JP2000235700A - 飛行場管制支援システム - Google Patents

飛行場管制支援システム

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JP2000235700A
JP2000235700A JP11359427A JP35942799A JP2000235700A JP 2000235700 A JP2000235700 A JP 2000235700A JP 11359427 A JP11359427 A JP 11359427A JP 35942799 A JP35942799 A JP 35942799A JP 2000235700 A JP2000235700 A JP 2000235700A
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Yasuhiro Katsuyama
靖博 勝山
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランウェイチェンジを実施する最適時期を自
動的に算出する。 【解決手段】 まず、風向・風速情報等からランウェイ
チェンジ終了リミットを算出する(S11〜S13)。
次に、ターミナル管制空域の到着機数を算出し(S1
5)、到着機の各間で、現在の滑走路使用方向における
滑走路予約情報、ランウェイチェンジ後で滑走路使用方
向が逆になった場合の滑走路予約情報を入力し、変更前
最後の到着機の滑走路占有終了時刻と変更後最初の到着
機の滑走路占有監視時刻との時間幅を算出する(S16
〜S18)。算出した時間幅が、ランウェイチェンジ実
施に最低必要な時間よりも長く、それに加えて、変更後
最初の到着機の滑走路占有開始時刻がランウェイチェン
ジ終了リミットよりも前である条件を満たすときランウ
ェイチェンジが可能と判断し、時間幅が最大のものをラ
ンウェイチェンジ最適実施時期とする(S19)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飛行場管制におい
て、主にランウェイチェンジ(離着陸滑走路の変更)に
関する管制業務を支援する飛行場管制支援システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、航空機が離陸及び着陸を
行う場合、向かい風であることが安全上望ましい(特に
着陸時)。したがって、航空機の離陸及び着陸が向かい
風で行われるように、滑走路の使用方向を風向きの変化
に合わせて変更する必要が生じる。この滑走路の使用方
向の変更を、管制業務においては「ランウェイチェン
ジ」と称している。我が国では、騒音の問題から、海岸
付近に位置する空港が多い。海岸付近の空港では、通常
1日の間に陸風、海風、陸風と風向きが変わるため、1
日に2回、ランウェイチェンジが必要となっている。
【0003】ランウェイチェンジの必要が生じた場合、
従来の管制業務においては、次の手順でランウェイチェ
ンジの時期を決定し、実行している。
【0004】(1)飛行場管制の管制官からターミナル
管制の管制官へ、ある時刻(**:**)までにランウ
ェイチェンジを行いたい旨を、音声通信により通知す
る。
【0005】(2)ランウェイチェンジ要求を受領した
ターミナル管制の管制官は、ターミナルレーダ画面を見
て、ターミナル空域上における到着機の空間的な相対位
置から、ランウェイチェンジ前後で変化する各到着機の
時間的な相対関係を推定し、どの到着機の後からランウ
ェイチェンジを行うかを決定し、この到着機の便名を音
声通信により飛行場管制の管制官に伝える。
【0006】(3)飛行場管制の管制官は、ターミナル
レーダ画面(タワーブライト)を見て、ランウェイチェ
ンジ前後の到着機の到着時刻を推定し、それに向けてラ
ンウェイチェンジに対する出発機の準備を行う。
【0007】上記の手順(2)において、到着機の遅延
を最小とするランウェイチェンジのタイミングを推定し
たり、各到着機毎に必要なホールド時間を推定する業
務、上記の手順(3)において、ランウェイチェンジ前
後の到着機の到着時刻を推定する業務は、現状では管制
官の高度な経験やスキルを基に行っている。このため、
従来では到着機の遅延を最小とするような的確なランウ
