
対して13kbps以下の、または音声の最近提案され
た符号化及び復号に対して、6.5kbpsの伝送デー
タ・レートをもたらし、後者は、受け入れ可能な音声品
質を有する半分の伝送レートの音声サービスを達成す
る。これを適度なサイズのIPパケット内でフレーム化
し、恐らく64バイト/パケットまたは128バイト/
パケットの小パケットを使用する必要性をを調和するこ
とにより、音声の損失及び回復を最小化し、より大きな
パケットを使用する傾向があるオーバヘッドを許容する
ことにより、64バイト乃至128バイトのデータのパ
ケットを有する、約16kbps乃至約19kbpsの
フル・レート音声、または8kbps乃至9.5kbp
sの半レート音声が生成される。
【0047】標準のフル・レートGSM音声符号化及び
復号は、余りに高いデータ・レートを有するので、現9
600bpsデータ呼び出しに詰め込むことができな
い。しかしながら、GSMの基本データ・スピードの増
加によりIP符号化フル・レート音声が考慮され得る。
しかしながら、半レート音声コーデックを9600bp
s以上のデータ回線と共に使用するオプションは、WA
P改良型サービスなどの低帯域幅データ・アプリケーシ
ョンが、同一のIP通信回線内で共存することを可能に
するのに十分な予備データ容量を提供する。これは音声
内の自然な無声期間の存在により、より容易に達成さ
れ、その存在にある程度頼ることになる。
【0048】上述のように、プロトコルH.323は、
IP音声ベースのサービスの転送のために確立された。
GSM、または2地点間回線交換呼び出しベース形式の
接続を使用する他のモバイル・ネットワークの場合、I
P音声のために絶対に必要なものよりも複雑であるが、
それはGSMのGPRS(汎用パケット無線サービス)
が考慮される場合により一層関連し、従ってこれは、本
発明のパケット化音声転送の実現のための1オプション
である。
【0049】従って、上述のように使用される改良型音
声メッセージング・サービスにおいて、問題は次のよう
に解決される。
【0050】移動電話ユーザは何らかの理由で、着呼を
受信することができなかった。これは多数の理由の1つ
により、例えば電話が使用中であったり、電源が切れて
いたり、ネットワークの有効範囲内にいなかったりした
ためであった。メッセージング・センタはプッシュ警告
をWMLデッキ形式でユーザに生成し、これがユーザ
に、使用可能なデフォルトのベアラ・サービス(例えば
UDDS)を用いて、WAPプロキシ150を介して送
信される。USSD内容を受信すると、電話はそれをマ
イクロブラウザ・ユーザ・インタフェースを介して表示
する。ユーザはこの通知を延期するか、またはそれに対
して何かアクションを取るかを決定する。後者の場合、
ユーザはメッセージを聞くことを選択する。"メッセー
ジを聞く"というアクションを選択することにより、電
話は任意的に応答をWAPプロキシを介してメッセージ
ング・サービスに送信し、電話に遠隔アクセス・サーバ
(RAS)ゲートウェイへのデータ呼び出しを確立する
ように命令し、それによりWAPプロキシ及びメッセー
ジング・サービスの両方に、IPアクセスが与えられ
る。RASゲートウェイを介するIP接続の確立に際し
て、メッセージがメッセージング・サービスに送信さ
れ、以前にメッセージが送信されていれば、新たな識別
を確立し、メッセージが以前に送信されていなければ、
LISTEN命令を送信する。全ての識別及び命令をセットア
ップ後、メッセージング・サービスはIP音声の提供を
開始できる。ある時点で、ユーザはWAPプロキシを介
するメッセージング・センタへのIPデータ接続を介し
て新たな命令などにより中断され得る。セッションの終
わりに、クライアントは1つの最後のメッセージをWA
Pプロキシに送信することにより、現一時的RAS識別
を消去し、デフォルトの接続を再開し、RASゲートウ
ェイへの呼び出しを切断できる。
【0051】本発明が実現され得る容易性について説明
するために、GSM上でのWAPベースのサービス提供
に関わる構成要素に対して成される一連の変更につい
て、次に述べることにする。
【0052】移動電話は、伝送及び受信処理(音声符号
化及び復号)の両方のために、既存の音声処理機能を使
用することにより、使用可能な接続ビットレートにおい
て、この方法によりサポートされる必要な生データレー
トを達成できる。移動電話は更に次の機能を必要とす
る。 1.基本サービス機能のために要求される、WAP環境
のための任意のSMSまたはUSSDサポートに加え、
インターネット・プロトコル通信機能(例えばUDP/
IP)及びPPPベースのデータ・プロトコル接続の確
立。これは多くの場合において、電話に対する機能要求
を増加することはないであろう。なぜなら、WAP環境
は理想的には、例えば"オーバ・ザ・エア・プログラミ
ング"などの、大量のデータを要求する一部のサービス
に対して、またはSMSまたはUSSDが使用可能でな
いときの基本サービスに対してさえもIPを使用するか
らである。 2.接続を介する伝送のために、符号化データをIPパ
ケットにパケット化する機能。受信情報のために、パケ
ット化音声を受信し、これを電話の音声復号回線に転送
