JP2000231651A - 通帳とカードのマッチング方法とマッチングシステム - Google Patents
通帳とカードのマッチング方法とマッチングシステムInfo
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- JP2000231651A JP2000231651A JP3355999A JP3355999A JP2000231651A JP 2000231651 A JP2000231651 A JP 2000231651A JP 3355999 A JP3355999 A JP 3355999A JP 3355999 A JP3355999 A JP 3355999A JP 2000231651 A JP2000231651 A JP 2000231651A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易確実な通帳とカードをマッチング方法と
システムを提供する。 【解決手段】 本発明のマッチング方法は、．それぞ
れ別の集合群からなる複数組の通帳とカードから任意の
１の通帳またはカードを選択してＩＤ情報を制御用コン
ピュータに入力する操作、．当該通帳またはカードに
可視的に表示されているＩＤ情報を手掛かりに、対応す
るＩＤ情報を有するカードまたは通帳を他の群から選択
する操作、．他の群から選択したカードまたは通帳の
磁気ストライプに記録されているＩＤ情報を制御用コン
ピュータに入力する操作、．制御用コンピュータに入
力した通帳とカードのＩＤ情報を出力して両者が一致し
ていることを確認する操作、．からの操作を通帳
とカードの組の回数行って残存する通帳とカードが無く
なるまで行う操作、を特徴とする。また、本発明のシス
テムは、通帳およびカードの磁気ストライプ読み取り装
置１２，１３、制御用コンピュータ１１等から構成する
ことができる。
システムを提供する。 【解決手段】 本発明のマッチング方法は、．それぞ
れ別の集合群からなる複数組の通帳とカードから任意の
１の通帳またはカードを選択してＩＤ情報を制御用コン
ピュータに入力する操作、．当該通帳またはカードに
可視的に表示されているＩＤ情報を手掛かりに、対応す
るＩＤ情報を有するカードまたは通帳を他の群から選択
する操作、．他の群から選択したカードまたは通帳の
磁気ストライプに記録されているＩＤ情報を制御用コン
ピュータに入力する操作、．制御用コンピュータに入
力した通帳とカードのＩＤ情報を出力して両者が一致し
ていることを確認する操作、．からの操作を通帳
とカードの組の回数行って残存する通帳とカードが無く
なるまで行う操作、を特徴とする。また、本発明のシス
テムは、通帳およびカードの磁気ストライプ読み取り装
置１２，１３、制御用コンピュータ１１等から構成する
ことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、銀行等の金融機
関において、同一口座に使用する銀行通帳と銀行カード
をほぼ同時期に発行する場合のマッチング方法とシステ
ムに関する。特に、本発明は通帳とカードとを共通の１
つの顧客情報ファイルのデータに基づいて作製し、通帳
とカードを間違いなくマッチングさせて顧客に対して郵
送可能とすることを目的としている。
関において、同一口座に使用する銀行通帳と銀行カード
をほぼ同時期に発行する場合のマッチング方法とシステ
ムに関する。特に、本発明は通帳とカードとを共通の１
つの顧客情報ファイルのデータに基づいて作製し、通帳
とカードを間違いなくマッチングさせて顧客に対して郵
送可能とすることを目的としている。
【０００２】
【従来の技術】従来、金融機関において通帳とカードは
別システムにおいてそれぞれ発行されている。通帳を発
行する際には窓口で口座番号、銀行ナンバー、氏名等の
通帳記載項目のみを端末に入力して即時発行し、それ以
外の項目は後から顧客情報ファイルに登録している。こ
の際、メールオーダの場合は、入金０円でも上記と同様
に記載事項のみ端末入力し送付している。一方、カード
は顧客情報ファイルの内容に基づいて別システムで発行
し通帳とは別に顧客に送付している。
別システムにおいてそれぞれ発行されている。通帳を発
行する際には窓口で口座番号、銀行ナンバー、氏名等の
