JP2000234329A - 地盤改良材及び改良地盤を製造する方法 - Google Patents
地盤改良材及び改良地盤を製造する方法Info
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- JP2000234329A JP2000234329A JP11035351A JP3535199A JP2000234329A JP 2000234329 A JP2000234329 A JP 2000234329A JP 11035351 A JP11035351 A JP 11035351A JP 3535199 A JP3535199 A JP 3535199A JP 2000234329 A JP2000234329 A JP 2000234329A
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、地盤改良盤、地盤改良層において、
強度特性、耐薬品性、植性、透水性、遮水性に付与する
地盤改良材、地盤製造法。 【解決手段】セメント系固化材、アスファルト系水性エ
マルジョン、化学繊維、有機質土、多孔石(多孔砂)以
上、2〜5種の組みによる合せ組成物を地盤改良材と
し、一般砂質土、シルト、粘性土に添加混合することに
より、地盤改良盤、地盤改良層を創りだした。
強度特性、耐薬品性、植性、透水性、遮水性に付与する
地盤改良材、地盤製造法。 【解決手段】セメント系固化材、アスファルト系水性エ
マルジョン、化学繊維、有機質土、多孔石(多孔砂)以
上、2〜5種の組みによる合せ組成物を地盤改良材と
し、一般砂質土、シルト、粘性土に添加混合することに
より、地盤改良盤、地盤改良層を創りだした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメント系固化
材、アスファルト系水性エマルジョン、化学繊維、有機
質土、多孔石(多孔砂)を、地盤改良材とし、一般砂質
土、シルト、粘性土に添加することにより土木工事、部
分建築工事、築堤河川工事内全体部、コア部、法面部、
河川底部、産業廃棄物処理場、一般ゴミ処理場、側壁
部、底部、山間法面安定工事、緑化工事、貯水池泥水池
側面部、底部、道路構成部分、路床工、路盤、地下構造
物、遮水壁など、強度特性、耐薬品性、植生、透水性、
遮水性を求められる分野。
材、アスファルト系水性エマルジョン、化学繊維、有機
質土、多孔石(多孔砂)を、地盤改良材とし、一般砂質
土、シルト、粘性土に添加することにより土木工事、部
分建築工事、築堤河川工事内全体部、コア部、法面部、
河川底部、産業廃棄物処理場、一般ゴミ処理場、側壁
部、底部、山間法面安定工事、緑化工事、貯水池泥水池
側面部、底部、道路構成部分、路床工、路盤、地下構造
物、遮水壁など、強度特性、耐薬品性、植生、透水性、
遮水性を求められる分野。
【0002】
【特に新規性のある材料および施工機(製造機)の説
明】ア.アスファルト系水性エマルジョン 液体のアスファルトまたは熱可塑性高分子物質とポバー
ルの水溶液で分散させた水性分散液で、回転体と非回転
体からなる混合機に送って、該回転体を高速回転させて
連続的に水性分散液を製造した物で、水性分散液に従
来、使用していたポリプロピレンを併用せず、独特の新
規製造物である材料。 イ.化学繊維 クラレ社製のビニロン繊維で4000デニール30ミリメート
ルカット、15デニール15ミリメートルカットが望まし
い。 ウ.施工機(製造機) コマツ社製BZ-200を母体とする、又、新たにセメ
ント系固化材を投入するホッパ内および横に、アスファ
ルト系水性エマルジョン・化学繊維投入口を設け均一に
対象土に投下、投入する装置を設けた、本発明における
地盤製造法の専用機械である。
明】ア.アスファルト系水性エマルジョン 液体のアスファルトまたは熱可塑性高分子物質とポバー
ルの水溶液で分散させた水性分散液で、回転体と非回転
体からなる混合機に送って、該回転体を高速回転させて
連続的に水性分散液を製造した物で、水性分散液に従
来、使用していたポリプロピレンを併用せず、独特の新
規製造物である材料。 イ.化学繊維 クラレ社製のビニロン繊維で4000デニール30ミリメート
ルカット、15デニール15ミリメートルカットが望まし
い。 ウ.施工機(製造機) コマツ社製BZ-200を母体とする、又、新たにセメ
ント系固化材を投入するホッパ内および横に、アスファ
ルト系水性エマルジョン・化学繊維投入口を設け均一に
対象土に投下、投入する装置を設けた、本発明における
地盤製造法の専用機械である。
【0003】
【従来の技術】従来、セメント系固化材、アスファルト
系水性エマルジョンを使用した地盤改材、地盤改良方法
(特許広報平4-35517第2欄13〜19行参照)
遮水性を目的とした材料、地盤改良方法はあったが、土
木構造体としての圧縮強度、せん断強度、スリヘリ強度
などの強度特性、耐薬品性、透水性は得られなかった。
系水性エマルジョンを使用した地盤改材、地盤改良方法
(特許広報平4-35517第2欄13〜19行参照)
遮水性を目的とした材料、地盤改良方法はあったが、土
木構造体としての圧縮強度、せん断強度、スリヘリ強度
などの強度特性、耐薬品性、透水性は得られなかった。
【0004】この対策として、セメント系固化材・アス
ファルト系水性エマルジョン・鉄線・鉄筋の使用が考え
られるが、セメント系固化材の多量使用では、圧縮強度
は降上するもののヒビ割れ、クラックの発生をもたら
す。アスファルト系水性エマルジョンの多量使用におい
ては、圧縮強度の低下、せん断強度の低下となる。鉄
線、鉄筋の使用では、セメント系固化材PH11におい
ては、鉄線、鉄筋の腐食膨みによるヒビ割れ、クラック
の発生となり土木構造体としての用をなさない。
ファルト系水性エマルジョン・鉄線・鉄筋の使用が考え
られるが、セメント系固化材の多量使用では、圧縮強度
は降上するもののヒビ割れ、クラックの発生をもたら
