JP2000236006A - 半導体処理装置の不良解析方法 - Google Patents

半導体処理装置の不良解析方法

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JP2000236006A
JP2000236006A JP11036693A JP3669399A JP2000236006A JP 2000236006 A JP2000236006 A JP 2000236006A JP 11036693 A JP11036693 A JP 11036693A JP 3669399 A JP3669399 A JP 3669399A JP 2000236006 A JP2000236006 A JP 2000236006A
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JP
Japan
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wafer
dust
defect
treatment apparatus
semiconductor processing
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JP11036693A
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English (en)
Inventor
Tomonobu Noda
智信 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微小サイズのダストの観察を容易に行え、半導
体処理装置のどこの部位がダストをだすか正確に認識す
ることが簡易に行うことを可能とする。 【解決手段】本発明の半導体処理装置の不良解析方法で
は、所定のプロセスを行った際にこのウェハに付着して
いるダストを検査すると同時に略同一形状が2個所以上
少なくとも1組存在する前記パタ−ンを用いてこのウェ
ハの位置を記憶し、またこの記憶によりウェハの位置を
再現し、このウェハに付着しているダストを観察するこ
とによりこの半導体処理装置の不良を解析するため、欠
陥検査時のウェハの状態を欠陥観察時に正確に再現出来
るため、微小サイズのダストの観察を容易に行え、半導
体処理装置のどこの部位がダストをだすか正確に認識す
ることが簡易に行うことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体処理装置の
不良解析方法に係り、特に半導体処理装置で処理したウ
ェハに付着したダストを解析することによりその半導体
処理装置の不良解析を行う半導体処理装置の不良解析方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体装置は、ウェハを半導体処
理装置にて所定のプロセスを経て形成される。実際に
は、半導体装置を製造するに当たっては、マスク形成、
イオン打ち込み、エッチング等、数百もの製造工程が行
われ、各工程中にウェハにダスト(ごみ)が付着してし
まう。このダストは、通常半導体処理装置では、同じ部
位で同じ様に発生する再現性があるものである。したが
って、例えば検査用ウェハ(以下QCウェハと称す)を
半導体処理装置に流し、 ダストが付着したQCウェハ
を検査すれば、半導体処理装置のどこ処理工程でどの部
位にダストがより発生するか調べることができる様にな
る。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】このダストを検知する
QCウェハは、通常パタ−ンを形成していないシリコン
ウェハが用いられるため、図1の如くダスト検査時のシ
リコンウェハの位置の記録は、QCウェハ1のオリエン
テ−ションフラット部2もしくはノッチ部3と外周部数
箇所4、5の第1段階と、実際のダスト6を用いる第2
段階とで行う。
【0004】しかしながら、第1段階の精度にも限界が
あり、第2段階に用いるダスト6が数十μm以上と比較
的大きなものしか検索出来ない。また、欠陥検査装置が
ダストを検出した際に得られる座標デ−タがダストのど
の位置であるかが不明であり、図2に示す様に特に大き
なダスト7の場合、第2段階をダスト7の部位8の位置
か部位9の位置かで行うかにより(部位8と部位9とが
距離的にかなりある為他のダストの検索時に少しずつ距
離のずれが生じてしまい)、他のダストの検索精度に影
響を与える。本発明者の経験則では、この角度調整方法
による検索可能な最小ダストの直径は10μm程度であ
る。
【0005】本発明は、上記事情を鑑みてなされたもの
であり、欠陥検査時のウェハの状態を欠陥観察時に正確
に再現することができる半導体処理装置の不良解析方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体処理装置
の不良解析方法は、ウェハ表面上に略同一形状が2個所
以上少なくとも1組み存在するパタ−ンを形成する第1
の工程と、このウェハを半導体処理装置で所定のプロセ
スを行なう第2の工程と、この半導体処理装置において
所定のプロセスを行った際に略同一形状が2個所以上少
なくとも1組存在する前記パタ−ンを用いて前記ウェハ
の位置を記憶し、前記パターンの存在しない領域に付着
しているダストを検査する第3の工程と、記憶したこの
ウェハの位置を再現し、このウェハに付着しているダス
トを観察することによりこの半導体処理装置の不良を解
析する第4の工程とを少なくとも備えたことを特徴とす
るものである。
【0007】この様な本発明の半導体処理装置の不良解
析方法では、所定のプロセスを行った際にこのウェハに
付着しているダストを検査すると同時に略同一形状が2
個所以上少なくとも1組存在する前記パタ−ンを用いて
このウェハの位置を記憶し、またこの記憶によりウェハ
の位置を再現し、このウェハに付着しているダストを観
察することによりこの半導体処理装置の不良を解析する
ため、欠陥検査時のウェハの状態を欠陥観察時に正確に
再現出来るため、微小サイズ例えば0.2 μm のダストの
観察を容易に行え、半導体処理装置のどこの部位がダス
トを発生するか正確に認識することが簡易に行うことが
出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。まず、図3に示すようにウェハにパタ
−ン形成をする(符号11)。詳しくは、図4に示す如
く、シリコン基板20表面を熱酸化し、100nmのシ
リコン酸化膜21を形成後、フォトレジスト12をシリ
コン酸化膜21上に全面に渡り塗布し、製品またはTE
G(テストエレメント:グル−プ配線がダストにより短
絡しているか否か調べる配線パタ−ン)マスクを用いて