通帳記載項目のみを端末に入力して即時発行し、それ以
外の項目は後から顧客情報ファイルに登録している。こ
の際、メールオーダの場合は、入金０円でも上記と同様
に記載事項のみ端末入力し送付している。一方、カード
は顧客情報ファイルの内容に基づいて別システムで発行
し通帳とは別に顧客に送付している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】メールオーダによる新
規口座開設の申込みの場合、通帳の郵送が必要である。
また、近年、メールオーダの申込みも多くなっており従
来と同様な手法で行っていては、カード、通帳の発送に
伴う郵便料金が増大することになる。ちなみに配達記録
郵便は通常の郵送料の他に１通当たり２１０円増しであ
り、カード、通帳を別々に発送する場合はその２倍の料
金となる。かかる問題を解決するため、特願平９−２３
７８２０号に開示する技術があるが、当該技術によるシ
ステムは大がかりとなるため事実上、実施が困難になる
という問題がある。そこで、本発明はカードと同時に通
帳を発行する場合に、そのマッチングをＩＤ情報（キー
コード）を手掛かりに間違いなく行って発送する、簡易
な方法、システムを提供すべく研究してなされたもので
ある。
規口座開設の申込みの場合、通帳の郵送が必要である。
また、近年、メールオーダの申込みも多くなっており従
来と同様な手法で行っていては、カード、通帳の発送に
伴う郵便料金が増大することになる。ちなみに配達記録
郵便は通常の郵送料の他に１通当たり２１０円増しであ
り、カード、通帳を別々に発送する場合はその２倍の料
金となる。かかる問題を解決するため、特願平９−２３
７８２０号に開示する技術があるが、当該技術によるシ
ステムは大がかりとなるため事実上、実施が困難になる
という問題がある。そこで、本発明はカードと同時に通
帳を発行する場合に、そのマッチングをＩＤ情報（キー
コード）を手掛かりに間違いなく行って発送する、簡易
な方法、システムを提供すべく研究してなされたもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨の第１は、通帳と、同一口座について使
用するカードと、を複数組発行した際に当該通帳とカー
ドのマッチングを行う方法であって、．それぞれ別の
集合群からなる複数組の通帳とカードから任意の１の通
帳またはカードを選択してその磁気ストライプに記録さ
れているＩＤ情報を制御用コンピュータに入力する操
作、．当該通帳またはカードに可視的に表示されてい
るＩＤ情報を手掛かりに、対応するＩＤ情報を有するカ
ードまたは通帳を他の群から選択する操作、．他の群
から選択したカードまたは通帳の磁気ストライプに記録
されているＩＤ情報を制御用コンピュータに入力する操
作、．制御用コンピュータに入力した通帳とカードの
ＩＤ情報を出力して両者が一致していることを確認する
操作、．からの操作を通帳とカードの組の回数行
って残存する通帳とカードが無くなるまで行う操作、お
よび．最後に必要によりカードのＩＤ情報リストを出
力して重複および欠落ＩＤ情報が無いことを確認する操
作、を有することを特徴とする通帳とカードのマッチン
グ方法、にある。かかるマッチング方法であるため間違
いのないマッチングを行うことができる。
の本発明の要旨の第１は、通帳と、同一口座について使
用するカードと、を複数組発行した際に当該通帳とカー
ドのマッチングを行う方法であって、．それぞれ別の
集合群からなる複数組の通帳とカードから任意の１の通
帳またはカードを選択してその磁気ストライプに記録さ
れているＩＤ情報を制御用コンピュータに入力する操
作、．当該通帳またはカードに可視的に表示されてい
るＩＤ情報を手掛かりに、対応するＩＤ情報を有するカ
ードまたは通帳を他の群から選択する操作、．他の群
から選択したカードまたは通帳の磁気ストライプに記録
されているＩＤ情報を制御用コンピュータに入力する操
作、．制御用コンピュータに入力した通帳とカードの
ＩＤ情報を出力して両者が一致していることを確認する
操作、．からの操作を通帳とカードの組の回数行
って残存する通帳とカードが無くなるまで行う操作、お
よび．最後に必要によりカードのＩＤ情報リストを出
力して重複および欠落ＩＤ情報が無いことを確認する操
作、を有することを特徴とする通帳とカードのマッチン