す。アスファルト系水性エマルジョンの多量使用におい
ては、圧縮強度の低下、せん断強度の低下となる。鉄
線、鉄筋の使用では、セメント系固化材PH11におい
ては、鉄線、鉄筋の腐食膨みによるヒビ割れ、クラック
の発生となり土木構造体としての用をなさない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、圧縮強度、せん断強度、スリヘリ強度等の強度特性
に富み、耐薬品性、植生、遮水性、透水性をもたらす地
盤および地盤層を創り出すことにある。
は、圧縮強度、せん断強度、スリヘリ強度等の強度特性
に富み、耐薬品性、植生、遮水性、透水性をもたらす地
盤および地盤層を創り出すことにある。
【0006】セメント系固化材、アスファルト系水性エ
マルジョン、化学繊維の組成物の地盤改良材、地盤改良
方法により、産業廃棄物処理場、一般ゴミ処理場等の地
下土壌、地下水の汚染の防止を本発明で行う。対象土1
・に対し、セメント系固化材100〜400キログラム/立方
メートル・、アスファルト系水性エマルジョン5〜20キ
ログラム/立方メートル・化学繊維3〜20キログラム/
立方メートル・を、組み合わせからなる組成物を添加、
混合することにより、耐薬品製、遮水性を付与するとこ
ろの産業廃棄物処理場、一般ゴミ処理場等の地下土壌、
地下水の汚染防止を本発明の地盤改良材、地盤改良方法
で実現される。
マルジョン、化学繊維の組成物の地盤改良材、地盤改良
方法により、産業廃棄物処理場、一般ゴミ処理場等の地
下土壌、地下水の汚染の防止を本発明で行う。対象土1
・に対し、セメント系固化材100〜400キログラム/立方
メートル・、アスファルト系水性エマルジョン5〜20キ
ログラム/立方メートル・化学繊維3〜20キログラム/
立方メートル・を、組み合わせからなる組成物を添加、
混合することにより、耐薬品製、遮水性を付与するとこ
ろの産業廃棄物処理場、一般ゴミ処理場等の地下土壌、
地下水の汚染防止を本発明の地盤改良材、地盤改良方法
で実現される。
【0007】対象土1・に対し、セメント系固化材50〜
400キログラム/立方メートル・、アスファルト系水性
エマルジョン3〜20キログラム/立方メートル・化学繊
維3〜20キログラム/立方メートル・を、組み合わせか
らなる組成物を添加、混合することにより、遮水性を付
与するところの、河川築堤部、法面部、底部、貯水池、
人工造景池、泥水池等の法面部、底部、一般道路、一般
盛土等の法面部の遮水安定を実現する。
400キログラム/立方メートル・、アスファルト系水性
エマルジョン3〜20キログラム/立方メートル・化学繊
維3〜20キログラム/立方メートル・を、組み合わせか
らなる組成物を添加、混合することにより、遮水性を付
与するところの、河川築堤部、法面部、底部、貯水池、
人工造景池、泥水池等の法面部、底部、一般道路、一般
盛土等の法面部の遮水安定を実現する。
【0008】又、本発明は、設置施工の現状土、残土を
利用することにより、建設残土を発生させない。
利用することにより、建設残土を発生させない。
【0009】対象土1・に対し、セメント系固化材50〜
400キログラム/立方メートル・、アスファルト系水性
エマルジョン0.1〜20キログラム/立方メートル・化学
繊維3〜20キログラム/立方メートル・、有機質土0.1〜
1、000キログラム/立方メートル・、多孔石(多孔砂)
0.1〜1、000キログラム/立方メートル・を、組み合わ
せからなる組成物を添加、混合することにより、植生を
付与するところの、河川築堤部、法面部、貯水池、人工
造景池、泥水池等の法面部、一般道路、一般盛つ血等の
法面部など、緑化工事が必要な植生を実現する。
400キログラム/立方メートル・、アスファルト系水性
エマルジョン0.1〜20キログラム/立方メートル・化学
繊維3〜20キログラム/立方メートル・、有機質土0.1〜
1、000キログラム/立方メートル・、多孔石(多孔砂)
0.1〜1、000キログラム/立方メートル・を、組み合わ
せからなる組成物を添加、混合することにより、植生を
付与するところの、河川築堤部、法面部、貯水池、人工
造景池、泥水池等の法面部、一般道路、一般盛つ血等の
法面部など、緑化工事が必要な植生を実現する。
【0010】又、本発明は、設置構造物、構造体として
の耐薬品性、遮水性の求められる産業廃棄物処理場、一
般ゴミ処理場においての圧縮強度、せん断強度、スリヘ
リ強度等の強度特性に富む地盤改良壁、地盤改良法面、
地盤改良底部となる。
の耐薬品性、遮水性の求められる産業廃棄物処理場、一
般ゴミ処理場においての圧縮強度、せん断強度、スリヘ
リ強度等の強度特性に富む地盤改良壁、地盤改良法面、
地盤改良底部となる。
【0011】対象土1・に対し、セメント系固化材100
〜400キログラム/立方メートル・、アスファルト系水
性エマルジョン0.1〜20キログラム/立方メートル・化
学繊維3〜20キログラム/立方メートル・、多孔石(多
孔砂)0.1〜3、000キログラム/立方メートル・を、組
み合わせからなる組成物を添加、混合することにより、
透水性を付与するところの、屋外競技場、テニスコー
ト、公園、駐車場、道路、歩道等、透水性地盤、透水性
地盤層が必要とされるところに実現させる。
〜400キログラム/立方メートル・、アスファルト系水
性エマルジョン0.1〜20キログラム/立方メートル・化
学繊維3〜20キログラム/立方メートル・、多孔石(多
孔砂)0.1〜3、000キログラム/立方メートル・を、組
み合わせからなる組成物を添加、混合することにより、
透水性を付与するところの、屋外競技場、テニスコー
ト、公園、駐車場、道路、歩道等、透水性地盤、透水性
地盤層が必要とされるところに実現させる。
【0012】又、本発明は河川建設改修工事内、築堤工
事、コア部、法面部、底部における圧縮強度、せん断強
度、スリヘリ強度等の強度特性、遮水性に優れている。
