JP2000232448A - 試験装置及びその試験方法 - Google Patents

試験装置及びその試験方法

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JP2000232448A
JP2000232448A JP3316899A JP3316899A JP2000232448A JP 2000232448 A JP2000232448 A JP 2000232448A JP 3316899 A JP3316899 A JP 3316899A JP 3316899 A JP3316899 A JP 3316899A JP 2000232448 A JP2000232448 A JP 2000232448A
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JP
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crc
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test
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JP3316899A
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English (en)
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Yasushi Kachi
靖司 可知
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばCRC算出等に用いられる、高価な外
付け回路を必要とせず、受信パケットのエラー検出を行
う。 【解決手段】 タイミング生成回路120の生成するタ
イミング信号に従って、S/P変換回路110は入力し
た受信データをパラレルデータに変換してCPU130
に出力する。CPU130は、S/P変換回路110よ
り入力したデータを参照して、メモリ140に格納され
た所定の診断情報、例えば、CRCやPN符号を検索す
る。続いて、エラー検出手段により、所定の診断情報、
例えば、CRCやPN符号と受信データ中のCRCやP
N符号を比較して受信パケットのエラー検出処理を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置の性能評
価等の試験を行う試験装置及びその試験方法に関し、特
にCRC(巡回冗長検査:Cyclic Redund
ancy Check)を付加した固定長のパケットを
送受信する通信装置の試験を行う試験装置及びその試験
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パケットを送受信する通信装置に
おけるパケットエラー測定等、通信装置の試験を行う場
合、通信装置にCRCを付加したエラー検査用パケット
を送信し、受信側においてそのエラー検査用パケットを
正常に受信できたかどうかCRCを検査することによっ
て調べ、エラーを測定していた。この時、エラー検査用
パケットとして「任意のデータ+CRC」という形式パ
ターンを用いていた。
【0003】このような従来の試験装置及び試験方法に
おいては、エラー検査用パケットのCRCは、ハードウ
エアでCRC演算を行って生成していることが多い。従
来の試験装置について説明する。図14は、従来の試験
装置のブロック図である。従来の試験装置は、CRC演
算を行うCRC演算回路910、タイミングを生成する
タイミング生成回路920、及び全体を制御するCPU
930とから構成される。CRC演算回路910は、入
力するデータ(DATA)からCRCを算出し、パケッ
トに付加されたCRCと比較を行い、その結果をCPU
930に出力する。CRC演算回路910の詳細につい
て説明する。図15は、従来の試験装置のCRC演算回
路のブロック図である。CRC演算回路は、6ビットの
シフトレジスタ911、912と、4ビットのシフトレ
ジスタ913と、排他的論理和演算を行う914、91
5、916とから構成される。合計16ビットのシフト
レジスタ911、912、913は初期値が全て1であ
り、それぞれのシフトレジスタはビット番号の大きいほ
うから小さい方向へシフトしていく。この回路を動作さ
せることにより、16ビットCRCを計算することがで
きる。
【0004】図14に戻って説明する。タイミング生成
回路920は、外部から入力したタイミング信号(TM
G)からCRC演算回路910のリセット信号、CRC
受信区間を示すCRCゲート信号を生成するとともに、
CPU930に対して、CRCの結果が出たことを示す
割込み信号を生成する。CPU930は、CRC演算回
路910から入力したCRC診断結果によりエラー検出
を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明の従来の試験装置及び試験方法においては、試験の制
御を行うCPUの他に、例えば、CRCを計算するため
の外付け回路が必要であるという問題がある。試験に用
いられるパケットのテストパターンは、データのランダ
ム性を考慮して、PNパターン(擬似乱数)を使用する
ことが多い。このため、従来の試験装置では、PNパタ
ーンによるテストパターンを生成し、それに上記説明の