する必要がある。 3.音声及びデータ制御パケットを多重化する機能。こ
れは通常のIP機能であるべきであるが、音声パケット
のバッファリングは、理想的には、同期式に(規則的
に)サンプリングされた音声が、ネットワークを通じて
近い将来(公称レートで、しかしながら同期式でなく)
送信されることを可能にするために提供される。
【0053】メッセージング・センタ、または別々のゲ
ートウェイでさえも、そのWAP通信機能は、いかなる
変更も要求しない。なぜなら、異なるベアラ上で接続を
再開する機能が、既に定義されているからである。
【0054】メッセージング・センタは、WAPのサポ
ート以外、その制御オペレーションの変更を要求しな
い。WAPのサポートは、通常、本発明が実現されるか
否かに関わらず要求される。しかしながら、メッセージ
ング・センタは、IPによる音声トラフィックのパケッ
ト化を符号化、復号、バッファリング、及び管理するた
めに、電話と同一の機能を要求する。
【0055】WAPプロキシは、識別更新/変更をサポ
ートする機能(これはWAP仕様の要求を満たす)を提
供される。メッセージング・センタ、RASゲートウェ
イ、及び好適には、重要度は低いがWAPプロキシ間の
ルーティングは、移動リンクを介して使用されるIPプ
ロトコルによる音声が、例えばバッファリングなど、
H.323の完全な機能を有さない場合、輻輳を回避す
るための十分な容量を要求する。
【0056】上述の例を通じて、ポート番号の確立され
たインターネット原理が、アプリケーションすなわち'
IPによる音声'を識別するために使用されることが仮
定された。従って、明示的なサービス識別ビットは要求
されない。しかしながら、本発明は、符号化及びパケッ
ト化された音声を伝達するIPパケット内の信号ビット
が、使用可能なベアラ容量によるオプション及び性能を
最大化するために、他の有用な情報(無声期間、符号化
アルゴリズムなど)を伝達できることを認識する。
【0057】複数の専用チャネルに関するコスト問題を
解決する代替方法も存在するが、各々が問題を有する。
【0058】第1に、オーディオ帯域内でDTMFシグ
ナリングを使用することが可能である。単純な選択はこ
のようにして確実に管理されるが、複雑なメッセージま
たはWMLメッセージは、非常に非効率的であり得る。
1つの潜在的な問題は、一部のネットワークでは、DT
MFなどの呼び出し中のシグナリングが、ネットワーク
内でUSSDを復元と一緒に使用することにより達成さ
れ、従って何の利益も無く、単に複雑性が増すだけであ
る。上述したように、こうした特徴はネットワークのタ
イプ及び展開に依存する。
【0059】第2に、呼び出しが2つの部分に分割さ
れ、1つは従来の音声呼び出しであり、他は、純粋に制
御情報の伝達のためのデータ呼び出しである。いつで
も、音声またはデータ呼び出しは利用され、各々はそれ
らのカスタムの通信形式及びプロトコルを有するが、1
度に1つだけである。これはユーザのコストを低減する
が、ある時に要求されるチャネル数が本発明の場合とた
とえ同一であっても、本発明よりも複雑であり、より多
くの要求をネットワーク構造基盤資源に課する。ユーザ
が1つまたは2つの呼び出しに対して料金を課せられる
かは、ネットワーク・サービスが提供する選択である。
こうした同時音声またはデータ呼び出しをサポートする
ことを目的とする機構が、出現しつつあるが、要求され
るネットワーク機構は複雑であり、全てのネットワーク
がこの機構を有する訳ではない。
【0060】本発明は、狭帯域ベアラを介する初期通知
を使用し、次にIP音声サービス及び進行中の制御のた
めに、広帯域ベアラを使用するように述べられた。パケ
ット・ベースのサービスだけを使用する別の技法も可能
であるが、これらはベアラのコスト、バッテリのパワー
消費、及びネットワーク利用度の点で、余り好ましくな
い。パケット・ベースのサービスを使用する解決策は、
RASサーバが回線交換呼び出しを使用するのではな
く、ネットワーク構造基盤から、IPベースの通信また
はそれ相当を終了していることを要求する。
【0061】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0062】(1)無線通信ネットワークを介する、無
線通信装置と遠隔通信装置間のオーディオ情報の通信に
おいて使用される方法であって、前記通信装置の1つに
おいて、デジタル形式のオーディオ情報を個別のオーデ
ィオ・パケットにより提供し、デジタル形式の呼び出し
制御情報を個別の制御パケットにより提供するステップ
と、前記無線通信装置と前記遠隔通信装置間で呼び出し
接続を確立するステップと、前記個別のオーディオ・パ
ケット及び前記個別の呼び出し制御パケットの両方を、
単一の呼び出し接続を介して送信するステップとを含
む、方法。 (2)前記呼び出し接続を確立するステップが、前記通
信装置の一方から他方に、第1の接続を介して通知を送
信するステップと、前記装置間で前記呼び出し接続を確
立するステップと、前記呼び出し装置の識別を検証する
ステップと、前記通信装置の各々に、続く制御情報が前
記呼び出し接続を介して交換されることを知らせるステ
ップと前記第1の接続を閉路または延期するステップと