事、コア部、法面部、底部における圧縮強度、せん断強
度、スリヘリ強度等の強度特性、遮水性に優れている。
【0013】又、本発明は河川築堤部法面、一般道路法
面、盛土法面、貯水池、人工造景池、泥水池等の法面安
定工事、植生を促進させる緑化工事に優れている。
面、盛土法面、貯水池、人工造景池、泥水池等の法面安
定工事、植生を促進させる緑化工事に優れている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明に係る地盤改良材は、セメント系固化材、アスファル
ト系水性エマルジョン、化学繊維、有機質土、多孔石
(多孔砂)による、2種〜5種の組み合わせによる組成
物で得られる。
明に係る地盤改良材は、セメント系固化材、アスファル
ト系水性エマルジョン、化学繊維、有機質土、多孔石
(多孔砂)による、2種〜5種の組み合わせによる組成
物で得られる。
【0015】本発明、耐薬品性、遮水性、透水性に付与
する地盤改良材は、セメント系固化材、アスファルト系
水性エマルジョン、化学繊維の組み合わせによる組成物
により得られる。
する地盤改良材は、セメント系固化材、アスファルト系
水性エマルジョン、化学繊維の組み合わせによる組成物
により得られる。
【0016】本発明、植生に付与する地盤改良材は、セ
メント系固化材、アスファルト系水性エマルジョン、化
学繊維、有機質土、多孔石(多孔砂)の組み合わせによ
る組成物により得られる。
メント系固化材、アスファルト系水性エマルジョン、化
学繊維、有機質土、多孔石(多孔砂)の組み合わせによ
る組成物により得られる。
【0017】また本発明、耐薬品性地盤製造において、
セメント系固化材、アスファルト系水性エマルジョン、
2種が重要な材料となり、また、化学繊維は本発明の地
盤製造物による構造体として不可欠で、セメント系固化
材とともに強度特性に付与する。
セメント系固化材、アスファルト系水性エマルジョン、
2種が重要な材料となり、また、化学繊維は本発明の地
盤製造物による構造体として不可欠で、セメント系固化
材とともに強度特性に付与する。
【0018】本発明は、設置、施工場所の現状土、残土
の有効利用し、本地盤製造においては、機械化による連
続作業が出来る。さらに生産性が高く、本発明の地盤改
良製造法による河川工事築堤工事において構造体施工
後、本発明の植生地盤製造法により緑化工事へと連続施
工が出来る。
の有効利用し、本地盤製造においては、機械化による連
続作業が出来る。さらに生産性が高く、本発明の地盤改
良製造法による河川工事築堤工事において構造体施工
後、本発明の植生地盤製造法により緑化工事へと連続施
工が出来る。
【0019】また本発明は、セメント系固化材、アスフ
ァルト系水性エマルジョン、化学繊維、有機質土、多孔
石(多孔砂)、以上5種からなる主材を、2種から5種
の組み合わせにより、圧縮強度、せん断強度、スリヘリ
強度など強度特性に優れ、耐薬品性、植生、遮水性、透
水性となる、地盤、地盤層を構成する。
ァルト系水性エマルジョン、化学繊維、有機質土、多孔
石(多孔砂)、以上5種からなる主材を、2種から5種
の組み合わせにより、圧縮強度、せん断強度、スリヘリ
強度など強度特性に優れ、耐薬品性、植生、遮水性、透
水性となる、地盤、地盤層を構成する。
【0020】また本発明の植生に重要材料として、化学
繊維は、土粒子間の結合をセメント系固化材と共に促進
させる。
繊維は、土粒子間の結合をセメント系固化材と共に促進
させる。
【0021】また本発明の植生に重要材料として、有機
質土においては、化学繊維、セメント系固化材と土粒子
間の結合を阻害するものであるが、ゆえに空隙となり植
生に付与する。
質土においては、化学繊維、セメント系固化材と土粒子
間の結合を阻害するものであるが、ゆえに空隙となり植
生に付与する。
【0022】多孔石(多孔砂)においては、植生に重要
な水分、養分の補持に付与する。
な水分、養分の補持に付与する。
【0023】
【具体的構成】主材料、セメント系固化材、アスファル
ト系水性エマルジョン、化学繊維、有機質土、多孔石
(多孔砂)、以上5種からなる組み合わせにより、圧縮
強度、せん断強度、スリヘリ強度、耐薬品性、植生、遮
水性、透水性となる地盤および地盤層に付与するもので
ある。
ト系水性エマルジョン、化学繊維、有機質土、多孔石
(多孔砂)、以上5種からなる組み合わせにより、圧縮
強度、せん断強度、スリヘリ強度、耐薬品性、植生、遮
水性、透水性となる地盤および地盤層に付与するもので
ある。
【0024】圧縮強度、せん断強度、スリヘリ強度にお
いては、セメント系固化材、アスファルト系水性エマル
ジョン、化学繊維、以上3種が大きくかかわり、高圧縮
強度地盤とともに高せん断強度地盤となる。
いては、セメント系固化材、アスファルト系水性エマル
ジョン、化学繊維、以上3種が大きくかかわり、高圧縮
強度地盤とともに高せん断強度地盤となる。
【0025】耐薬品性においては、アスファルト系水性
エマルジョン、1種が大きくかかわり、セメント系固化
材とともに土粒子を包み込む働きにより耐薬品性地盤と
なる。
エマルジョン、1種が大きくかかわり、セメント系固化
材とともに土粒子を包み込む働きにより耐薬品性地盤と
なる。
【0026】植生については、本発明の製造地盤に植物
の根の張り度合いが、良いものとする地盤を指し、製造
地盤内に空隙を有する、多孔石(多孔砂)、有機質土が
重要な位置にある。
の根の張り度合いが、良いものとする地盤を指し、製造
地盤内に空隙を有する、多孔石(多孔砂)、有機質土が
重要な位置にある。
【0027】植生については、本発明の製造地盤、製造
地盤層に根の張り、発芽、育生、地盤を指す、また製造
地盤内に空隙が有り、水分、養分の貯えの出来る製造地
盤、製造地盤層を言う。
地盤層に根の張り、発芽、育生、地盤を指す、また製造
地盤内に空隙が有り、水分、養分の貯えの出来る製造地
盤、製造地盤層を言う。
