JP2000231801A - 乾電池形振動検知器並びに非常用懐中電灯並びに乾電池 - Google Patents
乾電池形振動検知器並びに非常用懐中電灯並びに乾電池Info
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Abstract
用懐中電灯のランプを点灯して備え付け場所を示すこと
ができる乾電池形振動検知器並びにこれを組み込んだ非
常用懐中電灯を提供する。 【解決手段】 懐中電灯用乾電池の1個分の容積内に、
振動を検知する振子部材と、振動発生時振子と接触し通
電する接点部材と、振子と電極との接触をトリガーとし
てランプ回路に通電可能な三極無接点高速スイッチサイ
リスタ素子10を組み込んだ検知器を、通常の懐中電灯
の1個の電池にかえた非常時用の懐中電灯であって、振
動を感知したあとは振子と電極との接触が続行して、ラ
ンプ回路17を手動スイッチ18で開にするまで継続し
て点灯しつづける。
Description
例えば地震の振れを検知してランプを点灯させることが
できる乾電池形振動検知器並びに非常用懐中電灯に関す
るものである。
置に備えておいて、主として夜間であるが作業中や就寝
中に非常事態が発生した時に行動の助けとして利用する
ものである。従って予め非常用懐中電灯の保管されてい
る場所は知っておく必要がある。しかし一般家庭でも各
部屋ごとに非常用懐中電灯を備えることは殆どなく、又
旅の宿泊先では限られた室内でもその備えている場所を
熟知することは困難なことが多い。そして現在旅館等に
て常備されている非常用懐中電灯は、室内や廊下の柱等
に掛け止めされていて、非常時に手で取り外して点灯さ
せるように構成されているのが一般である。
等に常備の懐中電灯は緊急事態発生時に設置場所を明確
に視差する構造とはなっていない。そのため室内照明用
の電源が地震の非常事態発生で回路が遮断されたとき、
特に夜間にあっては作業中に作業位置からの脱出が困難
であったり、また就寝中にあっては従業員や宿泊客が即
座に懐中電灯を取り扱うことが困難であって、屋外への
移動は多くの障害のあることが考えられる。特に地震に
火災が伴った時は困難を極めることが予想され、このよ
うな状況下においては懐中電灯の保管場所を直ちに見い
だすことが特に不可欠となる。本発明はこのような問題
に鑑みなされたもので、その目的とするところは振動を
検出したとき懸架して設置した懐中電灯が、即刻足元又
は天井を照らして懐中電灯の設置した場所がわかるよう
な構造とする。これによって宿泊客等が直ちに取り外
し、これを利用して安全な行動を取ることができる。ま
た他の用途に利用可能な乾電池形振動検知器並びに非常
用懐中電灯を提供しようとするものである。
に請求項1の本発明の乾電池形振動検知器は、絶縁材で
なる枠体と、該枠体に設けられ振動を検出可能に吊り下
げ支持される導電材料である振子部材と、前記枠体内に
設けられ横方向上下方向等の振動により前記振子部材が
接触したとき電気回路を形成する接点部材と、前記枠体
内に設けられ第1電極は前記振子部材の振子軸の支点方
向の一方の端面に設けた導電板に接続され、第2電極は
前記振子軸の重りの方向の他方の端面に設けた導電板に
接続され、グリット極は導電ばね前記振子部材及び前記
接点部材を経て前記他方の端面の端面に設けられた導電
板に接続されてなる三極無接点スイッチとを備えるよう
にしたものである。
により三極無接点スイッチが作動可能状態となるので電
源回路中に直列に接続することによって警報を出力する
ことができる。また外形寸法を標準の乾電池と共通にす
ることにより既設の乾電池と入れ替え可能としたもので
ある。又乾電池形振動検知器は小型であるため制限され
たスペース内で振動を検知することが可能であり、コン
パクトな防犯上の機器にも使用可能である。
は、請求項1に記載の乾電池形振動検知器を複数個収納
されている乾電池のうちの一個と入れ替え、鉛直状態に
設置して点滅用スイッチを常時閉状態として待機させ、
前記振子部材と前記接点部材による接点スイッチを含む