ウェハ内にダイパタ−ン23を形成する。次いで、異方
性エッチングによりフォトレジスト22から露出してい
るシリコン酸化膜21のエッチングを行い、最後にフォ
トレジスト22を除去して、QCウェハが完成する。
(図5参照)このQCウェハは、略同一形状のダイパタ
−ン23が少なくとも一組形成されている。なお、この
実施例では、シリコン酸化膜以外の成膜装置のダスト検
査に用いる。
【0009】次いで、図3の符号12に示す様に、半導
体処理装置でQCウェハに所定のプロセス(シリコン酸
化膜以外の成膜処理)を行う。次いで、図3の符号13
に示す様に、欠陥観察装置でダスト検査を行う。検査レ
シピにはウエハの位置を記録するためのダイパターン2
3の位置とダイパターン23の形状が登録されているの
で、ダイパターン23の位置にウェハを移動させ、登録
したダイパターン23形状と同一のパターンを認識する
ことでウェハの位置を固定する。このダイパタ−ン23
からのダスト(図示せず)の距離・方向(XY座標等)
によりダストの位置をコンピュータ(図示せず)に記憶
させる。
【0010】次いで、図3の符号14に示す様に、コン
ピュータ(図示せず)からのダスト位置情報(欠陥検査
の時にダイパタ−ン23を用いて記録した位置情報)に
よりウェハにおけるダストの位置を欠陥観察装置上で再
現する。このため、欠陥検索精度が向上し、直径が1μ
m以下のダストの観察も可能となる。なお、図6に示す
様に、ダイパタ−ン23をダスト検査領域から削除する
ため、パタ−ンのない領域14のダスト検査を行うこと
ができる。
【0011】次に、図4、7、8を用いて別のQCウェ
ハの作成方法を説明する。シリコン基板20表面を熱酸
化し、100nmのシリコン酸化膜21を形成後、フォ
トレジスト22をシリコン酸化膜21上に全面に渡り塗
布し、製品またはTEGマスクを用いてウェハ内にダイ
パタ−ン23を形成する。(図4を参照)次いで、異方
性エッチングによりフォトレジスト22から露出してい
るシリコン酸化膜21のエッチングを行い、再度異方性
エッチングにより、露出しているシリコン基板20を1
00nmの深さまでエッチングを行う。(図7を参照)
最後にシリコン酸化膜21とフォトレジスト22を除去
してダストQCウェハが完成する。(図8を参照)この
ダストQCウェハは、Si基板剥き出し状態でダイパタ
ーンを形成しており、Si基板以外の膜が存在しないの
で、シリコン酸化膜の成膜装置や熱拡散装置、ウエット
洗浄装置などのダストQCに用いるのに適している。
【0012】また、上記の様に作成したダストQCウェ
ハを用いてTEGを作成することが出来る。即ち、 T
EGを構成する各工程についてダスト検査を行い、 T
EG完成後の検査で検出された不良箇所との座標同士を
突き合わせて不良原因工程を特定する解析を行うことが
出来る。
【0013】また、この実施例を用いることにより各工
程毎のダスト検査はパタ−ンのない領域を検査するた
め、非常に高感度なダスト検査が可能となる。特に微小
ダストの場合、発生した直後の検査では検査されずに、
その上に成膜されダストのサイズが大きくなって検出さ
れることが多い。この実施例を用いることにより、ダス
ト発生工程の特定ミスを抑え、発生工程を特定する精度
を向上させることが出来る。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、欠陥
検査時のウェハの状態を欠陥観察時に正確に再現出来る
ため、従来では観察困難であった微小サイズのダストの
観察を容易に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術を示す平面簡略図。
【図2】図1の一部拡大簡略図。
【図3】本発明の実施例の工程を示す工程簡略図。
【図4】本発明の一実施例を示す簡略断面図。
【図5】本発明の一実施例を示す簡略断面図。
【図6】本発明の他の実施例を示す簡略断面図。
【図7】本発明の他の実施例を示す簡略断面図。
【図8】本発明の他の実施例を示す簡略断面図。
【図9】本発明の他の実施例を示す簡略断面図。
【符号の説明】
1…QCウェハ 7…ダスト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェハ表面上に略同一形状が2個所以上少
    なくとも1組み存在するパタ−ンを形成する第1の工程
    と、 前記ウェハを半導体処理装置で所定のプロセスを行なう
    第2の工程と、 前記半導体処理装置において所定のプロセスを行った際
    に前記ウェハの略同一形状が2個所以上少なくとも1組
    存在する前記パタ−ンを用いて前記ウェハの位置を記憶
    し、前記パターンの存在しない領域に付着しているダス
    トを検査する第3の工程と、 記憶した前記ウェハの位置を再現し、前記ウェハに付着
    しているダストを観察することにより前記半導体処理装
    置の不良を解析する第4の工程とを少なくとも備えたこ
    とを特徴とする半導体処理装置の不良解析方法。
JP11036693A 1999-02-16 1999-02-16 半導体処理装置の不良解析方法 Pending JP2000236006A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7873432B2 (en) 2005-03-09 2011-01-18 Sharp Kabushiki Kaisha Manufacturing inspection/analysis system analyzing device, analyzing device control program, storage medium storing analyzing device control program, and method for manufacturing inspection and analysis

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7873432B2 (en) 2005-03-09 2011-01-18 Sharp Kabushiki Kaisha Manufacturing inspection/analysis system analyzing device, analyzing device control program, storage medium storing analyzing device control program, and method for manufacturing inspection and analysis

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