【0028】又、本発明の植生地盤、地盤層において
は、化学繊維、有機質土、多孔石(多孔砂)、以上3種
が重要な働きをする。
は、化学繊維、有機質土、多孔石(多孔砂)、以上3種
が重要な働きをする。
【0029】セメント系固化材としては、一般に常用使
用されるものを、そのまま用いることが出来る。具体的
に、多量の水を結合水として、エトリングガイドの生育
を促進させる、石こう、石灰など、ポゾラン反応を促進
させる。スラグ、フライアッシュなどをセメントに混合
したもの、固化性能の高いアルミナセメント、ジェット
セメントなどがある。これらの所用成分が配合された特
殊セメントである。セメント系固化材は、製造行程、製
造後、所用成分を配合したものでも良い。
用されるものを、そのまま用いることが出来る。具体的
に、多量の水を結合水として、エトリングガイドの生育
を促進させる、石こう、石灰など、ポゾラン反応を促進
させる。スラグ、フライアッシュなどをセメントに混合
したもの、固化性能の高いアルミナセメント、ジェット
セメントなどがある。これらの所用成分が配合された特
殊セメントである。セメント系固化材は、製造行程、製
造後、所用成分を配合したものでも良い。
【0030】化学繊維としては、炭素繊維、ナイロン繊
維、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロビ
レイン繊維、レーヨン繊維、酢酸ビニル繊維、アセテー
ト繊維、ガラス繊維、以上1種又は、2種〜5種の組み
合わせからなる繊維、もしくは、1種又は2種〜5種の
2本から多本数からなる繊維で、形状形態に捕われず単
繊維、より糸繊維とする。
維、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロビ
レイン繊維、レーヨン繊維、酢酸ビニル繊維、アセテー
ト繊維、ガラス繊維、以上1種又は、2種〜5種の組み
合わせからなる繊維、もしくは、1種又は2種〜5種の
2本から多本数からなる繊維で、形状形態に捕われず単
繊維、より糸繊維とする。
【0031】アスファルト系水性エマルジョンにおいて
は、
は、
【0032】
【特に新規性のある材料および施工機(製造機)の詳細
説明】の材料及び、主材、分散材、水から構成されるも
ので、主材、石油アスファルト、アタクチックポリプロ
ピレイン、アイソタクチックポリプロピレイン、石油樹
脂、エチレン、酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエチレン、
塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、分散材、
シクロペンタジェン系の石油樹脂、高級オレフイン、炭
化水素系の石油樹脂、ステアリン酸ナトリウム、ステア
リン酸カリウム、オレイン酸カリウム、ポリビニルアル
コール、ポリアクリルアミドなどで、少量、多量の水か
ら構成されるものでも良い。なお、セメント系固化材と
ともに土粒子を包み込み遮水性、耐薬品性に寄与する。
説明】の材料及び、主材、分散材、水から構成されるも
ので、主材、石油アスファルト、アタクチックポリプロ
ピレイン、アイソタクチックポリプロピレイン、石油樹
脂、エチレン、酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエチレン、
塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、分散材、
シクロペンタジェン系の石油樹脂、高級オレフイン、炭
化水素系の石油樹脂、ステアリン酸ナトリウム、ステア
リン酸カリウム、オレイン酸カリウム、ポリビニルアル
コール、ポリアクリルアミドなどで、少量、多量の水か
ら構成されるものでも良い。なお、セメント系固化材と
ともに土粒子を包み込み遮水性、耐薬品性に寄与する。
【0033】有機質土については、動植物の有機物を含
む土であり、本発明に対する役割は、植物に対する養
分、水分の供求する働きを持ち、対象土1・あたりセメ
ント系固化材10キログラム〜100キログラムにおいて
は、有機質土は固化しにくい性質をもち、セメント系固
化材の土粒子に対する固化反応のエトリングガイド形成
を塑害し、ポソラン反応も塑害する。よって植物に対し
有効に作用する。
む土であり、本発明に対する役割は、植物に対する養
分、水分の供求する働きを持ち、対象土1・あたりセメ
ント系固化材10キログラム〜100キログラムにおいて
は、有機質土は固化しにくい性質をもち、セメント系固
化材の土粒子に対する固化反応のエトリングガイド形成
を塑害し、ポソラン反応も塑害する。よって植物に対し
有効に作用する。
【0034】多孔石(多孔砂)については、代表的な火
山石、火山砂、溶岩石、溶岩砂等が上げられるが、多孔
質又は、1個体に3ケ所以上の突起を有すればよい。本
発明における働きとして、植物に対しての養分、水分の
補持する目的である。セメント系固化材に対しては、十
分に固化する。
山石、火山砂、溶岩石、溶岩砂等が上げられるが、多孔
質又は、1個体に3ケ所以上の突起を有すればよい。本
発明における働きとして、植物に対しての養分、水分の
補持する目的である。セメント系固化材に対しては、十
分に固化する。
【0035】本発明の地盤改良製造法に使用する、施工
機械としては、
機械としては、
【0036】
【特に新 【特に新規性のある材料および施工機(製造機)の説
明】の施工機械とし補助機として、特殊改良型バックホ
ー、凡用バックホー、定地式ミキサー、移動式ミキサ
ー、スタビライザー、一軸多軸浅層撹拌機、一軸多軸深
層撹拌機にて製造する。
明】の施工機械とし補助機として、特殊改良型バックホ
ー、凡用バックホー、定地式ミキサー、移動式ミキサ
ー、スタビライザー、一軸多軸浅層撹拌機、一軸多軸深
層撹拌機にて製造する。
【0037】耐薬品性地盤、耐薬品性地盤層を製造する