を含む、前記(1)記載の方法。 (3)前記通信装置の各々に、前記単一の呼び出し接続
の閉路または通信セッションの終了に応答して、前記単
一の接続以外の接続の使用が再開されることを知らせる
ステップを含む、前記(2)記載の方法。 (4)前記通知、オーディオ・パケット及び制御パケッ
トの内容が、WMLScript及びWML、または別のXM
LベースのまたはHTMLベースの言語を含む、前記
(2)記載の方法。 (5)前記通知が低帯域ベアラ・サービスを介して伝送
され、前記呼び出し接続が広帯域ベアラ・サービスを使
用する、前記(2)乃至(4)のいずれかに記載の方
法。 (6)前記遠隔通信装置が、音声ベースの通信サービス
を提供するメッセージング・センタであり、前記方法
が、第1の接続を介して、前記メッセージング・センタ
から前記無線通信装置に、該無線通信装置に転送される
メッセージの可用性の通知を送信するステップと、前記
無線通信装置から前記メッセージング・センタに、音声
ベースの通信のための接続を確立するという、前記無線
通信装置の意向の通知を送信するステップと、前記無線
通信装置及び前記メッセージング・センタが前記呼び出
し接続を確立するステップと、前記通信装置の識別を検
証するステップと、前記通信装置の各々に、続く制御情
報が前記確立された呼び出し接続を介して交換されるこ
とを知らせるステップと前記第1の接続を閉路または延
期するステップとを含む、前記(1)乃至(5)のいず
れかに記載の方法。 (7)前記個別のオーディオ・パケット及び制御パケッ
トが、回線交換呼び出し接続を介してインターネット・
プロトコルを用いて伝送される、前記(1)乃至(6)
のいずれかに記載の方法。 (8)前記オーディオ・パケット及び制御パケットが、
インターネット・プロトコル上で、プロトコルITU−
T H.323を用いて伝送される、前記(7)記載の
方法。 (9)前記デジタル形式のオーディオ情報を個別のオー
ディオ・パケットにより提供するステップが、約19k
bpsまたはそれ以下の伝送レートを達成する符号化方
式を用いて音声データを符号化するステップを含む、前
記(1)乃至(8)のいずれかに記載の方法。 (10)前記符号化方式を使用する符号化が、約9.5
kbpsまたはそれ以下の伝送レートを達成する、前記
(9)記載の方法。 (11)デジタル形式のオーディオ情報を個別のオーデ
ィオ・パケットに符号化する手段、及びデジタル呼び出
し制御情報の個別の制御パケットを生成する手段と、通
信ネットワークのアクセス・ノードを介して呼び出し接
続を確立する手段と、前記個別のオーディオ・パケット
及び前記個別の呼び出し制御パケットの両方を、前記呼
び出し接続を介してローカル・アクセス・ノードに送信
する手段と、オーディオ情報を含む個別のオーディオ・
パケット、及び呼び出し制御情報を含む個別の制御パケ
ットを、前記呼び出し接続を介して前記ネットワーク・
アクセス・ノードから受信する手段と、受信されたオー
ディオ情報パケット及び制御情報パケットを復号する手
段とを含む、無線通信装置。 (12)無線通信をサポートする通信ネットワークにお
いて、音声ベースの通信サービスを提供するメッセージ
ング・センタであって、前記ネットワークがローカル・
セル内において、無線通信装置との間で信号を送受信す
るアクセス・ノードを含むものにおいて、デジタル形式
のオーディオ情報を個別のオーディオ・パケットに符号
化する手段、及びデジタル呼び出し制御情報の個別の制
御パケットを生成する手段と、前記メッセージング・セ
ンタとネットワーク内の前記無線通信装置間で、呼び出
し接続を確立する手段と、前記符号化された個別のオー
ディオ・パケット及び個別の制御パケットを、前記呼び
出し接続を介して前記無線通信装置に送信する手段と、
前記無線通信装置から前記ネットワークを介して送信さ
れる、オーディオ情報を含む個別のオーディオ・パケッ
ト、及び呼び出し制御情報を含む個別の制御パケットを
受信する手段と、受信されたオーディオ情報パケット及
び制御情報パケットを復号する手段とを含む、メッセー
ジング・センタ。 (13)無線通信ネットワークを介して前記無線通信装
置に、選択可能なオペレーションの1つ以上のメニュー
をメッセージ内容に含む、第1のメッセージを送信する
手段と、前記第1のメッセージに応答して、前記無線通
信装置から送信されるメッセージの受信に応答して、選
択オペレーションの提供のために、前記呼び出し接続を
確立する手段とを含む、前記(12)記載のメッセージ
ング・センタ。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に従うデータ通信ネットワークの概略
図である。
【図2】好適な実施例に従い本発明を実現するデータ通
信ネットワークの概略図である。
【符号の説明】
10、100 移動電話 20、110 ネットワーク・アクセス・ノード 30 ネットワーク 40、130 短メッセージ・サービス・センタ(SM
SC)または非構造化補足サービス・データ・センタ