ェイチェンジを遂行するための業務負荷が非常に大き
く、この業務の支援要求が高まっている。
【0008】また、従来の管制室には複数種の管制卓が
設置されているが、個々の管制卓は予め管制内容に対応
した機能に固定されている。このため、ランウェイチェ
ンジが行われていても、管制室で用いている管制卓の機
能の組み合わせ、及び各卓における表示内容等は固定で
ある。このように、各々の管制卓の機能は、必ずしも離
着陸使用滑走路に対して管制業務上、最適な組み合わせ
及び表示内容・表示配置にはなっていないのが現状であ
る。
【0009】例えば、一般的な空港では、図7に示すよ
うに、滑走路に対して略平行して、FD(Flight Dat
a:飛行計画調整)用管制卓、GC(Ground Control:
空港面管制)用管制卓、LC(Local Control:離着陸
管制)用管制卓が配置されている。
【0010】ここで、FD(飛行計画調整)の管制官
は、飛行場管制部から配信されるIFR機フライトプラ
ンの受信、管制部に対する管制承認の要求、IFR出域
調整席への管制承認内容の伝達等を行う。この他、管制
情報官から提供されるVFR機フライトプランの処理、
管制情報官に対する離陸、到着通報を行う。また、他管
制官の業務支援も行う。
【0011】GC(空港面管制)の管制官は、出発機の
プッシュバック及びタクシー要求の受付け、出発順位の
決定、タクシー経路の決定、出発滑走路の決定、滑走路
までの誘導を行うと共に、到着機に対しては滑走路から
スポットまでの誘導を行う。
【0012】LC(離着陸管制)の管制官は、離陸機の
離陸準備完了報告を受け、IFR出域調整席との出域調
整、離陸許可通報を行う。また、着陸機の着陸許可(着
陸復航指示)や飛行場管制所空域内の管制を行う。
【0013】飛行場における航空機の誘導において、離
陸時よりも着陸時の誘導の方が重要である。このため、
LCの業務内容から、LC用管制卓の位置は、到着機の
進入側に配置するのが望ましい。というのも、もしこれ
と反対側にLC用管制卓があった場合、LCの管制官が
到着機を黙視にて確認する際に、GC管制官とFD管制
官が視界の妨げになってしまうからである。
【0014】しかしながら、従来の管制卓は、各管制官
に対応した表示機器(ハードウェア)の組み合わせで構
成されているため、ランウェイチェンジで滑走路の使用
方向に変更が生じても、管制卓の機能を変更することが
できず、管制業務の最適な環境を実現することができな
かった。また、ランウェイチェンジ後に、風向・風速計
やRVR(Runway Visibility Range)計等の表示情報
を、滑走路の使用方向変更に合わせて再設定する必要が
ある。この再設定は短時間に行わなければならず、この
ことも管制業務に負荷を与えている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の飛行場管制支援システムでは、ランウェイチェンジ
の判断を管制官の経験則に頼っており、経験を積まなく
ては的確な判断が不可能であった。また、管制室内の複
数の管制卓に配置されていても、個々の管制卓の機能が
固定されているため、ランウェイチェンジが行われた場
合に必ずしも最適な業務支援を行うことができなかっ
た。
【0016】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、管制官の経験則によらずランウェイチェン
ジを実施する最適時期を自動的に算出し、管制官が認識
しやすい形式で表示することでランウェイチェンジに関
する管制業務を支援することのできる管制支援システム
を提供することを第1の目的とする。
【0017】また、ランウェイチェンジに応じて、全管
制卓の機能組み合わせ、及び各卓の表示内容・表示配置
等を離着陸滑走路に対して最適に変更することができ、
これによって管制業務負荷を低減することのできる管制
支援システムを提供することを第2の目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は以下のような特徴的構成を有する。
【0019】(1)風向・風速の変化に応じて滑走路の
使用方向を変更するランウェイチェンジを要する飛行場
の管制業務を支援するために、管制室に設置される複数