において、セメント系固化材、アスファルト系水性エマ
ルジョン、化学繊維を添加混合して製造する方法。
において、セメント系固化材、アスファルト系水性エマ
ルジョン、化学繊維を添加混合して製造する方法。
【0038】又、耐薬品性地盤、耐薬品性地盤層を製造
するにおいて、セメント系固化材、アスファルト系水性
エマルジョンを添加混合して製造する方法がある。
するにおいて、セメント系固化材、アスファルト系水性
エマルジョンを添加混合して製造する方法がある。
【0039】遮水性地盤、遮水性地盤層を製造するにお
いて、セメント系固化材、アスファルト系水性エマルジ
ョン、化学繊維を添加混合して製造する。
いて、セメント系固化材、アスファルト系水性エマルジ
ョン、化学繊維を添加混合して製造する。
【0040】遮水性地盤製造するのおいては、耐薬品性
同様、セメント系固化材、アスファルト系水性エマルジ
ョン2種が重要材料であり、化学繊維が構造体としての
強度特性に付与する。
同様、セメント系固化材、アスファルト系水性エマルジ
ョン2種が重要材料であり、化学繊維が構造体としての
強度特性に付与する。
【0041】透水性地盤製造方法においては、セメント
系固化材、アスファルト系水性エマルジョン、多孔石
(多孔砂)、3種を同時に対象土に添加し混合すること
により製造する方法。
系固化材、アスファルト系水性エマルジョン、多孔石
(多孔砂)、3種を同時に対象土に添加し混合すること
により製造する方法。
【0042】透水性地盤、透水性地盤層を製造するにお
いて、セメント系固化材、化学繊維を添加混合して製造
する方法。
いて、セメント系固化材、化学繊維を添加混合して製造
する方法。
【0043】及び、セメント系固化材、化学繊維、多孔
石(多孔砂)を添加混合して製造する方法。
石(多孔砂)を添加混合して製造する方法。
【0044】及び、セメント系固化材、化学繊維、アス
ファルト系水性エマルジョンを添加混合し、盛土状体に
したのち24時間〜48時間後使用する、製造方法。
ファルト系水性エマルジョンを添加混合し、盛土状体に
したのち24時間〜48時間後使用する、製造方法。
【0045】及び、セメント系固化材、化学繊維を添加
混合し盛土状体にし、24時間〜48時間自然養生、シ
ート養生後、多孔石(多孔砂)を加え混合して製造する
方法がある。
混合し盛土状体にし、24時間〜48時間自然養生、シ
ート養生後、多孔石(多孔砂)を加え混合して製造する
方法がある。
【0046】及び、セメント系固化材、化学繊維、アス
ファルト系水性エマルジョンを添加混合し、盛土状体に
し24時間〜48時間自然養生、シート養生後、多孔石
(多孔砂)を加え混合して製造する方法がある。
ファルト系水性エマルジョンを添加混合し、盛土状体に
し24時間〜48時間自然養生、シート養生後、多孔石
(多孔砂)を加え混合して製造する方法がある。
【0047】植生地盤、植生地盤層を製造するにおい
て、対象土に、セメント系固化材、アスファルト系水性
エマルジョン、化学繊維を添加混合したのち、盛土状体
にし自然養生、シート養生を24時間〜48時間したの
ち、有機質土、多孔石(多孔砂)を加え混合して製造す
る。
て、対象土に、セメント系固化材、アスファルト系水性
エマルジョン、化学繊維を添加混合したのち、盛土状体
にし自然養生、シート養生を24時間〜48時間したの
ち、有機質土、多孔石(多孔砂)を加え混合して製造す
る。
【0048】植生地盤、植生地盤層を製造するにおい
て、対象土の粗性および含水量の調査が重要であり、各
主材、セメント系固化材、アスファルト系水性エマルジ
ョン、化学繊維、有機質土、多孔石(多孔砂)の配合量
の決定をなす。
て、対象土の粗性および含水量の調査が重要であり、各
主材、セメント系固化材、アスファルト系水性エマルジ
ョン、化学繊維、有機質土、多孔石(多孔砂)の配合量
の決定をなす。
【0049】以下、本発明の実施例に基づきさらに本発
明について詳細に説明するが、かかる実施例によって本
発明が限定されるものでない。
明について詳細に説明するが、かかる実施例によって本
発明が限定されるものでない。
【0050】実施例1、試験土、砂質シルトにてセメン
ト系固化材、アスファルト系水性エマルジョン、ビニロ
ン繊維をミキサーで混合した後、材令7日にての、改良
後の含水比、湿潤密度、一軸圧縮強さ、曲げ強さ、透水
試験、すりへり減量、以上(表1、表2)に示す。 試 験 結 果 一 覧 表
ト系固化材、アスファルト系水性エマルジョン、ビニロ
ン繊維をミキサーで混合した後、材令7日にての、改良
後の含水比、湿潤密度、一軸圧縮強さ、曲げ強さ、透水
試験、すりへり減量、以上(表1、表2)に示す。 試 験 結 果 一 覧 表
【表1】
【表2】 なお透水試験は、JIS A1218変水位試験、一軸
圧縮試験は、JIS A1216準拠としロサンゼルス
試験機によるスリヘリ試験とする。
圧縮試験は、JIS A1216準拠としロサンゼルス
試験機によるスリヘリ試験とする。
【0051】実施例2、試験土、砂質シルトにてセメン
ト系固化材200キログラム/立方メートル・、アスファ
ルト系水性エマルジョン10キログラム/立方メートル
・、ビニロン繊維10キログラム/立方メートル・をミ
キサーで混合した後、材令7日にての、水道水、10%食
塩水、10%水酸化カルシウム溶液、セメント飽和液、重
油、10%塩化カルシウム溶液、PH=3硫酸水溶液、P
H=3酢酸溶液、各種薬品液に30日間浸潰後の外観を
観察する。 試 験 結 果
ト系固化材200キログラム/立方メートル・、アスファ
ルト系水性エマルジョン10キログラム/立方メートル
・、ビニロン繊維10キログラム/立方メートル・をミ
キサーで混合した後、材令7日にての、水道水、10%食
塩水、10%水酸化カルシウム溶液、セメント飽和液、重
油、10%塩化カルシウム溶液、PH=3硫酸水溶液、P
H=3酢酸溶液、各種薬品液に30日間浸潰後の外観を
観察する。 試 験 結 果
【表3】