(USSDC) 50 インターワーキング機能(IWF) 70、80、170、180 伝送路 90 WAP通信環境 140 メッセージング・センタ 150 WAP通信環境 170 初期制御経路 180 呼び出し接続 190 遠隔アクセス・サーバまたはゲートウェイ 200 変形IWF機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/24 7/26 7/30 (72)発明者 アラスタイアー・ジョン・アングィン イギリス、ハンプシャー、エス・オー53 4アール・ユー、チャンドラーズ・フォー ド、ティース・クロース 6 (72)発明者 デビッド・ジョージ・ビバイス イギリス、ハンプシャー、エス・オー50 7エフ・ダブリュ、ファイア・オーク、ウ ィット・ロード 1

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線通信ネットワークを介する、無線通信
    装置と遠隔通信装置間のオーディオ情報の通信において
    使用される方法であって、 前記通信装置の1つにおいて、デジタル形式のオーディ
    オ情報を個別のオーディオ・パケットにより提供し、デ
    ジタル形式の呼び出し制御情報を個別の制御パケットに
    より提供するステップと、 前記無線通信装置と前記遠隔通信装置間で呼び出し接続
    を確立するステップと、 前記個別のオーディオ・パケット及び前記個別の呼び出
    し制御パケットの両方を、単一の呼び出し接続を介して
    送信するステップとを含む、方法。
  2. 【請求項2】前記呼び出し接続を確立するステップが、 前記通信装置の一方から他方に、第1の接続を介して通
    知を送信するステップと、 前記装置間で前記呼び出し接続を確立するステップと、 前記呼び出し装置の識別を検証するステップと、 前記通信装置の各々に、続く制御情報が前記呼び出し接
    続を介して交換されることを知らせるステップと前記第
    1の接続を閉路または延期するステップとを含む、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記通信装置の各々に、前記単一の呼び出
    し接続の閉路または通信セッションの終了に応答して、
    前記単一の接続以外の接続の使用が再開されることを知
    らせるステップを含む、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】前記通知、オーディオ・パケット及び制御
    パケットの内容が、WMLScript及びWML、または別
    のXMLベースのまたはHTMLベースの言語を含む、
    請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】前記通知が低帯域ベアラ・サービスを介し
    て伝送され、前記呼び出し接続が広帯域ベアラ・サービ
    スを使用する、請求項2乃至請求項4のいずれかに記載
    の方法。
  6. 【請求項6】前記遠隔通信装置が、音声ベースの通信サ
    ービスを提供するメッセージング・センタであり、前記
    方法が、 第1の接続を介して、前記メッセージング・センタから
    前記無線通信装置に、該無線通信装置に転送されるメッ
    セージの可用性の通知を送信するステップと、 前記無線通信装置から前記メッセージング・センタに、
    音声ベースの通信のための接続を確立するという、前記
    無線通信装置の意向の通知を送信するステップと、 前記無線通信装置及び前記メッセージング・センタが前
    記呼び出し接続を確立するステップと、 前記通信装置の識別を検証するステップと、 前記通信装置の各々に、続く制御情報が前記確立された
    呼び出し接続を介して交換されることを知らせるステッ
    プと前記第1の接続を閉路または延期するステップとを
    含む、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】前記個別のオーディオ・パケット及び制御
    パケットが、回線交換呼び出し接続を介してインターネ
    ット・プロトコルを用いて伝送される、請求項1乃至請
    求項6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】前記オーディオ・パケット及び制御パケッ
    トが、インターネット・プロトコル上で、プロトコルI
    TU−T H.323を用いて伝送される、請求項7記
    載の方法。
  9. 【請求項9】前記デジタル形式のオーディオ情報を個別
    のオーディオ・パケットにより提供するステップが、約
    19kbpsまたはそれ以下の伝送レートを達成する符
    号化方式を用いて音声データを符号化するステップを含
    む、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】前記符号化方式を使用する符号化が、約
    9.5kbpsまたはそれ以下の伝送レートを達成す
    る、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】デジタル形式のオーディオ情報を個別の
    オーディオ・パケットに符号化する手段、及びデジタル
    呼び出し制御情報の個別の制御パケットを生成する手段