回路を形成して前記グリッド極に入力が生じたとき前記
第1,第2電極間が連続通電されて点灯し前記点滅用ス
イッチを開としたとき消灯し復帰するようにしたもので
ある。
知器を非常用懐中電灯に使用して、地震のとき非常用懐
中電灯の保管場所を懐中電灯自らが点灯することによ
り、備えつけの場所を知らせることができるようにした
ものである。そして懐中電灯全体に横揺れや縦揺れが加
えられると内蔵の接点が接触し高速の3端子無接点スイ
ッチが動作しランプ回路に継続的に通電して懐中電灯を
点灯させ保管場所を容易に知ることが出来るようにした
ものである。
は、前記振子部材の振子軸を倒立状態としても姿勢を保
持するばね部材を設け、懐中電灯を逆向きに設置して保
安灯としたものである。上述の非常用懐中電灯は本願振
動検知器の振子部材を構成するばねの機能からランプ側
を下にして備えつけても振子の機能は変わらないので、
廊下や通路若しくは階段等に設置しておけば保安灯とし
て又誘導灯としての使用も可能である。
前記回路にタイマを接続し、点灯後該ダイマの設定時間
経過後自動的に消灯するようになしたものである。上述
の非常用懐中電灯は地震等の比較的低い大揺れにより接
点スイッチが作動して点灯しても特に異常状態に到らな
かった場合、放置されると、電池切れにて消灯する以前
に自動的に消灯され、電池の無駄使いを防止することが
出来る。
前記回路にブザーを接続し、点灯時に同時に音響を発生
するようになしたものである。上述の非常用懐中電灯は
点灯と同時にブザーが鳴るため懐中電灯の点灯を確認す
ることが出来なくても、音によって懐中電灯の所在を認
識することができる。
前記回路に前記接点スイッチと並列に非常事態報知信号
検知センサを接続したものである。非常事態報知信号セ
ンサとして電波検知センサを用いた場合はテレビその他
の機器から災害信号を受けて自動的に点灯することが出
来る。その他センサとしては音波センサ,赤外線セン
サ,熱センサ,煙センサ等を用いることができる。
縁材でなる乾電池形枠体内に横揺れ,縦揺れの振動を検
知する振子部材を設け、該振子部材の振れで接点を閉成
するようにした振動検知器を懐中電灯の電池と直列に接
続内臓し、スイッチを入状態として鉛直状態に保持する
ものである。上述の非常用懐中電灯では地震により振子
部材が揺れたとき電気回路が形成され、ランプが点灯し
て停電時の照明として避難対策に寄与する。
利用しうる乾電池は電源として乾電池と同形のケースに
複数個の小型乾電池を直列又は及び並列に結線として使
用するようになしたものである。上述の非常用懐中電灯
では複数個の乾電池の組み合わせ結線により電圧を上昇
または容量を増大させることが出来て、明るさを大きく
したり、寿命を長くすることが出来る。
もとづいて説明する。
動検知器を非常用懐中電灯に使用した場合の断面説明図
である。図2は図1の回路図である。図3は図2の動作
説明図である。
形部分を除いた本願発明に係る乾電池形振動検知器を非
常用懐中電灯に使用した実施例の断面説明図である。乾
電池形振動検知器の構成の詳細を断面で示しており説明
の便宜上乾電池15・ランプ16・手動スイッチ18・
ケースが形成するランプ回路の一部分17も図示されて
いる。
灯のケースに乾電池15と直列に組み込み可能に、絶縁
材で乾電池15と同形・同寸の円筒形に形成されてい
る。絶縁材の樹脂でなる枠体1には振動検知用の振子部
材2・3,接点部材9及び三極無接点サイリスタ素子1
0その他の配線材が内臓されている。そして前記振子部
材は枠体1の中央部分に組み込まれている。
1jのガイド穴1aに横揺れ可能な隙間を与えて挿入さ
れており、該振子軸2の下半部は螺刻され振子の重り3
が螺合されている。振子軸2の上半部には径の大きい鍔
2aが形成され、鍔2aの下面は枠体1の中心穴1aの
周縁部のリング状の突起端面1bで支持され、突起端面
1bが鍔2aと当接する部分は断面が逆V字形に形成さ
れており鍔2aの下面を支持している。このため振子部
材の振れが滑らかに行われる。
端は重り3の上面に、上端は枠体1に設けた中心穴1c
の段部にそれぞれ当接している。重り3を回すことによ
