JP2000235335A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000235335A
JP2000235335A JP11035685A JP3568599A JP2000235335A JP 2000235335 A JP2000235335 A JP 2000235335A JP 11035685 A JP11035685 A JP 11035685A JP 3568599 A JP3568599 A JP 3568599A JP 2000235335 A JP2000235335 A JP 2000235335A
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image
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Hideaki Hirasawa
英明 平澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を大きくすることなく、かつ、安価に、
位置ずれ検出パターンが形成される部材の装着、未装着
を検出可能とした画像形成装置を提供する。 【解決手段】 回転可能な複数の像担持体と、前記複数
の像担持体上に複数色のトナー像をそれぞれ形成する複
数の像形成手段と、装置本体に対して着脱可能な転写材
を担持する搬送ベルト2とを有し、前記複数の像形成手
段により形成された前記複数の像担持体上の前記複数色
のトナー像を前記搬送ベルト2に担持された転写材Sに
転写する画像形成装置において、前記各像形成手段によ
り前記各像担持体上に形成されるテスト用のトナー像を
前記搬送ベルトに転写し、前記搬送ベルト上のテスト用
のトナー像を検出する検出センサ17a,17bを有し、前
記検出センサ17a,17bは前記搬送ベルト2が装置本体
に装着されているかどうかを判別することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタや
カラー複写機等の画像形成装置に関し、更に詳しくは交
換可能な部材の装着状態を判別し得る画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】今日のプリンタや複写機等の画像形成装
置はカラー画像を記録し得るものが多くなっているが、
このような画像形成装置としては、電子写真プロセスに
よって感光体ドラム上に静電潜像を形成するとともに、
該潜像をトナー現像する画像形成部を複数有し、各色の
画像を中間転写体に重ねて転写する。そして、転写べル
卜により記録媒体としての記録紙を中間転写体の画像形
成部に搬送し、中間転写体上の画像を記録紙上に転写し
てカラー画像を得る装置が知られている。
【0003】この種の画像形成装置を使用する場合、各
感光体ドラムに静電潜像を形成し、転写ベルト上の用紙
に転写する際に、各色の転写画像位置が理想位置からず
れると用紙上では色味が変化し、さらに程度が進むと色
ずれを起こした画像が形成されてしまい、画像の品質を
著しく劣化させる。
【0004】また、感光体から用紙に直接転写する構成
の装置や、感光体上に多重に現像を行い、用紙や中間転
写体に転写する装置も知られているが、これらの構成で
も前記と同様の位置ずれの問題が生じる。
【0005】このため、従来より各感光体ドラムから中
間転写体上、または転写ベルト上、あるいは感光体上に
形成されたテスト用のトナー像である位置ずれ検出パタ
ーンをCCDセンサやLEDとフォトセンサで読み取
り、各色に相当する感光体ドラム上での位置ずれ量を検
出し、記録されるべき画像信号に電気的補正をかけ、あ
るいは、レーザビーム光路中に設けられている反射ミラ
ーを駆動し、光路長変化あるいは光路変化の補正を行っ
ている。前記位置ずれ検出パターン画像は、中間転写体
や転写ベルト、搬送ベルト、あるいは感光体等のユニッ
ト上に形成される。
【0006】ところが、これらのユニットは耐久性の問
題や画質を維持するために、使用者やサービスマンによ
り交換可能なユニットとする場合がある。これらのユニ
ットが装着されていないときに画像形成動作を行うと、
適正な画像が形成されないばかりか、トナーが装置内部
に付着したりすることがある。このため、これらのユニ
ットが装着されているか検出する必要がある。