グ方法、にある。かかるマッチング方法であるため間違
いのないマッチングを行うことができる。
【０００５】上記の場合、カードがＩＤ情報および顧客
の送付宛て先が表示された台紙とともに発行されれば、
台紙のＩＤ情報を手掛かりとすることができ、通帳とマ
ッチングした後、当該宛て先が窓空き封筒の窓から見え
るように封入することができ、宛て先が記入された封筒
とのマッチングをさらに行う必要がなくなる。
の送付宛て先が表示された台紙とともに発行されれば、
台紙のＩＤ情報を手掛かりとすることができ、通帳とマ
ッチングした後、当該宛て先が窓空き封筒の窓から見え
るように封入することができ、宛て先が記入された封筒
とのマッチングをさらに行う必要がなくなる。
【０００６】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第２は、通帳と、同一口座について使用するカードと、
を複数組発行した際に当該通帳とカードのマッチングを
行うシステムであって、通帳の磁気ストライプから当該
通帳のＩＤ情報を読取る通帳磁気ストライプリーダ装置
と、カードの磁気ストライプから当該カードのＩＤ情報
を読取るカード磁気ストライプリーダ装置と、各々のＩ
Ｄ情報を入力するコンピュータ装置と、通帳とカードの
それぞれのＩＤ情報リストを出力することができるプリ
ンタ装置と、からなることを特徴とする通帳とカードの
マッチングシステム、にある。かかるマッチングシステ
ムであるため簡易に間違いのないマッチングを行うこと
ができる。
第２は、通帳と、同一口座について使用するカードと、
を複数組発行した際に当該通帳とカードのマッチングを
行うシステムであって、通帳の磁気ストライプから当該
通帳のＩＤ情報を読取る通帳磁気ストライプリーダ装置
と、カードの磁気ストライプから当該カードのＩＤ情報
を読取るカード磁気ストライプリーダ装置と、各々のＩ
Ｄ情報を入力するコンピュータ装置と、通帳とカードの
それぞれのＩＤ情報リストを出力することができるプリ
ンタ装置と、からなることを特徴とする通帳とカードの
マッチングシステム、にある。かかるマッチングシステ
ムであるため簡易に間違いのないマッチングを行うこと
ができる。
【０００７】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第３は、前記記載の通帳とカードのマッチング方法に使
用することを目的とする通帳磁気ストライプリーダ装置
と、カード磁気ストライプリーダ装置と、各々のＩＤ情
報を入力するコンピュータ装置と、通帳とカードのそれ
ぞれのＩＤ情報リストを出力することができるプリンタ
装置と、からなることを特徴とする通帳とカードのマッ
チングシステム、にある。かかるマッチングシステムで
あるため簡易に間違いのないマッチングを行うことがで
きる。
第３は、前記記載の通帳とカードのマッチング方法に使
用することを目的とする通帳磁気ストライプリーダ装置
と、カード磁気ストライプリーダ装置と、各々のＩＤ情
報を入力するコンピュータ装置と、通帳とカードのそれ
ぞれのＩＤ情報リストを出力することができるプリンタ
装置と、からなることを特徴とする通帳とカードのマッ
チングシステム、にある。かかるマッチングシステムで
あるため簡易に間違いのないマッチングを行うことがで
きる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は、通帳、カードを発行する
概念図である。図１のように、多数の顧客１（１ａ，１
ｂ，１ｃ，１ｄ・・）からメールオーダで新規通帳およ
びカードまたは発行済通帳に基づくカードの発行申込票
２が送付される。申込票に記載されている情報は顧客情
報ファイル８に全て登録される。申込票２には通常、顧
客の氏名、住所、年齢等が記載されていて顧客情報ファ
イルに登録される。顧客情報ファイル８は管理端末によ
り制御されていて、通帳およびカード発行の際は必要な
情報を出力し、通帳発行担当者あるいはカード発行機
（不図示）にネットワークで情報を送る。本発明の方
法、システムは、これらの通帳およびカード発行要請に
対して、通帳は従来方法で発行し、カードは通帳発行と
は別個の発行機で発行するシステムに適用される。通帳
は口座開設に伴う新規発行のものを原則とするが、既に
預金や払出し等の取引がされたものも含まれる場合があ