って重り3の鍔3aと後述の接点部材9とのすきまG2
を調節可能である。このばね4によって振子部材は枠体
1の中心軸上に位置する。棚1jの突起端面1bより上
位置の段部1kに枠体1成形時に形成した樹脂ピン1h
が板の穴に挿通され溶かすことによって導電円板6が固
着されている。
に導電性ばね5が外装され導電円板6の下面に当接され
ている。横揺れ及び縦揺れに対する感度はばね4を圧縮
する程度と重り3の側面と接点部材9との隙間G1及び
G2の隙間の量によって定められる。さらにばね4は振
子軸2と重り3を鍔2aの裏面のばね座で支えており、
重り3とばね4の力を強くしておくことにより、鍔2a
と突起端面1bとの接触が維持され、振子部材を倒立さ
せても重り3が外部振動に応答可能である。
fが板の穴を貫通させピン1fを溶かすことによって導
電円板8が固定されている。そしてこの導電円板8は懐
中電灯のケースの裏蓋に設けられているばね7と当接さ
れる。振子軸2の重り3が垂下する枠体1の下部の穴1
dには、この導電円板8と接続され、重り3が横揺れや
縦揺れを受けたときに接触し振子軸2から通電可能な接
点部材9が設けられている。
ことよって中央部に円形凸面部12aを形成した導電性
円板12が固定されている。導電性円板12の下側とな
る枠体1の端部に形成された穴1eには、スイッチング
素子の三極無接点サイリスタ素子10が内蔵されてい
る。三極無接点サイリスタ素子10には、T1・T2・
Gの三電極がある。T1の第1電極11は、導電性円板
12に接続されている。T2の第2電極13は、枠体1
の反対側の接点部材9に枠体1の内部を貫通して接続さ
れている。Gのグリッド極14は、導電円板6に接続さ
れ導電性ばね5を介して振子軸2に通電可能である。
配列でケース内に組み込まれた懐中電灯は、ランプ16
を上にして備え付けても、又逆にして備えつけても振動
検知器の機能は同等である。本願の乾電池形振動検知器
は直列に配置された複数個の電池の内の一個分に置き換
え得るものであり、既設の非常用懐中電灯にも入れ替え
て使用可能である。
にあっては、乾電池1個を本願振動検知器に取り替えた
場合、乾電池2個の時より明るさは減少するが非常用の
用途には充分使用可能である。又ランプの電圧仕様を乾
電池1個分の電圧仕様に適合したものを選択して取り替
えることにより乾電池2個分の明るさを保つことも可能
である。三極無接点サイリスタ素子(例えば商品名トラ
イアック・米国GE社製)が高速スイッチング機能を有
し本願仕様に適しているが、この他同様のスイッチング
機能を有するサイリスタ素子も使用可能である。
込んだ非常用懐中電灯について説明する。
又は廊下の柱に目の高さに備えられているのが一般的
で、柱に取り付け用の用具を固定し、柱に沿って配備さ
れている。人手で把持して使用するため便宜上円筒状の
外形をもっているものが多く、照明用ランプは上側若し
くは下側を向いて用具に格納されている。非常用懐中電
灯と称していても実際の機能は通常使用する懐中電灯と
何ら変わるところはない。ただ予めその備えつけてある
場合が告知されており注意を喚起するに止まっている。
それ自身が人に存在場所を知らせることはない。本願発
明に係る振動検知器を組み込んだ懐中電灯は振動を検知
した時、点灯して人にその存在場所を知らせランプを下
向きにして設置しておけば懐中電灯の足元の照明を可能
とするものである。懐中電灯のケースに直列に収納され
た2個以上の乾電池の内の1個分として本願発明に係る
振動検知器1個をいずれかの位置に組み込めば、非常用
懐中電灯又は保安灯として使用できる。
ある。回路図において括弧内は図1で示す付番と同一で
ある。外部から振動が加わり重り3と接点部材9がまず
接触する。この接点スイッチはS2で示されている。T
は三極無接点サイリスタ素子10,Bは乾電池15,L
はランプ16,S1は手動スイッチ18を示している。
に備えつけられている。ランプLは三極無接点サイリス
タ素子10が不作動であるので点灯してない状態であ
る。振動が加えられ接点スイッチS2がONされるとゲ
