JP2000235393A - 電子楽器の再生装置 - Google Patents
電子楽器の再生装置Info
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Abstract
時には、演奏者にすっきりした再生音を提供できるとと
もに、大音量時には、聴取者にも音域バランスの良い迫
力ある再生音を提供することができる電子楽器の再生装
置を提供する。 【解決手段】 第1および第2の楽音信号MS1、MS
2を生成し、出力する楽音生成部19と、当該電子楽器
1の音量VOLを設定する音量設定手段9と、第1楽音
信号MS1の出力レベルOL1に対する第2楽音信号M
S2の出力レベルOL2の比率が、音量VOLが小さい
ときよりも大きいときの方がより大きくなるように、第
1および第2の楽音信号MS1、MS2の出力レベルO
L1、OL2を決定する出力レベル決定手段と、第1楽
音信号MS1を再生し、演奏者に向けて放音するための
演奏者用スピーカ4と、第2楽音信号MS2を再生し、
聴取者に向けて放音するための聴取者用スピーカ5と、
を備えている。
Description
設けられ、演奏者用スピーカに加えて聴取者向けの聴取
者用スピーカを備えた電子楽器の再生装置に関する。
ピアノには、コンサートやパーティーなどで演奏される
場合を考慮し、演奏者用スピーカに加えて、会場の聴取
者に向けて放音するための聴取者用スピーカを備えたも
のがある。図6および図7は、そのような電子ピアノの
発音制御装置およびその再生部の一例を示している。
は、操作パネル11の電源スイッチや音色選択スイッチ
(ともに図示せず)などの各種スイッチの操作情報が、
パネルスキャン回路12で検出され、鍵盤13の押鍵情
報が鍵盤スキャン回路14で検出され、それらの検出信
号は、システムバス15を介して、CPU(中央演算装
置)16に送られる。CPU16は、これらの検出信号
やRAM17に一時的に記憶されたデータなどに応じ、
ROM18に記憶された制御プログラムなどに従って、
発生すべき楽音の内容を決定し、その演算結果に基づく
制御信号を音源回路19に出力する。
号に従って、波形メモリ20から波形データを読み出
し、これにエンベロープを乗算して、デジタルの楽音信
号MSを生成し、出力する。この楽音信号MSは、DS
P(デジタルシグナルプロセッサ)21により各種の音
響効果などを付加されるとともに、D/A(デジタル/
アナログ変換器)22でアナログ信号に変換された後、
再生部53に送られる。
ワーアンプ54、演奏者用中高音スピーカ55、低音用
スピーカ56および聴取者用中高音スピーカ57を備え
ている。D/A22から出力されたアナログの楽音信号
MSは、パワーアンプ54で増幅された後に3つに分岐
され、その1つは、コンデンサ58により中高周波数成
分を取り出された後、演奏者用中高音スピーカ55で再
生され、演奏者に向けて放音される。また、他の1つの
楽音信号MSは、コイル59により低周波数成分を取り
出された後、低音用スピーカ56で再生され、演奏者お
よび聴取者に向けて放音される。さらに、残りの1つの
楽音信号MSは、コンデンサ60により中高周波数成分
を取り出された後、聴取者用中高音スピーカ57で再生
され、聴取者に向けて放音される。
アノによれば、低音用スピーカ56とともに、中高音用
スピーカとして、演奏者用中高音スピーカ55とは別個
に、聴取者に向けて放音を行う聴取者用中高音スピーカ
57が設けられているため、コンサートやパーティーで
の演奏時に、演奏者だけでなく聴取者にも、低音域から
高音域にわたるバランスの良い音質を提供することがで
きる。しかし、この電子ピアノでは、1つの楽音信号M
Sをパワーアンプ54で増幅した後に分岐し、それぞれ
のスピーカ55〜57で再生しているため、聴取者用中
高音スピーカ57から、他のスピーカ55、56に対し
常に一定比率の音量で、放音が行われる。このため、例
えば、聴取者がいない個人的な練習の場合など、小音量
で演奏する場合には、聴取者用中高音スピーカ57によ
る再生音が、むしろ煩わしく感じられ、演奏の邪魔にな
るという不具合がある。
になされたものであり、格別な操作を行うことなく自動
的に、小音量時には、演奏者にすっきりした再生音を提
供できるとともに、大音量時には、聴取者にも音域バラ
ンスの良い迫力ある再生音を提供することができる電子
楽器の再生装置を提供することを目的としている。
め、本発明の電子楽器の再生装置は、第1および第2の
楽音信号を生成し、出力する楽音生成部と、当該電子楽
器の音量を設定する音量設定手段と、第1楽音信号の出
