JP2000234742A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
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- JP2000234742A JP2000234742A JP11037595A JP3759599A JP2000234742A JP 2000234742 A JP2000234742 A JP 2000234742A JP 11037595 A JP11037595 A JP 11037595A JP 3759599 A JP3759599 A JP 3759599A JP 2000234742 A JP2000234742 A JP 2000234742A
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- heating chamber
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Abstract
移動させて加熱調理を行う調理器において、調理物を出
し入れする際、可動ヒータと調理物を載せた載置棚との
接触を容易に防げ、調理後あまり時間が経過していない
高温の加熱室内で使用者が火傷を負う危険性が低い安全
な調理器を低コストで提供する。 【解決手段】 加熱室1の側壁2の開口側に回動自在に
設けられ受け皿23の前記加熱室1への出し入れに伴い
回動する可動片3と、該可動片3に一端が接続され該可
動片3とともに回動する第1アーム30と、可動ヒータ
10の回転軸部10bに一端が固定された第2アーム3
1と、前記第1アーム30の他端と前記第2アーム31
の他端とを連結する連結片32と、前記可動ヒータ10
を前記加熱室1の奥方の非加熱位置の方へ付勢するバネ
35とからなるヒータ回動機構を備えた調理器33の構
成とする。
Description
の加熱調理を行うヒータ付電子レンジ等の調理器に関す
るものである。
ジを例に揚げて説明する。図1はヒータ付き電子レンジ
の一例の外観斜視図である。図1に示すように、本体3
3の開口側には上部に把手を有する扉24が設けられて
おり、該扉24は底部の回転軸(図示せず)を中心に回
動するように開閉自在に本体33に取り付けられてい
る。尚、図1において、6はキー入力操作により調理物
を所望のモード及び調理時間で調理するための操作パネ
ルである。
0に示すように、加熱室1の側壁2の外部に設けた駆動
機構5に可動ヒータ4を回転自在に支持して設け、前記
操作パネル6のキー入力操作を受けて制御される制御回
路7の指令に基づき前記駆動機構5を駆動させることに
より、前記可動ヒータ4を図中実線で示される非加熱位
置と点線で示される加熱位置との間を回動させる構成と
なっている。尚、これらの図において、14は金網等か
らなり調理物13を載せるための載置棚であり、該載置
棚14は加熱室1の側壁2に設けた棚受15に載置可能
な寸法形状となっている。また、28は調理物13を置
いて該調理物13を回転させながら調理するためのター
ンテーブルであり、29は該ターンテーブル28を回転
させるターンテーブルモータである。
子レンジは、加熱室1の天井面8に近接させて設けた上
部固定ヒータ9と、加熱室1の側壁2に回転自在に支持
して設けた下部可動ヒータ10とを有する構成である。
下部可動ヒータ10は通常、自重により図中実線で示さ
れる加熱室1の底面11に近接した位置に支持されてい
るが、底面11の清掃等を行う際は、図中点線で示す位
置まで前記下部ヒータ10を手で回動させた状態で行
う。
されているオーブントースターは、図13乃至図15に
示すように、加熱室1の天井面8に近接させて上部ヒー
タ12を設け、加熱室1の側壁2下方に調理物13を調
理する際に該調理物13を載せた金網等よりなる載置棚
14が載置され前棚受部15aと後棚受部15bとから
なり中央に間隙16を有する棚受15を設け、前記間隙
16に位置するとともに前記加熱室1の底面11に近接
する下部ヒータ17を枢軸21、可動片19、バネ20
とともにヒータ可動機構を形成する支持体18の一端近
傍で支持し、該支持体18の他端近傍に前記枢軸21の
一端を設け、該枢軸21を加熱室1の側壁2を貫通させ
該側壁2に回転自在に設け、該枢軸21の他端に前記可
動片19を設け、該可動片19に該可動片19を引っ張
