JP2000235883A - 電子機器と筐体との離脱機構 - Google Patents

電子機器と筐体との離脱機構

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JP2000235883A
JP2000235883A JP11036786A JP3678699A JP2000235883A JP 2000235883 A JP2000235883 A JP 2000235883A JP 11036786 A JP11036786 A JP 11036786A JP 3678699 A JP3678699 A JP 3678699A JP 2000235883 A JP2000235883 A JP 2000235883A
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JP
Japan
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housing
connector
electronic device
enclosure
detaching
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JP11036786A
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English (en)
Inventor
Takeshi Takiguchi
毅 瀧口
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全確実で、耐久性に優れ、しかも、コンパ
クトな電子機器と筐体との離脱機構を提供する。 【解決手段】 筐体1は、コネクタ6と一対のフック5
とを有する。筐体の上部に位置する電子機器(図示せ
ず)は、コネクタ6に接続するコネクタを有し、一対の
フックによって係止される。電子機器と筐体とを離脱さ
せる操作手段は、筐体に対して突出没入可能に装着さ
れ、電子機器を押圧可能な一対のプッシャ2と、各プッ
シャに回動可能に取り付けられ、かつ、筐体を押圧可能
な各レバー3と、各レバーを連結して回動させるアーム
4とから構成される。アームを(b)図において90度
左回動すると、各フックは、電子機器と筐体との係止を
解除し、各レバーの凸部3Bが筐体の各当接部1Aを押
圧して筐体を下方に移動させる。この結果、筐体のコネ
クタ6と電子機器のコネクタとの接続は、離脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のコネク
タと、このコネクタに嵌合する筐体のコネクタとを離脱
させる機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コネクタの離脱機構は、実開平3−88
276号公報及び特開平10−302890号公報等に
記載されているが、ここでは実開平3−88276号公
報に記載されたコネクタの着脱装置の要点について図7
を参照して説明する。
【0003】雌コネクタ本体21は、プリント基板23
にねじで固定され、雄コネクタ本体22は、プリント基
板24にねじで固定されている。雌コネクタ本体21の
嵌合部21aには、多数の端子片25が列設され、各端
子片25には、雄コネクタ本体22に付設された多数の
端子ピン26のそれぞれが嵌合する。
【0004】一方、雌雄コネクタ本体21,22の両側
部には、互いに嵌合する各切欠段部27,28が階段状
に形成され、雌雄コネクタ本体21,22の各切欠段部
27,28の傍らの両側部には、各一対の切欠溝29,
30が形成されている。また、雌コネクタ本体21の切
欠溝29内には、ロックを兼ねたコ字状の操作レバー3
1の各基部31aが各軸32で回動可能に取り付けられ
ている。操作レバー31の各基部31aは、雄コネクタ
本体22の各切欠段部28に当接するように設けられて
いる。更に、雄コネクタ本体22の切欠溝30内には、
各係止ピン33が操作レバー31に形成された各係合部
31bへ係止するように設けられている。
【0005】図7(b)に示されるように、雌雄両コネ
クタ本体21,22を装着した状態のとき、操作レバー
31の各係合部31bは各係止ピン33に係止し、ロッ
ク状態が保持されている。
【0006】図7(a)及び(c)に示されるように、
雌雄両コネクタ本体21,22を離脱するとき、操作レ
バー31を各軸32の周りに右方向回動させる。する
と、各係合部31bは各係止ピン33から外れる。更
に、操作レバー31を各軸32の周りに右方向回動させ
ると、操作レバー31の各基部31aは、雌コネクタ本
体22の各切欠段部28を押圧するので、雌雄両コネク