力レベルに対する第2楽音信号の出力レベルの比率が、
音量設定手段で設定された音量が小さいときよりも大き
いときの方がより大きくなるように、第1および第2の
楽音信号の出力レベルを決定する出力レベル決定手段
と、第1楽音信号を再生し、演奏者に向けて放音するた
めの演奏者用スピーカと、第2楽音信号を再生し、聴取
者に向けて放音するための聴取者用スピーカと、を備え
ていることを特徴としている。
成部は互いに独立した第1および第2の楽音信号を生成
・出力する。第1楽音信号は、演奏者用スピーカで再生
され、演奏者に向けて放音される一方、第2楽音信号
は、聴取者用スピーカで再生され、聴取者に向けて放音
される。また、出力レベル決定手段は、音量設定手段で
設定される設定音量が小さいとき、すなわち小音量時に
は、第1楽音信号の出力レベルに対する第2楽音信号の
出力レベルの比率が小さくなるように、両楽音信号の出
力レベルを決定する。したがって、聴取者がいない個人
練習時などの小音量演奏時には、聴取者用スピーカから
の再生音の音量が、演奏者用スピーカのそれに比べて小
さくなり、抑制されるので、演奏者にすっきりした再生
音を提供することができる。
音量時には、出力レベル決定手段は、第1楽音信号に対
する第2楽音信号の出力レベルの比率がより大きくなる
ように、両楽音信号の出力レベルを決定する。その結
果、コンサートやパーティーなどでの大音量演奏時に
は、聴取者用スピーカの音量の比率が大きくなることに
よって、聴取者に迫力ある再生音を提供することができ
る。
再生し、演奏者および聴取者に向けて放音するための低
音用スピーカをさらに備え、演奏者用スピーカは、第1
楽音信号の中高周波数成分を再生する演奏者用中高音ス
ピーカで構成され、聴取者用スピーカは、第2楽音信号
の中高周波数成分を再生する聴取者用中高音スピーカで
構成されていることが好ましい。
第1楽音信号の再生低音が演奏者および聴取者に向け
て、演奏者用中高音スピーカによる第1楽音信号の再生
中高音が演奏者に向けて、聴取者用中高音スピーカによ
る第2楽音信号の再生中高音が聴取者に向けて、それぞ
れ放音される。したがって、小音量時には、低音用スピ
ーカおよび演奏者用中高音スピーカにより、低音域から
高音域にいたる音域バランスの良い再生音を演奏者に提
供できるとともに、大音量時には、これに加えて、低音
用スピーカおよび聴取者用中高音スピーカにより、同様
の音域バランスの良い再生音を聴取者にも提供すること
ができる。
1パワーアンプと、この第1パワーアンプよりも大きな
容量を有し、第2楽音信号を増幅する第2パワーアンプ
とをさらに備えていることが好ましい。
る第1パワーアンプと、第2楽音信号を増幅する第2パ
ワーアンプとが、互いに別個に構成されている。そし
て、小音量時には、第1楽音信号を容量の小さな第1パ
ワーアンプで増幅するとともに、大音量時には、第2楽
音信号を、第1パワーアンプに負荷をかけることなく、
容量の大きな第2パワーアンプで大きな増幅率で余裕を
もって増幅することができ、両パワーアンプを効率良く
作動させることができる。
を、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。なお、
以下の説明では、図6以降に示した従来の構成要素と同
じ構成および機能のものについては、同じ参照番号を用
いるものとする。
装およびスピーカ装置を示している。同図に示すよう
に、この電子ピアノ1のスピーカ装置2は、それぞれ左
右一対の低音用スピーカ3、3および演奏者用中高音ス
ピーカ4、4から成る2ウェイ方式のスピーカシステム
を備えている。これに加えて、スピーカ装置2は、左右
一対の聴取者用中高音スピーカ5、5を備えている。
る通常のタイプのものである。このうち、低音用スピー
カ3、3は、中央の仕切板6で仕切られた左右のスピー
カボックス7、7内に、その放音面を前方に向けた状態
で収容されており、それにより、演奏者および聴取者に
向けて放音を行うようになっている。
各低音用スピーカ3の上方に放音面を斜め前方に向けた
状態で配置されており、それにより、主として演奏者に
向けて放音を行う。さらに、聴取者用中高音スピーカ
5、5は、各スピーカボックス7内の低音用スピーカ3
の外側かつ後ろ側の位置に、放音面を後方に向けた状態
で収容されており、聴取者用中高音スピーカ5から放音
された再生音は、後方で反射した後、前方の聴取者に向
けて放音されるようになっている。なお、同図の符号
8、8は、スピーカ3〜5の保護と装飾のために、それ
らの前側を覆うように設けられたジャージネットであ
る。
る発音制御装置の回路構成を示している。まず、同図中