    と、 通信ネットワークのアクセス・ノードを介して呼び出し
    接続を確立する手段と、 前記個別のオーディオ・パケット及び前記個別の呼び出
    し制御パケットの両方を、前記呼び出し接続を介してロ
    ーカル・アクセス・ノードに送信する手段と、 オーディオ情報を含む個別のオーディオ・パケット、及
    び呼び出し制御情報を含む個別の制御パケットを、前記
    呼び出し接続を介して前記ネットワーク・アクセス・ノ
    ードから受信する手段と、 受信されたオーディオ情報パケット及び制御情報パケッ
    トを復号する手段とを含む、無線通信装置。
  12. 【請求項12】無線通信をサポートする通信ネットワー
    クにおいて、音声ベースの通信サービスを提供するメッ
    セージング・センタであって、前記ネットワークがロー
    カル・セル内において、無線通信装置との間で信号を送
    受信するアクセス・ノードを含むものにおいて、 デジタル形式のオーディオ情報を個別のオーディオ・パ
    ケットに符号化する手段、及びデジタル呼び出し制御情
    報の個別の制御パケットを生成する手段と、 前記メッセージング・センタとネットワーク内の前記無
    線通信装置間で、呼び出し接続を確立する手段と、 前記符号化された個別のオーディオ・パケット及び個別
    の制御パケットを、前記呼び出し接続を介して前記無線
    通信装置に送信する手段と、 前記無線通信装置から前記ネットワークを介して送信さ
    れる、オーディオ情報を含む個別のオーディオ・パケッ
    ト、及び呼び出し制御情報を含む個別の制御パケットを
    受信する手段と、 受信されたオーディオ情報パケット及び制御情報パケッ
    トを復号する手段とを含む、メッセージング・センタ。
  13. 【請求項13】無線通信ネットワークを介して前記無線
    通信装置に、選択可能なオペレーションの1つ以上のメ
    ニューをメッセージ内容に含む、第1のメッセージを送
    信する手段と、 前記第1のメッセージに応答して、前記無線通信装置か
    ら送信されるメッセージの受信に応答して、選択オペレ
    ーションの提供のために、前記呼び出し接続を確立する
    手段とを含む、請求項12記載のメッセージング・セン
    タ。
JP34078299A 1999-01-05 1999-11-30 オーディオ情報の通信において使用される方法及び装置 Pending JP2000236353A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9900059A GB2345613A (en) 1999-01-05 1999-01-05 IP based voice and data services whereby voice and control signals are transmitted over a single call connection
GB9900059.8 1999-01-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000236353A true JP2000236353A (ja) 2000-08-29

Family

ID=10845515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34078299A Pending JP2000236353A (ja) 1999-01-05 1999-11-30 オーディオ情報の通信において使用される方法及び装置

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP1142365A1 (ja)
JP (1) JP2000236353A (ja)
KR (1) KR100415023B1 (ja)
CN (1) CN1124062C (ja)
AU (1) AU1872600A (ja)
CA (1) CA2358413A1 (ja)
CZ (1) CZ20012440A3 (ja)
GB (1) GB2345613A (ja)
HU (1) HUP0105440A2 (ja)
IL (1) IL143588A0 (ja)
TW (1) TW453079B (ja)
WO (1) WO2000041416A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005523505A (ja) * 2002-04-17 2005-08-04 ビザ・インターナショナル・サービス・アソシエーション モバイル口座認証サービス
US7013126B2 (en) 2001-10-19 2006-03-14 Fujitsu Limited Communication system
JPWO2005050944A1 (ja) * 2003-11-19 2007-06-14 独立行政法人情報通信研究機構 ネットワーク回線を用いたアナログ信号入出力システム
US7827115B2 (en) 2000-04-24 2010-11-02 Visa International Service Association Online payer authentication service