ートGに+電位が印加され、電界効果により電極T1と
T2間がON状態となり点灯に必要な電流が流れてラン
プLが点灯する。この点灯状態は接点スイッチS2が振
動で離れて瞬間OFFとなってもスイッチS1をOFF
に手動操作するまで継続する。ランプLが点灯した懐中
電灯を備えつけ場所から取り外し手に持って横にしても
振り回しても消灯することはない。
である。手動スイッチS1,振子部材による接点スイッ
チS2の開閉に伴うゲート回路14及びランプ回路17
の動作を示している。図3において、(1)は懐中電灯
の手動スイッチS1を閉にした備えつけた状態を示して
いる。(2)は地震等の振動で接点スイッチS2が動作
してゲート回路14が閉じられた状態となり、同時にラ
ンプ回路17に通電されることを示している。ランプ回
路17の通電は、接点スイッチS2が(3)で示すよう
に開いても継続し、手動スイッチS1を開くまで点灯し
た状態となる。
する非常用懐中電灯は、ランプを下にして通路・廊下・
階段などに備えつければ足元の照明が可能であり、誘導
灯,保安灯としても効果のある応用が可能である。又、
ランプ部分を覆うケースの円筒部を赤色透明カバーで形
成しておけば昼間に一定以上の振動が発生した場合の屋
外避難すべきことを知らせる警告灯としても使用でき
る。
す断面図の図4にもとづき説明する。実施例第1と同等
部品は同符号を付して説明を省略する。絶縁性樹脂でな
る乾電池と同一・同寸の円筒形の枠体1の下側となる端
面には、穴1dをふさぐ導電円板8が、枠体1から突出
成形された4本のピン1fがピン穴8aを貫通しそのピ
ン先端を溶かすことによって固着されている。また上側
となる端面には中心穴を有する導電性円筒12が同様に
樹脂の4本のピン1gを溶かすことによって固着されて
いる。
ス12bを突出し、外端部に凹部12dが形成されてい
る。枠体1内のほぼ中央部で中心に向かってせりだした
棚1jの小径の中心穴周縁部に形成されたリング状の突
起端面1bに振子軸2の鍔2aが受けられている。振子
部材は振子軸2の上部の鍔2aに頂面2cを球状とした
円錐状突出部2bが形成されており、振子軸2の下端部
の雄ねじに重り3が螺合されておりナット20で固定さ
れている。そして棚1jの案内穴1cの段部と重り3と
の間には、ばね4が介装されていて振子を枠体1の中心
に保持している。
に導電円板6が形成時に突出された4本のピン1hを溶
かすとこによって固定されている。そして導電円板6の
中心穴の周縁上面に接点となるリング状凸部6aが形成
されている。導電性円筒12の中心穴12cには下端に
形成された鍔21aの下面に頂面を平坦面21dとした
円錐に形成されている導電材でなる接点部材21が移動
可能に挿通されている。そして凹部12d内に突出した
上端21cは引っ掛け溝が形成さている。
面との間にはボス12bに案内された導電性ばね22が
介装されており、振子の正常状態(図4)で振子の円錐
2bの頂部に接点部材21の円錐頂点平坦面21dが受
けられている。このため鍔21aとリング状凸部6aと
は開離されている。枠体1の下端面の導電円板8と棚1
jに固定した導電円板6とは棚1j部分を貫通したリー
ド線23によって接続されている。
第1の検出器と入れ替えたときの動作を説明する。この
懐中電灯は非常灯として使用されるのもで、柱等にラン
プ16を上にして鉛直に保持され手動スイッチ18は閉
とされているものとする。地震等で横揺れ,縦揺れの振
動が発生して、振子部材は振子軸2の上部の鍔2aが突
起端部1bを支点として重り3が振れる。この振れに伴
って振子部材の円錐の球状の頂面2cが、接点部材21
の円錐21bの平らな下端面21dから外れる〔図
5〕。
よりばね22の力によって下降し、鍔21aとリング状
凸部6aとが接触する。導電性円筒12,導電ばね2
2,接点部材21,導電円板6,リード線23,導電円
板8との電気回路が成される。手動スイッチ18が閉状
態にあるので、検出器,電池15,ランプ16の電気回
路が形成されて、ランプ16が点灯する。この点灯は振
動が止んだ後も続行する。