【0052】実施例3、人工小規模河川の建設工事、従
来の工法で用いられる、河川底部及び側部(法面部)の
フレッシュコンクリート、コンクリート二次製品、自然
石でなく、本発明の、地盤改良材を使用し、土質、砂質
シルトに添加混合、転圧し河川構造部分、法面緑化部分
の建設をした。
来の工法で用いられる、河川底部及び側部(法面部)の
フレッシュコンクリート、コンクリート二次製品、自然
石でなく、本発明の、地盤改良材を使用し、土質、砂質
シルトに添加混合、転圧し河川構造部分、法面緑化部分
の建設をした。
【0053】セメント系固化材(宇部鉱産社製UKC)
200キログラム/立方メートル・、アスファルト系水性
エマルジョン(トキワケミカル社製ブラジック−C)キ
ログラム/立方メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製
4000デニール/1本×30ミリメートルカット)10キログ
ラム/立方メートル・を使用し河川構造体を建設した。
セメント系固化材(宇部鉱産社製UKC)100キログラ
ム/立方メートル・、アスファルト系水性エマルジョン
(トキワケミカル社製ブラジック−C)5キログラム/
立方メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製4000デニー
ル/1本×30ミリメートルカット)10キログラム/立方
メートル・有機質土200キログラム/立方メートル・、
多孔石100キログラム/立方メートル・を使用し混合敷
きならし軽量転圧ののち、平均水位より上部法面部に植
物種子10g/ヘイホーメートルをまき木製トンボ、木ゴ
テで敷き押さえ、緑化工事完了とした。なお、河川底部
及び、側部(法面部)の構造体においては一軸圧縮試験
により十分な強度の確認をし、緑化工事においても施行
後、発芽植生の確認(6ヶ月間中)をした。
200キログラム/立方メートル・、アスファルト系水性
エマルジョン(トキワケミカル社製ブラジック−C)キ
ログラム/立方メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製
4000デニール/1本×30ミリメートルカット)10キログ
ラム/立方メートル・を使用し河川構造体を建設した。
セメント系固化材(宇部鉱産社製UKC)100キログラ
ム/立方メートル・、アスファルト系水性エマルジョン
(トキワケミカル社製ブラジック−C)5キログラム/
立方メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製4000デニー
ル/1本×30ミリメートルカット)10キログラム/立方
メートル・有機質土200キログラム/立方メートル・、
多孔石100キログラム/立方メートル・を使用し混合敷
きならし軽量転圧ののち、平均水位より上部法面部に植
物種子10g/ヘイホーメートルをまき木製トンボ、木ゴ
テで敷き押さえ、緑化工事完了とした。なお、河川底部
及び、側部(法面部)の構造体においては一軸圧縮試験
により十分な強度の確認をし、緑化工事においても施行
後、発芽植生の確認(6ヶ月間中)をした。
【0054】実施例4、法面安定緑化工事、セメント系
固化材(三菱マテリアル社製スタビライト)250キログ
ラム/立方メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製4000
デニール/1本×30ミリメートルカット)10キログラム
/立方メートル・、アスファルト系水性エマルジョン
(トキワケミカル社製ブラジック-C)5キログラム/立
方メートル・を現状粘性土にしょう、混合したのち、成
形し法面部を完成させた。
固化材(三菱マテリアル社製スタビライト)250キログ
ラム/立方メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製4000
デニール/1本×30ミリメートルカット)10キログラム
/立方メートル・、アスファルト系水性エマルジョン
(トキワケミカル社製ブラジック-C)5キログラム/立
方メートル・を現状粘性土にしょう、混合したのち、成
形し法面部を完成させた。
【0055】法面完成後、セメント系固化材(三菱マテ
リアル社製スタビライト)60キログラム/立方メートル
・、ビニロン繊維(クラレ社製4000デニール/1本×30
ミリメートルカット)15キログラム/立方メートル・、
植物種子2キログラム/立方メートル・、有機質土、多
孔砂2:1の割合の混合物に投入しミキサーにて水を加
え撹拌しスラリー状にしたのち、完成法面へ呼付を行な
い緑化工事を完成とした。なお、呼付を行なう前に定着
母体として、(クラレ社製品番VK0707モルタル補
強ネット)を布設した。又、構造体法面部において、一
軸圧縮試験にて強度の確認をし、緑化工事においても十
分な植生を6ヶ月後に確認をした。
リアル社製スタビライト)60キログラム/立方メートル
・、ビニロン繊維(クラレ社製4000デニール/1本×30
ミリメートルカット)15キログラム/立方メートル・、
植物種子2キログラム/立方メートル・、有機質土、多
孔砂2:1の割合の混合物に投入しミキサーにて水を加
え撹拌しスラリー状にしたのち、完成法面へ呼付を行な
い緑化工事を完成とした。なお、呼付を行なう前に定着
母体として、(クラレ社製品番VK0707モルタル補
強ネット)を布設した。又、構造体法面部において、一
軸圧縮試験にて強度の確認をし、緑化工事においても十
分な植生を6ヶ月後に確認をした。
【0056】実施例4、航空走路部分工事、セメント系
固化材(三菱マテリアル社製スタビライト)300キログ
ラム/立方メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製4000
デニール/1本×30ミリメートルカット)10キログラム
/立方メートル・、アスファルト系水性エマルジョン