CRC演算回路による演算を施しCRCを算出してい
た。しかしながら、このようなPNパターンデータから
CRCを算出するためだけにCRC演算回路を付加する
ことにより、試験装置のコストが上がってしまう。ま
た、CRC演算回路には上記説明のより複雑なタイミン
グ生成回路が必要となり、CRC演算回路のリセット
等、1クロック単位のタイミングを考慮しなければなら
ないハードウエア設計が必要となるという問題がある。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、例えばCRC算出等に用いられる、高価な外
付け回路を必要としない安価な試験装置及び試験方法を
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、CRC(巡回冗長検査:CyclicR
edundancy Check)を付加したパケット
を送受信する通信装置の通信試験を行う試験装置におい
て、n段PN符号(擬似乱数、pseudorando
m sequenceまたはpseudo noise
sequence)とCRCから成る固定長試験パケ
ット受信時に受信パケットの診断に用いるn段PN符号
のパターンに対応する診断情報を予め記録した記録手段
と、前記受信パケットのn段PN符号のパターンに対応
する前記診断情報を検索する検索手段と、前記検索され
た診断情報に基づいて前記受信パケットのエラーを検出
するエラー検出手段と、を有することを特徴とする試験
装置であることを特徴とする。このような構成の試験装
置では、検索手段は、受信パケットに基づいて、記録手
段に記録された診断情報を検索する。エラー検出手段
は、検索された診断情報に基づき受信パケットを診断し
てエラーを検出する。このように、受信パケットの診断
情報を予め記録手段に記録しておくことにより、受信時
に診断情報を生成する高価な外付け回路を用いる必要が
なく、安価な試験装置を提供することができる。
【0007】また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、請求項1記載の記録手段は、n段PN符号の先頭n
ビットが所定のビット列で始まる固定長PN符号に対し
て算出されたCRCを先頭nビットに対応して記録して
おり、前記検索手段は、前記受信パケットの先頭nビッ
トを参照して前記記録手段に記録されたCRCを検索
し、前記エラー検出手段は、前記検索されたCRCと前
記受信パケットに含まれるCRCとを比較してエラーを
検出する試験装置であることを特徴とする。このような
構成の試験装置では、記録手段にn段PN符号の先頭n
ビットに対応して計算されたCRCが記録されており、
試験パケットの先頭nビットを受信した時点で検索手段
によって受信パケットのCRCを算出することができ
る。このため、高価な外付けCRC演算回路を付加する
必要がなく、安価な試験装置を提供することができる。
【0008】また、本発明のうち請求項3記載の発明
は、請求項1、2記載の発明の前記記録手段は、n段P
N符号のnビットのデータ列が一巡する1周期のn段P
N符号ビット列と、前記n段PN符号ビット列に所定の
nビット列が現れる位置を示したポインタと、を記録し
ており、前記検索手段は、前記受信パケットの先頭nビ
ットを参照して前記ポインタを検索し、前記エラー検出
手段は、前記検索されたポインタに示された位置から始
まるn段PN符号ビット列と、前記受信パケットのn段
PN符号ビット列とを比較してエラーを検出する試験装
置であることを特徴とする。このような構成の試験装置
は、さらに、1周期のn段PN符号ビット列と、このビ
ット列に所定のnビットが現れる位置を示したポインタ
を記録手段に記録し、受信パケットの先頭nビットを参
照してn段PNデータ列を検索し、受信パケットと比較
する。これにより、更に迅速に受信パケット診断を行う
ことができる。
【0009】また、本発明のうち請求項4記載の発明
は、CRCを付加したパケットを送受信する通信装置の
試験方法において、n段PN符号とCRCから成る固定
長試験パケット受信時に受信パケットの診断に用いるn
段PN符号のパターンに対応する診断情報を記録手段に
予め記録し、前記試験パケットを受信時に前記予め記録
された試験情報から前記受信パケットのn段PN符号に
対応する前記診断情報を検索し、前記検索された診断情
報に基づいて前記受信パケットの診断を行いエラーを検
出する手順、を有する試験方法であることを特徴とす
る。このような手順の試験方法は、予め記録されている
診断情報から受信パケットに対応する診断情報を検索
し、検索された試験情報により受信パケットを診断す
る。これにより、試験パケットを受信毎に試験情報を生
成する手順を省くことができる。
【0010】また、本発明のうち請求項5記載の発明
は、請求項4記載の前記診断情報は、n段PN符号の先
頭nビットに対応して記録されている所定の固定長PN
符号のCRCであり、前記試験情報を検索しエラーを検
出する手順は、前記受信パケットを受信時に前記受信パ
ケットの先頭nビットを参照して前記記録されたCRC
を検索し、前記検索されたCRCと前記受信パケットに
含まれるCRCとを比較してエラーを検出する試験方法
であることを特徴とする。このような手順の試験方法
は、予め先頭nビットに対応して記録されたCRCを、
受信した試験パケットの先頭nビットを参照して検索す
る。検索されたCRCにより受信パケットのCRCを診