る。
概念図である。図１のように、多数の顧客１（１ａ，１
ｂ，１ｃ，１ｄ・・）からメールオーダで新規通帳およ
びカードまたは発行済通帳に基づくカードの発行申込票
２が送付される。申込票に記載されている情報は顧客情
報ファイル８に全て登録される。申込票２には通常、顧
客の氏名、住所、年齢等が記載されていて顧客情報ファ
イルに登録される。顧客情報ファイル８は管理端末によ
り制御されていて、通帳およびカード発行の際は必要な
情報を出力し、通帳発行担当者あるいはカード発行機
（不図示）にネットワークで情報を送る。本発明の方
法、システムは、これらの通帳およびカード発行要請に
対して、通帳は従来方法で発行し、カードは通帳発行と
は別個の発行機で発行するシステムに適用される。通帳
は口座開設に伴う新規発行のものを原則とするが、既に
預金や払出し等の取引がされたものも含まれる場合があ
る。
【０００９】通帳発行は顧客情報に基づいて通常は人手
により発行される。捺印シールの貼付等、機械化し難い
要素が多いからである。一方、カード発行はカード発行
機により機械的に発行することができる。カード発行
は、通常、カード発行機にて１件の顧客情報からスタッ
カに貯められているカードにそれぞれ印字／磁気エンコ
ード／エンボスを行うことにより発行される。システム
化されたカード発行機では、カード発行と同時に当該カ
ードの顧客の送付宛て先が表示されたカード差し込み台
紙が出力され、カードが差し込まれた状態で発行される
のが通常である。当該台紙には、宛て先とともに口座番
号やその他必要事項が表示される。
により発行される。捺印シールの貼付等、機械化し難い
要素が多いからである。一方、カード発行はカード発行
機により機械的に発行することができる。カード発行
は、通常、カード発行機にて１件の顧客情報からスタッ
カに貯められているカードにそれぞれ印字／磁気エンコ
ード／エンボスを行うことにより発行される。システム
化されたカード発行機では、カード発行と同時に当該カ
ードの顧客の送付宛て先が表示されたカード差し込み台
紙が出力され、カードが差し込まれた状態で発行される
のが通常である。当該台紙には、宛て先とともに口座番
号やその他必要事項が表示される。
【００１０】本発明の方法およびシステムは、それぞれ
のプロセスで発行された通帳およびカードのマッチング
を適切な手順とシステムで行うことにより、間違い無く
マッチングさせ、手作業により１つの封筒に入れ顧客に
郵送を行うことを目的とする。その際、上記のようにカ
ードが顧客宛て先を表示したカード台紙に差し込まれた
状態であれば、通帳とマッチングした後、台紙ごと窓空
き封筒に差し込んで宛て先が窓から見えるようにするこ
とができる。これにより、通帳、カード、封筒の３者の
マッチングを行う必要がなくなる。このようなマッチン
グは、通常は同日またはほぼ同時期に発行した通帳、カ
ードを対象として行われる。
のプロセスで発行された通帳およびカードのマッチング
を適切な手順とシステムで行うことにより、間違い無く
マッチングさせ、手作業により１つの封筒に入れ顧客に
郵送を行うことを目的とする。その際、上記のようにカ
ードが顧客宛て先を表示したカード台紙に差し込まれた
状態であれば、通帳とマッチングした後、台紙ごと窓空
き封筒に差し込んで宛て先が窓から見えるようにするこ
とができる。これにより、通帳、カード、封筒の３者の
マッチングを行う必要がなくなる。このようなマッチン
グは、通常は同日またはほぼ同時期に発行した通帳、カ
ードを対象として行われる。
【００１１】図３は、本発明の通帳とカードのマッチン
グ方法を説明する図である。まず、通帳３とカード４の
マッチング方法の一例について説明する。通帳とカード
はそれぞれのプロセスで発行されるので、それぞれの集
合群として発生する。なお、以下の説明ではＩＤ情報は
口座番号であるとする。通帳集合群；Ｔには、ｔ1 〜ｔ
n の銀行通帳３が無作為に存在する。それぞれの通帳に
は重複しない口座番号３Ｎが通帳表面に可視的に表示さ
れるとともに磁気ストライプ３Ｓに磁気記録されてい
る。一方、カード集合群；Ｃには、ｃ1 〜ｃn の複数の
銀行カード４が同様に無作為に存在する。それぞれのカ
ード４またはカード台紙５表面には重複しない口座番号
が可視的に表示されるとともにカード４の磁気ストライ