【0007】図6は従来のユニット検出構成を示す説明
図である。検出には、同図に示すようなLED50aとフ
ォトセンサ50bからなるセンサ50を用いる。ユニットを
装着すると、LED50aとフォトセンサ50bの間に図示
しない例えば転写材担持体の一部が入り、LED50aか
らフォトセンサ50bに入射している光を遮る。このフォ
トセンサ50bがLED50aの光を受けているかいないか
で、転写材担持体の装着、未装着を判断する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、使用者が交換可能なユニットの装着、非装着
を検出するのに専用のセンサが必要であった。このた
め、該専用センサが、装置の小型化や低価格化の妨げと
なっていた。
【0009】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり、その目的は、装置を大きくすることなく、かつ、
安価に、位置ずれ検出パターンが形成される部材の装
着、未装着を検出可能とした画像形成装置を提供するも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る代表的な構成は、装置本体に対して着脱可能で
あって回転可能な像担持体と、前記像担持体上に複数色
のトナー像を形成する複数の像形成手段を有し、前記像
担持体上の前記複数色のトナー像を転写材に転写する画
像形成装置において、前記複数の像形成手段により前記
像担持体上に形成されるテスト用のトナー像を検出する
検出手段を有し、前記検出手段は前記像担持体が装置本
体に装着されているかどうかを判別することを特徴とす
る。
【0011】また、他の代表的な構成は、回転可能な複
数の像担持体と、前記複数の像担持体上に複数色のトナ
ー像をそれぞれ形成する複数の像形成手段と、装置本体
に対して着脱可能な転写材を担持する転写材担持体と、
を有し、前記複数の像形成手段により形成された前記複
数の像担持体上の前記複数色のトナー像を前記転写材担
持体に担持された転写材に転写する画像形成装置におい
て、前記各像形成手段により前記各像担持体上に形成さ
れるテスト用のトナー像を前記転写材担持体に転写し、
前記転写材担持体上のテスト用のトナー像を検出する検
出手段を有し、前記検出手段は前記転写材担持体が装置
本体に装着されているかどうかを判別することを特徴と
する。
【0012】上記構成にあっては、テスト用のトナー像
を検出する検出手段により、該部材の装着状態を検出す
ることで、交換可能な部材の装着、未装着を検出する専
用のセンサを設ける必要がなくなる。このため、コスト
ダウンを図ることができる。
【0013】また、前記交換可能部材が装着されていな
いときに、画像形成を行わないようにし、あるいは使用
者に非装着状態であることを知らせるように構成すれ
ば、記録不良の発生等を未然に防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係る画
像形成装置について、図面を参照して具体的に説明す
る。
【0015】〔第1実施形態〕図1乃至図3は本発明の
第1実施形態を示すものであり、図1は画像形成装置の
全体模式説明図であり、図2及び図3は転写材担持体で
ある搬送ベルトの位置ずれ検出構成の説明図である。こ
こでは、まず画像形成装置の全体構成について説明し、
次に転写ベルトの位置ずれ及び装着状態検出構成につい
て説明する。
【0016】{画像形成装置の全体説明}図1は像担持
体としての電子写真感光体ドラム1a,1b,1c,1
dに搬送ベルト2によって転写材Sを搬送して電子写真
方式によってカラー画像を行う、所謂カラーレーザビー
ムプリンタを示している。このプリンタは、装置本体3
内に第1、第2、第3、第4の4個の画像形成部Pa,
Pb,Pc,Pdを並置して構成しているが、画像形成
部の数は任意に選択できる。
【0017】前記装置本体の一方側面(図1の右側)に
は転写材Sを収納したカセット4が設けられ、装置本体
の他方側面(図1の左側)には前記転写材Sが排出され
る外部トレイ5が設けられている。この外部トレイ5に
隣接して装置本体3内には定着装置6が設けられてい
る。
【0018】前記装置本体3のカセット4から定着装置
6に至る、第1〜第4の画像形成部Pa〜Pdの下側に
は、これら画像形成部に沿って転写材Sを搬送する転写
材担持体として、循環移動するエンドレスベルトである