のは、懐中電灯の裏蓋を開けて検出器を取り出す。そし
て接点部材21の上端21cの引っ掛け溝を指で引き上
げる。これにより下端部の円錐21bで、引っ掛けてい
た振子部材の上端円錐2bの拘束が取り外され、傾斜姿
勢にあった振子は正常な鉛直状態に復帰する。振子部材
の円錐2bの頂面2cが再び接点部材21の円錐下端面
21dを受ける状態となる。接点部材は鍔21aとリン
グ状凸部6aとの接触が離れた状態となり電気回路は開
路する。したがってランプ16は消灯される。
とく実施例第1の回路図(図2)に対しタイマ,ブザ
ー,及び各種センサを適宜接続して少なくとも種類の作
動を可能とするものである。図2の回路図においては振
動により接点スイッチS2がONされるとランプLが点
灯し、接点スイッチS2がOFFとなっても点灯し続け
て、手動スイッチS1をOFFとしない限り点灯を継続
する。
一回で終わりなにごともなかった場合には電池15が消
耗するまで点灯し続けることになる。そこで図2の回路
図について、直列に設けられた電池15・三極無接点サ
イリスタ素子10・接点スイッチS2の直列回路に対し
並列に時間を設定したタイマ31を接続させ、このタイ
マ31の常時閉接点31aを手動スイッチS1に直列に
接続させる。
がONしたとき、電流は電池15から三極無接点サイリ
スタ素子10・ランプ回路17に流れてランプLが点灯
する。同時に電流は電池15からタイマ31に流れる。
そしてタイマ31に設定した一定時間経過後にタイマ3
1の常時閉補助接点31aが開となりで電流の流れが遮
断される。即ちタイマ31の設定時間後にランプLは自
動的に消灯することになる。
石にて作動するブザー32を接続する。振動により回路
17が導通することにより、このブザー32も接続され
警報音を接続する。地震等にて懐中電灯が点灯した場合
に、遮蔽物にてランプLの光が見えなくても、ブザー3
2の発する警報にて懐中電灯の所在を認識することが出
来る。尚ブザーの音響もタイマ31を併設した場合はそ
の設定した一定時間後にはランプLの消灯と同時に消音
する。更に接点スイッチS2と並列に非常事態報知信号
を検出するセンサ33を接続することも可能である。
してテレビ・ラジオ等の災害時の緊急情報の非常電波の
受信手段を有して電波受信により接点を閉じる電波検知
センサを接続する。この場合には、テレビその他の機器
から災害情報信号を検知すると自動的にセンサがONと
なり、ランプLを点灯させると同時にブザー32から音
響を出して人々に警告するものである。またセンサ33
として人の会話音や低周波音をカットするフィルタを有
して比較的高音域の音を受信して接点を閉じる音波検知
センサを接続する。この場合には、突然の異常音や消防
車のサイレンの音波を検知すると自動的にセンサがON
となり、ランプLを点灯させると同時にブザー32から
音響を出して人々に警告するものである。
点を閉じる赤外線検知センサを接続する。この場合には
火災時の炎から放出される赤外線を受光すると自動的に
センサがONとなり、ランプLを点灯させると同時にブ
ザー32が音響を発して人々に警告するものである。尚
赤外線感知器としては例えば赤外線スポット型感知器が
知られている。尚上記電波検知センサ,音波検知セン
サ,赤外線検知センサ等を適宜接点スイッチS2に対し
並列に並べて接続することもできる。そのほかセンサ3
3として煙感知センサや温度検知センサを用いることも
可能である。
て乾電池を2個直列に使用して3Vとするが、第1実施
例においては電源として乾電池を一個となしたため電圧
は1.5Vとなり明るさが減少する。そこで実施例第4
においては小型乾電池を複数個用いることにより第1実
施例の不具合を解消した乾電池となしたものである。図
7,図8の実施例では外形寸法を単1乾電池と同一とし
た電池ケース41に単3乾電池を3個収容する構成を示
すものである。
本、図9に示すごとく直列に結線して4.5Vとして収
容する。このとき直列単3乾電池43の負側端を容器4
2の底面に接続される。また容器42に絶縁材である蓋
44を被せて嵌合させる。蓋44は中心に導電性の正側