断する。このため、時間のかかる受信パケットのCRC
を計算する手順を省くことができる。あるいは、高価な
外付けCRC演算回路を付加する必要がない。
【0011】また、本発明のうち請求項6記載の発明
は、請求項4、5記載の前記診断情報は、n段PN符号
のnビットのデータ列が一巡する1周期のn段PN符号
ビット列と、前記n段PN符号ビット列に所定のnビッ
ト列が現れる位置を示したポインタであり、前記試験情
報を検索しエラーを検出する手順は、前記受信パケット
の先頭nビットを参照して前記ポインタを検索し、前記
検索されたポインタに示された位置から始まるn段PN
符号ビット列と、前記受信パケットのn段PN符号ビッ
ト列とを比較してエラーを検出する試験方法であること
を特徴とする。このような手順の試験方法は、1周期の
n段PN符号ビット列と、このビット列に所定のnビッ
トが現れる位置を示したポインタを記録手段に記録し、
受信パケットの先頭nビットを参照してn段PNビット
列を検索し、受信パケットと比較する。これにより、更
に迅速に受信パケット診断を行うことができる。
【0012】また、本発明のうち請求項7記載の発明
は、CRCを付加したパケットを送受信する通信装置の
試験プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体において、n段PN符号とCRCから成る固定
長試験パケット受信時に受信パケットの診断に用いるn
段PN符号のパターンに対応する診断情報を記録手段に
予め記録する手順と、前記受信パケットを受信時に前記
予め記録された試験情報から前記受信パケットのn段P
N符号に対応する前記診断情報を検索する手順と、前記
検索された診断情報に基づいて前記受信パケットの診断
を行いエラーを検出する手順、をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であることを特徴とする。このようなプログラ
ムにより、コンピュータは、予め記録されている診断情
報から受信パケットに対応する診断情報を検索し、検索
された試験情報により受信パケットを診断する。これに
より、試験パケットを受信毎に試験情報を生成する手順
を省くことができる。
【0013】また、本発明のうち請求項8記載の発明
は、CRCを付加したパケットを送受信する通信装置の
試験に用いられる試験情報を記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体において、前記試験情報は、前記記
録媒体にn段PN符号とCRCから成る固定長試験パケ
ットに関するn段PN符号ビット列ファイル、CRCフ
ァイル、及びポインタファイルとして記録され、前記n
段PN符号ビット列ファイルは、n段PN符号のnビッ
トのデータ列が一巡する1周期のビット列を記録したデ
ータ領域を有し、前記CRCファイルは、n段PN符号
の先頭nビットに対応つけて記録した所定の固定長PN
符号のCRCデータ領域を有し、前記ポインタファイル
は、前記n段PN符号データファイルに記録されたn段
PN符号ビット列に所定のnビット列が現れる位置を示
したポインタデータ領域を有し、前記CRCデータ領域
及び前記ポインタデータ領域は前記nビットのデータパ
ターンに基づいてソートされていることを特徴とする試
験情報を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であることを特徴とする。このような試験情報を記録し
た記録媒体を用いて、受信した試験パケットの先頭nビ
ットを参照して、CRC及びn段PNデータ列を検索
し、受信パケットを診断することができる。このため、
高価な外付けCRC演算回路を必要としない安価な試験
装置を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある試験装置のブロック図である。本発明に係る試験装
置は、受信パケットデータをパラレルデータに変換する
シリアル/パラレル変換回路(以下、S/P変換回路と
する)110、タイミングを生成するタイミング生成回
路120、試験装置全体の制御を行うCPU130、受
信パケットを診断する際に用いる診断情報を格納するメ
モリ140とから構成される。S/P変換回路110
は、受信データ信号(DATA)とクロック信号(CL
K)を入力し、入力したデータを8ビット単位でパラレ
ルデータに変換する。タイミング生成回路120は、シ
リアル/パラレル変換タイミング(S/P TMG)を
生成するとともに、CPU130の対して、変換後のデ
ータが準備できたことを示す割込み信号(INT)を生
成する。CPU130は、全体の制御を行うとともに、
受信パケットを参照してメモリ140に格納された受信
パケットの診断に用いる診断情報を検索する検索手段
(図示せず)と、検索された診断情報に基づいて受信パ
ケットのエラーを検出するエラー検出手段(図示せず)
を有し、受信パケットのエラー検出処理を行う。メモリ
140は、CPU130に接続したメモリで、CPU自
身の動作のために使用するとともに、診断情報を格納し
ている。
【0015】このような構成の試験装置の動作について
説明する。タイミング生成回路120の生成するタイミ
ング信号に従って、S/P変換回路110は入力した受
信データをパラレルデータに変換してCPU130に出
力する。CPU130は、S/P変換回路110より入
力したデータを参照して、メモリ140に格納された所