プ４Ｓに磁気記録されている。なお、カードまたはカー
ド台紙には口座番号の表示が無い場合もあり、図３の場
合はカード台紙にのみ口座番号５Ｎが表示されている。
ただし、通帳またはカードのいずれか一方には可視的な
口座番号の表示があることが必要であり、複数組の通帳
の口座番号とカードの口座番号はいずれかにおいてそれ
ぞれ対応し重複および欠落番号がないのも原則である。
従って、ｔn ＝ｃn であるのも原則である。
グ方法を説明する図である。まず、通帳３とカード４の
マッチング方法の一例について説明する。通帳とカード
はそれぞれのプロセスで発行されるので、それぞれの集
合群として発生する。なお、以下の説明ではＩＤ情報は
口座番号であるとする。通帳集合群；Ｔには、ｔ1 〜ｔ
n の銀行通帳３が無作為に存在する。それぞれの通帳に
は重複しない口座番号３Ｎが通帳表面に可視的に表示さ
れるとともに磁気ストライプ３Ｓに磁気記録されてい
る。一方、カード集合群；Ｃには、ｃ1 〜ｃn の複数の
銀行カード４が同様に無作為に存在する。それぞれのカ
ード４またはカード台紙５表面には重複しない口座番号
が可視的に表示されるとともにカード４の磁気ストライ
プ４Ｓに磁気記録されている。なお、カードまたはカー
ド台紙には口座番号の表示が無い場合もあり、図３の場
合はカード台紙にのみ口座番号５Ｎが表示されている。
ただし、通帳またはカードのいずれか一方には可視的な
口座番号の表示があることが必要であり、複数組の通帳
の口座番号とカードの口座番号はいずれかにおいてそれ
ぞれ対応し重複および欠落番号がないのも原則である。
従って、ｔn ＝ｃn であるのも原則である。
【００１２】このような状態で、カード集合群から任意
に１のカードを取り出してその磁気ストライプから口座
番号をカード磁気ストライプリーダ装置１３により読み
取り、読み取りデータをコンピュータ装置１１に入力す
る。次に、通帳３の表紙に可視的に表示された口座番号
３Ｎを手掛かりに同一口座番号の通帳を選択し、その磁
気ストライプから口座番号を通帳磁気ストライプリーダ
装置１２により読み取り、読み取りデータを制御用パソ
コン１１に入力する。これにより一対の同一口座番号の
通帳とカードが選択される。
に１のカードを取り出してその磁気ストライプから口座
番号をカード磁気ストライプリーダ装置１３により読み
取り、読み取りデータをコンピュータ装置１１に入力す
る。次に、通帳３の表紙に可視的に表示された口座番号
３Ｎを手掛かりに同一口座番号の通帳を選択し、その磁
気ストライプから口座番号を通帳磁気ストライプリーダ
装置１２により読み取り、読み取りデータを制御用パソ
コン１１に入力する。これにより一対の同一口座番号の
通帳とカードが選択される。
【００１３】このような操作を全ての通帳とカードの組
み合わせが完了するまで続ければ全ての通帳・カードが
一対の組み合わせとなることになる。この場合、カード
の数が膨大であれば対応する通帳の選択操作はかなり困
難となるが、通常の都市銀行で１日に発行される通帳の
発行数は数百の範囲であるから人為的に行っても困難を
伴う程度のことではない。また、集合内での通帳、カー
ドの配置を番号順とするような工夫をすればなお容易に
選択できるようになる。以上の方法は勿論一例であり、
最初に磁気ストライプ読み取りするのが通帳であっても
同じことである。
み合わせが完了するまで続ければ全ての通帳・カードが
一対の組み合わせとなることになる。この場合、カード
の数が膨大であれば対応する通帳の選択操作はかなり困
難となるが、通常の都市銀行で１日に発行される通帳の
発行数は数百の範囲であるから人為的に行っても困難を
伴う程度のことではない。また、集合内での通帳、カー
ドの配置を番号順とするような工夫をすればなお容易に
選択できるようになる。以上の方法は勿論一例であり、
最初に磁気ストライプ読み取りするのが通帳であっても
同じことである。
【００１４】上記のように、通帳またはカードのいずれ
か一方に可視的なＩＤ情報の表示がない場合であっても
上記の操作は可能である。例えば、通帳には可視的表示
および磁気ストライプへの記録と双方の記録があるが、
カードには可視的な表示がなく磁気ストライプにのみ記
録されている場合がある。この場合は、まず任意に１の
カードを選択して磁気記録をリーダで読み取りコンピュ