の管制卓に必要な情報を表示する飛行場管制支援システ
ムにおいて、少なくとも当該飛行場周辺の風向・風速情
報を含む気象情報、及び当該飛行場を利用する航空機の
滑走路占有期間を示す滑走路予約情報を取得し、前記気
象情報から前記ランウェイチェンジ終了リミットを予測
し、前記滑走路予約情報から前記終了リミット予測時点
前までに滑走路の空き時間が最大に確保できる期間を求
め、この期間をランウェイチェンジ最適実施時期と予測
するランウェイチェンジ予測手段と、このランウェイチ
ェンジ予測手段で予測されたランウェイチェンジ最適実
施時期を前記複数の管制卓の少なくともいずれかに表示
する最適実施時期表示手段とを具備することを特徴とす
る。
【0020】(2)(1)の構成において、前記ランウ
ェイチェンジ予測手段は、到着機の滑走路占有期間を示
す滑走路予約情報を入力し、現在からランウェイチェン
ジ終了リミットまでの全到着機の各間について、ランウ
ェイチェンジの実施可能期間を求めるものとし、現在の
滑走路使用方向における滑走路予約情報、及びランウェ
イチェンジ後で滑走路使用方向が逆になった場合の滑走
路予約情報を取得し、変更前最後の到着機の滑走路占有
終了時刻と変更後最初の到着機の滑走路占有開始時刻と
の時間幅を全到着機の各間についてそれぞれ算出し、算
出した時間幅が、ランウェイチェンジ実施に最低必要な
時間よりも長く、かつ変更後最初の到着機の滑走路占有
開始時刻がランウェイチェンジ終了リミットよりも前で
ある条件を満たしているときランウェイチェンジが可能
と判断し、ランウェイチェンジが可能と判断され、かつ
時間幅が最大となるランウェイチェンジ実施可能時期を
ランウェイチェンジ最適実施時期として選択することを
特徴とする。
【0021】(3)(1)の構成において、前記ランウ
ェイチェンジ予測手段における前記ランウェイチェンジ
終了リミットの予測は、現状までの風向・風速情報から
風向・風速予測ラインを求め、このラインが安全リミッ
トに到達する時間をランウェイチェンジ終了リミットと
することを特徴とする請求項1記載の飛行場管制支援シ
ステム。
【0022】(4)(3)の構成において、前記風向・
風速予測ラインは、現状までの風向・風速の実測値に外
挿処理を施すことで求めることを特徴とする。
【0023】(5)(3)の構成において、前記風向・
風速予測ラインは、現状までの風向・風速の実測値に過
去の風向・風速統計データを重ね合わせて求めることを
特徴とする。
【0024】(6)(3)の構成において、前記風向・
風速予測ラインは、気象観測データ、地形データ等によ
って作成される飛行場周辺の局所的な気象予測モデルか
ら求めることを特徴とする。
【0025】(7)(1)の構成において、前記最適実
施時期表示手段は、前記ランウェイチェンジ最適実施時
期を表示する際に、各到着機に対するホールド時間を合
わせて表示することを特徴とする。
【0026】(8)(1)の構成において、さらに、前
記ランウェイチェンジの実施前後で管制官の席次を変更
する必要があるとき、前記複数の管制卓それぞれの機能
を管制官の席次に合わせて離着陸滑走路の使用方向に対
応した最適な組み合わせに切り替える管制卓機能切替手
段を備えることを特徴とする。
【0027】(9)(8)の構成において、前記管制卓
機能切替手段は、前記ランウェイチェンジの実施時に、
前記複数の管制卓それぞれの表示内容及び表示配置を離
着陸滑走路の使用方向に対して最適に切り替えることを
特徴とする。
【0028】(10)(8)の構成において、前記複数
の管制卓のいずれかは総括卓であり、この総括卓は前記
ランウェイチェンジ予測手段からランウェイチェンジ最
適実施時期の時間幅情報を取得して対応管制官に提示
し、その管制官の時間幅内のランウェイチェンジ時刻決
定入力に応じてその決定時刻を前記管制卓機能切替手段
に提供する機能を備えることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明に係る飛行場管制支援シス
テムの全体構成を示すもので、統合管制卓部111,1
12,113,114,…は、それぞれ管制卓名及び離
着陸滑走路等の管制状況に応じて表示・操作項目及びそ
れらの表示サイズ・配置等(例:空港面情報、風向・風
速情報、RVR(Runway Visibility Range)情報等)