定の診断情報、例えば、CRCやPN符号を検索する。
続いて、エラー検出手段により、所定の診断情報、例え
ば、CRCやPN符号と受信データ中のCRCやPN符
号を比較して受信パケットのエラー検出処理を行う。
【0016】上記説明の試験装置よりさらにハード構成
の小さい実施の形態について説明する。図2は、本発明
の一実施の形態であるハード構成の小さい試験装置のブ
ロック図である。図1と同じものについては同じ番号を
付し、説明は省略する。本発明に係るハード構成の小さ
い試験装置は、タイミングを生成するタイミング生成回
路120と、試験装置全体の制御を行うDSP150と
から成る。DSP150は、データをパラレルデータに
変換するS/P変換151、CPU152、受信パケッ
トを診断する際に用いる診断情報を格納するメモリ15
3とを有する。DSP150内部の各部は、図1のS/
P変換回路110、CPU130、メモリ140と同様
の機能を有し、図1の試験装置と同様に動作する。最近
のCPUには、上記説明のようにシリアル/パラレル変
換機能(SCU:SerialControl Uni
t)とメモリを有するものが多い。例えば、TI社製の
DSP、TMS320C50等ではシリアル変換機能と
診断情報を格納できるだけのメモリ容量を有している。
このようなDSPを用いた場合、データを受信するため
のタイミング信号(TMG)をDSP150のS/P変
換部151で受け付け可能な信号に変換するための外付
けのタイミング生成回路120を用意するだけで、試験
装置を構成することができる。
【0017】次に、n段PN符号について説明する。n
段PN符号は、シフトレジスタの段数をnとしたとき、
(2n−1)ビットを1周期とする擬似ランダム信号で
ある。PN符号の特徴は、最大でも(2n−1)ビット
の周期で同じデータパターンを繰り返すことである。こ
のため、データ長を固定したパケットを考える場合に
は、最大(2n−1)通りのパケットしか存在しない。
この最大(2n−1)通りのパケットの先頭nビットに
着目すると、nビット全て同一であるパケットは存在し
ない。よって、先頭nビットだけで全種類のパケットを
区別することができる。また、n段PN符号のうち、
(2n−1)ビットの周期を持つものをM系列と呼び、
周期が(2n−1)より短いものを非M系列と呼ぶ。P
N符号に非M系列を用いた場合、先頭nビットのうち、
決して現れないパターンが存在する。この場合、メモリ
に格納する試験用パケットのデータテーブルには「該当
パケットが存在しない」という選択を含まなければなら
ない。
【0018】上記説明のように、先頭nビットだけで全
種類のパケットを区別することができるという特徴を利
用し、試験用パケットの診断情報を作成する。図3は、
本発明の一実施の形態である試験パケットの診断情報の
構成図である。本発明に係る試験パケットの診断情報
は、n段PN符号のnビットのデータ列が一巡する1周
期のビット列を記録したデータ領域を有するn段PN符
号ビット列ファイル210、及びn段PN符号の先頭n
ビットに対応つけて算出された所定の固定長PN符号の
CRCデータ領域を有するCRCフィールド221と、
n段PN符号ビット列に所定のnビット列が現れる位置
を示したポインタデータ領域を有するポインタフィール
ド222とから構成されるCRC・ポインタテーブル2
20とから成る。これらの診断情報は、予め計算され、
メモリに記録される。
【0019】n段PNビット列ファイル210は、少な
くとも(2n−1)ビットの周期を含む周期ビット列で
データ領域であり、処理を行う場合は、リングバッファ
として取り扱う。CRCフィールド221とポインタフ
ィールド222は、nビットのデータパターンに対応し
てソートされている。CRCフィールド221は、先頭
nビットが、特定のビット列で始まる固定長PN符号に
対するCRCが算出され、格納されている。ポインタフ
ィールド222は、対応するnビットがn段PNビット
列210に現れる位置を示すポインタである。例えば、
対応するnビットが、00・・・001である場合、C
RCフィールド221には、先頭nビットが00・・・
001の固定長PN符号のCRCが格納され、ポインタ
フィールド222には、n段PNビット列ファイル21
0に00・・・001が現れる位置を示すポインタが格
納される。CRC・ポインタテーブル220には、先頭
nビットが00・・・001から11・・・111まで
の全ての固定長PN符号に対するCRCとポインタが計
算され、格納されている。
【0020】次に、パケット受信時のCRCエラー検出
方法について説明する。まず、パケットの構成を説明す
る。図4は、本発明の一実施の形態であるパケットの構
成図である。本発明に係るパケットは、n段PN符号の
ビット列であるn段PN310とそのCRCであるCR
C320とから成る固定長のパケットである。図3に戻
って、CRCエラー検出方法を説明する。上記説明のパ
ケットの先頭nビットを受信した時点で、nビットを参
照してCRC・ポインタテーブル220から受信パケッ
トに対応するCRCデータとPNビット列ファイル21
0へのポインタを検索する。先頭nビット以後に受信し
たパケットのPNデータ列は、メモリに格納されている
PNビット列210と比較する。比較の途中で不一致が
発生した場合は、エラーと判断する。上記説明のよう
に、パケットのn段PNデータを全て受信すると、次は
CRCを受信する。受信したCRCと、検索されたCR