搬送ベルト2が設けられている。この搬送ベルト2は駆
動ローラ7によって図1の矢印方向に無端駆動される誘
電体の薄いベルトであり、前記駆動ローラ7と、定着装
置6に近接して設けられたアイドラローラ8a,8bと
張力調節ローラ9とを巻装するように張設されている。
【0019】これにより、カセット4から給送ローラ10
によって送り出され、レジストローラ対11で斜行補正及
び同期を取られて給送された転写材Sは、搬送ベルト2
に静電吸着され、前述した各画像形成部Pa〜Pdへと
順次搬送されて各色トナーの画像が重ねて転写される。
そして、定着装置6によってその画像が一括定着され
る。
【0020】前記各画像形成部Pa,Pb,Pc,Pd
は実質的に同一の構成であり、図1の矢印方向に回転駆
動される感光体ドラム1a,1b,1c,1dを含み、
各感光体ドラム1a〜1dの周辺には、像形成手段とし
ての感光体ドラムを一様に帯電する一次帯電器12a,12
b,12c,12d、感光体ドラム上に形成された静電潜像
を現像する現像器13a,13b,13c,13d、現像された
色トナー像を転写材Sへ転写するために転写バイアス電
圧を印加する転写手段である転写用帯電器14a,14b,
14c,14d、更には感光体ドラム上に残存するトナーを
除去するクリーング装置15a,15b,15c,15dがドラ
ム回転方向に順次配設されている。また、各感光体ドラ
ム1a〜1dの上方にはそれぞれ結像レンズ及びレーザ
ビームスキャナより構成され、画像信号に応じてスポッ
トレーザ光をスキャンして感光体ドラム1a〜1dへ露
光するための光学手段16a,16b,16c,16dがそれぞ
れ設けられている。
【0021】前記現像器13aにはイエロー色のトナー
が、現像器13bにはマゼンタ色のトナーが、現像器13c
にはシアン色のトナーが、現像器13dにはブラック色の
トナーがそれぞれ収容されている。
【0022】上記構成のカラー画像形成装置において、
転写材Sが転写材搬送ベルト2上に載置されると、搬送
ベルト2の矢印方向への回転に伴なって、対応する感光
体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが順次開
始される。即ち、第1の画像形成部Paの感光体ドラム
1aにはイエロー画像(Y)が、第2の画像形成部Pbの
感光体ドラム1bにはマゼンタ画像(M)が、第3の画像
形成部Pcの感光体ドラム1cにはシアン画像(C)が、
そして第4の画像形成部Pdの感光体ドラム1dにはブ
ラック画像(BK)がそれぞれ分担されて形成される。
【0023】そして、前記搬送ベルト2の回転によって
転写材Sは第1〜第4の画像形成部Pa〜Pdの感光体
ドラム1a〜1dの下部を順次に通過して定着装置6の
方向へと搬送される。このとき、各画像形成部の転写用
帯電器14a,14b,14c,14dに転写バイアスを印加す
ることにより転写材S上に各画像形成部にて形成された
各色のトナー画像が順次に重ねて転写されてカラー画像
が合成される。
【0024】転写材Sは、最終の第4の画像形成部Pd
を通過した後、転写材搬送ベルト2から分離され、定着
装置6に送られ、この定着装置6内で重畳転写された色
トナー画像が溶融定着された後、外部トレイ5排出され
る。
【0025】{搬送ベルト位置ずれ及び装着状態検出構
成}上記搬送ベルト2は、静電気により紙等の転写材を
吸着して搬送するが、長期間の使用により吸着性が悪く
なり、交換する必要が出てくる。そのため、前記搬送ベ
ルト2は交換可能なように構成されている。
【0026】ここで、本実施形態に係る画像形成装置は
画像形成部が複数あるために、各画像形成部ごとにビー
ム走査方向(主走査方向)やベルト搬送方向(副走査方
向)の位置ずれがあると、画像の色ずれとして現れる。
この位置ずれを低減させるためには、位置ずれ量を検出
する必要がある。そのために、本実施形態にあっては、
位置ずれを検出し得るように、図2(a)に示す如く、位
置ずれ検出手段として検出センサを設けている。この検
出センサ17a,17bは光センサであり、搬送ベルト2の
幅方向両サイドに一対配設されている。
【0027】図2(b)は搬送ベルト2に形成される位置
ずれ検出用のパターンを示す。このテスト用のトナー像
である位置ずれ検出パターンを搬送ベルト2の両サイド
に設けられた検出センサ17a,17bで読み取ることによ