を最適に変更でき、しかもそれぞれの管制卓が従来の管
制卓(TW(tower watch:統括)卓、FDE(flight
data east :副管制)卓、CDA(clearancedelivery
A :管制承認伝達)卓、GCE(ground control east
:地上管制)卓、LCE(Local Control east :離着
陸管制)卓)に各々対応した機能を有する管制卓部であ
る。
【0031】卓構成決定部12は、使用滑走路に対応し
た管制卓の組み合わせ、表示項目及び表示配置等の情報
を、ランウェイチェンジ実施時刻に各統合管制卓部(統
括卓を除く)に送信し、合わせて管制上必要な航空機の
情報(以下、「航空機情報」と呼ぶ。)を統合管制卓部
の組み合わせに従って入れ替える等の機能を有する。
【0032】ランウェイチェンジ予測部13は、気象情
報入力部14を通じて気象観測施設から提供される風向
・風速等の情報を入力すると共に、別途接続される滑走
路予約システム15から送られてくる各航空機の滑走路
予約情報等を入力し、これらの情報からランウェイチェ
ンジ最適時期を時間幅で算出し、卓構成決定部12に送
出する機能を有する。
【0033】ここで、本実施形態において、統合管制卓
部(TW卓)111は、ランウェイチェンジ実施時刻を
入力することでランウェイチェンジ実施が行える統括卓
に対応するものであるとする。また、卓構成決定部12
は、統括卓に対応した統合管制卓部111に対してラン
ウェイチェンジ予測部13から送られてくるランウェイ
チェンジ最適時期情報を送出し、また、統括卓に対応し
た統合管制卓部111において入力されたランウェイチ
ェンジ実施時刻情報を、各統合管制卓部(統括卓を除
く)112,113,114,…に送出する機能を有す
る。
【0034】上記構成において、以下にその処理動作を
説明する。
【0035】まず、ランウェイチェンジ予測部13で
は、気象情報入力部14を通じて気象観測施設から風向
・風速等の情報を取り込み、別途接続される滑走路予約
システム15から送られてくる滑走路予約情報等と合わ
せて、ランウェイチェンジ最適時期を一定時間幅で算出
する。その情報は、卓構成決定部12を通じて、従来の
統括卓に対応した統合管制卓部111に送られる。
【0036】管制官は、統合管制卓部111において、
ランウェイチェンジ最適時期情報からランウェイチェン
ジ実施時刻を決定し、卓構成決定部12に入力する。
【0037】卓構成決定部12では、入力されたランウ
ェイチェンジ実施時刻になると、使用滑走路に対応した
管制卓それぞれの機能組み合わせ、表示項目・表示配置
等への変更情報を、各統合管制卓部(統括卓を除く)1
12,113,114,…に送信する。各統合管制卓部
112,113,114,…においては、それらの情報
を基に、管制卓名及び離着陸滑走路等の管制状況に応じ
て表示・操作項目及びそれらの表示配置等を最適に変更
する。
【0038】図2に卓構成決定部12の制御動作を示
す。まず、ランウェイチェンジ予測部13にアクセスし
て、ランウェイチェンジの予定があるかを判別する(S
1)。ここで予定がなければ(NO)予定が入るまで待
機状態となり、予定が入ったとき(YES)各統合管制
卓部(統括卓を除く)112,113,114,…にラ
ンウェイチェンジ時刻を表示するための制御信号、及び
ランウェイチェンジ時刻情報を送出する(S2)。
【0039】続いてランウェイチェンジ時刻か否かを判
断し(S3)、ランウェイチェンジ時刻がくるまで(N
O)ステップS1に戻って次のランウェイチェンジ予定
があるかを監視し、ランウェイチェンジ時刻になった時
点で(YES)各統合管制卓部(統括卓を除く)11
2,113,114,…に対応する管制卓名、変更後の
使用滑走路に対して最適な表示項目及び表示配置に切り
替えるための制御信号を送信する(S4)。さらに、管
制卓名に変更のあった統合管制部間で航空機情報の入れ
替えを行い(S5)、ステップS1に戻って次のランウ
ェイチェンジに備えて待機する。
【0040】ここで、上記構成の中核となるランウェイ
チェンジ予測部13の処理内容について、図3に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0041】まず、気象情報入力部14から全滑走路の