Cデータと比較する。不一致ならば、CRCエラーと判
断する。
【0021】上記説明の本発明に係る試験装置では、受
信したパケットのn段PNデータ310が予めメモリに
格納されているPNビット列210と一致し、かつ受信
CRC320がCRC・ポインタテーブル220のCR
Cフィールド221の値と一致していた場合に、正常な
パケット受信が行われたと判断する。このように、事前
に計算しておいたPNビット列210とCRC・ポイン
タテーブル220を用いることにより、受信データから
直接CRC計算を行わずに、CRCを算出することがで
きる。
【0022】説明を具体的にするために、PN符号をM
系列かつ段数を9段、パケット長をデータ48バイト+
CRC2バイトと仮定する。図5は、本発明の一実施の
形態である9段M系列のPN生成回路のブロック図であ
る。本発明の一実施の形態である9段M系列のPNデー
タは、シフトレジスタ410、420と、排他的論理和
演算回路430とから成るPN生成回路で生成される。
シフトレジスタ410、420は、それぞれ5ビット及
び4ビットのシフトレジスタで、番号の大きいほうから
小さい方向へシフトしていく。排他的論理和演算回路4
30は、次の論理に従う。
【数1】0+0=0 0+1=1 1+0=1 1+1=0 合計9ビットのレジスタ410、420の初期値を全て
1とし、この回路を動作させることにより、図6に示す
PN符号を生成することができる。図6は、本発明の一
実施の形態である9段M系列のPNビット列の例であ
る。この9段M系列のPNビット列は、511ビット周
期のPN符号なので、上記パターンを永久に繰り返す。
上記説明では、9段M系列のPNビット列をPN生成回
路で生成するとしたが、プログラムにより演算を行う等
とすることもできる。PNデータ列の生成については、
生成方法を限定しない。
【0023】次に、上記手順で生成された9段M系列の
PNビット列に関する診断情報について説明する。図7
は、本発明の一実施の形態である9段M系列のPNビッ
ト列を用いた試験パケットの診断情報の構成図である。
上記説明の手順で生成された511ビットの9段M系列
のPNビット列は、PNビット列ファイル510に記録
される。実際のPN符号は、この511ビットの繰り返
しであるので、このファイルを参照する場合は、ビット
列の最後の到達したら再び最初に戻るというようにリン
グバッファとして取り扱う。9段M系列PNビット列の
所定の9ビットに対応するCRC・ポインタファイル5
20は、先頭9ビットが000・・・0001から11
1・・・111までの511種類のパケットに対応する
CRCとPNビット列510へのポインタを格納したイ
ンデックステーブルである。CRCフィールドは、先頭
を所定の9ビットとする384ビット(=48バイト)
長のデータの16ビットCRCであり、16進数表示を
している(以下、0xで始まる数字は16進数を示
す)。CRC算出の方法は問わない。ポインタフィール
ドは、所定の9ビットのビット列がPNビット列510
の先頭を0として先頭から何番目のビットから始まるか
を表した10進数である。運用中に、これらの診断情報
を書き換えることはない。
【0024】次に、上記説明の診断情報を実際のメモリ
に格納した場合の配置例について説明する。図8は、本
発明の一実施の形態である9段M系列のPNビット列を
用いた試験パケットの診断情報のメモリ配置例である。
メモリは、8ビット幅を1ワードとし、ワード単位でア
ドレスを持つとする。PNビット列ファイルデータ領域
610は、上記説明の9段M系列のPNビット列を8ビ
ットのワードとして、アドレス0800Hから格納して
いる。なお、各ワードはビット0からビット7の8ビッ
トで構成し、上記説明のPNビット列をビット0からビ
ット7の方向で埋めてある。このPNビット列は全長5
11ビットなので、最後の1倍とは7ビットのみ有効で
あり、最後のビットは任意のXとしている。インデック
スデータ領域620は、CRCフィールドとポインタフ
ィールドを含んでいる。4バイトを1レコードとして、
16ビットCRCとPNビット列データ領域610への
ポインタを有する。PNビット列データ領域610への
ポインタは、先頭からのオフセットをバイトとビットに
分解して2バイトで表示してある。例えば、先頭レコー
ドのバイト位置0x0Fとビット位置0x01は、「P
Nビット列データ領域610のオフセットアドレス0x
0Fのデータを取り出し、そのデータのビット位置0x
01ビットから使用する。」という意味である。
【0025】次に、上記説明の診断情報を用いた試験方
法について説明する。図9は、本発明の一実施の形態で
ある9段M系列のPNビット列を用いた試験方法のフロ
ーチャートである。なお、このフローチャートは、デー
タ受信以降の処理を表している。実際には、このフロー
チャートに従った処理を行う前に、上記説明の診断情報
をメモリに記録しておく必要がある。また、ここではデ
ータをバイト(8ビット)単位で受信すると仮定する。
【0026】診断情報検索用インデックスに9ビット必
要なので、最初に2バイトの受信を待つ(S01)。2
バイト受信した時点で、先頭の9ビットを取り出し、こ
れを参照してインデックスファイルを検索する(S0
2)。仮に先頭9ビットが「0000,0001,0」
だとすると、インデックスデータ領域620の0004
Hから始まる4バイトのレコードを参照することにな