電極となる突起45を有していて、直列単3乾電池43
の正側電極端をこの突起45に接続させる。また単2乾
電池と外径同一とした電池ケースに単4乾電池3本を収
容した場合にも図7,図8と同一の構成として適用する
ことが出来る。
た電源ケース46に単4乾電池47を偶数個本実施例で
4個収容した構成を示すものであって、単4乾電池は例
えば図11に示すごとく2本ずつ直列に結線して電圧3
Vとしたもの二組を並列に結線して容量を2倍とする。
そして2本の正側電極端子を電源ケースの絶縁材で容器
と絶縁された導電性突起に、また他の2本の負側電極端
を電源ケースの底面に接続させる。
電池の正側電極端子と正側電極の突起45との間の接続
金具は蓋44の裏側に燐青銅製の弾性金属を取り付け
る。従って蓋44の装着時に確実に接続するか、位相を
一致させるため回動させることなく軸方向嵌装させる必
要がある。また電池ケース41,46の底部は小型乾電
池の負側電極端との接続位置に円錐ばねを介在させて導
電を確実にし、底面の他の部分は絶縁材で覆い絶縁して
おくものである。
の振動で電気回路を導通可能とするので信号を発生する
必要がある場合に、給電状態にある電気回路中に信号発
生手段と直列に組み込むことによって外部に警告を発す
ることができる。
乾電池形振動検知器を非常用懐中電灯に組み込んで使用
するものであって、上述のように検知器が従来の電池1
個分の容積で形成されていて電池1個と置換が可能であ
ることや、当該懐中電灯はランプ位置の上下を問わず設
置できるので、既設非常灯若しくは保安灯としても使用
でき、ランプカバーの円筒部分を光透過性のある赤色ガ
ラス又は樹脂性とすることにより明るい時間帯でも警告
灯として使用できる。又電源装置のない場所に設置する
警告灯,警報装置にも使用できる。
タイマを内蔵しているため設定時間が経過すればランプ
が自動的に消灯する。
ーを内蔵しているため、ランプの点灯した光が見えなく
ても音響によって懐中電灯の所在を知ることができる。
常事態報知信号例えば電波・音波・赤外線・熱線・煙等
を検知するセンサをそれぞれ取り付けられているので振
動以外の信号によってもランプを点灯させることが出来
る。
より振子の振れで点灯して停電時の照明として即座に利
用できる。また一度振動を検知すると消灯処置をとらな
い限り点灯を続ける。
電池を複数個内蔵しているので電圧を増大させてランプ
輝度が上げることができ、また乾電池の電源容量を増大
させて寿命を長くすることができる。
灯に使用した実施例第1の断面説明図である。
る。
状態を電池ケースの蓋を取り外し上面から見た説明図で
ある。
態を電池ケースの蓋を取り外し上面から見た説明図であ
る。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 絶縁材でなる枠体と、該枠体に設けられ
振動を検出可能に吊り下げ支持される導電材料である振
子部材と、前記枠体内に設けられ横方向上下方向等の振
動により前記振子部材が接触したとき電気回路を形成す
る接点部材と、前記枠体内に設けられ第1電極は前記振
子部材の振子軸の支点方向の一方の端面に設けた導電板
に接続され、第2電極は前記振子軸の重りの方向の他方
の端面に設けた導電板に接続され、グリット極は導電ば
ね前記振子部材及び前記接点部材を経て前記他方の端面
の端面に設けられた導電板に接続されてなる三極無接点
スイッチとを備えたことを特徴とする乾電池形振動検知
器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の乾電池形振動検知器を
複数個収納されている乾電池のうちの一個と入れ替え、
鉛直状態に設置して点滅用スイッチを常時閉状態として
待機させ、前記振子部材と前記接点部材による接点スイ
ッチを含む回路を形成して前記グリッド極に入力が生じ
たとき前記第1,第2電極間が連続通電されて点灯し前
記点滅用スイッチを開としたとき消灯し復帰することを
特徴とする非常用懐中電灯。 - 【請求項3】 前記振子部材の振子軸を倒立状態として
も姿勢を保持するばね部材を設け、懐中電灯を逆向きに