風向・風速情報を随時入力し(S11)、それらの情報
の動向から将来の風向・風速を予測する(S12)。予
測方法としては、一例として、図4に示すような一次近
似あるいは二次近似等の外挿処理が考えられる。この予
測結果から、近い将来に風向・風速値が予め設定した安
全リミットを超えると予想される場合、その時刻までに
ランウェイチェンジを終了する必要があると判断する
(S13)。ここで求められた時刻をランウェイチェン
ジ最終リミットとする。
【0042】続いて、以下の手順でランウェイチェンジ
実施可能時期を算出する。
【0043】まず、滑走路予約システム15から、到着
機の滑走路予約情報(各航空機が何時から何時まで滑走
路を占有するか)を入力し(S14)、現在からランウ
ェイチェンジ終了リミットまでのターミナル管制区域の
到着機数(n)を算出する(S15)。ランウェイチェ
ンジは、いずれかの到着機の間で行われるため、(n−
1)通りが考えられる。
【0044】次に、現在の滑走路使用方向における滑走
路予約情報、及びランウェイチェンジ後で滑走路使用方
向が逆になった場合の滑走路予約情報をそれぞれ滑走路
予約システム15から入力し、変更前最後の到着機の滑
走路占有終了時刻と変更後最初の到着機の滑走路占有開
始時刻をそれぞれ算出する(S16〜S18)。具体的
な一例を図5に示す。図5においては、変更前最後の到
着機の滑走路占有終了時刻が16:40であり、変更後最初
の到着機の滑走路占有開始時刻が16:47である。
【0045】最後に、算出した時間幅(図5においては
16:40〜16:47)が、ランウェイチェンジ実施に最低必要
な時間よりも長く、それに加えて、変更後最初の到着機
の滑走路占有開始時刻(図5においては16:47)が上記
図4に示したランウェイチェンジ終了リミットよりも前
である条件を満たして始めてランウェイチェンジが可能
と判断し、時間幅が最大となるランウェイチェンジ実施
可能時期をランウェイチェンジ最適実施時期(図5にお
いては16:40〜16:47)として選択する(S19)。以上
の処理によって得られたランウェイチェンジ最適実施時
期、及び各到着機に対するホールド時間を卓構成決定部
12に出力し(S20)、一連の処理を終了する。
【0046】以下、図5に示す例に沿って、各部の動作
を説明する。
【0047】まず、卓構成決定部12では、ランウェイ
チェンジ予測部13からランウェイチェンジ最適実施時
期の情報を受け取ると、このランウェイチェンジ最適実
施時期を従来の統括卓(TW)に対応した統合管制卓部
111に出力する。統合管制卓部111では、卓構成決
定部12から送られてくるランウェイチェンジ最適実施
時期を画面上に出力する。画面出力例としては、図5に
示したようにランウェイチェンジ最適実施時期を到着機
の滑走路予約情報と共に表示する。このとき、図5にも
示してあるように、到着機が必要とするホールド時間を
合わせて表示しておけば、管制官がランウェイチェンジ
によって生じるホールド時間を瞬時に把握することがで
きるようになり、各到着機へのランウェイチェンジの通
知や案内を適切に行えるようになる。
【0048】ここで、TW管制官は統合管制卓部111
の上記画面出力を見て、ターミナル管制官との間で連絡
を取りあって、画面出力の通りのランウェイチェンジを
行うか否かを最終的に決定し、ランウェイチェンジ実施
/非実施情報を統合管制卓部111へ入力する。統合管
制卓部111は、このランウェイチェンジ実施/非実施
情報を各構成決定部12に出力する。
【0049】次に、卓構成決定部12では、統合管制卓
部111からランウェイチェンジ実施/非実施情報を受
け取ると、その情報がランウェイチェンジ実施の場合
は、各統合管制卓部112〜114にランウェイチェン
ジ最適実施時期の情報を出力する。ランウェイチェンジ
非実施の場合は、次のランウェイチェンジ最適実施時期
の情報をランウェイチェンジ予測部13に要求する。
【0050】ランウェイチェンジ最適実施時期になる
と、卓構成決定部12では、図6に示すようにランウェ
イチェンジ後の使用滑走路(ランウェイ16)に対して
管制卓が最適となるように管制卓の機能(FD、GC、
LC)を切り替えるための制御信号を統合管制卓部11
2〜114へ出力する。