の符号9は、電子ピアノ1の音量を設定する音量設定手
段としてのボリューム回路(VOL)であり、ボリュー
ム回路9からの設定音量VOLを表すアナログ信号は、
A/D(アナログ/デジタル変換器)10でデジタル信
号に変換された後、CPU16に送られる。
選択スイッチなどの各種スイッチ(図示せず)や、その
操作状態を表示する表示器(図示せず)などが設けられ
ている。これらのスイッチの操作状態はパネルスキャン
回路12で検出され、パネルスイッチデータとして、シ
ステムバス15を介してCPU16に送られる。また、
鍵盤13は、複数の鍵と、各鍵の押鍵・離鍵により開閉
される複数の鍵盤スイッチ(ともに図示せず)で構成さ
れている。鍵盤スイッチのON/OFF状態は鍵盤スキ
ャン回路14で検出され、そのON/OFF情報、ノー
トナンバー、およびベロシティを表すタッチデータが、
押鍵情報として、鍵盤スキャン回路14からシステムバ
ス15を介してCPU16に送られる。
状態を表すステータス情報などを一時的に記憶するとと
もに、CPU16の作業用領域として用いられる。RO
M18は、CPU16で実行される制御プログラム、C
PU16での演算に使用される固定データや、後述する
出力レベル決定テーブルを含むテーブルなどを記憶して
いる。RAM17およびROM18は、CPU16によ
りシステムバス15を介してアクセスされる。
制御するものであり、パネルスキャン回路12からのパ
ネルスイッチデータ、鍵盤スキャン回路14からの押鍵
情報、さらにはボリューム回路9からの設定音量VOL
などに応じ、上記制御プログラムに従って、発生すべき
楽音の内容を演算し、その演算結果に基づく制御信号を
音源回路19(楽音生成部)に出力する。本実施形態で
は、音源回路19は、左右の各チャンネルについて、互
いに独立した2つの出力系統で第1および第2の楽音信
号MS1、MS2を出力するように構成されており、C
PU16は、出力レベル決定手段として、これら第1お
よび第2の楽音信号MS1、MS2の出力レベルOL
1、OL2を、以下のようにして決定する。なお、図示
の便宜上、図1には左右のチャンネルの一方の出力系統
だけを示している。
レベルOL1、OL2の決定に用いられる出力レベル決
定テーブル(出力レベル決定手段)の一例を示してお
り、このテーブルはROM18に記憶されている。この
出力レベル決定テーブルでは、第1および第2の楽音信
号の出力レベルOL1、OL2が、設定音量VOLに応
じて設定されている。より具体的には、第1楽音信号の
出力レベルOL1は、設定音量VOLに対してリニアに
漸増し、設定音量VOLが最大値VOLmaxのときに
最大値OL1maxになるように設定されている。
は、設定音量VOLに対して2次曲線的に増大し、設定
音量VOLが所定値VOLref未満のときには出力レ
ベルOL1よりも小さく、所定値VOLrefを上回る
と出力レベルOL1よりも大きくなり、最大値VOLm
axのときに最大値OL1maxよりも大きな最大値O
L2maxになるように設定されている。以上から明ら
かなように、第1および第2の楽音信号MS1、MS2
の出力レベルOL1、OL2は、設定音量VOLが大き
くなるにつれて、両者の比率OL2/OL1がより大き
くなるように決定される。
力レベル決定テーブルから、設定音量VOLに応じて第
1および第2の楽音信号の出力レベルOL1、OL2を
読み出して決定し、それらを含む制御信号を音源回路1
9に出力する。
号に従って、波形メモリ20から波形データを読み出
し、これにエンベロープを乗算して、デジタルの第1お
よび第2の楽音信号MS1、MS2を生成し、出力す
る。これらの楽音信号MS1、MS2は、DSP21に
より、残響やコーラスなどの音響効果の付加やフィルタ
処理などが施され、D/A22、22でアナログ信号に
変換された後、第1再生部23および第2再生部24に
それぞれ送られる。
は、第1パワーアンプ25、前記低音用スピーカ3およ
び演奏者用中高音スピーカ4を備えている。そして、D
/A22から送られたアナログの第1楽音信号MS1
は、パワーアンプ25で増幅された後に2つに分岐さ
れ、その1つは、コイル26により低周波数成分を取り
出された後、低音用スピーカ3で再生され、演奏者およ
び聴取者に向けて前方に放音される。一方、他の1つの
第1楽音信号MS1は、コンデンサ27により中高周波
数成分を取り出された後、演奏者用中高音スピーカ4で
再生され、演奏者に向けて斜め前方に放音される。
すように、ハイパスフィルタ28、第2パワーアンプ2
9および前記聴取者用中高音スピーカ5で構成されてい