ータ装置に入力し、ＩＤ情報を出力表示させる。次に、
この表示されたコード番号の通帳を可視的表示により選
択する。この磁気記録をリーダで読み取りコンピュータ
装置に入力し、ＩＤ情報を出力表示させる。このように
して、いずれか一方に可視的表示があれば、通帳とカー
ドのマッチングは可能である。
か一方に可視的なＩＤ情報の表示がない場合であっても
上記の操作は可能である。例えば、通帳には可視的表示
および磁気ストライプへの記録と双方の記録があるが、
カードには可視的な表示がなく磁気ストライプにのみ記
録されている場合がある。この場合は、まず任意に１の
カードを選択して磁気記録をリーダで読み取りコンピュ
ータ装置に入力し、ＩＤ情報を出力表示させる。次に、
この表示されたコード番号の通帳を可視的表示により選
択する。この磁気記録をリーダで読み取りコンピュータ
装置に入力し、ＩＤ情報を出力表示させる。このように
して、いずれか一方に可視的表示があれば、通帳とカー
ドのマッチングは可能である。
【００１５】最後に、確認的な操作であるが、リーダ装
置１２，１３により読み取った通帳およびカードの磁気
ストライプの口座番号をそれぞれ選択順または口座番号
順にリスト出力して重複した口座番号あるいは異なる口
座番号の組み合わせが無いかを確認する。カードと台紙
の口座番号の相違、通帳の磁気ストライプ部と通帳表面
の表示の相違、重複発行が無いとは言えないからそれら
の確認のためである。さらに、逐一の突き合わせによる
ＩＤ情報の一致の判断は人為的になされるが数字の読み
違いはしばしば生じることがあり、また、一日に発行し
た総数を記録することも重要であるからである。
置１２，１３により読み取った通帳およびカードの磁気
ストライプの口座番号をそれぞれ選択順または口座番号
順にリスト出力して重複した口座番号あるいは異なる口
座番号の組み合わせが無いかを確認する。カードと台紙
の口座番号の相違、通帳の磁気ストライプ部と通帳表面
の表示の相違、重複発行が無いとは言えないからそれら
の確認のためである。さらに、逐一の突き合わせによる
ＩＤ情報の一致の判断は人為的になされるが数字の読み
違いはしばしば生じることがあり、また、一日に発行し
た総数を記録することも重要であるからである。
【００１６】このようにして、一対の組にした通帳とカ
ードはカード台紙の宛て先が窓空き封筒の窓から覗くよ
うに封筒内に人手で挿入して顧客に発送することができ
る。カードが送付用台紙とともにない場合、あるいはカ
ード台紙に宛て先表示がない場合は、別に宛て先表示が
された封筒とのマッチングが必要とされ、かなりの煩雑
な作業となる。この場合はあるいはまた宛て先ラベル発
行機により、通帳の磁気データから顧客を特定するＩＤ
情報（口座番号等）を認識して、顧客情報ファイルのデ
ータを元に宛て先が表示されたラベルを発行することも
できる。
ードはカード台紙の宛て先が窓空き封筒の窓から覗くよ
うに封筒内に人手で挿入して顧客に発送することができ
る。カードが送付用台紙とともにない場合、あるいはカ
ード台紙に宛て先表示がない場合は、別に宛て先表示が
された封筒とのマッチングが必要とされ、かなりの煩雑
な作業となる。この場合はあるいはまた宛て先ラベル発
行機により、通帳の磁気データから顧客を特定するＩＤ
情報（口座番号等）を認識して、顧客情報ファイルのデ
ータを元に宛て先が表示されたラベルを発行することも
できる。
【００１７】図２は、本発明の通帳とカードのマッチン
グシステムを説明する図である。図２のように、本発明
のマッチングシステム１０は制御用コンピュータ１１
と、それに結合する通帳磁気ストライプリーダ装置１
２、カード磁気ストライプリーダ装置１３、プリンタ出
力装置１４、データベース１５、補助記憶装置１６等と
から構成することができる。通帳磁気ストライプリーダ
装置１２は、通帳に設置された磁気ストライプ３Ｓを読
み取り、口座番号等のＩＤ情報を入力するものである。
磁気ストライプ読み取り機能があれば既存の通帳プリン
タを使用することもできる。カード磁気ストライプリー
ダ装置１３は、同様にカードに設置された磁気ストライ
プ４Ｓを読み取り、口座番号等のＩＤ情報を入力するも
のである。カード発行機にて作成されたカード台紙上に
バーコード、ＯＣＲ等の出力が可能な場合、該当するマ
ークのリーダ装置であってもよい。プリンタ出力装置１