【0051】統合管制卓部112〜統合管制卓部114
では、卓構成決定部12からの制御信号を基に、統合管
制卓部相互の間で管制卓の機能を切り替え、それに応じ
て航空機情報(フライトプラン情報他)も入れ替える。
図6の例においては、統合管制卓部112と統合管制卓
部114間でFDとLCの機能を入れ替えている。それ
に加えて、統合管制卓部112〜統合管制卓部114に
おける風向・風速値、及びRVR値の表示が、ランウェ
イ34からランウェイ16に必要な情報へと切り替わっ
ている。
【0052】したがって、上記構成による飛行場管制支
援システムによれば、従来、ターミナルレーダ情報及び
飛行場内の管制対象航空機の状態を基に管制官の経験か
ら判断していた最適ランウェイチェンジ時期を自動算出
することができるため、管制官の業務負荷を低減するこ
とができる。また、全管制卓の組み合わせ及び各卓の表
示内容を使用滑走路に応じて最適に設定することがで
き、ランウェイチェンジに対応してそれらを自動的に変
更することができるため、管制卓の使い勝手が使用滑走
路等の状況に最適に設定することができ、この点でも管
制官の業務負荷を低減することができる。
【0053】尚、上記実施形態において、気象情報入力
部14に入力する気象情報として、気象観測施設からの
現在の風向・風速等の情報だけでなく、例えば過去の風
向・風速等の気象情報の統計データを用いたり、気象レ
ーダ等による観測データ、地形データ等によって作成さ
れる飛行場周辺の局所的な気象予測モデルを入力し、こ
の気象予測モデルからランウェイチェンジ最適時期を算
出するようにすれば、任意の時点の気象予測精度を向上
させることができ、これによってランウェイチェンジ最
適時期の算出精度を高めることができる。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、風向
・風速情報及び別途接続される滑走路予約システムから
送られてくる滑走路予約情報等からランウェイチェンジ
を実施する最適時期を時間幅で算出し、管制官が認識し
やすい形式で表示することでランウェイチェンジに関す
る管制業務を支援することのできる飛行場管制支援シス
テムを提供することができる。また、ランウェイチェン
ジに応じて、全管制卓の機能組み合わせ、及び各卓の表
示内容・表示配置等を離着陸滑走路に対して最適に変更
することで、管制業務負荷を低減することのできる飛行
場管制支援システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態とする飛行場管制支援シ
ステムの全体構成を示すブロック図。
【図2】 同実施形態の卓構成決定部の処理動作を説明
するためのフローチャート。
【図3】 同実施形態のランウェイチェンジ予測部の処
理内容を説明するためのフローチャート。
【図4】 上記ランウェイチェンジ予測部の予測方法の
一例を示す図。
【図5】 同実施形態におけるランウェイチェンジ最適
時期予測結果の表示例を示す図。
【図6】 同実施形態のランウェイチェンジ実施時期に
おける管制卓の機能入れ替えの様子を示す図。
【図7】 従来の一般的な空港における管制卓の配置と
滑走路との関係を示す図。
【符号の説明】
111〜114…統合管制卓部 12…卓構成決定部 13…ランウェイチェンジ予測部 14…気象情報入力部 15…滑走路予約システム
フロントページの続き (72)発明者 勝山 靖博 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風向・風速の変化に応じて滑走路の使用
    方向を変更するランウェイチェンジを要する飛行場の管
    制業務を支援するために、管制室に設置される複数の管
    制卓に必要な情報を表示する飛行場管制支援システムに
    おいて、 少なくとも当該飛行場周辺の風向・風速情報を含む気象
    情報、及び当該飛行場を利用する航空機の滑走路占有期
    間を示す滑走路予約情報を取得し、前記気象情報から前
    記ランウェイチェンジ終了リミットを予測し、前記滑走
    路予約情報から前記終了リミット予測時点前までに滑走
    路の空き時間が最大に確保できる期間を求め、この期間
    をランウェイチェンジ最適実施時期と予測するランウェ