ることにより前記下部ヒータ17を加熱室1の底面11
から遠ざけた位置に保持するように付勢する前記バネ2
0の一端を接続し、該バネ20の他端を前記加熱室1を
設けた本体33の底面に接続した構成となっている。
動作を説明する。図15に示すように、調理物13を載
せた載置棚14を棚受15に載置し、該載置棚14が支
持体18の当接部22に当接して該支持体18を押し下
げて該支持体18に支持された下部ヒータ17を加熱室
1の底面11に近接するように回動し、該下部ヒータ1
7及び上部ヒータ12により前記調理物13を調理す
る。
来技術のうち、図9及び図10に示す調理器は、可動ヒ
ータ4を回動させるために、複雑な駆動機構5と制御回
路7を必要とし、コストが高くなるだけでなく、調理物
13の出し入れと回動する可動ヒータ4の動作が連動し
ていないため、図中の矢印で示す可動ヒータ4の軌道上
に調理物13を載せた載置棚14を加熱室1の棚受15
に設置して調理を行う場合は、必ず可動ヒータ4を加熱
位置まで回動させた後、載置棚14を設置しなければな
らず、逆に、調理終了後は、載置棚14を加熱室1から
取り出してから可動ヒータ4を非加熱位置まで回動させ
る必要があった。そのため、使用者が操作順序を誤って
可動ヒータ4を回動させた場合、可動ヒータ4で調理物
13を押しつぶしたり、調理終了後の高温になった調理
物13を同じく調理直後の高温となっている可動ヒータ
4で載置棚ごと転倒させたりして、使用者が火傷を負う
危険性があるという欠点があった。
調理物を加熱調理した際に吹きこぼれる煮汁や油等によ
る加熱室1の底面11の汚れを掃除するのに、載置棚を
取り出して使用者が下部可動ヒータ10を手で回動させ
て行う必要があるため、手間がかかっていた。しかも、
加熱室1に手を入れて掃除をするとき、不用意に前記下
部ヒータ10を回動させてしまうと、該下部ヒータ10
が手に当たり、この際調理終了後あまり時間が経過して
いない場合、該下部ヒータ10がまだ高温のため火傷を
してしまう危険性があるという欠点があった。
は、ヒータ可動機構を形成する支持体18の回動範囲が
小さいため、せっかく載置棚14を取り出して下部ヒー
タ17を加熱室1の底面11から遠ざけても、加熱室1
の底面11を清掃する際、前記下部ヒータ17が手に触
れやすく依然として火傷を負う危険性が高いという問題
があった。仮に、下部ヒータ17の移動範囲を大きくす
ると、調理物13を載置した載置棚14を加熱室1の棚
受15に設置する際に、加熱室1のかなり上方から設置
しなければならない。このため、厚みの厚い調理物を載
置することができず、加熱室1のスペースを有効に利用
することことができないという問題が生ずる。
17を加熱室1の底面11から遠ざける方向にバネ20
の力が常時働いており、これは支持体18が載置棚14
を押し上げる力となるので、調理物13を取り出す際、
手元が狂って重量バランスを崩すと、支持体18が載置
棚14を実際に押し上げてしまい、高温の調理物13を
転倒させるなどして使用者が火傷を負う危険性があると
いう欠点もあった。
るものであり、可動ヒータを非加熱位置から加熱位置ま
で移動させて加熱調理を行う調理器において、調理物を
出し入れする際、可動ヒータと調理物を載せた載置棚と
の接触を容易に防げ、調理後あまり時間が経過していな
い高温の加熱室内で使用者が火傷を負う危険性が低い安
全な調理器を低コストで提供することを目的とする。
に、請求項1に記載の調理器は、加熱室内で調理物の加
熱調理を行う調理器において、調理物を載せるための受
け皿と、前記加熱室の側壁に回動自在に支持されるとと
もに、前記受け皿の前記加熱室への出し入れに伴い前記
調理物に近接した加熱位置と前記調理物から遠ざかった
非加熱位置との間を移動する可動ヒータとを設けたこと
を特徴とする。
するとき、可動ヒータが調理物に近接した加熱位置に移
動し、逆に受け皿を取り出すと、可動ヒータが調理物か
ら遠ざかった非加熱位置に移動する。
1に記載の調理器において、前記受け皿に直接あるいは
所定の高さを有する載置棚を介して調理物が載せられて
おり、前記受け皿を前記加熱室に挿入する際、前記受け
皿あるいは前記載置棚が前記可動ヒータの軌道範囲に達
する以前に、前記可動ヒータを前記加熱位置まで回動さ
せ、一方、前記加熱室に挿入された前記受け皿を前記加
熱室から取り出す際、前記受け皿あるいは前記載置棚が
前記可動ヒータの軌道範囲を過ぎてから前記可動ヒータ