４は、作業実績リストや欠番リスト等の管理資料を出力
するためのものである。制御用コンピュータ１１は、各
々入力されたＩＤ情報のマッチング判定や、発行データ
に対する消込み処理を行う。データベース１５には、逐
次発行された発行実績等の管理データが蓄積されてい
る。また、補助記憶装置１６は、発行データを上位シス
テムと受け渡すための装置であって、フロッピーディス
ク、磁気光学記憶装置（ＭＯ）、磁気テープ等を使用す
ることができる。
グシステムを説明する図である。図２のように、本発明
のマッチングシステム１０は制御用コンピュータ１１
と、それに結合する通帳磁気ストライプリーダ装置１
２、カード磁気ストライプリーダ装置１３、プリンタ出
力装置１４、データベース１５、補助記憶装置１６等と
から構成することができる。通帳磁気ストライプリーダ
装置１２は、通帳に設置された磁気ストライプ３Ｓを読
み取り、口座番号等のＩＤ情報を入力するものである。
磁気ストライプ読み取り機能があれば既存の通帳プリン
タを使用することもできる。カード磁気ストライプリー
ダ装置１３は、同様にカードに設置された磁気ストライ
プ４Ｓを読み取り、口座番号等のＩＤ情報を入力するも
のである。カード発行機にて作成されたカード台紙上に
バーコード、ＯＣＲ等の出力が可能な場合、該当するマ
ークのリーダ装置であってもよい。プリンタ出力装置１
４は、作業実績リストや欠番リスト等の管理資料を出力
するためのものである。制御用コンピュータ１１は、各
々入力されたＩＤ情報のマッチング判定や、発行データ
に対する消込み処理を行う。データベース１５には、逐
次発行された発行実績等の管理データが蓄積されてい
る。また、補助記憶装置１６は、発行データを上位シス
テムと受け渡すための装置であって、フロッピーディス
ク、磁気光学記憶装置（ＭＯ）、磁気テープ等を使用す
ることができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明のマッチング方法によれば、従
来、別個に発送または郵送されていた銀行通帳と銀行カ
ードにおいて、それぞれ別個のプロセスで発行された通
帳とカードを簡易で確実な方法で迅速にマッチングして
双方を同一の封筒で郵送することができる。従って、発
送費用の低減を図ることができる。また、本発明のマッ
チングシステムによれば、上記の方法を簡易なシステム
で実現することができる。
来、別個に発送または郵送されていた銀行通帳と銀行カ
ードにおいて、それぞれ別個のプロセスで発行された通
帳とカードを簡易で確実な方法で迅速にマッチングして
双方を同一の封筒で郵送することができる。従って、発
送費用の低減を図ることができる。また、本発明のマッ
チングシステムによれば、上記の方法を簡易なシステム
で実現することができる。
【図１】 通帳、カードを発行する概念図である。
【図２】 本発明の通帳とカードのマッチングシステム
を説明する図である。
を説明する図である。
【図３】 本発明の通帳とカードのマッチング方法を説
明する図である。
明する図である。
１ 顧客 ２ 申込票 ３ 通帳 ４ カード ５ カード台紙 ８ 顧客情報ファイル １０ マッチングシステム １１ 制御用コンピュータ １２ 通帳磁気ストライプリーダ装置 １３ カード磁気ストライプリーダ装置 １４ プリンタ出力装置 １５ データベース １６ 補助記憶装置
Claims (7)
- 【請求項１】 通帳と、同一口座について使用するカー
ドと、を複数組発行した際に当該通帳とカードのマッチ
ングを行う方法であって、 ．それぞれ別の集合群からなる複数組の通帳とカード
から任意の１の通帳またはカードを選択してその磁気ス
トライプに記録されているＩＤ情報を制御用コンピュー
タに入力する操作、 ．当該通帳またはカードに可視的に表示されているＩ
Ｄ情報を手掛かりに、対応するＩＤ情報を有するカード
または通帳を他の群から選択する操作、 ．他の群から選択したカードまたは通帳の磁気ストラ
イプに記録されているＩＤ情報を制御用コンピュータに
入力する操作、 ．制御用コンピュータに入力した通帳とカードのＩＤ
情報を出力して両者が一致していることを確認する操
作、 ．からの操作を通帳とカードの組の回数行って残
存する通帳とカードが無くなるまで行う操作、および ．最後に必要によりカードのＩＤ情報リストを出力し