    イチェンジ予測手段と、 このランウェイチェンジ予測手段で予測されたランウェ
    イチェンジ最適実施時期を前記複数の管制卓の少なくと
    もいずれかに表示する最適実施時期表示手段とを具備す
    ることを特徴とする飛行場管制支援システム。
  2. 【請求項2】 前記ランウェイチェンジ予測手段は、到
    着機の滑走路占有期間を示す滑走路予約情報を入力し、
    現在からランウェイチェンジ終了リミットまでの全到着
    機の各間について、ランウェイチェンジの実施可能期間
    を求めるものとし、現在の滑走路使用方向における滑走
    路予約情報、及びランウェイチェンジ後で滑走路使用方
    向が逆になった場合の滑走路予約情報を取得し、変更前
    最後の到着機の滑走路占有終了時刻と変更後最初の到着
    機の滑走路占有開始時刻との時間幅を全到着機の各間に
    ついてそれぞれ算出し、算出した時間幅が、ランウェイ
    チェンジ実施に最低必要な時間よりも長く、かつ変更後
    最初の到着機の滑走路占有開始時刻がランウェイチェン
    ジ終了リミットよりも前である条件を満たしているとき
    ランウェイチェンジが可能と判断し、ランウェイチェン
    ジが可能と判断され、かつ時間幅が最大となるランウェ
    イチェンジ実施可能時期をランウェイチェンジ最適実施
    時期として選択することを特徴とする請求項1記載の飛
    行場管制支援システム。
  3. 【請求項3】 前記ランウェイチェンジ予測手段におけ
    る前記ランウェイチェンジ終了リミットの予測は、現状
    までの風向・風速情報から風向・風速予測ラインを求
    め、このラインが安全リミットに到達する時間をランウ
    ェイチェンジ終了リミットとすることを特徴とする請求
    項1記載の飛行場管制支援システム。
  4. 【請求項4】 前記風向・風速予測ラインは、現状まで
    の風向・風速の実測値に外挿処理を施すことで求めるこ
    とを特徴とする請求項3記載の飛行場管制支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記風向・風速予測ラインは、現状まで
    の風向・風速の実測値に過去の風向・風速統計データを
    重ね合わせて求めることを特徴とする請求項3記載の飛
    行場管制支援システム。
  6. 【請求項6】 前記風向・風速予測ラインは、気象観測
    データ、地形データ等によって作成される飛行場周辺の
    局所的な気象予測モデルから求めることを特徴とする請
    求項3記載の飛行場管制支援システム。
  7. 【請求項7】 前記最適実施時期表示手段は、前記ラン
    ウェイチェンジ最適実施時期を表示する際に、各到着機
    に対するホールド時間を合わせて表示することを特徴と
    する請求項1記載の飛行場管制支援システム。
  8. 【請求項8】 さらに、前記ランウェイチェンジの実施
    前後で管制官の席次を変更する必要があるとき、前記複
    数の管制卓それぞれの機能を管制官の席次に合わせて離
    着陸滑走路の使用方向に対応した最適な組み合わせに切
    り替える管制卓機能切替手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の飛行場管制支援システム。
  9. 【請求項9】 前記管制卓機能切替手段は、前記ランウ
    ェイチェンジの実施時に、前記複数の管制卓それぞれの
    表示内容及び表示配置を離着陸滑走路の使用方向に対し
    て最適に切り替えることを特徴とする請求項8記載の飛
    行場管制支援システム。
  10. 【請求項10】 前記複数の管制卓のいずれかは総括卓
    であり、この総括卓は前記ランウェイチェンジ予測手段
    からランウェイチェンジ最適実施時期の時間幅情報を取
    得して対応管制官に提示し、その管制官の時間幅内のラ
    ンウェイチェンジ時刻決定入力に応じてその決定時刻を
    前記管制卓機能切替手段に提供する機能を備えることを
    特徴とする請求項8記載の飛行場管制支援システム。
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