る。よって、以下の値が得られる。 CRC−L=0xC9 CRC−H=0xB7 バイト位置=0x0F ビット位置=0x02 バイト位置は相対アドレスで記述してあるので、PNビ
ット列データ領域610の先頭アドレス0800Hとバ
イト位置0x0Fを加算して、実際のデータの始まるア
ドレス080FHを得る。また、ビット位置が0x02
なので、第2ビットからデータを比較することになる。
実際に080FHの第2のビットからデータを取り出す
と「0010,0010,0000,0001,000
・・・」となる。すでに2バイト(=16ビット)受信
しているので、受信データと上記080FHから取り出
したデータの値を比較する(S03)。比較結果に不一
致がある場合は受信データに誤りがあるので、仮に本当
にCRCを計算すれば、当然の結果としてCRC NG
(S12)に分岐する。
【0027】上記2バイトにエラーがない場合、残りの
46バイト(48バイト−42バイト)を1バイトずつ
受信するためのカウンタを設定し(S04)、1バイト
受信した時(S05)、メモリの値と比較する(S0
6)。比較結果に不一致がある場合はCRC NG(S
12)に分岐する。一致した場合はカウンタを−1し
(S07)、カウンタが0、すなわち46バイトの受信
が完了しているかを調べ(S08)、46バイトでなけ
れえば、S05に戻って処理を繰り返す。46バイトの
チェックが完了したら、次にCRCの2バイトを受信す
る(S09)。期待するCRCの値は、インデックスフ
ァイルに格納されているので、上記例の場合、アドレス
0004Hに格納されている値0xB7C9と受信した
CRCの値を比較し(S10)、一致していれば最終的
なCRC OK(S11)へ進み、不一致ならばCRC
NG(S12)へ分岐する。
【0028】次に、PNビット列ファイルへのアクセス
が容易な診断情報の構成について説明する。図10は、
本発明の一実施の形態である9段M系列のPNビット列
を用いた試験パケット診断情報の他の構成図である。P
Nビット列ファイル510、CRC・ポインタファイル
520は図7と同じであるので、同じ番号を付し、説明
は省略する。ここでは、511ビットのPNビット列フ
ァイル510の後に、(384−1)ビットのPNビッ
ト列ファイル530を付加している。PNビット列ファ
イル530は、PNビット列ファイル510の先頭から
(384−1)ビットをコピーしたものである。
【0029】実際のメモリの配置について説明する。図
11は、本発明の一実施の形態である9段M系列のPN
ビット列を用いた試験パケット診断情報の他のメモリ配
置例である。CRC・ポインタファイルデータ領域62
0は図8と同じであるので、同じ番号を付し、説明は省
略する。PNビット列ファイルデータ領域630は、ア
ドレス0800Hから083EHまでは、図8のPNビ
ット列ファイルデータ領域610と同じであるが、アド
レス083FHの最後の第7ビットから(384−1)
ビット分追加してある。このような構成のPNビット列
ファイルデータ領域630を有する試験装置では、受信
パケットのデータと比較する際に、PNビット列ファイ
ルデータ領域の最後かどうかを判断し、最初に戻って参
照するというリングバッファ特有の処理を必要としな
い。このため、より高速に比較処理を行うことができ
る。
【0030】次に、さらに高速処理が可能な診断情報の
構成について説明する。図12は、本発明の一実施の形
態である9段M系列のPNビット列を用いた試験パケッ
ト診断情報の他の構成図である。CRC・ポインタファ
イル520は図7と同じであるので、同じ番号を付し、
説明は省略する。PNビット列ファイル541、54
2、・・・、548は、生成したPNパターンを順にシ
フトし、メモリに格納する。PNビット列ファイル54
1は、そのまま8ビット毎に区切ってメモリ格納する。
PNビット列ファイル542は、PNパターンを1ビッ
トシフトして、8ビット毎に区切ってメモリ格納する。
543、544、・・・、548まで同様に、2ビッ
ト、3ビット、・・・、7ビットシフトしてメモリに格
納する。
【0031】実際のメモリの配置について説明する。図
13は、本発明の一実施の形態である9段M系列のPN
ビット列を用いた試験パケット診断情報の他のメモリ配
置例である。試験パケット診断情報600は、全体のメ
モリ構成を示している。×で示した領域は、未使用領域
である。アドレス管理をわかりやすくするため未使用領
域を設けているが、ファイルを詰めて格納することもで
きる。このうち、CRC・ポインタファイルデータ領域
620は図8と同じであるので、同じ番号を付し、説明
は省略する。PNビット列ファイルデータ領域641、
642、・・・648は、事前に計算しておいたPN符
号で、1ビットずつシフトしてある。
【0032】このような構成のPNビット列ファイルデ
ータ領域641、642、・・・、648を有する試験
装置では、例えば、先頭9ビットが「0000,000
1,0」だとすると、CRC・ポインタファイルデータ
領域620を参照することにより、以下の値が得られ
る。 CRC−L=0xC9 CRC−H=0xB7 バイト位置L=0x0F バイト位置H=0x12 バイト位置が0x120Fなので、PNビット列ファイ
ルデータ領域643のアドレス120FHから取り出し
たデータ「0000,0001,0000,1000,
・・・」と、受信データを比較していく。このような構
成の試験装置では、既にビットシフトしたデータをメモ
リに格納してあるので、メモリから取り出した後にビッ