タ本体21,22は離間する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、一方のコネクタ
と他方のコネクタとを離脱させる際、一方のコネクタに
接続されているケーブル等が邪魔となり、スムーズな離
脱の支障となっている。一方のコネクタを他方のコネク
タから強引に引き離すと、一対のコネクタの両方にこじ
る等の余計な負荷がかかる。この場合、一対のコネクタ
の寿命が短くなり、最悪の場合、安全な嵌合離脱が不可
能になる事態が生じる。
【0008】また、前述したコネクタの着脱装置では、
コネクタが嵌合したときも離脱したときも、操作レバー
が雌雄両コネクタ本体から外側へ著しく突出しているた
め、スペース上支障が生じ、また、コネクタの大型化を
避けることができない。
【0009】そこで、本発明は、前述した従来の技術の
欠点を改良し、安全確実で、耐久性に優れ、しかも、コ
ンパクトな電子機器と筐体との離脱機構を提供しようと
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0011】1.コネクタを有する電子機器と、前記コ
ネクタに接続する相手コネクタを有する筐体と、前記電
子機器と前記筐体とを離脱させる操作手段とから構成さ
れ、前記筐体は、前記電子機器と前記筐体とを係止する
係止手段を有し、前記操作手段は、前記筐体に対して突
出没入可能に装着され、前記相手コネクタに対して対称
的に配設され、かつ、前記電子機器を押圧可能な一対の
プッシャと、前記各プッシャに回動可能に取り付けら
れ、かつ、前記筐体を押圧可能な各レバーと、前記各レ
バーを連結して回動させるアームとから構成され、前記
アームを回動することによって、前記係止手段は、前記
電子機器と前記筐体との係止を解除し、かつ、前記各レ
バーが前記筐体を押圧して移動させることにより、前記
コネクタと前記相手コネクタとの接続を離脱する電子機
器と筐体との離脱機構。
【0012】2.前記各レバーに形成された凸部が、前
記筐体に形成された各当接部を押圧することができる前
記1記載の電子機器と筐体との離脱機構。
【0013】3.前記係止手段は、一対のフックであっ
て、前記各レバーが回動することによって、前記各フッ
クを作動させる前記1記載の電子機器と筐体との離脱機
構。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例の電子機
器と筐体との離脱機構について図1〜図6を参照して説
明する。
【0015】まず、構造について説明すると、図1にお
いて、周辺機器本体(図示せず)は、筐体1によって覆
われ、図3に示されるように、筐体1の電気的及び機械
的コネクタ6は、電子機器11の電気的及び機械的コネ
クタ(図示せず)と接続されている。左右一対のプッシ
ャ2は、電子機器11から筐体1を離脱させるために、
筐体1の上面から垂直に突出することができるように、
かつ、電気的及び機械的コネクタ6に対して対称的な位
置で、筐体1に装着されている。ただし、説明の便宜
上、電子機器11と筐体1とのロック(係止)時(図3
の状態)における筐体1の上面を基準面と呼称すると、
離脱時に、図2に示されるように、一対のプッシャ2の
上面は基準面から移動せずに、筐体1の上面が基準面か
ら移動する。
【0016】一対のプッシャ2には、それぞれレバー3
が軸3Aによって回動可能に取り付けられている。各レ
バー3に形成された凸部3Bは、各レバー3が各プッシ
ャ2に対して図1の位置から図2の位置まで90度左回
動するとき、筐体1に形成された各当接部1Aを押圧す
る。左右一対のレバー3は、平板状のアーム4によって
連結されている。また、筐体1には、図6に示されるよ
うに、左右一対のフック5がそれぞれ軸5Aによって回
動可能に取り付けられ、左側のフック5はコイルばね7
によって左回動方向に付勢され、右側のフック5はコイ
ルばね7によって右回動方向に付勢されている。
【0017】次に、操作について説明すると、電子機器
11と筐体1とのロック時(図3の状態)において、ア
ーム4を図1(b)の位置から図2(b)の位置まで操
作すると、一対のレバー3は各軸3Aを支点として90
度左回動する。このとき、各レバー3は、各フック5を
図5(a)の位置から図6(a)の位置まで各コイルば
ね7に抵抗しながら回動させ、電子機器11と筐体1と
のロック(係止)を解除する。また、各レバー3の凸部
3Bが筐体1の各当接部1Aを押圧するため、各レバー
3は軸3Aを介して各プッシャ2を筐体1の上面から突
出させるので、筐体1の電気的及び機械的コネクタ6は
電子機器11の電気的及び機械的コネクタから離脱す
る。この結果、筐体1と電子機器11は、図4に示され