US8019691B2 (en) 2002-09-10 2011-09-13 Visa International Service Association Profile and identity authentication service
US8762283B2 (en) 2004-05-03 2014-06-24 Visa International Service Association Multiple party benefit from an online authentication service
US8812666B2 (en) 2001-01-29 2014-08-19 Da Capital Fund Limited Liability Company Remote proxy server agent

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3452250B2 (ja) * 2000-03-15 2003-09-29 日本電気株式会社 無線携帯端末通信システム
US7369599B2 (en) 2000-12-18 2008-05-06 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for reducing code phase search space
WO2002015519A2 (en) * 2000-08-17 2002-02-21 Mobileum, Inc. Method and system for wireless voice channel/data channel integration
ATE282923T1 (de) 2000-09-01 2004-12-15 Nextlink To As Endgerät, system und verfahren zur internet- und datennetztelefonie
DE20015612U1 (de) 2000-09-08 2000-12-21 Annonce Verlag Josef Kudlacek Mobilfunknetz mit SMS-Dienst
DE10046339C2 (de) * 2000-09-19 2002-11-07 Siemens Ag Verfahren zum Betrieb eines Kommunikationssystems
KR100386474B1 (ko) * 2000-10-27 2003-06-02 주식회사 에어아이 무선 인터넷을 이용한 음성 서비스 방법
WO2002039764A2 (en) * 2000-10-30 2002-05-16 Telera, Inc. Call center management for wireless access network
FI20010131A (fi) * 2001-01-22 2002-07-23 Sonera Oyj Ääniviestijärjestelmä
US7904516B2 (en) * 2001-06-18 2011-03-08 Leap Wireless International, Inc. Voice attachment to an email using a wireless communication device
KR20020076906A (ko) * 2001-03-31 2002-10-11 (주) 엘지텔레콤 모바일아이피가 부여된 휴대폰을 이용한데이터송수신방법
DE10122422A1 (de) 2001-05-09 2002-11-21 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zum Einstellen der Bandbreite einer Verbindung zwischen mindestens zwei Kommunikationsendpunkten in einem Datennetz
US7158506B2 (en) * 2001-05-31 2007-01-02 Qualcomm Incorporated Data manager for wireless communication devices and method of managing data in a wireless device
US20030003898A1 (en) * 2001-06-27 2003-01-02 International Business Machines Corporation Utilizing parallel available services over a wireless network
WO2005069596A1 (de) * 2004-01-20 2005-07-28 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum steuern von datenverbindungen