を前記非加熱位置へ回動させることを特徴とする。
するとき、及び受け皿を加熱室から取り出すとき、受け
皿あるいは該受け皿に載せた載置棚と可動ヒータとの接
触が防げる。
1又は請求項2に記載の調理器において、前記可動ヒー
タは前記加熱室の幅方向に伸びる回転軸部と、管ヒータ
で形成され前記回転軸部から連続的に設けられた発熱部
とからなり、前記加熱室の側壁の開口側に回動自在に設
けられ前記受け皿の前記加熱室への出し入れに伴い回動
する可動片と、該可動片に一端が接続され該可動片とと
もに回動する第1アーム部と、前記可動ヒータの回転軸
部に一端が固定された第2アーム部と、前記第1アーム
部の他端と前記第2アーム部の他端とを連結する連結手
段とからなると、前記可動ヒータを前記非加熱位置の方
へ付勢するバネとからなるヒータ可動機構を有し、前記
受け皿を前記加熱室の側壁に形成された棚受の上を摺動
させるように前記加熱室に出し入れすることにより、前
記ヒータ可動機構を介して前記可動ヒータの発熱部を回
動させることを特徴とする。
動させるように受け皿を挿入すると、可動片とともに伴
い第1アーム部が回動し、これに伴い連結片が移動して
第2アーム部を回動させる。そして、可動ヒータの回転
軸部が回転して該可動ヒータの発熱部が回動する。
3に記載の調理器において、前記受け皿は陥没させて設
けた凹部と、該凹部より相対的に高くなった周縁のフラ
ンジ部とからなり、この受け皿を前記加熱室に挿入する
とき、前記可動片は前記フランジ部に押動されることに
より回動するとともに、回動後も前記フランジ部と当接
することにより回動した状態が維持されることを特徴と
する。
されると、可動片は受け皿の一部と常時接触することに
より、可動片が回動した状態が維持される。
1〜請求項4のいずれかに記載の調理器において、可動
ヒータの位置を検出する手段を設けたことを特徴とす
る。
正確に移動したかどうかを容易に確認できる。
付電子レンジを例に揚げて図面とともに説明する。尚、
本実施形態において従来品と共通の目的で使用する部材
には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図
1はヒータ付き電子レンジの外観斜視図である。図1に
示すように、本体33の開口側には上部に把手を有する
扉24が設けられており、該扉24は底部の回転軸(図
示せず)を中心に回動するように開閉自在に本体33に
取り付けられている。また、図1において、6はキー入
力操作により調理物を所望のモード及び調理時間で調理
するための操作パネルである。図2は本発明に係るヒー
タ付電子レンジで調理を行う際に用いる受け皿の外観斜
視図である。図2に示すように、受け皿23は耐熱性に
優れた略長方形の金属板をプレス加工等により陥没させ
て設けた凹部23bと、該凹部23bより相対的に高く
なった周縁のフランジ部23aとから構成されている。
3乃至図6に示すように、調理物13を調理する加熱室
1に該加熱室1の天井面8に近接する上部固定ヒータ9
と、前記加熱室1の側壁2の下方に調理物13を調理す
る際に該調理物13等を載せた前記受け皿23を載置す
る棚受15とが設けられている。さらに、該棚受15上
方の加熱室1の開口側に前記受け皿23のフランジ部2
3aと当接する当接部27を有した可動片3を設け、該
可動片3に回転軸26の一端を設け、該回転軸26を加
熱室1の側壁2を貫通させるとともに、該側壁2に回転
自在に設け、該回転軸26の他端に第1アーム30の一
端を固定する。
成された発熱部10aと、該発熱部10aから連続的に
設けられた回転軸部10bとから構成されている。この
可動ヒータ10を図中の点線で示すように、加熱室1の
奥壁25に前記発熱部10aが略平行になるように近接
させた位置に設け、可動ヒータ10の前記回転軸部10
bを加熱室1の側壁2を貫通させるとともに、該側壁2
に回転自在に支持する。
壁2の外部に第2アーム31を設け、該第2アーム31
の一端に可動ヒータ10の前記回転軸部10bを固定す
る。そして、前記第1アーム30の他端と第2アーム3
1の他端との間を連結片32で連結部32a、32aが
回転自在になるように回転軸を用いて連結する。さら
に、前記第2アーム31の前記連結部32a近傍には、
バネ35の一端が接続されており、図4の矢印Xで示す
方向に前記第2アーム31を付勢するように、このバネ
35の他端は本体33の後面に固定されている。
