JP2000232823A - 植物栽培パック - Google Patents

植物栽培パック

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JP2000232823A
JP2000232823A JP11035466A JP3546699A JP2000232823A JP 2000232823 A JP2000232823 A JP 2000232823A JP 11035466 A JP11035466 A JP 11035466A JP 3546699 A JP3546699 A JP 3546699A JP 2000232823 A JP2000232823 A JP 2000232823A
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JP
Japan
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plant
bag
water
plant cultivation
pot
Prior art date
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Pending
Application number
JP11035466A
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English (en)
Inventor
Koki Sakamoto
弘毅 坂元
Shinichi Koyama
伸一 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Heart Land KK
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Heart Land KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から空気、水分等を補給することなく植
物を成長させることが可能で、携行に便利で、観賞にも
耐え得る植物栽培パックを提供する。 【解決手段】 透明な合成樹脂製の袋17内に、植物1
5が植生する鉢11、適量の水W、空気21が封入され
るとともに、袋17は密封されている。また、袋17の
上部には、携行部としての手提げプレート19が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に観賞用の植
物栽培パックに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】植物は光合成により、
二酸化炭素と光とから酸素と有機物とをつくりだして成
長する。
【0003】従って、例えば鉢植え状態の植物を管理す
る場合には、鉢植え植物を日当たりの良いところに置い
て、時々水を与えるようにしていた。そして、鉢植え植
物を携行や運搬する場合にも、水と空気の補給が必要で
あることから、鉢植え植物は開放された袋またはケース
に収容されていた。
【0004】このため、携行や運搬に不便なばかりでな
く、袋またはケースに収容された状態では観賞に不適切
であった。加えて、袋またはケースは開放されているた
め、それらに収容された状態でも水の補給は欠かせない
ものであった。
【0005】この発明の目的とするところは、外部から
空気、水分等を補給することなく植物を成長させること
が可能で、携行に便利で、観賞にも耐え得る植物栽培パ
ックを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、水および空気を密封し
た容器内に、培養状態の植物を収容したことを要旨とし
ている。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、容器は、透明または半透明の合成樹脂
製の袋であることを要旨としている。請求項3に記載の
発明は、請求項1または請求項2に記載の発明におい
て、携行部を備えたことを要旨としている。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
うちいずれか一項に記載の発明において、植物は、鉢に
いけられていることを要旨としている。請求項5に記載
の発明は、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発
明において、鉢は、培養土と、その培養土の上面を覆う
スポンジとを収容したことを要旨としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
形態について、図1〜図3に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1〜図3に示すように、鉢11は、微粒
木粉を混入させたアクリル、ポリエステル等の合成樹脂
により形成されており、周壁の長辺部11aに変曲部を
形成している。鉢11内には、培養土13が充填される
とともに、培養土13の上面は水を含んだスポンジ14
で被覆されている。植物15は、培養土13中に植生し
ている。説明プレート16は、逆三角形状の防水紙から
なる。説明プレート16の表裏には、植物名、栽培方法
がそれぞれ明記されている。説明プレート16は、その
下端が培養土13に埋設されることにより立設されてい
る。
【0011】合成樹脂製の袋17は、透明な合成樹脂製
シートの両側端部18を溶着して、密閉の袋状に形成さ
れている。そして、鉢11および植物15は、袋17内
に収容されて密封被覆されている。
【0012】携行部としての手提げプレート19は、紙
製で二つ折りにされ、上部において手提げ孔20が切除
されるとともに、袋17の上端のあまり代22にステー
プル針23により取り付けられている。
【0013】袋17には、適量の水Wが貯留されるとと
もに、空気21が袋17をある程度膨らませるように封
入されている。従って、培養土13にはスポンジ14と
の吸引作用により水分が補給される。即ち、袋17を反
転させて袋17の底部に貯留された水Wを直接スポンジ
14に含ませたりして補給される。あるいは、袋17の
内面に結露した水滴25を外側から叩いたりして補給さ
れる。
【0014】植物15は、呼吸により、培養土13中の
有機物と、袋17内部の空気21中の酸素とから、二酸
化炭素とエネルギを生産する。即ち、呼吸により得られ
る酸素と、水Wを介して培養土13中から得られる有機