(トキワケミカル社製ブラジック-C)5キログラム/立
方メートル・を現状土質、砂質シルトに添加混合した
後、転圧し完成した。
固化材(三菱マテリアル社製スタビライト)300キログ
ラム/立方メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製4000
デニール/1本×30ミリメートルカット)10キログラム
/立方メートル・、アスファルト系水性エマルジョン
(トキワケミカル社製ブラジック-C)5キログラム/立
方メートル・を現状土質、砂質シルトに添加混合した
後、転圧し完成した。
【0057】なお、圧縮強度、せん断強度とともに十分
な強度が得られた。
な強度が得られた。
【0058】人工景観池建設工事、セメント系固化材
(三菱マテリアル社製スタビライト)200キログラム/
立方メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製350デニー
ル/1本×12ミリメートルカット)10キログラム/立方
メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製4000デニール/
1本×30ミリメートルカット)10キログラム/立方メー
トル・、アスファルト系水性エマルジョン(トキワケミ
カル社製ブラジック-C)8キログラム/立方メートル・
を現状土、砂質土に水30キログラム/立方メートル・と
ともに混合し、池全体に敷きならし転圧をし池、景観成
形した。
(三菱マテリアル社製スタビライト)200キログラム/
立方メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製350デニー
ル/1本×12ミリメートルカット)10キログラム/立方
メートル・、ビニロン繊維(クラレ社製4000デニール/
1本×30ミリメートルカット)10キログラム/立方メー
トル・、アスファルト系水性エマルジョン(トキワケミ
カル社製ブラジック-C)8キログラム/立方メートル・
を現状土、砂質土に水30キログラム/立方メートル・と
ともに混合し、池全体に敷きならし転圧をし池、景観成
形した。
【0059】また、池平均水位周辺2m巾を、セメント
系固化材(三菱マテリアル社製スタビライト)80キログ
ラム/立方メートル・、有機質土、現状砂質土に1:2
の割合で混合し敷きならし軽い、転圧をほどこし植生層
の完成とした。なお、池完成後、満水試験を行なった結
果良好であった。
系固化材(三菱マテリアル社製スタビライト)80キログ
ラム/立方メートル・、有機質土、現状砂質土に1:2
の割合で混合し敷きならし軽い、転圧をほどこし植生層
の完成とした。なお、池完成後、満水試験を行なった結
果良好であった。
【0060】本発明において、セメント系固化材、アス
ファルト系水性エマルジョン、化学繊維、有機質土、多
孔石(多孔砂)以上5種からなる主材を2種から5種の
組合せからなる組成物による地盤改良材を提供すること
により、圧縮強度、せん断強度、耐スリヘリ性など強度
特性、耐薬品性、遮水性、透水性、植生にすぐれた地
盤、地盤層を提供する。
ファルト系水性エマルジョン、化学繊維、有機質土、多
孔石(多孔砂)以上5種からなる主材を2種から5種の
組合せからなる組成物による地盤改良材を提供すること
により、圧縮強度、せん断強度、耐スリヘリ性など強度
特性、耐薬品性、遮水性、透水性、植生にすぐれた地
盤、地盤層を提供する。
【0061】又、本発明において産業廃棄物処理場、一
般ゴミ処理場等の、地下土壌、地下水の汚染防止に寄与
することができ、施工上の面からも重要な作業すなわち
側壁部(法面部)、底部を機械化することにより従来工
法でのシート布設工事、ベントナイト等での安定処理な
どに比べ、より安全な処理施設となり建設工期も従来工
法より、30%以上削減となり建設費においても20%以
上削減となる。
般ゴミ処理場等の、地下土壌、地下水の汚染防止に寄与
することができ、施工上の面からも重要な作業すなわち
側壁部(法面部)、底部を機械化することにより従来工
法でのシート布設工事、ベントナイト等での安定処理な
どに比べ、より安全な処理施設となり建設工期も従来工
法より、30%以上削減となり建設費においても20%以
上削減となる。
【0062】なお、本発明において河川築堤建設工事
内、コア部工事においても遮水性、強度特性を有し安定
安全性の面からも十分な築堤コア部の働きをし法面緑化
にても、本発明、植生地盤層の形成することにより緑化
築堤となる。
内、コア部工事においても遮水性、強度特性を有し安定
安全性の面からも十分な築堤コア部の働きをし法面緑化
にても、本発明、植生地盤層の形成することにより緑化
築堤となる。
【0063】又、従来工法では、法面部においてフレッ
シュコンクリート、コンクリート二次製品などの施工と
なり緑化、植生ともできない。
シュコンクリート、コンクリート二次製品などの施工と
なり緑化、植生ともできない。
【0064】建設費、建設工期においても、20%〜30%
の工費、工期の削減となる。
の工費、工期の削減となる。
Claims (8)
- 【請求項1】対象土1・に対し、セメント系固化材100
〜400キログラム/立方メートル・,アスファルト系水性
エマルジョン5〜20キログラム/立方メートル・,化学繊
維3〜20キログラム/立方メートル・を組み合わせから
なる組成物を特徴とする耐薬品性に付与する地盤改良
材。 - 【請求項2】対象土1・に対し、セメント系固化材100
〜400キログラム/立方メートル・,アスファルト系水性
エマルジョン5〜20キログラム/立方メートル・,化学繊
維3〜20キログラム/立方メートル・を砂質土、シル
ト、粘性土からなる地盤に添加し混合することを特徴と
する耐薬品性を有する改良地盤を製造する方法。 - 【請求項3】対象土1・に対し、セメント系固化材50〜
400キログラム/立方メートル・,アスファルト系水性エ