り、位置ずれ検出センサの出力を図示しないCPUなど
で処理して位置ずれ量を求める。
【0028】図2(b)において、18a(b),19a
(b),20a(b),21a(b)はそれぞれBk,C,
M,Yのレーザ走査方向と搬送方向に延びた直線状の検
出パターンである。aとbは各々搬送ベルト2の手前側
と奥側のパターンである。aのパターンは位置ずれ検出
センサ17aで、bのパターンは位置ずれ検出センサ17b
で読み取られ、レーザ走査方向に延びた直線パターンか
ら搬送方向の位置ずれ量を、搬送方向に延びた直線パタ
ーンからレーザ走査方向の位置ずれ量を検出する。各色
の主走査倍率は、搬送方向に延びた直線パターンaとb
間の距離から算出される。
【0029】そして、本実施形態に係る装置は、前記検
出手段により検出された検出結果に応じて、感光体ドラ
ムの回転方向及び該回転方向と直交する方向のうち少な
くも一方の、像形成手段により感光体ドラムに形成され
るトナー像の位置を調整する調整手段が設けられてい
る。
【0030】図3(a)は、位置ずれ検出手段の説明図で
ある。尚、以下の説明は一対の検出センサ17a,17bの
一方17aを例示しているが、他方の検出センサ17bも同
様の構成である。図において、検出センサ17aはLED
等の発光部17a1と、フォトダイオード等の受光部17a2
を有し、発光部17a1から出射した光は、図示しないレ
ンズなどの光学部品を通って、搬送ベルト2に照射され
る。その光は搬送ベルト2付近で焦点を結び、搬送ベル
ト2で反射して受光部17a2に入射する。尚、発光部17
a1は、発光部自身の劣化による光量低下や、搬送ベル
ト2の反射率の変化、光学系の汚れによる照射光量の低
下、温度や湿度などの環境変化に対して、最適な光量に
なるように光量制御部22で光量を調整する。受光部17a
2の出力はA/D変換器23でディジタル信号に変換され
てCPU24に送られる。
【0031】発光部17a1で出射している光量が一定の
場合、受光部17a2で受光する光量は、搬送ベルト2上
にトナーが載っているかどうかで異なる。例えば、搬送
ベルト2にトナーが載っていない状態と載っている状態
の、発光部17a1の波長での反射率を比較した場合に、
トナーが載っていない状態の反射率が高かった場合に
は、受光部17a2の出力が小さくなることで搬送ベルト
2上のパターン18a(b)〜21a(b)を読み取ること
ができる。そして、受光部17a2の出力とパターン、及
び搬送ベルト2表面の移動速度から、パターン間の距離
を求めることができる。
【0032】本実施形態にあっては、前記検出結果によ
って搬送ベルト2の装着状態を判別するものである。次
にその判別手段の構成について説明する。図3(b)は搬
送ベルトが未装着の状態の位置ずれ検出センサ17aの状
態説明図である。搬送ベルトが未装着であるときには、
図示するように、反射する搬送ベルトがないために、発
光部17a1で光を出射しても受光部17a2にはほとんど光
が入らない。尚、光沢のある部材は、搬送ベルト2のユ
ニットが未装着の状態でも受光部17a2に発光部17a1の
光が入射しないような位置に配置することで、誤検出を
防ぐようにする。
【0033】従って、装置の起動や、ジャム(紙詰ま
り)処理などの後の復帰時にCPU24は位置ずれ検出セ
ンサ17a,17bの発光部17a1を一定の光量で光らせ
る。次に、受光部17a2で受けた光量に応じた値をA/
D変換部23から読み取る。この値を、特定の値と比較
し、それよりも光量が低いときには、搬送ベルト2のユ
ニットが未装着であると判断する。尚、前記特定の値
は、搬送ベルト2のユニットがある時の位置ずれ検出セ
ンサ17a,17bの出力と、搬送ベルト2のユニットがな
いときの位置ずれ検出センサ17a,17bの出力から設定
しておく。
【0034】そして、搬送ベルト2のユニットが装着さ
れていないと判別されたときには、搬送ベルト2のユニ
ットが装着されていない旨の表示を装置のディスプレイ
等の表示部に行い、装置の起動動作や記録を行わないよ
うに制御する。
【0035】尚、ここでいう表示部とは液晶ディスプレ
イ等で文字や絵で示すものであってもよいし、LEDな
どの点滅により示してもよい。更に、装置上で表示をせ
ず、装置に接続されているホストコンピュータ等に表示
するようにしても構わない。あるいは、音声など視覚以
外の方法で表示を行うようにしてもよい。