て重複および欠落ＩＤ情報が無いことを確認する操作、
を有することを特徴とする通帳とカードのマッチング方
法。 - 【請求項２】 ＩＤ情報が口座番号あることを特徴とす
る請求項１記載の通帳とカードのマッチング方法。 - 【請求項３】 カードがＩＤ情報および顧客の送付宛て
先が表示された台紙とともに発行されることを特徴とす
る請求項１記載の通帳とカードのマッチング方法。 - 【請求項４】 通帳とカードをマッチングした後、当該
宛て先が窓空き封筒の窓から見えるように封入すること
を特徴とする請求項３記載の通帳とカードのマッチング
方法。 - 【請求項５】 通帳と、同一口座について使用するカー
ドと、を複数組発行した際に当該通帳とカードのマッチ
ングを行うシステムであって、通帳の磁気ストライプか
ら当該通帳のＩＤ情報を読取る通帳磁気ストライプリー
ダ装置と、カードの磁気ストライプから当該カードのＩ
Ｄ情報を読取るカード磁気ストライプリーダ装置と、各
々のＩＤ情報を入力するコンピュータ装置と、通帳とカ
ードのそれぞれのＩＤ情報リストを出力することができ
るプリンタ装置と、からなることを特徴とする通帳とカ
ードのマッチングシステム。 - 【請求項６】 請求項１記載の通帳とカードのマッチン
グ方法に使用することを目的とする通帳磁気ストライプ
リーダ装置と、カード磁気ストライプリーダ装置と、各
々のＩＤ情報を入力するコンピュータ装置と、通帳とカ
ードのそれぞれのＩＤ情報リストを出力することができ
るプリンタ装置と、からなることを特徴とする通帳とカ
ードのマッチングシステム。 - 【請求項７】 ＩＤ情報が口座番号であることを特徴と
する請求項５および請求項６記載の通帳とカードのマッ
チングシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3355999A JP2000231651A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 通帳とカードのマッチング方法とマッチングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3355999A JP2000231651A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 通帳とカードのマッチング方法とマッチングシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000231651A true JP2000231651A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12389919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3355999A Withdrawn JP2000231651A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 通帳とカードのマッチング方法とマッチングシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000231651A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011034524A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Hitachi Ltd | 取引支援方法 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP3355999A patent/JP2000231651A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011034524A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Hitachi Ltd | 取引支援方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
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