動作を説明すると、通常は受け皿23を用いず、可動ヒ
ータ10を加熱室1の奥壁25に近接する非加熱位置に
保持させた状態で、ターンテーブル28に直接調理物1
3を載せて調理を行う。次に、ヒータによる加熱調理を
行う場合について説明すると、図4の矢印Aで示すよう
に、調理物13を載せた金網等よりなる載置棚14を受
け皿23に載せた状態で、該受け皿23が加熱室1の側
壁2の棚受15上をスライドさせながら該受け皿23を
加熱室1の開口側から奥方へ押し込むように挿入する。
が可動片3の当接部27に当接して矢印Bで示すよう
に、該当接部27を加熱室1の奥方へ押動する。しか
し、可動片3は回転軸26を中心に回動するので、矢印
Cで示すように可動片3は第1アーム30と共に反時計
回りに回動する。そして、第1アーム30の回動に伴い
連結片32が矢印Dで示すように加熱室1の開口側へ引
っ張られ、この力が連結片32を介して該連結片32に
一端が連結された第2アーム31に伝わり、該第2アー
ム31は矢印Eで示すように、バネ35の付勢に抗して
反時計回りに回動する。第2アーム31の他端には可動
ヒータ10の回転軸部10bが回動自在に支持されてい
るので、第2アーム31の回動に伴い可動ヒータ10が
矢印Fで示すように回動する。
ンジ部23aに乗り上げると直ちに、図5に示すように
可動ヒータ10は加熱位置に達するまで回動して停止す
る。即ち、載置棚14が可動ヒータ10の軌道範囲に達
する以前に、既に可動ヒータ10は加熱位置に移動して
いる。これにより、受け皿23を挿入する際の載置棚1
4と可動ヒータ10との接触を防ぐことができる。
て設けられているので、図3(b)に示すように、受け
皿23を加熱室1に挿入している間は、可動片3の当接
部27が受け皿23のフランジ部23aに乗り上げた状
態が維持され、受け皿23は常時フランジ部23aで前
記可動片3の当接部27と当接しながら挿入される。換
言すれば、可動ヒータ10は一旦加熱位置に達すると、
調理を終えて受け皿23を加熱室1から取り出すまで、
加熱位置に停止したまま決して動かない。そして、図6
に示すように、受け皿23を加熱室1に完全に挿入し扉
24を閉じた状態で、上部固定ヒータ9及び下部可動ヒ
ータ10により調理物13を調理する。
熱室1から取り出すときは、上記操作と逆で、可動片3
の当接部27と受け皿23のフランジ部23aとの当接
が外れる位置まで受け皿23を引き出さない限りは、可
動ヒータ10は微動たりともしない。従って、受け皿2
3を引き出している間は、絶対に可動ヒータ10と載置
棚14とが接触することがないので、バランスを崩して
調理物13が転倒したりする恐れがない。このため、調
理後まだあまり時間が経過していなくても、高温になっ
た調理物13で使用者は火傷を負う危険性がほとんどな
くなる。
て説明すると、調理終了後受け皿23を取り出せば、瞬
時にバネ35の弾性力により加熱室1の奥方への非加熱
位置に可動ヒータ10が移動するので、該可動ヒータ1
0が邪魔になることなく簡単に加熱室1の底面13を掃
除することができ、この際、調理後まだあまり時間が経
過していなくても、高温になっている可動ヒータ10に
触れて火傷を負う危険性がほとんどない。
器の一例の側面断面図である。尚、本実施形態におい
て、先の実施形態と共通の目的で使用する部材には同一
の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施形態
に係る調理器の動作は、第1の実施形態と同様であり、
図7の実線で示される加熱室1の奥方の非加熱位置から
実線で示される受け皿23の下方の加熱室1の底面11
に近接した加熱位置へ移動させる構成となっている。こ
の構成によると、受け皿23を加熱室1に挿入する際、
該受け皿23が図中の矢印で示す可動ヒータ10の軌道
範囲に達する以前に、該可動ヒータ10を加熱位置に移
動させることができる。逆に、受け皿23を加熱室1か
ら引き出すときは、受け皿23が前記可動ヒータ10の
軌道範囲を過ぎてから、可動ヒータ10の非加熱位置へ
の移動を開始させることができる。従って、受け皿23
の加熱室1への出し入れの際に、回動する可動ヒータ1
0と受け皿23との接触を防ぐことができる。
器一例の側面断面図である。尚、本実施形態において、
先の実施形態と共通の目的で使用する部材には同一の符