る。この第2パワーアンプ29は、第1再生部23の第
1パワーアンプ25よりも大きな容量を有している。そ
して、D/A22から送られた第2楽音信号MS2は、
ハイパスフィルタ28で中高周波数成分を取り出され、
第2パワーアンプ29で増幅された後、聴取者用中高音
スピーカ5で再生され、後方で反射された後、前方の聴
取者に向けて放音される。なお、ハイパスフィルタ28
を省略し、第2楽音信号MS2のフィルタリングをDS
P21で行ってもよい。
回路19は互いに独立した第1および第2の楽音信号M
S1、MS2を生成・出力し、第1楽音信号MS1が低
音用スピーカ3および演奏者用中高音スピーカ4で再生
され、第2楽音信号MS2が聴取者用中高音スピーカ5
で再生される。また、第1および第2の楽音信号MS
1、MS2の出力レベルOL1、OL2は、出力レベル
決定テーブルおよびCPU16により、設定音量VOL
が大きくなるにつれて、両者の比率OL2/OL1がよ
り大きくなるように決定される。
き、すなわち聴取者がいない個人練習時などの小音量演
奏時には、出力レベル比OL2/OL1がより小さくな
り、聴取者用中高音スピーカ5の音量が抑制されるの
で、演奏者にすっきりした再生音を提供することができ
る。一方、設定音量が大きいとき、すなわちコンサート
やパーティーなどでの大音量演奏時には、出力レベルの
比率OL2/OL1が大きくなり、聴取者用中高音スピ
ーカ5の音量が大きくなるので、聴取者に迫力ある再生
音を提供することができる。また、以上の動作を、スイ
ッチなどの格別の操作を行うことなく、自動的に得るこ
とができる。
よび演奏者用中高音スピーカ4により、低音域から高音
域にいたる音域バランスの良い再生音を演奏者に提供で
きるとともに、大音量時には、これに加えて、低音用ス
ピーカ3および聴取者用中高音スピーカ5により、同様
の音域バランスの良い再生音を聴取者にも提供すること
ができる。さらに、小音量時には、第1楽音信号MS1
を容量の小さな第1パワーアンプ25で増幅するととも
に、大音量時には、第2楽音信号MS2を、第1パワー
アンプ25に負荷をかけることなく、容量の大きな第2
パワーアンプ29で大きな増幅率で余裕をもって増幅す
ることができ、両パワーアンプ25、29を効率良く作
動させることができる。
装置の回路構成を部分的に示している。すなわち、上述
した第1実施形態では、音源回路19から第1および第
2の2系統の楽音信号MS1、MS2を生成・出力する
のに対し、本実施形態は、音源回路19から1系統の楽
音信号MSのみを生成・出力するとともに、この楽音信
号MSをDSP21内で2系統の楽音信号MS1、MS
2に分岐させ、それらの出力レベルOL1、OL2の値
を、第1実施形態と同様に、設定音量VOLに応じて制
御した後、D/A22に出力するものである。他の構成
は、第1実施形態と同様である。第1および第2の楽音
信号MS1、MS2は、それらの内容は互いに同じで、
出力レベルOL1、OL2が異なればよいので、上記の
構成により、本実施形態においても、前述した第1実施
形態と同様の効果を得ることができる。
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、説明した実施形態では、設定音量VOLが大き
くなるにつれて、第1楽音信号MS1の出力レベルOL
1をリニアに増大させるとともに、第2楽音信号MS2
の出力レベルOL2を2次曲線的に増大させているが、
出力レベルOL1、OL2の設定の仕方は、これに限ら
ず、設定音量VOLが大きくなるにつれて出力レベル比
OL2/OL1が増大するようなものであれば、任意で
ある。また、実施形態では、第1楽音信号MS1を再生
するスピーカシステムとして、低音用スピーカ3および
演奏者用中高音スピーカ4から成る2ウェイ方式のもの
を採用しているが、これに代えて、3ウェイ方式のスピ
ーカシステムや1個のフルレンジスピーカを採用しても
よい。
に適用した例であるが、本発明は、これに限らず、他の
適当な電子楽器、例えばシンセサイザや電子オルガンな
どに適用することも、もちろん可能である。その他、本
発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更するこ
とができる。
の再生装置は、格別な操作を行うことなく自動的に、小
音量時には、演奏者にすっきりした再生音を提供できる
とともに、大音量時には、聴取者にも音域バランスの良
い迫力ある再生音を提供することができるなどの効果を
有している。
電子ピアノの回路構成を示す図である。
である。