マルジョン0.1〜20キログラム/立方メートル・化学繊
維3〜100キログラム/立方メートル・,有機質土0.1〜
1、000キログラム/立方メートル・、多孔石(多孔砂)
0.1〜1、000キログラム/立方メートル・を組み合わせ
からなる組成物を特徴とする植生に付与する改良地盤
材。 - 【請求項4】対象土1・に対し、セメント系固化材50〜
400キログラム/立方メートル・、アスファルト系水性
エマルジョン0.1〜20キログラム/立方メートル・,化学
繊維3〜20キログラム/立方メートル・、有機質土0.1〜
1、000キログラム/立方メートル・,多孔石(多孔砂)
0.1〜1、000キログラム/立方メートル・を砂質土、シ
ルト、粘性土からなる地盤に添加し混合することを特徴
とする植生に付与する改良地盤を製造する方法。 - 【請求項5】対象土1・に対し、セメント系固化材50〜
400キログラム/立方メートル・、アスファルト系水性
エマルジョン3〜20キログラム/立方メートル・、化学
繊維0.1〜20キログラム/立方メートル・、組み合わせ
からなる組成物を特徴とする遮水性を付与する地盤改良
材。 - 【請求項6】対象土1・に対し、セメント系固化材50〜
400キログラム/立方メートル・,アスファルト系水性エ
マルジョン3〜20キログラム/立方メートル・,化学繊維
0.1〜20キログラム/立方メートルキログラム/立方メ
ートル・を砂質土、シルト、粘性土からなる地盤に添加
し混合することを特徴とする遮水性を有する改良地盤を
製造する方法。 - 【請求項7】対象土1・に対し、セメント系固化材100
〜400キログラム/立方メートル・,アスファルト系水性
エマルジョン0.1〜20キログラム/立方メートル・,化学
繊維3〜20キログラム/立方メートル・、多孔石(多孔
砂)500〜3、000キログラム/立方メートル・を組み合
わせからなる組成物を特徴とする透水性を付与する改良
地盤材。 - 【請求項8】対象土1・に対し、セメント系固化材100
〜400キログラム/立方メートル・,アスファルト系水性
エマルジョン0.1〜20キログラム/立方メートル・,化学
繊維3〜20キログラム/立方メートル・、多孔石(多孔
砂)500〜3、000キログラム/立方メートル・を砂質
土、シルト、粘性土からなる地盤に添加し混合すること
を特徴とする透水性を付与する改良地盤を製造する方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11035351A JP2000234329A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 地盤改良材及び改良地盤を製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11035351A JP2000234329A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 地盤改良材及び改良地盤を製造する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000234329A true JP2000234329A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12439456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11035351A Pending JP2000234329A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 地盤改良材及び改良地盤を製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000234329A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100439605C (zh) * | 2006-07-25 | 2008-12-03 | 南京大学 | 短丝纤维加筋石灰土地基处理方法 |
CN102251515A (zh) * | 2011-05-05 | 2011-11-23 | 天津城市建设学院 | 一种麦秸秆加筋盐渍土及其固化方法 |
CN103498459A (zh) * | 2013-09-18 | 2014-01-08 | 河海大学 | 一种纤维丝加筋砂土抗液化处理的方法 |
CN104234026A (zh) * | 2014-08-18 | 2014-12-24 | 河海大学 | 一种秸秆纤维丝加筋水泥改良松填土地基及其施工方法 |
-
1999
- 1999-02-15 JP JP11035351A patent/JP2000234329A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100439605C (zh) * | 2006-07-25 | 2008-12-03 | 南京大学 | 短丝纤维加筋石灰土地基处理方法 |
CN102251515A (zh) * | 2011-05-05 | 2011-11-23 | 天津城市建设学院 | 一种麦秸秆加筋盐渍土及其固化方法 |
CN103498459A (zh) * | 2013-09-18 | 2014-01-08 | 河海大学 | 一种纤维丝加筋砂土抗液化处理的方法 |
CN104234026A (zh) * | 2014-08-18 | 2014-12-24 | 河海大学 | 一种秸秆纤维丝加筋水泥改良松填土地基及其施工方法 |
CN104234026B (zh) * | 2014-08-18 | 2016-05-25 | 河海大学 | 一种秸秆纤维丝加筋水泥改良松填土地基及其施工方法 |
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