トシフトする必要がなく、高速処理が可能となる。
【0033】上記説明では、M系列9ビットPN符号を
用いたが、他のビット数、例えば、8ビットのPN符号
を用いることもできる。ただし、8ビットのPN符号を
用いた場合は、M系列が存在しないので、(28−1)
ビット周期より短い周期で同一パターンを繰り返す。よ
って、インデックステーブルを作成するときに、PN符
号中に出現しないパターンが存在する。そのような出現
しないパターンに対するインデックスレコードには、
「存在しない」ことを示すマークをいれておく必要があ
る。
【0034】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、試験装置が有
すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能
な記録媒体に記録されたプログラムに記述しておく。そ
して、このプログラムをコンピュータで実行することに
より、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュ
ータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置
や半導体メモリ等がある。
【発明の効果】以上説明したように本発明では、検索手
段は、受信パケットに基づいて、記録手段に記録された
診断情報を検索する。エラー検出手段は、検索された診
断情報に基づき受信パケットを診断してエラーを検出す
る。このように、受信パケットの診断情報を予め記録手
段に記録しておくことにより、受信時に高価な外付け回
路で診断情報を生成する必要がなく、安価な試験装置を
提供することができる。また、本発明の試験方法では、
予め記録されている診断情報から受信パケットに対応す
る診断情報を検索し、検索された試験情報により受信パ
ケットを診断する。これにより、試験パケットを受信毎
に試験情報を生成する手順を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である試験装置のブロ
ック図である。
【図2】 本発明の一実施の形態であるハード構成の小
さい試験装置のブロック図である。
【図3】 本発明の一実施の形態である試験パケットの
診断情報の構成図である。
【図4】 本発明の一実施の形態であるパケットの構成
図である。
【図5】 本発明の一実施の形態である9段M系列のP
N生成回路のブロック図である。
【図6】 本発明の一実施の形態である9段M系列のP
Nビット列の例である。
【図7】 本発明の一実施の形態である9段M系列のP
Nビット列を用いた試験パケットの診断情報の構成図で
ある。
【図8】 本発明の一実施の形態である9段M系列のP
Nビット列を用いた試験パケットの診断情報のメモリ配
置例である。
【図9】 本発明の一実施の形態である9段M系列のP
Nビット列を用いた試験方法のフローチャートである。
【図10】 本発明の一実施の形態である9段M系列の
PNビット列を用いた試験パケット診断情報の他の構成
図である。
【図11】 本発明の一実施の形態である9段M系列の
PNビット列を用いた試験パケット診断情報の他のメモ
リ配置例である。
【図12】 本発明の一実施の形態である9段M系列の
PNビット列を用いた試験パケット診断情報の他の構成
図である。
【図13】 本発明の一実施の形態である9段M系列の
PNビット列を用いた試験パケット診断情報の他のメモ
リ配置例である。
【図14】 従来の試験装置のブロック図である。
【図15】 従来の試験装置のCRC演算回路のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
110 シリアル/パラレル変換回路(S/P変換回
路) 120 タイミング生成回路 130 CPU 140 メモリ 150 DSP 151 S/P変換部 152 CPU 153 メモリ 210 n段PNビット列ファイル 220 CRC・ポインタテーブル 221 CRCフィールド 222 ポインタフィールド - 1 -

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CRC(巡回冗長検査:Cyclic
    Redundancy Check)を付加したパケッ
    トを送受信する通信装置の通信試験を行う試験装置にお
    いて、 n段PN符号(擬似乱数:pseudo random
    sequence又はpseudo noise s
    equence)とCRCから成る固定長試験パケット
    受信時に受信パケットの診断に用いるn段PN符号のパ
    ターンに対応する診断情報を予め記録した記録手段と、 前記受信パケットのn段PN符号のパターンに対応する
    前記診断情報を検索する検索手段と、 前記検索された診断情報に基づいて前記受信パケットの
    エラーを検出するエラー検出手段と、 を有することを特徴とする試験装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、n段PN符号の先頭n
    ビットが所定のビット列で始まる固定長PN符号に対し
    て算出されたCRCを先頭nビットに対応して記録して
    おり、 前記検索手段は、前記受信パケットの先頭nビットを参
    照して前記記録手段に記録されたCRCを検索し、 前記エラー検出手段は、前記検索されたCRCと前記受