【0036】上記のように構成することにより、使用者
が交換可能な搬送ベルト2と位置ずれ検出センサ17a,
17bを有する画像形成装置において、専用のセンサを用
いることなく搬送ベルトユニットの装着、未装着を判別
できる。このため、安価に装置を構成することができ、
また、搬送ベルト2が装着されていないときには、起動
動作や印刷動作を行わないので、搬送ベルト未装着時に
動作させることによる装置の故障等を防止することがで
きる。
【0037】〔第2実施形態〕次に第2実施形態とし
て、交換可能な部材として、像担持体としての中間転写
体を有する画像形成装置の例について説明する。
【0038】図4(a)は第2実施形態に係る画像形成装
置の全体説明図である。この実施形態は、4色すなわ
ち、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBk
の画像形成手段を備えたカラー画像形成装置を示すもの
であり、同図において図1と同じ符号がついているもの
は同じ機能を有するユニットを示す。
【0039】図4(a)において、25は無端状の中間転写
体(中間転写ベルト)であり、このベルトは図示しない
モータとギア等からなる駆動手段と接続された駆動ロー
ラ26、及び中間転写ベルト25の移動に従って回転し、か
つ中間転写ベルト25に一定の張力を付与する従動ローラ
27,28間に掛け渡されている。
【0040】29は二次転写ローラであり、この二次転写
ローラ29と従動ローラ28と中間転写ベルト25により二次
転写部を形成している。また、30は中間転写ベルト25上
に形成されたテスト用のトナー像である位置ずれ検出パ
ターンを検出するために中間転写ベルト25の両サイドに
設けられた一対の検出手段としてのCCDセンサであ
り、色ずれ検出センサとして用いている。
【0041】この装置は、それぞれの感光体ドラム1
a,1b,1c,1dに形成された各色のトナー像が中
間転写ベルト25に順次転写され、全ての色のトナー像が
中間転写ベルト25に転写された後、転写材Sがタイミン
グを合わせて、従動ローラ28と二次転写ローラ29からな
る二次転写部に送られる。2次転写部では、中間転写ベ
ルト25上のトナー像が転写材Sに転写されてカラー画像
が形成されるものである。
【0042】この装置にあっても、中間転写ベルト25は
長く使うことにより表面の劣化や抵抗値の変化などが起
こり、結果として画像が劣化する。このため、中間転写
ベルト25のユニットは、交換可能となっており、第1実
施形態と同様の位置ずれ検出パターン及び検出手順によ
って中間転写ベルト25の位置ずれ検出が行われる。
【0043】図4(b)は本実施形態の位置ずれ検出手段
の説明図である。検出センサ30は中間転写ベルト25上に
形成された位置ずれ検出パターン18,19,20,21(図2
(b)参照)を読み取るものであり、CCD30aと該CC
Dセンサ30aが中間転写ベルト25上に形成された検出パ
ターンを検出するために必要な光を供給する照明30bと
を有する。
【0044】位置ずれ検出を開始すると、図2(b)に示
す位置ずれ検出用のパターンが中間転写体上に形成さ
れ、中間転写ベルト25の両サイドに設けられた一対の検
出センサ30により読み込まれる。この検出センサ30の出
力をCPU24で処理して、位置ずれ量を求める。位置ず
れ量の求め方及びそれに応じてトナー像の位置調整をす
るのは、第1実施形態に示したものと同様である。
【0045】本実施形態では前記検出センサ30の検出結
果によって中間転写ベルト25の装着状態を判別するもの
である。
【0046】具体的には、装置の起動や、ジャム処理な
どの後の復帰時に、CPUにより位置ずれ検出センサ30
の照明30bを光らせ、CCD30aの出力をCPU24で処
理する。CPU24ではCCD30aの出力から光量を求め
る。この値が特定の範囲外にあるときには、中間転写ベ
ルト25が未装着であると判断する。逆に光量が特定の範
囲内であるときには、照明30bの光が中間転写ベルト25
から反射されていると判別し、中間転写ベルト25が装着
されていると判別する。
【0047】尚、前述の特定の範囲は、予め中間転写ベ
ルト25が装着されているときと、いないときのCCD30
aの出力から設定しておく。そして、中間転写ベルト25
のユニットが装着されていないと判別されたときには、
前述した第1実施形態と同様に、未装着の表示を行い、