示す(a)正面図および(b)側断面図である。
電子ピアノの回路構成を部分的に示す図である。
である。
子ピアノの回路構成を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 第1および第2の楽音信号を生成し、出
力する楽音生成部と、 当該電子楽器の音量を設定する音量設定手段と、 前記第1楽音信号の出力レベルに対する前記第2楽音信
号の出力レベルの比率が、前記音量設定手段で設定され
た前記音量が小さいときよりも大きいときの方がより大
きくなるように、前記第1および第2の楽音信号の出力
レベルを決定する出力レベル決定手段と、 前記第1楽音信号を再生し、演奏者に向けて放音するた
めの演奏者用スピーカと、 前記第2楽音信号を再生し、聴取者に向けて放音するた
めの聴取者用スピーカと、 を備えていることを特徴とする電子楽器の再生装置。 - 【請求項2】 前記第1楽音信号の低周波数成分を再生
し、演奏者および聴取者に向けて放音するための低音用
スピーカをさらに備え、前記演奏者用スピーカは、前記
第1楽音信号の中高周波数成分を再生する演奏者用中高
音スピーカで構成され、前記聴取者用スピーカは、前記
第2楽音信号の中高周波数成分を再生する聴取者用中高
音スピーカで構成されていることを特徴とする、請求項
1に記載の電子楽器の再生装置。 - 【請求項3】 前記第1楽音信号を増幅する第1パワー
アンプと、この第1パワーアンプよりも大きな容量を有
し、前記第2楽音信号を増幅する第2パワーアンプとを
さらに備えていることを特徴とする、請求項1または2
に記載の電子楽器の再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03605799A JP3604940B2 (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 電子楽器の再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03605799A JP3604940B2 (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 電子楽器の再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000235393A true JP2000235393A (ja) | 2000-08-29 |
JP3604940B2 JP3604940B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=12459101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03605799A Expired - Fee Related JP3604940B2 (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 電子楽器の再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3604940B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007081812A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 省電力機能を有する電子楽音発生装置 |
JP2009258155A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Yamaha Corp | 楽器 |
-
1999
- 1999-02-15 JP JP03605799A patent/JP3604940B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007081812A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 省電力機能を有する電子楽音発生装置 |
JP2009258155A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Yamaha Corp | 楽器 |
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---|---|
JP3604940B2 (ja) | 2004-12-22 |
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