US7760704B2 (en) 2004-06-29 2010-07-20 Interdigital Technology Corporation System and method for call routing and paging across different types of networks
KR100786788B1 (ko) * 2006-07-21 2007-12-18 주식회사 브리지텍 인터넷전화와 휴대전화 사용자 사이에 음성과 데이터를하나의 물리적 전송로를 통해서 동시에 전달하기 위한시스템 및 방법
US8756402B2 (en) * 2007-09-14 2014-06-17 Intel Mobile Communications GmbH Processing module, processor circuit, instruction set for processing data, and method for synchronizing the processing of codes
TWI396989B (zh) * 2008-12-31 2013-05-21 Inventec Appliances Corp 網路服務方法及其裝置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5440542A (en) * 1993-10-14 1995-08-08 Motorola, Inc. Method and apparatus for multiplexing control information into a user signal stream of a CDMA cellular system
SE515361C2 (sv) * 1993-12-22 2001-07-23 Eritel Ab Överföring av talade meddelanden
US5440616A (en) * 1994-02-10 1995-08-08 Rolm Company Method and apparatus for interconnecting a messaging system and a private branch exchange
FI103700B (fi) * 1994-09-20 1999-08-13 Nokia Mobile Phones Ltd Samanaikainen puheen ja datan siirto matkaviestinjärjestelmässä

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7991701B2 (en) 2000-04-24 2011-08-02 Visa International Service Association Online payer authentication service
US10572875B2 (en) 2000-04-24 2020-02-25 Visa International Service Association Online account authentication service
US7827115B2 (en) 2000-04-24 2010-11-02 Visa International Service Association Online payer authentication service
US8271395B2 (en) 2000-04-24 2012-09-18 Visa International Service Association Online account authentication service
US8812666B2 (en) 2001-01-29 2014-08-19 Da Capital Fund Limited Liability Company Remote proxy server agent
US7013126B2 (en) 2001-10-19 2006-03-14 Fujitsu Limited Communication system
US7707120B2 (en) 2002-04-17 2010-04-27 Visa International Service Association Mobile account authentication service
JP2005523505A (ja) * 2002-04-17 2005-08-04 ビザ・インターナショナル・サービス・アソシエーション モバイル口座認証サービス
US9769134B2 (en) 2002-04-17 2017-09-19 Visa International Service Association Mobile account authentication service
US8019691B2 (en) 2002-09-10 2011-09-13 Visa International Service Association Profile and identity authentication service
US10672215B2 (en) 2002-09-10 2020-06-02 Visa International Service Association Data authentication and provisioning method and system