起動、印刷動作は行わない。これにより、前述した第1
実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0048】尚、この実施形態では中間転写ベルト25が
無端状である場合について説明したが、ドラム上の中間
転写ベルトであってもよい。
【0049】〔第3実施形態〕次に第3実施形態とし
て、交換可能な部材として像担持体である感光体ベルト
を有する画像形成装置の例について説明する。
【0050】図5(a)は第3実施形態に係る画像形成装
置の側面説明図であり、図5(b)は現像器側から見た説
明図である。この装置も前述した実施形態と同様に、イ
エローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの画像
形成手段を備えたものであり、同図において図1と同じ
符号がついているものは同じ機能を有するユニットを示
す。
【0051】感光体ベルト31は、無端状の樹脂の外周に
導電層、有機感光層を塗布したものであり、これが駆動
ローラ32及び従動ローラ33,34間に掛け渡されている。
そして、感光体ベルト31を回転させ、第1実施形態で説
明した電子写真方式によって各色トナー像を順次転写し
てカラー画像を形成する。このカラー画像を転写ローラ
35の転写位置において転写材Sに転写する。
【0052】この装置にも第1実施形態と同様の位置ず
れ検出センサ17a,17bが感光体ベルト31の両サイドに
設けられている。
【0053】感光体ベルト31は、多くの印刷を行うこと
で劣化し、結果として、画像が悪くなる。このため、感
光体ベルトは交換可能となっており、この感光体ベルト
31の位置ずれ量を前記検出センサ17a,17bによって検
出するようになっている。
【0054】本実施形態では前記検出センサ17a,17b
によって感光体ベルト31の装着状態を第1実施形態と同
様にして判別するものである。これによって第1実施形
態と同様の効果を得ることができる。
【0055】尚、感光体ベルト31の装着、未装着の判別
としては、位置ずれ検出センサの出力が特定の値よりも
大きいときに感光体ベルト31が装着されていると判断す
るようにしてもよく、逆に特定の値よりも小さいときに
感光体ベルト31が装着されていると判断する構成として
も良い。この場合には、感光体ベルト31を外したとき
に、位置ずれ検出センサの検出方向に反射率の高い部材
が配置される構成にしておけば良い。
【0056】また、本実施形態では、トナー像を形成す
る感光体として無端状であるベルト部材を例示したが、
感光体はベルト部材に限らず、ドラム状であってもよい
ものである。
【0057】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
テスト用のトナー像を検出する検出手段により、該部材
の装着状態を検出することで、交換可能な部材の装着、
未装着を検出する専用のセンサを設ける必要がなくな
る。このため、コストダウンを図ることができる。
【0058】また、前記交換可能な部材が装着されてい
ないときに、画像形成を行わないようにし、あるいは使
用者に非装着状態であることを知らせるように構成すれ
ば、記録不良の発生等を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体模式説明図である。
【図2】(a)は画像形成の模式説明図であり、(b)は位置
ずれ検出パターンの説明図である。
【図3】位置ずれパターンを検出する構成の説明図であ
る。
【図4】(a)は第2実施形態に係る画像形成装置の全体
説明図、(b)は位置ずれパターンを検出する構成の説明
図である。
【図5】(a)は第3実施形態に係る画像形成装置の側面
説明図であり、(b)は現像器側から見た説明図である。
【図6】従来のユニット検出構成を示す説明図である。
【符号の説明】