    信パケットに含まれるCRCとを比較してエラーを検出
    することを特徴とする請求項1記載の試験装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段は、n段PN符号のnビッ
    トのデータ列が一巡する1周期のn段PN符号ビット列
    と、 前記n段PN符号ビット列に所定のnビット列が現れる
    位置を示したポインタとを記録しており、 前記検索手段は、前記受信パケットの先頭nビットを参
    照して前記ポインタを検索し、 前記エラー検出手段は、前記検索されたポインタに示さ
    れた位置から始まるn段PN符号ビット列と、前記受信
    パケットのn段PN符号ビット列とを比較してエラーを
    検出することを特徴とする請求項1、2記載の試験装
    置。
  4. 【請求項4】 CRCを付加したパケットを送受信する
    通信装置の試験方法において、 n段PN符号とCRCから成る固定長試験パケット受信
    時に受信パケットの診断に用いるn段PN符号のパター
    ンに対応する診断情報を記録手段に予め記録し、 前記試験パケットを受信時に前記予め記録された試験情
    報から前記受信パケットのn段PN符号に対応する前記
    診断情報を検索し、 前記検索された診断情報に基づいて前記受信パケットの
    診断を行いエラーを検出する手順、 を有することを特徴とする試験方法。
  5. 【請求項5】 前記診断情報は、n段PN符号の先頭n
    ビットに対応して記録されている所定の固定長PN符号
    のCRCであり、 前記試験情報を検索しエラーを検出する手順は、前記受
    信パケットを受信時に前記受信パケットの先頭nビット
    を参照して前記記録されたCRCを検索し、 前記検索されたCRCと前記受信パケットに含まれるC
    RCとを比較してエラーを検出する、 ことを特徴とする請求項4記載の試験方法。
  6. 【請求項6】 前記診断情報は、n段PN符号のnビッ
    トのデータ列が一巡する1周期のn段PN符号ビット列
    と、 前記n段PN符号ビット列に所定のnビット列が現れる
    位置を示したポインタであり、 前記試験情報を検索しエラーを検出する手順は、前記受
    信パケットの先頭nビットを参照して前記ポインタを検
    索し、 前記検索されたポインタに示された位置から始まるn段
    PN符号ビット列と、前記受信パケットのn段PN符号
    ビット列とを比較してエラーを検出する、 ことを特徴とする請求項4、5記載の試験方法。
  7. 【請求項7】 CRCを付加したパケットを送受信する
    通信装置の試験プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体において、 n段PN符号とCRCから成る固定長試験パケット受信
    時に受信パケットの診断に用いるn段PN符号のパター
    ンに対応する診断情報を記録手段に予め記録する手順
    と、 前記受信パケットを受信時に前記予め記録された試験情
    報から前記受信パケットのn段PN符号に対応する前記
    診断情報を検索する手順と、 前記検索された診断情報に基づいて前記受信パケットの
    診断を行いエラーを検出する手順と、 をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 CRCを付加したパケットを送受信する
    通信装置の試験に用いられる試験情報を記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記試験情報は、前記記録媒体にn段PN符号とCRC
    から成る固定長試験パケットに関するn段PN符号ビッ
    ト列ファイル、CRCファイル、及びポインタファイル
    として記録され、 前記n段PN符号ビット列ファイルは、n段PN符号の
    nビットのデータ列が一巡する1周期のビット列を記録
    したデータ領域を有し、 前記CRCファイルは、n段PN符号の先頭nビットに
    対応づけて記録した所定の固定長PN符号のCRCデー
    タ領域を有し、 前記ポインタファイルは、前記n段PN符号データファ
    イルに記録されたn段PN符号ビット列に所定のnビッ
    ト列が現れる位置を示したポインタデータ領域を有し、 前記CRCデータ領域及び前記ポインタデータ領域は前
    記nビットのデータパターンに基づいてソートされてい
    ることを特徴とする試験情報を記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007054026A1 (en) * 2005-11-10 2007-05-18 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and system for loop-back and continue in packet-based network
JP2007201878A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Nec Electronics Corp 通信システム、通信装置及び通信品質試験方法

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