物とからエネルギをつくりだし、二酸化炭素を排出す
る。一方、袋17を透過する光と、袋17内の空気21
中の二酸化炭素とから、酸素と有機物を生産する。水W
は、培養土13および植物15から蒸発し、袋17内面
に水滴25として凝縮して底部17aに溜まり、その一
部が培養土13に補給される。
【0015】以上のように、袋17内部は、あたかも地
球上における環境と同様な循環系をつくりだし、袋17
内部での植物15の成長を可能にしている。また、植物
15が袋17内部で十分成長したら、鉢11を袋17か
ら取り出し、そのまま外部で植物15を育成する。
【0016】次に、上記実施形態によって発揮される効
果について説明する。 (1) 本実施形態では、袋17内においては、水分、
酸素、二酸化炭素が植物を介して循環する。そのため、
植物は光合成をおこなうことができる環境であれば、水
Wを補給する等の手間をかけることなく育成が可能であ
る。
【0017】従って、保管はもちろんのこと、携行や運
搬に便利で面倒がかからない。また、袋17内におい
て、通常の鉢植えと同様に育成できることから、植物1
5を袋17内に収容した状態でも観賞用として有用であ
る。しかも、袋17内が完全に外部と遮断されているた
め、害虫、病気から植物15を守ることができる。
【0018】(2) 本実施形態では、手提げ孔20を
有する手提げプレート19が上部に設けられているた
め、持ち運びに便利である。 (3) 植物15は、鉢11にいけられているため、成
長後に袋17の外部に取り出してそのまま育成ができ
る。
【0019】(4) 鉢11内の培養土13の上面を被
覆するスポンジ14が設けられているため、培養土13
が鉢11の外へ流出してしまうことを防止できる。しか
も、水Wはこのスポンジ14を介して培養土13に補給
される。
【0020】(5) 鉢11は微粒木粉を混入した合成
樹脂で形成されているため、丈夫で、しかも軽くて持ち
運びに便利である。なお、前記実施形態を次のように変
更して構成することもできる。
【0021】(a) 袋17として、内包される植物1
5の光合成を阻害しない程度の半透明なものを使用する
こと。 (b) 本実施形態では、手提げプレート19を袋17
のあまり代22で、ステープル針23により固定した。
これを、接着剤による固定に変更すること。このように
すれば、あまり代22は必要なくなる。
【0022】(c) あまり代22に手提げ孔20を設
けること。このようにすれば、手提げプレート19が不
要になる。また、以上の(a)〜(c)のように構成を
変更しても、前記効果(1)〜(5)と同様の効果を得
ることができる。
【0023】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 ・ 請求項1〜5のうちいずれか一項において、植物の
水性栽培とした植物栽培パック。 ・ 請求項1〜5のうちいずれか一項において、密閉容
器は、透明または半透明の硬質樹脂製ケースとした植物
栽培パック。このような構成とすれば、インテリアとし
ても使える。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、容器内において植物の循環系が形成される
ため、植物の保管、携行、運搬に便利で、観賞にも有用
なものとなる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、密封容器
は、透明または半透明の樹脂製袋であるため、植物が光
合成をおこなうことを阻害しない。請求項3に記載の発
明によれば、携行部を備えているため、持ち運びに便利
である。
【0026】請求項4に記載の発明によれば、植物は、
鉢にいけられているため、成長後に外部に取り出してそ
のまま育成ができる。請求項5に記載の発明によれば、
培養土の上面を覆うスポンジが設けられているため、必
要な水分を効率よく植物に供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の植物栽培パックを示す正面図。
【図2】 同じく、側面図。
【図3】 鉢の斜視図
【符号の説明】
1…植物栽培パック、11…鉢、13…培養土、14…
スポンジ、15…植物、17…袋、19…携行部として
の手提げプレート、21…袋内空気、W…水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 伸一 東京都練馬区大泉学園町2丁目8番9− 504号 有限会社 ハートランド 内 Fターム(参考) 2B027 NC02 NC24 NC53 ND01 QA05 RA03 RA22 RA26 UA20 VA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水および空気を密封した容器内に、培養
    状態の植物を収容した植物栽培パック。
  2. 【請求項2】 容器は、透明または半透明の合成樹脂製
    の袋である請求項1に記載の植物栽培パック。
  3. 【請求項3】 携行部を備えた請求項1または請求項2
    に記載の植物栽培パック。
  4. 【請求項4】 植物は、鉢にいけられている請求項1〜
    3のうちいずれか一項に記載の植物栽培パック。
  5. 【請求項5】 鉢は、培養土と、その培養土の上面を覆
    うスポンジとを収容した請求項1〜4のうちいずれか一
    項に記載の植物栽培パック。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020167960A (ja) * 2019-04-04 2020-10-15 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 植物栽培容器、植物栽培施設、及び植物栽培方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020167960A (ja) * 2019-04-04 2020-10-15 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 植物栽培容器、植物栽培施設、及び植物栽培方法
JP7194998B2 (ja) 2019-04-04 2022-12-23 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 植物栽培容器、植物栽培施設、及び植物栽培方法

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