Pa,Pb,Pc,Pd …画像形成部 S …転写材 1a,1b,1c,1d …感光体ドラム 2 …搬送ベルト 3 …装置本体 4 …カセット 5 …外部トレイ 6 …定着装置 7 …駆動ローラ 8a,8b …アイドラローラ 9 …張力調節ローラ 10 …給送ローラ 11 …レジストローラ対 12a,12b,12c,12d …一次帯電器 13a,13b,13c,13d …現像器 14a,14b,14c,14d …転写用帯電器 15a,15b,15c,15d …クリーング装置 16a,16b,16c,16d …光学手段 17a1 …発光部 17a2 …受光部 17a,17b …検出センサ 18a,19a,20a,21a …検出パターン 18b,19b,20b,21b …検出パターン 22 …光量制御部 23 …A/D変換器 24 …CPU 25 …中間転写ベルト 26 …駆動ローラ 27,28 …従動ローラ 29 …二次転写ローラ 30 …検出センサ 30a …CCD 30b …照明 31 …感光体ベルト 32 …駆動ローラ 33,34 …従動ローラ 35 …転写ローラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に対して着脱可能であって回転
    可能な像担持体と、前記像担持体上に複数色のトナー像
    を形成する複数の像形成手段を有し、前記像担持体上の
    前記複数色のトナー像を転写材に転写する画像形成装置
    において、 前記複数の像形成手段により前記像担持体上に形成され
    るテスト用のトナー像を検出する検出手段を有し、前記
    検出手段は前記像担持体が装置本体に装着されているか
    どうかを判別することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 回転可能な複数の像担持体と、前記複数
    の像担持体上に複数色のトナー像をそれぞれ形成する複
    数の像形成手段と、装置本体に対して着脱可能な転写材
    を担持する転写材担持体と、を有し、前記複数の像形成
    手段により形成された前記複数の像担持体上の前記複数
    色のトナー像を前記転写材担持体に担持された転写材に
    転写する画像形成装置において、 前記各像形成手段により前記各像担持体上に形成される
    テスト用のトナー像を前記転写材担持体に転写し、前記
    転写材担持体上のテスト用のトナー像を検出する検出手
    段を有し、前記検出手段は前記転写材担持体が装置本体
    に装着されているかどうかを判別することを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体は、中間転写体又は感光体
    であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段によって前記像担持体が装
    置本体に装着されていないと判別したときは、画像形成
    を行わないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段によって前記転写材担持体
    が装置本体に装着されていないと判別したときは、画像
    形成を行わないことを特徴とする請求項2記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段によって前記像担持体が装
    置本体に装着されていないと判別したときは、表示部に
    その旨の表示を行うことを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。画像形成を行わないことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段によって前記転写材担持体
    が装置本体に装着されていないと判別したときは、表示
    部にその旨の表示を行うことを特徴とする請求項2記載
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記装置は、前記検出手段により検出さ
    れた検出結果に応じて、前記像担持体の回転方向及び前
    記回転方向と直交する方向のうち少なくも一方の、前記
    像形成手段により前記像担持体に形成されるトナー像の
    位置を調整する調整手段を有することを特徴とする請求
    項1又は請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成装置は、電子写真感光体へ
    形成した潜像をトナー現像し、該トナー像を記録媒体に
    転写して記録を行うことを特徴とする請求項1乃至請求
    項8のいずれかに記載の画像形成装置。
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