号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施形態に係
る調理器の動作は、図8(a)の矢印で示すように、第
1の実施形態に係る調理器と全く同一なので説明を省略
する。図8(b)は、図8(a)における要部拡大図で
ある。図8(b)に示すように、可動ヒータ10が点線
で示す加熱位置に移動したとき、可動ヒータ10と共に
回動する第2アーム31が到達する位置にスイッチ34
を設ける。このとき、第2アーム31がスイッチ34に
当接して、該スイッチ39の第2アーム31側に突出し
たボタン34aが押動される。
発生し、該スイッチ34と電気的に結合された検出装置
(図示せず)によりこの信号が検知されると、報知手段
(図示せず)が音を発したり、操作パネル6に表示を行
うなどして、使用者に可動ヒータ10が加熱位置に正確
に移動したことを知らせる。また、検出装置がこの信号
を検知しない限りは、操作パネル6のキー入力操作を受
け付けないようにすることにより、誤動作を防止するこ
とができ、調理器の信頼性を向上させることができる。
尚、図8は第2アーム31の回動位置に可動ヒータ10
の位置を検出するスイッチ34を設ける場合を示してい
るが、ヒータ可動機構を構成する他の部材の軌道上に設
けてもよい。
1の発明によると、調理器の加熱室で調理を行う際は、
可動ヒータを調理物に近接した加熱位置に移動させ、調
理を終えて受け皿を取り出すと、可動ヒータを調理物か
ら遠ざかった非加熱位置に移動させることができるの
で、加熱室のスペースを有効に利用することができる。
また、加熱室の清掃を行う際、可動ヒータが邪魔になら
ないとともに、調理後まだあまり時間が経過していなく
ても、高温になった可動ヒータ等で火傷を負う危険を防
止することができる。
加熱室に出し入れする際、可動ヒータが受け皿や該受け
皿に載せた載置棚に接触するのを防ぐことができ、調理
物が転倒したりする恐れがなくなる。また、加熱室の清
掃を行う際、可動ヒータが邪魔にならないとともに、調
理後まだあまり時間が経過していなくても、高温になっ
た可動ヒータ等に触れて火傷を負う危険性を小さくする
ことができる。
載せた受け皿を棚受の上を摺動させるように出し入れす
る調理の基本的な準備操作で、簡単且つ安全に可動ヒー
タを移動させるヒータ可動機構を低コストで実現するこ
とができる。また、可動ヒータの加熱位置の高さを調節
して、例えば可動ヒータを調理物に非常に近接した位置
へ移動させることにより、調理時間を短縮することがで
きるとともに、消費電力の低減を図ることができる。
加熱室に挿入されているとき、そして受け皿が完全に挿
入され加熱室の棚受に設置されたとき、さらには受け皿
が加熱室から取り出されているときのいずれの場合にお
いても、可動ヒータが加熱位置に停止した状態を維持さ
せることができる。
可動ヒータの位置を検出する手段を設けたことにより、
可動ヒータが正確に移動したかどうかを容易に確認でき
る。また、仮に使用者が操作ミスをしたとしても、調理
器の誤動作を防止できるので、該調理器の信頼性を向上
させることができる。
ある。
の一例の正面断面図である。 (b) 図3(a)における要部拡大図である。
け皿を挿入する動作を説明するための側面断面図であ
る。
け皿を挿入されている状態を示す側面断面図である。
いて調理物を加熱調理する状態を示す側面断面図であ
る。
例の側面断面図である。
の一例の側面断面図である。 (b) 図8(a)における要部拡大図である。
ある。
る。
である。
る。
である。
調理物を載置した状態を示す側面断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 加熱室内で調理物の加熱調理を行う調理
器において、調理物を載置するための受け皿と、前記加
熱室の内壁に回動自在に支持されるとともに、前記受け
皿の前記加熱室への出し入れに伴い前記調理物に近接し
た加熱位置と前記調理物から遠ざかった非加熱位置との
間を移動する可動ヒータとを設けたことを特徴とする調
理器。 - 【請求項2】 前記受け皿に直接あるいは所定の高さを
有する載置棚を介して調理物が載せられており、前記受
け皿を前記加熱室に挿入する際、前記受け皿あるいは前
記載置棚が前記可動ヒータの軌道範囲に達する以前に、
前記可動ヒータを前記加熱位置まで回動させ、一方、前
記加熱室に挿入された前記受け皿を前記加熱室から取り
出す際、前記受け皿あるいは前記載置棚が前記可動ヒー