US10679453B2 (en) 2002-09-10 2020-06-09 Visa International Service Association Data authentication and provisioning method and system
JP4696269B2 (ja) * 2003-11-19 2011-06-08 独立行政法人情報通信研究機構 ネットワーク回線を用いたアナログ信号入出力システム
JPWO2005050944A1 (ja) * 2003-11-19 2007-06-14 独立行政法人情報通信研究機構 ネットワーク回線を用いたアナログ信号入出力システム
US8762283B2 (en) 2004-05-03 2014-06-24 Visa International Service Association Multiple party benefit from an online authentication service

Also Published As

Publication number Publication date
CZ20012440A3 (cs) 2003-12-17
CA2358413A1 (en) 2000-07-13
HUP0105440A2 (en) 2002-07-29
WO2000041416A1 (en) 2000-07-13
EP1142365A1 (en) 2001-10-10
CN1338185A (zh) 2002-02-27
CN1124062C (zh) 2003-10-08
GB2345613A (en) 2000-07-12
KR20010101394A (ko) 2001-11-14
AU1872600A (en) 2000-07-24
GB9900059D0 (en) 1999-02-24
IL143588A0 (en) 2002-04-21
TW453079B (en) 2001-09-01
KR100415023B1 (ko) 2004-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000236353A (ja) オーディオ情報の通信において使用される方法及び装置
US6847632B1 (en) Method and apparatus for digital cellular internet voice communications
JP4384595B2 (ja) ディスパッチサービス・アーキテクチャ・フレームワーク
CN1361994B (zh) 用于电信网络中的能力协商的系统、设备和方法
US7729345B2 (en) Scalable voice over IP system providing independent call bridging for outbound calls initiated by user interface applications
JP4049997B2 (ja) 加入者局間でデータ通信を実行する方法、交換装置及び電気通信システム
US20040196833A1 (en) Distributed gateway for combined communication services
JP2001298493A (ja) ワイヤレスVoIPおよびVoATM呼における会議開催および通知作成
JP2000183977A (ja) 無線地域情報ネットワ―クと有線通信システムとをインタ―フェ―スする装置及び方法
JP4034187B2 (ja) ボイスオーバーip優先度及び帯域要件の最適化
JPH10224853A (ja) インターネットを利用した通信ネットワーク及びその基地局
HU219698B (hu) Adatátviteli rendszer és eljárás
JP2011176848A (ja) 遠隔通信ネットワークにおける機能ネゴシエーション
US6977911B1 (en) Scalable voice over IP system configured for dynamically switching codecs during a call
MXPA05003401A (es) Llamada movil asistida por internet.
JP3411561B2 (ja) デジタルテレコミュニケーションシステム
JP4449137B2 (ja) 音声中継サーバ
JP4477240B2 (ja) データ送信方法及びネットワーク要素
Cisco Configuring TNT and VoIP Resources
CN1117496C (zh) 用于提供带外拨号数字信令的方法与设备
EP1340392B1 (en) Method of setting up a connection for calls
JP4623325B2 (ja) 時刻同期データの伝送方法
JP2002300281A (ja) 音声通信システムにおける音声符号化の選択方法
WO2007092900A2 (en) Enhancing cellular telephone capabilities using a multi-channel network