た状態に至る。
【0018】なお、電気的及び機械的コネクタ6を、電
気的コネクタ又は機械的コネクタ(この場合は、電気的
コネクタを別途設ける。)に設計変更することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0020】1.一対のコネクタは互いに平行に離脱す
るため、無理な力が生じることがなく、コネクタの耐久
性が向上する。
【0021】2.離脱の際、一対のプッシャは電子機器
に対して離脱方向に押圧力を加えるので、筐体を電子機
器から容易に引き離すことができる。
【0022】3.一対のフックにより、電子機器と筐体
とが係止して、ロック状態が保持され、かつ、アームの
操作により、一対のフックが外れるから、電子機器と筐
体とを確実に離間することができる。
【0023】4.アームは、平板状であり、ロック状態
では、筐体から著しく突出しないので、離脱機構がコン
パクトに構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のロック時における電
子機器と筐体との離脱機構を示し、(a)は正面図、
(b)は(a)におけるA−A線断面図、(c)は側面
図である。ただし、電子機器の図示は、省略されてい
る。
【図2】本発明の一実施の形態例の離脱時における電子
機器と筐体との離脱機構を示し、(a)は正面図、
(b)は(a)におけるB−B線断面図、(c)は側面
図である。ただし、電子機器の図示は、省略されてい
る。
【図3】本発明の一実施の形態例のロック時における電
子機器と筐体との離脱機構を示し、(a)は正面図、
(b)は(a)におけるC−C線断面図、(c)は側面
図である。ただし、電子機器は、簡略的に図示されてい
る。
【図4】本発明の一実施の形態例の離脱時における電子
機器と筐体との離脱機構を示し、(a)は正面図、
(b)は(a)におけるD−D線断面図、(c)は側面
図である。ただし、電子機器は、簡略的に図示されてい
る。
【図5】本発明の一実施の形態例のロック時における電
子機器と筐体との離脱機構を示し、(a)は断面図、
(b)は(a)におけるE−E線断面図である。ただ
し、電子機器の図示は、省略されている。
【図6】本発明の一実施の形態例の離脱時における電子
機器と筐体との離脱機構を示し、(a)は断面図、
(b)は(a)におけるF−F線断面図である。ただ
し、電子機器の図示は、省略されている。
【図7】従来のコネクタの着脱装置を示し、(a)は離
脱時の斜視図、(b)はロック時の側面図、(c)は離
脱時の側面図である。
【符号の説明】
1 筐体 1A 当接部 2 プッシャ 3 レバー 3A 軸 3B 凸部 4 アーム 5 フック 5A 軸 6 電気的及び機械的コネクタ 7 コイルばね 11 電子機器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタを有する電子機器と、前記コネ
    クタに接続する相手コネクタを有する筐体と、前記電子
    機器と前記筐体とを離脱させる操作手段とから構成さ
    れ、 前記筐体は、前記電子機器と前記筐体とを係止する係止
    手段を有し、 前記操作手段は、前記筐体に対して突出没入可能に装着
    され、前記相手コネクタに対して対称的に配設され、か
    つ、前記電子機器を押圧可能な一対のプッシャと、前記
    各プッシャに回動可能に取り付けられ、かつ、前記筐体
    を押圧可能な各レバーと、前記各レバーを連結して回動
    させるアームとから構成され、 前記アームを回動することによって、前記係止手段は、
    前記電子機器と前記筐体との係止を解除し、かつ、前記
    各レバーが前記筐体を押圧して移動させることにより、
    前記コネクタと前記相手コネクタとの接続を離脱するこ
    とを特徴とする電子機器と筐体との離脱機構。
  2. 【請求項2】 前記各レバーに形成された凸部が、前記
    筐体に形成された各当接部を押圧することができること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器と筐体との離脱機
    構。
  3. 【請求項3】 前記係止手段は、一対のフックであっ
    て、前記各レバーが回動することによって、前記各フッ
    クを作動させることを特徴とする請求項1記載の電子機
    器と筐体との離脱機構。
JP11036786A 1999-02-16 1999-02-16 電子機器と筐体との離脱機構 Withdrawn JP2000235883A (ja)

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