タの軌道範囲を過ぎてから前記可動ヒータを前記非加熱
位置へ回動させることを特徴とする請求項1に記載の調
理器。 - 【請求項3】 前記可動ヒータは前記加熱室の幅方向に
伸びる回転軸部と、管ヒータで形成され前記回転軸部か
ら連続的に設けられた発熱部とからなり、前記加熱室の
側壁の開口側に回動自在に設けられ前記受け皿の前記加
熱室への出し入れに伴い回動する可動片と、該可動片に
一端が接続され該可動片とともに回動する第1アーム部
と、前記可動ヒータの回転軸部に一端が固定された第2
アーム部と、前記第1アーム部の他端と前記第2アーム
部の他端とを連結する連結手段と、前記可動ヒータを前
記非加熱位置の方へ付勢するバネとからなるヒータ可動
機構を有し、前記受け皿を前記加熱室の側壁に形成され
た棚受の上を摺動させるように前記加熱室に出し入れす
ることにより、前記ヒータ可動機構を介して前記可動ヒ
ータの発熱部を回動させることを特徴とする請求項1又
は請求項2に記載の調理器。 - 【請求項4】 前記受け皿は陥没させて設けた凹部と、
該凹部より相対的に高くなった周縁のフランジ部とから
なり、この受け皿を前記加熱室に挿入するとき、前記可
動片は前記フランジ部に押動されることにより回動する
とともに、回動後も前記フランジ部と当接することによ
り回動した状態が維持されることを特徴とする請求項3
に記載の調理器。 - 【請求項5】 可動ヒータの位置を検出する手段を設け
たことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記
載の調理器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11037595A JP2000234742A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 調理器 |
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---|---|---|---|
JP11037595A JP2000234742A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000234742A true JP2000234742A (ja) | 2000-08-29 |
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---|---|---|---|
JP11037595A Pending JP2000234742A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 調理器 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000234742A (ja) |
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---|---|---|---|---|
US6723962B1 (en) | 2002-07-02 | 2004-04-20 | Sun Cupid Industries Ltd. | Double deck toaster oven |
WO2004098293A1 (fr) * | 2003-05-06 | 2004-11-18 | Crastal Technology (Shenzhen) Co., Ltd | Porte-pain coulissant automatique pour grille-pain |
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1999
- 1999-02-16 JP JP11037595A patent/JP2000234742A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2004098293A1 (fr) * | 2003-05-06 | 2004-11-18 | Crastal Technology (Shenzhen) Co., Ltd | Porte-pain coulissant automatique pour grille-pain |
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