設置して保安灯とするものである請求項2記載の非常用
懐中電灯。 - 【請求項4】 前記回路にタイマを接続し、点灯後該タ
イマの設定時間経過後自動的に消灯するようになした請
求項2または3に記載の非常用懐中電灯。 - 【請求項5】 前記回路にブザーを接続し、点灯時に同
時に音響を発するようになした請求項2,3,4のいず
れか1項に記載の非常用懐中電灯。 - 【請求項6】 前記回路に前記接点スイッチを並列に非
常事態報知信号を検知するセンサを接続した請求項2乃
至5のいずれか1項に記載の非常用懐中電灯。 - 【請求項7】 絶縁材でなる乾電池形枠体内に横揺れ,
縦揺れの振動を検知する振子部材を設け、該振子部材の
振れで接点を閉成するようにした振動検知器を懐中電灯
の電池と直列に接続内臓し、スイッチを入状態として鉛
直状態に保持することを特徴とする非常用懐中電灯。 - 【請求項8】 懐中電灯用乾電池と同一外形寸法をなし
両端部に導電性の正負端子を持つ乾電池ケースと、該乾
電池ケースに収容され前記正負各端子と接続された複数
個の小型乾電池とを有し、前記乾電池ケース内にて前記
複数個の小型乾電池を結線して電圧またはおよび容量を
増大させた状態で通常の一個の乾電池と同様に懐中電灯
などに使用可能となした乾電池。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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JP35085598 | 1998-12-10 | ||
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---|---|
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ID=26407230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06605699A Expired - Fee Related JP4282814B2 (ja) | 1998-12-10 | 1999-03-12 | 非常用懐中電灯 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4282814B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003078890A1 (fr) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Ascent Fair (Hong Kong) Limited | Appareil de charge par commutateur |
JP2007198888A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Seiko Epson Corp | センサー装置 |
KR101127958B1 (ko) * | 2010-07-26 | 2012-03-23 | 주식회사 이소닉 | 충격 감지용 휴대형 랜턴 |
CN103107034A (zh) * | 2012-12-08 | 2013-05-15 | 重庆市才诗科技发展中心 | 控制屏柜指示灯开关 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP06605699A patent/JP4282814B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003078890A1 (fr) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Ascent Fair (Hong Kong) Limited | Appareil de charge par commutateur |
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